JPH06291860A - テレビ会議システム - Google Patents

テレビ会議システム

Info

Publication number
JPH06291860A
JPH06291860A JP5079276A JP7927693A JPH06291860A JP H06291860 A JPH06291860 A JP H06291860A JP 5079276 A JP5079276 A JP 5079276A JP 7927693 A JP7927693 A JP 7927693A JP H06291860 A JPH06291860 A JP H06291860A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
telephone
isdn
terminal
voice
message
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5079276A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Nagao
征司 長尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP5079276A priority Critical patent/JPH06291860A/ja
Publication of JPH06291860A publication Critical patent/JPH06291860A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、ISDN回線に接続し、音声、動画
像、ファクシミリおよび静止画のデータ通信を行うテレ
ビ会議システムに関し、ISDN回線に接続できる電話
やPSTN回線に接続できる電話と接続でき、電話機か
らの着信であるかAV端末からの着信であるかを判断し
音声メッセージによって電話機に通知するテレビ会議シ
ステムを提供することを目的としている。 【構成】ISDN回線を介して呼設定メッセージSET
UPを着信すると、S点I/F回路1−19を介してI
SDN電話に送出する。ISDN電話は、呼出メッセー
ジALERTを送出し、次に、本テレビ会議システムは
ISDN回線にALERTを送出し、着端末が呼び出し
を開始したことを通知する。ハンドセットを取り上げて
着信応答すると応答メッセージCONNをISDN回線
に送出し、呼を受け付けたことを通知する。またISD
Nは着端末に応答確認メッセージCONN−ACKを送
出して着端末の応答を確認し、発端末と着端末の間にデ
ータ転送のためのBチャネルが確立し通話動作が行なわ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビ会議システムに
関し、特に、本体にはハンドセット等の電話機能を持た
ないテレビ会議システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、テレビ会議システムについては、
例えばISDN回線に接続され、ハンドセット等の電話
機能を備え、音声メッセージを電話に通知する手段を備
えたテレビ会議システム等が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
テレビ会議システムにおいは、テレビ電話やテレビ会議
システムを購入し接続する場合には、従来あった電話装
置が不要になるといった問題点があった。また、テレビ
電話やテレビ会議システムに着信があった場合には、着
信側では通常の電話からの着信なのか、テレビ電話等の
AV端末からの着信なのか判断ができないといった問題
点があった。
【0004】そこで、本発明は従来の電話に接続でき、
電話機からの着信であるかAV端末からの着信であるか
を判断し音声メッセージによって電話機に通知するテレ
ビ会議システムを提供することを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記課題を解決するため、ISDN(Integrated Servi
ces Digital Network:サービス総合ディジタル網)回
線に接続し、音声、動画像、ファクシミリおよび静止画
のデータ通信を行うテレビ会議システムにおいて、IS
DN回線に接続できる電話と接続するSインターフェイ
