JP3010061B2 - マルチメディア通信方法及びマルチメディア通信装置 - Google Patents

マルチメディア通信方法及びマルチメディア通信装置

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JP3010061B2 JP2286730A JP28673090A JP3010061B2 JP 3010061 B2 JP3010061 B2 JP 3010061B2 JP 2286730 A JP2286730 A JP 2286730A JP 28673090 A JP28673090 A JP 28673090A JP 3010061 B2 JP3010061 B2 JP 3010061B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、通信回線を介して複数種類のメディアのデ
ータを通信するマルチメディア通信方法及びマルチメデ
ィア通信装置に関する。
(従来の技術) 近年ISDN回線による通信サービス実用化が開始され、
この様なデジタル回線を用いたテレビ電話・テレビ会議
システム等のAV(Audio Visual)サービスが注目されて
おり、AVサービス用のサービス規定、プロトコル規定、
マルチメディア多重化フレーム構造規定がCCITT勧告ま
たは勧告草案H.320、H.242、H.221等として発表されて
いる。H.221では、64kbps〜1920kbpsチャネル上でのAV
サービスにおけるフレーム構造及び端末能力の交換、通
信モードの指定等に使用されるBAS(ビットレート割当
信号、Bit−rate Allocation Signal)の符号化割当て
が定義されている。H.242ではBASを用いたAV端末間での
能力交換及び通信モード切替え等のプロトコルが定義さ
れ、H.320ではAVサービス全般のシステムアスペクトが
定義されている。
上記勧告または勧告草案においては、エンド・ツー・
エンドの物理コネクションの設定及びインチャネルでの
同期確立後、インチャネルでBASを用いた端末能力の交
換シーケンス、通信モードの指定によるモード切替えシ
ーケンス等の手順により端末間で画像、音声、データ等
のマルチメディア通信を行なうための方法が規定されて
いる。但し、各端末において自己の端末能力を状況に応
じて変化させたり、交換された能力の範囲内でどの通信
モードを用いるかは規定の範囲外である。
マルチメディア通信における各メディアの情報転送速
度は、音声情報は音声符号化方式を指定することにより
決定され、データ情報はその使用の有無、使用する場合
の転送速度を指定することにより決定され、設定した通
信路全体の情報転送速度から、音声情報の転送速度とデ
ータ情報の転送速度を引いた残りが画像情報の転送速度
になる。従って、BASで自己の通信モードを相手に通知
する際に指定する転送速度に関する情報は、音声符号化
方式とデータ転送速度であり、画像に関しては、システ
ム内で自動的に転送速度が設定される。
(発明が解決しようとする課題) しかし、従来のマルチメディア通信方法では、通信中
に通信回線を介したデータ転送レートを変更することに
ついては、なんら規定されていなかった。
このような状況にあって、例えば、データ転送レート
を50%に減少させた場合、単純に音声、画像、制御デー
タのデータ転送レートをそれぞれ50%にすると、特定の
メディアについては許容できないくらいの低いデータ転
送レートとなり、音声が聞き取れなくなってしまうなど
の障害が発生する恐れがある。反対に、データ転送レー
トを200%に増大させた場合、単純に音声、画像、制御
データのデータ転送レートをそれぞれ200%にすると、
制御データが余り必要でないときでも、過剰にデータ転
送レートを割り当ててしまい、通信回線を効率的に利用
できない恐れがある。
また、例えば、勧告H.320によればAV端末はPSTNにつ
ながる電話及びISDNにつながる電話との相互接続につい
て述べられているが、AV呼と電話呼の同時動作について
は規定されていない。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その
目的とするところは、ISDN基本インタフェースに接続さ
れるマルチメディア通信装置におけるテレビ電話と電話
の同時動作を実現するためのマルチメディア通信方法を
提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を解決するため、請求項1記載のマルチメデ
ィア通信方法は、通信回線を介して複数種類のメディア
の符号化されたデータを通信するマルチメディア通信方
法において、前記複数種類のメディアの符号化されたデ
ータを多重化する多重化工程と、前記多重化されたデー
タを相手に所定のデータ転送レートで転送する転送工程
