JP2021041654A - 印刷装置、および印刷装置の制御方法ならびにプログラム - Google Patents

印刷装置、および印刷装置の制御方法ならびにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 印刷ジョブの送信元に応じて、エラー時に印刷ジョブの再送を行うか否かを変えるよう制御する画像形成装置を提供することを目的とする。【解決手段】 本願に記載の印刷装置は、印刷データを送信し、第1のエラー情報に基づき前記印刷データに代わる印刷データを送信し、第2のエラー情報を受信しても前記印刷データに代わる印刷データを送信しない情報処理装置から受信した印刷データに基づく印刷を行う印刷装置であって、印刷データに前記印刷装置が処理できないデータが含まれていることを検出する検出手段と、前記印刷装置が処理できないデータが含まれていることが検出された前記印刷データに含まれる情報に基づき、前記情報処理装置に送信するエラー情報を前記第1のエラー情報または前記第2のエラー情報に決定する決定手段と、前記決定手段により決定された前記エラー情報を前記情報処理装置に送信する送信手段と、を有することを特徴とする。【選択図】 図7A

Description

本発明は、印刷装置、および印刷装置の制御方法ならびにプログラムに係る。
プリンタや複合機といった画像形成装置は、PCやスマートフォン、タブレット端末など様々な外部装置から印刷ジョブを受け付けることができる。画像形成装置は受信した印刷ジョブに含まれる描画データを解析し、画像データを生成し、用紙に当該画像を形成する。
外部装置が送信する印刷ジョブのフォーマットによっては、画像形成装置が当該フォーマットのデータを解析することができない場合がある。特許文献1では第1経路での印刷ジョブの送信時にエラーが発生した場合に、第2の経路で印刷ジョブを再送することを開示している。
特開2019−46075号公報
描画データのフォーマットにより、印刷データの画質や色味が異なることがある。そのため、印刷データのエラー時に常に異なるフォーマットで再送を行うとすると、ユーザが意図した画質や色味の出力を得られなくなることがある。
また、印刷データのエラー時は、再度、初めからジョブが実行されるため、出力物の一部ページが重複して印刷されてしまうことも考えられる。
本発明は、上記課題を鑑みたものであり、印刷ジョブの送信元に応じて、エラー時に印刷ジョブの再送を行うか否かを変えるよう制御する印刷装置を提供することを目的とする。
本発明に記載の印刷装置は、印刷装置に印刷データを送信し、前記印刷装置から受信した第1のエラー情報に基づき前記印刷データに代わる印刷データを前記印刷装置に送信し、前記印刷装置から第2のエラー情報を受信しても前記印刷データに代わる印刷データを前記送信しない情報処理装置から受信した印刷データに基づく印刷を行う印刷装置であって、前記受信した印刷データに前記印刷装置が処理できないデータが含まれていることを検出する検出手段と、前記検出手段により前記印刷装置が処理できないデータが含まれていることが検出された前記印刷データに含まれる情報に基づき、前記情報処理装置に送信するエラー情報を前記第1のエラー情報または前記第2のエラー情報に決定する決定手段と、前記決定手段により決定された前記エラー情報を前記情報処理装置に送信する送信手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、印刷ジョブの送信元に応じて、エラー時に印刷ジョブの再送を行うか否かを変えるよう制御する印刷装置を提供することができる。
本発明の印刷システムの構成の一例を示す図である。 印刷装置のハードウェア構成の一例を説明するブロック図である。 印刷装置のソフトウェア構成の一例を説明する機能ブロック図である。 情報処理装置のハードウェア構成の一例を説明するブロック図である。 情報処理装置のソフトウェア構成の一例を説明する機能ブロック図である。 本実施例において、データ・エラー時に印刷ジョブを再送する場合の処理を示すシーケンス図である。 本実施例において、データ・エラー時に印刷ジョブの再送を行わない場合の処理を示すシーケンス図である。 本実施例において、データ・エラー時に印刷ジョブの再送を行わないプロトコルでの処理を示すシーケンス図である。 本実施例において、印刷装置が印刷ジョブを受信したときに実行する処理を示すフローチャートである。 本実施例において、印刷装置がフォーマットを変えて印刷ジョブの再送を行うか否かを判定するための処理を示すフローチャートである。 本実施例において、情報処理装置が印刷ジョブを送信する処理を示すフローチャートである。 本実施例において、印刷装置の操作部に表示されるUI画面の一例を示す図である。 本実施例において、印刷装置の操作部において自動再送機能の有効、無効を設定するための画面の一例を示す図である。 本実施例において、印刷装置が自動再送機能の有効、無効を管理するためのテーブルである。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。
図1は、本発明の実施例1の印刷システムの構成を説明する図である。LAN(Local Area Network)100上には印刷装置101とAP(アクセスポイント)102が接続されている。情報処理装置はAP(アクセスポイント)121を経由してLAN100に接続しており、LAN100はルータ経由でLAN上の印刷装置101に接続可能である。本実施形では情報処理装置の一例として、タブレット、スマートフォン、PCなどの情報処理装置103,104,105を例に説明する。尚、以降の説明では、タブレット、スマートフォン、PCなどを総称して情報処理装置と呼ぶ。これらの情報処理装置は、LAN100を経由して画像データを印刷装置101に送信することができる。印刷装置101は、受信した画像データに基づく画像を用紙等の記録媒体に形成することができる。本実施例では、印刷システムの一例として上記の構成例で説明するが、本発明はこれに限定されるものではなく、少なくとも1つ以上の情報処理装置と印刷装置とがLANを介して通信可能に接続されていればよい。またネットワークは無線であっても有線であっても良い。
図2の210は、本実施例に係る印刷装置101のハードウェア構成を説明するブロック図である。本実施例では印刷装置を例に説明するが、印刷装置にスキャナやFAX機能を含むMFP(Multi Function Peripheral)等の印刷装置であってもよい。
CPU(Central Processing Unit)211を含む制御部210は、印刷装置101全体の動作を制御する。CPU211は、ROM(Read Only Memory)212又はストレージ214に記憶されたプログラムをRAM213に展開し、それを実行して印刷制御や読取制御などの各種制御を行う。ROM212は、CPU211で実行可能な制御プログラムやブートプログラム等を格納する。RAM(Random Access Memory)213は、CPU211の主記憶メモリであり、ワークエリア又は各種制御プログラムを展開するための一時記憶領域として用いられる。ストレージ214は、印刷データ、画像データ、各種プログラム、及び各種設定情報を記憶する。本実施例ではストレージ214としてHDD(Hard Disk Drive)等の補助記憶装置を想定しているが、SSD(Solid State Drive)などの不揮発性メモリを用いても良い。
尚、実施形態1に係る印刷装置101では、1つのCPU211が1つのメモリ(RAM213)を用いて後述するフローチャートに示す各処理を実行するものとするが、他の様態であっても構わない。例えば複数のCPU、RAM、ROM、及びストレージを協働させて、後述するフローチャートに示す各処理を実行しても良い。またASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field−Programmable Gate Array)等のハードウェア回路を用いて一部の処理を実行するようにしてもよい。
