JP2000276971A - ホーンスイッチの取付構造 - Google Patents

ホーンスイッチの取付構造

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JP2000276971A
JP2000276971A JP11084268A JP8426899A JP2000276971A JP 2000276971 A JP2000276971 A JP 2000276971A JP 11084268 A JP11084268 A JP 11084268A JP 8426899 A JP8426899 A JP 8426899A JP 2000276971 A JP2000276971 A JP 2000276971A
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Mikio Ochiai
幹雄 落合
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 抜け防止用の部品を追加せずに、トッププレ
ートの外れを確実に防止することができるホーンスイッ
チの取付構造を提供する。 【解決手段】 ホーンスイッチ4を、カバー(センタパ
ッド)1の凹部(取付部)3に取付けることにより、凹
部3に設けられた凸部(規制手段)16が、トッププレ
ート10に形成されたT形ピン(係合部)12の離脱方
向Bへの移動を防止するため、トッププレート10の外
れが確実に防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車のステア
リングホイールに対するホーンスイッチの取付構造に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車のステアリングホイールの中央部
には、センタパッドが設けられ、そのセンタパッドにホ
ーンスイッチが取付けられている(類似技術として、特
開平10−129388号公報参照)。ホーンスイッチ
は、ベースプレートとトッププレートとの間に、トップ
プレートを押した時に導通する一対の接点が設けられた
構造になっている。
【0003】トッププレートとベースプレートを取付け
た状態で、トッププレートは、ベースプレートに対して
押付け方向に移動させることができる。例えば、トップ
プレートに形成したT形ピンを、ベースプレートに形成
した異形孔に挿入して回転させることにより、T形ピン
の先端をベースプレートの異形孔に係合させるようにし
ている。このようにすれば、T形ピンの先端が異形孔の
裏面側に係合した状態になるため、トッププレートのベ
ースプレートからの離反方向への移動は防止されるが、
押付け方向への移動は可能となる。そして、トッププレ
ートとベースプレートとの間には、トッププレートを離
反方向に付勢してガタつきを防止する付勢手段が適宜設
けられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術にあっては、トッププレートとベースプ
レートを取付けた後に、トッププレートの押付け方向へ
の移動を可能にするため、トッププレートとベースプレ
ートとの取付強度をあまり高めることができない。例え
ば、異形孔の係合部の幅を十分に狭くして、そこにT形
ピンを無理やり押し込んで強係合させることはできな
い。そのため、使用中にトッププレートが離脱方向へ移
動し、トッププレートがベースプレートから外れてしま
うおそれがある。従って、そのための対策として、異形
孔に係合させたT形ピンの先端に、抜け防止用のストッ
パリング等を追加する必要があり、トッププレートとベ
ースプレートとの取付作業が面倒になっている。
【0005】この発明は、このような従来の技術に着目
してなされたものであり、抜け防止用の部品を追加せず
に、トッププレートの外れを確実に防止することができ
るホーンスイッチの取付構造を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
トッププレートとベースプレートとの間に、前記トップ
プレートの押付け時に導通する一対の接点が設けられた
構造のホーンスイッチを、ステアリングホイールのセン
タパッドの取付部に取付けると共に、トッププレートは
その係合部を組付方向へ移動させて、ベースプレートの
