JPH05167710A - マルチメディア通信システム - Google Patents
マルチメディア通信システムInfo
- Publication number
- JPH05167710A JPH05167710A JP3327229A JP32722991A JPH05167710A JP H05167710 A JPH05167710 A JP H05167710A JP 3327229 A JP3327229 A JP 3327229A JP 32722991 A JP32722991 A JP 32722991A JP H05167710 A JPH05167710 A JP H05167710A
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- JP
- Japan
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- section
- communication
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- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 検出した音声レベルに応じて音声情報の転送
を制御することにより、画像転送速度を上げ、画像品質
を向上させたマルチメディア通信システムを提供する。 【構成】 ISDNユーザインタフェースに従ってDチ
ャネル上で呼設定手順を行いS1、設定されたBチャネ
ル上で勧告H.221に従ってフレーム同期化手順を行
うS2。勧告H.242に従いBASコードにより能力
交換手順を行いS3、音声情報の転送なしでモード切換
手順を行うS4。次に、画像の符号化を開始しS5、通
信終了まではS6、マイク2からの音声レベルをチェッ
クしS7、大きければ勧告H.242に従いBASコー
ドにより音声情報の転送ありでモード切換手順を行いS
8、音声の符号化を続行するS9。通信が終了するとS
10、ISDNユーザインタフェースに従ってDチャネ
ル上で呼解放手順を行うS11。
を制御することにより、画像転送速度を上げ、画像品質
を向上させたマルチメディア通信システムを提供する。 【構成】 ISDNユーザインタフェースに従ってDチ
ャネル上で呼設定手順を行いS1、設定されたBチャネ
ル上で勧告H.221に従ってフレーム同期化手順を行
うS2。勧告H.242に従いBASコードにより能力
交換手順を行いS3、音声情報の転送なしでモード切換
手順を行うS4。次に、画像の符号化を開始しS5、通
信終了まではS6、マイク2からの音声レベルをチェッ
クしS7、大きければ勧告H.242に従いBASコー
ドにより音声情報の転送ありでモード切換手順を行いS
8、音声の符号化を続行するS9。通信が終了するとS
10、ISDNユーザインタフェースに従ってDチャネ
ル上で呼解放手順を行うS11。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に通信回線を介して
遠隔地点間で画像(動画,静止画),音声,データ等の
複数のメディアを組み合わせて通信を行うマルチメディ
ア通信システムに関するものである。
遠隔地点間で画像(動画,静止画),音声,データ等の
複数のメディアを組み合わせて通信を行うマルチメディ
ア通信システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ISDN回線による通信サービス
実用化が開始され、この様なデジタル回線を用いたテレ
ビ電話・テレビ会議システム等のAV(Audio Visual)サ
ービスが注目されており、AVサービス用のサービス規
定,プロトコル規定,マルチメディア多重化フレーム構
造規定がCCITT勧告(又は勧告草案)H.320,
H.242,H.221等として発表されている。
実用化が開始され、この様なデジタル回線を用いたテレ
ビ電話・テレビ会議システム等のAV(Audio Visual)サ
ービスが注目されており、AVサービス用のサービス規
定,プロトコル規定,マルチメディア多重化フレーム構
造規定がCCITT勧告(又は勧告草案)H.320,
H.242,H.221等として発表されている。
【0003】H.221では、64Kbps〜1920
Kbpsチャネル上でのAVサービスにおけるフレーム
構造及び端末能力の交換,通信モードの指定等に使用さ
れるBAS(Bitrate Allocation Signal) の符号可割当
てが定義されている。また、H.242ではBASを用
いてAV端末間で能力交換及び通信モード切り換えのプ
ロトコルが定義され、H.320ではAVサービス全般
のシステムアスペクトが定義されている。
Kbpsチャネル上でのAVサービスにおけるフレーム
構造及び端末能力の交換,通信モードの指定等に使用さ
