JPH07298240A - 多地点間テレビ会議システム - Google Patents

多地点間テレビ会議システム

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JPH07298240A
JPH07298240A JP6089886A JP8988694A JPH07298240A JP H07298240 A JPH07298240 A JP H07298240A JP 6089886 A JP6089886 A JP 6089886A JP 8988694 A JP8988694 A JP 8988694A JP H07298240 A JPH07298240 A JP H07298240A
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JP
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multipoint
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inter
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Masanori Kawashima
正徳 川島
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  • Details Of Television Systems (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 多地点間接続に失敗したテレビ会議端末に対
しても、多地点間接続に成功したテレビ会議端末間で送
受信される会議データを転送できるようにすることを目
的とする。 【構成】 複数のテレビ会議端末をデジタル回線に接続
して多地点間通信を行う際に、上記多地点間通信を行う
ための多地点間接続に失敗したテレビ会議端末に対し
て、制御チャネルを用いてデータを転送するように設定
するデータ転送手段と、上記多地点間接続に失敗した
テレビ会議端末に対して、上記多地点間テレビ会議にお
いて送受信される会議データを上記データ転送手段に
より送信する会議データ送信手段とを設け、多地点間
接続に失敗したテレビ会議端末に対しても上記多地点間
接続に成功したテレビ会議端末間で送受信される会議デ
ータを転送することができるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は多地点間テレビ会議シス
テムに係わり、例えば、ISDN(サービス総合デジタ
ル網)回線に接続されるシステムであって、特に、多地
点間接続に失敗した多地点間テレビ会議端末に対して、
多地点間テレビ会議中に送受信される会議データを送信
するようにした多地点間テレビ会議システムに用いて好
適なものである。
【0002】
【従来の技術】近年、画像圧縮符号化技術の発達と、I
SDNに代表される高速・高品質なデジタル回線の普及
とともに、AV(オーディオヴィジュアル)サービス用
の勧告がITU−T勧告H.320、H.242、H.
221等に規定され、それらの勧告に従う様々なテレビ
会議システムが開発されてきており、これらのテレビ会
議システムには3地点以上の多地点間でテレビ会議を行
うことができる多地点間テレビ会議システムがある。
【0003】これらの多地点間テレビ会議システムでテ
レビ会議に必要な情報を転送するために使用するISD
N基本インタフェースは、16kbpsの転送速度をも
つ制御チャネル(以下、Dチャネルという)と、各々6
4kbpsの転送速度をもつ2つの情報チャネル(以
下、Bチャネルという)とで構成される。
【0004】ISDN基本インタフェースでは、Dチャ
ネルでは主として発呼/切断等の回線制御用の制御情報
を転送する。それに対し、Bチャネルではユーザ情報を
転送するが、Dチャネル上でユーザ情報を転送するため
のサービスとして日本電信電話株式会社が提供するIN
Sネット64のようにDチャネルパケット交換や、ユー
ザ間情報通知(UUI)等のサービスを提供している網
もあり、これらのサービスを利用することにより2つの
Bチャネルが使用中である端末に対してでもDチャネル
上でユーザ情報を転送することが可能になる。
【0005】上記ISDN基本インタフェースを利用す
る場合の代表的な多地点間接続の形態を図3および図4
に示す。図3は、多地点間会議制御装置MCUを用い
て、多地点間テレビ会議に参加するテレビ会議端末をス
ター状に接続する多地点間接続形態の図である。
