JP2016175314A - 印刷装置,読取装置,および印刷方法 - Google Patents

印刷装置,読取装置,および印刷方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複数のファームウェアの利用が可能な装置であって,ジョブに応じて好適なファームウェアでの画像処理が期待できる技術を提供すること。【解決手段】MFP100は,第1のファームウェア51と,第2のファームウェア52と,を記憶する。MFP100は,受信したジョブが,実行中の第1のファームウェア51で処理可能であれば,ジョブを実行する。第1のファームウェア51で処理不可であっても,第2のファームウェアで処理可能であれば,起動設定54に第2のファームウェア52を実行する第2設定を記憶し,再起動する。MFP100は,再起動後,第2のファームウェア52でジョブを実行する。そして,MFP100は,第2のファームウェア52でジョブを実行した後は,起動設定54に第1のファームウェア51を実行する第1設定を記憶し,再起動する。【選択図】 図9

Description

本発明は,印刷装置,読取装置,および印刷方法に関する。さらに詳細には,装置の各構成要素を制御するファームウェアの切り換えに関するものである。
従来から,ファームウェアを切り換えて,印刷を行う印刷装置が知られている。例えば,特許文献1には,ファームウェアの更新が可能な印刷装置であって,新たなファームウェアを受信した際,揮発性のメモリに画像データが記憶されている場合には当該画像データを不揮発性のメモリに記憶させ,その後に再起動を行い,当該画像データを不揮発性のメモリから読み出して揮発性のメモリに再度記憶させる構成が開示されている。
特開2004−148612号公報
しかしながら,前記した従来の技術には,次のような問題があった。すなわち,新たなファームウェアに更新した後に,更新前のファームウェアを再利用する構成は開示されていない。更新前のファームウェアと更新後のファームウェアでは,例えば,印刷の色味や実行可能な機能が異なる場合がある。この場合,ファームウェアの更新によって更新前のファームウェアでの印刷ができなくなると,更新前のファームウェアを利用するユーザの不満を生じさせる。
本発明は,前記した従来の技術が有する問題点を解決するためになされたものである。すなわちその課題とするところは,複数のファームウェアの利用が可能な装置であって,ジョブに応じて好適なファームウェアでの画像処理が期待できる技術を提供することにある。
この課題の解決を目的としてなされた印刷装置は,シートに画像を印刷する印刷部と,外部装置と通信する通信部と,制御部と,揮発性のメモリである第1記憶部と,不揮発性のメモリである第2記憶部と,起動時に前記制御部に最初に実行されるブートローダと,第1のファームウェアと,第2のファームウェアと,を記憶するファーム記憶部と,前記第1のファームウェアを実行する第1設定と前記第2のファームウェアを実行する第2設定とのいずれかを示す起動設定を記憶する設定記憶部と,を備える印刷装置であって,前記制御部は,前記ブートローダを実行している場合,前記設定記憶部から前記起動設定を読み出す起動設定読出処理と,前記起動設定読出処理にて読み出された前記起動設定が,前記第1設定である場合は前記第1のファームウェアを起動し,前記第2設定である場合は前記第2のファームウェアを起動するファームウェア起動処理と,を実行し,前記第1のファームウェアを実行している場合,印刷を伴うジョブを前記通信部を介して受信して当該ジョブを前記第1記憶部に記憶させる受信処理と,前記受信処理にて受信したジョブである受信ジョブが,前記第1のファームウェアで処理可能か否か,前記第1のファームウェアで処理可能でなければ,前記第2のファームウェアで処理可能か否か,を判断する判断処理と,前記判断処理にて前記第1のファームウェアで処理可能と判断された場合には,前記受信ジョブに基づく画像を,前記印刷部に印刷させる第1印刷処理と,前記判断処理にて前記第2のファームウェアで処理可能と判断された場合には,前記受信ジョブを前記第2記憶部に記憶させるジョブ記憶処理と,前記設定記憶部に前記起動設定として前記第2設定を記憶させる第1設定記憶処理と,前記ブートローダを実行する第1起動処理と,を実行し,前記第2のファームウェアを実行している場合,前記第2記憶部から前記受信ジョブを前記第1記憶部に読み出し,読み出された前記受信ジョブ基づく画像を,前記印刷部に印刷させる第2印刷処理と,前記第2印刷処理の実行終了後,前記設定記憶部に前記起動設定として前記第1設定を記憶させる第2設定記憶処理と,前記ブートローダを実行する第2起動処理と,を実行することを特徴としている。
本明細書に開示される印刷装置は,第1のファームウェアと,第2のファームウェアとの,2つのファームウェアを記憶し,第1のファームウェアを実行している状態でジョブの受信を待機する。印刷装置は,ジョブを受信した場合,受信したジョブが実行中の第1のファームウェアで処理可能か,実行中でない第2のファームウェアで処理可能か,を判別する。印刷装置は,受信したジョブが第1のファームウェアで処理可能であると判別した場合はそのまま受信したジョブを処理し,第1のファームウェアで処理不可能であるけれども第2のファームウェアで処理可能であると判別した場合は第2のファームウェアに切り換えてジョブを処理する。これにより,印刷装置に第2のファームウェアでジョブを処理させたいユーザは,印刷装置にジョブを送信するだけで印刷装置にそのジョブを第2のファームウェアで処理させることができる。つまり,印刷装置に第2のファームウェアでジョブを処理させたいユーザは,第1のファームウェアから第2のファームウェアに切り換える手間がかからない。
また,本明細書に開示される印刷装置は,第2のファームウェアに切り換えてジョブを処理した場合,そのジョブの処理が終了した後に,第1のファームウェアを実行している状態に戻る。これにより,印刷装置が第2のファームウェアを実行している状態のまま放置されることがなくなるため,印刷装置に第1のファームウェアでジョブを処理させたいユーザは,第2のファームウェアから第1のファームウェアに戻す手間がかからない。
また,前記印刷部は,トナーを収容する収容部と,トナー像を形成する形成部と,トナー像をシートに転写する転写部と,トナー像をシートに定着させる定着部と,を備え,前記制御部は,前記第1のファームウェアの起動時は,前記収容部内のトナーを撹拌する撹拌動作と,前記定着部のウォームアップ動作との両方を実施し,前記第2のファームウェアの起動時は,前記撹拌動作と前記ウォームアップ動作との少なくとも一方を実施しないとよい。第1のファームウェアの起動時に,トナーの撹拌動作および定着のウォームアップ動作は実施されるため,第1のファームウェアの動作中は,これらの準備動作が完了済みである。そのため,第2のファームウェアに切り換える際の起動時には,これらの準備動作を省略でき,消耗品の劣化を抑制できる。