れるBAS(Bitrate Allocation Signal) の符号可割当
てが定義されている。また、H.242ではBASを用
いてAV端末間で能力交換及び通信モード切り換えのプ
ロトコルが定義され、H.320ではAVサービス全般
のシステムアスペクトが定義されている。
【0004】上記勧告(又は勧告草案)においては、初
期チャネル及び付加チャネルのエンド・ツー・エンドの
物理コネクションの設定及びインチャネルでの同期確率
後、インチャネルでBASを用いた端末能力の交換シー
ケンス,通信モードの指定によるモード切り換えシーケ
ンス等の手順により、端末間で画像,音声,データ等の
マルチメディア通信を行うための方法が規定されてい
る。但し、各端末において自己の端末能力を状況に応じ
て変化させたり、交換された能力の範囲内でどの通信モ
ードを用いるかは規定の範囲外である。
期チャネル及び付加チャネルのエンド・ツー・エンドの
物理コネクションの設定及びインチャネルでの同期確率
後、インチャネルでBASを用いた端末能力の交換シー
ケンス,通信モードの指定によるモード切り換えシーケ
ンス等の手順により、端末間で画像,音声,データ等の
マルチメディア通信を行うための方法が規定されてい
る。但し、各端末において自己の端末能力を状況に応じ
て変化させたり、交換された能力の範囲内でどの通信モ
ードを用いるかは規定の範囲外である。
【0005】マルチメディア通信における各メディアの
情報転送速度は、音声情報であればその使用の有無、音
声符号化方式を指定することにより決定され、データ情
報であればその使用の有無、使用する場合の転送速度を
指定することにより決定され、設定した通信路全体の情
報転送速度から、音声情報の転送速度とデータ情報の転
送速度を引いた残りが画像情報の転送速度になる。
情報転送速度は、音声情報であればその使用の有無、音
声符号化方式を指定することにより決定され、データ情
報であればその使用の有無、使用する場合の転送速度を
指定することにより決定され、設定した通信路全体の情
報転送速度から、音声情報の転送速度とデータ情報の転
送速度を引いた残りが画像情報の転送速度になる。
【0006】従って、BASで自己の通信モードを相手
に通知する際に指定する転送速度に関する情報は、音声
符号化方式とデータ転送速度であり、画像情報に関して
は、システム内で自動的に転送速度が設定される。
に通知する際に指定する転送速度に関する情報は、音声
符号化方式とデータ転送速度であり、画像情報に関して
は、システム内で自動的に転送速度が設定される。
【0007】また、画像情報転送開始時は、前画像の差
分を利用できないため、一般に画像情報量が多い。
分を利用できないため、一般に画像情報量が多い。
【0008】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記従来例では、画像情報転送開始時に画像情報量が多い
とき、或いは音声情報がないときでも、常に一定の音声
転送速度を持つために、画像転送速度が固定となり、画
像の品質を向上できないという問題があった。
記従来例では、画像情報転送開始時に画像情報量が多い
とき、或いは音声情報がないときでも、常に一定の音声
転送速度を持つために、画像転送速度が固定となり、画
像の品質を向上できないという問題があった。
【0009】本発明は、上記課題を解決するために成さ
れたもので、検出した音声レベルに応じて音声情報の転
送を制御することにより、画像転送速度を上げ、画像品
質を向上させたマルチメディア通信システムを提供する
ことを目的とする。
れたもので、検出した音声レベルに応じて音声情報の転
送を制御することにより、画像転送速度を上げ、画像品
質を向上させたマルチメディア通信システムを提供する
ことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】及び
【作用】上記目的を達成するために、本発明の構成は、
通信回線を介して複数のメディアを組み合わせて通信を
行うマルチメディア通信システムであって、マイクから
入力した音声レベルを検出する検出手段と、該検出手段
で検出した音声レベルに応じて音声情報の転送を制御す
る制御手段とを有することを特徴とする。
通信回線を介して複数のメディアを組み合わせて通信を
行うマルチメディア通信システムであって、マイクから
入力した音声レベルを検出する検出手段と、該検出手段
で検出した音声レベルに応じて音声情報の転送を制御す
る制御手段とを有することを特徴とする。
【0011】また好ましくは、前記制御手段は、検出さ
れた音声レベルが所定レベル以上であれば音声情報の転
送を開始するように制御することを特徴とする。
れた音声レベルが所定レベル以上であれば音声情報の転
送を開始するように制御することを特徴とする。
【0012】更に好ましくは、前記制御手段は、検出さ
れた音声レベルが所定レベル以下であれば音声情報の転
送を停止し、音声情報用のチャネルを画像情報用に割り