被係合部に係合させることによりベースプレートに取付
けられ且つ係合部を離脱方向へ移動させることにより取
外されるホーンスイッチの取付構造であって、前記セン
タパッドの取付部に、ホーンスイッチの取付時に、係合
部の離脱方向への移動を防止する規制手段を設けた。
【0007】請求項1記載の発明によれば、ホーンスイ
ッチをセンタパッドに取付けることにより、センタパッ
ドに設けられた規制手段が、トッププレートに形成され
た係合部の離脱方向への移動を防止するため、トッププ
レートの外れが確実に防止される。従って、従来のよう
に、抜け防止用の部品を後から追加する必要がなく、ト
ッププレートのベースプレートに対する取付けが容易に
なる。
【0008】請求項2記載の発明は、トッププレートの
係合部が裏面に形成されたT形ピンで、ベースプレート
の被係合部がT形ピンの対応位置に形成された両端の幅
が相違する異形孔で、組付方向がトッププレートの面に
沿った一方側への回転方向で、離脱方向がその他方側へ
の回転方向であり、T形ピンを異形孔の他端側から挿入
して一端側へ回転させることにより、T形ピンが異形孔
の裏面に係合されるもので、センタパッドの取付部に、
異形孔の一端に係合したT形ピンの押付け方向への移動
を許容する逃げ孔を形成すると共に、その離脱方向側の
隣接位置に異形孔の他端側に挿入されてT形ピンの離脱
方向への回転を防止する規制手段としての凸部が形成さ
れた。
【0009】請求項2記載の発明によれば、T形ピンと
異形孔を係合させる取付構造において、センタパッドに
形成された凸部が、異形孔の他端側に挿入されるため、
この凸部により、T形ピンの離脱方向への移動が防止さ
れ、トッププレートの外れが確実に防止される。
【0010】請求項3記載の発明は、トッププレートの
係合部が、裏面から押付け方向へ形成され且つ先端に一
方側へ突出した爪を有するフックピンで、ベースプレー
トの被係合部が、フックピンの対応位置に形成され且つ
前記フックピンの爪が一端に係合するフック孔で、組付
方向がフックピンの爪の向きに沿う一方側で、離脱方向
が爪の向きとは逆の他方側であり、フックピンをフック
孔へ挿入して一端側へ弾性復元力が作用することによ
り、フックピンの爪がフック孔の一端へ係合されるもの
で、センタパッドの取付部に、フック孔の一端に係合し
たフックピンの押付け方向への移動を許容する逃げ孔を
形成すると共に、その離脱方向側の隣接位置にフック孔
の他端側に挿入されてフックピンの離脱方向への撓みを
防止する規制手段としての凸部が形成された。
【0011】請求項3記載の発明によれば、フックピン
とフック孔を係合させる取付構造において、センタパッ
ドに形成された凸部が、フック孔の他端側に挿入される
ため、この凸部により、フックピンの離脱方向への撓み
が防止され、トッププレートの外れが確実に防止され
る。
【0012】請求項4記載の発明は、トッププレートの
係合部が、裏面側に離間した状態で一体的に固定された
非円形の係合孔を有する係合プレートで、ベースプレー
トの被係合部が、表面側に離間した状態で一体的に固定
された前記係合孔に相応する形状の受プレートで、組付
方向がトッププレートの面に沿った一方側への回転方向
で、離脱方向がその他方側への回転方向であり、受プレ
ートに係合プレートの係合孔を通して一方側へ回転させ
ることにより、係合プレートが受プレートの裏面に係合
されるもので、ベースプレートに貫通孔を形成すると共
に、センタパッドの取付部に前記貫通孔から進入して係
合プレートの係合孔に係合することにより係合プレート
の離脱方向への回転を防止する凸部が形成されている。
【0013】請求項4記載の発明によれば、係合プレー
トと受プレートとを係合させる取付構造において、セン
タパッドに形成された凸部が、フック孔の他端側に挿入
されるため、この凸部により、係合プレートの離脱方向
への回転が防止され、トッププレートの外れが確実に防
止される。
【0014】請求項5記載の発明は、ベースプレートの
裏面に形成した取付脚を、センタパッドの取付部に形成
された挿通孔から挿入して、センタパッドの裏面側に設
けられたストッパプレートの固定孔に係合させる。
【0015】請求項5記載の発明によれば、ベースプレ
ートの裏面に形成した取付脚を、ストッパプレートの固
定孔に係合させることにより、ホーンスイッチを取付け
ているため、センタパッドの取付部には取付脚を通過さ