また,前記制御部は,前記第1のファームウェアの実行中に,前記外部装置から能力の通知要求を前記通信部を介して受信する能力受信処理と,前記能力受信処理にて前記通知要求を受信した場合に,前記通知要求にて指定された処理を,前記第1のファームウェアと前記第2のファームウェアとの少なくとも一方で可能であれば,処理可能である旨の信号を,前記通信部を介して前記外部装置に応答し,前記第1のファームウェアと前記第2のファームウェアとのどちらも不可であれば,処理不可である旨の信号を,前記通信部を介して前記外部装置に応答する能力応答処理と,を実行するとよい。第1のファームウェアと第2のファームウェアとの少なくとも一方で処理可能な場合に処理可能を応答することで,外部装置から印刷の実行対象として選択される可能性が高まる。すなわち,実行中の第1のファームウェアで処理可能な場合にのみ処理可能を応答する場合と比較して,ユーザの選択肢が広がる。
また,本明細書に開示される印刷装置では,前記第2のファームウェアの処理可能な能力の情報である能力情報を記憶する能力記憶部を備え,前記制御部は,前記判断処理では,前記第1のファームウェアの実行中に,前記能力記憶部から前記能力情報を読み出し,前記能力情報に基づいて,前記第2のファームウェアで処理可能か否かを判断するとよい。能力情報を自装置に記憶することで,外部装置に問い合わせて取得する場合と比較して,早期に能力情報を取得できる。
また,前記制御部は,前記判断処理にて前記第1のファームウェアでも前記第2のファームウェアでも処理不可と判断された場合には,エラーを通知するとよい。どちらのファームウェアでも処理不可の場合は,受信ジョブを実行できないため,ユーザに通知する方が好ましい。
上記画像形成装置の機能を実現するための制御方法,コンピュータプログラム,および当該コンピュータプログラムを格納するコンピュータ読取可能な記憶媒体も,新規で有用である。
本発明によれば,複数のファームウェアの利用が可能な装置であって,ジョブに応じて好適なファームウェアでの画像処理が期待できる技術が実現される。
実施の形態にかかる複合機(MFP)および印刷システムの構成を示すブロック図である。 実施の形態にかかるMFPの,印刷部の構成を示す図である。 実施の形態にかかるMFPの,ファームウェアの構成を示す図である。 実施の形態にかかる印刷システムの印刷のシーケンスを示す図である。 モバイル装置が実行する印刷指示入力処理の手順を示すフローチャートである。 サーバが実行するプリンタ検索処理の手順を示すフローチャートである。 サーバが実行するジョブ送信処理の手順を示すフローチャートである。 MFPが実行する能力応答処理の手順を示すフローチャートである。 MFPが実行する受信ジョブ印刷処理の手順を示すフローチャートである。 MFPが実行する起動処理の手順を示すフローチャートである。 MFPが実行するファーム起動処理の手順を示すフローチャートである。
以下,本発明にかかる印刷装置を具体化した実施の形態について,添付図面を参照しつつ詳細に説明する。本形態は,印刷対象のデータを画像データに変換するクラウドサーバを有するクラウド印刷システムに接続する複合機(MFP:MultiFunction Peripheral)に本発明を適用したものである。なお,クラウドサーバとは,クラウドコンピューティングの概念において,クラウドの先にある仮想化サーバであり,クラウドの中にパケットを通過させ,WEBブラウザで操作ができるサーバである。
[印刷システムの全体構成]
本形態の印刷システム900は,図1に示すように,印刷機能および読取機能を有するMFP100と,モバイル装置200と,クラウドサーバ300とを備えている。MFP100,モバイル装置200,およびクラウドサーバ300は,インターネットを介して接続される。MFP100は,印刷装置および読取装置の一例である。
モバイル装置200としては,例えば,スマートフォンや,タブレット型のパーソナルコンピュータ(PC)が該当する。モバイル装置200は,インターネットを介して接続されるクラウドサーバ300に対して印刷ジョブないし読取ジョブを送信する。クラウドサーバ300は,受信したジョブを,当該ジョブで指定されたデバイスに送信する。例えば,ジョブの送信先としてMFP100が選択された場合,モバイル装置200から送信されたジョブは,クラウドサーバ300を介して,MFP100に送信される。
なお,クラウドサーバ300に接続する印刷装置ないし読取装置は,MFP100に限るものではないが,図1では説明の簡略化のため,MFP100のみを図示する。また,クラウドサーバ300に接続するデバイスも,モバイル装置200に限るものではないが,図1では説明の簡略化のため,モバイル装置200のみを図示する。また,クラウドサーバ300は,1台のコンピュータによって実現されるものに限らず,複数台のコンピュータによって実現されるものであってもよい。
[MFPの構成]
続いて,本形態の印刷システム900に含まれるMFP100の概略構成について説明する。MFP100は,図1に示したように,CPU31と,ROM32と,RAM33と,NVRAM(Non Volatile RAM)34とを備えるコントローラ30を有している。なお,図1中のコントローラ30は,CPU31等,MFP100の制御に利用されるハードウェアを纏めた総称であって,実際にMFP100に存在する単一のハードウェアと表すとは限らない。
ROM32には,MFP100を制御するための制御プログラムであるファームウェア,ファームウェアを起動するプログラムであるブートローダ,各種設定等が記憶されている。RAM33およびNVRAM34は,各種制御プログラムが読み出される作業領域として,あるいはデータを一時的に記憶する記憶領域として利用される。ROM32は,ファーム記憶部の一例である。RAM33は,第1記憶部の一例である。NVRAM34は,第2記憶部および設定記憶部の一例である。
CPU31は,ROM32から読み出した制御プログラムや各種センサから送られる信号に従って,その処理結果をRAM33またはNVRAM34に記憶させながら,MFP100の各構成要素を制御する。CPU31は,制御部の一例である。なお,コントローラ30が制御部の一例であってもよい。
また,MFP100は,シートに画像を印刷する印刷部10と,原稿の画像を読み取る読取部20と,表示機能と入力機能とを兼ねる操作パネル40と,ネットワークインターフェース(ネットワークIF)36とを有し,これらがCPU31によって制御される。
図2は,本形態の印刷部10の概略構成を示している。印刷部10は,電子写真方式によってトナー像を形成し,そのトナー像をシートに転写するプロセス部50と,プロセス部50に光を照射する露光装置53と,シート上の未定着のトナーを定着させる定着装置8と,プロセス部50の転写位置にシートを搬送する搬送ベルト7とを備えている。印刷部10は,印刷部の一例である。定着装置8は,定着部の一例である。また,印刷部10は,給紙ローラ21,レジストローラ22,および排紙ローラ26を備え,シートが,給紙ローラ21,レジストローラ22,プロセス部50,定着装置8を通り,排紙ローラ26を介して排出されるように,搬送路11(図2中の一点鎖線)が設けられている。
プロセス部50は,カラー画像の形成が可能であり,シアン(C),マゼンタ(M),イエロー(Y),ブラック(K)の各色に対応するプロセス部を並列に配置している。具体的には,C色の画像を形成するプロセス部50Cと,M色の画像を形成するプロセス部50Mと,Y色の画像を形成するプロセス部50Yと,K色の画像を形成するプロセス部50Kとを備えている。そして,シートの搬送方向において,下流側からプロセス部50C,50M,50Y,50Kの順に等間隔に配置されている。なお,プロセス部の順番はこれに限定するものではない。