操作部インタフェース(I/F)216は、操作部221と制御部210とを接続する。操作部221には、タッチパネル機能を有する表示部や各種ハードキーなどが備えられ、情報を表示する表示部や、ユーザの指示を受け付ける受付部として機能する。印刷部I/F217は、印刷部222と制御部210とを接続する。情報処理装置から受信した印刷ジョブを解析して生成された画像データは、印刷部I/F217を介して制御部210から印刷部222に転送される。印刷部222は制御部210を介して制御コマンド及び印刷すべき印刷ジョブを受信し、その印刷ジョブに基づいて給紙カセット(不図示)から給送されたシートに画像を印刷する。尚、印刷部222の印刷方式は、電子写真方式であってもよいし、インクジェット方式であってもよい。また熱転写方式などその他の印刷方式を適用することもできる。また制御部210は、通信部I/F219を介してLAN100に接続される。通信部I/F219は、LAN100上の情報処理装置103,104,105から印刷ジョブや情報を受信する。
画像処理部215は、情報処理装置103,104,105から受信したジョブを展開して印刷画像データを生成するRIP(Raster Image Processor)機能を備えている。また画像処理部215は、印刷ジョブを展開して得られた画像データの解像度変換や補正処理を行うこともできる。尚、本実施例では、画像処理部215がハードウェア回路(ASIC又はFPGAなど)で実現されることを想定しているが、これに限定されるものではない。例えば、印刷装置101が画像処理用途向けのプロセッサを更に備え、そのプロセッサが画像処理プログラムを実行することにより、画像処理や、印刷データへの展開処理を実現してもよい。この場合、このプロセッサとCPU211とが協働して後述するフローチャートを実現するものとする。更には、画像処理を行うためのプログラムをCPU211が実行し、画像処理や印刷データの展開処理を行うように構成することもできる。また、これらのいずれかの組み合わせにより画像処理を行うようにしてもよい。
シート処理部I/F218は、制御部210とシート処理部223とを接続する。シート処理部223は、制御部210から制御コマンドを受信し、その制御コマンドに従って印刷部222により印刷されたシートに後処理を施す。
図3は、本実施形態1に係る印刷装置101のソフトウェア構成を説明する機能ブロック図である。尚、この図3に示す各機能ブロックは、本実施例では、CPU211がRAM213に展開したプログラムを実行することにより達成されるものとする。ここでは、印刷装置101が情報処理装置103と通信する場合を例に説明するが、印刷装置101が通信する装置は情報処理装置104、105であってもよい。
まず、第1の印刷サービスであるIPPサービス制御部315からの印刷ジョブを処理するモジュールについて説明する。IPPサービス制御部315は情報処理装置103から印刷装置への能力に関する問い合わせを受けて、プリンタの能力情報を通知する。情報処理装置103は印刷装置101の能力を取得後、プリンタに合わせた印刷ジョブを生成し印刷装置へ送信する。印刷データの受信処理はIPPサービス制御部315で行う。IPPサービス制御部315は、情報処理装置103からIPP印刷ジョブを受信すると印刷ジョブ生成部302を経由して、ジョブ制御部305に新規ジョブを生成する。続いて、印刷ジョブ生成部302は、ジョブ属性保存部307にジョブ設定を書き込む。属性の例としては印刷部数、フィニッシング、PDLフォーマット情報などがある。印刷ジョブ生成部302は、ジョブ属性保存部307へのジョブ設定の書き込みと並行してジョブの描画データをデータ受信制御部303に転送、一時保存する。データ受信制御部303は、印刷ジョブ生成部302が受信した印刷ジョブのバッファ領域であり、印刷ジョブ毎に描画データをストレージ214に保存する。
本実施例の印刷装置101が備えるPDL解析部304はPDF解析部317とPWG−Raster解析部318、PCL解析部319を有し、それぞれのフォーマットに対応する。PDL解析部304はジョブ制御部305からの指示を受けて印刷描画データをデータ受信制御部303から受信し解析処理を行う。ページ制御部309はPDL解析部304が生成するページデータに関して、画像データをページ保存部310に、ページ属性情報をページ属性保存部311に保存する。
ページ制御部309は、PDL解析部304のページ解析処理、RIP制御部313のRIP処理、印刷制御部312の印刷制御処理を制御する。印刷制御部312は、ページ保存部310からRIP済みの画像データを取得し、CMYKに色分解してエンジン制御部314に転送する。エンジン制御部314は、印刷制御部312からページ単位でCMYK別の画像データを受け取り、各ページの印刷処理を行う。UI制御部301は、処理中の印刷ジョブの状態に関する情報をジョブ制御部305から取得し、印刷ジョブの処理状況をUI画面に表示する。
再送可否判定部308は印刷ジョブの受信に用いられたプロトコル、印刷サービス、ジョブのフォーマットに関する情報、個々の装置の識別情報に基づき、当該印刷ジョブが再送可能なジョブかを判定する。再送可否判定部308の詳細については、図7を用いて後述する。
再送可否判定部308は、自動的な再送処理が望まれる印刷サービスの場合は情報処理装置側の印刷クライアントに対して、IPPサービス制御部315,LPDサービス制御部316と連携して再送要求につながるエラーを通知する。一方で、自動的な再送処理が望まれない印刷サービスの場合は再送要求につながらないエラーを通知する。
PDL解析部304が解析処理中にデータ・エラーを検出した場合、データ・エラーをジョブ制御部305に通知する。ジョブ制御部305は再送可否判定部308と協調してIPPサービス制御部315,LPDサービス制御部316に通知するエラー内容を決定する。例えば、PDF形式のIPPジョブを処理中にPDFデータのエラーをPDF解析部317が検出したとする。印刷装置が情報処理装置に対してPDF以外(PWG−Raster形式など)で再送を許容する場合は、PDF解析部は検出したエラーを”unprintable−error”に変換しジョブ制御部305に通知する。一方で、再送を許容しない場合、PDF解析部は検出したエラーを”document−format−error”に変換してジョブ制御部305に通知する。ジョブ制御部305は通知されたエラーを情報処理装置103に通知する。
次に第2の印刷サービスであるLPD(Line Printer Daemon)サービス制御部316が受信した印刷ジョブを処理するモジュールについて説明する。
LPDサービス制御部316は情報処理装置103よりLPRプロトコルで投入された印刷ジョブを受信し、印刷ジョブ生成部302を経由して、ジョブ制御部305に新規ジョブを生成する。続いて、ジョブ属性保存部307にLPRコマンドで設定された各種印刷パラメータをジョブ設定として書き込む。例としては印刷部数などがある。LPDサービス制御部316は、属性処理と並行してジョブの描画データをデータ受信制御部303に転送、一時保存する。受信データの保存、PDL解析、RIP処理、印刷処理はIPPサービス制御部からのジョブと同様である。
図4は情報処理装置103のハードウェアブロック図である。ここでは、情報処理装置103を例に説明するが、情報処理装置104,105が同様の構成であってもよい。
CPU401を含む制御部400は、情報処理装置全体の動作を制御する。CPU401は、ROM404又はストレージ403に記憶されたプログラムをRAM402に展開し、それを実行して印刷設定画面の制御や印刷データの生成、印刷ジョブの転送などの各種制御を行う。
ROM404は、CPU401で実行可能な制御プログラムやブートプログラム等を格納する。RAM402は、CPU401の主記憶メモリであり、ワークエリア又は各種プログラムを展開するための一時記憶領域として用いられる。ストレージ403は、OS、アプリケーション、OS印刷フレームワーク、OS印刷フレームワークが生成する印刷ジョブ、及び各種設定情報を記憶する。本実施例ではストレージ403としてHDD(Hard Disk Drive)等の補助記憶装置を想定しているが、SSD(Solid State Drive)などの不揮発性メモリを用いても良い。
タッチパネル406は操作部I/F405に接続されており、各アプリケーションや印刷設定画面に対する画面描画だけでなく、ユーザのタッチ操作をCPU401上で動作するアプリケーションへ通知する。マウス・キーボード408は必要に応じてBluetooth(登録商標)407経由で制御部400に接続される。また制御部400はWiFi/Ethernet回路を通じてLAN100と接続している。
WiFi Ethernet409は情報処理装置103をAP102に接続させるためのハードウェアモジュールである。
図5(a)に、IPPサービスで印刷ジョブを生成・送信する情報処理装置103のソフトウェア構成図を示す。尚、この各機能ブロックは、CPU401がRAM402に展開したプログラムを実行することにより達成されるものとする。