と、前記所定のデータ転送レートを変更する変更工程
と、前記変更工程により前記データ転送レートを変更す
る際、前記複数種類のメディアに対して予め決められた
優先順位に基づき前記複数のメディアにデータ転送レー
トを設定する設定工程とを有することを特徴とする。
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載のマルチ
メディア通信方法において、前記通信回線は、ISDN回線
から成り、前記転送工程は、前記ISDN回線を介して前記
転送を行い、前記変更工程は、前記ISDN回線の2つのB
チャネルを用いた通信を行っている際に、前記ISDN回線
のDチャネルから着呼が有ったとき前記Bチャネルの1
つを解放する工程を含むことを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項3記載のマルチメ
ディア通信装置は、通信回線を介して複数種類のメディ
アの符号化されたデータを通信するマルチメディア通信
装置において、前記複数種類のメディアの符号化された
データを多重化する多重化手段と、前記多重化されたデ
ータを相手に所定のデータ転送レートで転送する転送手
段と、前記所定のデータ転送レートを変更する変更手段
と、前記変更手段により前記データ転送レートを変更す
る際、前記複数種類のメディアに対して予め決められた
優先順位に基づき前記複数のメディアにデータ転送レー
トを設定する設定手段とを有することを特徴とする。
(作用) 請求項1記載のマルチメディア通信方法は、複数種類
のメディアの符号化されたデータ多重化する多重化工程
と、多重化されたデータを相手に所定のデータ転送レー
トで転送する転送工程と、所定のデータ転送レートを変
更する変更工程と、変更工程によりデータ転送レートを
変更する際、複数種類のメディアに対して予め決められ
た優先順位に基づき前記複数のメディアにデータ転送レ
ートを設定する設定工程とを有する。これにより、デー
タ転送レートの変更時に、各メディアそれぞれに好適な
データ転送レートを割り当てることができる。
また、請求項2記載のマルチメディア通信方法は、請
求項1記載のマルチメディア通信方法において、通信回
線は、ISDN回線から成り、転送工程は、ISDN回線を介し
て転送を行い、変更工程は、ISDN回線の2つのBチャネ
ルを用いた通信を行っている際に、ISDN回線のDチャネ
ルから着呼が有ったときBチャネルの1つを解放する。
これにより、新たに通信相手に回線を開くことができ
る。
また、請求項3記載のマルチメディア通信装置は、複
数種類のメディアの符号化されたデータを多重化する多
重化手段と、多重化されたデータを相手に所定のデータ
転送レートで転送する転送手段と、所定のデータ転送レ
ートを変更する変更手段と、変更手段によりデータ転送
レートを変更する際、複数種類のメディアに対して予め
決められた優先順位に基づき前記複数のメディアにデー
タ転送レートを設定する設定手段とを有する。これによ
り、データ転送レートの変更時に、各メディアそれぞれ
に好適なデータ転送レートを割り当てることができる。
(実施例) 以下、図面に従って本発明の実施例を説明する。第1
図は、本発明の方法が適用されるマルチメディア通信装
置の構成例を示すブロック図である。
同図において、1は本装置の音声入出力手段の一つで
あるハンドセット、2は本装置の音声入力手段の一つで
あるマイク、3は本装置の音声出力手段の一つであるス
ピーカ、4は後述のシステム制御部14の指示により、音
声入出力手段としてハンドセット1、マイク2、スピー
カ3を切り換える切換え処理、ハンドセット1がオンフ
ック状態またはオフフック状態のいずれにあるかを検出
するオン/オフフック検出処理、音声入出力手段として
マイク2とスピーカ3を使用したときにエコーを消去す
るためのエコーキャンセル処理、ダイヤルトーン、呼出
音、ビジートーン、着信音等の生成処理等を行う音声イ
ンタフェース部、5はシステム制御部14の指示により、
64kbps PCM A−law、64kbps PCM μ−law、64bps/56kb
ps/48kbps SB−ADPCM、32kbps ADPCM、32kbps ADPC
M、16kbps(例えばAPC−AB)、8kbps等の音声信号符号
化、復号化アルゴリズムに従って、送信音声信号を符号
化、受信音声信号を復号化する音声符号化復号化部であ
る。
6は本装置の画像入力手段の一つであり自画像等を入
力するためのカメラ、7は本装置の画像入力手段の一つ
であり絵、図面等を入力するための書画カメラ、8はカ
メラ6または書画カメラ7よりの入力画像、相手からの
受信画像、操作図面等を表示する表示部、9はシステム
制御部14の指示により、画像入力手段の切換え処理、入
力画像と受信画像と操作画面の表示切換え処理及びそれ
らを表示部8上で分割表示するための画像信号合成処理
