JPH0732259Y2 - 車両用灯具の取付構造 - Google Patents

車両用灯具の取付構造

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JPH0732259Y2
JPH0732259Y2 JP3811390U JP3811390U JPH0732259Y2 JP H0732259 Y2 JPH0732259 Y2 JP H0732259Y2 JP 3811390 U JP3811390 U JP 3811390U JP 3811390 U JP3811390 U JP 3811390U JP H0732259 Y2 JPH0732259 Y2 JP H0732259Y2
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豊 塩澤
美良 岩本
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Ichikoh Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、車両用灯具の取付構造に係り、特に取付作業
が容易で、しかも狭い取付スペースにおいてでも簡単に
かつ確実に灯具本体を車体などの取付体に取付けること
ができる車両用灯具の取付構造に関するものである。
[従来の技術] 従来のこの種の車両用灯具の取付構造を第14図を参照し
て説明する。
図において、1は灯具本体で、この例では自動車の前面
側の左右両側に配設する前照灯である。この灯具本体1
は、ハウジング10と、そのハウジング10の前面開口部に
配設したレンズ(図示せず)と、このレンズおよびハウ
ジング10により画成された灯室内に配設した光源バルブ
(図示せず)とを備える。
11は前記ハウジング10の一側に植設したボルトで、この
ボルト11は前記灯具本体1の左右の水平方向に設けられ
ている。12は取付体としての車体で、この車体12のうち
前記ハウジング10の一側のボルト11に対向する部分に透
孔13を設ける。14は前記ハウジング10の他側の上下に突
設した取付座である。
かくして、前記灯具本体1側のボルト11と前記車体12の
透孔13との位置合わせを行ないながら、前記灯具本体1
を前記ボルト11の突出方向(すなわち、灯具本体1の左
右の水平方向)に移動させて前記ボルト11を前記透孔13
に挿入する。次に、前記灯具本体1を支えながら、前記
ボルト11にナット15を締付けて、ハウジング10の一側を
車体12に取り付ける。続いて、灯具本体1側の取付座14
を介して車体側の取付部(図示せず)に、取付部材(図
示せず)を灯具本体1の前面側から奥側への操作で締め
付けて、ハウジング10の他側を取付部に取り付ける。こ
の結果、前記灯具本体1が車体12に取り付けられる。
[考案が解決しようとする課題] ところが、この従来の車両用灯具の取付構造は、灯具本
体1側に植設したボルト11にナット15を締め付けて灯具
本体1を車体12に取り付けるものであるから、灯具本体
1側のボルト11と車体12側の透孔13との位置合わせを行
う必要があり、それから狭いスペースにおいてボルト11
にナット15を締め付ける必要があるために、取付作業が
面倒であるなどの問題がある。しかも、灯具本体1のナ
ット15側の側方にターンシグナルランプなどが予め取り
付けられていたり、またはナット15側のスペースが非常
に狭かったりすると、ボルト11にナット15を締め付ける
ことが非常に困難となり、遂には取付作業が不可能とな
るなどの問題がある。
本考案の目的は、取付作業が容易で、しかも狭い取付ス
ペースにおいてでも簡単にかつ確実に灯具本体を車体な
どの取付体に取付けることができる車両用灯具の取付構
造を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本考案は、上記の問題を解決するために、灯具本体また
は車体の何れか一方に軸部を固定し、他方にファスナー
を固定し、前記軸部に、ガイド部と係合部とを一直線方
向に設け、前記ファスナーに、前記軸部のガイド部を前
記一直線方向に対して交差する方向に挿入しかつ前記一
直線方向にガイドするガイド切欠と、前記軸部の係合部
を前記一直線方向に対して交差する方向および前記一直
線方向のうち前記軸部の係合部からガイド部への方向の
移動を規制して係合する係合穴部とをそれぞれ設けたこ
とを特徴とする。
[作用] 本考案は、上記の構成により、ガイド部のガイド切欠へ
の挿入方向を、灯具本体の前面側から奥側への方向に合
わせると、灯具本体を車体などの取付体に対して前面側