せるための挿通孔を形成するだけで済み、センタパッド
の取付部の構造が複雑にならない。
【0016】請求項6記載の発明は、ベースプレートの
裏面に形成した取付脚を、センタパッドの取付部に形成
された挿通孔から挿入して、センタパッドの裏面側に設
けられたストッパプレートの固定孔に係合させると共
に、センタパッドがエアバッグモジュールのカバーで形
成され、且つストッパプレートがカバーの逃げ孔を覆う
大きさを有している。
【0017】請求項6記載の発明によれば、ストッパプ
レートがカバーの逃げ孔を裏面側から覆う大きさを有し
ているため、センタパッドがエアバッグモジュールのカ
バーであっても、内部のエアバッグが逃げ孔内に入り込
まず、エアバッグの安定した収納状態が維持される。
【0018】
【発明の実施の形態】この発明の好適な実施形態を図面
に基づいて説明する。以下の各実施形態において、共通
する部分には同一の符号を付し、重複する説明は省略す
る。
【0019】図1〜図5は、この発明の第1実施形態を
示す図である。符号1は、図示せぬステアリングホイー
ルの中央部に設けられた「センタパッド」としてのエア
バッグモジュールのカバーで、内部には、図示せぬエア
バッグとインフレータが収納される。このカバー1は軟
質樹脂製で、エアバッグの膨張時に、裏面に形成された
テアライン2から開裂して、膨張したエアバッグを車内
側へ展開させ、前側へ倒れてくる乗員を受け止めて保護
するようになっている。
【0020】カバー1の略中央部には、「取付部」とし
ての凹部3が形成されている。この凹部3内にホーンス
イッチ4が取付けられる。ホーンスイッチ4は、凹部3
に取付けられる前に、予め組み立てられるもので、図2
に示すような構造をしている。
【0021】符号5は、円板状のベースプレートで、裏
面中央には取付脚6が形成され、表面中央には、円筒リ
ブ7が形成されている。また、三方等角位置には、「被
係合部」としての三つの異形孔8が形成されている。こ
の異形孔8は、一種のダルマ孔のようなもので、一端の
幅の方が他端の幅よりも狭くなっている。このベースプ
レート5の表面側には、円筒リブ7に係合した固定接点
9が取付けられている。
【0022】符号10は、円板状のトッププレートで、
裏面中央には円筒リブ11が形成され、三方等角位置に
は、「係合部」としての三つのT形ピン12が形成され
ている。このT形ピン12の内側には、リング状の可動
接点13が取付けられている。そして、トッププレート
10のT形ピン12を、ベースプレート5の異形孔8の
広い方に挿入して〔図3(a)(b)〕、トッププレー
ト10を組付方向Aへ回転させることにより〔図3
(c)(d)〕、T形ピン12が異形孔8の狭い方へ移
動して、T形ピン12の大径の先端が、異形孔8の裏面
に係合する。
【0023】T形ピン12が異形孔8の狭い方に係合し
た状態で、トッププレート10の離反方向への移動は防
止されるが、トッププレート10の押付け方向への移動
は可能となる。トッププレート10とベースプレート5
とをこのように組付けた状態で、トッププレート10の
円筒リブ11が、固定接点9の盛り上がった内側端9a
に載ることにより、トッププレート10が離反方向へ付
勢され、該トッププレート10のガタつきが防止され
る。
【0024】一方、カバー1の凹部3の底面中央には、
ベースプレート5の取付脚6が通過可能なサイズの挿通
孔14が形成され、三方等角位置にはT形ピン12の先
端が通過可能なサイズの逃げ孔15が形成されている。
また、この逃げ孔15の隣接位置(離脱方向Bの隣接位
置)には、異形孔8の狭い部分を除いた形状の「規制手
段」としての凸部16がそれぞれ形成されている。ま
た、凹部3の側面には、前記固定接点9及び可動接点1
3の配線を通す通孔17が形成されている。
【0025】また、凹部3の裏面側には、凹部3に略相
応するサイズを有する円板状のストッパプレート18が
設けられ、このストッパプレート18の中央には、取付
脚6に係合する固定孔19が形成されている。従って、
先に組み立てておいたホーンスイッチ4を凹部3内に入
れ、取付脚6を挿通孔14に通した後に、ストッパプレ
ート18の固定孔19へ係合させ、T形ピン12を逃げ
孔15に合致させれば、ホーンスイッチ4の取付けが完
了する。そして、ホーンスイッチ4を取付けた状態で、
凹部3の底に形成された凸部16が、異形孔8における
