JPH07325681A - 印刷装置並びに印刷システムおよび印刷システムのデータ通信制御方法 - Google Patents

印刷装置並びに印刷システムおよび印刷システムのデータ通信制御方法

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JPH07325681A
JPH07325681A JP6118972A JP11897294A JPH07325681A JP H07325681 A JPH07325681 A JP H07325681A JP 6118972 A JP6118972 A JP 6118972A JP 11897294 A JP11897294 A JP 11897294A JP H07325681 A JPH07325681 A JP H07325681A
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JP
Japan
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transmission
transmitting
reception
receiving means
destination
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JP6118972A
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English (en)
Inventor
Nakakatsu Kurotsu
中克 黒津
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 他の送受信手段に接続された印刷装置からの
出力を受信する機能をサポートしていないホストコンピ
ュータでも印刷装置の動作状況を知ることができる。 【構成】 NVRAM211により記憶された送受信手
段先に基づいて送受信バッファ制御部204が使用中の
送受信手段を指定されたいずれかの送受信手段に切り換
える構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ネットワークやホスト
コンピュータに接続され、動作状況や設定値をステータ
ス応答で応答送信手段を通じてホストコンピュータに返
信可能な印刷装置並びに印刷システムおよび印刷システ
ムのデータ通信制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、紙無しやトナー切れのようなプリ
ンタの状態情報や、プリンタの動作設定値等の印刷環境
情報を、ホストコンピュータに応答することのできる印
刷装置では、複数の送受信手段(インタフェースポート
を含む)を持ち、有効な送受信手段を自動判別すること
で、データを受信した送受信手段に応答結果を送信して
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、印刷装置か
らのエラーや動作状態をホストコンピュータ側で知ろう
とした時には、複数の送受信手段に接続される全てのホ
ストコンピュータで印刷装置からの出力を受信する機能
をサポートする必要が生じ、プリンタ装置のコストを引
き上げてしまう等の問題点があった。
【0004】本発明は、上記の問題点を解消するために
なされたもので、本発明に係る第1〜第11の発明目的
は、印刷装置が送信するべきいずれかの送信先を明示的
に指定し、該指定された送信先に応答を出力するように
送信先を切り換え制御することにより、他の送受信手段
に接続された印刷装置からの出力を受信する機能をサポ
ートしていないホストコンピュータでも印刷装置の動作
状況を知ることができる印刷装置並びに印刷システムお
よび印刷システムのデータ通信制御方法を提供すること
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、印刷装置本体に複数のホストコンピュータと通信す
るための送受信手段を複数有する印刷装置において、指
定情報に基づいていずれかの送受信手段によりデータ送
信を行う際に使用する送受信手段先を記憶する記憶手段
と、この記憶手段により記憶された送受信手段先に基づ
いて使用中の送受信手段を指定されたいずれかの送受信
手段に切り換える制御手段とを設けたものである。
【0006】本発明に係る第2の発明は、記憶手段は、
指定された送受信手段先を不揮発性記憶媒体に記憶する
ように構成したものである。
【0007】本発明に係る第3の発明は、印刷装置本体
の印刷状態を監視する監視手段と、この監視手段による
監視結果からエラー発生有無を判定する判定手段と、こ
の判定手段がエラー発生と判定した場合に、制御手段
は、記憶手段により記憶された送受信手段先に基づいて
使用中の送受信手段を指定されたいずれかの送受信手段
に切り換えるように構成したものである。
【0008】本発明に係る第4の発明は、ホストコンピ
ュータから受信したコマンドを解析する解析手段と、こ
の解析手段による解析結果から解析エラー発生有無を判
定する判定手段と、この判定手段が解析エラー発生と判
定した場合に、制御手段は、記憶手段により記憶された
送受信手段先に基づいて使用中の送受信手段を指定され
たいずれかの送受信手段に切り換えるように構成したも
のである。
【0009】本発明に係る第5の発明は、いずれかの送
受信手段によりデータ送信を行う際に使用する送受信手
段先をエラー種別毎に独立して指定するように構成した
ものである。
【0010】本発明に係る第6の発明は、複数のホスト
コンピュータと、印刷装置本体に各ホストコンピュータ
と通信するための送受信手段を複数有する印刷装置とか
ら構成される印刷システムにおいて、いずれかの送受信
手段によりデータ送信を行う際に使用する送受信手段先
を指定する指定手段をホストコンピュータ側に設け、こ