【0006】図3中、200はISDN基本インタフェ
ース、202〜205は多地点間テレビ会議に参加する
第1〜第4のテレビ会議端末、206は、上記多地点間
会議制御装置MCUと上記各テレビ会議端末をつなぐ1
つまたは2つのBチャネルパスである。
【0007】図3に示したような多地点間会議制御装置
MCUを用いた多地点間接続形態でISDN基本インタ
フェース200を利用した場合、多地点間テレビ会議に
参加する各テレビ会議端末において、少なくとも1つの
Bチャネルが利用できれば多地点間接続を行うことがで
きる。
【0008】図4は、多地点間会議制御装置MCUを用
いずに、多地点間テレビ会議に参加するテレビ会議端末
同士をリング状に接続する多地点間接続形態の図であ
る。図4中、300は、多地点間テレビ会議を制御する
ための疑似多地点間会議制御装置MCU機能を有するテ
レビ会議端末、301〜303は多地点間テレビ会議に
参加するテレビ会議端末、304は、上記各テレビ会議
端末間をつなぐ1つのBチャネルパスである。
【0009】図4に示したような多地点間会議制御装置
MCUを用いない多地点間接続形態でISDN基本イン
タフェース200を利用した場合、上記多地点間テレビ
会議に参加する各テレビ会議端末同士を順次接続してい
かなければならない。このため、多地点間接続が正常に
行えるためには上記各テレビ会議端末300〜303に
おいて2つのBチャネルが利用できる必要がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のテレビ会議システムでは多地点間テレビ会議の接続
時に、参加予定であったテレビ会議端末が他の通信端末
との通信中のBチャネルを利用中であった場合、上記テ
レビ会議端末において上記多地点間接続に必要なBチャ
ネル(多地点間会議制御装置MCUを用いない多地点間
接続の場合は2つのBチャネル、多地点間会議制御装置
MCUを用いた多地点間接続の場合は少なくとも1つの
Bチャネル)を確保することができない。
【0011】このため、この場合は多地点間接続を行え
なくなり、したがって、上記テレビ会議端末に対してテ
レビ会議中に送受信される会議データを送信することが
できないという問題があった。
【0012】また、上記問題により、多地点間接続に失
敗したテレビ会議端末が上記テレビ会議に途中から参加
する場合、他のテレビ会議端末と同じ会議環境を整える
ために必要な会議データを送信してもらわなければなら
ない。しかしながら、途中参加時に会議データの取得を
行うと余計な処理および時間が必要となり、テレビ会議
の進行が妨げられてしまうという問題があった。
【0013】本発明は上述の問題点にかんがみ、多地点
間接続に失敗したテレビ会議端末に対しても、多地点間
接続に成功したテレビ会議端末間で送受信される会議デ
ータを転送できるようにすることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の多地点間テレビ
会議システムは、複数のテレビ会議端末をデジタル回線
に接続して多地点間通信を行うようにした多地点間テレ
ビ会議システムにおいて、上記多地点間通信を行うため
の多地点間接続に失敗したテレビ会議端末に対して制御
チャネルを用いてデータを転送するように設定するデー
タ転送手段と、上記多地点間接続に失敗したテレビ会議
端末に対して、上記多地点間テレビ会議において送受信
される会議データを上記データ転送手段により送信する
会議データ送信手段とを具備している。
【0015】また、本発明の他の特徴とするところは、
上記データ転送手段および上記会議データ送信手段が、
上記多地点間通信を制御するテレビ会議端末によって起
動されるようになされている。
【0016】また、本発明のその他の特徴とするところ
は、上記データ転送手段および上記会議データ送信手段
が、上記多地点間通信を制御する多地点間会議制御装置
によって起動されるようになされている。
【0017】また、本発明のその他の特徴とするところ
は、上記データ転送手段は、Dチャネルパケット交換に
よりデータを転送するようになされている。
【0018】また、本発明のその他の特徴とするところ
は、多地点間接続に失敗したテレビ会議端末に対して送
信する会議データを選択的に送信する会議データ選択手
段を設けている。
【0019】
【作用】本発明は上記技術手段を有するので、多地点間
接続に失敗したテレビ会議端末に対して、制御チャネル
を利用して会議データを転送しておくことができるよう
になり、上記テレビ会議端末が会議に途中で参加した時
点で他のテレビ会議端末に同じ会議データを有する状態
