JPH04255682A - シールドケーブル及びその端末構造 - Google Patents

シールドケーブル及びその端末構造

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JPH04255682A
JPH04255682A JP3036938A JP3693891A JPH04255682A JP H04255682 A JPH04255682 A JP H04255682A JP 3036938 A JP3036938 A JP 3036938A JP 3693891 A JP3693891 A JP 3693891A JP H04255682 A JPH04255682 A JP H04255682A
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JP
Japan
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wire
conductive resin
shield
covered
drain
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3036938A
Other languages
English (en)
Inventor
Ken Sasaki
研 佐々木
Moritaka Goto
後藤 守孝
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Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Publication date
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  • Communication Cables (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Insulated Conductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の配線として使
用されるシールドケーブル及びその端末構造に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】シールドケーブルの端末構造の従来例に
ついて図6および図7を参照しながら説明する。このシ
ールドケーブル1は、導体の回りを絶縁体により被覆し
てなる複数本のワイヤ2・3と、このワイヤ2・3を一
括して覆う編組状のシールド線4と、このシールド線4
の回りを覆う外部シース5とを備えている。そして、そ
の外部シース5からワイヤ2・3が露出され、一方、シ
ールド線4も束ねられて、その先端に加締め金具6によ
り補助ワイヤ7が接続され、これらワイヤ2・3及び補
助ワイヤ7の先端に、それぞれ端子8〜10が取り付け
られている。これら端子8〜10は、外部に接続される
電気接続部11〜13と、これら電気接続部11〜13
をコネクタ14に密封する例えばゴム製の防水シール1
5〜17とを備えており、コネクタ14内に一括して収
納されている。
【0003】また、シールド線4と補助ワイヤ7との接
続部においては、シールド線4の先端が折り曲げられて
、加締め金具6が外部シース5の外側に配置され、これ
ら全体が自己融着テープまたは熱収縮チューブとビニー
ルテープとを多重巻きした防水被覆部18により覆われ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
接続構造とする場合、外部シース5の先端を剥がして、
露出された編組状のシールド線4をほぐし、平面状に延
ばし、これを丸めて束状にして、補助ワイヤ7とともに
、加締め金具6により加締めるという作業が必要になり
、作業工程が多く繁雑になるという問題があった。また
、加締め金具6が外部シース7の外側に配置されるため
、突出部が生じ、配線作業上支障となる場合があった。 さらに、シールド線等を折り曲げた上から防水処理を施
す必要があるため、その処理のための作業も繁雑であり
、処理コストが高くなる傾向にあった。
【0005】本発明は前記課題を有効に解決するもので
、シールド線の接続作業を容易にすることを目的とする
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のシールド
ケーブルは、導体の回りを絶縁体により被覆してなるワ
イヤと、該ワイヤを覆う導電性樹脂からなるシールド被
覆と、該シールド被覆に縦添え状態に接触され導電性樹
脂層により被覆されたドレインワイヤとからなることを
特徴とするものでる。
【0007】請求項2記載のシールドケーブルの端末構
造は、導体の回りを絶縁体により被覆してなるワイヤと
、該ワイヤを覆う導電性樹脂からなるシールド被覆と、
該シールド被覆に縦添え状態に接触され導電性樹脂層に
より被覆されたドレインワイヤと、該シールド被覆の先
端から露出させたワイヤ及びドレインワイヤの先端にそ
れぞれ端子が取り付けられ、これら端子がコネクタに収
納されていることを特徴とするものである。
【0008】請求項3記載のシールドケーブルの端末構
造は、導体の回りを絶縁体により被覆してなるワイヤと
、該ワイヤを覆うシールド線と、該シールド線に縦添え
状態に接触され導電性樹脂層により被覆されたドレイン
ワイヤと、これらワイヤとシールド線とドレインワイヤ
とを一括して覆う外部シースとを備え、該外部シースか
ら露出させたワイヤ及びドレインワイヤの先端にそれぞ
れ端子が取り付けられ、これら端子がコネクタに収納さ
れていることを特徴とするものである。
【0009】
【作用】請求項1記載のシールドケーブルであると、導
電性樹脂により被覆されたドレインワイヤが、同じく導
電性樹脂からなるシールド被覆に接触しているため、こ
れらシールド被覆とドレインワイヤとが電気的接続状態
となり、したがって、そのドレインワイヤをワイヤと同