当てるように制御することを特徴とする。また、他の発
明の構成は、通信回線を介して複数のメディアを組み合
わせて通信を行うマルチメディア通信システムであっ
て、画像の通信開始を判別する判別手段と、該判別手段
の判別に応じて音声転送用チャネルを画像転送用に割り
当てることを特徴とする。
れた音声レベルが所定レベル以下であれば音声情報の転
送を停止し、音声情報用のチャネルを画像情報用に割り
当てるように制御することを特徴とする。また、他の発
明の構成は、通信回線を介して複数のメディアを組み合
わせて通信を行うマルチメディア通信システムであっ
て、画像の通信開始を判別する判別手段と、該判別手段
の判別に応じて音声転送用チャネルを画像転送用に割り
当てることを特徴とする。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明に係る好適
な一実施例を詳細に説明する。
な一実施例を詳細に説明する。
【0014】図1は、本実施例におけるマルチメディア
通信装置の構成を示すブロック図である。同図におい
て、1は本装置の音声入出力手段の一つであるハンドセ
ット、2は本装置の音声入力手段の一つであるマイク、
3は本装置の音声出力手段の一つであるスピーカ、4は
後述するシステム制御部14の指示により、音声入出力
手段としてハンドセット1,マイク2,及びスピーカ3
を切り換える切換処理、ハンドセット1がオンフック状
態又はオフフック状態の何れにあるかを検出するオン/
オフフック検出処理、音声入出力手段としてマイク2と
スピーカ3を使用したときにエコーを消去するためのエ
コーキャンセル処理、及びダイヤルトーン,呼出音,ビ
ジートーン,着信音等の各種トーンを生成するトーン生
成処理等を行う音声インタフェース部、5はシステム制
御部14の指示により、64KbpsPCM A-law 、64
Kbps PCM μ-law、64bps /56Kbps/48KbpsS
B−ADPCM、32Kbps ADPCM、16Kbps(例
えばAPC−AB)、8Kbps等の音声信号符号化・復号
化アルゴリズムに従って送信音声信号を符号化又は受信
音声信号を復号化する音声符号化・復号化部である。
通信装置の構成を示すブロック図である。同図におい
て、1は本装置の音声入出力手段の一つであるハンドセ
ット、2は本装置の音声入力手段の一つであるマイク、
3は本装置の音声出力手段の一つであるスピーカ、4は
後述するシステム制御部14の指示により、音声入出力
手段としてハンドセット1,マイク2,及びスピーカ3
を切り換える切換処理、ハンドセット1がオンフック状
態又はオフフック状態の何れにあるかを検出するオン/
オフフック検出処理、音声入出力手段としてマイク2と
スピーカ3を使用したときにエコーを消去するためのエ
コーキャンセル処理、及びダイヤルトーン,呼出音,ビ
ジートーン,着信音等の各種トーンを生成するトーン生
成処理等を行う音声インタフェース部、5はシステム制
御部14の指示により、64KbpsPCM A-law 、64
Kbps PCM μ-law、64bps /56Kbps/48KbpsS
B−ADPCM、32Kbps ADPCM、16Kbps(例
えばAPC−AB)、8Kbps等の音声信号符号化・復号
化アルゴリズムに従って送信音声信号を符号化又は受信
音声信号を復号化する音声符号化・復号化部である。
【0015】6は本装置の画像入力手段の一つであり、
自画像等を入力するためのカメラ、7は本装置の画像入
力手段の一つであり、絵,図面等を入力するための書画
カメラ、8はカメラ6又は書画カメラ7よりの入力画
像、相手からの受信画像、及び操作画面等を表示する表
示部、9はシステム制御部14の指示により、画像入力
手段の切り換え処理、入力画像,受信画像,操作画面の
表示切り換え処理、及びそれらを表示部8上で分割表示
するための画像信号合成処理等を行うビデオインタフェ
ース部、10はCCITT勧告草案H.261に従って
送信画像の符号化及び受信画像信号の復号化を行うビデ
オ符号化・復号化部である。
自画像等を入力するためのカメラ、7は本装置の画像入
力手段の一つであり、絵,図面等を入力するための書画
カメラ、8はカメラ6又は書画カメラ7よりの入力画
像、相手からの受信画像、及び操作画面等を表示する表
示部、9はシステム制御部14の指示により、画像入力
手段の切り換え処理、入力画像,受信画像,操作画面の
表示切り換え処理、及びそれらを表示部8上で分割表示
するための画像信号合成処理等を行うビデオインタフェ
ース部、10はCCITT勧告草案H.261に従って
送信画像の符号化及び受信画像信号の復号化を行うビデ
オ符号化・復号化部である。
【0016】11はデータ通信を行うためのデータ端
末、12はデータ端末11及びシステム制御部14から
の送信データを多重分離化部15へ通知すると共に受信
データをデータ端末11又はシステム制御部14へ通知