スと、Sインターフェイスを介してISDN電話と接続
するためのプロトコルを制御する内線通信制御部と、を
備え、Sインターフェイスに接続した電話によってテレ
ビ会議の音声通信を行うことを特徴としている。
【0006】請求項2記載の発明は、上記課題を解決す
るため、ISDN回線に接続し、音声、動画像、ファク
シミリおよび静止画のデータ通信を行うテレビ会議シス
テムにおいて、PSTN回線に接続できる電話と接続す
るPSTNインターフェイスと、音声信号の符号化復号
化を処理する音声CODEC(Coder and Decoder:符
号器・復号器)部と、を備え、PSTNインターフェイ
スに接続した電話によってテレビ会議の音声通信を行う
ことを特徴としている。
【0007】請求項3記載の発明は、上記課題を解決す
るため、CCITT勧告H.221のフレーミングフォ
ーマットに基づいてマルチメディアの多重・分離を行う
H221 LSIと、Dチャネル上のHLC(High Lay
er Compatibility:高位レイヤ整合性)に基づいてAV
端末からの着信であるか電話機からの着信であるかを判
断する制御部と、を備え、電話機からの着信であるかA
V端末からの着信であるかの判断に基づいて前記インタ
ーフェイスに接続した電話機に音声メッセージを通知す
ることを特徴としている。
【0008】
【作用】請求項1記載の発明は、発端末からISDN回
線を介して呼設定メッセージSETUPを着信すると、
勧告H221のフレーミングフォーマットに基づいてB
チャネルを確立しメディアの多重・分離を行うLSIを
介して通信を制御する通信制御部に呼設定メッセージが
渡る。通信制御部は呼設定メッセージを内線通信制御部
に送出する。次に、内線通信制御部が送出したSETU
PをSインターフェイスを介してISDN電話に送出す
る。
【0009】従って、ISDN回線とISDN電話との
間に本テレビ会議システムが位置して通信のプロトコル
を制御するため、従来のISDN電話が不要になること
もなく、また、従来どおりに使用することが可能であ
る。請求項2記載の発明は、発端末からISDN回線を
介して呼設定メッセージSETUPが着信するとPST
Nインターフェイスによって極性反転および16Hzの
呼出信号がPSTN回線に送出される。これによりPS
TN電話側では、リンギングを鳴らし着信があったこと
を通知する。次に、ISDN回線に呼出メッセージAL
ERTを送出する。PSTN電話で受話器を取り上げる
等の着信メッセージがあればPSTNインターフェイス
によってオフフックの検出を行う。次に、応答メッセー
ジCONNをISDN回線に送出する。ISDNは着端
末に応答確認メッセージCONN−ACKを送出して本
テレビ会議システムの応答を確認する。PSTNインタ
ーフェイスによってPSTN回線の極性反転を行い音声
CODEC部を介して音声通信を行う。
【0010】従って、ISDN回線とPSTN電話との
間に本テレビ会議システムが位置して通信のプロトコル
を制御するため、従来のPSTN電話が不要になること
もなく、また、従来どおりに使用することが可能であ
る。請求項3記載の発明は、発端末からISDN回線を
介して着信があると、Dチャネル上の高位レイヤ整合性
HLCに基づいて発呼端末がAV端末かPSTN電話あ
るいはISDN電話かの判断を行う。相手がAV端末で
あると、接続している電話にリンギング等の着信表示を
行う。オフフックを検出すると、発呼側端末と接続する
前に、音源部のデータを電話に送出しユーザーに流す。
送出が完了するとBチャネルのデータと電話を接続し音
声通信を開始することで発呼側との音声通信を行う。
【0011】従って、着信時、電話からの着信か、テレ
ビ電話、会議システム等のAV機器からの着信なのかを
知ることができ、音声メッセージを従来の電話に通知す
ることができる。
【0012】
【実施例】まず、本発明のフレーム構成を説明する。最
近、テレビ電話あるいはテレビ会議システム等、リアル
タイムに音声や画像等の情報交換をISDN回線を介し
て行うコミュニケーション端末が開発・発売されてい
る。これらの端末は主に音声メディアと画像メディアの
組み合わせで構成されたマルチメディア通信である。音
声の通信はハンドセットを用いたものと複数の人間がマ
イクとスピーカーを用いたものとがある。前者は1対1
のコミュニケーションを行うテレビ電話などの端末、後