T形ピン12以外の部分に挿入され、T形ピン12の離
脱方向Bへの移動を防止する。
【0026】この実施形態によれば、ホーンスイッチ4
を凹部3内に取付けることにより、自動的に、凸部16
が異形孔8内に挿入されて、T形ピン12の離脱方向B
への移動を防止するため、トッププレート10の外れが
確実に防止される。従って、従来のように、抜け防止用
の部品を後から追加する必要がないため、トッププレー
ト10のベースプレート5に対する取付けが容易であ
る。
【0027】また、ベースプレート5の取付脚6を凹部
3に直接取付けず、凹部3の挿通孔14から通過させ
て、ストッパプレート18の固定孔19に係合させたた
め、凹部3の構造が複雑にならない。更に、ストッパプ
レート18が凹部3にほぼ相応するサイズで、このスト
ッパプレート18により、凹部3の逃げ孔15が裏側か
ら塞がれるため、カバー1の裏側に収納される図示せぬ
エアバッグが逃げ孔15内に入り込まず、エアバッグの
安定した収納状態が維持される。
【0028】図6及び図7は、この発明の第2実施形態
を示す図である。この第2実施形態のホーンスイッチ2
0では、トッププレート21の外周部付近に、押付け方
向へ向いた「係合部」としての3本のフックピン22が
形成されている。このフックピン22の先端には、組付
方向Aとしての外側を向いた爪22aが形成されてい
る。可動接点23及び固定接点24も、第1実施形態と
は形状が異なるものが採用されている。従って、ベース
プレート25の表面には、円筒リブ7の周辺に固定接点
24の回転を防止する突起26が形成されている。ま
た、ベースプレート25のフックピン22に対応する位
置には「被係合部」としてのフック孔27が形成されて
いる。更に、カバー1の凹部3の底面には、フックピン
22に対応する逃げ孔28が形成され、その離脱方向
(内側)Bの隣接位置には凸部29も形成されている。
【0029】この第2実施形態の場合は、ホーンスイッ
チ20を凹部3内に取付けると、フックピン22がフッ
ク孔27に入る際に、いったん離脱方向B側へ撓み、そ
の後に組付方向A側へ弾性復元して、フックピン22の
爪22aがフック孔27の外側端に係合する。そして、
そのフックピン22の離脱方向Bのフック孔27内に、
凹部3の凸部29が挿入されるため、この凸部29によ
り、フックピン22の離脱方向Bへの撓みが防止され、
トッププレート21の外れが確実に防止される。
【0030】図8及び図9は、この発明の第3実施形態
を示す図である。この第3実施形態のホーンスイッチ3
0では、トッププレート31の裏面側に、離間した状態
で一体的に固定された「係合部」としての係合プレート
32を形成した。この係合プレート32には、対向位置
にそれぞれ切欠33と段差部34を形成した係合孔35
が形成されている。また、ベースプレート36の表面側
に、離間した状態で一体的に固定された「被係合部」と
しての受プレート37を形成した。この受プレート37
の対応位置には、前記切欠33を通過可能な張出部38
が形成されている。更に、ベースプレート36には、前
記張出部38と90°相違する位置に貫通孔39がそれ
ぞれ形成されている。凹部3の底には、この貫通孔39
内に進入可能なブロック状の凸部40が形成されてい
る。
【0031】トッププレート31をベースプレート36
に取付ける場合は、切欠33と張出部38とを合致さ
せ、切欠33を押し込んだ後に、トッププレート31を
組付方向Aへ90°回転させ、段差部34を張出部38
の裏面に係合させる。これにより、ホーンスイッチ30
の組立が完了する。段差部34が張出部38の裏面に係
合するため、トッププレート10をベースプレート5に
対して押付け可能である。
【0032】次に、凸部40と貫通孔39とを合致させ
た状態で、ホーンスイッチ30を凹部3内に入れ、取付
脚6を挿通孔14に通した後に、ストッパプレート19
の固定孔19へ係合させる。すると、凸部40が貫通孔
39から進入して係合孔35の切欠33に係合するた
め、係合プレート32の離脱方向Bへの回転が防止さ
れ、トッププレート31の外れが確実に防止される。
尚、第3実施形態では、一応、組付方向A、離脱方向B
としたが、逆にしても良い。
【0033】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、ホーンス
