JPH0747913A - エアバッグ装置のインフレータ用導線接続装置 - Google Patents
エアバッグ装置のインフレータ用導線接続装置Info
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- JPH0747913A JPH0747913A JP6086567A JP8656794A JPH0747913A JP H0747913 A JPH0747913 A JP H0747913A JP 6086567 A JP6086567 A JP 6086567A JP 8656794 A JP8656794 A JP 8656794A JP H0747913 A JPH0747913 A JP H0747913A
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- socket
- inflator
- cover
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- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
- B60R21/01—Electrical circuits for triggering passive safety arrangements, e.g. airbags, safety belt tighteners, in case of vehicle accidents or impending vehicle accidents
- B60R21/017—Electrical circuits for triggering passive safety arrangements, e.g. airbags, safety belt tighteners, in case of vehicle accidents or impending vehicle accidents including arrangements for providing electric power to safety arrangements or their actuating means, e.g. to pyrotechnic fuses or electro-mechanic valves
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- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
- B60R21/02—Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
- B60R21/16—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
- B60R21/20—Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components
- B60R21/217—Inflation fluid source retainers, e.g. reaction canisters; Connection of bags, covers, diffusers or inflation fluid sources therewith or together
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/62—Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
- H01R13/639—Additional means for holding or locking coupling parts together, after engagement, e.g. separate keylock, retainer strap
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- B60R2021/01006—Mounting of electrical components in vehicles
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Air Bags (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ソケット12にプラグ15を差し込んだ後、
このプラグ15がソケット12から不用意に抜け出る事
を防止する。又、ソケット12に対するプラグ15の差
し込み方向を規制する。 【構成】 ソケット12にプラグ15を差し込むと、カ
バー16の鉤部24、24がこのプラグ15を抑え付け
て、抜け止めを図る。又、上記カバー16に形成した突
壁26が、上記プラグ15をソケット12に対し、逆方
向から差し込む事を阻止する。
このプラグ15がソケット12から不用意に抜け出る事
を防止する。又、ソケット12に対するプラグ15の差
し込み方向を規制する。 【構成】 ソケット12にプラグ15を差し込むと、カ
バー16の鉤部24、24がこのプラグ15を抑え付け
て、抜け止めを図る。又、上記カバー16に形成した突
壁26が、上記プラグ15をソケット12に対し、逆方
向から差し込む事を阻止する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明に係るエアバッグ装置の
インフレータ用導線接続装置は、自動車の衝突時に運転
者等乗員の保護を図るエアバッグ装置に組み込み、衝突
時に火薬に点火する点火線と、電源に通じる導線とを接
続する。
インフレータ用導線接続装置は、自動車の衝突時に運転
者等乗員の保護を図るエアバッグ装置に組み込み、衝突
時に火薬に点火する点火線と、電源に通じる導線とを接
続する。
【0002】
【従来の技術】自動車の衝突事故の際には、自動車が他
の自動車等に衝突する一次衝突に続いて、運転者又は、
助手席或は後部座席等の乗員が、ステアリングホイー
ル、ダッシュボード、前席の背もたれ等、自動車の一部
に衝突する所謂二次衝突が発生する。この二次衝突の
際、乗員の身体に加わる衝撃を緩和する為、エアバッグ
装置と呼ばれる生命保護装置が広く使用されている。図
25〜26は、従来から使用されているエアバッグ装置
の一部を示している。
の自動車等に衝突する一次衝突に続いて、運転者又は、
助手席或は後部座席等の乗員が、ステアリングホイー
ル、ダッシュボード、前席の背もたれ等、自動車の一部
に衝突する所謂二次衝突が発生する。この二次衝突の
際、乗員の身体に加わる衝撃を緩和する為、エアバッグ
装置と呼ばれる生命保護装置が広く使用されている。図
25〜26は、従来から使用されているエアバッグ装置
の一部を示している。
【0003】十分な剛性を有する金属板をプレス成形、
絞り成形する等により造られたハウジング1は、ステア
リングホイールの中央部等、エアバッグを装着すべき部
分に支持固定される。このハウジング1の片面(図25
の下面、図26の上面)にはエアバッグ2の中央部を、
各部材1、2の中央部に形成した円孔3、4同士を整合
させた状態で、添設している。
絞り成形する等により造られたハウジング1は、ステア
リングホイールの中央部等、エアバッグを装着すべき部
分に支持固定される。このハウジング1の片面(図25
の下面、図26の上面)にはエアバッグ2の中央部を、
各部材1、2の中央部に形成した円孔3、4同士を整合
させた状態で、添設している。
【0004】上記エアバッグ2の内側にはインフレータ
5を挿入しており、このインフレータ5の取付板部6と
上記ハウジング1の中央部との間で、上記エアバッグ2
の中央部を挟んでいる。そして、上記取付板部6に植設
したスタッド7、7を、上記円孔3、4の周囲にそれぞ
れ形成した小孔8、9に挿通し、更に各スタッド7、7
の先端にナット10、10を螺合し緊締して、上記イン
フレータ5をハウジング1に結合固定している。
5を挿入しており、このインフレータ5の取付板部6と
上記ハウジング1の中央部との間で、上記エアバッグ2
の中央部を挟んでいる。そして、上記取付板部6に植設
したスタッド7、7を、上記円孔3、4の周囲にそれぞ
れ形成した小孔8、9に挿通し、更に各スタッド7、7
の先端にナット10、10を螺合し緊締して、上記イン
フレータ5をハウジング1に結合固定している。
【0005】上述の様に、ハウジング1に対してインフ