者は複数対複数のコミュニケーションを行うテレビ会議
などの端末に用いられている。マルチメディア端末は、
音声とデータと映像およびシステム制御などの各種の信
号に分割した後これを多重する必要があり、このための
規則はフレーム構成と呼ばれる。ビット方向に見ると各
8kbpsのサブチャネルを定義できる。また2フレー
ムを集めて1サブマルチフレームを構成する。各単位の
時間長はフレームが10msecであり、サブマルチフ
レームが20msecであり、マルチフレームが160
msecである。
【0013】CCITT勧告H.221に基づいて64
kbpsをAV端末に用いる場合のフレーム構成の詳細
を図1に示す。第8サブマルチフレームに配属されたフ
レーム同期信号FASによりフレームおよびサブマルチ
フレーム同期をとり、ビットレート割当信号BASの制
御により多重方法をサブマルチフレームとして20ms
ecごとに切り換えることができる。フレーム同期信号
FASには、フレーム化情報およびマルチフレーム化情
報の他に、制御信号や警報情報が盛り込まれている。さ
らには、エンドエンドの誤り特性を制御したり、フレー
ム同期の有効性を検査するための誤り検出情報も盛り込
まれる。ビットレート割当信号BASによって端末の能
力の交換を行い、能力交換の結果最大能力でコマンドを
送出し交換モードを決定する。また、この信号は制御と
通知信号のためにも使用できる。
【0014】次に、図2の装置によって構成されるファ
クシミリ装置が請求項1記載の発明に係るファクシミリ
装置である場合について説明する。まず構成を説明す
る。1−1はCPU部であり、1−2はROMとワーキ
ング領域としてのRAMを備えたメモリー部であり、C
PU部1−1はメモリー部1−2のROMに格納された
データに基づいて、システムの管理と制御を行う。1−
3はシステムに必要なタイマーを提供するタイマー部で
あり、1−4はCCITT勧告の通信プロトコルに基づ
いて通信相手端末とファクシミリや動画あるいは制御情
報の通信を制御する通信制御部であり、1−5はCCI
TT勧告H.221のフレーミングフォーマットに基づ
いてBチャネルを確立しメディアの多重・分離を行うH
221 LSIであり、1−7はISDN回線であり、
1−6はISDN回線に接続されH221 LSI1−
5と接続されるS/IFであり、1−9はユーザーイン
ターフェイスとして電話番号の入力やビデオ・オンフッ
クスイッチの操作、相手電話番号の表示等を提供する操
作・表示部であり、1−8は操作・表示部1−9のイン
ターフェイスを持つ入力制御部であり、1−10はCC
ITT勧告H.261に基づいて動画像の符号化復号化
を処理する画像コーディック部であり、1−12はカメ
ラ等の画像入力装置であり、1−13はテレビ等の画像
出力装置であり、1−11は映像コーディック部1−1
0と画像入力装置1−12および画像出力装置1−13
とをNTSC方式に基づいてインターフェイスを取る画
像入出力I/Fであり、1−15はハードディスクであ
り、1−16は静止画装置であり、1−17はその他の
テレマティック装置であり、1−14はハードディスク
1−15や静止画装置1−16、その他のテレマティッ
ク装置1−17とのインターフェイスをSCSIやシリ
アルやパラレル等のディジタルインターフェイスを取る
I/O部であり、1−20は疑似音声をメモリーに蓄積
する音源部であり、1−19は通常のISDN電話と接
続されるS点I/F回路であり、1−18は内線のS点
I/F回路1−19を介してISDN電話と接続するた
めのプロトコルを制御する内線通信制御部である。
【0015】以下、本テレビ会議システムが着端末であ
る場合について図3に基づいて説明する。AV端末が発
端末である場合には、発端末はまず転送モードとして回
線交換モードを設定するとともに、着端末をあて先に指
定した呼設定メッセージSETUPをISDN回線に送
出して着端末との呼設定を要求し、ISDNは、指定さ
れた着端末に呼設定メッセージSETUPを送出して発
呼する。また、ISDN回線は、呼設定状況を通知する
ための呼設定受付メッセージCALL−PROCを発端
末に送出する。
【0016】本テレビ会議システムは、ISDN回線を
介してS/IF1−6によって呼設定メッセージSET
UPを着信すると、H221LSI1−5を介して通信
を制御する通信制御部1−4に呼設定メッセージが渡