にすることが可能になる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の多地点間テレビ会議システム
の一実施例を図面を参照して説明する。図1は、本発明
の多地点間テレビ会議システムに用いられる各多地点間
テレビ会議端末の機能構成の一例を示す構成図である。
図1に示したように、本実施例の多地点間テレビ会議端
末は、会議データ送信手段、会議データ選択手段、
データ転送手段、入出力インタフェース、RAM
3、操作部4、多地点間接続リスト13、接続失敗リス
ト14等によって構成されている。
【0021】上記会議データ送信手段は、複数のテレ
ビ会議端末をデジタル回線に接続して多地点間通信を行
う際に、上記多地点間接続に失敗したテレビ会議端末に
対して制御チャネルを用いてデータを転送するように設
定するために設けられているものである。
【0022】また、上記会議データ選択手段は、上記
多地点間接続に失敗したテレビ会議端末に対して、上記
多地点間テレビ会議において送受信される会議データを
上記データ転送手段により設定される通信パスを介して
送信するために設けられているものである。
【0023】上記データ転送手段は、上記多地点間接
続に失敗した多地点間テレビ会議端末に対して送信する
会議データを選択的に送信するために設けられているも
のである。
【0024】さらに、RAM3は各種データの格納領
域、およびCPU1の作業領域として使用するために設
けられているものである。また、多地点間接続リスト1
3は、RAM3に格納されているデータの1つであり、
多地点間テレビ会議に参加するテレビ会議端末に関する
情報が格納されているものである。また、接続失敗リス
ト14は、RAM3に格納されているデータの1つであ
り、多地点間テレビ会議の開催時に多地点間接続に失敗
したテレビ会議端末に関する情報が格納されているもの
である。
【0025】入出力インタフェースは、この多地点間
テレビ会議端末をディジタル回線や外部機器に接続する
ためのものであり、この入出力インタフェースを介し
てISDN基本インタフェースや、キーボード等の操作
部4が接続される。
【0026】次に、本実施例の多地点間テレビ会議シス
テムの具体的な構成および動作を説明する。図2は、本
発明の一実施例である多地点間テレビ会議端末の詳細な
構成を示すブロック図である。
【0027】図2において、1はCPUであり、ROM
2に格納されているプログラムを実行するためのもので
ある。ROM2は、本発明の転送形態識別手段、転送手
順判別手段、および、その他の多地点間テレビ会議端末
制御用のプログラムを格納しておくために設けられてい
るものである。
【0028】3は上述したRAMであり、上述したよう
に各種データの格納領域、およびCPU1の作業領域と
して使用するためのものである。4は操作部であり、本
実施例の多地点間テレビ会議システムの制御を行うため
の制御情報入力に使用する、キーボード、タブレット、
マウス等の入力装置を有している。
【0029】5は音声入出力手段であり、ハンドセッ
ト、マイク、スピーカ等を有し、音声信号のアナログ/
デジタル変換およびデジタル/アナログ変換処理を行う
ためのものである。6は音声符号化復号化部であり、I
TU−T勧告Gシリーズで規定されている音声の符号化
復号化アルゴリズムに従って、送信音声信号の符号化処
理、および、受信音声信号の復号化処理を行うために設
けられているものである。
【0030】7は画像入出力手段であり、CRTモニ
タ、人物カメラ、書画カメラ等を有しており、画像信号
のアナログ/デジタル変換およびデジタル/アナログ変
換処理を行うためのものである。
【0031】8は画像編集部であり、ウィンドウィン
グ、フィルタリング、文字データおよび/または図形デ
ータの合成等の処理を行うためのものである。9は画像
符号化復号化部、ITU−T勧告H.261で規定され
ている画像の符号化復号化アルゴリズムに従って、送信
画像の符号化処理、および、受信画像の復号化処理を行
うために設けられているものである。
【0032】10は多重化分離部であり、ITU−T勧
告H.221に従って、音声符号化復号化部6からの音
声信号、および画像符号化復号化部9からの画像信号、
並びにチャネルインタフェース12を介して入力される
各種データ信号を、現在の通信能力および通信モードに
従って送信フレーム単位に多重化する多重化処理した
り、受信フレームを構成単位の各メディアに分離し、音
声符号化復号化部6、画像符号化復号化部9、チャネル
インタフェース12に通知する分離処理を行うためのも
のである。
【0033】11は回線インタフェースであり、ISD
