JPH07315230A - 自動車用ホーンスイッチのコンタクトプレート - Google Patents

自動車用ホーンスイッチのコンタクトプレート

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JPH07315230A
JPH07315230A JP11624894A JP11624894A JPH07315230A JP H07315230 A JPH07315230 A JP H07315230A JP 11624894 A JP11624894 A JP 11624894A JP 11624894 A JP11624894 A JP 11624894A JP H07315230 A JPH07315230 A JP H07315230A
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horn switch
automobile
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Masaru Hattori
賢 服部
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Tokai Rika Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ステアリングホイールの中央のパッド2に設
けられるホーンスイッチ用のコンタクトプレート1を、
1ケ所でパッド2に取り付けるようにする。 【構成】 コンタクトプレート1を、それぞれ先端部に
接点を有する4本のアーム1a,1b,1c,1dから大
略X形状に形成するとともに、ステアリングホイールの
パッド2に締め付けられる取付ネジ3用の取付穴1e
を、4本のアーム1a,1b,1c,1dが交わる中心
の1箇所に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のステアリング
ホイールに装備されるホーンスイッチ用のコンタクトプ
レートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ステアリングホイールの中央
の部分に設けられたパッドでホーンスイッチの操作を行
う、いわゆるブローホーンタイプのステアリングホイー
ルでは、パッド部分の裏面図である図5、そのVI−VI線
拡大断面図である図6、及びVII−VII線拡大断面図であ
る図7に示すように、圧縮バネ51によりステアリング
ホイール本体側の部材であるブラケット52から運転者
の方へ付勢されたパッド53を、その付勢力に抗して押
し込んだときにホーンスイッチがオンになるように接点
が構成されている。圧縮バネ51はステアリングホイー
ルの回転中心の周りの3点に配置され、パッド53を真
っすぐに押し込めるだけでなく、傾いた状態でも押し込
めるようになっている。
【0003】接点はこのようにパッド53を真っすぐに
押し込んだ場合や傾いて押し込んだ場合のいずれでもオ
ンになるように構成されている。詳細には、ステアリン
グホイールの本体側の部材であるブラケット52には、
パッド53の外周端部寄りの位置4カ所に固定接点とし
て平頭のリベット54が配置され、パッド53側には、
この平頭リベット54と対向する可動接点としての球状
打ち出し部55aを有するコンタクトプレート55が固
定されている。コンタクトプレート55は、一般に、ア
ルファベットの「H」のような形状に形成されており、
H形状の横線部分と縦線部分とが交わる位置付近の2箇
所で、パッド53に対してネジ56により締め付けられ
ている。また、そのちょうど中央の部分には、配線57
との接続用の端子部55bが形成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この構成で
は、パッド53に対してネジ56により2ケ所で締め付
けられているので、1ケ所締めに比べて締付け工数が余
分にかかっていた。また、形状が略H形の一体構造のた
め、材料の歩留りを改善する余地があった。
【0005】したがって、本発明の解決すべき技術的課
題は、組付け(締付け)工数を低減できるコンタクトプ
レートを提供することである。そして、さらなる課題
は、材料歩留りの優れたコンタクトプレートを提供する
ことである。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】上述の技
術的課題を解決するため、本発明に係る自動車用ホーン
スイッチのコンタクトプレートは以下のように構成され
ている。すなわち、先端部にそれぞれ接点を有する4本
のアームから大略X形状に形成されるとともに、ステア
リングホイールのパッドに締め付けられる取付ネジ用の
取付穴が、その4本のアームの交わる中心部1箇所に形
成されたことを特徴としている。
【0007】上記構成においては、コンタクトプレート
は中心部1箇所に形成された取付穴に取付ネジを通して
ステアリングホイールのパッドに固定される。したがっ
て、従来と比較してネジの締め付け工数を低減できる。
【0008】また、上記構成においては、コンタクトプ