アプリケーション501−1は情報処理装置103上にユーザがインストールする任意のアプリケーションであり、ワープロ、表計算、データベース、メール、ウェブブラウザなどの一般的なアプリケーションである。
IPPクライアント制御部503はプリンタ情報管理部504−1、印刷ジョブ生成部505−1、ジョブ状態監視部509−1で構成される。
プリンタ情報管理部504−1はデータ通信制御部511−1を通じて印刷装置101に問い合わせを行い、印刷装置101の能力情報を取得し、保持する。プリンタ情報管理部504−1が保持する情報は印刷ジョブ生成部505−1により参照される。
印刷画面制御部512−1は、設定管理部513−1を有し、アプリケーション501−1の呼び出しに応じて印刷設定画面を表示する。ユーザは印刷設定画面から印刷設定を行い、印刷を指示する。
印刷ジョブ生成部505−1はジョブ属性生成部506−1、ページ生成部507−1、PDL生成部508−1から構成される。印刷ジョブ生成部505は印刷画面制御部512−1の指示を受け、印刷ジョブを生成する。ジョブ属性生成部506−1は印刷画面の設定項目からジョブ属性とドキュメント属性を生成する。ページ生成部507−1はOS描画エンジン515−1、PDL生成部508−1と連携して、アプリケーション501−1が生成した描画データを印刷装置101のサポートするPDLデータに変換する。そして、ページ生成部507−1は、プリントスプーラ510−1を経由して生成したPDLデータを印刷装置101に送信する。ページ生成部507−1により生成されるPDLデータのフォーマットは印刷装置から能力応答として通知されたフォーマットのうち、情報処理装置のPDL生成部508−1が対応可能なフォーマットである。
ジョブ状態監視部509−1は、印刷装置101へ転送されたジョブの状態を監視する。そして、第1のフォーマット(PDF)の描画データに起因する第1のエラー通知を受信した場合に、ジョブ状態監視部509は、印刷ジョブ生成部505−1に印刷装置101が対応する別のフォーマット形式に変更したジョブの送信を指示する。印刷ジョブ生成部505−1は第2のフォーマット(PWG−raster)で描画データを生成し、印刷ジョブを印刷装置101に送信する。本実施例において、第1のエラー通知とは、印刷ジョブの再送を容認することを示すエラーである。このようにすることで、印刷装置101が第1のフォーマットの描画データを解析することができない場合であっても、印刷を継続することができる。
印刷装置からデータに起因する第2のエラー通知(再送を認めないエラー)が行われた場合、ジョブ状態監視部509−1は第2のフォーマットの描画データの送信を行わず、ジョブをエラーとして終了する。
データ通信制御部511−1はIPPクライアント制御部503が生成する、プリンタ管理のための通信、およびジョブ送信・ジョブ管理のためのメッセージを印刷装置101へ送受信する。
図5(b)にLPD(Line Printer Deamon)サービスで印刷ジョブを生成・送信する情報処理装置103のソフトウェア構成図を示す。この各機能ブロックも、CPU401がRAM402に展開したプログラムを実行することにより達成されるものとする。
LPDクライアント制御部518のPDL生成部508−2はOS描画エンジン515−2が生成したページ画像をアプリケーション501−2から指定されたPDL形式に変換する。例えばアプリケーション501−2が選択したプリントキューがあらかじめPCL(Print Control Language)生成部519に紐づけられる場合、印刷ジョブ生成部505が生成するフォーマット形式は固定的にPCLとなる。印刷ジョブはプリントスプーラ510−2、データ通信制御部511−2を経由し印刷装置101へ送信され、送信後はジョブ状態監視部509−2がジョブの状態を監視する。印刷装置101上で送信データに起因するエラーが発生した場合、印刷装置101からLPRクライアントのジョブ状態監視部509−2にはジョブの再送を認めない、第2のエラー通知のみ通知される。これは、LPRが用いられる基幹系の印刷システムにおいて、データ・エラーに伴う印字不良はユーザによる目視確認が一般的なためである。よって、ジョブ状態監視部509は印刷ジョブ生成部505−2に再送要求を行わず、ジョブをエラーとして扱い、終了する。
なお、1台の情報処理装置103が、IPPクライアント制御部503、LPDクライアント制御部518の両方を有するとしてもよいし、いずれか一方のみを有しているとしてもよい。また、アプリケーション501−1、501−2、印刷画面制御部512−1、512−2、設定管理部513−1、513−2は同じソフトウェアブロックであっても、異なるソフトウェアブロックであってもよい。OS描画エンジン515−1、515−2、プリントスプーラ510−1、510−2、データ通信制御部511−1、511−2についても同様である。プリンタ情報管理部504−1,504−2、ジョブ状態監視部509−1、509−2、PWG−Raster生成部517−1,517−2についても同様である。ジョブ属性生成部506−1、506−2、ページ生成部507−1、507−2についても同様である。
本実施例において、ユーザはあらかじめ印刷装置101の操作部221で使用する印刷サービスの設定を行う。
図10はそれぞれの印刷サービスに関する設定を行う設定画面の一例を示す図である。図10(a)は設定を行う印刷サービスを選択する画面である。ここでは、ユーザが“印刷サービス(2)”を選択したとする。
図10(b)は当該印刷サービスでデータ・エラーの自動再送機能の有効、無効を設定する画面である。ボタン1021は、当該印刷サービスを用いて受信したページ描画データの解析でエラーが発生した場合に、自動再送を行うか否かを選択するボタンである。なお、データ・エラー時の自動再送が有効に設定されている場合、印刷装置はエラーの発生したジョブの一時停止を行わずにジョブをキャンセルし、ジョブの自動再送を求めるエラーを情報処理装置に送信する。ボタン1022は、当該印刷サービスを用いてジョブを送信した情報処理装置103が特定の情報処理装置である場合に、データ・エラー時のジョブの自動再送を行わないよう設定するためのボタンである。
図10(c)は、図10(b)において、ボタン1022が選択されたときに操作部221に表示される画面の一例を示す図である。図10(c)は、印刷サービスに対する自動再送機能が有効に設定されている場合であっても、自動再送を無効にする情報処理装置の情報を設定する画面である。“UserAgent”1031は、自動再送を無効にする情報処理装置が印刷ジョブを送信するときのハードウェア、またはソフトウェアを特定する情報を設定する領域である。“UUID(Unversal Unique Identifier)”1032は自動再送を無効にする情報処理装置の個体を識別するための情報を登録する領域である。“MACアドレス”1033は、自動再送を無効にする情報処理装置のMACアドレスを設定するための領域である。“IPアドレス”1034は、自動再送を無効にする情報処理装置のIPアドレスを設定するための領域である。UserAgent、UUID、MacAddr、IPAddrは、印刷ジョブが自動再送の無効に設定されたソフトウェア、または、ハードウェアから送信された印刷ジョブであることを特定する情報である。
図10に示す設定画面を介して設定された内容は、図11に示すテーブル1110、テーブル1120で管理される。テーブル1110,1120は、データ・エラー時に再送不可として設定されている内容を記憶するテーブルであり、印刷装置101のROM212に記憶される。
テーブル1110は、印刷サービスごとに再送可否を管理するテーブルである。テーブル1110の管理項目は、“serviceID”1111、“ServiceType”1112、“ServiceURL”1113、“ServicePort”1114、“再送SW”1115を有する。