プロセス部50Kは,ドラム状の感光体1と,感光体1の表面を一様に帯電する帯電装置2と,感光体1上の静電潜像に対してトナーによる現像を行う現像装置4と,感光体1上のトナー像をシートあるいは搬送ベルト7に転写させる転写装置5と,を有している。現像装置4は,収容部および形成部の一例である。転写装置5は,転写部の一例である。他のプロセス部50C,50M,50Yについても,プロセス部50Kと同様の構成である。
各プロセス部50C,50M,50Y,50Kでは,感光体1の表面が帯電装置2によって一様に帯電される。その後,露光装置53からの光により露光され,形成すべき画像の静電潜像が感光体1上に形成される。次いで,現像装置4を介してトナーが感光体1に供給される。これにより,感光体1上の静電潜像は,トナー像として可視像化される。
印刷部10は,給紙ローラ21によってシートを1枚ずつ取り出し,そのシートを搬送ベルト7上に搬送する。そして,プロセス部50にて形成されたトナー像をそのシートに転写する。このとき,カラー印刷では,各プロセス部50C,50M,50Y,50Kにてトナー像が形成され,シート上で各トナー像が重ね合わせられる。一方,モノクロ印刷では,プロセス部50Kのみでトナー像が形成され,シートに転写される。その後は,トナー像が転写されたシートを定着装置8に搬送し,トナー像をそのシートに熱定着させる。そして,定着後のシートを排紙ローラ26によって排出する。
ネットワークIF36は,インターネット等のネットワークに接続し,IEEEの802.3の規格およびそれに準ずる規格に基づいて,イーサネット(登録商標)方式の通信を可能にするハードウェアである。なお,ネットワークIF36は,WiFi等の無線通信を介してインターネットに接続する構成であってもよい。MFP100は,ネットワークIF36を介して,クラウドサーバ300からデータを受信し,クラウドサーバ300にデータを送信する。ネットワークIF36は,通信部の一例である。
操作パネル40は,MFP100の外装に設けられ,ユーザ入力を受け付ける各種のボタン群と,メッセージや各種の設定を表示するタッチパネルとを有している。各種のボタンとしては,例えば,テンキー,矢印キー,OKボタン,キャンセルボタンがある。また,タッチパネルは,ユーザがタッチ操作することによっても入力が可能であり,例えば,各種の設定やユーザ情報がタッチパネルから入力される。
また,MFP100のROM32は,図3に示すように,2種類のファームウェア51,52と,ブートローダ53と,を記憶している。本形態では,一方のファームウェアを第1のファームウェア51とし,他方のファームウェアを第2のファームウェア52とする。例えば,第1のファームウェア51を最新のバージョンのファームウェアとし,第2のファームウェア52を旧バージョンのファームウェアとする。また,第1のファームウェア51を標準のファームウェアとし,第2のファームウェア52を特殊な機能に特化したカスタムバージョンのファームウェアとしてもよい。ユーザは,旧バージョンの印刷の色味を好む場合や,特殊な機能を利用する場合があり,MFP100では,標準のファームウェアである第1のファームウェア51の他に,標準のファームウェアと異なる印刷が可能な第2のファームウェア52を記憶している。
ブートローダ53は,MFP100のCPU31が実行可能なプログラムである。MFP100のCPU31は,起動時にブートローダ53を読み出して実行する。その後,CPU31は,ブートローダ53を実行することによって第1のファームウェア51と第2のファームウェア52とのいずれか一方を読み出し,その読み出したファームウェアを実行することによってハードウェアの制御を行う。また,各ファームウェア51,52は,MFP100のCPU31が実行可能なプログラムである。CPU31は,ファームウェア51または52を実行することにより,印刷部10,読取部20,操作パネル40等,各種のハードウェアの制御を行う。CPU31は,一方のファームウェアを実行中に他方のファームウェアに切り換える場合には,CPU31自身の再起動,すなわちブートローダ53を読み出して実行することからのやり直しを必要とする。
MFP100は,NVRAM34に,第1のファームウェア51を実行する第1設定と第2のファームウェア52を実行する第2設定とのいずれかを示す起動設定54を記憶している。そして,MFP100のCPU31は,起動時に,ブートローダ53を実行することによって起動設定54を読み出し,起動するファームウェアを決定する。起動するファームウェアの設定は,ユーザ選択が可能であってもよく,その場合,選択されたファームウェアに従って第1設定と第2設定とのいずれかを起動設定54に記憶する。
本形態では,CPU31が第1のファームウェア51を実行している場合と第2のファームウェア52を実行している場合とで,MFP100が処理可能な画像フォーマットが異なる。MFP100は,CPU31が第1のファームウェア51を実行している場合に処理可能な画像フォーマットを,機能情報テーブル511に記憶している。具体的に機能情報テーブル511は,例えば第1のファームウェア51の先頭から0x1000バイト〜0x2000バイトまでのアドレスに記憶される。MFP100は,CPU31が第2のファームウェア52を実行している場合に処理可能なフォーマットも,機能情報テーブル511とは別に,機能情報テーブル521に記憶している。具体的に機能情報テーブル521は,例えば第2のファームウェア52の先頭から0x1000バイト〜0x2000バイトまでのアドレスに記憶される。機能情報テーブル511と機能情報テーブル521とは,能力記憶部の一例である。
MFP100は,例えばCPU31が第1のファームウェア51を実行している場合に機能情報テーブル521を参照することで,第2のファームウェアで処理可能な画像フォーマットの情報を読み出すことができる。一方,CPU31が第2のファームウェア52を実行している場合に機能情報テーブル511を参照することで,第1のファームウェアで処理可能な画像フォーマットの情報を読み出すことができる。なお,機能情報テーブル511,521には,画像フォーマットに限らず,他の情報を記憶してもよい。例えば,ファームウェアのバージョン情報や,処理可能な機能の情報を記憶してもよい。
[クラウド印刷の動作概要]
続いて,モバイル装置200からクラウドサーバ300に印刷ジョブを送信し,MFP100がクラウドサーバ300から印刷ジョブを受け付けて印刷する印刷動作であるクラウド印刷の動作概要について,図4を参照しつつ説明する。なお,クラウド印刷を実現するには,あらかじめ,モバイル装置200がクラウドサーバ300にログインする必要があるが,以下の説明は,ログインが成功したものとして,ログインの動作については省略している。
始めに,モバイル装置200では,ユーザからの指示に応じて,印刷ジョブを投入するアプリケーションプログラム(以下,「アプリ」とする)を起動する。そして,当該アプリを介して印刷指示がモバイル装置200に入力されると,モバイル装置200は,印刷対象の画像データの画像フォーマットに対応可能なプリンタの検索結果を要求するプリンタ検索要求を,クラウドサーバ300に送信する。
