JP3389577B1 - 多芯シースケーブルの端末部の防水構造及びその形成方法 - Google Patents

多芯シースケーブルの端末部の防水構造及びその形成方法

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Abstract

【要約】 【課題】 防水効果を高められる多芯シースケーブルの
端末部の防水構造を得る。 【解決手段】 筒体5の嵌合部5aをシース2の一方の
端部に嵌合して、筒体5をシース2に取り付ける。筒体
5の開口部から筒体5の対向部5bとシース2の端部の
外面2bとの間に形成された間隙にシール材を充填す
る。シース2の開口部2aからシース2の他方の端部側
に向かうシース2内の所定の長さ範囲内における複数本
の電線3…の相互間及び複数本の電線3…の束とシース
2の間に形成された空間にシール材を充填する。筒体5
の延長部5cの内部にシール材を充填する

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多芯シースケーブ
ルの端末部の防水構造及びその形成方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】筒状のシース内に複数本の電線がシース
内を延びるように配置され、シースの端部の開口部から
複数本の電線の端部が外部に露出して端末部が構成され
ている多芯シースケーブルが各種の電気機器等に使用さ
れている。このような多芯シースケーブルでは、端部の
開口部から水,油等が浸入するのを防ぐため、端末部を
防水構造にすることが求められている。従来では、次の
ようにして防水構造を形成していた。まず、シースをず
らして複数本の電線の端部を余剰に外部に露出させてか
ら、この余剰の露出部にシール材を塗布する。次に、シ
ースを定位置に戻してから、シースの端部の開口部から
シール材をシース内部に再充填する。次に、シースの端
部を囲むように筒状の収縮チューブをシースの端部周辺
に嵌合してから、収縮チューブを収縮させる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな防水構造では、次のような問題があった。防水効
果が不十分である。シースをずらす等の煩雑な工程が
あり、防水構造の形成に手間がかかる。ケーブルによ
っては、シースをずらすことができないものがあり、こ
のような方法を採用できるケーブルが限られてしまう。
シール材の充填量が外部から確認できない。
【0004】本発明の目的は、従来よりも防水効果を高
めることができる多芯シースケーブルの端末部の防水構
造及びその形成方法を提供することにある。
【0005】本発明の他の目的は、簡単に形成できる多
芯シースケーブルの端末部の防水構造及びその形成方法
を提供することにある。
【0006】本発明の他の目的は、シースをずらす必要
がなく、種々の多芯シースケーブルに適用できる多芯シ
ースケーブルの端末部の防水構造及びその形成方法を提
供することにある。
【0007】本発明の他の目的は、シール材の充填状態
を外部から確認できる多芯シースケーブルの端末部の防
水構造及びその形成方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の多芯シースケー
ブルの端末部の防水構造は、筒状のシース内に複数本の
電線がシース内を延びるように配置され、シースの一方
の端部の開口部から複数本の電線の端部が一方の方向に
延びて外部に露出して構成された端末部の防水構造に適
用する。本発明では、シースの一方の端部に嵌合され且
つ開口部を越えて一方の方向に延びる両端が開口する筒
体と、筒体内にシール材が充填されて形成された主シー
ル部と、該主シール部と連続してシースの中に形成され
た補助シール部とから防水構造を構成する。そして、一
方の端部に嵌合された筒状の嵌合部と、嵌合部に連続し
て形成されてシースの外面との間に間隙を開けて一方の
方向に延びる筒状の対向部と、対向部に連続して形成さ
れて複数本の電線との間に間隔を開けて一方の方向に延
びる筒状の延長部とから筒体を構成する。また、補助シ
ール部は、開口部からシースの他方の端部側に向かう所
定の長さの範囲内における複数本の電線の相互間及び複
数本の電線の束とシースとの間に形成された空間にシー
ル材を充填して形成する。本発明では、筒体の対向部と
シースの端部の外面との間にもシール材が充填されるた
め、シースの開口部側からの液体の浸入を防止するだけ
でなく、筒体とシースの外面部分との間の隙間から筒体
内に液体が浸入するのも防止することができる。特に、
本発明では、シース内に補助シール部を形成するので、
主シール部に十分にシール材が充填されないために電線
を伝って筒体内に液体が浸入した場合でも、補助シール