“ServiceID”1111は、印刷サービスを特定するための識別情報である。ServiceIDはテーブル1110と1120で共通の値が用いられる。”ServiceType”1112は、印刷サービスがLPR形式か、HTTP/IPP形式であるかを示す情報である。“ServiceURL”は情報処理装置103のIPPサービス制御部315から通知されるURLであり、情報処理装置103が印刷ジョブを送信するときの送信先となるURLである。ServiceURLはユーザが変更することのできないURLである。“ServicePort”1113は、IPPサービス制御部315やLPDサービス制御部316により通知されるポート番号であり、それぞれの印刷サービスで印刷ジョブの受信に使われるポート番号である。ServicePortもユーザにより変更することのできないPort番号である。“再送SW”1115は、印刷装置101がページ描画データの解析に失敗した場合に、ページ描画データの自動再送を行うか否かを示す値である。“OFF”は自動再送機能を無効にすることを示しており、“ON”は自動再送機能を有効にすることを示している。ここでは、“ServiceType”1112がLPRである印刷サービスについては、自動再送が無効に設定されており、当該設定はユーザにより変更することができない。“ServiceType”1112がHTTP/IPPである印刷サービスについては、図10(b)に示す画面を介してユーザが設定をすることができる。ここでは、“ServiceID”1111が“2”である印刷サービスは自動再送機能が有効に設定されており、“ServiceID”1111が“3”である印刷サービスについては自動再送機能が無効に設定されている。
ここでは、“ServiceType”1112がHTTP/IPPである場合、自動再送機能の有効、無効はユーザ設定で設定されるとした。”ServiceID”1112がHTTP/IPPであっても、“ServiceURL”1113や“ServicePort”1114の値によって、自動再送機能を固定で無効、または固定で有効とするとしてもよい。
次に、テーブル1120について説明する。テーブル1120は、自動再送機能を無効にする条件を記憶するテーブルである。テーブル1120は、図10(c)で設定された内容を反映するテーブルである。テーブル1120は管理項目として、“ServiceID”1121、“UserAgent”1122、“UUID”1123、“MacADDR”1124、“IPADDR”1125を有する。
“ServiceID”1111は、印刷サービスを特定するための識別情報である。“UserAgent”1122は、図10(c)の“UserAgent”1031で設定された情報である。“UUID”1123は、図10(c)の“UUID”1032で設定された情報である。“MacADDR”11124は、図10(c)の“Macアドレス”1033で設定された情報である。“IPADDR”1125は、図10(c)の“IPアドレス”1034で設定された情報である。なお、図10(c)においてUUID、MacADDR、IPADDRすべてを設定しなくてもよい。設定されなかった項目について、テーブル1120では“*”と記憶されている。
再送可否判定部308は、ジョブ送信元の情報処理装置がテーブル1120に登録されていた管理項目と一致する場合、当該情報処理装置が自動再送を許容しないことを各印刷サービスに通知する。
たとえば、レコード1127はServiceIDが“2”であり、UserAgentが“desktopOS”であることを示している。印刷データを送信した送信元が上記条件を満たす場合、使用した印刷サービスのServiceIDが”2”であっても自動再送を行わない。同様にレコード1128はUserAgent情報が”tabletOS”であると同時にUUIDが“d98c1dd4−008f−34b2−6980−0998ecf8427e”の場合に自動再送を許可しない。レコード1129はUserAgent情報が”tabletOS”であると同時にMACアドレスが“aa:bb:cc:dd:ee:ff”の場合に自動再送を許可しないことを示す。
図6のA,B,Cはそれぞれ情報処理装置から印刷装置へジョブを送信、印刷装置が印刷データ内のエラーを検知、情報処理装置へエラーを通知する場合のシーケンス図である。
図6Aは、モバイル系の印刷サービスで採用されるIPP印刷を用いて情報処理装置103が印刷装置に印刷ジョブを送信したときのシーケンス図である。なお、図6Aでは、情報処理装置が送信した印刷ジョブの解析に印刷装置101が失敗した場合、情報処理装置103が描画データのフォーマットを変えて自動的に再送を行う場合を例に説明する。
ユーザがアプリケーション501−1を操作し、印刷に使用する印刷装置を選択し印刷設定画面の表示を指示し、印刷に使用する印刷装置を選択する(S6101)。ここでは、印刷設定画面の表示が指示されたタイミングで印刷に使用する印刷装置を選択するとした。印刷画面の表示が指示された場合に、デフォルトで設定されている印刷装置を選択するとしてもよい。
情報処理装置103は印刷設定画面において選択された印刷装置101の能力情報の取得要求を印刷装置101に送信する(S6102)。
印刷装置101は情報処理装置103に自身の能力情報を通知する(S6103)。S6103において、印刷装置101は対応することのできる描画データのフォーマットや実行可能なフィニッシャー機能を情報処理装置103に通知する。情報処理装置103は、印刷装置101から通知された能力情報に基づき、印刷設定画面をタッチパネル406に表示させる。
ユーザは表示された印刷設定画面を操作して印刷設定を行い、印刷ボタンを押す(S6104)。情報処理装置103は、印刷設定画面の設定内容に基づき、ジョブチケットを生成し、印刷装置101が生成したジョブが処理可能か、当該ジョブチケット内容の検証要求を送信する(S6105)。情報処理装置103が生成するジョブチケットには、たとえば、描画データのデータ形式がPDFであり、部数=5部である等の情報が記載されている。印刷装置101は受信したジョブチケットの内容を処理することができるか否かを示す検証結果を情報処理装置103に送信する(S6106)。S6106において印刷装置101がジョブチケットに記載する処理を実行することができるようであれば、印刷装置101は”successful−ok”を情報処理装置103に通知する。情報処理装置103は印刷装置101にジョブ生成要求(印刷チケット情報を通知)を送信する(S6107)。
印刷装置101は情報処理装置103に印刷ジョブの生成の許可を通知する(S6109)。情報処理装置103は印刷装置101に印刷ジョブのページ描画データ(PDLデータ)を送信する(S6110)。ここでは、情報処理装置103がPDF形式で描画データを送信する。印刷装置101はページ描画データの受信を完了すると、情報処理装置103にページ描画データ(PDLデータ)の受信終了を通知する(S6111)。そして、印刷装置101のPDL解析部304はS6111で受信したページ描画データを解析する。ここではページ描画データがPDF形式のため、PDF解析部317がその解析処理を行う。ここでは、PDF解析部317がPDFファイル内に解釈することのできないコマンドを検出したとする。この場合、PDF解析部317はデータ・エラー通知をジョブ制御部305の再送可否判定部308に通知する。ジョブ制御部305はジョブのキャンセル処理を実行し、当該ジョブのステータスをキャンセルに設定する(S6112)。これにより、情報処理装置103が再送するジョブを受信することができるようになる。また、ジョブ制御部305は、エラーにより中止されたジョブのキャンセル要因をジョブ履歴として記憶する。このようにすることで、ユーザが後からジョブがキャンセルされたことや、キャンセルされた理由を確認することができる。
一方で、情報処理装置103はS6111に記載の通知を受信した後、定期的なポーリングで印刷装置101にジョブの処理状況を確認する(S6113)。
印刷装置101は情報処理装置103から処理状況の問い合わせを受信したジョブの実行状況を確認する。ここでは、当該ジョブがデータ・エラーによりキャンセル処理中である。印刷装置101のジョブ制御部305は再送可否判定部308の判定に基づき、再送が実行可能であると判定し、情報処理装置103に通知するエラーの内容を決定する(S6114)。図7Aで後述する処理に基づき、情報処理装置103は印刷装置101に通知するエラーを第1のエラー通知(unprintable−error)に決定する。
印刷装置101は情報処理装置103に当該ジョブのステータスがキャンセルであること、および第1のエラー通知(unprintable−error)を通知する(S6115)。情報処理装置103は、ジョブがキャンセルされた通知を受信して、プリントスプーラ510−1のジョブを削除する。
以上、S6105からS6115までがPDF形式のIPPジョブの送信とデータ・エラーにより処理を中断するまでのシーケンスである。