様に引き出して端子に接続することにより、シールド線
を外部に接続することができる。また、金属製のシール
ド線を使用せず導電性樹脂を使用しているため、錆びる
ことはない。
【0010】請求項2記載のシールドケーブルの端末構
造であると、導電性樹脂からなるシールド被覆に接触さ
れてドレインワイヤが備えられているため、このドレイ
ンワイヤをワイヤと同様に直接端子を接続することがで
き、金属製のシールド線を使用せず、導電性樹脂を使用
しているため、シールド被覆の内側に水が入った場合で
も防水状態を維持でき、防水性が要求される個所への使
用に適している。
【0011】請求項3記載のシールドケーブルの端末構
造であると、シールド線に接触されてドレインワイヤが
備えられているため、このドレインワイヤをワイヤと同
様に取り扱うことができるとともに、補助ワイヤ等を使
用することなくワイヤと同じ作業によって、直接端子に
接続することができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の第一実施例を図1および図2
を参照しながら説明する。このシールドケーブル20の
端末構造では、導体21・22の回りを絶縁体23・2
4により被覆された複数本のワイヤ25・26と、導電
性樹脂層27により被覆されたドレインワイヤ28とが
、導電性樹脂からなるシールド被覆29により一括して
被覆されている。この場合、ドレインワイヤ28を被覆
する導電性樹脂27と、シールド被覆29の導電性樹脂
とは、無機質介在物が塗布されている。あるいは、シー
ルド被覆29は、導電性樹脂27(と各絶縁体23・2
4)よりも溶融温度が低い導電性樹脂によりなり、押し
出し成形によりこれら導電性樹脂27と各絶縁体23・
24とを一括して被覆している。
【0013】このシールド被覆29の先端から複数本の
ワイヤ25・26と、ドレインワイヤ28とが露出され
、これらワイヤ25・26とドレインワイヤ28との先
端に、それぞれ端子30〜32が取り付けられている。 これら端子30〜32は、電気接続部33〜35と、こ
れら電気接続部33〜35をコネクタに密封する例えば
ゴム製の防水シール36〜38とを備えており、これら
端子30〜32はコネクタに一括して収納されている。 なお、この第一実施例の場合、シールド被覆29の外側
に必要に応じて絶縁シース39を設けるようにしてもよ
い。
【0014】このようなシールドケーブルの端末構造に
よれば、ドレインワイヤ28を被覆している導電性樹脂
層27を介してシールド被覆29とドレインワイヤ28
とが電気的接続となっており、このドレインワイヤ28
に端子32を取り付ければ、シールド被覆29を外部に
接続可能な状態とすることができる。したがって、この
ドレインワイヤ28を、補助ワイヤ等を使用することな
くワイヤ25・26と同じ作業によって直接端子32に
接続することができるとともに、金属製のシールド線を
使用しないため、シールド被覆29の内側に水が入った
場合でも錆びることがなく、防水処理する必要性をなく
すことができ、防水性が要求される個所への使用に適し
ている。また、補助ワイヤ等を使用する必要はないとと
もに防水処理も不要であるため、コストの低減を図るこ
とができるとともに、従来例のようなシールド線の折り
曲げ部や加締め金具による突出部をなくすことができる
ため、外面が滑らかで、かつ、全体をコンパクトにする
ことができる。
【0015】次に、本発明の第二実施例を図3および図
4を参照しながら説明する。このシールドケーブル40
の端末構造では、導体41・42の回りを絶縁体43・
44により被覆された複数本のワイヤ45・46と、導
電性樹脂層47により被覆されたドレインワイヤ48と
が、編組状のシールド線49により一括して被覆され、
このシールド線49の外側に、外部シース50が被覆さ
れている。
【0016】この外部シース50の先端から各ワイヤ4
5・46と、ドレインワイヤ48とが露出しており、こ
れらの先端に端子51〜53が取り付けられている。こ
れら端子51〜53は、外部に接続される電気接続部5
4〜56と、これら電気接続部54〜56をコネクタに
密封する例えばゴム製の防水シール57〜59とを備え
ている。そして、これら端子51〜53はコネクタに一
括して収納される。また、外部シース50の先端付近は
、自己融着テープまたは熱収縮チューブとビニールテー
プとを多重巻きした防水被覆部60により覆われている
【0017】このようなシールドケ−ブル40の端末構
造によれば、ドレインワイヤ48を被覆している導電性
樹脂層47を介して編組状のシールド線49とドレイン
ワイヤ48とが電気的接続となっており、第一実施例と
同様にこのドレインワイヤ48に端子53を取り付けれ
ば、シールド線49を外部に接続可能な状態とすること
ができる。したがって、このドレインワイヤ48を、補
助ワイヤ等を使用することなくワイヤ45・46と同じ
作業によって直接端子53に接続することができる。こ
のため、作業工程を少なくすることができ、接続作業を
容易にすることができる。また、補助ワイヤ等を使用す
る必要はないため、コストの低減を図ることができると
ともに、従来例のようなシールド線の折り曲げ部や加締
め金具による突出部をなくすことができるため、外面が
滑らかで、かつ、全体をコンパクトにすることができる
【0018】また、本発明の端末構造では、図5に示す
ように、ワイヤ61〜63と、ドレインワイヤ64との
隙間に止水用ゼリー65を充填してもよく、このような
端末構造とすることにより、外部から外部シース66内
部への水の侵入を防ぐことができるので防水被服部が省
略できる。
【0019】なお、前記各実施例では、各ドレインワイ
ヤ28・48を、シールド被覆29又はシールド線49
の内側に配置した例を示したが、これらシールド被覆2
9又はシールド線49の外側に配置してもよく、最外層
を外部シース等で覆うようにすればよい。