の指定手段により指定された送受信手段先を記憶する記
憶手段と、この記憶手段により記憶された送受信手段先
に基づいて使用中の送受信手段を指定されたいずれかの
送受信手段に切り換える制御手段とを印刷装置側に設け
たものである。
【0011】本発明に係る第7の発明は、記憶手段は、
指定手段により指定された送受信手段先を不揮発性記憶
媒体に記憶するように構成したものである。
【0012】本発明に係る第8の発明は、印刷装置本体
の印刷状態を監視する監視手段と、この監視手段による
監視結果からエラー発生有無を判定する判定手段と、こ
の判定手段がエラー発生と判定した場合に、制御手段
は、記憶手段により記憶された送受信手段先に基づいて
使用中の送受信手段を指定されたいずれかの送受信手段
に切り換えるように構成したものである。
【0013】本発明に係る第9の発明は、ホストコンピ
ュータから受信したコマンドを解析する解析手段と、こ
の解析手段による解析結果から解析エラー発生有無を判
定する判定手段と、この判定手段が解析エラー発生と判
定した場合に、制御手段は、記憶手段により記憶された
送受信手段先に基づいて使用中の送受信手段を指定され
たいずれかの送受信手段に切り換えるように構成したも
のである。
【0014】本発明に係る第10の発明は、指定手段
は、いずれかの送受信手段によりエラーデータ送信を行
う際に使用する送受信手段先をエラー種別毎に独立して
指定するように構成したものである。
【0015】本発明に係る第11の発明は、複数のホス
トコンピュータと通信するための送受信手段を複数有す
る印刷装置のデータ通信制御方法において、いずれかの
送受信手段によりデータ送信を行う際に使用する送受信
手段先を指定する指定工程と、この指定工程により指定
された送受信手段先を不揮発性メモリに登録する登録工
程と、この登録工程により前記不揮発性メモリに登録さ
れた送受信手段先に基づいて使用中の送受信手段を指定
されたいずれかの送受信手段に切り換える切換え工程と
を有するものである。
【0016】
【作用】第1の発明においては、記憶手段により記憶さ
れた送受信手段先に基づいて制御手段が使用中の送受信
手段を指定されたいずれかの送受信手段に切り換えて、
本体からデータ受信処理をサポートするいずれかの送受
信手段を介して印刷装置本体からデータをホストコンピ
ュータに通知する。
【0017】第2の発明においては、記憶手段は、指定
された送受信手段先を不揮発性記憶媒体に記憶して、電
源が入切されても、指定された送受信手段先を介してホ
ストコンピュータに印刷装置本体側のデータを送信す
る。
【0018】第3の発明においては、監視手段による監
視結果からエラー発生有無を判定する判定手段がエラー
発生と判定した場合に、制御手段は、記憶手段により記
憶された送受信手段先に基づいて使用中の送受信手段を
指定されたいずれかの送受信手段に切り換えて、エラー
発生時に、印刷装置本体からデータ受信処理をサポート
するいずれかの送受信手段を介して本体からエラーデー
タをホストコンピュータに通知する。
【0019】第4の発明においては、解析手段による解
析結果から解析エラー発生有無を判定する判定手段が解
析エラー発生と判定した場合に、制御手段は、記憶手段
により記憶された送受信手段先に基づいて使用中の送受
信手段を指定されたいずれかの送受信手段に切り換え
て、印刷装置本体からデータ受信処理をサポートするい
ずれかの送受信手段を介して本体からコマンド解析エラ
ーデータをホストコンピュータに通知する。
【0020】第5の発明においては、いずれかの送受信
手段によりデータ送信を行う際に使用する送受信手段先
をエラー種別毎に独立して指定して、印刷装置本体から
データ受信処理をサポートするいずれかの送受信手段を
介して本体からエラーデータをそれぞれ対応する特定の
ホストコンピュータに通知する。
【0021】第6の発明においては、記憶手段により記
憶された送受信手段先に基づいて制御手段が使用中の送
受信手段をホストコンピュータ側の指定手段により指定
されたいずれかの送受信手段に切り換えて、印刷装置本
体からデータ受信処理をサポートするいずれかの送受信
手段を介して本体からデータをホストコンピュータに通
知する。
【0022】第7の発明においては、記憶手段は、ホス
トコンピュータ側の指定手段により指定された送受信手
段先を不揮発性記憶媒体に記憶して、電源が入切されて
も、指定された送受信手段先を介してホストコンピュー
タに本体側のデータを送信する。
【0023】第8の発明においては、監視手段による監
視結果からエラー発生有無を判定する判定手段がエラー
発生と判定した場合に、制御手段は、記憶手段により記
憶された送受信手段先に基づいて使用中の送受信手段を
ホストコンピュータ側の指定手段により指定されたいず
れかの送受信手段に切り換え、エラー発生時に、印刷装
置本体からデータ受信処理をサポートするいずれかの送
受信手段を介して印刷装置本体からエラーデータをホス
トコンピュータに通知する。
【0024】第9の発明においては、ホストコンピュー
タから受信したコマンドを解析する解析手段による解析
結果から判定手段が解析エラー発生有無を判定し、解析
エラー発生と判定した場合に、制御手段は、記憶手段に
より記憶された送受信手段先に基づいて使用中の送受信
手段をホストコンピュータ側の指定手段により指定され
たいずれかの送受信手段に切り換えて、コマンド解析エ
ラー発生時に、印刷装置本体からデータ受信処理をサポ
ートするいずれかの送受信手段を介して印刷装置本体か
ら解析エラーデータをホストコンピュータに通知する。
【0025】第10の発明においては、ホストコンピュ
ータ側の指定手段は、いずれかの送受信手段によりエラ
ーデータ送信を行う際に使用する送受信手段先をエラー
種別毎に独立して指定し、印刷装置本体からデータ受信
処理をサポートするいずれかの送受信手段を介して印刷
装置本体からエラーデータをそれぞれ対応する特定のホ