レータ5を、エアバッグ2の中央部を挟持した状態で結
合すると、上記取付板部6の中央部に設けられた突出部
11が、上記円孔3、4を通じて、上記ハウジング1の
他面(図25の上面、図26の下面)から突出する。こ
の突出部11の端面中央部にはソケット12が設けられ
ている。このソケット12は、衝突事故の際に、インフ
レータ5内に設けられた点火線13に通電する役目を有
する。更に、上記ソケット12には、導線14の端部に
設けたプラグ15を差し込んで、この導線14とソケッ
ト12とを導通させている。
レータ5を、エアバッグ2の中央部を挟持した状態で結
合すると、上記取付板部6の中央部に設けられた突出部
11が、上記円孔3、4を通じて、上記ハウジング1の
他面(図25の上面、図26の下面)から突出する。こ
の突出部11の端面中央部にはソケット12が設けられ
ている。このソケット12は、衝突事故の際に、インフ
レータ5内に設けられた点火線13に通電する役目を有
する。更に、上記ソケット12には、導線14の端部に
設けたプラグ15を差し込んで、この導線14とソケッ
ト12とを導通させている。
【0006】上述の様に構成されるエアバッグ装置は、
前記エアバッグ2を折り畳み、このエアバッグ2を図示
しないカバーで覆った状態で、ステアリングホイールの
中央部等、所定部分(二次衝突時に乗員自体がぶつかる
部分)に支持固定する。
前記エアバッグ2を折り畳み、このエアバッグ2を図示
しないカバーで覆った状態で、ステアリングホイールの
中央部等、所定部分(二次衝突時に乗員自体がぶつかる
部分)に支持固定する。
【0007】衝突事故の際には、一次衝突の衝撃を感知
した図示しない制御器が、上記導線14、プラグ15、
ソケット12を通じて上記点火線13に通電する。この
結果、上記インフレータ5に内蔵された火薬に着火され
て高圧のガスが発生し、上記エアバッグ2を急激に膨ら
ませる。上記カバーは、エアバッグが膨らむ過程で破れ
る。この様にして膨らんだエアバッグは、乗員の身体を
受け止め、二次衝突に伴ってこの身体に重大な障害が発
生する事を防止する。
した図示しない制御器が、上記導線14、プラグ15、
ソケット12を通じて上記点火線13に通電する。この
結果、上記インフレータ5に内蔵された火薬に着火され
て高圧のガスが発生し、上記エアバッグ2を急激に膨ら
ませる。上記カバーは、エアバッグが膨らむ過程で破れ
る。この様にして膨らんだエアバッグは、乗員の身体を
受け止め、二次衝突に伴ってこの身体に重大な障害が発
生する事を防止する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明のエアバッグ装
置のインフレータ用導線接続装置は、上述の様に構成さ
れるエアバッグ装置に於いて、プラグ15がソケット1
2から抜け出る事を防止したり、或はプラグ15をソケ
ット12に対して誤った方向から組み付ける事を防止す
るものである。
置のインフレータ用導線接続装置は、上述の様に構成さ
れるエアバッグ装置に於いて、プラグ15がソケット1
2から抜け出る事を防止したり、或はプラグ15をソケ
ット12に対して誤った方向から組み付ける事を防止す
るものである。
【0009】従来構造の場合、プラグ15とソケット1
2との接続作業は、単にプラグ15をソケット12内に
差し込むのみであった。この為、接続後に何らかの原因
でプラグ15に、ソケット12から引き離す方向の大き
な力が加わると、上記プラグ15がソケット12から抜
け出る可能性があった。
2との接続作業は、単にプラグ15をソケット12内に
差し込むのみであった。この為、接続後に何らかの原因
でプラグ15に、ソケット12から引き離す方向の大き
な力が加わると、上記プラグ15がソケット12から抜
け出る可能性があった。
【0010】又、プラグ15とソケット12とは、互い
の位置関係が180度ずれた状態でも接続可能な形状で
ある。これに対して、上記プラグ15に付属した導線1
4は、図25〜26に示す様に、プラグ15の一端部か
ら導出されている。この為、ソケット12に対するプラ
グ15の接続方向によっては、上記導線14の取り回し
が困難になる場合が考えられる。
の位置関係が180度ずれた状態でも接続可能な形状で
ある。これに対して、上記プラグ15に付属した導線1
4は、図25〜26に示す様に、プラグ15の一端部か
ら導出されている。この為、ソケット12に対するプラ
グ15の接続方向によっては、上記導線14の取り回し
が困難になる場合が考えられる。
【0011】即ち、導線14の長さは、上記ソケット1
2に対してプラグ15を正規の方向で接続した場合に、
インフレータ5と制御器とを導通させる為に必要且つ十
分な長さに規制する。この為、上記プラグ15をソケッ
ト12に対して逆方向に接続した場合には、上記導線1
4が制御器に届かなくなる可能性がある。勿論その状態
でプラグ15の差し込み方向を変えれば、導線14と制
御器とを接続できるが、多量生産の現場で余計な作業を
行う事は、全体の流れを悪くし、生産効率を低下させる
為、好ましくない。
2に対してプラグ15を正規の方向で接続した場合に、
インフレータ5と制御器とを導通させる為に必要且つ十
分な長さに規制する。この為、上記プラグ15をソケッ
ト12に対して逆方向に接続した場合には、上記導線1
4が制御器に届かなくなる可能性がある。勿論その状態
でプラグ15の差し込み方向を変えれば、導線14と制
御器とを接続できるが、多量生産の現場で余計な作業を
行う事は、全体の流れを悪くし、生産効率を低下させる
為、好ましくない。
【0012】本発明のエアバッグ装置のインフレータ用
導線接続装置は、上述の様な不都合を解消すべく発明し
たものである。尚、本発明は、図示の様な運転席用のエ
アバッグ装置に限定されず、助手席用、後部座席用、側
面衝突用を含め、総ての種類のエアバッグ装置に適用可
能である。
導線接続装置は、上述の様な不都合を解消すべく発明し
たものである。尚、本発明は、図示の様な運転席用のエ
アバッグ装置に限定されず、助手席用、後部座席用、側
面衝突用を含め、総ての種類のエアバッグ装置に適用可
能である。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明のエアバッグ装置
のインフレータ用導線接続装置は何れも、前述した従来
のエアバッグ装置用導線接続装置と同様に、エアバッグ
装置を構成し、衝突事故の際に点火線への通電に基づい
てガスを噴出するインフレータと、このインフレータの
一部表面に設けられ、上記点火線に対し電気的に導通す
るソケットと、エアバッグ装置の制御器に通じ、衝突事
故の際に通電される導線と、この導線の端部に設けら
れ、上記ソケットに挿入する事で、上記点火線と導線と
を電気的に導通させるプラグとを備えている。
のインフレータ用導線接続装置は何れも、前述した従来
のエアバッグ装置用導線接続装置と同様に、エアバッグ
装置を構成し、衝突事故の際に点火線への通電に基づい
てガスを噴出するインフレータと、このインフレータの
一部表面に設けられ、上記点火線に対し電気的に導通す
るソケットと、エアバッグ装置の制御器に通じ、衝突事
故の際に通電される導線と、この導線の端部に設けら
れ、上記ソケットに挿入する事で、上記点火線と導線と
を電気的に導通させるプラグとを備えている。
【0014】特に、請求項1に記載したエアバッグ装置
のインフレータ用導線接続装置に於いては、上記インフ
レータの一部表面を覆うカバーを備え、このカバーは、
上記ソケットに差し込まれた上記プラグが、ソケットか
ら抜け出すのを防止する機能を有する。
のインフレータ用導線接続装置に於いては、上記インフ
レータの一部表面を覆うカバーを備え、このカバーは、
上記ソケットに差し込まれた上記プラグが、ソケットか
ら抜け出すのを防止する機能を有する。
【0015】更に、請求項2に記載したエアバッグ装置
のインフレータ用導線接続装置に於いては、上記インフ
レータの一部表面を覆うカバーを備え、このカバーは、
上記ソケットに対して上記プラグを差し込み可能な方向
を規制する機能を有する。
のインフレータ用導線接続装置に於いては、上記インフ
レータの一部表面を覆うカバーを備え、このカバーは、
上記ソケットに対して上記プラグを差し込み可能な方向
を規制する機能を有する。
【0016】
【作用】上述の様に構成される本発明のエアバッグ装置
のインフレータ用導線接続部によれば、プラグがソケッ
トから抜け出す事を防止したり(請求項1の場合)、ソ
ケットにプラグを差し込む方向を間違えたままエアバッ
グ装置の組立作業を進める事を防止(請求項2の場合)