部により、このような液体がシース内に浸入するのを防
ぐことができる。したがって本発明によれば、筒体の両
端からの油水等の浸入防止を図ることができ、従来より
も防水効果を大幅に高めることができる。また、本発明
の防水構造では、筒体の対向部がシースの外面と対向す
るように、筒体の嵌合部をシースの一方の端部に嵌合し
てから、筒体の延長部の開口部から筒体内にシール材を
充填するだけで防水構造を形成することができる。その
ため、従来のように、シースをずらす等の煩雑な工程を
行わずに、簡単に多芯シースケーブルの端末部の防水構
造を形成できる。また、シースをずらす必要がないの
で、本発明の防水構造は、シースをずらせない種々の多
芯シースケーブルにも適用できる。
【0009】筒状の対向部は一方の方向に向かうに従っ
て徐々に拡大する形状を有しているのが好ましい。この
ようにすれば、筒体の対向部とシースの外面との間にシ
ール材が徐々に増量して注入され、気泡を巻き込まずに
シール材を注入できる。
【0010】シール材としては、種々のものを用いるこ
とができるが、シリコーン系の接着剤を用いれば、シー
スや電線の被覆に使用されている絶縁材料に悪影響を与
えることなく、シール部を形成できる。
【0011】筒体は、ビニル系樹脂により一体成形する
ことができる。ビニル系樹脂は、柔軟性を有しているの
で、筒体の嵌合部をシースの端部に密着させて嵌合する
ことでき、筒体の嵌合部とシースとの間の液密性を高め
ることができる。
【0012】筒体は、透明または半透明の樹脂材料によ
り一体に成形し、シール材は、筒体の外部からその存在
を認識できる程度に着色するのが好ましい。このように
すれば、透明または半透明の筒体を介して着色したシー
ル材の充填状態を外部から見ることができる。そのた
め、シール材を筒体の内部に完全に充填することができ
て、製品の歩留まりの低下を防止できる。
【0013】シール材を充填する際に、シースの開口部
内にシール材を充填した後に筒状の対向部とシースの外
面との間に形成された間隙にシール材を充填すると、シ
ースの開口部内に充填されたシール材によりシースの開
口部が拡がって筒状の対向部とシースの外面との間に形
成された間隙にシール材を充填し難くなる。そのため、
本発明の防水構造は次のように形成するのが好ましい。
まず、筒体の筒状の嵌合部をシースの一方の端部に嵌合
させる。そして、シースに嵌合された筒体の一方の方向
に位置する開口部からシール材を充填する際に、最初に
筒状の対向部とシースの外面との間に形成された間隙に
シール材を充填し、次にシースの開口部からシースの他
方の端部側に向かうシース内の所定の長さの範囲内にお
ける複数本の電線の相互間及び複数本の電線の束とシー
スとの間に形成された空間にシール材を充填し、次に筒
状の延長部の内部にシール材を充填する。このようにす
れば、筒状の対向部とシースの外面との間に形成された
間隙及びシース内にシール材を十分に充填できる。シー
ス内へのシール材の充填は、複数本の電線の相互間及び
複数本の電線の束とシースとの間に形成された空間にノ
ズルを入れて、該空間にシール材を注入して行えば、シ
ール材の充填を容易に行える。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1は、本実施の形態の多
芯シースケーブルの端末部の防水構造を示す部分断面図
である。図1に示すように、本例の防水構造が形成され
た多芯シースケーブル1は、筒状のシース2内に複数本
の電線3…がシース2内を延びるように配置されて構成
されている。また、複数本の電線3…の束の外部には該
束を囲むように網状のシールド材4が配置されている。
このシース2の端末部は、シース2の一方の端部の開口
部2aから複数本の電線3…の端部が一方の方向に延び
て外部に露出して構成されている。そして、多芯シース
ケーブル1の端末部には、筒体5と主シール部6と補助
シール部7とからなる防水構造が施されている。筒体5
は、それぞれ筒状の嵌合部5aと対向部5bと延長部5
cとから構成されており、透明または半透明の塩化ビニ
ル樹脂により一体成形されている。嵌合部5aは、シー
ス2の外径寸法と実質的に同じ内径寸法を有しており、
筒体5をシース2の一方の端部に密着して嵌合してい
る。対向部5bは、嵌合部5aに連続して形成されてシ
ース2の外面との間に間隙を開けてシース2の一方の方
向に延びており、対向部5bの嵌合部5a側の一部は、
シース2の一方の方向に向かうに従って徐々に拡大する
形状を有している。延長部5cは、対向部5bに連続し
て形成されて複数本の電線3…との間に間隔を開けてシ
ース2の一方の方向に延びている。本例では、延長部5
cの内径は、嵌合部5aの内径より約2mm大きく設定
されている。