クラウドサーバ300は,プリンタ検索要求を受信すると,要求された画像フォーマット,あるいはクラウドサーバ300が当該画像フォーマットを別の画像フォーマットに変換可能であればその変換後の画像フォーマット,に対応可能か否かの回答を要求する能力通知要求を,モバイル装置200のログインユーザが使用可能なプリンタ全てに対して送信する。能力通知要求を受信したMFP100は,要求された画像フォーマットに対応可能か否かを応答する。クラウドサーバ300は,各プリンタからの応答に基づいて,要求された画像フォーマットに対応可能なプリンタの一覧を作成し,当該一覧をモバイル装置200に応答する。
モバイル装置200は,クラウドサーバ300からプリンタの一覧を受信すると,その中から印刷を行わせるプリンタの,ユーザによる選択を受け付ける。さらに,モバイル装置200は,ユーザによる印刷実行指示を受け付ける。印刷実行指示を受け付けると,モバイル装置200は,印刷ジョブをクラウドサーバ300に送信する。印刷ジョブには,選択されたプリンタの情報および印刷対象となる画像データの他,カラー設定,両面印刷設定,倍率設定等,各種の印刷設定が含まれる。なお,以下の説明では,印刷を行わせるプリンタとしてMFP100が選択されたものとする。
クラウドサーバ300は,印刷ジョブを受信すると,モバイル装置200にて選択されたプリンタであるMFP100に対して,能力通知要求を送信する。能力通知要求の応答の有無によってMFP100が稼働中であるか否かを確認する。
そして,クラウドサーバ300は,MFP100から能力通知要求に対する応答を受信すると,必要に応じて印刷対象の画像データに対して加工処理を行う。例えば,印刷対象の画像データの画像フォーマットを,能力通知要求を行った画像フォーマットに変換する。また,MFP100にて,ウォータマーク等,特定の加工処理ができない場合であって,当該特定の加工処理が設定されている場合に,クラウドサーバ300が当該特定の加工処理を行ってもよい。クラウドサーバ300は,加工後の画像データを含む印刷ジョブ,あるいは加工が必要なければモバイル装置200から受信した印刷ジョブを,MFP100に送信する。
印刷ジョブを受信したMFP100は,印刷ジョブに含まれる画像データの画像に基づく印刷を行う。そして,MFP100は,印刷の結果をクラウドサーバ300に送信する。クラウドサーバ300は,MFP100から印刷の結果を受信すると,当該印刷の結果をモバイル装置200に送信する。
[モバイル装置の動作]
続いて,前記したクラウド印刷の動作を実現する各デバイスの動作について説明する。始めに,モバイル装置200が実行する印刷指示入力処理について,図5のフローチャートを参照しつつ説明する。印刷指示入力処理は,印刷ジョブを投入するアプリが起動されたことを契機に,モバイル装置200によって実行される。
印刷指示入力処理では,モバイル装置200は先ず,アプリを介してユーザが印刷対象の画像データを選択した状態で,当該画像データに対する印刷指示の入力を受け付ける(S101)。S101の後,モバイル装置200は,クラウドサーバ300に対して,所定の画像フォーマットに対応可能なプリンタを検索するプリンタ検索要求を送信する(S102)。所定の画像フォーマットは,アプリを介してユーザが選択した印刷対象の画像データの画像フォーマットである。
S102の後,モバイル装置200は,クラウドサーバ300からプリンタの一覧を受信したか否かを判断する(S103)。プリンタの一覧を受信していない場合(S103:NO),モバイル装置200は,プリンタ検索要求を送信してからの経過時間が所定時間を超えたか,すなわちタイムアウトになったか否かを判断する(S104)。
タイムアウトになった場合(S104:YES),モバイル装置200は,タイムアウトになった旨のエラーを報知する(S131)。タイムアウトになっていない場合(S104:NO),S103に戻り,モバイル装置200は,プリンタの一覧の受信,あるいはタイムアウトになるのを待つ。
一方,プリンタの一覧を受信した場合(S103:YES),モバイル装置200は,受信したプリンタの一覧に基づいて,選択可能なプリンタの一覧を,アプリを介して表示し(S111),ユーザによるプリンタの選択を受け付ける(S112)。さらに,モバイル装置200は,印刷実行指示の入力を受け付ける(S113)。S113の後,モバイル装置200は,S112にて選択されたプリンタを,印刷対象の画像データの画像を印刷するプリンタとする印刷ジョブを,クラウドサーバ300に送信する(S114)。
S114の後,モバイル装置200は,クラウドサーバ300から印刷ジョブの実行結果を受信したか否かを判断する(S115)。実行結果を受信していない場合(S115:NO),モバイル装置200は,印刷ジョブを送信してからの経過時間が所定時間を超えたか,すなわちタイムアウトになったか否かを判断する(S116)。
タイムアウトになった場合(S116:YES),モバイル装置200は,タイムアウトになった旨のエラーを報知する(S131)。タイムアウトになっていない場合(S116:NO),S115に戻り,モバイル装置200は,印刷ジョブの実行結果の受信,あるいはタイムアウトになるのを待つ。
一方,印刷ジョブの実行結果を受信した場合(S114:YES),モバイル装置200は,実行結果が正常完了か否かを判断する(S121)。正常完了でなければ(S121:NO),モバイル装置200は,正常完了しなかった旨のエラーを報知する(S131)。正常完了であれば(S121:YES),あるいはS131の後は,印刷指示入力処理を終了する。
[クラウドサーバの動作]
続いて,クラウドサーバ300が実行するプリンタ検索処理について,図6のフローチャートを参照しつつ説明する。プリンタ検索処理は,プリンタ検索要求を受信したことを契機に,クラウドサーバ300によって実行される。
プリンタ検索処理では,クラウドサーバ300は先ず,クラウドサーバ300が管理しているプリンタのうち,プリンタ検索要求の送信元のユーザないしデバイスで使用可能な全プリンタに対して,プリンタ検索要求によって指定される画像フォーマットについて対応可能か否かを問い合わせる能力通知要求を送信する(S201)。
S201の後,クラウドサーバ300は,送信先のプリンタから能力通知要求に対する応答が有ったか否かを判断する(S202)。能力通知要求に対する応答が有った場合(S202:YES),クラウドサーバ300は,応答結果が対応可能か否かを判断する(S211)。対応可能であれば(S212:YES),クラウドサーバ300は,応答用に確保したプリンタの一覧リストに,応答したプリンタを登録する(S212)。
S212の後,あるいは対応不可の場合(S212:NO),あるいは能力通知要求に対する応答が無い場合(S202:NO),クラウドサーバ300は,S201にて能力通知要求を送信してからの経過時間が所定時間を経過していることと,能力通知要求を送信した全てのプリンタから応答が有ったこととの,いずれか一方を満たすか否かを判断する(S203)。いずれの条件も満たさない場合には(S203:NO),S202に戻り,S202の判断とS203の判断とを繰り返す。