ストコンピュータに通知することができる。
【0026】第11の発明においては、いずれかの送受
信手段によりデータ送信を行う際に使用する送受信手段
先を指定し、該指定された送受信手段先を不揮発性メモ
リに登録し、不揮発性メモリに登録された送受信手段先
に基づいて使用中の送受信手段を指定されたいずれかの
送受信手段に切り換え、印刷装置本体からデータ受信処
理をサポートするホストコンピュータに対応するいずれ
かの送受信手段を介して本体からデータをホストコンピ
ュータに通知する。
【0027】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の好適な実
施例を詳細に説明する。
【0028】本実施例では印刷システムとしてレーザビ
ームプリンタ(以下LBPと略す)を例にとり説明す
る。
【0029】本実施例の構成を説明する前に、本実施例
を適用するLBPの構成を図1を参照して説明する。
【0030】図1は本発明の一実施例を示す印刷システ
ムの構成を説明する概略断面図であり、エンジン部がL
BPの場合に相当し、該LBPは不図示のデータ源から
文字パターンの登録や定型書式等の登録が行える。
【0031】図において、100はLBP本体であり、
外部に接続されているホストコンピュータから供給され
る文字情報(文字コード),フォーム情報あるいはマク
ロ命令等を入力して記憶するとともに、それらの情報に
したがって対応する文字パターンやフォームパターンな
どを作成し、記録媒体である記録用紙に像を形成する。
【0032】300は操作のためのスイッチおよびLE
D表示器等が配されている操作パネル、101はLBP
100全体の制御およびホストコンピュータから供給さ
れる文字情報を解析するプリンタ制御ユニットである。
このプリンタ制御ユニット101は主に文字情報を対応
する文字パターンのビデオ信号に応じて半導体レーザ1
03から発射されるレーザ光104をオン,オフ切替す
る。
【0033】レーザ光104は回転多面境105で左右
方向に振られて静電ドラム106上を走査する。これに
より、静電ドラム106上には文字パターンの静電潜像
が形成される。この潜像は静電ドラム106周囲の現像
ユニット107により現像された後、記録紙に転写され
る。この記録紙にはカセットシートを持ちい、カセット
シート記録紙はLBP100に装着した用紙カセット1
08に収納され、給紙ローラ109および搬送ローラ1
10と111とにより装置内に取り込まれて、静電ドラ
ム106に供給される。
【0034】図2は、図1に示した印刷システムの制御
系の構成を説明する概略ブロック図である。
【0035】このLBPの制御系は、画像情報の発生源
であるホストコンピュータ201Aより送られてきた文
字コードや、LBPの動作モードを設定するための制御
コマンド,外字フォントあるいはフォーム情報またはマ
クロ登録情報などからなる情報211を入力し、ページ
単位で文書情報等を印刷するように制御している。
【0036】202A,202Bはホストコンピュータ
201Bからの情報を受信したり、ホストコンピュータ
にLBPからの情報を送信するための送受信手段であ
る。本実施例のLBPにおいては送受信手段として1つ
のシリアルポート(例えばRS232Cポート)と、1
つのパラレルポート(例えばセントロニクスポート)を
持つ。
【0037】203は送受信バッファで、前記送受信手
段202を介して入力された各種情報や、LBPからの
出力情報を一時記憶する。204は送受信制御部で、割
り込み発生時に割り込みをかけてきた入力手段の優先度
を判定し、送受信バッファを切り替える制御する。ま
た、送受信制御部204において、LBPからの出力情
報を出力する際にの送信手段として使用する送受信手段
を送受信手段202A,202Bのいずれかからを指定
先に基づいて決定する。
【0038】205はLBPの制御系全体を制御するた
めのCPUで、ROM206に記憶されたCPU205
の制御プログラムにより装置全体の制御を行っている。
【0039】207はDRAM等で構成されるフレーム
バッファで、文字パターンに展開されたパターン情報
を、印刷イメージに対応して少なくとも1ページ分記憶
する。208は出力インタフェース部で、フレームバッ
ファ207よりのパターン情報に対応したビデオ信号を
発生し、印字機構部209との間でインタフェース制御
を実行している。印字機構部209は出力インタフェー
ス部208よりのビデオ信号を受信し、このビデオ信号
に基づいた画像情報を印刷する。
【0040】210は文字パターン発生器で、文字コー
ドに対応するパターン情報(アウトラインフォント,ス
トロークフォント,ドットフォントのいずれかまたはそ
の組合せ)を記憶しているROMと、その読み出し制御
回路などを含み、文字コードを入力するとそのコードに
対応する文字パターンのアドレスを算出するコードコン
バート機能も有している。
【0041】212はRAMであり、LBPの動作環境
設定(インタフェース,転送速度,用紙サイズ,用紙の
オフセット等)などの一時的な保存のために使用され
る。211はNVRAM(Non Volatile RAM)であり、
電源断後も保存の必要がある各種設定情報(インタフェ
ース,転送速度,用紙サイズ,用紙のオフセット等を含
む)を保存するために使用されている。なお、フレーム
バッファ207は、メモリボード,メモリカード等でそ
の容量を拡張することができるように構成されている。
また、図示しない拡張スロットを介してフォントカード
またはエミュレーションカードが接続可能に構成されて
いる。
【0042】さらに、本実施例における印刷装置または
印刷システムは、ホストコンピュータ201A,201
Bから所定のコマンドを送信することにより、印刷装置
の動作モードを変更することが可能である。受信データ
は1行毎に処理され(各行は復帰改行コードで終了す
る)、各行の先頭1byteが1b(hex)であった