【0015】主シール部6は、筒体5内に着色されたシ
リコーン系の接着剤からなるシール材が充填されて形成
されている。シリコーン系の接着剤は、筒体の外部から
その存在を認識できる程度に着色されるのが好ましい。
本例では、セメダイン株式会社からスーパーXの商標名
で販売されているシリコーン系の接着剤を用いた。この
ようにシール材が着色され、筒体5が透明または半透明
を有していれば、筒体5を介してシール材を見ることが
できるため、シール材の充填量を外部から容易に確認す
ることができる。
【0016】補助シール部7は、主シール部6と連続し
てシース2の中に形成されている。より具体的には、開
口部2aからシース2の他方の端部側に向かう所定の長
さの範囲内における複数本の電線3…の相互間及び複数
本の電線3…の束とシース2との間に形成された空間に
主シール部6と同様のシール材が充填されて形成されて
いる。
【0017】本例の防水構造では、筒体5の対向部5b
とシース2の端部の外面2bとの間にもシール材が充填
されるため、シース2の開口部側からの液体の浸入を防
止するだけでなく、筒体5とシース2の外面部分との間
の隙間から筒体5内に液体が浸入するのも防止すること
ができる。特に、本例の防水構造では、シース2内に補
助シール部7を形成するので、主シール部6に十分にシ
ール材が充填されないために電線3…を伝って筒体5内
に液体が浸入した場合でも、補助シール部7により、こ
のような液体がシース2内に浸入するのを防ぐことがで
きる。そのため、筒体5の両端からの油水等の浸入防止
を図ることができ、防水効果を高めることができる。
【0018】本例の防水構造は、次のようにして形成し
た。まず、筒体5の嵌合部5aをシース2の一方の端部
に嵌合した。次に、図2(A)に示すように、対向部5
bとシース2の端部の外面2bとの間に形成された間隙
にノズルNを用いてシール材8を充填した。次に、図2
(B)に示すように、シース2の開口部2aからシース
2の他方の端部側に向かうシース2内の所定の長さの範
囲内における複数本の電線3…の相互間及び複数本の電
線3…の束とシース2との間に形成された空間にノズル
Nを入れた。そして、ノズルNから該空間にシール材を
注入してシース2内にシール材9を充填して補助シール
部7を形成した。本例では嵌合部5aの端部までシール
材9を充填した。次に、延長部5cの内部にシール材を
充填して主シール部6を形成し、充填した全シール材を
乾燥して図1に示す防水構造を完成した。本例のよう
に、対向部5bとシース2の端部の外面2bとの間に形
成された間隙にシール材8を充填した後に、シース2の
開口部内にシール材9を充填すれば、対向部5bとシー
ス2の外面部分との間に形成された間隙にシール材を十
分に充填できる。
【0019】なお、本例では、筒体5の対向部5bの嵌
合部5a側の一部は、シース2の一方の方向に向かうに
従って徐々に拡大する形状を有しているが、対向部は、
均等な径の円筒形によって形成することもできる。この
場合、嵌合部と対向部とは、環状の連結部により連結さ
れる構造となる。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、筒体の対向部とシース
の端部の外面との間にもシール材が充填されるため、シ
ースの開口部側からの液体の浸入を防止するだけでな
く、筒体とシースの外面部分との間の隙間から筒体内に
液体が浸入するのも防止することができる。特に、本発
明では、シース内に補助シール部を形成するので、主シ
ール部に十分にシール材が充填されないために電線を伝
って筒体内に液体が浸入した場合でも、補助シール部に
より、このような液体がシース内に浸入するのを防ぐこ
とができる。したがって本発明によれば、筒体の両端か
らの油水等の浸入を防止を図ることができ、従来よりも
防水効果を大幅に高めることができる。
【0021】また、本発明の防水構造では、筒体の対向
部がシースの外面と対向するように、筒体の嵌合部をシ
ースの一方の端部に嵌合してから、筒体の延長部の開口
部から筒体内にシール材を充填するだけで防水構造を形
成することができる。そのため、従来のように、シース
をずらす等の煩雑な工程を行わずに、簡単に多芯シース
ケーブルの端末部の防水構造を形成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の多芯シースケーブルの端
末部の防水構造を示す部分断面図である。
【図2】(A)及び(B)は、図1に示す防水構造の形
成方法を説明するために用いる図である。
【符号の説明】