る。通信制御部1−4は呼設定メッセージを内線通信制
御部1−18に送出する。次に、S点I/F回路1−1
9が、Sインターフェイスを構成し、内線通信制御部1
−18が送出したSETUPをS点I/F回路1−19
を介してISDN電話に送出する。
【0017】ISDN電話が着信可能な状態になってい
るときには、本テレビ会議システムに呼出メッセージA
LERTを送出し、次に、本テレビ会議システムはIS
DN回線にALERTを送出する。ISDNは呼出メッ
セージALERTを発端末に送出して着端末の呼出を開
始したことを通知する。ユーザーがISDN電話のハン
ドセットを取り上げて着信応答すると応答メッセージC
ONNを本テレビ会議システムに向けて送出する。本テ
レビ会議システムは同様にISDN回線にCONNを送
出する。ISDN回線網は応答メッセージCONNを発
端末に送出して着端末が呼を受け付けたことを通知す
る。またISDNは着端末に応答確認メッセージCON
N−ACKを送出して着端末の応答を確認し、その時点
で、発端末と着端末の間にデータ転送のためのBチャネ
ルが確立し、発端末のユーザーと着端末のユーザーとの
間で、Bチャネルを用いた通話動作が行なわれる。
【0018】Bチャネル上では図1に示されるCCIT
T勧告H.221のフレーミングフォーマットに基づい
て第一チャネルの初期化を行う。初期化では、フレーム
同期信号FASにより同期が確立した後に、ビットレー
ト割当信号BASによってお互いの能力交換を行う。通
話が終了して発端末のユーザーが先にハンドセットを戻
してオンフックすると、発端末が切断メッセージDIS
CをISDN回線に送出してBチャネルの解放を要求
し、本テレビ会議システムもISDN電話に対して切断
メッセージDISCをISDN電話に送出する。ISD
N電話は解放メッセージRELをISDN回線に送出し
てBチャネルの復旧を通知する。これにより発端末はチ
ャネル切断完了を通知する解放完了メッセージREL
COMPを着端末に送出して、ISDNとの間のBチャ
ネルが解放される。次に、発端末と着端末との間に設定
されていたBチャネルが完全に解放される。
【0019】以下、本発明の作用効果を説明する。本テ
レビ会議システムは、ISDN回線を介してS/IF1
−6によって呼設定メッセージSETUPを着信する
と、H221LSI1−5を介して通信を制御する通信
制御部1−4に呼設定メッセージが渡る。通信制御部1
−4は呼設定メッセージを内線通信制御部1−18に送
出する。次に、内線通信制御部1−18が送出したSE
TUPをS点I/F回路1−19を介してISDN電話
に送出する。
【0020】従って、ISDN回線とISDN電話との
間に本テレビ会議システムが位置して通信のプロトコル
を制御するため、従来のISDN電話が不要になること
もなく、また、従来どおりに使用することが可能であ
る。次に、図4のシステムブロック図によって構成され
るファクシミリ装置が請求項2記載の発明に係るファク
シミリ装置である場合について説明する。
【0021】図4において、2−19は、通常のPST
N電話と接続される加入者I/F回路であり、2−18
は内線の加入者I/F回路と接続され音声の符号化復号
化を処理する音声CODEC部である。2−1、2−
2、2−3、2−4、2−5、2−6、2−7、2−
8、2−9、2−10、2−11、2−12、2−1
3、2−14、2−15、2−16、2−17、2−2
0は、図2のブロック図の機能と同一である。
【0022】以下、本テレビ会議システムが着端末であ
る場合について図5に基づいて説明する。本テレビ会議
システムとPSTN電話の間はPSTN回線によって接
続されている。AV端末が発端末である場合には、発端
末はまず転送モードとして回線交換モードを設定すると
ともに、着端末をあて先に指定した呼設定メッセージS
ETUPをISDN回線に送出して着端末との呼設定を
要求し、ISDNは、指定された着端末に呼設定メッセ
ージSETUPを送出して発呼する。また、ISDN回
線は、呼設定状況を通知するための呼設定受付メッセー
ジCALL−PROCを発端末に送出する。
【0023】本テレビ会議システムは、ISDN回線を
介してS/IF2−6によって呼設定メッセージSET
UPを着信すると、H221LSI2−5を介して通信
を制御する通信制御部2−4に呼設定メッセージが渡