N回線に接続され、ISDNユーザ・網インタフェース
に従って回線の制御を行うためのものである。12は、
上述したチャネルインタフェースであり、パーソナルコ
ンピュータ等の外部装置を接続するためのものである。
また、13および14は上述した多地点間接続リストお
よび接続失敗端末リストである。
【0034】図6は、本発明の一実施例に係わる多地点
間テレビ会議システムにおいて、多地点間テレビ会議を
制御するテレビ会議端末、または多地点間会議制御装置
MCUにおける多地点間接続処理の一例を示すフローチ
ャートである。
【0035】先ず、最初のステップS500では、多地
点間テレビ会議に参加するテレビ会議端末に関する情報
が格納されている多地点間接続リスト13の内容を、R
AM3上の作業領域中の一時リスト(図示せず)に複写
する。
【0036】次に、ステップS501では、上記一時リ
ストから上記多地点間テレビ会議に参加するテレビ会議
端末の情報を取り出し、上記情報の取り出しが成功した
場合はステップS502に進む。また、上記情報の取り
出しが失敗した場合、すなわち一時リストが空になった
場合、本多地点間接続処理を終了する。
【0037】ステップS502では、上記ステップS5
01で取り出したテレビ会議端末の情報を基に、上記テ
レビ会議端末に対して多地点間接続手順を起動し、その
後、ステップS503に進む。ステップS503では、
上記ステップS502で起動したテレビ会議端末に対す
る多地点間接続手順が成功したかどうかを検査し、上記
多地点間接続手順が成功した場合はステップS501の
処理に戻り、上記多地点間接続手順が失敗した場合はS
504に進む。
【0038】ステップS504では、上記多地点間接続
手順が失敗したテレビ会議端末の情報を接続失敗端末リ
スト14に登録し、次に、ステップS505に進む。ス
テップS505では、上記多地点間接続手順が失敗した
テレビ会議端末に対して、Dチャネルパケット交換のパ
スを設定するための接続手順を起動する(データ転送手
段)。
【0039】次のステップS506では、上記ステップ
S505で起動したDチャネルパケット交換の接続手順
が成功したかどうか検査し、上記接続手順が成功した場
合はステップS507に進み、上記接続手順が失敗した
場合はステップS508に進む。
【0040】ステップS507では、上記Dチャネルパ
ケット交換の接続手順が成功したことを上記接続失敗端
末リスト14の上記テレビ会議端末に関する情報として
登録する。一方、ステップS508では、上記Dチャネ
ルパケット交換の接続手順が失敗したことを上記接続失
敗端末リスト14の上記テレビ会議端末に関する情報と
して登録する。
【0041】なお、上記多地点間テレビ会議を制御する
テレビ会議端末、または多地点間会議制御装置MCU
と、多地点間テレビ会議に参加するテレビ会議端末との
間での、映像、音声、会議データといった様々なメディ
アの転送は、ITU−T勧告H.221により規定され
ているH.221フレームにより行い、上記H.221
フレームはISDN基本インタフェース200のBチャ
ネル上を転送される。
【0042】図5に、ITU−T勧告H.221で規定
されているH.221フレームの構造を示す。図5中、
400は、H.221フレーム、401は送受信テレビ
会議端末間でH.221フレーム400のフレーム同期
を確立するためのFAS(フレーム同期信号)、402
はテレビ会議端末の通信能力や通信モードを交換するた
めのBAS(ビットレート割当信号)を示している。
【0043】403は、多地点間テレビ会議用の音声と
して、自局のテレビ会議端末の音声および/または他局
のテレビ会議端末の音声を転送するための24kbps
の音声スロット、404は多地点間テレビ会議用の図、
表、静止画、ポインチィング情報等の会議データを転送
するための8kbpsのデータスロット、405は多地
点間テレビ会議用の映像として、自局のテレビ会議端末
の映像および/または他局のテレビ会議端末の映像を転
送するための30.4kbpsの映像スロットである。
【0044】ここで、図5に示した上記音声スロット4
03、データスロット404、映像スロット405のス
ロット幅は一例であり、BAS402による通信モード
の交換を行うことにより、実際には転送する情報量にあ
わせて様々なスロット幅の組合を選択することが可能と
なっている。
【0045】また、上記H.221フレーム400の構
造は、サービス総合デジタル網ISDNの1つのBチャ
ネルを用いた場合の例であり、2つのBチャネルを利用
する場合は各Bチャネルを第1チャネルと付加チャネル
