JPH073244U - ケーブル防水絶縁キャップ - Google Patents

ケーブル防水絶縁キャップ

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Publication number
JPH073244U
JPH073244U JP3141293U JP3141293U JPH073244U JP H073244 U JPH073244 U JP H073244U JP 3141293 U JP3141293 U JP 3141293U JP 3141293 U JP3141293 U JP 3141293U JP H073244 U JPH073244 U JP H073244U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
cap
compartment
cable core
cable waterproof
Prior art date
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Pending
Application number
JP3141293U
Other languages
English (en)
Inventor
士郎 星野
征治 一之木
英二 江口
直人 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
Original Assignee
THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】一つの隔室に複数のケーブル心線が入らないケ
ーブル防水絶縁キャップの提供を目的とする。 【構成】このケーブル防水絶縁キャップ1は、開口部付
近の内径寸法がケーブル2に挿入容易で、かつ閉端部内
部はケーブル心線2a及び内皮2bを分離する隔壁3が
設けられている。この隔壁3は、ケーブル心線2aの本
数に合わせて隔室3aが同数となるように成形され、そ
れぞれの隔室3aには複数のケーブル心線2aが入らな
いような構造となっている。材質は、透明又は半透明で
電気絶縁性及び防水性を有する例えば熱可塑性プラスチ
ック、プラスチゾル、ゴム等である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、CV、VVケーブル等の移送、保管時にケーブル端末部で使用され 、電気絶縁性及び防水性を有するケーブル防水絶縁キャップに関するものである 。
【0002】
【従来技術】
一般にケーブル防水絶縁キャップは、雨水、湿気に対する防水機能と、絶縁機 能を有して、ケーブル端末部に挿着される。
【0003】 従来のケーブル防水絶縁キャップは、開口部付近の内径寸法がケーブルに挿入 容易で、かつ閉端部内部はケーブル心線及び内層を分離する隔壁が成形され、一 つの隔室に複数のケーブル心線が入らないような構造となっている。このケーブ ル防水絶縁キャップは、黒色等の不透明で電気絶縁性及び防水性を有する例えば PVC、プラスチゾル、熱収縮チューブからなっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ケーブル防水絶縁キャップをケーブル端末部に挿着した後、出荷試験として、 絶縁抵抗試験及び耐電圧試験が行われる。この際、ケーブルに高電圧がかけられ るが、前記キャップ内のケーブル心線が分離されていないと、短絡してしまい、 電気破壊の恐れがある。このため、ケーブル心線をケーブル防水絶縁キャップ内 で確実に分離する必要がある。
【0005】 しかしながら、上記のようなケーブル防水絶縁キャップでは、一つの隔室に複 数のケーブル心線が入らないような構造としているが、それでも複数のケーブル 心線が一つの隔室に入ってしまう場合があった。
【0006】
【考案の目的】 本考案は、上記の課題を解決し、一つの隔室に複数のケーブル心線の入らない ケーブル防水絶縁キャップの提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記目的を達成するために、複数の隔室を構成する隔壁がもうけら れたケーブル防水絶縁キャップにおいて、前記キャップを透明又は半透明にした ことを特徴とする。
【0008】
【作用】
上記のように、本発明のケーブル防水絶縁キャップは、透明又は半透明にした ので、キャップ外からキャップ内のケーブル心線の収納状態を見ることができる 。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面により説明する。 図1に示すように、ケーブル防水絶縁キャップ1は、開口部付近の内径寸法が ケーブル2に挿入容易で、かつ閉端部内部はケーブル心線2a及び内皮2bを分 離する隔壁3が設けられている。
【0010】 この隔壁3は、ケーブル心線2aの本数に合わせて隔室3aが4つとなるよう に成形され、それぞれの隔室3aには複数のケーブル心線2aが入らないような 構造となっている。
【0011】 このケーブル防水絶縁キャップ1は、電気絶縁性及び防水性を有し透明又は半 透明の熱可塑性プラスチック、プラスチゾル、ゴム等から成形される。
【0012】 このキャップ1を、予めケーブル2からケーブル心線2aを露出させたケーブ ル端部に挿入して、各ケーブル心線2a及び内皮2bがそれぞれ各隔室3aに入 るようにセットし、次に、キャップ1の開口部付近に、キャップ1のケーブル抜 け防止のため、キャップ1をビニールテープ4等でケーブル2に巻きつける。
【0013】 また、絶縁性の向上及び使用時の絶縁端末を作成するために、キャップの閉端 部又はキャップ1内全体に絶縁コンパウンドを充填させてもよい。
【0014】 なお、ケーブル防水絶縁キャップ1はケーブル心線2aの収納状態が見れれば よいので、少なくとも前記キャップ1の側面若しくは閉端面のどちらかが透明又 は半透明であればよいが、その加工上、全体が透明又は半透明であるのが好まし い。
【0015】
【考案の効果】
本考案は、以上説明したように、ケーブル防水絶縁キャップを透明又は半透明 にしたことにより、キャップ外からキャップ内のケーブル心線の収納状態を見る ことができる。したがって、一つの隔室に複数のケーブル心線が入らないように 挿入でき、作業性がよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のケーブル防水絶縁キャップを示す側面
断面図。
【図2】図1のケーブル防水絶縁キャップを示す正面断
面図。
【符号の説明】
1 ケーブル防水絶縁キャップ 2 ケーブル 2a ケーブル心線 2b 内皮 3 隔壁 3a 隔室 4 ビニールテープ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 加藤 直人 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の隔室を構成する隔壁がもうけられ
    たケーブル防水絶縁キャップにおいて、前記キャップを
    透明又は半透明にしたことを特徴とするケーブル防水絶
    縁キャップ。
JP3141293U 1993-06-11 1993-06-11 ケーブル防水絶縁キャップ Pending JPH073244U (ja)

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JP3141293U JPH073244U (ja) 1993-06-11 1993-06-11 ケーブル防水絶縁キャップ

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016134362A (ja) * 2015-01-22 2016-07-25 中国電力株式会社 絶縁用端末キャップ
JP2016178764A (ja) * 2015-03-19 2016-10-06 中国電力株式会社 電線用端末キャップ
JP2020054078A (ja) * 2018-09-26 2020-04-02 矢崎エナジーシステム株式会社 端末絶縁用介在

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