できる。
のインフレータ用導線接続部によれば、プラグがソケッ
トから抜け出す事を防止したり(請求項1の場合)、ソ
ケットにプラグを差し込む方向を間違えたままエアバッ
グ装置の組立作業を進める事を防止(請求項2の場合)
できる。
【0017】
【実施例】図1〜3は、請求項1に記載した発明と請求
項2に記載した発明とを組み合わせた、本発明の第一実
施例を示している。尚、本発明の特徴は、インフレータ
の一部表面を覆うカバーを設け、このカバーによって、
ソケットに差し込まれた上記プラグがソケットから抜け
出すのを防止したり、或は上記ソケットに対する上記プ
ラグの差し込み方向を規制する点にある。他の部分の構
成及び作用は、前述した従来構造と同様である為、同等
部分には同一符号を付して重複する説明を省略し、以
下、本発明の特徴部分を中心に説明する。
項2に記載した発明とを組み合わせた、本発明の第一実
施例を示している。尚、本発明の特徴は、インフレータ
の一部表面を覆うカバーを設け、このカバーによって、
ソケットに差し込まれた上記プラグがソケットから抜け
出すのを防止したり、或は上記ソケットに対する上記プ
ラグの差し込み方向を規制する点にある。他の部分の構
成及び作用は、前述した従来構造と同様である為、同等
部分には同一符号を付して重複する説明を省略し、以
下、本発明の特徴部分を中心に説明する。
【0018】ABS、ポリプロピレン等の弾性を有する
合成樹脂を射出成形する事により造られるカバー16
は、円輪状のフランジ部17と、このフランジ部17の
内周側に設けられた覆い部18とから成る。このうちの
フランジ部17は、インフレータ5の突出部11の外側
部分で、取付板部6に当接自在である。又、このフラン
ジ部17には、スタッド7、7を挿通する為の小孔2
1、21を形成している。尚、上記取付板部6とフラン
ジ部17との間には、係合突起と係合孔との様な、適宜
の凹凸係合部を設けたり、或はスタッド7、7及び小孔
21、21の円周方向に亙るピッチを不同にして、両部
6、17同士の組み付け位置関係が常に同一となる様に
規制する事が望ましい。
合成樹脂を射出成形する事により造られるカバー16
は、円輪状のフランジ部17と、このフランジ部17の
内周側に設けられた覆い部18とから成る。このうちの
フランジ部17は、インフレータ5の突出部11の外側
部分で、取付板部6に当接自在である。又、このフラン
ジ部17には、スタッド7、7を挿通する為の小孔2
1、21を形成している。尚、上記取付板部6とフラン
ジ部17との間には、係合突起と係合孔との様な、適宜
の凹凸係合部を設けたり、或はスタッド7、7及び小孔
21、21の円周方向に亙るピッチを不同にして、両部
6、17同士の組み付け位置関係が常に同一となる様に
規制する事が望ましい。
【0019】一方、上記覆い部18は、欠円筒状の周壁
部19と、この周壁部19の先端開口部を覆う端壁部2
0とから成る。このうちの周壁部19は、上記突出部1
1の外径と同じか、この外径よりも僅かに大きな内径を
有する。又、上記端壁部20は、上記フランジ部17を
上記取付板部6に当接させた状態で、上記突出部11の
先端面にほぼ接する(当接若しくは近接する)位置に形
成している。
部19と、この周壁部19の先端開口部を覆う端壁部2
0とから成る。このうちの周壁部19は、上記突出部1
1の外径と同じか、この外径よりも僅かに大きな内径を
有する。又、上記端壁部20は、上記フランジ部17を
上記取付板部6に当接させた状態で、上記突出部11の
先端面にほぼ接する(当接若しくは近接する)位置に形
成している。
【0020】更に、上記端壁部20の中央部で、上記突
出部11中央のソケット12に整合する位置には、切り
欠き部22を形成している。この切り欠き部22の左右
両端縁部には、上記端壁部20に対し直角で互いに平行
な、1対の抑え板片23、23を形成し、各抑え板片2
3、23の上端部に、それぞれ鉤部24、24を形成し
ている。両鉤部24、24の互いに対向する側面は、互
いに逆方向に傾斜した傾斜面25、25とし、両傾斜面
25、25同士の間隔を、上記端壁部20から離れるに
伴って広くしている。又、上記端壁部20の一部で、上
記切り欠き部22の奥端部分には、この端壁部20から
上記各抑え板片23、23と同方向に突出する突壁26
を形成している。
出部11中央のソケット12に整合する位置には、切り
欠き部22を形成している。この切り欠き部22の左右
両端縁部には、上記端壁部20に対し直角で互いに平行
な、1対の抑え板片23、23を形成し、各抑え板片2
3、23の上端部に、それぞれ鉤部24、24を形成し
ている。両鉤部24、24の互いに対向する側面は、互
いに逆方向に傾斜した傾斜面25、25とし、両傾斜面
25、25同士の間隔を、上記端壁部20から離れるに
伴って広くしている。又、上記端壁部20の一部で、上
記切り欠き部22の奥端部分には、この端壁部20から
上記各抑え板片23、23と同方向に突出する突壁26
を形成している。
【0021】上述の様に構成される本発明のエアバッグ
装置のインフレータ用導線接続部によれば、ソケット1
2にプラグ15を差し込む方向を間違えたまま、エアバ
ッグ装置の組立作業を進める事を防止できる。又、組立
て完了後は、プラグ15がソケット12から、不用意に
抜け出す事を防止できる。
装置のインフレータ用導線接続部によれば、ソケット1
2にプラグ15を差し込む方向を間違えたまま、エアバ
ッグ装置の組立作業を進める事を防止できる。又、組立
て完了後は、プラグ15がソケット12から、不用意に
抜け出す事を防止できる。
【0022】即ち、本発明のエアバッグ装置のインフレ
ータ用導線接続部を組み立てる場合には、図2に鎖線で
示す様に、プラグ15を前記1対の抑え板片23、23
の間部分に対向させ、次いでこのプラグ15を、両抑え
板片23、23の間に押し込む。この押し込み作業時、
上記プラグ15と上記両傾斜面25、25との係合に基
づき、図2に鎖線で示す様に、上記両抑え板片23、2
3の間隔が弾性的に広がり、上記プラグ15が両鉤部2
4、24の間を通過する事を許容する。そして、通過後
は上記両抑え板片23、23が、図2に実線で示す状態
にまで弾性的に復元して、上記両鉤部24、24が上記
プラグ15の端縁部に係合し、このプラグ15が上記ソ
ケット12から離れる方向に変位する事を阻止する。従
って、プラグ15がソケット12から、不用意に抜け出
す事がなくなる。
ータ用導線接続部を組み立てる場合には、図2に鎖線で
示す様に、プラグ15を前記1対の抑え板片23、23
の間部分に対向させ、次いでこのプラグ15を、両抑え
板片23、23の間に押し込む。この押し込み作業時、
上記プラグ15と上記両傾斜面25、25との係合に基
づき、図2に鎖線で示す様に、上記両抑え板片23、2
3の間隔が弾性的に広がり、上記プラグ15が両鉤部2
4、24の間を通過する事を許容する。そして、通過後
は上記両抑え板片23、23が、図2に実線で示す状態
にまで弾性的に復元して、上記両鉤部24、24が上記
プラグ15の端縁部に係合し、このプラグ15が上記ソ
ケット12から離れる方向に変位する事を阻止する。従
って、プラグ15がソケット12から、不用意に抜け出
す事がなくなる。
【0023】一方、上記端壁部20の一部で、上記切り
欠き部22の奥端部に形成した突壁26の存在に基づ
き、上記ソケット12に対するプラグ15の差し込み方
向が規制される。即ち、ソケット12に対してプラグ1
5を差し込む為には、このプラグ15を接続した導線1
4を、上記突壁26と反対側に位置させる必要がある。
この導線14を逆方向に配置した状態で、上記プラグ1
5をソケット12に差し込もうとしても、このプラグ1
5の一部が上記突壁26と干渉して、差し込み作業を行
なえない。従って、プラグ15にソケット12を差し込
む方向を間違えたままエアバッグ装置の組立作業を進め
る事を防止できる。
欠き部22の奥端部に形成した突壁26の存在に基づ
き、上記ソケット12に対するプラグ15の差し込み方
向が規制される。即ち、ソケット12に対してプラグ1
5を差し込む為には、このプラグ15を接続した導線1
4を、上記突壁26と反対側に位置させる必要がある。
この導線14を逆方向に配置した状態で、上記プラグ1
5をソケット12に差し込もうとしても、このプラグ1
5の一部が上記突壁26と干渉して、差し込み作業を行
なえない。従って、プラグ15にソケット12を差し込
む方向を間違えたままエアバッグ装置の組立作業を進め
る事を防止できる。
【0024】尚、図2に鎖線で示す様に、フランジ部1