等を行うビデオインタフェース部、10はCCITT勧告草案
H.261に従って送信画像の符号化及び受信画像信号の復
号化を行うビデオ符号化復号化部である。
11はデータ通信を行うためのデータ端末、12はデータ
端末11及びシステテム制御部14からの送信データを後述
の多重分離化部17へ通知するとともに、受信データをデ
ータ端末11またはシステム制御部14へ通知するデータイ
ンタフェース部である。
13は本装置の制御全般を行うための制御情報入力に使
用するキーボード、タッチパネル等の操作部、14はCP
U、ROM、RAM、補助記憶装置等を備え、各部の状態を監
視し装置全体の制御、状態に応じた操作、表示画面の作
成及びアプリケーションプログラムの実行等を行うシス
テム制御部で、呼制御を行うDチャネル制御部15、イン
チャネル制御を行うインチャネル制御部16を含む。
17はCCITT勧告H.221に従って音声符号化復号化部5か
らの音声信号、ビデオ符号化復号化部10からの画像信
号、データインタフェース部12からのデータ、システム
制御部14からのBAS等複数種類のメディアの符号化され
たデータを送信フレーム単位に多重化するとともに、受
信フレームを構成単位の各メディアに分離し各部に通知
する多重分離部(多重化工程)、18はISDNユーザ・網イ
ンタフェースに従って回線を制御し、多重化されたデー
タを相手に所定のデータ転送レートで転送する回線イン
タフェース部である(転送工程)。
第2図は音声符号化復号化部5の構成を詳細に示すブ
ロック図である。5−1は多重分離化部17からの電話用
ポートP1、テレビ電話用音声ポートP2をPCM μ−law用
コーデック(64Kbit/s)5−2,PCM A−law用コーデッ
ク(64Kbit/s)5−3、APC−AB(16Kbit/s)コーデッ
ク5−4、SB−ADPCM(64、56、48Kbit/s)コーデック
5−5の各種音声コーデックに接続するための切換え部
である(変更工程)。
第3図はBASコマンドを用いて、相手端末と画像、音
声、データをそれぞれどの様な割合で通信を行うのか交
渉する手順の一例を示す。ここでは、2つのBチャネル
を用いて通信を行っているときに、端末Aが通信能力を
1Bに落とすときの例である。
端末Aと端末Bとの間で、転送レート2B、LSD(Low
Speed Data)4.8Kbit/s、音声48Kbit/s(SB−ADPC
M)、ビデオ有り(2Bの残りをビデオ転送に使う)の設
定で通信を行っているとする(矢印AR1)。端末Aが1B
を削除するためにモード切換えBASコマンドaに、転送
レート1B、LSD4.8Kbit/s、音声APC−AB(16Kbit/s)、
ビデオ有り(1Bの残りをビデオ転送に使う)を設定して
端末Bに送信する。これにより端末Aから端末Bへの送
信は、1Bの通信レートになる。
次に端末Bから端末Aへの送信レートを1Bにするた
め、端末Aは端末Bに対し、転送レートを1Bに設定した
能力交換BASコマンドbを送信する。このコマンドを受
けた端末Bは、端末Aの転送能力1Bと自端末の転送能力
2Bの最大公約1Bをモード切換えバスコマンドcに設定し
て、端末Aに送信する。
以上のコマンドのやり取りにより端末A−端末B間の
転送レートは送受ともに1Bになる。
次に、端末Aの動作を説明する。AV端末AとAV端末B
が転送レートモード2B、データモード4.8Kbit/s、オー
ディオ伝送モード48Kbit/s、ビデオ伝送モードビデオ有
り(2Bの残りをビデオ転送に使う)の設定(端末A)で
通信を行っていると仮定する。PSTN網につながる電話か
ら端末Aに着呼があると、端末Aは端末Bとの通信を転
送レートモード1B、データモード4.8Kbit/s、オーディ
オ伝送モード48Kbit/s、ビデオ伝送モードビデオなしの
送信モードにし、自端末の転送レート能力を1Bにし、端
末Bとの通信を1Bのみにして、解放した1Bで上記PSTN網
につながる電話の着呼を受け付ける。
第4図は電話着呼時のDチャネル制御部15の動作を説
明するためのフローチャートである。
まず、セットアップ(SET UP)を受信し、その内容が
電話であると判断する(ステップS1)。ステップS2で電
話通信中ならばステップS6で“着ユーザビジー”で着呼
を拒否する。電話通信中でなかったら、呼出音または表
示によりユーザに電話着呼を通知する(ステップS3)。
ステップS4でユーザが着呼を受け付けないならば、ス
テップS6で着呼を拒否する。ユーザが着呼を受け付ける
ならばインチャネル制御部16に電話着呼を通知する(ス
テップS5)。
第5図は電話着呼通知をDチャネル制御部15から受信
したときのインチャネル制御部16の動作である。
まず、ステップS10でDチャネル制御部15から電話着
呼通知を受ける。
ステップS11でテレビ電話が通信中かどうかを判断す
る。通信中でないならばステップS20で切換部5−1で