場合にはコマンド行、それ以外の場合はデータ行と判断
される。
【0043】以下、本実施例と第6〜第10の発明の各
手段との対応及びその作用について説明する。
【0044】第6の発明は、複数のホストコンピュータ
201A,201Bと、印刷装置本体に各ホストコンピ
ュータと通信するための送受信手段202A,202B
を複数有する印刷装置とから構成される印刷システムに
おいて、いずれかの送受信手段によりデータ送信を行う
際に使用する送受信手段先を指定する指定手段をホスト
コンピュータ側に設け、この指定手段により指定された
送受信手段先を記憶する記憶手段(NVRAM211)
と、この記憶手段により記憶された送受信手段先に基づ
いて使用中の送受信手段を指定されたいずれかの送受信
手段に切り換える制御手段(送受信バッファ制御部20
4)とを印刷装置側に設け記憶手段により記憶された送
受信手段先に基づいて制御手段が使用中の送受信手段を
ホストコンピュータ側の指定手段(図示しないキーボー
ド)により指定されたいずれかの送受信手段に切り換え
て、本体からデータ受信処理をサポートするいずれかの
送受信手段を介して本体からデータをホストコンピュー
タに通知する。
【0045】第7の発明においては、記憶手段は、ホス
トコンピュータ側の指定手段により指定された送受信手
段先を不揮発性記憶媒体に記憶して、電源が入切されて
も、指定された送受信手段先を介してホストコンピュー
タに本体側のデータを送信する。
【0046】第8の発明においては、監視手段(図示し
ない各種センサで後述する印刷情報を監視し、その結果
をCPU205に送出している)による監視結果からエ
ラー発生有無を判定する判定手段(CPU205)がエ
ラー発生と判定した場合に、制御手段(送受信バッファ
制御部204)は、記憶手段により記憶された送受信手
段先に基づいて使用中の送受信手段をホストコンピュー
タ側の指定手段により指定されたいずれかの送受信手段
に切り換え、エラー発生時に、印刷装置本体からデータ
受信処理をサポートするいずれかの送受信手段を介して
本体からエラーデータをホストコンピュータに通知す
る。
【0047】第9の発明においては、ホストコンピュー
タ201A,201Bから受信したコマンドを解析する
解析手段(CPU205)による解析結果から判定手段
(CPU205)が解析エラー発生有無を判定し、解析
エラー発生と判定した場合に、制御手段は、記憶手段に
より記憶された送受信手段先に基づいて使用中の送受信
手段をホストコンピュータ側の指定手段により指定され
たいずれかの送受信手段に切り換えて、コマンド解析エ
ラー発生時に、印刷装置本体からデータ受信処理をサポ
ートするいずれかの送受信手段を介して印刷装置本体か
ら解析エラーデータをホストコンピュータに通知する。
【0048】第10の発明においては、ホストコンピュ
ータ側の指定手段は、いずれかの送受信手段によりエラ
ーデータ送信を行う際に使用する送受信手段先をエラー
種別毎に独立して指定し、印刷装置本体からデータ受信
処理をサポートするいずれかの送受信手段を介して印刷
装置本体からエラーデータをそれぞれ対応する特定のホ
ストコンピュータに通知することができる。
【0049】本発明の実施例のLBPにおいては、ホス
トコンピュータから以下の状態制御コマンドを指定する
ことが可能である。例えば状態制御コマンドとして送信
手段指定コマンド,デバイスエラー通知コマンド,解析
エラー通知コマンド,動作環境設定コマンド,環境設定
値応答コマンド等が指定可能である。
【0050】以下、図3〜図6に示すフローチャートを
参照しながら印刷装置または印刷システムに係るデータ
通信制御動作について説明する。
【0051】図3は本発明に係る印刷システムまたは印
刷装置におけるメイン処理手順の一例を示すフローチャ
ートである。なお、(1)〜(8)は各ステップを示
す。
【0052】まず、本実施例のLBPは電源投入後、デ
ータの受信待ち状態となる。データ受信待ち状態では、
複数の送受信手段202A,202Bのデータ受信状態
を確認し、ホストコンピュータ201A,201Bから
のデータが送受信手段202Aまたは送受信手段202
Bより受信されると、送受信信号を切り替え、「受信」
を有効にする。この時、ステップ(1)の受信手段切り
替え処理では、データを受信した送受信手段202A,
202Bの識別子をRAM212に保存する。
【0053】該受信されたデータは、ステップ(2)で
データ入力処理され、ステップ(3)の解析処理におい
て、印字データか、動作モードに変更するためのコマン
ドであるかをCPU205によって識別される。
【0054】ステップ(4)において、CPU205が
コマンドであると判定されたデータは、ステップ(5)
において、後述するコマンド解析処理ルーチンを実行
し、ステップ(8)に進む。
【0055】一方、ステップ(4)において、CPU2
05により印字データであると判定されたデータは、ス
テップ(6)の展開処理ルーチンにおいてイメージバッ
ファ207上の1頁分のイメージデータに展開され、ス
テップ(7)の出力処理ルーチンによって記録用紙に転
写された後に出力される。
【0056】次いで、ステップ(8)においてデータの
入力が終了かどうかを判定し、データ入力が続くと判定
された時には、ステップ(2)に戻り、受信データの処
理が終了するまで同様の処理を繰り返し行う。
【0057】また、ステップ(8)において、CPU2
05が全ての受信データの処理が終了したと判定された
場合には、ステップ(1)に戻り、データ受信待ち状態
となる。以下、本実施例と第11の発明の各工程との対
応及びその作用について図4,図5を参照しながら説明
する。
【0058】第11の発明は、複数のホストコンピュー
タと通信するための送受信手段を複数有する印刷装置の
データ通信制御方法において、いずれかの送受信手段に
よりデータ送信を行う際に使用する送受信手段先を指定