から奥側へ移動させるだけで、ガイド部をガイド切欠に
挿入させることができる。また、灯具本体を軸部の係合
部からガイド部への方向に移動させるだけで、係合部を
係合穴部に係合させることができる。この結果、軸部と
ファスナーとを機械的に結合させることができる。
このように、従来の取付構造のように、灯具本体側のボ
ルトと車体側の透孔との位置合わせを行ったり、また狭
いスペースにおいてボルトにナットを締め付けたりする
必要がなく、その分取付作業が容易となる。しかも、灯
具本体を前面側から奥側に移動させかつ軸部の係合部か
らガイド部への方向に移動させるだけで、すなわち車体
等の取付体の外側における取付作業で、灯具本体を車体
などの取付体に取り付けることができるので、狭い取付
スペースにおいてでも簡単にかつ確実に灯具本体を車体
などの取付体に取付けることができる。
[実施例] 以下、本考案に係る車両用灯具の取付構造の一実施例を
第1図乃至第13図を参照して説明する。
図中、第14図と同符号は同一のものを示す。
図において、2は軸部で、この軸部2は第2図および第
3図に示すように、鍔部20と、その鍔部20の一面から一
体に突設したボルト部21と、その鍔部20の他面から一体
に突設した丸棒状の係合部22と、その係合部22の先端か
ら一体に突設したガイド部23とからなる。前記ガイド部
23は、前記係合部22と一直線方向に設けてなり、かつ外
径が前記係合部22の外径と同一の丸棒の両側部に平面状
の切欠面24を設けてなる。
この軸部2のボルト部21を灯具本体1のハウジング10
に、軸部2のガイド部23および係合部22の一直線方向と
灯具本体1の左右の水平方向とを合わせ、かつ軸部2の
ガイド部23の切欠面24の方向と灯具本体1の前面側から
奥側への方向とを合わせるように、植設する。
3はファスナーで、このファスナー3は第4図乃至第6
図に示すように、断面L字形をなす固定部30と取付部31
とからなる。前記固定部30の固定面に2本の突起32を突
設し、かつその固定部30の固定面と反対側の面に円形状
の凸部37を突設し、その固定部30の凸部37の中心に透孔
33を開設する。前記取付部31の先端部の中央にガイド切
欠34を設ける。このガイド切欠34は、その幅が前記軸部
2のガイド部23の切欠面24間の厚さとほぼ等しいかもし
くは若干大きく、かつその深さが前記軸部2のガイド部
23の高さより十分に大きい。この取付部31のガイド切欠
34の両側の開口縁部を末広に広げると共に湾曲させて、
前記軸部2のガイド部23が前記ガイド切欠34に容易に挿
入し得るように構成する。前記取付部31の先端部の中央
に係合穴部35を設ける。この係合穴部35は、前記取付部
31の一面(前記固定部30の突設方向と反対側の面)に、
前記ガイド切欠34と連続して設けられている。この係合
部35は、その内径が前記軸部2の係合部22の外径とほぼ
等しいかもしくは若干大きく、かつその深さが前記取付
部31の厚さのほぼ半分程度である。この結果、前記ガイ
ド切欠34と前記係合穴部35との間には段部36が形成され
ることとなる。
このファスナー3の固定部30を車体12に、ファスナー3
の取付部31の突出方向と前記灯具本体1の前面側から奥
側への方向と合せて固定する。すなわち、前記ファスナ
ー3の透孔33を介してボルトやナットなどの取付具(図
示せず)により固定する。
この実施例における本考案の車両用灯具の取付構造は、
以上の如き構成からなり、以下灯具本体の取り付け方を
説明する。
まず、灯具本体1を支えて灯具本体1の前面側から奥側
に移動させて、灯具本体1側の軸部2のガイド部23を車
体12側のファスナー3のガイド切欠34に挿入させる。次
に、灯具本体1を軸部2の係合部22からガイド部23への
方向に移動させる。すると、前記ガイド部23が前記ガイ
ド切欠34に沿ってガイドし、かつ前記軸部2の係合部22
が前記ファスナー3の係合穴部35に係合する。すなわ
ち、前記係合部22は、この係合部22の外周面が係合穴部
35の内正面に当接して、前記一直線方向(軸部2のガイ
ド部23と係合部22との突設方向)に対して交差する方向
の移動が規制され、かつ軸部2の係合部22とガイド部23
との間の段部25がファスナー3のガイド切欠34とガイド
穴部35との間の段部36に当接して、前記係合方向(一直
線方向のうちの前記係合部22からガイド部23への方向)
の移動が規制される。
この結果、前記灯具本体1側の軸部2と車体12側のファ
スナー3とが機械的に結合することとなる。
そして、灯具本体1側の取付座14を介して車体側の取付