イッチをセンタパッドに取付けることにより、センタパ
ッドに設けられた規制手段が、トッププレートに形成さ
れた係合部の離脱方向への移動を防止するため、トップ
プレートの外れが確実に防止される。従って、従来のよ
うに、抜け防止用の部品を後から追加する必要がなく、
トッププレートのベースプレートに対する取付けが容易
になる。
【0034】請求項2記載の発明によれば、T形ピンと
異形孔を係合させる取付構造において、センタパッドに
形成された凸部が、異形孔の他端側に挿入されるため、
この凸部により、T形ピンの離脱方向への移動が防止さ
れ、トッププレートの外れが確実に防止される。
【0035】請求項3記載の発明によれば、フックピン
とフック孔を係合させる取付構造において、センタパッ
ドに形成された凸部が、フック孔の他端側に挿入される
ため、この凸部により、フックピンの離脱方向への撓み
が防止され、トッププレートの外れが確実に防止され
る。
【0036】請求項4記載の発明によれば、係合プレー
トと受プレートとを係合させる取付構造において、セン
タパッドに形成された凸部が、フック孔の他端側に挿入
されるため、この凸部により、係合プレートの離脱方向
への回転が防止され、トッププレートの外れが確実に防
止される。
【0037】請求項5記載の発明によれば、ベースプレ
ートの裏面に形成した取付脚を、ストッパプレートの固
定孔に係合させることにより、ホーンスイッチを取付け
ているため、センタパッドの取付部には取付脚を通過さ
せるための挿通孔を形成するだけで済み、センタパッド
の取付部の構造が複雑にならない。
【0038】請求項6記載の発明によれば、ストッパプ
レートがカバーの逃げ孔を裏面側から覆う大きさを有し
ているため、センタパッドがエアバッグモジュールのカ
バーであっても、内部のエアバッグが逃げ孔内に入り込
まず、エアバッグの安定した収納状態が維持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態に係るホーンスイッチ
の取付構造を示す斜視図。
【図2】第1実施形態のホーンスイッチの内部構造を示
す分解斜視図。
【図3】T形ピンの異形孔への係合手順を示す斜視図。
【図4】図1中矢示SA−SA線に沿う断面図。
【図5】図1中矢示SB−SB線に沿う断面図。
【図6】この発明の第2実施形態に係るホーンスイッチ
の取付構造を示す分解斜視図。
【図7】図6中矢示SC−SC線に沿う断面図。
【図8】この発明の第3実施形態に係るホーンスイッチ
の内部構造を示す分解斜視図。
【図9】第3実施形態のホーンスイッチの取付構造を示
す斜視図。
【符号の説明】 1 カバー(センタパッド) 3 凹部(取付部) 4、20、30 ホーンスイッチ 5、25、36 ベースプレート 6 取付脚 8 異形孔(被係合部) 9、24 固定接点 10、21、31 トッププレート 12 T形ピン(係合部) 13、23 可動接点 14 挿通孔 15、28 逃げ孔 16、29、40 凸部(規制手段) 18、21 ストッパプレート 19 固定孔 22 フックピン(係合部) 22a 爪 27 フック孔(被係合部) 32 係合プレート(係合部) 35 係合孔 37 受プレート(被係合部) 39 貫通孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3D030 DB75 DB77 5G006 AA01 AB26 AC07 BA01 BA02 BA07 BB04 BC03 CB03 CB05 CD03 CD05 LB03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トッププレートとベースプレートとの間
    に、前記トッププレートの押付け時に導通する一対の接
    点が設けられた構造のホーンスイッチを、ステアリング
    ホイールのセンタパッドの取付部に取付けると共に、 前記トッププレートは、その係合部を組付方向へ移動さ
    せて、前記ベースプレートの被係合部に係合させること
    によりベースプレートに取付けられ且つ係合部を離脱方
    向へ移動させることにより取外されるホーンスイッチの
    取付構造であって、 前記センタパッドの取付部には、ホーンスイッチの取付
    時に、係合部の離脱方向への移動を防止する規制手段を