S6115において、情報処理装置103のジョブ状態監視部509は印刷装置101からの再送を許容する第1のエラー通知を含むジョブキャンセルの通知を受信する。情報処理装置103のジョブ状態監視部509−1は、印刷ジョブ生成部505−1にPDF形式と異なる形式のページ描画データでのジョブの送信を指示する(S6116)。情報処理装置103における再送判定の詳細は図8で述べる。
情報処理装置103は、印刷設定画面の設定内容に基づき、ジョブチケットを生成する。情報処理装置103は、生成したジョブが処理可能か、印刷装置101にチケット内容の検証要求を送信する(S6117)。S6117において印刷装置101に送信されるジョブチケットにはデータ形式がPWG−Raster、部数=5部などの指定が書かれる。このように、S6117で印刷装置101に送信されるジョブチケットに記載されるデータ形式は、S6105で印刷装置101に送信されるジョブチケットに記載されるデータ形式と異なるデータ形式である。また、S6117で生成されるジョブチケットは、データ形式以外の設定については、S6105で送信されるジョブチケットと同様の設定である。
印刷装置101はジョブチケットに問題がなければ、”successful−ok”を情報処理装置103に通知する(S6118)。情報処理装置103は印刷装置101にジョブ生成要求(印刷チケット情報を通知)を送信する(S6119)。印刷装置101の再送可否判定部308は、ジョブチケットで指定されている印刷フォーマットから、生成される印刷ジョブが再送対象外の印刷ジョブであることをメモリに記憶する(S6120)。本実施例では、ジョブチケットで指定される印刷フォーマットがPWG−Rasterであることに基づき、当該印刷ジョブが再送対象外のジョブであることをメモリに記憶する。
印刷装置101は情報処理装置103に印刷ジョブの生成の許可を通知する(S6121)。情報処理装置103は印刷装置101に印刷ジョブのページ描画データ(PDLデータ)を送信する(S6122)。ここで、情報処理装置103は、PWG−Raster形式のページ描画データを送信する。
印刷装置101はページ描画データの受信を完了し、情報処理装置103にページ描画データ(PDLデータ)の受信終了を通知する(S6123)。印刷装置101は、受信したページ描画データを解析して画像データを生成し、印刷する(S6124)。印刷装置は、受信したページ描画データに基づく印刷が完了したことに従って、当該ジョブのステータスを完了に設定する。
一方、情報処理装置103はS6123の受信完了通知を受信したのち定期的なポーリングで印刷装置101にジョブの処理状況を問い合わせる(S6125)。印刷装置101は情報処理装置103からジョブの処理状況の確認通知を受けて、当該ジョブが正常に出力を完了したことを情報処理装置に通知する(S6126)。
情報処理装置103のジョブ状態監視部509は、S6126の通知を受けてジョブが終了したことを認識し、プリントスプーラ510からジョブを削除する(S6127)。以上、S6117からS6127までが、PWG−Raster形式のIPPジョブの再送と印刷完了までのシーケンスである。
なお、図6AではS6112において、ページ描画データの解析でエラーが発生した場合を例に説明した。S6112において、ページ描画データのエラーが発生しなかった場合、印刷装置はS6115の通知において、ジョブが正常に完了したことを示すステータスを情報処理装置103に通知する。そして、情報処理装置103はプリントスプーラ510−1のジョブを削除し、以降の処理を行わない。
図6Aのように、第1のフォーマットの描画データの解析に失敗しても印刷装置が印刷ジョブの再送を許容する設定がなされている場合は、再送を許容する第1のエラー通知を情報処理装置103に送信する。第1のエラー通知を受けた情報処理装置103は、第2のフォーマットの描画データを印刷装置に送信する。このようにすることで、印刷ジョブの送信をユーザが再度行わなくても自動でジョブの再実行がなされる。
図6Bは図6Aと同じくIPP印刷を前提としたシーケンスである。図6Bでは印刷装置101が情報処理装置103の送信した描画データを解析できなかった場合に、情報処理装置からの自動再送を許容しない。
図6Bについて、図6Aと同様の処理を行う箇所であるS6101〜S6107、S6109〜S6111については、図6Aと同様の符号を付加し、説明を省略する。
印刷装置101のPDF解析部317のページ描画データを解析しエラーを検出したとする(S6212)。図6AのS6112と同様に、受信したページ描画データに印刷装置101が解析することのできないコマンドが含まれていた場合、印刷装置は当該データ・エラーを検出する。
PDF解析部317はデータ・エラー通知をジョブ制御部305に通知する。再送可否判定部308は、印刷装置101の自動再送が有効に設定されているか否かを判定する。図6Bでは自動再送の機能は無効であるため、ジョブ制御部305はジョブのステータスを一時停止に設定する。そして、操作部221に図9(a)に示す画面を表示する。
一方、情報処理装置103はS6111に記載の通知を受信してから、定期的なポーリング処理により印刷装置101にジョブの処理状況を問い合わせる(S6213)。
印刷装置101はステータスが一時停止とされているジョブについて、再送可否判定部308の判定に基づき、情報処理装置103に通知するエラーの種類を決定する(S6124)。ここでは、再送可否判定部308が再送不可と判定されているため、印刷装置101は情報処理装置103に送信するエラー情報を第2のエラー(document−format−error)に決定する。
印刷装置101は情報処理装置103にジョブのステータスが一時停止であること、および、ホスト側からの再送を許容しない第2のエラー(document−format−error)を通知する(S6125)。
ユーザは印刷装置101の操作部221等で出力結果を確認し、一時停止されている印刷ジョブを印刷装置101上でキャンセルする(S6126)。
S6215の後も、情報処理装置103は印刷装置101に定期的にジョブの処理状況を問い合わせている(S6127)。
印刷装置101はユーザ操作によりジョブがキャンセルされた後の問い合わせに対して、情報処理装置103にジョブがデバイス上でキャンセルされたことを通知する(S6128)。
情報処理装置103のジョブ状態監視部509はジョブが終了したことを認識し、プリントスプーラ510からジョブを削除する(S6129)。
このように、印刷装置101は印刷データの再送が有効でない場合、ページ描画データの解析でエラーが発生すると、ホスト側からの再送を許容しない第2のエラーを情報処理装置103に通知する。第2のエラーが通知された情報処理装置103は印刷ジョブの再送を行わず、印刷装置101においてジョブキャンセルされるのを待つ。このようにすることで、ユーザが気付かないうちに印刷ジョブが再送されてしまうことを防ぐことができる。
図6Cのシーケンス図について説明する。図6CはPC等の基幹系印刷で採用されるLPRプロトコルでの印刷を前提としたシーケンスである。ここれはユーザがLPRプロトコルでの印刷を使用している場合、データ・エラー発生時の情報処理装置からの自動再送は許容せず、一時停止し、ユーザにエラーを通知する。
ユーザがアプリケーション501−2を操作し、印刷に使用する印刷装置を選択し印刷設定画面の表示を指示し、印刷に使用する印刷装置を選択する(S6301)。
情報処理装置103は印刷設定画面において選択された印刷装置101の能力情報の取得要求を印刷装置101に送信する(S6302)。
印刷装置101は能力情報の要求を受信して、情報処理装置103に印刷設定画面に必要な能力情報を通知する(S6303)。情報処理装置103は、受信した能力情報に基づき、印刷設定画面をタッチパネル406に表示させる。
ユーザは表示された印刷設定画面で印刷設定を行い、印刷の開始を指示する(S6304)。
情報処理装置103は印刷装置101に対して、ジョブの状態変化通知の受信登録を行う(S6305)。続けて、情報処理装置103が印刷装置101に印刷ジョブのページ描画データ(PDLデータ)をLPR(Line Printer Remote)プロトコルで送信する(S6306)。
印刷装置101のPCL解析部319はS6306で情報処理装置103から受信したページ描画データを解析する。ここではデータがPCL形式のため、PCL解析部319がその処理を行い、PDFファイル内に解析することのできないデータ記述を検出する。この場合PCL解析部319はデータ・エラー通知をジョブ制御部305に通知し、ジョブ制御部305が、再送可否判定部308と連携してジョブの一時停止処理を実行する(S6307)。