するデータインタフェース部、13は本装置の制御全般
を行うための制御情報入力に使用するキーボード,タッ
チパネル等の操作部、14はCPU,ROM,RAM,
補助記憶装置等を備え、各部の状態を監視して装置全体
の制御,状態に応じた操作/表示画面の作成及びアプリ
ケーションプログラムの実行等を行うシステム制御部で
ある。
末、12はデータ端末11及びシステム制御部14から
の送信データを多重分離化部15へ通知すると共に受信
データをデータ端末11又はシステム制御部14へ通知
するデータインタフェース部、13は本装置の制御全般
を行うための制御情報入力に使用するキーボード,タッ
チパネル等の操作部、14はCPU,ROM,RAM,
補助記憶装置等を備え、各部の状態を監視して装置全体
の制御,状態に応じた操作/表示画面の作成及びアプリ
ケーションプログラムの実行等を行うシステム制御部で
ある。
【0017】15はCCITT勧告H.221に従って
音声符号化・復号化部5からの音声信号と、ビデオ符号
化部10からの画像信号と、データインタフェース部9
からのデータと、システム制御部14からのBASを送
信フレーム単位に多重化すると共に、受信フレームを構
成単位の各メディアに分離し、各部に通知する多重/分
離化部、16はISDNユーザ網インタフェースに従っ
て回線を制御する回線インタフェース部、そして、17
はマイク2より入力した音声のレベルを検出する音声レ
ベル検出部である。
音声符号化・復号化部5からの音声信号と、ビデオ符号
化部10からの画像信号と、データインタフェース部9
からのデータと、システム制御部14からのBASを送
信フレーム単位に多重化すると共に、受信フレームを構
成単位の各メディアに分離し、各部に通知する多重/分
離化部、16はISDNユーザ網インタフェースに従っ
て回線を制御する回線インタフェース部、そして、17
はマイク2より入力した音声のレベルを検出する音声レ
ベル検出部である。
【0018】図2は、AV通信の手順を示す図である。
まず、通信を開始するためにISDNユーザインタフェ
ースに従ってDチャネル上で呼設定手順を行う(手順P
1)。次に、設定されたBチャネル上で勧告H.221
に従ってフレーム同期化手順を行う(手順P2)。フレ
ーム同期が確立すると、勧告H.242に従いBASコ
ードにより能力交換手順を行う(手順P3)。
まず、通信を開始するためにISDNユーザインタフェ
ースに従ってDチャネル上で呼設定手順を行う(手順P
1)。次に、設定されたBチャネル上で勧告H.221
に従ってフレーム同期化手順を行う(手順P2)。フレ
ーム同期が確立すると、勧告H.242に従いBASコ
ードにより能力交換手順を行う(手順P3)。
【0019】このように、H.242に従って交換され
た自能力及び相手能力の適合する範囲がその通信におけ
る通信可能能力となる。また、能力交換後、勧告H.2
42に従いBASコードによりモード切換手順を行う
(手順P4)ことにより、通信可能能力の範囲内で実際
に通信を行う通信モードが設定され、実際の通信が可能
となる。但し、モード切換手順を行わない場合には、通
信モードは64KbpsPCM音声のみとなる。また、
モード切換手順を繰り返し行う(手順P5,6)ことに
より、所望の通信モードを指定することができる。その
後、通信が終了すると、ISDNユーザインタフェース
に従ってDチャネル上で呼解放手順を行う(手順P
7)。
た自能力及び相手能力の適合する範囲がその通信におけ
る通信可能能力となる。また、能力交換後、勧告H.2
42に従いBASコードによりモード切換手順を行う
(手順P4)ことにより、通信可能能力の範囲内で実際
に通信を行う通信モードが設定され、実際の通信が可能
となる。但し、モード切換手順を行わない場合には、通
信モードは64KbpsPCM音声のみとなる。また、
モード切換手順を繰り返し行う(手順P5,6)ことに
より、所望の通信モードを指定することができる。その
後、通信が終了すると、ISDNユーザインタフェース
に従ってDチャネル上で呼解放手順を行う(手順P
7)。
【0020】次に、本実施例における処理手順を図3に
示すフローチャートに従って以下に説明する。
示すフローチャートに従って以下に説明する。
【0021】まず、ステップS1では、ISDNユーザ
インタフェースに従ってDチャネル上で呼設定手順を行
い、続くステップS2では、設定されたBチャネル上で
勧告H.221に従ってフレーム同期化手順を行う。次
に、ステップS3では、勧告H.242に従いBASコ
ードにより能力交換手順を行い、ステップS4では、勧
告H.242に従いBASコードにより音声情報の転送
なしでモード切換手順を行う。そして、ステップS5に
おいて画像の符号化を開始し、ステップS6で通信終了
をチェックする。その結果、終了であればステップS1
1へ処理を進め、終了でなければステップS7へ処理を
進める。