部(図示せず)に、取付部材(図示せず)を灯具本体1
の前面側から奥側への操作で締め付けることにより、灯
具本体1を車体12に取り付けることができる。
このように、軸部2のガイド部23をファスナー3のガイ
ド切欠34に挿入し、かつ軸部2の係合部22をファスナー
3の係合穴部35に係合させるだけで、灯具本体1の一側
と車体12とを機械的に結合することができるので、従来
の取付構造のように、灯具本体側のボルトと車体側の透
孔との位置合わせを行ったり、また狭いスペースにおい
てボルトにナットを締め付けたりする必要がなく、その
分取付作業が容易となる。
しかも、灯具本体1を前面側から奥側に移動させかつ軸
部2の係合部22からガイド部23への方向に移動させるだ
けで、すなわち車体12の外側における取付作業で、灯具
本体1を車体12に取り付けることができるので、狭い取
付スペースにおいてでも簡単にかつ確実に灯具本体1を
車体12に取付けることができる。
なお、上述の実施例においては、灯具本体1として前照
灯について説明したが、その他の車両用灯具にも本考案
を利用することができる。
また、灯具本体1側に軸部2を設け、一方車体12側にフ
ァスナー3を設けたが、その逆に灯具本体1側にファス
ナーを設け、一方車体12側に軸部を設けても良い。
[考案の効果] 以上から明らかなように、本考案の車両用灯具の取付構
造は、軸部のガイド部をファスナーのガイド切欠に挿入
し、かつ軸部の係合部をファスナーの係合穴部に係合さ
せるだけで、灯具本体と車体などの取付体とを機械的に
結合することができるので、従来の取付構造のように、
灯具本体側のボルトと車体などの取付体側の透孔との位
置合わせを行ったり、また狭いスペースにおいてボルト
にナットを締め付けたりする必要がなく、その分取付作
業が容易となる。
しかも、灯具本体を前面側から奥側に移動させかつ軸部
の係合部からガイド部への方向に移動させるだけで、す
なわち車体などの取付体の外側における取付作業で、灯
具本体を車体などの取付体に取り付けることができるの
で、狭い取付スペースにおいてでも簡単にかつ確実に灯
具本体を車体に取付けることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第13図は本考案に係る車両用灯具の取付構造
の一実施例を示し、第1図は本考案の取付構造を具備し
た灯具本体の背面図、第2図は軸部の正面図、第3図は
軸部の側面図、第4図はファスナーの正面図、第5図は
第4図におけるイ−イ線断面図、第6図は第4図におけ
るロ−ロ線断面図、第7図は軸部のガイド部をファスナ
ーのガイド切欠に挿入しようとしている状態の説明図、
第8図は軸部のガイド部をファスナーのガイド切欠に挿
入した状態の説明図、第9図は軸部の係合部をファスナ
ーの係合穴部に係合させた状態の説明図、第10図は第8
図におけるハ−ハ線断面図、第11図は第8図におけるニ
−ニ線断面図、第12図は第9図におけるホ−ホ線断面
図、第13図は第9図おけるヘ−ヘ線断面図である。 第14図は従来の取付構造を具備した灯具本体の背面図で
ある。 1……灯具本体、12……車体(取付体)、2……軸部、
22……係合部、23……ガイド部、3……ファスナー、34
……ガイド切欠、35……係合穴部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】灯具本体または車体等の取付体の何れか一
    方に固定した軸部と、他方に固定したファスナーとを備
    え、 前記軸部は、ガイド部と係合部とを一直線方向に設けて
    なり、 前記ファスナーは、前記軸部のガイド部を、前記一直線
    方向に対して交差する方向に挿入し、かつ前記一直線方
    向にガイドするガイド切欠と、前記軸部の係合部を、前
    記一直線方向に対して交差する方向および前記一直線方
    向のうち前記係合部からガイド部への方向の移動を規制
    して係合する係合穴部とを設けてなることを特徴とする
    車両用灯具の取付構造。
JP3811390U 1990-04-11 1990-04-11 車両用灯具の取付構造 Expired - Lifetime JPH0732259Y2 (ja)

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JP5214218B2 (ja) * 2007-06-25 2013-06-19 松岡手袋株式会社 縫製手袋及びその生産方法

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