レートを、互いに交差して斜め方向へのび、かつ中心部
が重なって配置される第1アーム部材と第2アーム部材
とから構成し、第1アーム部材及び第2アーム部材を、
それぞれ、重なった他方のプレートの方へ向かって両端
部をプレート厚さの2分の1だけ打ち出した形状とし、
かつ、取付穴を、第1、第2アーム部材の重なった中心
部分に形成するのが好ましい。
【0009】コンタクトプレートをX形状の一体部品と
した場合には材料の歩留まりが良好でないという問題が
あるが、このように2分割すれば各アーム部材を効率よ
く板取りできるので、歩留まりを改善してさらにコスト
ダウンを図ることができる。
【0010】また、上記構成において、第1アーム部材
と第2アーム部材は、配線接続用の端子部等を同一に形
成することにより、互いに実質同一形状とすることが好
ましい。そうすれば、両アーム部材を区別なく使用でき
るので、組み付けが容易となる。
【0011】
【実施例】以下に、図1及び図2に示した本発明の第1
実施例に係る自動車用ホーンスイッチのコンタクトプレ
ートについて詳細に説明する。図1は、このコンタクト
プレートをパッドに取り付けた状態でのパッドの裏面図
であり、図2はそのII−II線拡大断面図である。
【0012】図において、コンタクトプレート1は、ア
ルファベットの「X」のような形状に形成されており、
4本のアーム1a,1b,1c,1dの各先端部には、
図2に仮想線で示すように半球状に打ち出し形成した凸
部1iが接点として設けられており、その接点1iの形
成された各アーム1a〜1dの先端部はパッド2に形成
されたボス2eに後ろから支持されている。
【0013】4本のアーム1a,1b,1c,1dの交
わった、コンタクトプレート1の中心部の1カ所には取
付穴1eが形成され、コンタクトプレート1は、この取
付穴1eの位置で、パッド2に形成されたボス2aにネ
ジ3により固定されるようになっている。取付穴1eの
上下の2カ所には位置決め用の穴1f,1gが形成さ
れ、この穴1f,1gには、パッド2に形成された位置
決めピン2b,2cがはまり込んで、パッド2に対する
コンタクトプレート1の正しい姿勢が保持されるように
なっている。また、上の2本のアーム1a,1bの間に
端子部1hが形成され、この端子部1hにはホーン回路
のリード線が接続されるようになっている。
【0014】一方、ステアリングホイールの本体(図示
せず)側にはブラケット4が設けられており、このブラ
ケット4にはコンタクトプレート1の4本のアーム1a
〜1dの各先端部の接点1iに対抗する4つの平頭リベ
ット5が固定されている。そして、この平頭リベット5
の少なくとも一つがコンタクトプレート1の接点1iの
少なくともいずれか1つと接触したときにホーン回路が
オンになるように構成されている。なお、平頭リベット
5は、パッド取り付け用のリング状の座板6をブラケッ
ト4に共締めする機能も有している。
【0015】パッド2は、ステアリングホイール本体側
のブラケット4に対し、3点A,B,Cで保持されてい
る。この3点において、パッド2には先端部の細くなっ
たボス2dが形成されている。パッド2は、ブラケット
4に固定された座板6の取付穴6aにボス2dを通した
状態で、ボス2dにストッパー用の座金7を当ててタッ
ピンネジ8を締め付けることによりブラケット4に対し
て可動に連結されている。また、ボス2dの段付き部と
ストッパー座金7の間には圧縮バネ9が装着され、パッ
ド2をブラケット4から押し出す方向、つまり車両への
取り付け時に運転者側へ向かう方向へ付勢している。
【0016】このようにパッド2がステアリングホイー
ル本体側のブラケット4に3点で支持されているので、
パッド2のどの位置を押してもコンタクトプレート1と
平頭リベット5とを接触させ、ホーンを鳴らすことがで
きる。また、パッド2から手を離せば、パッド2は再び
元の位置に復帰する。
【0017】本実施例では、パッド2へのコンタクトプ
レート1の取付を1カ所で行うことができるので、従来
と比較して取付作業が簡素化され、それに伴ってトータ
ル的なコストダウンが可能となる。
【0018】次に、図3及び図4に示した第2実施例に
ついて説明する。図3(a)はこのコンタクトプレート
11の正面図、図3(b)は取付構造の概略を示す断面
図である。図示するように、本実施例のコンタクトプレ
ート11は、第1アーム部材11aと第2アーム部材1
1bとから構成されており、各アーム部材11a,11
bは、それぞれ、「く」の字状に屈曲した形状で、これ
らが中心部で交差してほぼX状に組み合わされている。
そして、その交差した部分に取付穴11cが形成され、
第1実施例と同様、ネジ3によりパッド2のボス2aに
締め付けられるようになっている。このように組み合わ
せた状態で4本のアーム11d,11e,11f,11
gが構成される。
【0019】第1、第2アーム部材11a,11bは、
同一形状の部材で構成されている。各アーム部材は、図
4(a),(b),(c)((b)図は(a)図のB方
向矢視図、(c)図は(a)図のC−C線断面図)に示
しているように、接点である両端部11h,11iが板