する指定工程(図4のステップ(1)を含む前処理)
と、この指定工程により指定された送受信手段先を不揮
発性メモリに登録する登録工程(図2のステップ
(2))と、この登録工程により前記不揮発性メモリに
登録された送受信手段先に基づいて使用中の送受信手段
を指定されたいずれかの送受信手段に切り換える切換え
工程(図5のステップ(3)〜(7))とを実行して、
本体からデータ受信処理をサポートするホストコンピュ
ータに対応するいずれかの送受信手段を介して本体から
データをホストコンピュータに通知する。
【0059】図4は本発明に係る印刷システムのデータ
通信制御方法の一実施例を示すフローチャートであり、
図3に示したコマンド処理ルーチンの詳細手順に対応
し、(1)〜(14)は各ステップを示す。
【0060】まず、コマンド処理においては、ステップ
(1)において、指定されたコマンドが「送信手段指
定」コマンドか否かがCPU205により判定され、Y
ESの場合にはステップ(2)において、コマンドのパ
ラメータとして指定された送信手段のIDを設定値とし
てNVRAM211に保存し、コマンド処理を終了す
る。
【0061】なお、この設定値は、後述のエラー出力処
理において参照される。また、この設定値(送受信手段
を指定するID)はNVRAM211に保存されるた
め、電源を切り再度電源を投入した後も有効である。
【0062】なお、NVRAM211上のデバイスエラ
ー通知フラグは工場出荷時にデフォルトに初期化されて
いる。デフォルト状態においてはエラー通知は、データ
を受信した送受信手段先に送信されるようになっている
ものとする。
【0063】一方、ステップ(1)の判定において、N
Oの場合にはステップ(3)において、指定されたコマ
ンドが「デバイスエラー通知」コマンドか否かがCPU
205により判定される。YESの場合にはステップ
(4)において、コマンドのパラメータとして指定され
た設定値が「ON」か「OFF」か否かが判定される。
【0064】該判定により設定値が「ON」の場合に
は、ステップ(5)において、RAM212上に割り当
てられたデバイスエラー通知フラグに「1」を設定す
る。
【0065】一方、ステップ(4)の判定でNOの場合
には、ステップ(6)において、RAM212上に割り
当てられたデバイスエラー通知フラグを「0」に設定す
る。
【0066】なお、RAM212上のデバイスエラー通
知フラグはシステムの起動時に「0」に初期化されてい
る。
【0067】一方、ステップ(3)の判定において、N
Oと判定された場合には、ステップ(7)において、指
定されたコマンドが「解析エラー通知」コマンドか否か
がCPU205により判定され、YESの場合にはステ
ップ(8)において、コマンドのパラメータとして指定
された設定値が「ON」状態か、それとも「OFF」状
態かが判定され、設定値が「ON」状態の場合にはステ
ップ(9)において、RAM212上に割り当てられた
解析エラー通知フラグに「1」を設定する。
【0068】一方、ステップ(8)の判定がNOの場合
には、ステップ(10)において、RAM212上に割
り当てられた解析エラー通知フラグを「0」に設定す
る。
【0069】なお、RAM212上の解析エラー通知フ
ラグはシステムの起動時に「0」に初期化されている。
【0070】一方、ステップ(7)の判定においてNO
の場合には、ステップ(11)において指定されたコマ
ンドが「動作環境設定」コマンドか否かがCPU205
により判定され、YESの場合にはステップ(12)に
おいて、動作環境設定処理が行われる。
【0071】一方、ステップ(11)の判定において、
NOの場合にはステップ(13)において、指定された
コマンドが「環境設定値応答」コマンドか否かがCPU
205により判定され、YESの場合にはステップ(1
4)において、環境設定値応答処理が行われる。該環境
設定値応答処理においては、ステップ(2)において、
保存された送受信手段を通じてホストコンピュータに現
在設定されている動作環境設定値を応答することが可能
である。
【0072】以上のように、本発明のLBPにおいては
ホストコンピュータからの制御コマンド情報をLBPに
送ることにより、送信手段の指定を行うことができる。
【0073】図5は本発明に係る印刷システムのデータ
通信制御方法の一実施例を示すフローチャートであり、
デバイスエラー処理手順に対応し、(1)〜(7)は各
ステップを示す。
【0074】該デバイスエラー処理は、図3におけるス
テップ(1)からステップ(8)における各処理におい
て、プリンタのオープン,紙詰まり,紙無し等の印刷す
るにあたり支障のある状態になった際に随時呼び出され
て実行される。なお、(1)〜(7)は各ステップを示
す。
【0075】まず、ステップ(1)において、エラーの
発生を示すメッセージをパネル300に表示する。続い
て、ステップ(2)において、RAM212上に設定さ
れているデバイスエラー通知フラグが「ON」であれ
ば、ステップ(3)以下の処理を行う。
【0076】ステップ(3)においては、NVRAM2
11上に設定されている送信手段IDが「0」かどうか
を判断し、YESの場合はステップ(4)において、デ
フォルトの送信手段にエラーを送信する。デフォルトの
送信手段は、LBP電源投入後、もっとも最近データを
受信した送受信手段である。
【0077】もし、電源投入後データを受け取っていな
い状態であれば、シリアルポートである送受信手段20
2Aが選択される。また、送受信手段が「1」の場合に
はステップ(6)において、シリアルポートとしての送
受信手段202Aにエラーが送信され、送受信手段がそ
れ以外の場合にはパラレルポートとしての送受信手段2
02Bにエラーが送信される(7)。
【0078】図6は本発明に係る印刷システムのデータ
通信制御方法の一実施例を示すフローチャートであり、
解析エラー処理手順に対応し、(1)〜(6)は各ステ