7の外周部に湾曲部33を形成すれば、エアバッグ2が
膨らむ際に、このエアバッグ2の一部が急に折れ曲がる
(曲率半径が小さくなり過ぎる)事を防止できる。
7の外周部に湾曲部33を形成すれば、エアバッグ2が
膨らむ際に、このエアバッグ2の一部が急に折れ曲がる
(曲率半径が小さくなり過ぎる)事を防止できる。
【0025】次に、図4〜6は、やはり請求項1に記載
した発明と請求項2に記載した発明とを組み合わせた、
本発明の第二実施例を示している。金属板に絞り加工を
施す等により造られたハウジング1の中央部には、円孔
3を形成している。そして、この円孔3の左右両端縁部
に、1対の折り立て壁部27a、27bを形成し、各折
り立て壁部27a、27bに、それぞれ係止孔28a、
28bを形成している。弾性を有する合成樹脂により門
形に形成されたカバー29の両端部には、それぞれ上記
係止孔28a、28bに係合自在な鉤部30a、30b
を形成している。上記カバー29の内側面同士の間隔
は、インフレータ5の突出部11の外径よりも大きい。
した発明と請求項2に記載した発明とを組み合わせた、
本発明の第二実施例を示している。金属板に絞り加工を
施す等により造られたハウジング1の中央部には、円孔
3を形成している。そして、この円孔3の左右両端縁部
に、1対の折り立て壁部27a、27bを形成し、各折
り立て壁部27a、27bに、それぞれ係止孔28a、
28bを形成している。弾性を有する合成樹脂により門
形に形成されたカバー29の両端部には、それぞれ上記
係止孔28a、28bに係合自在な鉤部30a、30b
を形成している。上記カバー29の内側面同士の間隔
は、インフレータ5の突出部11の外径よりも大きい。
【0026】尚、係止孔28aの長さ寸法と係止孔28
bの長さ寸法とは互いに異なり、鉤部30aの長さ寸法
と鉤部30bの長さ寸法とも互いに異なっている。従っ
て、鉤部30aを係止孔28aに、鉤部30bを係止孔
28bに、それぞれ係合させた場合にのみ、ハウジング
1とカバー29とを結合自在である。又、上記カバー2
9の中央部には、プラグ15の一部を内嵌自在な抱持部
31を形成している。そして、この抱持部31の片端縁
部に、この抱持部31の内面(図4〜6の下面)側に折
れ曲った突壁部32を形成している。
bの長さ寸法とは互いに異なり、鉤部30aの長さ寸法
と鉤部30bの長さ寸法とも互いに異なっている。従っ
て、鉤部30aを係止孔28aに、鉤部30bを係止孔
28bに、それぞれ係合させた場合にのみ、ハウジング
1とカバー29とを結合自在である。又、上記カバー2
9の中央部には、プラグ15の一部を内嵌自在な抱持部
31を形成している。そして、この抱持部31の片端縁
部に、この抱持部31の内面(図4〜6の下面)側に折
れ曲った突壁部32を形成している。
【0027】上述の様に構成される本発明のエアバッグ
装置のインフレータ用導線接続部によっても、プラグ1
5がソケット12から、不用意に抜け出す事を防止する
と共に、ソケット12にプラグ15を差し込む方向を間
違えたままエアバッグ装置の組立作業を進める事を防止
できる。
装置のインフレータ用導線接続部によっても、プラグ1
5がソケット12から、不用意に抜け出す事を防止する
と共に、ソケット12にプラグ15を差し込む方向を間
違えたままエアバッグ装置の組立作業を進める事を防止
できる。
【0028】即ち、本発明のエアバッグ装置のインフレ
ータ用導線接続部を組み立てる場合には、先ずプラグ1
5をソケット12に差し込んでから、カバー29の両端
部を、前記1対の折り立て壁部27a、27bの間に差
し込む。この差し込み作業に伴い、上記カバー29の両
端部に形成した鉤部30a、30bが、図5に鎖線で示
す様に弾性変形しつつ上記折り立て壁部27a、27b
の間に押し込まれて、各鉤部30a、30bと各係止孔
28a、28bとが係合する。
ータ用導線接続部を組み立てる場合には、先ずプラグ1
5をソケット12に差し込んでから、カバー29の両端
部を、前記1対の折り立て壁部27a、27bの間に差
し込む。この差し込み作業に伴い、上記カバー29の両
端部に形成した鉤部30a、30bが、図5に鎖線で示
す様に弾性変形しつつ上記折り立て壁部27a、27b
の間に押し込まれて、各鉤部30a、30bと各係止孔
28a、28bとが係合する。
【0029】そして、係合後は、上記カバー29がハウ
ジング1に対し、分離不能に結合され、このカバー29
の抱持部31がプラグ15を抑え付けて、このプラグ1
5が上記ソケット12から離れる方向に変位する事を阻
止する。従って、プラグ15がソケット12から、不用
意に抜け出す事がなくなる。
ジング1に対し、分離不能に結合され、このカバー29
の抱持部31がプラグ15を抑え付けて、このプラグ1
5が上記ソケット12から離れる方向に変位する事を阻
止する。従って、プラグ15がソケット12から、不用
意に抜け出す事がなくなる。
【0030】一方、上記カバー29により、ソケット1
2に対するプラグ15の差し込み方向が規制される。即
ち、各係止孔28a、28bと各鉤部30a、30bと
の長さ寸法の不同に基づき、上記ハウジング1に対する
カバー29の取付方向が規制される。又、上記突壁部3
2の存在に基づき、上記カバー29に対するソケット1
2の方向が規制される。この結果、ソケット12に対す
るプラグ15の差し込み方向が規制され、プラグ15に
ソケット12を差し込む方向を間違えたままエアバッグ
装置の組立作業を進める事を防止できる。
2に対するプラグ15の差し込み方向が規制される。即
ち、各係止孔28a、28bと各鉤部30a、30bと
の長さ寸法の不同に基づき、上記ハウジング1に対する
カバー29の取付方向が規制される。又、上記突壁部3
2の存在に基づき、上記カバー29に対するソケット1
2の方向が規制される。この結果、ソケット12に対す
るプラグ15の差し込み方向が規制され、プラグ15に
ソケット12を差し込む方向を間違えたままエアバッグ
装置の組立作業を進める事を防止できる。
【0031】次に、図7は、請求項1に対応する、本発
明の第三実施例を示している。本実施例の場合、弾性を
有する金属板製のハウジング1の一部で、このハウジン
グ1に形成された円孔3の両端縁部に、1対の折り立て
壁34、34を形成し、各折り立て壁34、34の先端
縁部に、それぞれ折り曲げ縁35、35を形成してい
る。そして、門形のカバー36の両端部に形成した鉤部
37、37と上記各折り曲げ縁35、35を係合させる
事で、プラグ15がソケットから抜け出る事を防止して
いる。本実施例の場合、カバー36の組み付け方向を規
制できないので、プラグ15の組み付け方向を規制する
事はできない。
明の第三実施例を示している。本実施例の場合、弾性を
有する金属板製のハウジング1の一部で、このハウジン
グ1に形成された円孔3の両端縁部に、1対の折り立て
壁34、34を形成し、各折り立て壁34、34の先端
縁部に、それぞれ折り曲げ縁35、35を形成してい
る。そして、門形のカバー36の両端部に形成した鉤部
37、37と上記各折り曲げ縁35、35を係合させる
事で、プラグ15がソケットから抜け出る事を防止して
いる。本実施例の場合、カバー36の組み付け方向を規
制できないので、プラグ15の組み付け方向を規制する
事はできない。
【0032】次に、図8〜10は、本発明の第四〜第六
実施例を示している。先ず、図8に示した第四実施例の
場合には、前述した第一実施例の場合と類似した形状を
有するカバー16aをハウジング1の中央部に、リベッ
ト38、38により固定している。又、図9に示した第
五実施例の場合には、やはり第一実施例の場合と類似し
た形状を有するカバー16bをハウジング1の中央部
に、このカバー16bに形成したフランジ部17aをハ
ウジング1とインフレータ5との間で挟持する事で、固
定している。更に、図10に示した第六実施例の場合に
は、ハウジング1の円孔3の両端縁部に形成した係止板
部39、39と、カバー16cの両側面に形成した係止
溝40、40とを係合させる事で、このカバー16cを
ハウジング1に固定している。これら第四〜第六実施例
のその他の構成及び作用は、前述した第一実施例の場合
と同様である。但し、組み付け方向を規制する為には、
カバー16a〜16cとインフレータ5との間に、凹凸
係合部等、これら両部材16a〜16c、5同士の位置
関係を規制する為の係合部を設けると共に、カバー16
a〜16cに突壁26(図1、3)を設ける。
実施例を示している。先ず、図8に示した第四実施例の
場合には、前述した第一実施例の場合と類似した形状を