厚の2分の1だけ打ち出されており、両アーム部材11
a,11bを図3(a)のように組み合わせたときに、
各端部11h,11iが同一平面上に位置するように構
成されている。各端部11h,11iは、第1実施例と
同様にボス2eで支持されるようになっているが、両ア
ーム部材11a,11bを同一部品にするために先端部
に球状の打ち出し部を形成していないので、それに対向
するリベット5に丸頭のものが使用されている。
【0020】また、プレート11の各アーム部材11
a,11bの中心部には、両アーム部材11a,11b
を組み合わせたときに互いに重なって位置する取付穴1
1cと、各端部11h,11iを打ち出したのと反対側
へ向かってほぼ直角に折り曲げられた端子部11jと、
パッド2に形成された位置決めピン(図1の2b,2c
に相当する)がはまり込む位置決め穴11kとが形成さ
れている。
【0021】コンタクトプレート11をこのように第
1、第2アーム部材11a,11bから構成すると、両
者が重なる位置に端子部11jが個別に形成されている
ために、組み付けを間違って逆にしてしまうことはな
く、常に図3の状態で組み付けることができる。また、
パッド2に組み付けたときは、ネジ3と位置決めピン
(図1、2b)により、コンタクトプレート11の両端
部11h,11iを常に正しい接点位置に保持できる。
【0022】また、第1実施例の構成ではコンタクトプ
レートを1枚の金属板としているために板取りの効率が
悪く、材料の歩留まりに問題があるが、本実施例によれ
ば効率よく板取りを行って、歩留まりを改善することが
できる。なお、本実施例では、第1、第2アーム部材1
1a,11bの両方に同一の端子部11jを形成して両
アーム部材11a,11bへの導通を確実にするととも
に両アーム部材11a,11bを完全に同一の部材とし
て構成しているが、両アーム部材11a,11bの端子
部の形状を互いに異なったものとしたり、両アーム部材
11a,11bの一方にだけ端子部を設けるようにして
も、材料の歩留まりを第1実施例よりも改善することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例に係るコンタクトプレー
トをパッドに取り付けた状態でのパッドの裏面図であ
る。
【図2】 図1のII−II線拡大断面図である。
【図3】 (a)図は本発明の第2実施例に係るコンタ
クトプレートの正面図、(b)図は取付構造の概略を示
す断面図である。
【図4】 (a)図はアーム部材の正面図、(b)図は
(a)図のB方向矢視図、(c)図は(a)図のC−C
線断面図である。
【図5】 従来例に係るコンタクトプレートを取り付け
た状態でのパッドの裏面図である。
【図6】 図5のVI−VI線拡大断面図である。
【図7】 図5のVII−VII線拡大断面図である。
【符号の説明】 1 コンタクトプレート 1a〜1d アーム 1e 取付穴 1f,1g 位置決め穴 1h 端子部 1i 凸部(接点) 2 パッド 2a ボス 2b,2c 位置決めピン 2d,2e ボス 3 ネジ 4 ブラケット 5 リベット 6 座板 6a 取付穴 7 座金 8 タッピンネジ 9 圧縮バネ 11 コンタクトプレート 11a 第1アーム部材 11b 第2アーム部材 11c 取付穴 11d〜11g アーム 11h,11i 端部(接点) 11j 端子部 11k 位置決め穴

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のステアリングホイールに装備さ
    れるホーンスイッチ用のコンタクトプレートであって、 先端部にそれぞれ接点(1i,11h,11i)を有する4本のアー
    ム(1a,1b,1c,1d,11d,11e,11f,11g)から大略X形状に形
    成されるとともに、ステアリングホイールのパッド(2)
    に取り付けるための取付ネジ(3)用の取付穴(1e,11c)
    が、上記4本のアーム(1a,1b,1c,1d,11d,11e,11f,11g)
    の交わる中心部1箇所に形成されたことを特徴とする自
    動車用ホーンスイッチのコンタクトプレート。
  2. 【請求項2】 互いに交差して斜め方向へのび、かつ中
    心部が重なって配置される第1アーム部材(11a)と第2
    アーム部材(11b)とからなり、 上記第1アーム部材(11a)及び第2アーム部材(11b)は、
    それぞれ、重なった他方のプレートの方へ向かって両端
    部(11h,11i)がプレート厚さの2分の1だけ折り曲げ形
    成され、かつ、上記取付穴(11c)が、第1、第2アーム
    部材(11a,11b)の重なった中心部分に形成されたことを
    特徴とする請求項1記載の自動車用ホーンスイッチのコ
    ンタクトプレート。
  3. 【請求項3】 上記第1アーム部材(11a)と第2アーム
    部材(11b)が実質同一形状であることを特徴とする請求
    項2記載の自動車用ホーンスイッチのコンタクトプレー
    ト。
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