ップを示す。
【0079】該解析エラー処理は、図4におけるコマン
ド処理において不正なコマンドやパラメータを受け取っ
た際に随時呼び出されて実行される。
【0080】まず、ステップ(1)においてRAM21
2上に設定されている解析エラー通知フラグが「ON」
であるかどうかを判定し、NOならば処理を終了し、Y
ESであれば、ステップ(2)以下の処理を行う。
【0081】ステップ(2)においては、NVRAM2
11上に設定されている送信手段IDが「0」かどうか
を判断し、YESならばステップ(3)において、デフ
ォルトの送信手段にエラーを送信する。デフォルトの送
信手段は、LBP電源投入後、もっとも最近データを受
信した送受信手段である。もし、電源投入後データを受
け取っていない状態であればシリアルポートが選択され
る。
【0082】一方、ステップ(2)の判断で送信手段が
「0」でないと判定された場合には、ステップ(5)に
おいて、送信手段が「1」かどうかを判定し、YESな
らばシリアルポートにエラーを送信し(5)、NOなら
ばシリアルポートとしての送受信手段201Aにエラー
を送信して(6)、処理を終了する。
【0083】なお、送信手段がそれ以外の場合にはパラ
レルポートとしての送受信手段202Aにエラーが送信
される。
【0084】以上のように、本発明のLBPにおいて
は、送信手段指定手段によって指定された送信手段にエ
ラーの発生を送信することが可能となる。 〔他の実施例〕なお、上記実施例では、送信手段指定手
段としてホストコンピュータからのコマンド送信によっ
て設定する方法を例にとって説明したが、本発明の送信
手段指定手段はNVRAM上に割り当てられた、送信手
段のIDを更新するだけであるから、パネル300の操
作による設定でも本発明を適用することができる。
【0085】また、上記実施例における送信手段指定手
段では、シリアルポート,パラレルポート,デフォルト
の3種類の状態が指定可能であったが、イーサネット等
のネットワークに接続された印刷装置においては、ポー
ト番号に代わり、イーサネットアドレスを保存しておく
ことにより、指定したホストコンピュータにエラーを送
信することも可能になる。
【0086】さらに、上記実施例におけるエラー送信手
段指定手段においては、全てのエラーにおける送信手段
をただ1つだけ指定可能であったが、RAM212上の
エラー送信フラグをエラーの状態毎に持つことにより、
エラーの種類に応じて、エラーを出力する送信手段を個
別に指定することができることも明らかである。
【0087】なお、上記実施例では、主として印刷シス
テムを例としたが、印刷装置の操作部から送受信先を指
定する印刷装置にも本発明を適用することができる。
【0088】以下、その実施例と第1〜第5の発明の各
手段との対応及びその作用について図2を参照しながら
説明する。なお、基本構成は図2と同様である。
【0089】第1の発明は、印刷装置本体に複数のホス
トコンピュータ201A,201Bと通信するための送
受信手段(202A,202B)を複数有する印刷装置
において、例えば印刷装置に配設された操作部等より指
定入力された指定情報に基づいていずれかの送受信手段
202A,202Bによりデータ送信を行う際に使用す
る送受信手段先を記憶する記憶手段(NVRAM21
1)と、この記憶手段により記憶された送受信手段先に
基づいて使用中の送受信手段を指定されたいずれかの送
受信手段に切り換える制御手段(送受信バッファ制御部
204)とを設け、NVRAM211により記憶された
送受信手段先に基づいて送受信バッファ制御部204が
使用中の送受信手段を指定されたいずれかの送受信手段
に切り換えて、本体からデータ受信処理をサポートする
いずれかの送受信手段を介して本体からデータをホスト
コンピュータ201A,201Bに通知する。
【0090】第2の発明においては、記憶手段は、指定
された送受信手段先を不揮発性記憶媒体に記憶して、電
源が入切されても、指定された送受信手段先を介してホ
ストコンピュータに本体側のデータを送信する。なお、
RAM等の記憶媒体とバックアップ電池等で構成される
場合であってもよい。
【0091】第3の発明においては、監視手段(図示し
ない各種センサで後述する印刷情報を監視し、その結果
をCPU205に送出している)による監視結果からエ
ラー発生有無を判定する判定手段(CPU205)がエ
ラー発生と判定した場合に、制御手段(送受信バッファ
制御部204)は、記憶手段(NVRAM211)によ
り記憶された送受信手段先に基づいて使用中の送受信手
段を指定されたいずれかの送受信手段に切り換えて、エ
ラー発生時に、印刷装置本体からデータ受信処理をサポ
ートするいずれかの送受信手段を介して本体からエラー
データをホストコンピュータに通知する。
【0092】第4の発明においては、解析手段(CPU
205)による解析結果から解析エラー発生有無を判定
する判定手段(CPU205)が解析エラー発生と判定
した場合に、制御手段(送受信バッファ制御部204)
は、記憶手段により記憶された送受信手段先に基づいて
使用中の送受信手段を指定されたいずれかの送受信手段
に切り換えて、印刷装置本体からデータ受信処理をサポ
ートするいずれかの送受信手段を介して印刷装置本体か
らコマンド解析エラーデータをホストコンピュータに通
知する。
【0093】第5の発明においては、図示しない本体操
作部等は、いずれかの送受信手段によりデータ送信を行
う際に使用する送受信手段先をエラー種別毎に独立して
指定して、印刷装置本体からデータ受信処理をサポート
するいずれかの送受信手段を介して印刷装置本体からエ
ラーデータをそれぞれ対応する特定のホストコンピュー
タに通知する。
【0094】上記各実施例によれば、ホストコンピュー
タ上で起動されているプリントドライバが印刷装置から
のデータを受信する機能をサポートしていない場合で
も、該印刷装置から送信されたデータを受信可能な指定