る。通信制御部2−4は呼設定メッセージを音声COD
EC部2−18に送出する。次に、加入者I/F回路2
−19が、PSTNインターフェイスを構成し、音声C
ODEC部2−18が加入者I/F回路2−19を介し
てPSTN電話に音声信号を送出する。
【0024】発端末から呼設定メッセージSETUPが
着信すると加入者I/F回路2−19によって極性反転
および16Hzの呼出信号がPSTN回線に送出され
る。これによりPSTN電話側では、リンギングを鳴ら
し着信があったことを通知する。S/IF2−6は、I
SDN回線に呼出メッセージALERTを送出する。P
STN電話で受話器を取り上げる等の着信メッセージが
あれば加入者I/F回路2−19によってオフフックの
検出を行う。S/IF2−6は応答メッセージCONN
をISDN回線に送出する。ISDNは着端末に応答確
認メッセージCONN−ACKを送出して本テレビ会議
システムの応答を確認する。加入者I/F回路2−19
によってPSTN回線の極性反転を行い音声CODEC
部2−18を介して音声通信を行う。
【0025】H221 LSI1−5はAV端末との間
においてBチャネル上で初期化をおこなう。通話が終了
して発端末のユーザーが先にハンドセットを戻してオン
フックすると、発端末が切断メッセージDISCをIS
DN回線に送出してBチャネルの解放を要求し、加入者
I/F回路はPSTN電話に400HzのBusy音を
送出する。着端末は解放メッセージRELをISDN回
線に送出してBチャネルの復旧を通知する。これにより
発端末はチャネル切断完了を通知する解放完了メッセー
ジREL COMPを着端末に送出して、ISDN回線
との間のBチャネルが解放される。
【0026】以下、本発明の作用効果を説明する。発端
末から呼設定メッセージSETUPが着信すると加入者
I/F回路2−19によって極性反転および16Hzの
呼出信号がPSTN回線に送出される。これによりPS
TN電話側では、リンギングを鳴らし着信があったこと
を通知する。S/IF2−6は、ISDN回線に呼出メ
ッセージALERTを送出する。PSTN電話で受話器
を取り上げる等の着信メッセージがあれば加入者I/F
回路2−19によってオフフックの検出を行う。S/I
F2−6は応答メッセージCONNをISDN回線に送
出する。ISDNは着端末に応答確認メッセージCON
N−ACKを送出して本テレビ会議システムの応答を確
認する。加入者I/F回路2−19によってPSTN回
線の極性反転を行い音声CODEC部2−18を介して
音声通信を行う。
【0027】従って、ISDN回線とPSTN電話との
間に本テレビ会議システムが位置して通信のプロトコル
を制御するため、従来のPSTN電話が不要になること
もなく、また、従来どおりに使用することが可能であ
る。次に、上述の図1の装置によって構成されるファク
シミリ装置が請求項3記載の発明に係るファクシミリ装
置である場合について説明する。
【0028】以下、本テレビ会議システムが着端末であ
る場合について図6に基づいて説明する。ステップS1
では、本テレビ会議システムに着信があるか否かを判断
する。着信がある場合には、ステップS2で、Dチャネ
ル上の高位レイヤ整合性HLCに基づいてAV端末から
の着信か電話機からの着信かの判断を行う。
【0029】AV端末の場合には、ステップS3で、本
テレビ会議システムに接続されている電話に着信通知を
する。ステップS4では、電話がオフフックか否かを判
断する。電話がオフフックの場合には、ステップS5
で、音源部のデータを電話に送出する。ステップS6で
は、音源部のデータを電話に送出する動作が完了したか
否かを判断する。データの例としては「AV端末からの
着信がありました」等のメッセージである。ステップS
7では、本テレビ会議システムのH221 LSI上の
Bチャネルデータと電話を接続して音声通信を開始す
る。
【0030】一方、電話機の場合には、ステップS8
で、本テレビ会議システムに接続されている電話に着信
通知をする。ステップS9では、電話がオフフックか否
かを判断する。電話がオフフックの場合には、ステップ
S10で、本テレビ会議システムのH221 LSI上
のBチャネルデータと電話を接続して音声通信を開始す
る。
【0031】以下、本発明の作用効果を説明する。本テ
レビ会議システムに着信があると、Dチャネル上の高位