有するカバー16aをハウジング1の中央部に、リベッ
ト38、38により固定している。又、図9に示した第
五実施例の場合には、やはり第一実施例の場合と類似し
た形状を有するカバー16bをハウジング1の中央部
に、このカバー16bに形成したフランジ部17aをハ
ウジング1とインフレータ5との間で挟持する事で、固
定している。更に、図10に示した第六実施例の場合に
は、ハウジング1の円孔3の両端縁部に形成した係止板
部39、39と、カバー16cの両側面に形成した係止
溝40、40とを係合させる事で、このカバー16cを
ハウジング1に固定している。これら第四〜第六実施例
のその他の構成及び作用は、前述した第一実施例の場合
と同様である。但し、組み付け方向を規制する為には、
カバー16a〜16cとインフレータ5との間に、凹凸
係合部等、これら両部材16a〜16c、5同士の位置
関係を規制する為の係合部を設けると共に、カバー16
a〜16cに突壁26(図1、3)を設ける。
【0033】次に、図11は、請求項2に対応する、本
発明の第七実施例を示している。本実施例の場合には、
ハウジング1に固定されるカバー41の一部に、ヒンジ
部42を中心に揺動する抱持部43を形成している。プ
ラグ15をソケットに差し込む際には、図11に実線で
示す様に、上記抱持部43をソケットから離した状態
で、プラグ15をこの抱持部43内に差し込み、次いで
ヒンジ部42を中心に抱持部43を、ソケットに向け
て、同図に鎖線で示す状態にまで揺動させる。抱持部4
3に対するプラグ15の差し込み方向は一方向に規制さ
れるので、ソケットとプラグ15との位置関係も規制さ
れる。
発明の第七実施例を示している。本実施例の場合には、
ハウジング1に固定されるカバー41の一部に、ヒンジ
部42を中心に揺動する抱持部43を形成している。プ
ラグ15をソケットに差し込む際には、図11に実線で
示す様に、上記抱持部43をソケットから離した状態
で、プラグ15をこの抱持部43内に差し込み、次いで
ヒンジ部42を中心に抱持部43を、ソケットに向け
て、同図に鎖線で示す状態にまで揺動させる。抱持部4
3に対するプラグ15の差し込み方向は一方向に規制さ
れるので、ソケットとプラグ15との位置関係も規制さ
れる。
【0034】次に、図12は、請求項1に記載した発明
と請求項2に記載した発明とを組み合わせた、本発明の
第八実施例を示している。本実施例の場合、カバー41
aの端部でヒンジ部42から離れた部分に設けた結合部
44を、ストップリング68等によりインフレータ5に
固設したスタッド7に対し結合自在とする事により、プ
ラグ15がソケットから抜け出る事を防止している。そ
の他の構成及び作用は、上述した第七実施例の場合と同
様である。
と請求項2に記載した発明とを組み合わせた、本発明の
第八実施例を示している。本実施例の場合、カバー41
aの端部でヒンジ部42から離れた部分に設けた結合部
44を、ストップリング68等によりインフレータ5に
固設したスタッド7に対し結合自在とする事により、プ
ラグ15がソケットから抜け出る事を防止している。そ
の他の構成及び作用は、上述した第七実施例の場合と同
様である。
【0035】次に、図13〜14は、請求項1に記載し
た発明と請求項2に記載した発明とを組み合わせた、本
発明の第九実施例を示している。ハウジング1の中央部
にカバー45が、インフレータ5に固定のスタッド7、
7とこのスタッド7、7に螺合したナット10、10と
により固定される。このカバー45は、互いに対称な、
左右1対の半片46a、46bを組み合わせて成る。両
半片46a、46bの先端縁部で互いに対抗する位置に
は、それぞれ係止縁47、47を形成している。
た発明と請求項2に記載した発明とを組み合わせた、本
発明の第九実施例を示している。ハウジング1の中央部
にカバー45が、インフレータ5に固定のスタッド7、
7とこのスタッド7、7に螺合したナット10、10と
により固定される。このカバー45は、互いに対称な、
左右1対の半片46a、46bを組み合わせて成る。両
半片46a、46bの先端縁部で互いに対抗する位置に
は、それぞれ係止縁47、47を形成している。
【0036】インフレータ5のソケットとプラグ15と
を接続する場合には、先ず、上記係止縁47、47の間
からプラグ15を挿入し、このプラグ15をソケットに
差し込む。その後、上記両係止縁47、47とプラグ1
5との間に抑え板48を差し込む。この抑え板48によ
って、上記プラグ15がソケットから抜け出る事が防止
される。又、上記抑え板48の一端部には折れ曲がり部
49を形成して、この抑え板部48に対するプラグ15
の装着方向を規制している。又、上記各係止縁47、4
7の端部には段部50を形成して、これら各係止縁4
7、47に対する抑え板48の挿入方向を規制してい
る。従って、ソケットとプラグ15との位置関係も規制
される。
を接続する場合には、先ず、上記係止縁47、47の間
からプラグ15を挿入し、このプラグ15をソケットに
差し込む。その後、上記両係止縁47、47とプラグ1
5との間に抑え板48を差し込む。この抑え板48によ
って、上記プラグ15がソケットから抜け出る事が防止
される。又、上記抑え板48の一端部には折れ曲がり部
49を形成して、この抑え板部48に対するプラグ15
の装着方向を規制している。又、上記各係止縁47、4
7の端部には段部50を形成して、これら各係止縁4
7、47に対する抑え板48の挿入方向を規制してい
る。従って、ソケットとプラグ15との位置関係も規制
される。
【0037】次に、図15は、やはり請求項1に記載し
た発明と請求項2に記載した発明とを組み合わせた、本
発明の第十実施例で、前記図12に示した第八実施例の
変形例を示している。本実施例の場合、プラグ15を内
嵌させる抱持部43を揺動させる為のヒンジ部42a
を、抱持部43の端部に形成している。その他の構成及
び作用は、上記第八実施例と同様である。
た発明と請求項2に記載した発明とを組み合わせた、本
発明の第十実施例で、前記図12に示した第八実施例の
変形例を示している。本実施例の場合、プラグ15を内
嵌させる抱持部43を揺動させる為のヒンジ部42a
を、抱持部43の端部に形成している。その他の構成及
び作用は、上記第八実施例と同様である。
【0038】更に、図16〜24は、請求項1に記載し
た発明に対応する本発明の第十一実施例で、前記図4〜
6に示した第二実施例の変形例を示している。ハウジン
グ1の中央部に形成した円孔3の直径方向一端寄り両側
部分(図20の左端寄り上下両側部分)には、1対の折
り立て壁部51、51を、上記ハウジング1の本体部分
に対し直角に形成している。そして、これら各折り立て
壁部51、51の中央部に、互いに同心の小円孔52、
52を、それぞれ形成している。又、上記円孔3の直径
方向一端中央部分(図20の左端中央部分)には矩形の
舌片53を、やはり上記ハウジング1の本体部分に対し
直角に折り立て形成している。更に、上記円孔3の直径
方向他端中央部分(図20の右端中央部分)には、係止
板部54を折り立て形成している。この係止板部54
は、下半部が上記ハウジング1の本体部分に対し直角に
折れ曲がっており、上半部が上記円孔3の中心部に向け
傾斜している。そして、上記本体部分から下半部にかけ
て、係止孔55を形成している。
た発明に対応する本発明の第十一実施例で、前記図4〜
6に示した第二実施例の変形例を示している。ハウジン
グ1の中央部に形成した円孔3の直径方向一端寄り両側
部分(図20の左端寄り上下両側部分)には、1対の折
り立て壁部51、51を、上記ハウジング1の本体部分
に対し直角に形成している。そして、これら各折り立て
壁部51、51の中央部に、互いに同心の小円孔52、
52を、それぞれ形成している。又、上記円孔3の直径
方向一端中央部分(図20の左端中央部分)には矩形の
舌片53を、やはり上記ハウジング1の本体部分に対し
直角に折り立て形成している。更に、上記円孔3の直径
方向他端中央部分(図20の右端中央部分)には、係止
板部54を折り立て形成している。この係止板部54
は、下半部が上記ハウジング1の本体部分に対し直角に
折れ曲がっており、上半部が上記円孔3の中心部に向け
傾斜している。そして、上記本体部分から下半部にかけ
て、係止孔55を形成している。
【0039】一方、弾性を有する合成樹脂により門形に
形成されたカバー56の基端部(図19の左端部)に
は、外方(図19の左方)に折れ曲がった取付板部57
を形成している。そして、この取付板部57の両外側面