印刷装置101はUI画面にユーザに出力結果の確認画面を表示する(S6308)。そして、印刷装置101は情報処理装置103へジョブの状態が一時停止中であることを通知する(S6309)。
ユーザは印刷装置101上で一時停止中のジョブを参照し、そのエラー原因を確認した上でジョブをキャンセルする(S6310)。印刷装置101においてUI制御部301の指示を受けてジョブ制御部305がジョブをキャンセルする(S6311)。印刷装置101は情報処理装置103へジョブの終了(ユーザによるキャンセル)を通知する(S6312)。情報処理装置103のジョブ状態監視部509はジョブが終了した通知を受けて、プリントスプーラ510からジョブを削除する(S6313)。
図7Aは印刷装置101の再送可否判定部308が実行する処理を示すフローチャートである。図7は、図6A、図6BのS6110でページ描画データを受信したこと、または、図6CのS6306においてページ描画データを受信したことに従って開始される。
S701にて、印刷装置101の再送可否判定部308はページ描画データを送信した印刷サービスを特定する。再送可否判定部308は、図11のテーブル1110と情報処理装置103から印刷ジョブを受信したポート番号、および、印刷ジョブの送信元URLを比較し、印刷ジョブの送信に用いられた印刷サービスを特定する。
S702にて、再送可否判定部308はS701で特定された印刷サービスが自動再送機能の有効な印刷サービスであるか否かを判定する。再送可否判定部308は、テーブル1110の“再送SW”1115を参照し、自動再送機能が有効か無効かを判定する。自動再送機能が有効である場合、再送可否判定部308はS703へ処理を進める。一方で、自動再送機能が無効である場合、再送可否判定部308はS709へ処理を進める。
S703にて、再送可否判定部308はIPPサービス制御部315が取得した印刷クライアントのUserAgentが再送対象のクライアントか否かを判定する。再送可否判定部308は、情報処理装置103から通知されたUserAgentと、図11に示すテーブル1120において、S701で特定された印刷サービスと対応する“UserAgent”1122を比較する。情報処理装置103から通知されたUserAgentが図11に示すテーブル1120において、S701で特定された印刷サービスと対応して記憶されている場合、再送可否判定部308はS704に処理を進める。一方で、情報処理装置103から通知されたUserAgentがテーブル1120において、S701で特定された印刷サービスに対応づけて記憶されていない場合、再送可否判定部308はS707に処理を進める。
S704にて、再送可否判定部308はIPPサービス制御部315が取得した印刷クライアントのUUIDが再送対象のクライアントのUUIDか否かを判断する。再送可否判定部308は、情報処理装置103から通知されたUUIDとテーブル1120においてS701で特定された印刷サービスに対応付けられたUUIDとを比較する。テーブル1120において、情報処理装置103から通知されたUUIDと同じUUIDが、S701で特定された印刷サービスと対応づけて記憶されている場合、再送可否判定部308は、S705に処理を進める。また、S701で特定された印刷サービスに対応づけて記憶されたUUIDが“*”である場合も、再送可否判定部308はS705に処理を進める。一方で、情報処理装置103から通知されたUUIDが、テーブル1120においてS701で特定された印刷サービスに対応づけて記憶されていない場合、再送可否判定部308はS707に処理を進める。
S705にて、再送可否判定部308はIPPサービス制御部315が取得した印刷クライアントのMacアドレスが再送対象のクライアントのMacアドレスであるか否かを判定する。再送可否判定部308は、情報処理装置103から通知されたMacアドレスとテーブル1120においてS701で特定された印刷サービスに対応付けられたMacアドレスとを比較する。テーブル1120において、情報処理装置103から通知されたMacアドレスと同じMacアドレスが、S701で特定された印刷サービスと対応づけて記憶されている場合、再送可否判定部308は、S706に処理を進める。また、S701で特定された印刷サービスに対応づけて記憶されたMacアドレスが“*”である場合も、再送可否判定部308はS706に処理を進める。一方で、情報処理装置103から通知されたMacアドレスが、テーブル1120においてS701で特定された印刷サービスに対応づけて記憶されていない場合、再送可否判定部308はS707に処理を進める。
S706にて、再送可否判定部308はIPPサービス制御部315が取得した印刷クライアントのIPアドレスが再送対象のクライアントのIPアドレスであるか否かを判定する。再送可否判定部308は、情報処理装置103から通知されたIPアドレスとテーブル1120においてS701で特定された印刷サービスに対応付けられたIPアドレスとを比較する。テーブル1120において、情報処理装置103から通知されたIPアドレスと同じIPアドレスが、S701で特定された印刷サービスと対応づけて記憶されている場合、再送可否判定部308は、S710に処理を進める。また、S701で特定された印刷サービスに対応づけて記憶されたIPアドレスが“*”である場合も、再送可否判定部308はS710に処理を進める。一方で、情報処理装置103から通知されたIPアドレスが、テーブル1120においてS701で特定された印刷サービスに対応づけて記憶されていない場合、再送可否判定部308はS707に処理を進める。
S707にて、再送可否判定部308はフォーマット変換を行い再送した場合、データ・エラー回避の可能性があるか否かを判定する。S707における処理は、図7Bで後述する。
S708にて、ジョブ制御部305はエラー内容をジョブ履歴に記録し、ジョブのステータスをキャンセルする。
S709にて、IPPサービス制御部315は、再送につながる第1のエラー通知(unprintable−error)を送信して処理を終了する。
S710で、ジョブ制御部305はジョブをエラーとして、ジョブのステータスを一時停止する。
S711で、UI制御部301は図9(a)に示すエラー画面を印刷装置101の操作部221に表示する。
S712にてIPPサービス制御部315は、クライアント側の再送につながらない第2のエラー(document−format−error)を送信して処理を終了する。
図7Aでは、印刷ジョブの送信に用いられた印刷サービスが所定の印刷サービスであるか否かに加えて、情報処理装置103のUserAgentやUUID、Macアドレス、IPアドレスに基づいて再送を行うか否かを決定した。S703〜S706の処理を省略するとしてもよい。すなわち、S702において、印刷ジョブの送信に用いられた印刷サービスが所定の印刷サービスである場合、再送可否判定部308がS707に処理を進めるとしてもよい。このとき、印刷ジョブの送信に用いられた印刷サービスが所定の印刷サービスでない場合、再送可否判定部308はS710に処理を進める。またS703〜S706のいずれか一つまたは複数を実行するとしてもよい。S702でYesの場合、再送可否判定部308は、S703〜S706のうち実行するブロックに進む。
図7Bは、図7AのS707の詳細を示すフローチャートである。CPU211がプログラムを実行することで各処理が実現される。
S721にて、再送可否判定部308はデータ・エラーが発生したジョブに含まれるページ描画データのフォーマットがPWG−Raster形式であるかを判断する。ページ描画データのフォーマットがPWG−Raster形式である場合、再送可否判定部308は、S723に処理を進める。一方で、ページ描画データのフォーマットがPWG−Rasrter形式でない場合、再送可否判定部308はS722に処理を進める。
S722では印刷装置101が転送フォーマットを情報処理装置側でPWG−Raster形式に変換して再送することにより、処理可能となる可能性があることから、データ変換による自動再送処理が回避策になりうると判断する。このとき、再送可否判定部308はS708に処理を進める。
S723では印刷装置101が処理可能な代替フォーマットに対応するインタプリタが無いため、データ変換による自動再送処理では回避策にならないと判断する。このとき、再送可否判定部308はS710へ処理を進める。