レイヤ整合性HLCに基づいて発呼端末がAV端末かP
STN電話あるいはISDN電話かの判断を行う。相手
がAV端末であると、接続している電話にリンギング等
の着信表示を行う。オフフックを検出すると、発呼側端
末と接続する前に、音源部のデータを電話に送出しユー
ザーに流す。送出が完了するとBチャネルのデータと電
話を接続し音声通信を開始することで発呼側との音声通
信を行う。
【0032】従って、着信時、電話からの着信か、テレ
ビ電話、会議システム等のAV機器からの着信なのかを
知ることができ、音声メッセージを従来の電話に通知す
ることができる。
【0033】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、発端末か
らISDN回線を介して呼設定メッセージSETUPを
着信すると、通信制御部は呼設定メッセージを内線通信
制御部に送出し、内線通信制御部が送出したSETUP
をSインターフェイスを介してISDN電話に送出する
ので、ISDN回線とISDN電話との間に本テレビ会
議システムが位置して通信のプロトコルを制御するた
め、従来のISDN電話が不要になることもなく、ま
た、従来どおりに使用することが可能である。
【0034】請求項2記載の発明によれば、発端末から
ISDN回線を介して呼設定メッセージSETUPが着
信すると、PSTNインターフェイスによって極性反転
および16Hzの呼出信号がPSTN回線に送出される
ので、PSTN電話側では、リンギングを鳴らし着信が
あったことを通知することができ、ISDN回線とPS
TN電話との間に本テレビ会議システムが位置して通信
のプロトコルを制御するため、従来のPSTN電話が不
要になることもなく、また、従来どおりに使用すること
が可能である。
【0035】請求項3記載の発明は、発端末からISD
N回線を介して着信があると、Dチャネル上の高位レイ
ヤ整合性HLCに基づいて発呼端末がAV端末かPST
N電話あるいはISDN電話かの判断を行い、相手がA
V端末であると、接続している電話にリンギング等の着
信表示を行う。また、オフフックを検出すると、発呼側
端末と接続する前に、音源部のデータを電話に送出しユ
ーザーに流し、送出が完了するとBチャネルのデータと
電話を接続し音声通信を開始することで発呼側との音声
通信を行う。このため、着信時、電話からの着信か、テ
レビ電話、会議システム等のAV機器からの着信なのか
を知ることができ、音声メッセージを従来の電話に通知
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるテレビ会議システムのフレーム
構成の詳細を示す図である。
【図2】本発明に係わるテレビ会議システムの一実施例
の構成を示すそのブロック図である。
【図3】そのプロトコルを示す図である。
【図4】本発明に係わるテレビ会議システムの一実施例
の構成を示すそのブロック図である。
【図5】そのプロトコルを示す図である。
【図6】そのフローチャートを示す図である。
【符号の説明】
1−1 CPU部 1−2 メモリー部 1−3 タイマー部 1−4 通信制御部 1−5 H221 LSI 1−6 S/IF 1−7 ISDN回線 1−8 入力制御部 1−9 操作・表示部 1−10 画像コーディック部 1−11 画像入出力I/F 1−12 画像入力装置 1−13 画像出力装置 1−14 I/O部 1−15 ハードディスク 1−16 静止画装置 1−17 テレマティック装置 1−18 内線通信制御部 1−19 S点I/F回路 1−20 音源部 2−18 音声CODEC部 2−19 加入者I/F回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ISDN(Integrated Services Digital
    Network:サービス総合ディジタル網)回線に接続し、
    音声、動画像、ファクシミリおよび静止画のデータ通信
    を行うテレビ会議システムにおいて、 ISDN回線に接続できる電話と接続するSインターフ
    ェイスと、 Sインターフェイスを介してISDN電話と接続するた
    めのプロトコルを制御する内線通信制御部と、を備え、 Sインターフェイスに接続した電話によってテレビ会議
    の音声通信を行うことを特徴とするテレビ会議システ
    ム。
  2. 【請求項2】ISDN回線に接続し、音声、動画像、フ