(互いに反対の面)に、それぞれ枢軸58、58を突設
している。これら各枢軸58、58は、それぞれ上記小
円孔52、52に挿入自在な外径寸法を有する。又、上
記取付板部57から上記カバー56の基端部に亙る部分
の中央部には、切り欠き59を形成している。更に、上
記切り欠き59の開口部には、必要に応じて図19、2
1〜23に示す様に、この切り欠き59の開口を挟む状
態で、1対の突部60、60を形成している。そして、
これら各突部60、60の一部で、上記カバー56の立
ち上がり方向側の片面部分に、1対の傾斜面61、61
を形成している。これら両傾斜面61、61同士の間隔
は、上記立ち上がり方向に向けて次第に広くなる。
形成されたカバー56の基端部(図19の左端部)に
は、外方(図19の左方)に折れ曲がった取付板部57
を形成している。そして、この取付板部57の両外側面
(互いに反対の面)に、それぞれ枢軸58、58を突設
している。これら各枢軸58、58は、それぞれ上記小
円孔52、52に挿入自在な外径寸法を有する。又、上
記取付板部57から上記カバー56の基端部に亙る部分
の中央部には、切り欠き59を形成している。更に、上
記切り欠き59の開口部には、必要に応じて図19、2
1〜23に示す様に、この切り欠き59の開口を挟む状
態で、1対の突部60、60を形成している。そして、
これら各突部60、60の一部で、上記カバー56の立
ち上がり方向側の片面部分に、1対の傾斜面61、61
を形成している。これら両傾斜面61、61同士の間隔
は、上記立ち上がり方向に向けて次第に広くなる。
【0040】又、上記カバー56の先端部内側面には、
前記係止孔55に係止自在な鉤部62を形成している。
そして、上記先端部側縁でこの鉤部62の上方位置に、
レバー63を形成している。このレバー63は、手指又
はペンチ等の器具により、上記鉤部62を上記各枢軸5
8、58から離れる方向に弾性変形させる為に利用す
る。又、上記カバー56を構成する抑え板部65の中央
部下面(プラグ15の背面に対向する面)には、突片6
4を設けている。エアバッグ装置の組立時にこの突片6
4の先端縁は、プラグ15の背面に当接若しくは近接す
る。尚、この突片64をプラグ15の背面に、上記抑え
板部65の弾性により押し当てれば、プラグ15の抜け
止めの確実化と、各部のがたつきに伴う異音の発生防止
とを図れる。更に、上記抑え板部65の先半部片側縁
(図19の右半部上縁)には突出板部66を形成し、こ
の突出板部66の先端部下面に突条67を形成してい
る。エアバッグ装置の組立時にこの突条67の先端縁
は、上記プラグ15に付属の導線14の基端部に当接若
しくは近接する。
前記係止孔55に係止自在な鉤部62を形成している。
そして、上記先端部側縁でこの鉤部62の上方位置に、
レバー63を形成している。このレバー63は、手指又
はペンチ等の器具により、上記鉤部62を上記各枢軸5
8、58から離れる方向に弾性変形させる為に利用す
る。又、上記カバー56を構成する抑え板部65の中央
部下面(プラグ15の背面に対向する面)には、突片6
4を設けている。エアバッグ装置の組立時にこの突片6
4の先端縁は、プラグ15の背面に当接若しくは近接す
る。尚、この突片64をプラグ15の背面に、上記抑え
板部65の弾性により押し当てれば、プラグ15の抜け
止めの確実化と、各部のがたつきに伴う異音の発生防止
とを図れる。更に、上記抑え板部65の先半部片側縁
(図19の右半部上縁)には突出板部66を形成し、こ
の突出板部66の先端部下面に突条67を形成してい
る。エアバッグ装置の組立時にこの突条67の先端縁
は、上記プラグ15に付属の導線14の基端部に当接若
しくは近接する。
【0041】上述の様なカバー56は、上記各枢軸5
8、58を前記各折り立て壁部51、51の小円孔5
2、52に挿入した状態で、前記ハウジング11に組み
合わせる。この組み合わせ作業は、前記取付板部57
を、上記切り欠き59を幅寸法を小さくする方向に弾性
変形させつつ、上記各枢軸58、58を上記各小円孔5
2、52に挿入する事で行う。この挿入作業を容易にす
べく、図24に示す様に、上記各枢軸58、58の一部
を斜切しておく事もできる。尚、この様に各枢軸58、
58を上記各小円孔52、52内に挿入する作業は、図
18の鎖線α、並びに図21〜23に示す様に、カバー
56をハウジング1に対し直立させた状態でのみ可能と
なる。他の状態では、上記取付板部57の先端縁と上記
舌片53の先端縁とが干渉して、挿入作業を行えない。
従って、カバー56とハウジング1とを組み合わせたま
まの状態でこのカバー56は、ハウジング1に対し直立
している。
8、58を前記各折り立て壁部51、51の小円孔5
2、52に挿入した状態で、前記ハウジング11に組み
合わせる。この組み合わせ作業は、前記取付板部57
を、上記切り欠き59を幅寸法を小さくする方向に弾性
変形させつつ、上記各枢軸58、58を上記各小円孔5
2、52に挿入する事で行う。この挿入作業を容易にす
べく、図24に示す様に、上記各枢軸58、58の一部
を斜切しておく事もできる。尚、この様に各枢軸58、
58を上記各小円孔52、52内に挿入する作業は、図
18の鎖線α、並びに図21〜23に示す様に、カバー
56をハウジング1に対し直立させた状態でのみ可能と
なる。他の状態では、上記取付板部57の先端縁と上記
舌片53の先端縁とが干渉して、挿入作業を行えない。
従って、カバー56とハウジング1とを組み合わせたま
まの状態でこのカバー56は、ハウジング1に対し直立
している。
【0042】上述の様な各部材を含んで構成される本発
明のエアバッグ装置のインフレータ用導線接続部によっ
ても、プラグ15がソケット12から、不用意に抜け出
す事を防止できる。即ち、本発明のエアバッグ装置のイ
ンフレータ用導線接続部を組み立てる場合には、先ずプ
ラグ15をソケット12に差し込む。この際、上記カバ
ー56は、図18に鎖線αで示す様に、ハウジング1に
対して直立したままの状態としておく。この様にカバー
56を直立させたままの状態では、前記舌片53と切り
欠き59の開口部に存在する1対の突部60、60の傾
斜面61、61との衝合に基づき、上記カバー56の回
動が制限される。即ち、上記カバー56は、図18の時
計方向に或る程度大きな力が加わらない限り、上記鎖線
αに示した状態のままに保持される。従って、このカバ
ー56が不用意に上記ソケット12を塞ぎ、このソケッ
ト12に上記プラグ15を差し込む作業を妨げる事はな
い。
明のエアバッグ装置のインフレータ用導線接続部によっ
ても、プラグ15がソケット12から、不用意に抜け出
す事を防止できる。即ち、本発明のエアバッグ装置のイ
ンフレータ用導線接続部を組み立てる場合には、先ずプ
ラグ15をソケット12に差し込む。この際、上記カバ
ー56は、図18に鎖線αで示す様に、ハウジング1に
対して直立したままの状態としておく。この様にカバー
56を直立させたままの状態では、前記舌片53と切り
欠き59の開口部に存在する1対の突部60、60の傾
斜面61、61との衝合に基づき、上記カバー56の回
動が制限される。即ち、上記カバー56は、図18の時
計方向に或る程度大きな力が加わらない限り、上記鎖線
αに示した状態のままに保持される。従って、このカバ
ー56が不用意に上記ソケット12を塞ぎ、このソケッ
ト12に上記プラグ15を差し込む作業を妨げる事はな
い。
【0043】カバー56を図18の鎖線α状態に保持し
たまま、上記ソケット12にプラグ15を差し込んだな
らば、前記枢軸58、58を中心として上記カバー56
を、図18の時計方向に回動させる。この回動に伴って
前記舌片53の両側縁が、上記各突部60、60に形成
した傾斜面61、61に押し付けられる。そして、これ
ら両側縁と傾斜面61、61との係合により、上記舌片
53が上記傾斜面61、61を、互いに離れる方向に押
圧する。この結果、前記切り欠き59により二又に形成
された前記取付板部57が、この切り欠き59を開く方
向に弾性変形し、上記カバー56の回動を許容する。こ
の状態から更に上記カバー56を図18の時計方向に、
同図に鎖線βで示す状態にまで回動させると、このカバ
ー56の先端部に形成した鉤部62が、前記係止板部5
4の上半部外側面に当接する。
たまま、上記ソケット12にプラグ15を差し込んだな
らば、前記枢軸58、58を中心として上記カバー56
を、図18の時計方向に回動させる。この回動に伴って
前記舌片53の両側縁が、上記各突部60、60に形成
した傾斜面61、61に押し付けられる。そして、これ