S203のいずれか一方の条件を満たす場合(S203:YES),クラウドサーバ300は,処理可能なプリンタが登録されているプリンタの一覧リストをプリンタ検索要求の送信元のデバイスに送信する(S221)。S221の後は,プリンタ検索処理を終了する。
続いて,クラウドサーバ300が実行するジョブ送信処理について,図7のフローチャートを参照しつつ説明する。ジョブ送信処理は,印刷ジョブを受信したことを契機に,クラウドサーバ300によって実行される。なお,以下の説明では,モバイル装置200から印刷ジョブを受信し,印刷を実行するプリンタとしてMFP100が選択されているものとする。
ジョブ送信処理では,クラウドサーバ300は先ず,印刷を実行するプリンタとして選択されているMFP100に対して,印刷ジョブに含まれる画像データの画像フォーマットについて対応可能か否かを問い合わせる能力通知要求を送信する(S241)。クラウドサーバ30は,S241にて能力通知要求を送信することで,送信先のプリンタが稼働中であるか否かを確認できる。
S241の後,クラウドサーバ300は,MFP100から能力通知要求の応答を受信したか否かを判断する(S242)。能力通知要求の応答を受信していない場合(S242:NO),クラウドサーバ300は,能力通知要求を送信してからの経過時間が所定時間を超えたか,すなわちタイムアウトになったか否かを判断する(S243)。
タイムアウトになった場合(S243:YES),クラウドサーバ300は,タイムアウトになった旨のエラー信号を,印刷ジョブの送信元であるモバイル装置200に送信する(S291)。タイムアウトになっていない場合(S243:NO),S242に戻り,クラウドサーバ300は,能力通知要求の応答の受信,あるいはタイムアウトになるのを待つ。
能力通知要求の応答を受信した場合(S242:YES),クラウドサーバ300は,応答結果が対応可能か否かを判断する(S251)。対応不可であった場合(S251:NO),クラウドサーバ300は,対応不可の画像フォーマットである旨のエラー信号を,モバイル装置200に送信する(S291)。対応可能であった場合(S251:YES),クラウドサーバ300は,必要に応じて印刷対象の画像データを加工する(S252)。そして,クラウドサーバ300は,印刷ジョブをMFP100に送信する(S253)。
S253の後,クラウドサーバ300は,MFP100から印刷ジョブの実行結果を受信したか否かを判断する(S254)。実行結果を受信していない場合(S254:NO),クラウドサーバ300は,印刷ジョブを送信してからの経過時間が所定時間を超えたか,すなわちタイムアウトになったか否かを判断する(S255)。
タイムアウトになった場合(S255:YES),クラウドサーバ300は,タイムアウトになった旨のエラー信号を,モバイル装置200に送信する(S291)。タイムアウトになっていない場合(S255:NO),S254に戻り,クラウドサーバ300は,印刷ジョブの実行結果の受信,あるいはタイムアウトになるのを待つ。
一方,印刷ジョブの実行結果を受信した場合(S254:YES),クラウドサーバ300は,実行結果が正常完了か否かを判断する(S261)。正常完了でなければ(S261:NO),クラウドサーバ300は,印刷が正常完了しなかった旨のエラー信号を,モバイル装置200に送信する(S291)。正常完了であれば(S261:YES),印刷が正常完了した旨の完了応答信号を,モバイル装置200に送信する(S262)。S262あるいはS291の後は,ジョブ送信処理を終了する。
[MFPの動作]
続いて,MFP100のCPU31が実行する能力応答処理について,図8のフローチャートを参照しつつ説明する。能力応答処理は,ネットワークIF36を介して能力通知要求を受信したことを契機に,MFP100のCPU31によって実行される。この能力応答処理の開始条件となる能力通知要求を受信する処理は,能力受信処理の一例である。なお,以下の説明では,第1のファームウェア51がCPU31によって実行されているものとする。
能力応答処理では,MFP100のCPU31は先ず,第1のファームウェア51の処理能力を取得する(S301)。具体的には,機能情報テーブル511を参照し,処理可能な画像フォーマットの一覧を含む処理能力を取得する。
S301の後,MFP100のCPU31は,能力通知要求で指定された画像フォーマットに第1のファームウェア51が対応可能か否かを判断する(S302)。MFP100のCPU31は,能力通知要求で指定された画像フォーマットが,S301で取得した画像フォーマットの一覧に含まれていれば対応可能と判断し,含まれていなければ対応不可と判断する。
第1のファームウェア51が対応可能な場合(S302:YES),MFP100のCPU31は,対応可能である旨の信号を,ネットワークIF36を介して,能力通知要求の要求元であるクラウドサーバ300に応答する(S303)。
一方,第1のファームウェア51が対応不可の場合(S302:NO),MFP100のCPU31は,第2のファームウェア52の処理能力を取得する(S311)。具体的には,機能情報テーブル521を参照し,処理可能な画像フォーマットの一覧を含む処理能力を取得する。
S311の後,MFP100のCPU31は,能力通知要求で要求された画像フォーマットに第2のファームウェア52が対応可能か否かを判断する(S312)。すなわち,MFP100は,能力通知要求で指定された画像フォーマットが,S311で取得した画像フォーマットの一覧に含まれていれば対応可能と判断し,含まれていなければ対応不可と判断する。
第2のファームウェア52が対応可能な場合(S312:YES),MFP100のCPU31は,対応可能である旨の信号を,ネットワークIF36を介して,クラウドサーバ300に応答する(S303)。第2のファームウェア52が対応不可の場合(S312:NO),MFP100のCPU31は,対応不可である旨の信号を,ネットワークIF36を介して,クラウドサーバ300に応答する(S321)。S303およびS321は,能力応答処理の一例である。S303あるいはS321の後,能力応答処理を終了する。
続いて,MFP100のCPU31が実行する受信ジョブ印刷処理について,図9のフローチャートを参照しつつ説明する。受信ジョブ印刷処理は,ネットワークIF36を介して印刷ジョブを受信したことを契機に,MFP100のCPU31によって実行される。この受信ジョブ印刷処理の開始条件となる印刷ジョブを受信する処理は,受信処理の一例である。なお,以下の説明では,第1のファームウェア51がCPU31によって実行されているものとする。
受信ジョブ印刷処理では,MFP100のCPU31は先ず,印刷ジョブに含まれるジョブ情報を取得する(S341)。ジョブ情報には,例えば,印刷対象の画像データ,印刷設定,が該当する。また,MFP100のCPU31は,第1のファームウェア51の処理能力を取得する(S342)。具体的には,S301と同様に,機能情報テーブル511を参照し,第1のファームウェア51にて処理可能な画像フォーマットの一覧を取得する。
S342の後,MFP100のCPU31は,S302と同様に,S341にて取得したジョブ情報に含まれる画像データの画像フォーマットに第1のファームウェア51が対応可能か否かを判断する(S343)。S343は,判断処理の一例である。