インタフェースに従ってDチャネル上で呼設定手順を行
い、続くステップS2では、設定されたBチャネル上で
勧告H.221に従ってフレーム同期化手順を行う。次
に、ステップS3では、勧告H.242に従いBASコ
ードにより能力交換手順を行い、ステップS4では、勧
告H.242に従いBASコードにより音声情報の転送
なしでモード切換手順を行う。そして、ステップS5に
おいて画像の符号化を開始し、ステップS6で通信終了
をチェックする。その結果、終了であればステップS1
1へ処理を進め、終了でなければステップS7へ処理を
進める。
【0022】このステップS7では、音声レベル検出部
17によって検出されたマイク2からの音声レベルをチ
ェックし、所定のレベルより小さければステップS6へ
処理を戻し、上述の処理を繰り返す。しかし、所定のレ
ベル以上であればステップS8へ処理を進め、勧告H.
242に従いBASコードにより音声情報の転送ありで
モード切換手順を行う。そして、ステップS9におい
て、音声の符号化を開始する。
17によって検出されたマイク2からの音声レベルをチ
ェックし、所定のレベルより小さければステップS6へ
処理を戻し、上述の処理を繰り返す。しかし、所定のレ
ベル以上であればステップS8へ処理を進め、勧告H.
242に従いBASコードにより音声情報の転送ありで
モード切換手順を行う。そして、ステップS9におい
て、音声の符号化を開始する。
【0023】その後、通信が終了すると、ステップS1
1でISDNユーザインタフェースに従ってDチャネル
上で呼解放手順を行い、処理を終了する。
1でISDNユーザインタフェースに従ってDチャネル
上で呼解放手順を行い、処理を終了する。
【0024】以上説明したように本実施例によれば、マ
イクから入力した音声レベルを検出し、画像転送開始
後、音声レベルが上がってから音声情報の転送を開始す
ることにより、画像情報転送開始時に画像転送速度を上
げ、画像品質を向上できる効果がある。またこのため
に、画像情報転送開始から所定時間を計時するタイマー
を設け、かかるタイマーによる計時中は音声レベルにか
かわらず、画像情報を転送するようにしてもよい。
イクから入力した音声レベルを検出し、画像転送開始
後、音声レベルが上がってから音声情報の転送を開始す
ることにより、画像情報転送開始時に画像転送速度を上
げ、画像品質を向上できる効果がある。またこのため
に、画像情報転送開始から所定時間を計時するタイマー
を設け、かかるタイマーによる計時中は音声レベルにか
かわらず、画像情報を転送するようにしてもよい。
【0025】
【他の実施例】次に、図面を用いて本発明に係る他の実
施例を詳細に説明する。
施例を詳細に説明する。
【0026】前述した実施例では、画像情報の転送開始
時に「音声なしモード」を設定し、音声レベルが所定の
レベル以上になると「音声ありモード」に切り換えるこ
とにより、画像転送速度を上げているが、この実施例で
は、音声レベルが低いときに音声情報の転送を停止する
ことにより、画像転送速度を上げるものである。
時に「音声なしモード」を設定し、音声レベルが所定の
レベル以上になると「音声ありモード」に切り換えるこ
とにより、画像転送速度を上げているが、この実施例で
は、音声レベルが低いときに音声情報の転送を停止する
ことにより、画像転送速度を上げるものである。
【0027】以下、他の実施例における処理手順を図4
に示すフローチャートに従って説明する。
に示すフローチャートに従って説明する。
【0028】まず、ステップS21では、ISDNユー
ザインタフェースに従ってDチャネル上で呼設定手順を
行い、続くステップS22では、設定されたBチャネル
上で勧告H.221に従ってフレーム同期化手順を行
う。次に、ステップS23では、勧告H.242に従い
BASコードにより能力交換手順を行い、ステップS2
4では、勧告H.242に従いBASコードにより音声
情報の転送ありでモード切換手順を行う。そして、ステ
ップS25において音声の符号化を開始し、ステップS
26で通信終了をチェックする。その結果、終了であれ
ばステップS32へ処理を進め、終了でなければステッ
プS27へ処理を進める。
ザインタフェースに従ってDチャネル上で呼設定手順を
行い、続くステップS22では、設定されたBチャネル
上で勧告H.221に従ってフレーム同期化手順を行
う。次に、ステップS23では、勧告H.242に従い
BASコードにより能力交換手順を行い、ステップS2
4では、勧告H.242に従いBASコードにより音声
情報の転送ありでモード切換手順を行う。そして、ステ
ップS25において音声の符号化を開始し、ステップS
26で通信終了をチェックする。その結果、終了であれ
ばステップS32へ処理を進め、終了でなければステッ
プS27へ処理を進める。
【0029】このステップS27では、音声レベル検出
部17によって検出されたマイク2からの音声レベルを