として利用し、両チャネル上で上記H.221フレーム
400を転送することで最大128kbpsでの情報転
送が可能となり、膨大なデータや高画質や画像を転送し
たい場合などに有効である。
【0046】このように、H.221フレーム400の
ような構造をとる場合、会議データの転送に使用するデ
ータスロット404の転送速度は8kbpsであり、上
記データスロット404で転送する会議データと同じ情
報を、上記図6のステップS504において設定したD
チャネルパケット交換のパス(論理速度は約16kbp
s)で転送しても十分に間に合うことが分かる。
【0047】図7は、本発明の一実施例に係わるテレビ
会議システムにおいて、多地点間テレビ会議を制御する
テレビ会議端末、または多地点間会議制御装置MCUに
おける会議データの転送処理の一例を示すフローチャー
トである。
【0048】最初のステップS600では、多地点間テ
レビ会議に正常に接続しているテレビ会議端末に対して
H.221フレームのデータスロットを用いて会議デー
タを転送する。
【0049】次に、ステップS601では、転送する会
議データの内容を識別し、図形、表、文書、静止画等の
蓄積/表示して利用する情報と、ポインティングや議長
権制御等の受信時のみに有効な情報を分離する。
【0050】次に、ステップS602では、ステップS
601における会議データの選択/分離の結果、蓄積/
表示して利用するデータがあるかどうかを会議データ選
択手段により調べる。そして、該当するデータがある場
合はステップS603に進み、ない場合は会議データ転
送処理を終了する。
【0051】次に、ステップS603では、図6の多地
点間接続処理で作成した接続失敗端末リスト14の内容
を、RAM3上の作業領域中の一時リストに複写する。
次に、ステップS604では、上記一時リストから上記
多地点間接続に失敗したテレビ会議端末の情報を取り出
し、上記情報の取り出しが成功した場合、すなわち一時
リストが空になった場合は、本会議データ転送処理を終
了する。
【0052】次に、ステップS605では、上記ステッ
プS605で取り出した情報を基に上記多地点間接続に
失敗したテレビ会議端末に対してDチャネルパケット交
換用の通信チャネルが設定されているかを調べ、設定さ
れている場合はステップS606に進み、設定されてい
ない場合はステップS604の処理に戻る。
【0053】ステップS606では、会議データ送信手
段により、上記多地点間接続に失敗したテレビ会議端末
に対して、上記Dチャネルパケット交換の通信チャネル
を用いて上記ステップS602で選択した会議データを
転送する。
【0054】なお、上記実施例では、ISDNの基本イ
ンタフェースを使用した場合の例について述べたが、本
発明はISDNの一次群インタフェースにも同様に適用
可能である。
【0055】また、会議データ転送用の通信チャネルと
してDチャネルパケット交換を利用した場合について述
べたが、同じくDチャネルを利用したユーザ間情報通知
や、上記テレビ会議端末がISDN回線以外の回線(例
えば、LANやアナログ電話回線)に接続されている場
合も、これらの回線を利用して会議データを転送するこ
とも可能である。
【0056】
【発明の効果】本発明は上述したように構成したので、
請求項1の発明に係わる多地点間テレビ会議システム
は、多地点間接続に失敗したテレビ会議端末に対しても
上記多地点間接続に成功したテレビ会議端末間で送受信
される会議データを転送することができる。これによ
り、上記多地点間接続に失敗したテレビ会議端末が途中
から上記多地点間テレビ会議に参加した時点で、他のテ
レビ会議端末と同じ会議データを有する状態で多地点間
テレビ会議を行うことが可能になる。したがって、途中
参加時に余計な処理および時間がかからないようにする
ことができ、テレビ会議の進行が妨げられないようする
ことができる。
【0057】請求項2の発明に係わる多地点間テレビ会
議システムは、上記データ転送手段および上記会議デー
タ送信手段が、上記多地点間通信を制御するテレビ会議
端末において起動されるようにしたので、多地点間会議
制御装置を用いない多地点間通信を行う場合に、上記テ
レビ会議を制御するテレビ会議端末において上記データ
転送手段を実行することができる。
【0058】請求項3の発明に係わる多地点間テレビ会
議システムは、上記データ転送手段および上記会議デー
タ送信手段が、上記多地点間通信を制御する多地点間会
議制御装置において起動されるようにしたので、多地点
間会議制御装置を用いた多地点間通信を行う場合に、上
記テレビ会議を制御する多地点間会議制御装置において
上記データ転送手段を実行することができる。