第1のファームウェア51が対応可能な場合(S343:YES),MFP100のCPU31は,第1のファームウェア51を実行して印刷部10を制御しながら,印刷対象の画像データの画像の印刷を印刷部10に行わせる(S344)。S344は,第1印刷処理の一例である。そして,MFP100のCPU31は,印刷の結果を,ネットワークIF36を介して,クラウドサーバ300に送信する(S345)。
一方,第1のファームウェア51が対応不可の場合(S343:NO),MFP100のCPU31は,第2のファームウェア52の処理能力を取得する(S351)。具体的には,S311と同様に,機能情報テーブル521を参照し,第2のファームウェア52にて処理可能な画像フォーマットの一覧を取得する。
S351の後,MFP100のCPU31は,S312と同様に,S341にて取得したジョブ情報に含まれる画像データの画像フォーマットに第2のファームウェア52が対応可能か否かを判断する(S352)。第2のファームウェア52が対応不可の場合(S352:NO),MFP100のCPU31は,実行不可である旨のエラー信号を,ネットワークIF36を介して,クラウドサーバ300に応答する(S361)。
第2のファームウェア52が対応可能な場合(S352:YES),MFP100のCPU31は,受信した印刷ジョブの保存のため,NVRAM34に記憶領域を確保し,当該印刷ジョブを当該記憶領域に記憶する(S353)。S353は,ジョブ記憶処理の一例である。そして,MFP100のCPU31は,起動設定54に第2設定を記憶する(S354)。S354は,第1設定記憶処理の一例である。そして,MFP100のCPU31は,自身を再起動させる(S355)。S355は,第1起動処理の一例である。S345,S355,あるいはS361の後,受信ジョブ印刷処理を終了する。
続いて,MFP100のCPU31が実行する起動処理について,図10のフローチャートを参照しつつ説明する。起動処理は,MFP100の起動を契機に,MFP100のCPU31によって実行される。MFP100の起動条件は,電源オンであってもよいし,自動的な再起動であってもよい。
起動処理では,MFP100のCPU31は先ず,ブートローダ53を読み出して実行する(S380)。さらには,MFP100のCPU31は,ブートローダ53を実行することによって,起動設定54を読み出す(S381)。S381は,起動設定読出処理の一例である。そして,MFP100は,読み出された起動設定54が第2設定か否かを判断する(S382)。
起動設定54が第2設定でない,すなわち第1設定の場合(S382:NO),MFP100のCPU31は,ブートローダ53を実行することによって,第1のファームウェア51を読み出して実行する(S384)。S384は,ファームウェア起動処理の一例である。一方,起動設定54が第2設定である場合(S382:YES),MFP100のCPU31は,ブートローダ53を実行することによって,第2のファームウェア52を読み出して実行する(S383)。S383は,ファームウェア起動処理の一例である。S383あるいはS384の後,起動処理を終了する。起動処理の終了後は,読み出されたファームウェアに処理を移行する。
続いて,MFP100のCPU31が実行するファーム起動処理について,図11のフローチャートを参照しつつ説明する。ファーム起動処理は,図10の起動処理の終了に引き続いて,MFP100のCPU31によって実行される。なお,ファーム起動処理は,第1のファームウェア51が実行された場合であっても第2のファームウェア52が実行された場合であっても実行される処理である。
ファーム起動処理では,MFP100のCPU31は先ず,NVRAM34に保存されている印刷ジョブが有るか否かを判断する(S391)。S391では,今回の起動が受信ジョブ印刷処理のS355に基づくものであれば印刷ジョブが有ると判断され,そうではない場合には印刷ジョブが無いと判断される。
印刷ジョブが無い場合(S391:NO),MFP100のCPU31は,起動処理にて起動されたファームウェアによって,印刷部10に初期動作を行わせる(S398)。初期動作としては,例えば,現像装置4に収容されるトナーの撹拌動作や,定着装置8の加熱源のウォームアップ動作が含まれる。この他,読取部20の構成要素や,操作パネル40の構成要素でも,適宜,初期動作が行われる。
S398の後,MFP100のCPU31は,ファームウェア51または52の実行中であって,指示の入力を待つモードである待機モードに移行し(S399),ファーム起動処理を終了する。なお,待機モード中,例えば能力通知要求を受信した場合,MFP100のCPU31は,図8に示した能力応答処理を実行し,例えば印刷ジョブを受信した場合,MFP100のCPU31は,図9に示した受信ジョブ印刷処理を実行する。
一方,印刷ジョブが有る場合(S391:YES),MFP100のCPU31は,初期動作を行わせない。例えば,第1のファームウェア51が実行された状態で前述した受信ジョブ印刷処理のS355にて再起動された場合,既に第1のファームウェア51の起動時に初期動作が行われている。そのため,S355での再起動によって第2のファームウェア52が実行された際には初期動作を省略する。初期動作を省略することで,消耗品の劣化を抑制できる。
MFP100のCPU31は,印刷ジョブがNVRAM34に有ることから,当該印刷ジョブをRAM33に読み出す(S392)。そして,MFP100のCPU31は,起動処理にて起動されたファームウェアによって印刷部10を制御しながら,当該印刷ジョブに含まれる画像データの画像の印刷を印刷部10に行わせる(S393)。S393は,第2印刷処理の一例である。そして,MFP100のCPU31は,印刷の結果を,ネットワークIF36を介して,クラウドサーバ300に送信する(S394)。印刷後は,当該印刷ジョブ用に確保されたNVRAM34およびRAM33の記憶領域を解放する(S395)。
S395の後,MFP100のCPU31は,起動設定54を,現在実行されているファームウェアとは別のファームウェアを起動させる設定に変更する(S396)。具体的には,第2のファームウェア52が実行されている場合には第1設定を記憶し,第1のファームウェア52が実行されている場合には第2設定を記憶する。S396は,第2設定記憶処理の一例である。そして,MFP100のCPU31は,自身を再起動させる(S397)。すなわち,CPU31は,図10の起動処理を実行し,ブートローダ53を読み出して,S396の設定に従ってファームウェアを起動する。S397は,第2起動処理の一例である。S397の後は,ファーム起動処理を終了する。