電話用ポートP1を音声コーデックμ−law5−2に接続
し、ステップS21で音声インタフェース部4をハンドセ
ットに切り換え、ステップS22で電話の着呼を受け付け
る。
ステップS11でテレビ電話が通信中ならばステップS12
へ進む。ステップS12では切換部5−1を制御し、電話
用ポートP1をμ−law用コーデック5−2に、テレビ電
話用ポートP2をA−law用コーデック5−3にそれぞれ
接続する。ステップS13では電話の音声をハンドセット
1、テレビ電話の音声をマイク2、スピーカ3にそれぞ
れ接続する。
ステップS14では音声インタフェース部4を制御し、
テレビ電話の音声に保留音を設定し、相手に対して保留
音を送信する。
以上で自端末の装置の設定が終わる。
ステップS15では自端末の送信モードを相手に通知す
るためにモード切換BASコマンドを送信する。コマンド
の内容は、転送レートモード1B、データモード4.8Kbit/
s、オーディオ伝送モード4.8Kbit/s、ビデオ伝送モード
ビデオなしである。
ステップS16で端末Bからの受信モードレートを1Bに
するために、転送レート能力を1Bに設定した能力切換BA
Sコマンドを端末Bに送信する。転送レート能力1Bの能
力切換BASコマンドを受信した端末Bは、転送レートモ
ード1Bのモード切換BASコマンドを端末Aに送信する。
ステップS17で転送レートモードを1Bに設定したモード
切換BASコマンドを受信する。ステップS18で2Bを使って
通信しているかを判断する。2Bで通信中ならばS19へ進
み、Dチャネル制御部15が通信に使われていないBチャ
ネルを切断・復旧する。ステップS22で空いているBチ
ャネルで着呼を受け付ける。
第6図、第7図は転送レートモードを優先順位に従い
2Bから1Bに落とすときの、インチャネル制御部16の動作
を説明するためのフローチャートである。
第6図ではデータ転送、音声の優先順位で送信伝送モ
ードを設定し、ビデオは送信しないときのフローチャー
トである。第7図ではデータ転送、音声、ビデオの優先
順位で送信伝送モードを設定するときのフローチャート
である。すなわち、第7図は残りの転送レートで画像を
送信する場合である。
第6図のステップS30でデータ送信中かどうかを判断
する。送信中ならばデータ送信で使用するデータ転送レ
ートを確保する(ステップS31)。音声が通信中でかつ
残りのレートが音声に割り当て可能ならば(ステップS3
2、S33)、残りのレートを音声に割り当てる(ステップ
S34)。なお、ステップS30でデータ送信中でない場合、
64kbit/s(1B)を音声に割り当てる(ステップS35)。
第7図のステップS40でデータが送信中かどうか判断
する。送信中ならばデータ転送で使用するレートを確保
する(ステップS41)。次に、音声が通信中かどうかス
テップS42で判断する。音声が通信中ならば音声の伝送
モード16Kbit/sを音声のレートとして確保する(ステッ
プS44)。
残りのレートが有るかどうかを判断し(ステップS4
5)、有るならばビデオに割り当てる(ステップS46)
(設定工程)。
次に他の実施例について説明する。
第1図で、マイク2、スピーカ3がなく、ハンドセッ
ト1だけの端末の場合、電話でハンドセット1を使用す
ると、テレビ電話の音声入出力手段がなくなってしまう
ので、テレビ電話の音声には保留音を送信してもよい。
また、テレビ電話の転送レートモード削減時、音声の
優先順位の割当てをなくしてもよい。
さらに、1BでAV端末Bと通信し、残りの1Bで電話と接
続されているとき、端末利用者が電話を利用していると
きは、AV端末の送信する画像は保留画像にしても良い。
さらに、テレビ電話で2B通信中に電話の着呼があった
ら、上記第1の実施例の場合は、転送レートモードを1B
に落とした後、空いたBチャネルを切断・復旧してから
電話に応答したが、空いたBチャネルをTTC標準JT−Q93
2ISDN付加サービスの保留手順を利用して保留状態に
し、電話に応答しても良い。
(発明の効果) 以上、詳細に説明したように、請求項1記載のマルチ
メディア通信方法によれば、複数種類のメディアの符号
化されたデータ多重化する多重化工程と、多重化された
データを相手に所定のデータ転送レートで転送する転送
工程と、所定のデータ転送レートを変更する変更工程
と、変更工程によりデータ転送レートを変更する際、複
数種類のメディアに対して予め決められた優先順位に基
づき前記複数のメディアにデータ転送レートを設定する
設定工程とを有するので、データ転送レートの変更時
に、各メディアそれぞれに好適なデータ転送レートを割
り当てることができ、特定のメディアが許容できないく
らいの低いデータ転送レートとなってしまうことを防止
する。更に、必要とするメディアには、優先的にデータ
転送レートの確保することができる。
また、請求項2記載のマルチメディア通信方法によれ