【0020】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、以下の効果を奏することができる。請求項1
記載のシールドケーブルであると、導電性樹脂により被
覆されたドレインワイヤが、同じく導電性樹脂からなる
シールド被覆に接触しているため、これらシールド被覆
とドレインワイヤとが電気的接続状態となり、ドレイン
ワイヤをワイヤと同様に取り扱うことができるため、接
続作業を容易にすることができ、かつ、金属製のシール
ド線を使用せず導電性樹脂を使用しているため、シール
ド被覆の内側に水が入った場合でも錆びることがなく防
水状態を維持でき、錆びをなくすことができる。また、
補助ワイヤ等を使用する必要はないとともに防水処理も
不要であるため、コストの低減を図ることができるとと
もに、従来例のようなシールド線の折り曲げ部や加締め
金具による突出部をなくすことができるため、外面が滑
らかで、かつ、全体をコンパクトにすることができる。 請求項2記載のシールドケーブルの端末構造であると、
導電性樹脂からなるシールド被覆に接触されてドレイン
ワイヤが備えられているため、このドレインワイヤをワ
イヤと同様に直接端子を接続することができ、金属製の
シールド線を使用せず、導電性樹脂を使用しているため
、シールド被覆の内側も防水状態を維持でき、補助ワイ
ヤ等を使用する必要はないとともに防水処理も不要であ
るため、コストの低減を図ることができるとともに、従
来例のようなシールド線の折り曲げ部や加締め金具によ
る突出部をなくすことができるため、外面が滑らかで、
かつ、全体をコンパクトにすることができる。請求項3
記載のシールドケーブルの端末構造であると、シールド
線に接触されてドレインワイヤが備えられているため、
前記同様に、このドレインワイヤをワイヤと同じ作業に
よって、直接端子に接続することができ、補助ワイヤ等
を使用する必要はないため、コストの低減を図ることが
できるとともに、従来例のようなシールド線の折り曲げ
部や加締め金具による突出部をなくすことができるため
、外面が滑らかで、かつ、全体をコンパクトにすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例のシールドケーブルの端末
構造の正面図である。
【図2】図1のシールドケーブルの構造のXーX線によ
る断面図である。
【図3】本発明の第一実施例のシールドケーブルの端末
構造の正面図である。
【図4】図3のシールドケーブルの構造のYーY線によ
る断面図である。
【図5】第二実施例のシールドケーブル内に止水用ゼリ
ーを充填した例を示す。
【図6】従来例のシールドケーブルの端末構造の断面図
である。
【図7】従来例のシールドケーブルの端末構造の正面図
である。
【符号の説明】
20  シールドケーブル 21・22  導体 23・24  絶縁体 25・26  ワイヤ 27  導電性樹脂層 28  ドレインワイヤ 29  シールド被覆 30〜32  端子 40  シールドケーブル 41・42  導体 43・44  絶縁体 45・46  ワイヤ 47  導電性樹脂層 48  ドレインワイヤ 49  シールド線 50  外部シース 51〜53  端子 65  止水用ゼリー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  導体の回りを絶縁体により被覆してな
    るワイヤと、該ワイヤを覆う導電性樹脂からなるシール
    ド被覆と、該シールド被覆に縦添え状態に接触され導電
    性樹脂層により被覆されたドレインワイヤとからなるこ
    とを特徴とするシールドケーブル。
  2. 【請求項2】  導体の回りを絶縁体により被覆してな
    るワイヤと、該ワイヤを覆う導電性樹脂からなるシール
    ド被覆と、該シールド被覆に縦添え状態に接触され導電
    性樹脂層により被覆されたドレインワイヤと、該シール
    ド被覆の先端から露出させたワイヤ及びドレインワイヤ
    の先端にそれぞれ端子が取り付けられ、これら端子がコ
    ネクタに収納されていることを特徴とするシールドケー
    ブルの端末構造。
  3. 【請求項3】  導体の回りを絶縁体により被覆してな
    るワイヤと、該ワイヤを覆うシールド線と、該シールド
    線に縦添え状態に接触され導電性樹脂層により被覆され
    たドレインワイヤと、これらワイヤとシールド線とドレ
    インワイヤとを一括して覆う外部シースとを備え、該外
    部シースから露出させたワイヤ及びドレインワイヤの先
    端にそれぞれ端子が取り付けられ、これら端子がコネク
    タに収納されていることを特徴とするシールドケーブル
    の端末構造。
JP3036938A 1991-02-06 1991-02-06 シールドケーブル及びその端末構造 Withdrawn JPH04255682A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004114872A (ja) * 2002-09-26 2004-04-15 Aisin Seiki Co Ltd 車両ドアの給電装置
JP2008067545A (ja) * 2006-09-08 2008-03-21 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk シールド線の止水方法および止水構造
WO2015122254A1 (ja) * 2014-02-12 2015-08-20 住友電装株式会社 コネクタ付ワイヤハーネスの防水構造
JP2016012497A (ja) * 2014-06-30 2016-01-21 矢崎総業株式会社 シールド電線
JP2017188484A (ja) * 2017-07-13 2017-10-12 株式会社フジクラ 被覆電線及び束電線

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Effective date: 19980514