図7BではS721の後、S722またはS723を経て、S708またはS710へ処理を進めるとして説明した。S722、S723を省略し、S721でYesの場合、再送可否判定部308がS710に処理を進め、S721でNoの場合、再送可否判定部308が処理をS708に進めるとしてもよい。
図8は情報処理装置103が印刷データを印刷装置101に送信するときの処理を示すフローチャートである。本フローチャートに記載の処理は、CPU401がプログラムを実行することにより実現される。本フローチャートは、情報処理装置103において、ユーザから印刷開始の操作がなされたことに従って開始される。以下の処理において、各ソフトウェアブロックは枝番を省略して記載する。本フローチャートでは使用する印刷サービスに対応するプロトコルに対応するソフトウェアブロックを用いるとする。
S801にてページ生成部507は印刷データを生成し、S802に進む。ジョブ状態監視部509からページ描画データのフォーマットの指示がある場合、PDL生成部508は指定されたフォーマットでページ描画データを生成する。ジョブ状態監視部509からページ描画データのフォーマットの指示のない場合、印刷ジョブ生成部505は印刷装置からの能力通知とジョブ状態監視部からの再送要求の通知に従い、ページ描画データのフォーマットを決定する。
S802にて、ジョブ属性生成部506はジョブチケットを生成する。ジョブチケットには、印刷ジョブの設定値や、ページ描画データのフォーマットを示す情報が設定されている。
S803にて、IPPクライアント制御部503は印刷ジョブを印刷装置101へ送信する。印刷プロトコルとして、LPDが設定されている場合、S803にて、LPDクライアント制御部518が印刷ジョブを印刷装置101に送信する。
S804にて、ジョブ状態監視部509は印刷装置101から送信した印刷ジョブのステータスを取得する。
S805にて、ジョブ状態監視部509は印刷装置101から取得したジョブのステータスが終了かそれ以外かを判定する。ステータスが終了の場合、ジョブ状態監視部509は本フローチャートに記載の処理を終了する。一方で、取得したステータスが終了以外の場合、ジョブ状態監視部509は処理をS806に進める。
S806にてジョブ状態監視部509は印刷装置101から通知されたエラーが印刷ジョブの再送を許容するエラーであるか否かを判定する。S806において、印刷装置101が情報処理装置103から通知されたエラーが第1のエラーである場合、ジョブ状態監視部509はS807に処理を進める。S806において、印刷装置101が情報処理装置103から通知されたエラーが第2のエラーである場合、ジョブ状態監視部509はS808に処理を進める。
S807にてジョブ状態監視部509は最初の送信時とは異なる再送フォーマットを決定し、処理をS801に戻す。S807において、ジョブ状態監視部509はPWG−Raster形式を選択する。
S808にて印刷画面制御部512はジョブの確認要求を情報処理装置103のタッチパネル406に表示し、S804に戻る。情報処理装置103のタッチパネル406に表示された画面を見たユーザは、必要に応じて印刷装置101の側へ移動し、印刷装置101でジョブをキャンセルする。
なお、図8において、S807で再送フォーマットを決定し、処理がS801に戻った場合、ページ生成部507は、再度、先頭ページから印刷データを生成する。
図9は、印刷装置101が受信した印刷ジョブに含まれるページ描画データの解析に失敗した場合に操作部221に表示される画面の一例を示す図である。
図9(a)は自動再送機能が無効である場合に操作部221に表示される画面である。図9(a)は図6BのS6212や図6CのS6308、図7AのS710で表示される画面である。図9(a)は受信した印刷データに問題があり、印刷が継続できないことをユーザに通知している。ユーザが「中止」ボタン911を押下するまで、ジョブのステータスは一時停止となる。ユーザが「中止」ボタン911を押下すると、当該ジョブのステータスが一時中止からキャンセルに変わる。
図9(b)は自動再送機能が無効である場合に、操作部221に表示されるジョブ状況画面の一例である。図9(b)は、たとえば、図9(a)でユーザが「閉じる」ボタンを押下し、その後ジョブ状況画面を表示するための操作を行った場合に表示される画面である。当該ジョブはジョブ状況画面側に「一時停止中」(921)として表示される。
図9(c)は自動再送機能が有効である場合に、操作部221に表示されるジョブ状況画面の一例である。情報処理装置に対して自動再送を認める印刷サービス、印刷クライアントからのジョブの場合、ジョブが自動キャンセルされ、「エラージョブ」として履歴に表示(931)される。
図9(d)は印刷装置101のジョブ詳細画面である。ユーザが図9(b)の921、または、図9(c)の931を押下すると表示される。ジョブ詳細画面にはジョブの結果や一時停止や中止の理由が表示される。「状況」942はジョブの状況によって、“一時停止”と表示されるか“中止”と表示されるかが変わる。図9(b)に示す画面において、ユーザが921を選択した場合、図9(d)の「状況」には“一時停止”と表示される。一方で、図9(c)に示す画面において、ユーザが931を選択した場合、図9(d)の「状況」には“中止”と表示される。図9(d)の「詳細」941には、ページ描画データの解析エラーによりジョブが一時停止、または中止されたことが表示される。図9(d)のように詳細を表示することで、なぜジョブが一時停止されたか、または、中止されたかをユーザは知ることができる。
上記のように、本実施系によれば、印刷ジョブの送信元となる情報処理装置に応じて、データ・エラー時に再送可とするか、再送不可とするかを変えることができる。
<その他の実施例>
なお、上記の実施例では、図7Aに記載の処理を図6A、図6BのS6111の後に実行するとした。図7AのS701〜S707に示す処理を図6A、図6BのS6107の後に行うとしてもよい。その場合は、S707の結果、再送可否判定部308は、自動再送が可能であるか否かを示す情報をRAM213に記憶する。そして、S6114やS6214ではRAMに記憶された上記情報を参照し、図7AのS708以降の処理を実行するとしてもよい。
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施例の機能を実現するソフトウェア(プログラム)をネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムコードを読み出して実行する処理である。この場合、そのコンピュータプログラム、及び該コンピュータプログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。

Claims (19)

  1. 印刷装置に印刷データを送信し、前記印刷装置から受信した第1のエラー情報に基づき前記印刷データに代わる印刷データを前記印刷装置に送信し、前記印刷装置から第2のエラー情報を受信しても前記印刷データに代わる印刷データを前記送信しない情報処理装置から受信した印刷データに基づく印刷を行う印刷装置であって、
    前記受信した印刷データに前記印刷装置が処理できないデータが含まれていることを検出する検出手段と、
    前記検出手段により前記印刷装置が処理できないデータが含まれていることが検出された前記印刷データに含まれる情報に基づき、前記情報処理装置に送信するエラー情報を前記第1のエラー情報または前記第2のエラー情報に決定する決定手段と、
    前記決定手段により決定された前記エラー情報を前記情報処理装置に送信する送信手段と、を有することを特徴とする印刷装置。
  2. 前記印刷データに含まれる情報は、前記印刷データの送信先となるURL、ポート番号の少なくともいずれかを含むことを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記決定手段は前記印刷データに含まれる情報に加えて、前記情報処理装置を識別する情報に基づき前記情報処理装置に送信するエラー情報を決定することを特徴とする請求項1または2に記載の印刷装置。
  4. 前記印刷装置が処理できないデータが含まれていることが検出された前記印刷データに代わる印刷データを前記情報処理装置に送信させることをユーザに設定させる手段をさらに有し、
    前記決定手段は、ユーザによる前記設定に基づき、前記情報処理装置に送信する前記エラー情報を前記第1のエラー情報に決めることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の印刷装置。