された端末等で表示することが可能となる。
【0095】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
の発明によれば、記憶手段により記憶された送受信手段
先に基づいて制御手段が使用中の送受信手段を指定され
たいずれかの送受信手段に切り換えるので、印刷装置本
体からデータ受信処理をサポートするいずれかの送受信
手段を介して本体からデータをホストコンピュータに通
知することができる。
【0096】第2の発明によれば、記憶手段は、指定さ
れた送受信手段先を不揮発性記憶媒体に記憶するので、
電源が入切されても、指定された送受信手段先を介して
ホストコンピュータに印刷装置本体側のデータを送信す
ることができる。
【0097】第3の発明によれば、監視手段による監視
結果からエラー発生有無を判定する判定手段がエラー発
生と判定した場合に、制御手段は、記憶手段により記憶
された送受信手段先に基づいて使用中の送受信手段を指
定されたいずれかの送受信手段に切り換えるので、エラ
ー発生時に、印刷装置本体からデータ受信処理をサポー
トするいずれかの送受信手段を介して印刷装置本体から
エラーデータをホストコンピュータに通知することがで
きる。
【0098】第4の発明によれば、解析手段による解析
結果から解析エラー発生有無を判定する判定手段が解析
エラー発生と判定した場合に、制御手段は、記憶手段に
より記憶された送受信手段先に基づいて使用中の送受信
手段を指定されたいずれかの送受信手段に切り換えるの
で、本体からデータ受信処理をサポートするいずれかの
送受信手段を介して本体からコマンド解析エラーデータ
をホストコンピュータに通知することができる。
【0099】第5の発明によれば、いずれかの送受信手
段によりデータ送信を行う際に使用する送受信手段先を
エラー種別毎に独立して指定するので、本体からデータ
受信処理をサポートするいずれかの送受信手段を介して
本体からエラーデータをそれぞれ対応する特定のホスト
コンピュータに通知することができる。
【0100】第6の発明によれば、記憶手段により記憶
された送受信手段先に基づいて制御手段が使用中の送受
信手段をホストコンピュータ側の指定手段により指定さ
れたいずれかの送受信手段に切り換えるので、本体から
データ受信処理をサポートするいずれかの送受信手段を
介して本体からデータをホストコンピュータに通知する
ことができる。
【0101】第7の発明によれば、記憶手段は、ホスト
コンピュータ側の指定手段により指定された送受信手段
先を不揮発性記憶媒体に記憶するので、電源が入切され
ても、指定された送受信手段先を介してホストコンピュ
ータに印刷装置本体側のデータを送信することができ
る。
【0102】第8の発明によれば、監視手段による監視
結果からエラー発生有無を判定する判定手段がエラー発
生と判定した場合に、制御手段は、記憶手段により記憶
された送受信手段先に基づいて使用中の送受信手段をホ
ストコンピュータ側の指定手段により指定されたいずれ
かの送受信手段に切り換えるので、エラー発生時に、本
体からデータ受信処理をサポートするいずれかの送受信
手段を介して印刷装置本体からエラーデータをホストコ
ンピュータに通知することができる。
【0103】第9の発明によれば、ホストコンピュータ
から受信したコマンドを解析する解析手段による解析結
果から判定手段が解析エラー発生有無を判定し、解析エ
ラー発生と判定した場合に、制御手段は、記憶手段によ
り記憶された送受信手段先に基づいて使用中の送受信手
段をホストコンピュータ側の指定手段により指定された
いずれかの送受信手段に切り換えるので、コマンド解析
エラー発生時に、印刷装置本体からデータ受信処理をサ
ポートするいずれかの送受信手段を介して本体から解析
エラーデータをホストコンピュータに通知することがで
きる。
【0104】第10の発明によれば、ホストコンピュー
タ側の指定手段は、いずれかの送受信手段によりエラー
データ送信を行う際に使用する送受信手段先をエラー種
別毎に独立して指定し、印刷装置本体からデータ受信処
理をサポートするいずれかの送受信手段を介して印刷装
置本体からエラーデータをそれぞれ対応する特定のホス
トコンピュータに通知することができる。
【0105】第11の発明によれば、いずれかの送受信
手段によりデータ送信を行う際に使用する送受信手段先
を指定し、該指定された送受信手段先を不揮発性メモリ
に登録し、不揮発性メモリに登録された送受信手段先に
基づいて使用中の送受信手段を指定されたいずれかの送
受信手段に切り換るので、印刷装置本体からデータ受信
処理をサポートするホストコンピュータに対応するいず
れかの送受信手段を介して印刷装置本体からデータをホ
ストコンピュータに通知することができる。
【0106】従って、印刷装置側あるいはホストコンピ
ュータ側から印刷装置の状態を送信する送信先を指定す
るだけで、他の送受信手段に接続された印刷装置からの
出力を受信する機能をサポートしていないホストコンピ
ュータでも印刷装置の動作状況を知ることができるとい
う効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す印刷システムの構成を
説明する概略断面図である。
【図2】図1に示した印刷システムの制御系の構成を説
明する概略ブロック図である。
【図3】本発明に係る印刷システムにおけるメイン処理
手順の一例を示すフローチャートである。
【図4】本発明に係る印刷システムのデータ通信制御方
法の一実施例を示すフローチャートである。
【図5】本発明に係る印刷システムのデータ通信制御方
法の一実施例を示すフローチャートである。
【図6】本発明に係る印刷システムのデータ通信制御方
法の一実施例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