ら両側縁と傾斜面61、61との係合により、上記舌片
53が上記傾斜面61、61を、互いに離れる方向に押
圧する。この結果、前記切り欠き59により二又に形成
された前記取付板部57が、この切り欠き59を開く方
向に弾性変形し、上記カバー56の回動を許容する。こ
の状態から更に上記カバー56を図18の時計方向に、
同図に鎖線βで示す状態にまで回動させると、このカバ
ー56の先端部に形成した鉤部62が、前記係止板部5
4の上半部外側面に当接する。
【0044】そこで、この状態のまま、更に上記カバー
56の先端部をハウジング1に向けて強く押し付ける
と、この先端部を弾性変形させつつ、上記鉤部62が前
記係止孔55に整合する。そして、これら鉤部62と係
止孔55とが整合した状態で、鉤部62は係止孔55内
に進入して係合する。そして、係合後は、上記カバー5
6の抑え板部65がハウジング1から離れる方向に変位
しなくなる。同時に、前記舌片53が前記切り欠き59
の開口部に、この開口部を弾性的に押し広げつつ、図1
6に示す状態に入り込み、この切り欠き59の幅が狭く
なる事を阻止する。従って、上記各枢軸58、58が上
記各折り立て板部51、51の小円孔52、52から抜
け出る事がなくなる。この結果上記カバー56は、基
端、先端の両端部で、上記ハウジング1に結合される。
この状態で、上記抑え板部65の内面中央部に形成した
突片64の先端縁がプラグ15の背面に弾性的に突き当
てられ、このプラグ15が上記ソケット12から離れる
方向に変位する事を阻止する。従って、プラグ15がソ
ケット12から、不用意に抜け出す事がなくなる。
56の先端部をハウジング1に向けて強く押し付ける
と、この先端部を弾性変形させつつ、上記鉤部62が前
記係止孔55に整合する。そして、これら鉤部62と係
止孔55とが整合した状態で、鉤部62は係止孔55内
に進入して係合する。そして、係合後は、上記カバー5
6の抑え板部65がハウジング1から離れる方向に変位
しなくなる。同時に、前記舌片53が前記切り欠き59
の開口部に、この開口部を弾性的に押し広げつつ、図1
6に示す状態に入り込み、この切り欠き59の幅が狭く
なる事を阻止する。従って、上記各枢軸58、58が上
記各折り立て板部51、51の小円孔52、52から抜
け出る事がなくなる。この結果上記カバー56は、基
端、先端の両端部で、上記ハウジング1に結合される。
この状態で、上記抑え板部65の内面中央部に形成した
突片64の先端縁がプラグ15の背面に弾性的に突き当
てられ、このプラグ15が上記ソケット12から離れる
方向に変位する事を阻止する。従って、プラグ15がソ
ケット12から、不用意に抜け出す事がなくなる。
【0045】又、この状態では、前記突出板部66の内
面先端部に形成した突条67の先端縁が、上記プラグ1
5に付属した導線14の基端部に近接する。従って、こ
の導線14がハウジング1から離れる方向に引っ張られ
た場合でも、この導線14の基端部が上記突条67の先
端縁により抑え付けられる。この結果、上記導線14が
引っ張られた場合でも、この導線14と上記プラグ15
との接続部に無理な力が加わる事がなくなって、断線等
の故障を防止できる。本実施例の場合、この様に導線1
4とプラグ15との接続部の損傷防止を図れるだけでな
く、ソケット12にプラグ15を差し込むのに先立っ
て、予めハウジング1にカバー56を装着しておけるの
で、カバー56の装着し忘れの可能性を低くできる。し
かも、予めカバー56を装着しておいた場合でも、この
カバー56をハウジング1に対し直立したままに保持で
きる為、このカバー56がソケット12へのプラグ15
の差し込み作業の妨げとはならない。尚、プラグ15を
差し込む以前は、上記カバー56はハウジング1に対し
直立したままである。そして、カバー56を直立させた
ままでは、ハウジング1を車体(ステアリングホイール
等)に組み付ける事ができない。従って、プラグ15を
差し込まずに組み付け作業を進める(プラグ15の差し
込みを忘れる)事を防止できる。
面先端部に形成した突条67の先端縁が、上記プラグ1
5に付属した導線14の基端部に近接する。従って、こ
の導線14がハウジング1から離れる方向に引っ張られ
た場合でも、この導線14の基端部が上記突条67の先
端縁により抑え付けられる。この結果、上記導線14が
引っ張られた場合でも、この導線14と上記プラグ15
との接続部に無理な力が加わる事がなくなって、断線等
の故障を防止できる。本実施例の場合、この様に導線1
4とプラグ15との接続部の損傷防止を図れるだけでな
く、ソケット12にプラグ15を差し込むのに先立っ
て、予めハウジング1にカバー56を装着しておけるの
で、カバー56の装着し忘れの可能性を低くできる。し
かも、予めカバー56を装着しておいた場合でも、この
カバー56をハウジング1に対し直立したままに保持で
きる為、このカバー56がソケット12へのプラグ15
の差し込み作業の妨げとはならない。尚、プラグ15を
差し込む以前は、上記カバー56はハウジング1に対し
直立したままである。そして、カバー56を直立させた
ままでは、ハウジング1を車体(ステアリングホイール
等)に組み付ける事ができない。従って、プラグ15を
差し込まずに組み付け作業を進める(プラグ15の差し
込みを忘れる)事を防止できる。
【0046】尚、図16〜24に示した実施例そのもの
は、上記ソケット12に対するプラグ15の差し込み方
向を規制する機能は持たないが、前記抑え板部65の内
面(ソケット12に対向する面)の一部に適当な突条を
形成し、逆方向組み付け時にはこの突条と上記プラグ1
5とが干渉する様に構成する事もできる。この様に適当
な突条を形成すれば、ソケット12に対するプラグ15
の差し込み方向を規制し、プラグ15にソケット12を
差し込む方向を間違えたままエアバッグ装置の組立作業
を進める事を防止できる。
は、上記ソケット12に対するプラグ15の差し込み方
向を規制する機能は持たないが、前記抑え板部65の内
面(ソケット12に対向する面)の一部に適当な突条を
形成し、逆方向組み付け時にはこの突条と上記プラグ1
5とが干渉する様に構成する事もできる。この様に適当
な突条を形成すれば、ソケット12に対するプラグ15
の差し込み方向を規制し、プラグ15にソケット12を
差し込む方向を間違えたままエアバッグ装置の組立作業
を進める事を防止できる。
【0047】
【発明の効果】本発明のエアバッグ装置のインフレータ
用導線接続装置は、以上に述べた通り構成され作用する
が、プラグがソケットから抜け出る事を防止したり、或
はプラグをソケットに対して誤った方向から組み付ける
事を防止し、より高度の信頼性を有するエアバッグ装置
を得られる。
用導線接続装置は、以上に述べた通り構成され作用する
が、プラグがソケットから抜け出る事を防止したり、或
はプラグをソケットに対して誤った方向から組み付ける
事を防止し、より高度の信頼性を有するエアバッグ装置
を得られる。
【図1】本発明の第一実施例を示す分解斜視図。
【図2】同じく組み立てた状態で示す、図1のA−A断
面に相当する図。
面に相当する図。
【図3】カバーを示す図1のB−B断面図。
【図4】本発明の第二実施例を示す分解斜視図。
【図5】同じく組み立てた状態で示す、図4のC−C断
面図。
面図。
【図6】カバーの形状を示す、図5のD−D断面に相当
する図。
する図。
【図7】本発明の第三実施例を示す、図5と同様の図。
【図8】同じく第四実施例を示す、図2と同様の図。
【図9】同じく第五実施例を示す、図2と同様の図。
【図10】同じく第六実施例を示す、要部分解斜視図。
【図11】同じく第七実施例を示す断面図。
【図12】同じく第八実施例を示す断面図。
【図13】同じく第九実施例を示す断面図。
【図14】図13のE−E断面図。
【図15】本発明の第十実施例を示す断面図。
【図16】本発明の第十一実施例を示す、図5のF矢視
に相当する図。
に相当する図。
【図17】図16のG−G断面図。
【図18】同H−H断面図。
【図19】カバーの斜視図。
【図20】ハウジング中央部の斜視図。
【図21】カバーとハウジングとの係合部を、カバーを
ハウジングに対し直角に回動させた状態で図20のI矢
視方向から見た図。
ハウジングに対し直角に回動させた状態で図20のI矢
視方向から見た図。
【図22】図21の右方から見た図。
【図23】図22の下方から見た図。
【図24】ハウジングとカバーとを組み合わせる状態を
示す、図21と同様の図。
示す、図21と同様の図。
【図25】従来構造の1例を示す分解斜視図。