【0059】請求項4の発明に係わる多地点間テレビ会
議システムは、上記データ転送手段が、Dチャネルパケ
ット交換によりデータを転送するようにしたので、多地
点間接続に失敗したテレビ会議端末が複数存在した場合
であっても上記テレビ会議端末と同じ数のデータ転送用
のパスを設定することができる。
【0060】請求項5の発明に係わる多地点間テレビ会
議システムは、多地点間接続に失敗した多地点間テレビ
会議端末に対して送信する会議データを選択的に送信す
る会議データ選択手段を設けたので、ポインティングや
マーキング等の即時に使用しなければ無効になってしま
うような会議データを送信しないようにすることがで
き、回線のデータ転送効率を上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多地点間テレビ会議端末の一実施例を
示す機能構成図である。
【図2】本発明の一実施例に係わる多地点間テレビ会議
端末の詳細な構成を示すブロック図である。
【図3】多地点間接続の接続形態の一例を示す図であ
る。
【図4】多地点間接続の接続形態の一例を示す図であ
る。
【図5】ITU−T勧告H.221で規定されている
H.221フレームの構造を示す図である。
【図6】本発明の一実施例に係わるテレビ会議システム
において、多地点間接続処理の一例を示すフローチャー
トである。
【図7】本発明の一実施例に係わるテレビ会議システム
において、会議データ転送処理の一例を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】 会議データ送信手段 会議データ選択手段 データ転送手段 入出力インタフェース 1 CPU 2 ROM 3 RAM 4 操作部 5 音声入出力部 6 音声符号化復号化部 7 画像入出力部 8 画像編集部 9 画像符号化復号化部 10 多重化分離部 11 回線インタフェース 12 チャネルインタフェース

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のテレビ会議端末をデジタル回線に
    接続して多地点間通信を行うようにした多地点間テレビ
    会議システムにおいて、 上記多地点間通信を行うための多地点間接続に失敗した
    テレビ会議端末に対して制御チャネルを用いてデータを
    転送するように設定するデータ転送手段と、 上記多地点間接続に失敗したテレビ会議端末に対して、
    上記多地点間テレビ会議において送受信される会議デー
    タを上記データ転送手段により送信する会議データ送信
    手段とを具備することを特徴とする多地点間テレビ会議
    システム。
  2. 【請求項2】 上記データ転送手段および上記会議デー
    タ送信手段が、上記多地点間通信を制御するテレビ会議
    端末によって起動されることを特徴とする請求項1記載
    の多地点間テレビ会議システム。
  3. 【請求項3】 上記データ転送手段および上記会議デー
    タ送信手段が、上記多地点間通信を制御する多地点間会
    議制御装置によって起動されることを特徴とする請求項
    1記載の多地点間テレビ会議システム。
  4. 【請求項4】 上記データ転送手段が、Dチャネルパケ
    ット交換によりデータを転送することを特徴とする請求
    項1記載の多地点間テレビ会議システム。
  5. 【請求項5】 多地点間接続に失敗したテレビ会議端末
    に対して送信する会議データを選択的に送信する会議デ
    ータ選択手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の
    多地点間テレビ会議システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2001069854A1 (fr) * 2000-03-16 2001-09-20 Sony Corporation Dispositif de commande de communication et procede associe, dispositif de communication, systeme de communication et procede associe, et mise en oeuvre de media
CN112738450A (zh) * 2021-01-19 2021-04-30 北京融讯科创技术有限公司 会议召开方法、装置、设备及计算机可读存储介质

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