JP2002075558A - 無方向性電気コネクタ - Google Patents

無方向性電気コネクタ

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JP2002075558A
JP2002075558A JP2001210733A JP2001210733A JP2002075558A JP 2002075558 A JP2002075558 A JP 2002075558A JP 2001210733 A JP2001210733 A JP 2001210733A JP 2001210733 A JP2001210733 A JP 2001210733A JP 2002075558 A JP2002075558 A JP 2002075558A
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R24/00Two-part coupling devices, or either of their cooperating parts, characterised by their overall structure
    • H01R24/58Contacts spaced along longitudinal axis of engagement
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R2105/00Three poles

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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Air Bags (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】より小型で、方向性のない電気コネクタの提
供。 【解決手段】無極性電気コネクタ組立体10は、リセプ
タクルコネクタ副組立体20及びプラグコネクタ副組立
体100を有する。リセプタクルコネクタ副組立体20
は、エアバッグ起爆装置即ちスクイブ2等の電子部品と
嵌合可能であり、中央プラグ通路38を有する筒状ハウ
ジング22を有する。リセプタクルコンタクト50A,
50B,50Cは通路38の円周の異なる位置に配置さ
れ、異なる長さの弾性片持ち梁56を有するので、片持
ち梁56の接点58は通路38内で軸方向に沿った異な
る位置にある。プラグコネクタ副組立体100は、通路
38内に挿入されるプラグポスト106上に軸方向に離
間する筒状プラグコンタクト102A,102B,10
2Cを有するので、2個の副組立体20,100間の嵌
合軸に対してどの角度方向にも配置できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1以上の信号路に
電気信号を伝送するのに使用されるプラグ及びリセプタ
クル組立体に関し、とりわけ極性(方向性)を要しない
電気コネクタに関する。この電気コネクタは、一方のコ
ネクタ内に軸方向に離間したコンタクトと、嵌合相手コ
ネクタ内に円周方向に離間したコンタクトとを使用し、
円周方向に離間したコンタクトは、軸方向に離間した接
点を有して相手コネクタ内の軸方向に離間したコンタク
トと係合する。また、本発明は、エアバッグ起爆装置す
なわちスクイブ用の電気コネクタ等の自動車分野に使用
される電気コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】車両のエアバッグシステムは典型的に
は、事故又は減速の際に乗員を保護するために車両の客
室内に取り付けられたエアバッグユニット、又は典型的
には膨張式のエアバッグの近傍にない他のセンサを含
む。エアバッグを配置するために、エアバッグ起爆装置
すなわちスクイブは、センサからの信号に反応して作動
する。従来のスクイブユニットは典型的には、電気信号
を受けて点火し高圧ガスを素早く放出してエアバッグを
膨張させる火薬等の爆薬を含む。従って、スクイブは、
エアバッグユニットの一部であるのが典型的である。ス
クイブ電気コネクタは、センサユニットからの導線又は
他の導体を接続するために、エアバッグ起爆装置すなわ
ちスクイブに嵌合するのが通常である。電気コネクタシ
ステムは、エアバッグユニット、センサ又はエアバッグ
システムのその他の部分を独立して組み立てることを可
能にし、また、サービス又は補修のために、その後の接
続及び接続解除を可能にする。
【0003】従来のスクイブユニットは2個の端子ピン
を有するのが典型的であり、これらピンに電流が流れる
と、スクイブが作動してエアバッグが膨張する。典型的
には2個のピンは並んで配置される。スクイブの偶発的
な作動を防止するために、通常、これらピンに短絡バー
が取り付けられる。スクイブコネクタがピンと嵌合する
と、短絡バーはピンの一方から離れるよう強制される。
これら従来のスクイブコネクタ組立体はまた、間違った
ピンがセンサに接続されエアバッグが偶発的に膨張しな
いようにし、又は信号を受けてエアバッグが適切に膨張
することを保証するように、一般的には方向性が付与さ