1 多芯シースケーブル 2 シース 2a 一方の端部の開口部 3 電線 5 筒体 5a 嵌合部 5b 対向部 5c 延長部 6 主シール部 補助シール部 N ノズル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H02G 15/013 H02G 3/26 P (56)参考文献 特開2001−143536(JP,A) 特開 平11−232935(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01B 7/18 - 7/28 H01B 13/32 H02G 1/14,3/22 H02G 3/30,15/013

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状のシース内に複数本の電線が前記シ
    ース内を延びるように配置され、前記シースの一方の端
    部の開口部から前記複数本の電線の端部が一方の方向に
    延びて外部に露出して端末部が構成されている多芯シー
    スケーブルの端末部の防水構造であって、 前記シースの前記一方の端部に嵌合され且つ前記開口部
    を越えて前記一方の方向に延びる両端が開口する筒体
    と、 前記筒体内にシール材が充填されて形成された主シール
    部と、 前記主シール部と連続して前記シースの中に形成された
    補助シール部とからなり、 前記筒体が前記一方の端部に嵌合された筒状の嵌合部
    と、前記嵌合部に連続して形成されて前記シースの外面
    との間に間隙を開けて前記一方の方向に延びる筒状の対
    向部と、前記対向部に連続して形成されて前記複数本の
    電線との間に間隔を開けて前記一方の方向に延びる筒状
    の延長部とから構成され、 前記補助シール部は、前記開口部から前記シースの他方
    の端部側に向かう所定の長さの範囲内における前記複数
    本の電線の相互間及び前記複数本の電線の束と前記シー
    スとの間に形成された空間に前記シール材が充填されて
    形成されていることを特徴とする多芯シースケーブルの
    端末部の防水構造。
  2. 【請求項2】 前記筒状の対向部は前記一方の方向に向
    かうに従って徐々に拡大する形状を有している請求項1
    に記載の多芯シースケーブルの端末部の防水構造。
  3. 【請求項3】 前記シール材が、シリコーン系の接着剤
    であることを特徴とする請求項1または2に記載の多芯
    シースケーブルの端末部の防水構造。
  4. 【請求項4】 前記筒体がビニル系樹脂により一体成形
    されていることを特徴とする請求項1または2に記載の
    多芯シースケーブルの端末部の防水構造。
  5. 【請求項5】 前記筒体が透明または半透明の樹脂材料
    により一体に成形されており、 前記シール材が前記筒体の外部からその存在を認識でき
    る程度に着色されている請求項1または2に記載の多芯
    シースケーブルの端末部の防水構造。
  6. 【請求項6】 筒状のシース内に複数本の電線が前記シ
    ース内を延びるように配置され、前記シースの一方の端
    部の開口部から前記複数本の電線の端部が一方の方向に
    延びて外部に露出して端末部が構成されている多芯シー
    スケーブルの前記端末部の防水構造形成方法であって、 前記一方の端部に嵌合される筒状の嵌合部と、前記嵌合
    部に連続して形成されて前記シースの外面との間に間隙
    を開けて前記一方の方向に延びる筒状の対向部と、前記
    筒状の対向部に連続して形成されて前記複数本の電線と
    の間に間隔を開けて前記一方の方向に延びる筒状の延長
    部とから構成されて両端が開口する筒体の前記筒状の嵌
    合部を前記シースの一方の端部に嵌合し、 前記シースに嵌合された前記筒体の前記一方の方向に位
    置する開口部からシール材を充填する際に、最初に前記
    筒状の対向部と前記シースの前記外面との間に形成され
    た前記間隙に前記シール材を充填し、 次に前記開口部から前記シースの他方の端部側に向かう
    前記シース内の所定の長さの範囲内における前記複数本
    の電線の相互間及び前記複数本の電線の束と前記シース
    との間に形成された空間に前記シール材を充填し、 次に前記筒状の延長部の内部に前記シール材を充填する
    ことを特徴とする多芯シースケーブルの端末部の防水構
    造形成方法。
  7. 【請求項7】 前記シース内への前記シール材の充填
    は、前記複数本の電線の相互間及び前記複数本の電線の
    束と前記シースとの間に形成された空間にノズルを入れ
    て、該空間にシール材を注入して行うことを特徴とする
    請求項6に記載の多芯シースケーブルの端末部の防水構
    造形成方法。
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