【図26】組み立てた状態で示す、図25のJ−J断面
図。
図。
1 ハウジング 2 エアバッグ 3、4 円孔 5 インフレータ 6 取付板部 7 スタッド 8、9 小孔 10 ナット 11 突出部 12 ソケット 13 点火線 14 導線 15 プラグ 16、16a、16b、16c カバー 17、17a フランジ部 18 覆い部 19 周壁部 20 端壁部 21 小孔 22 切り欠き部 23 抑え板片 24 鉤部 25 傾斜面 26 突壁 27、27a 折り立て壁部 28a、28b 係止孔 29 カバー 30a、30b 鉤部 31 抱持部 32 突壁部 33 湾曲部 34 折り立て壁 35 折り曲げ縁 36 カバー 37 鉤部 38 リベット 39 係止板部 40 係止溝 41、41a カバー 42、42a ヒンジ部 43 抱持部 44 結合部 45 カバー 46a、46b 半片 47 係止縁 48 抑え板 49 折れ曲がり部 50 段部 51 折り立て壁部 52 小円孔 53 舌片 54 係止板部 55 係止孔 56 カバー 57 取付板部 58 枢軸 59 切り欠き 60 突部 61 傾斜面 62 鉤部 63 レバー 64 突片 65 抑え板部 66 突出板部 67 突条 68 ストップリング
Claims (2)
- 【請求項1】 エアバッグ装置を構成し、衝突事故の際
に点火線への通電に基づいてガスを噴出するインフレー
タと、このインフレータの一部表面に設けられ、上記点
火線に対し電気的に導通するソケットと、エアバッグ装
置の制御器に通じ、衝突事故の際に通電される導線と、
この導線の端部に設けられ、上記ソケットに挿入する事
で、上記点火線と導線とを電気的に導通させるプラグと
を備えたエアバッグ装置のインフレータ用導線接続装置
に於いて、上記インフレータの一部表面を覆うカバーを
備え、このカバーは、上記ソケットに差し込まれた上記
プラグが、ソケットから抜け出すのを防止する機能を有
する事を特徴とするエアバッグ装置のインフレータ用導
線接続装置。 - 【請求項2】 エアバッグ装置を構成し、衝突事故の際
に点火線への通電に基づいてガスを噴出するインフレー
タと、このインフレータの一部表面に設けられ、上記点
火線に対し電気的に導通するソケットと、エアバッグ装
置の制御器に通じ、衝突事故の際に通電される導線と、
この導線の端部に設けられ、上記ソケットに挿入する事
で、上記点火線と導線とを電気的に導通させるプラグと
を備えたエアバッグ装置のインフレータ用導線接続装置
に於いて、上記インフレータの一部表面を覆うカバーを
備え、このカバーは、上記ソケットに対して上記プラグ
を差し込み可能な方向を規制する機能を有する事を特徴
とするエアバッグ装置のインフレータ用導線接続装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6086567A JPH0747913A (ja) | 1993-05-31 | 1994-04-25 | エアバッグ装置のインフレータ用導線接続装置 |
DE4419025A DE4419025A1 (de) | 1993-05-31 | 1994-05-31 | Vorrichtung zum Verbinden des Leiters mit der Aufblaseinrichtung in einem Airbag-System |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3347493 | 1993-05-31 | ||
JP5-33474 | 1993-05-31 | ||
JP6086567A JPH0747913A (ja) | 1993-05-31 | 1994-04-25 | エアバッグ装置のインフレータ用導線接続装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0747913A true JPH0747913A (ja) | 1995-02-21 |
Family
ID=26372174
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6086567A Pending JPH0747913A (ja) | 1993-05-31 | 1994-04-25 | エアバッグ装置のインフレータ用導線接続装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0747913A (ja) |
DE (1) | DE4419025A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11342823A (ja) * | 1998-06-01 | 1999-12-14 | Daicel Chem Ind Ltd | モジュールへの取付け性の向上したハイブリッドインフレータ |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB9423346D0 (en) * | 1994-11-18 | 1995-01-11 | Amp Great Britain | Electrical interconnection system having retention and shorting features |
EP0734100B1 (en) * | 1995-03-20 | 2003-05-07 | The Whitaker Corporation | Electrical connector with terminal position assurance |
US5664800A (en) * | 1995-07-05 | 1997-09-09 | Morton International, Inc. | Retention system for attachment of a connector to an air bag reaction canister |
DE19712314A1 (de) * | 1997-03-24 | 1998-10-01 | Thomas & Betts Gmbh | Verbindung für die Zündeinrichtung von Airbag-Systemen in Kraftfahrzeugen |
EP1577986B1 (de) * | 2004-03-17 | 2014-06-25 | Reichle & De-Massari AG | Sicherungsvorrichtung für Steckverbindung |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH077682B2 (ja) * | 1988-01-28 | 1995-01-30 | マツダ株式会社 | 電気接続装置 |
DE9007160U1 (de) * | 1990-06-28 | 1990-08-30 | Robert Bosch Gmbh, 70469 Stuttgart | Befestigungsklammer für Schnittstellenstecker |
US5178547A (en) * | 1991-09-13 | 1993-01-12 | Trw Inc. | Initiator assembly with connector interface element |
JPH05238341A (ja) * | 1992-02-28 | 1993-09-17 | Daihatsu Motor Co Ltd | エアバッグ装置用コネクタの接続構造 |
-
1994
- 1994-04-25 JP JP6086567A patent/JPH0747913A/ja active Pending
- 1994-05-31 DE DE4419025A patent/DE4419025A1/de not_active Ceased
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11342823A (ja) * | 1998-06-01 | 1999-12-14 | Daicel Chem Ind Ltd | モジュールへの取付け性の向上したハイブリッドインフレータ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE4419025A1 (de) | 1994-12-08 |
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