れている。ある場合には、外部からの干渉による不要周
波数を防止するために、フェライトが相互接続システム
に追加される。米国特許第6,029,995号には、
車両拘束システムの一部としてエアバッグを膨張させる
機構の比較的最新の例を示されている。米国特許第5,
435,754号及び米国特許第5,653,606号
には、従来のスクイブユニットと共に使用され得る電気
コネクタの例が示される。米国特許第5,993,23
0号は、ピンコネクタを方向性のない方法で取付けをす
ることができるように、導電性円環状接地プレートと接
続された単一ピン接続を使用する別の技法を開示する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】エアバッグ等の車両補
助拘束システムの進化により、車両のダッシュボード以
外にエアバッグを使用することになった。万一に対して
保護する側面クッションエアバッグ及びより小さなエア
バッグが提案され且つ導入されてきた。ある場合、エア
バッグはより小さなユニットとして組み立てなければな
らず、このことは、より新しいデバイスを用いるより小
さな電気コネクタ組立体に対して需要があることを示
す。ある場合、エアバッグは、空間が制限されているド
アパネル等の領域に実装されなければならない。このた
め、エアバッグ組立体が所定領域に嵌め込み、又は過度
の労力なく組み立てできるように、電気コネクタの方向
性すなわち特定の方向性をなくす必要がある。付加的デ
バイスに関連するコストをなくす以外に理由がないのな
ら、短絡クリップ及びフェライトをなくすことも望まし
い。新しい賢い(smart)エアバッグシステムの使用を検
討する一つの方法は、エアバッグユニット又はエアバッ
グ起爆装置すなわちスマートスクイブ内に能動集積回路
を組み込むことである。この集積回路は、2本又は3本
の信号路を使用して外部センサ又はコントローラと通信
することができ、スクイブは明確な信号パターンを受信
した場合のみ作動する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の無方向性電気コ
ネクタは、スマートスクイブを含むエアバッグ起爆装置
すなわちスクイブを、2本又は3本以上の信号線で外部
センサ又はコントローラと接続する手段を提供する。本
コネクタ組立体は、フェライトの必要性と共に方向性及
び短絡クリップの必要性をなくする。また、コネクタ組
立体は、従来のスクイブコネクタよりも小さな収容部内
に嵌ることができる。プラグコネクタは、プラグコネク
タ及びリセプタクルコネクタの間の嵌合軸に対してどの
角度でも位置することができる。リセプタクルコネクタ
は、エアバッグ起爆装置と嵌合し、スクイブ自体にコネ
クタ端子を実装する必要性をなくすることができる。ま
た、プラグコネクタは、360°のどの方向でもリセプ
タクルコネクタにラッチすることができる。また、コネ
クタ組立体及びリセプタクルコンタクトは、50mAの信号
を伝送するのに適当である。本明細書に好適実施形態で
示された本発明は、これら目的の各々を達成する電気コ
ネクタ組立体及びリセプタクルコネクタ副組立体であ
り、他の応用分野及び他の能力に適合可能である。
【0006】本発明の一側面に従ったリセプタクルコネ
クタ副組立体は、軸方向に離間したプラグコンタクトを
有する嵌合相手プラグをエアバッグ起爆装置すなわちス
クイブ等の電子部品副組立体に接続するのに使用され
る。リセプタクルコネクタ副組立体は、リセプタクルハ
ウジング及び複数の電気コンタクトすなわち端子を有す
る。ハウジングは、電子部品副組立体のキャビティ内に
部分的に挿入可能である。このリセプタクルハウジング
は、湾曲面によって区画され且つ嵌合相手プラグを受容
するプラグ通路を有する。複数のスロットはプラグ通路
の円周方向に離間した位置で湾曲面に沿って軸方向に延
び、リセプタクルコンタクトはこれらスロット内に挿入
される。各リセプタクルコンタクトは、プラグ通路の一
端に隣接した電子部品嵌合部と、各リセプタクルコンタ
クトの反対側の端により近いプラグ嵌合部とを有する。
複数のリセプタクルコンタクトのプラグ嵌合部はプラグ
通路の軸方向に異なる位置に配置されるので、各リセプ
タクルコンタクトは、嵌合相手プラグがリセプタクルハ
ウジングのプラグ通路内に挿入されると、軸方向に離間
したプラグコンタクトのうちの整合したプラグコンタク
トと係合することができる。相手プラグは、個別のリセ
プタクルコンタクトに対して円周方向に整合する必要は
ない。好適実施形態において、プラグのラッチは、プラ
グ及びリセプタクル間のどの相互角度方向に対してもリ
セプタクルハウジングのラッチ肩と係合する。リセプタ
クルは、電子部品すなわちスクイブに対してキーが付与
されているので、リセプタクル端子は電子部品のリード
又はピンに取り付けることができる。
【0007】本発明の好適実施形態に使用されるリセプ
タクルコンタクトは、中央の実装部から一方向に延びる
弾性梁を有する。弾性梁の接点は実装部から離間してい
る。実装部はリセプタクルコンタクトをコネクタハウジ
ング内に固定する。また、リセプタクルコンタクトは、