    ァクシミリおよび静止画のデータ通信を行うテレビ会議
    システムにおいて、 PSTN回線に接続できる電話と接続するPSTNイン
    ターフェイスと、 音声信号の符号化復号化を処理する音声CODEC(Co
    der and Decoder:符号器・復号器)部と、を備え、 PSTNインターフェイスに接続した電話によってテレ
    ビ会議の音声通信を行うことを特徴とするテレビ会議シ
    ステム。
  3. 【請求項3】CCITT勧告H.221のフレーミング
    フォーマットに基づいてマルチメディアの多重・分離を
    行うH221 LSIと、 Dチャネル上のHLC(High Layer Compatibility:高
    位レイヤ整合性)に基づいてAV端末からの着信である
    か電話機からの着信であるかを判断する制御部と、を備
    え、 電話機からの着信であるかAV端末からの着信であるか
    の判断に基づいて前記インターフェイスに接続した電話
    機に音声メッセージを通知することを特徴とする請求項
    1および請求項2記載のテレビ会議システム。
JP5079276A 1993-04-06 1993-04-06 テレビ会議システム Pending JPH06291860A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5079276A JPH06291860A (ja) 1993-04-06 1993-04-06 テレビ会議システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5079276A JPH06291860A (ja) 1993-04-06 1993-04-06 テレビ会議システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06291860A true JPH06291860A (ja) 1994-10-18

Family

ID=13685350

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5079276A Pending JPH06291860A (ja) 1993-04-06 1993-04-06 テレビ会議システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06291860A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0535890B1 (en) Multimedia communication apparatus
JP2856751B2 (ja) 通信方法及び通信装置
JPH0738863A (ja) 画像通信端末装置
JPH06291860A (ja) テレビ会議システム
JP3266369B2 (ja) テレビ会議システム
JP3320086B2 (ja) マルチメディア通信方法
JP3258474B2 (ja) 遠隔会議通信端末の制御方法
JPH1032652A (ja) マルチメディア通信システム
JP3653985B2 (ja) 通信端末および通信端末間の呼の転送方法
JP3065647B2 (ja) マルチメディア端末およびその受信映像表示方法
JPH0998397A (ja) テレビ電話装置およびテレビ電話通信方法
JPH07123172A (ja) 端末装置
JP3010061B2 (ja) マルチメディア通信方法及びマルチメディア通信装置
JPH07327092A (ja) マルチメディア通信装置
JP3061444B2 (ja) マルチメディア通信装置
JP3143482B2 (ja) 通信装置及び方法
JP2001016558A (ja) 通信システム及び方法並びに端末装置
JPH04124985A (ja) マルチメディア通信装置
JP3227238B2 (ja) 端末装置
JPH07203071A (ja) マルチメディア通信装置
JPH089067A (ja) 画像通信端末装置
JPH0965016A (ja) テレビ電話装置
JPH06351009A (ja) 映像通信装置
JPH09224099A (ja) 画像通信端末装置および画像通信システム
JPH1065819A (ja) 通信会議装置の会議開始通知方法