チェックし、所定のレベルより大きければステップS2
6へ処理を戻し、上述の処理を繰り返す。また、所定の
レベル以下であればステップS28へ処理を進め、勧告
H.242に従いBASコードにより音声情報の転送な
しでモード切換手順を行う。そして、ステップS29に
おいて、音声の符号化を停止し、次のステップ30で
は、通信終了をチェックする。その結果、終了であれば
ステップS32へ処理を進めるが、終了でなければステ
ップS31へ処理を進め、音声レベルをチェックする。
ここで、所定のレベル以下であれば上述のステップS3
0へ戻るが、所定のレベルより大きければステップS2
4へ処理を戻し、上述の処理を繰り返す。
部17によって検出されたマイク2からの音声レベルを
チェックし、所定のレベルより大きければステップS2
6へ処理を戻し、上述の処理を繰り返す。また、所定の
レベル以下であればステップS28へ処理を進め、勧告
H.242に従いBASコードにより音声情報の転送な
しでモード切換手順を行う。そして、ステップS29に
おいて、音声の符号化を停止し、次のステップ30で
は、通信終了をチェックする。その結果、終了であれば
ステップS32へ処理を進めるが、終了でなければステ
ップS31へ処理を進め、音声レベルをチェックする。
ここで、所定のレベル以下であれば上述のステップS3
0へ戻るが、所定のレベルより大きければステップS2
4へ処理を戻し、上述の処理を繰り返す。
【0030】その後、通信が終了すると、ステップS3
2でISDNユーザインタフェースに従ってDチャネル
上で呼解放手順を行い、処理を終了する。
2でISDNユーザインタフェースに従ってDチャネル
上で呼解放手順を行い、処理を終了する。
【0031】上述した実施例によれば、マイクから入力
した音声レベルを検出し、その音声レベルが低いときに
音声情報の転送を停止することにより、音声情報がない
ときに画像転送速度を上げ、画像品質を向上できる効果
がある。
した音声レベルを検出し、その音声レベルが低いときに
音声情報の転送を停止することにより、音声情報がない
ときに画像転送速度を上げ、画像品質を向上できる効果
がある。
【0032】説明した実施例では、ISDN基本インタ
フェースのみを対象にしていたが、一時群インタフェー
スにも適用可能である。
フェースのみを対象にしていたが、一時群インタフェー
スにも適用可能である。
【0033】また、実施例では、音声及び画像と同時
に、データ転送を行う場合については取り上げていない
が、同時にデータ転送を行う場合でも音声転送速度と画
像転送速度の関係は同様であり、本発明を適用すること
ができる。
に、データ転送を行う場合については取り上げていない
が、同時にデータ転送を行う場合でも音声転送速度と画
像転送速度の関係は同様であり、本発明を適用すること
ができる。
【0034】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用
しても良い。また、システム或いは装置にプログラムを
供給することによって達成される場合にも適用できるこ
とは言うまでもない。
システムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用
しても良い。また、システム或いは装置にプログラムを
供給することによって達成される場合にも適用できるこ
とは言うまでもない。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、検
出した音声レベルに応じて音声情報の転送を制御するこ
とにより、画像転送速度を上げ、画像品質を向上させる
ことが可能となる。
出した音声レベルに応じて音声情報の転送を制御するこ
とにより、画像転送速度を上げ、画像品質を向上させる
ことが可能となる。
【図1】本実施例におけるマルチメディア通信装置の構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図2】AV通信の手順を説明するための図である。
【図3】本実施例における処理手順を示すフローチャー
トである。
トである。
【図4】他の実施例における処理手順を示すフローチャ
ートである。
ートである。
1 ハンドセット 2 マイク 3 スピーカ 4 音声インタフェース部 5 音声符号化・復号化部 6 カメラ 7 書画カメラ 8 表示部 9 ビデオインタフェース部 10 ビデオ符号化・復号化部 11 操作部 12 データインタフェース部 13 操作部 14 システム制御部 15 多重分離化部 16 回線インタフェース部 17 音声レベル検出部
Claims (4)
- 【請求項1】 通信回線を介して複数のメディアを組み
合わせて通信を行うマルチメディア通信システムであっ
て、 マイクから入力した音声レベルを検出する検出手段と、 該検出手段で検出した音声レベルに応じて音声情報の転
送を制御する制御手段とを有することを特徴とするマル