201A ホストコンピュータ 201B ホストコンピュータ 202A 送受信手段 202B 送受信手段 203 送受信バッファ 204 送受信バッファ制御部 205 CPU 206 ROM 207 フレームバッファ 208 出力インタフェース部 209 印字機構部 210 文字パターン発生器 211 NVRAM 212 RAM

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷装置本体に複数のホストコンピュー
    タと通信するための送受信手段を複数有する印刷装置に
    おいて、指定情報に基づいていずれかの送受信手段によ
    りデータ送信を行う際に使用する送受信手段先を記憶す
    る記憶手段と、この記憶手段により記憶された送受信手
    段先に基づいて使用中の送受信手段を指定されたいずれ
    かの送受信手段に切り換える制御手段とを具備したこと
    を特徴とする印刷装置。
  2. 【請求項2】 記憶手段は、指定された送受信手段先を
    不揮発性記憶媒体に記憶することを特徴とする請求項1
    記載の印刷装置。
  3. 【請求項3】 印刷装置本体の印刷状態を監視する監視
    手段と、この監視手段による監視結果からエラー発生有
    無を判定する判定手段と、この判定手段がエラー発生と
    判定した場合に、制御手段は、記憶手段により記憶され
    た送受信手段先に基づいて使用中の送受信手段を指定さ
    れたいずれかの送受信手段に切り換えることを特徴とす
    る請求項1記載の印刷装置。
  4. 【請求項4】 ホストコンピュータから受信したコマン
    ドを解析する解析手段と、この解析手段による解析結果
    から解析エラー発生有無を判定する判定手段と、この判
    定手段が解析エラー発生と判定した場合に、制御手段
    は、記憶手段により記憶された送受信手段先に基づいて
    使用中の送受信手段を指定されたいずれかの送受信手段
    に切り換えることを特徴とする請求項1記載の印刷装
    置。
  5. 【請求項5】 いずれかの送受信手段によりデータ送信
    を行う際に使用する送受信手段先をエラー種別毎に独立
    して指定することを特徴とする請求項1記載の印刷装
    置。
  6. 【請求項6】 複数のホストコンピュータと、印刷装置
    本体に各ホストコンピュータと通信するための送受信手
    段を複数有する印刷装置とから構成される印刷システム
    において、いずれかの送受信手段によりデータ送信を行
    う際に使用する送受信手段先を指定する指定手段をホス
    トコンピュータ側に設け、この指定手段により指定され
    た送受信手段先を記憶する記憶手段と、この記憶手段に
    より記憶された送受信手段先に基づいて使用中の送受信
    手段を指定されたいずれかの送受信手段に切り換える制
    御手段とを印刷装置側に設けたことを特徴とする印刷シ
    ステム。
  7. 【請求項7】 記憶手段は、指定手段により指定された
    送受信手段先を不揮発性記憶媒体に記憶することを特徴
    とする請求項6記載の印刷システム。
  8. 【請求項8】 印刷装置本体の印刷状態を監視する監視
    手段と、この監視手段による監視結果からエラー発生有
    無を判定する判定手段と、この判定手段がエラー発生と
    判定した場合に、制御手段は、記憶手段により記憶され
    た送受信手段先に基づいて使用中の送受信手段を指定さ
    れたいずれかの送受信手段に切り換えることを特徴とす
    る請求項6記載の印刷システム。
  9. 【請求項9】 ホストコンピュータから受信したコマン
    ドを解析する解析手段と、この解析手段による解析結果
    から解析エラー発生有無を判定する判定手段と、この判
    定手段が解析エラー発生と判定した場合に、制御手段
    は、記憶手段により記憶された送受信手段先に基づいて
    使用中の送受信手段を指定されたいずれかの送受信手段
    に切り換えることを特徴とする請求項6記載の印刷シス
    テム。
  10. 【請求項10】 指定手段は、いずれかの送受信手段に
    よりエラーデータ送信を行う際に使用する送受信手段先
    をエラー種別毎に独立して指定することを特徴とする請
    求項6記載の印刷システム。
  11. 【請求項11】 複数のホストコンピュータと通信する
    ための送受信手段を複数有する印刷装置のデータ通信制
    御方法において、いずれかの送受信手段によりデータ送
    信を行う際に使用する送受信手段先を指定する指定工程
    と、この指定工程により指定された送受信手段先を不揮
    発性メモリに登録する登録工程と、この登録工程により
    前記不揮発性メモリに登録された送受信手段先に基づい
    て使用中の送受信手段を指定されたいずれかの送受信手
    段に切り換える切換え工程とを有することを特徴とする
    印刷システムのデータ通信制御方法。
JP6118972A 1994-05-31 1994-05-31 印刷装置並びに印刷システムおよび印刷システムのデータ通信制御方法 Pending JPH07325681A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021041654A (ja) * 2019-09-13 2021-03-18 キヤノン株式会社 印刷装置、および印刷装置の制御方法ならびにプログラム

Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021041654A (ja) * 2019-09-13 2021-03-18 キヤノン株式会社 印刷装置、および印刷装置の制御方法ならびにプログラム

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