    設けたことを特徴とするホーンスイッチの取付構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のホーンスイッチの取付構
    造であって、 トッププレートの係合部が裏面に形成されたT形ピン
    で、 ベースプレートの被係合部がT形ピンの対応位置に形成
    された両端の幅が相違する異形孔で、 組付方向がトッププレートの面に沿った一方側への回転
    方向で、離脱方向がその他方側への回転方向であり、T
    形ピンを異形孔の他端側から挿入して一端側へ回転させ
    ることにより、T形ピンが異形孔の裏面に係合されるも
    ので、 センタパッドの取付部に、異形孔の一端に係合したT形
    ピンの押付け方向への移動を許容する逃げ孔を形成する
    と共に、その離脱方向側の隣接位置に異形孔の他端側に
    挿入されてT形ピンの離脱方向への回転を防止する規制
    手段としての凸部が形成されたことを特徴とするホーン
    スイッチの取付構造。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のホーンスイッチの取付構
    造であって、 トッププレートの係合部が、裏面から押付け方向へ形成
    され且つ先端に一方側へ突出した爪を有するフックピン
    で、 ベースプレートの被係合部が、フックピンの対応位置に
    形成され且つ前記フックピンの爪が一端に係合するフッ
    ク孔で、 組付方向がフックピンの爪の向きに沿う一方側で、離脱
    方向が爪の向きとは逆の他方側であり、フックピンをフ
    ック孔へ挿入して一端側へ弾性復元力が作用することに
    より、フックピンの爪がフック孔の一端へ係合されるも
    ので、 センタパッドの取付部に、フック孔の一端に係合したフ
    ックピンの押付け方向への移動を許容する逃げ孔を形成
    すると共に、その離脱方向側の隣接位置にフック孔の他
    端側に挿入されてフックピンの離脱方向への撓みを防止
    する規制手段としての凸部が形成されたことを特徴とす
    るホーンスイッチの取付構造。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のホーンスイッチの取付構
    造であって、 トッププレートの係合部が、裏面側に離間した状態で一
    体的に固定された非円形の係合孔を有する係合プレート
    で、 ベースプレートの被係合部が、表面側に離間した状態で
    一体的に固定された前記係合孔に相応する形状の受プレ
    ートで、 組付方向がトッププレートの面に沿った一方側への回転
    方向で、 離脱方向がその他方側への回転方向であり、受プレート
    に係合プレートの係合孔を通して一方側へ回転させるこ
    とにより、係合プレートが受プレートの裏面に係合され
    るもので、 ベースプレートに貫通孔を形成すると共に、センタパッ
    ドの取付部に前記貫通孔から進入して係合プレートの係
    合孔に係合することにより係合プレートの離脱方向への
    回転を防止する凸部が形成されていることを特徴とする
    ホーンスイッチの取付構造。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項に記載のホ
    ーンスイッチの取付構造であって、 ベースプレートの裏面に形成した取付脚を、センタパッ
    ドの取付部に形成された挿通孔から挿入して、センタパ
    ッドの裏面側に設けられたストッパプレートの固定孔に
    係合させることを特徴とするホーンスイッチの取付構
    造。
  6. 【請求項6】 請求項2又は請求項3記載のホーンスイ
    ッチの取付構造であって、 ベースプレートの裏面に形成した取付脚を、センタパッ
    ドの取付部に形成された挿通孔から挿入して、センタパ
    ッドの裏面側に設けられたストッパプレートの固定孔に
    係合させると共に、 センタパッドがエアバッグモジュールのカバーで形成さ
    れ、且つストッパプレートがカバーの逃げ孔を覆う大き
    さを有していることを特徴とするホーンスイッチの取付
    構造。
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