ば、通信回線は、ISDN回線から成り、転送工程は、ISDN
回線を介して転送を行い、変更工程は、ISDN回線の2つ
のBチャネルを用いた通信を行っている際に、ISDN回線
のDチャネルから着呼が有ったときBチャネルの1つを
解放するので、新たに通信相手に回線を開くことができ
る。
また、請求項3記載のマルチメディア通信装置によれ
ば、複数種類のメディアの符号化されたデータを多重化
する多重化手段と、多重化されたデータを相手に所定の
データ転送レートで転送する転送手段と、所定のデータ
転送レートを変更する変更手段と、変更手段によりデー
タ転送レートを変更する際、複数種類のメディアに対し
て予め決められた優先順位に基づき前記複数のメディア
にデータ転送レートを設定する設定手段とを有するの
で、データ転送レートの変更時に、各メディアそれぞれ
に好適なデータ転送レートを割り当てることができ、特
定のメディアが許容できないくらいの低いデータ転送レ
ートとなってしまうことを防止する。更に、必要とする
メディアには、優先的にデータ転送レートの確保するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を説明するためのマルチメディ
ア通信装置を示すブロック図、第2図は音声符号化復号
化部の構成を詳細に示すブロック図、第3図はBASコマ
ンドを用いて相手端末と交渉する手順を示す説明図、第
4図は電話着呼時Dチャネル制御部の動作を説明するた
めのフローチャート、第5図は電話着呼時のインチャネ
ル制御部の動作を説明するためのフローチャート、第6
図及び第7図は転送レート削減時の動作を説明するため
のフローチャートである。 1……ハンドセット、2……マイク、3……スピーカ、
4……音声インタフェース部、5……音声符号化復号化
部、6……カメラ、7……書画カメラ、8……表示部、
9……ビデオインタフェース部、10……ビデオ符号化復
号化部、11……データ端末部、12……データインタフェ
ース部、13……操作部、14……システム制御部、15……
Dチャネル制御部、16……インチャンネル制御部、17…
…多重分離化部、18……回線インタフェース部。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−4654(JP,A) 特開 平2−26170(JP,A) 特開 昭63−178634(JP,A) 特開 平3−52481(JP,A) 特開 平2−60363(JP,A) 特開 平2−246688(JP,A) 国際公開90/10993(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 11/00 - 11/10 H04N 7/14 H04L 29/08

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信回線を介して複数種類のメディアの符
    号化されたデータを通信するマルチメディア通信方法に
    おいて、前記複数種類のメディアの符号化されたデータ
    を多重化する多重化工程と、前記多重化されたデータを
    通信相手に所定のデータ転送レートで転送する転送工程
    と、前記所定のデータ転送レートを変更する変更工程
    と、前記変更工程により前記データ転送レートを変更す
    る際、前記複数種類のメディアに対して予め決められた
    優先順位に基づき前記複数のメディアにデータ転送レー
    トを設定する設定工程とを有することを特徴とするマル
    チメディア通信方法。
  2. 【請求項2】前記通信回線は、ISDN回線から成り、前記
    転送工程は、前記ISDN回線を介して前記転送を行い、前
    記変更工程は、前記ISDN回線の2つのBチャネルを用い
    た通信を行っている際に、前記ISDN回線のDチャネルか
    ら着呼が有ったとき前記Bチャネルの1つを解放する工
    程を含むことを特徴とする請求項1に記載のマルチメデ
    ィア通信方法。
  3. 【請求項3】通信回線を介して複数種類のメディアの符
    号化されたデータを通信するマルチメディア通信装置に
    おいて、前記複数種類のメディアの符号化されたデータ
    を多重化する多重化手段と、前記多重化されたデータを
    通信相手に所定のデータ転送レートで転送する転送手段
    と、前記所定のデータ転送レートを変更する変更手段
    と、前記変更手段により前記データ転送レートを変更す
    る際、前記複数種類のメディアに対して予め決められた
    優先順位に基づき前記複数のメディアにデータ転送レー
    トを設定する設定手段とを有することを特徴とするマル
    チメディア通信装置。
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