以上詳細に説明したようにMFP100は,第1のファームウェア51と,第2のファームウェア52との,2つのファームウェアを記憶し,第1のファームウェア51を実行している状態でジョブの受信を待機する。MFP100は,ジョブを受信した場合,受信したジョブが実行中の第1のファームウェア51で処理可能か,実行中でない第2のファームウェア52で処理可能か,を判別する。MFP100は,受信したジョブが第1のファームウェア51で処理可能であると判別した場合はそのまま受信したジョブを処理し,第1のファームウェア51で処理不可能であるけれども第2のファームウェア52で処理可能であると判別した場合は第2のファームウェア52に切り換えてジョブを処理する。これにより,MFP100に第2のファームウェア52でジョブを処理させたいユーザは,MFP100にジョブを送信するだけでMFP100にそのジョブを第2のファームウェア52で処理させることができる。つまり,MFP100に第2のファームウェア52でジョブを処理させたいユーザは,第1のファームウェア51から第2のファームウェア52に切り換える手間がかからない。
また,MFP100は,第2のファームウェア52に切り換えてジョブを処理した場合,そのジョブの処理が終了した後に,第1のファームウェア51を実行している状態に戻る。これにより,MFP100が第2のファームウェア52を実行している状態のまま放置されることがなくなるため,MFP100に第1のファームウェア51でジョブを処理させたいユーザは,第2のファームウェア52から第1のファームウェア51に戻す手間がかからない。すなわち,ファームウェアが自動的に切り換えられるため,ユーザの手間が少ない。
なお,本実施の形態は単なる例示にすぎず,本発明を何ら限定するものではない。したがって本発明は当然に,その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良,変形が可能である。例えば,印刷装置は,MFPに限るものではなく,プリンタ,FAX装置,複写機等,印刷機能を備えるものであれば適用可能である。
また,実施の形態の印刷部10は,電子写真方式によって画像を形成し,カラー印刷が可能な構成であるが,インクジェット方式によって画像を形成してもよい。また,モノクロ印刷のみが可能な構成であってもよい。
また,実施の形態では,各ファームウェア51,52および各機能情報テーブル511,521をROM32に記憶しているが,NVRAM34に記憶してもよい。また,実施の形態では,1つのROM32に2つのファームウェア51,52を記憶しているが,ROMを2つ用意し,それぞれ別のROMに記憶してもよい。この場合,2つのROMともにファーム記憶部の一例となる。
また,実施の形態では,2つのファームウェア51,52を記憶しているが,記憶されるファームウェアの数は2つに限らず,3つ以上であってもよい。この場合であっても,起動設定54に記憶されるファームウェアは1つであり,現在実行中のファームウェアで処理不可の印刷ジョブであった場合に,処理可能なファームウェアを検索し,起動設定54に,処理可能なファームウェアを実行する設定を記憶し,再起動によって処理可能な他のファームウェアに切り換える。そして,印刷ジョブの処理後は,元のファームウェアを実行する設定を記憶し,再起動によって元のファームウェアに戻せばよい。
また,実施の形態では,受信ジョブ印刷処理での再起動によって第2のファームウェア52が起動された場合に,印刷部10の初期動作を省略しているが,初期動作を実行してもよい。また,印刷部10の初期動作を省略する場合も,全ての動作を省略する必要は無く,例えば,現像装置4に収容されるトナーの撹拌動作と,定着装置8の加熱源のウォームアップ動作との,いずれか一方を省略し,他方を実行する構成であってもよい。
また,実施の形態では,印刷ジョブで指定された画像フォーマットの種類に基づいて,各ファームウェアで処理可能か否かを判断しているが,処理可能か否かの判断対象は,画像フォーマットの種類に限るものではない。例えば,集約,倍率変更,カラー設定,ウォータマーク等の画像処理設定によっても判断できる。また,ファームウェアのバージョンによって処理可能な機能が異なる場合には,バージョンを判断対象としてもよい。
また,実施の形態では,特定の能力についての問い合わせに応じて,対応可能か否かを応答しているが,例えば,対応可能な能力全般について問い合わせられた場合には,第1のファームウェア51と第2のファームウェア52との少なくとも一方で処理可能な能力を,機能情報テーブル511,521を参照して検索し,検索された1ないし複数の能力を応答するとよい。
また,実施の形態では,印刷ジョブを受信した場合に,必要に応じてファームウェアを切り換えているが,読取ジョブを受信した場合であっても,本発明を適用できる。例えば,第1の機能に対応する読み取り方式を採用する第1のファームウェアと,第2の機能に対応する読み取り方式を採用する第2のファームウェアとを記憶する読取装置であって,第2の機能を利用する読取ジョブを受信した場合に,第1のファームウェアから第2のファームウェアに切り換えて当該読取ジョブを実行する構成であってもよい。
また,実施の形態に開示されている処理は,単一のCPU,複数のCPU,ASICなどのハードウェア,またはそれらの組み合わせで実行されてもよい。また,実施の形態に開示されている処理は,その処理を実行するためのプログラムを記録した記録媒体,または方法等の種々の態様で実現することができる。
10 印刷部
32 ROM
33 RAM
34 NVRAM
51 第1のファームウェア
52 第2のファームウェア
53 ブートローダ
54 起動設定
100 MFP
200 モバイル装置
300 クラウドサーバ
900 印刷システム

Claims (7)

  1. シートに画像を印刷する印刷部と,
    外部装置と通信する通信部と,
    制御部と,
    揮発性のメモリである第1記憶部と,
    不揮発性のメモリである第2記憶部と,
    起動時に前記制御部に最初に実行されるブートローダと,第1のファームウェアと,第2のファームウェアと,を記憶するファーム記憶部と,
    前記第1のファームウェアを実行する第1設定と前記第2のファームウェアを実行する第2設定とのいずれかを示す起動設定を記憶する設定記憶部と,
    を備える印刷装置であって,
    前記制御部は,
    前記ブートローダを実行している場合,
    前記設定記憶部から前記起動設定を読み出す起動設定読出処理と,
    前記起動設定読出処理にて読み出された前記起動設定が,前記第1設定である場合は前記第1のファームウェアを起動し,前記第2設定である場合は前記第2のファームウェアを起動するファームウェア起動処理と,
    を実行し,
    前記第1のファームウェアを実行している場合,
    印刷を伴うジョブを前記通信部を介して受信して当該ジョブを前記第1記憶部に記憶させる受信処理と,
    前記受信処理にて受信したジョブである受信ジョブが,前記第1のファームウェアで処理可能か否か,前記第1のファームウェアで処理可能でなければ,前記第2のファームウェアで処理可能か否か,を判断する判断処理と,
    前記判断処理にて前記第1のファームウェアで処理可能と判断された場合には,前記受信ジョブに基づく画像を,前記印刷部に印刷させる第1印刷処理と,
    前記判断処理にて前記第2のファームウェアで処理可能と判断された場合には,
    前記受信ジョブを前記第2記憶部に記憶させるジョブ記憶処理と,
    前記設定記憶部に前記起動設定として前記第2設定を記憶させる第1設定記憶処理と,
    前記ブートローダを実行する第1起動処理と,
    を実行し,
    前記第2のファームウェアを実行している場合,