チメディア通信システム。 - 【請求項2】 前記制御手段は、検出された音声レベル
が所定レベル以上であれば音声情報の転送を開始するよ
うに制御することを特徴とする請求項1記載のマルチメ
ディア通信システム。 - 【請求項3】 前記制御手段は、検出された音声レベル
が所定レベル以下であれば音声情報の転送を停止し、音
声情報用のチャネルを画像情報用に割り当てるように制
御することを特徴とする請求項1記載のマルチメディア
通信システム。 - 【請求項4】 通信回線を介して複数のメディアを組み
合わせて通信を行うマルチメディア通信システムであっ
て、 画像の通信開始を判別する判別手段と、 該判別手段の判別に応じて音声転送用チャネルを画像転
送用に割り当てることを特徴とするマルチメディア通信
システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32722991A JP3320086B2 (ja) | 1991-12-11 | 1991-12-11 | マルチメディア通信方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32722991A JP3320086B2 (ja) | 1991-12-11 | 1991-12-11 | マルチメディア通信方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05167710A true JPH05167710A (ja) | 1993-07-02 |
JP3320086B2 JP3320086B2 (ja) | 2002-09-03 |
Family
ID=18196764
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32722991A Expired - Fee Related JP3320086B2 (ja) | 1991-12-11 | 1991-12-11 | マルチメディア通信方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3320086B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07203080A (ja) * | 1993-12-03 | 1995-08-04 | Multi Tech Syst Inc | コンピュータに基づいた多機能パーソナル通信システムのためのデュアルポートインターフェース |
US5500672A (en) * | 1993-03-08 | 1996-03-19 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Multi-media communication apparatus for transmitting audio information, video information and character information simultaneously |
US7035296B2 (en) | 2000-03-28 | 2006-04-25 | Nec Corporation | Data transmission system using at cellular phones |
-
1991
- 1991-12-11 JP JP32722991A patent/JP3320086B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5500672A (en) * | 1993-03-08 | 1996-03-19 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Multi-media communication apparatus for transmitting audio information, video information and character information simultaneously |
JPH07203080A (ja) * | 1993-12-03 | 1995-08-04 | Multi Tech Syst Inc | コンピュータに基づいた多機能パーソナル通信システムのためのデュアルポートインターフェース |
US7035296B2 (en) | 2000-03-28 | 2006-04-25 | Nec Corporation | Data transmission system using at cellular phones |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3320086B2 (ja) | 2002-09-03 |
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