  5. 前記印刷装置は前記情報処理装置から第1のフォーマットの描画データを含む印刷データ、および、第2のフォーマットの描画データを含む印刷データを受信することができ、
    前記第1のフォーマットの描画データを含む前記印刷データに代えて送信される印刷データは前記第2のフォーマットの描画データを含む印刷データであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の印刷装置。
  6. 前記第1のフォーマットはPDF形式の描画データであり、
    前記第2のフォーマットはRaster形式の描画データであることを特徴とする請求項5に記載の印刷装置。
  7. 前記情報処理装置は第1のプロトコル、および、第2のプロトコルで前記印刷装置に印刷データを送信することができ、
    前記決定手段は、受信された前記印刷データが前記第1のプロトコルに則って送信されたデータである場合、前記印刷データに含まれる情報に基づき、少なくとも前記第1のエラー情報および前記第2のエラー情報を含む複数のエラー情報から、前記情報処理装置に送信するエラー情報を決定し、受信された前記印刷データが前記第2のプロトコルに則って送信されたデータである場合、前記第2のエラー情報を前記情報処理装置に送信するエラー情報に決定することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の印刷装置。
  8. 前記第1のプロトコルはIPPであり、前記第2のプロトコルはLPRプロトコルであることを特徴とする請求項7に記載の印刷装置。
  9. 前記印刷装置は、前記決定手段により前記第1のエラー情報が決定されたことに基づき、前記印刷データに基づく印刷を中止し、前記決定手段により前記第2のエラー情報が決定されたことに基づき、前記印刷データに基づく印刷を一時停止することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の印刷装置。
  10. 前記印刷装置は、ユーザによる指示で一時停止された前記印刷データに基づく印刷を中止することを特徴とする請求項9に記載の印刷装置。
  11. 印刷装置に印刷データを送信する情報処理装置であって、前記印刷装置から受信した第1のエラー情報に基づき前記印刷データに代わる印刷データを前記印刷装置に送信し、前記印刷装置から第2のエラー情報を受信しても前記印刷データに代わる印刷データの送信を行わない前記情報処理装置から受信した印刷データに基づく印刷を行う印刷装置において、
    前記印刷データに前記印刷装置が処理することのできないデータが含まれていることを検出する検出手段と、
    前記検出手段により前記印刷装置が処理することのできないデータが含まれていることが検出された前記印刷データの送信に用いられた印刷サービスの種類に基づき、前記情報処理装置に送信するエラー情報を前記第1のエラー情報または前記第2のエラー情報に決定する決定手段と、
    前記決定手段により決定された前記エラー情報を前記情報処理装置に送信する送信手段と、を有することを特徴とする印刷装置。
  12. 前記情報処理装置が印刷データの送信に用いることのできる印刷サービスごとに前記検出手段による検出に基づき前記情報処理装置に前記印刷データに代わる印刷データを送信させることをユーザに設定させる手段をさらに有し、
    前記決定手段は、ユーザによる前記設定に基づき前記情報処理装置に送信するエラー情報を決定することを特徴とする請求項11に記載の印刷装置。
  13. 前記決定手段は、前記印刷データの送信に用いられた印刷サービスが第1の印刷サービスであることに基づき、前記第1のエラー情報を前記情報処理装置に送信するエラー情報として選択し、前記印刷データの送信に用いられた印刷サービスが第2の印刷サービスであることに基づき、前記第2のエラー情報を前記情報処理装置に送信するエラー情報として選択することを特徴とする請求項11または12に記載の印刷装置。
  14. 前記決定手段は、前記印刷データが第1のプロトコルで送信された場合、前記印刷サービスを示す情報に基づき、前記情報処理装置に送信するエラー情報を決定し、前記印刷データが第2のプロトコルで送信された場合、前記第2のエラー情報を前記情報処理装置に送信するエラー情報として決定することを特徴とする請求項11乃至13のいずれか一項に記載の印刷装置。
  15. 情報処理装置から受信した印刷データに基づき印刷を行う印刷装置において、
    前記受信した印刷データに前記印刷装置が処理できないデータが含まれていることを検出する検出手段と、
    前記検出手段により前記印刷装置が処理できないデータが含まれていることが検出された前記印刷データに含まれる情報に基づき、前記情報処理装置に送信する情報を第1の情報または第2の情報に決定する決定手段と、
    前記決定手段により送信すると決定された前記情報を前記情報処理装置に送信する送信手段と、を有し、
    前記第1の情報は、前記情報処理装置に前記印刷データの代わりとなる印刷データを送信させる情報であり、
    前記第2の情報は、前記情報処理装置に前記印刷データの代わりとなる印刷データを送信させない情報であることを特徴とする印刷装置。
  16. 情報処理装置から受信した印刷データに基づき印刷を行う印刷装置において、
    前記受信した印刷データに前記印刷装置が処理できないデータが含まれていることを検出する検出手段と、
    前記検出手段による前記受信した印刷データに前記印刷装置が処理できないデータが含まれていることの検出に基づき、前記印刷データの代わりとなる印刷データを前記情報処理装置に送信させることを設定する設定手段と、
    前記設定手段により前記印刷データの代わりとなる印刷データを前記情報処理装置に送信させることが設定されていることに基づき、前記情報処理装置に送信する情報を第1の情報と決定し、前記設定手段により前記印刷データの代わりとなる印刷データを前記情報処理装置に送信させることが設定されていないことに基づき、前記情報処理装置に送信する情報を第2の情報に決定する決定手段と、
    前記決定手段により送信すると決定された前記情報を前記情報処理装置に送信する送信手段と、を有し、
    前記第1の情報は、前記情報処理装置に前記印刷データの代わりとなる印刷データを送信させる情報であり、
    前記第2の情報は、前記情報処理装置に前記印刷データの代わりとなる印刷データを送信させない情報であることを特徴とする印刷装置。
  17. 印刷装置に印刷データを送信する情報処理装置であって、前記印刷装置から受信した第1のエラー情報に基づき前記印刷データに代わる印刷データを前記印刷装置に送信し、前記印刷装置から第2のエラー情報を受信しても前記印刷データに代わる印刷データを前記送信しない前記情報処理装置から受信した印刷データに基づく印刷を行う印刷装置の制御方法であって、
    前記受信した印刷データに前記印刷装置が処理できないデータが含まれていることを検出する検出工程と、
    前記検出工程において前記印刷装置が処理できないデータが含まれていることが検出された前記印刷データに含まれる情報に基づき、前記情報処理装置に送信するエラー情報を前記第1のエラー情報または前記第2のエラー情報に決定する決定工程と、
    前記決定工程において決定された前記エラー情報を前記情報処理装置に送信する送信工程と、を有することを特徴とする印刷装置の制御方法。
  18. 情報処理装置から受信した印刷データに基づく印刷を行う印刷装置の制御方法において、
    前記受信した印刷データに前記印刷装置が処理できないデータが含まれていることを検出する検出工程と、
    前記検出工程において前記印刷装置が処理できないデータが含まれていることが検出された前記印刷データに含まれる情報に基づき、前記情報処理装置に送信する情報を第1の情報または第2の情報に決定する決定工程と、
    前記決定工程において送信すると決定された前記情報を前記情報処理装置に送信する送信工程と、を有し、
    前記第1の情報は、前記情報処理装置に前記印刷データの代わりとなる印刷データを送信させる情報であり、
    前記第2の情報は、前記情報処理装置に前記印刷データの代わりとなる印刷データを送信させない情報であることを特徴とする印刷装置の制御方法。
  19. 請求項17または18に記載の印刷装置の制御方法をコンピュータが実行するためのプログラム。
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