    前記第2記憶部から前記受信ジョブを前記第1記憶部に読み出し,読み出された前記受信ジョブ基づく画像を,前記印刷部に印刷させる第2印刷処理と,
    前記第2印刷処理の実行終了後,前記設定記憶部に前記起動設定として前記第1設定を記憶させる第2設定記憶処理と,
    前記ブートローダを実行する第2起動処理と,
    を実行することを特徴とする印刷装置。
  2. 請求項1に記載する印刷装置において,
    前記印刷部は,
    トナーを収容する収容部と,
    トナー像を形成する形成部と,
    トナー像をシートに転写する転写部と,
    トナー像をシートに定着させる定着部と,
    を備え,
    前記制御部は,
    前記第1のファームウェアの起動時は,前記収容部内のトナーを撹拌する撹拌動作と,前記定着部のウォームアップ動作との両方を実施し,
    前記第2のファームウェアの起動時は,前記撹拌動作と前記ウォームアップ動作との少なくとも一方を実施しないことを特徴とする印刷装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載する印刷装置において,
    前記制御部は,
    前記第1のファームウェアの実行中に,前記外部装置から能力の通知要求を前記通信部を介して受信する能力受信処理と,
    前記能力受信処理にて前記通知要求を受信した場合に,前記通知要求にて指定された処理を,前記第1のファームウェアと前記第2のファームウェアとの少なくとも一方で可能であれば,処理可能である旨の信号を,前記通信部を介して前記外部装置に応答し,前記第1のファームウェアと前記第2のファームウェアとのどちらも不可であれば,処理不可である旨の信号を,前記通信部を介して前記外部装置に応答する能力応答処理と,
    を実行することを特徴とする印刷装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1つに記載する印刷装置において,
    前記第2のファームウェアの処理可能な能力の情報である能力情報を記憶する能力記憶部を備え,
    前記制御部は,
    前記判断処理では,前記第1のファームウェアの実行中に,前記能力記憶部から前記能力情報を読み出し,前記能力情報に基づいて,前記第2のファームウェアで処理可能か否かを判断することを特徴とする印刷装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1つに記載する印刷装置において,
    前記制御部は,
    前記判断処理にて前記第1のファームウェアでも前記第2のファームウェアでも処理不可と判断された場合には,エラーを通知することを特徴とする印刷装置。
  6. 原稿の画像を読み取る読取部と,
    外部装置と通信する通信部と,
    制御部と,
    揮発性のメモリである第1記憶部と,
    不揮発性のメモリである第2記憶部と,
    起動時に前記制御部に最初に実行されるブートローダと,第1のファームウェアと,第2のファームウェアと,を記憶するファーム記憶部と,
    前記第1のファームウェアを実行する第1設定と前記第2のファームウェアを実行する第2設定とのいずれかを示す起動設定を記憶する設定記憶部と,
    を備える読取装置であって,
    前記制御部は,
    前記ブートローダを実行している場合,
    前記設定記憶部から前記起動設定を読み出す起動設定読出処理と,
    前記起動設定読出処理にて読み出された前記起動設定が,前記第1設定である場合は前記第1のファームウェアを起動し,前記第2設定である場合は前記第2のファームウェアを起動するファームウェア起動処理と,
    を実行し,
    前記第1のファームウェアを実行している場合,
    読み取りを伴うジョブを前記通信部を介して受信して当該ジョブを前記第1記憶部に記憶させる受信処理と,
    前記受信処理にて受信したジョブである受信ジョブが,前記第1のファームウェアで処理可能か否か,前記第1のファームウェアで処理可能でなければ,前記第2のファームウェアで処理可能か否か,を判断する判断処理と,
    前記判断処理にて前記第1のファームウェアで処理可能と判断された場合には,前記受信ジョブに基づいて,前記読取部に原稿の画像を読み取らせる第1読取処理と,
    前記判断処理にて前記第2のファームウェアで処理可能と判断された場合には,
    前記受信ジョブを前記第2記憶部に記憶させるジョブ記憶処理と,
    前記設定記憶部に前記起動設定として前記第2設定を記憶させる第1設定記憶処理と,
    前記ブートローダを実行する第1起動処理と,
    を実行し,
    前記第2のファームウェアを実行している場合,
    前記第2記憶部から前記受信ジョブを前記第1記憶部に読み出し,読み出された前記受信ジョブに基づいて,前記読取部に原稿の画像を読み取らせる第2読取処理と,
    前記第2読取処理の実行終了後,前記設定記憶部に前記起動設定として前記第1設定を記憶させる第2設定記憶処理と,
    前記ブートローダを実行する第2起動処理と,
    を実行することを特徴とする読取装置。
  7. 起動時に最初に実行されるブートローダと,第1のファームウェアと,第2のファームウェアと,前記第1のファームウェアを実行する第1設定と前記第2のファームウェアを実行する第2設定とのいずれかを示す起動設定と,を記憶する印刷装置の印刷方法であって,
    前記ブートローダを実行している場合のステップとして,
    前記起動設定が,前記第1設定である場合は前記第1のファームウェアを起動し,前記第2設定である場合は前記第2のファームウェアを起動するファームウェア起動ステップを含み,
    前記第1のファームウェアを実行している場合のステップとして,
    印刷を伴うジョブを前記通信部を介して受信して当該ジョブを揮発性の第1記憶部に記憶させる受信ステップと,
    前記受信ステップにて受信したジョブである受信ジョブが,前記第1のファームウェアで処理可能か否か,前記第1のファームウェアで処理可能でなければ,前記第2のファームウェアで処理可能か否か,を判断する判断ステップと,
    前記判断ステップにて前記第1のファームウェアで処理可能と判断された場合に,前記受信ジョブに基づく画像を印刷する第1印刷ステップと,
    前記判断ステップにて前記第2のファームウェアで処理可能と判断された場合に,
    前記受信ジョブを不揮発性の第2記憶部に記憶させるジョブ記憶ステップと,
    前記起動設定に前記第2設定を記憶する第1設定記憶ステップと,
    前記ブートローダを実行する第1起動ステップと,
    を含み,
    前記第2のファームウェアを実行している場合のステップとして,
    前記第2記憶部から前記受信ジョブを前記第1記憶部に読み出し,読み出された前記受信ジョブ基づく画像を印刷する第2印刷ステップと,
    前記第2印刷ステップの終了後,前記起動設定に前記第1設定を記憶する第2設定記憶ステップと,
    前記ブートローダを実行する第2起動ステップと,
    を含むことを特徴とする印刷方法。
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