中央の実装部から反対方向に延びる部品弾性接触部を有
する。部品弾性接触部は、リセプタクルコンタクトの軸
方向一端に開放するコンタクトスロットを有する。本発
明の好適実施形態において、部品弾性接触部はC溝すな
わちクリップの形状を呈する。弾性梁のコンタクトスロ
ット及び接点の両方は、実装部に対して同じ方向に沿っ
てずれているので、リセプタクルコンタクトがハウジン
グ内に実装される際にハウジングに対して同じ方向に突
出する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の好適実施形態を説明する。図1は、スクイブ電気コネ
クタ組立体と、電気コネクタが中心軸の周りのどの角度
方向にも嵌合できるエアバッグ起爆装置すなわちスクイ
ブの部品の分解図である。
【0009】本発明の好適実施形態を構成する電気コネ
クタ組立体10は、リセプタクルコネクタ副組立体20
及びプラグコネクタ副組立体100を具備する。電気コ
ネクタ組立体10は、図1に示されるようなエアバッグ
起爆装置すなわちスクイブ2と嵌合することを意図され
ている。この組立体10は、プラグコネクタ副組立体1
00が、図1に示される、2個のコネクタ副組立体の嵌
合軸に対してどの角度方向にもリセプタクルコネクタ副
組立体20に嵌合することを可能にする。このため、プ
ラグコネクタ100は、エアバッグ起爆装置すなわちス
クイブ2に対してどの角度方向でも配置可能となる。従
って、プラグコネクタ100は、リセプタクルコネクタ
20又はスクイブ2のいずれに対しても方向付ける必要
はない。コネクタ組立体10は、主にスクイブコネクタ
としての使用を意図されているが、自動車分野又は自動
車分野とは無関係の他の応用分野のいずれにおいても、
他のデバイスと共に使用できる。
【0010】図2は、電気リセプタクルコネクタが挿入
されるキャビティを示すエアバッグ起爆装置ハウジング
の平面図である。コネクタ組立体10と共に使用される
エアバッグ起爆装置すなわちスクイブ2(本明細書にお
いては、より一般的に電子部品又は電子部品副組立体と
呼ぶ)は、キャビティ5を有するハウジング4を具備す
る。キャビティ5は、スクイブ副組立体2の露出面すな
わち端部からハウジング4内に延びる。3個の電気コン
タクトピン6は、図2に示されるようにキャビティ5の
軸に対して直交して且つキャビティ5を横切って延び
る。これらのピン6は、ハウジング4の露出面に対して
窪んでいる。極性(又は方向性)キー7は、筒状キャビ
ティ5の一側に沿って配置される。このスクイブ2は、
集積回路部品(図示せず)を組み込んでおり、コネクタ
組立体10を介して、又は集積回路部品に永久接続され
たピン6を介して、集積回路部品に伝送された信号に応
答してエアバッグ起爆装置を作動させるので、スマート
スクイブと呼ばれる。図1は、集積回路部品を実装でき
るハウジング室9を示す。
【0011】図3は、嵌合状態のプラグコネクタ副組立
体及びリセプタクルコネクタ副組立体を示す斜視図であ
る。この図において隠れているリセプタクルコンタクト
の部分は、プラグコンタクト領域の位置に関連して線図
で示され、リセプタクルコンタクトが軸方向に離間した
プラグコンタクトと係合した状態で示される。
【0012】スクイブ2への電気接続は、2体の電気コ
ネクタ組立体10により提供される。リセプタクルコネ
クタ副組立体20は、リセプタクルコネクタ副組立体が
部分的にキャビティ5内に挿入され配置された状態で、
エアバッグ起爆装置すなわちスクイブ2に実装される。
外部センサ又は他の信号デバイスをエアバッグ起爆装置
すなわちスクイブ2に接続するためには、軸方向に離間
した3個のプラグコンタクト102A,102B,10
2C及び筒状に突出するプラグポスト106を、筒状リ
セプタクルコネクタハウジング22内に延びる中心プラ
グ通路すなわち孔38内に挿入することにより、プラグ
コネクタ副組立体100をリセプタクル副組立体20に
嵌合する。図3は、独立したリセプタクルコネクタ副組
立体20と嵌合するプラグコネクタ副組立体100を示
す。図3は単なる例示を意図しており、この状態におい
て、プラグコネクタ副組立体100はリセプタクルコネ
クタ副組立体20に嵌合していないことを理解すべきで
ある。実際には、リセプタクルコネクタ副組立体20が
最初にエアバッグ起爆装置すなわちスクイブ2に嵌合
し、この組合せは車両に実装される。プラグコネクタ副
組立体100及びこの副組立体が取り付けられるハーネ
スワイヤは、後の組立作業、後の補修又はサービス手順
の一部として、以前に配置されたリセプタクルコネクタ
副組立体20に嵌合するのみである。しかし、図3は、
嵌合の際の2個のコネクタ副組立体の相対位置を示し、
ラッチ114がリセプタクルハウジング22外側の相手
周辺ラッチ肩34と係合すると、プラグコネクタ副組立
体100をリセプタクルコネクタ副組立体20及びスマ
ートスクイブ2の両方に固定する、プラグコネクタハウ
ジング104のラッチ114を示す。
【0013】図4ないし図6は、リセプタクルコネクタ
副組立体20の付加的な詳細を示す。リセプタクルコネ
クタ副組立体20は、成形されたリセプタクルハウジン
グ22と、スロット42に配置された3個のリセプタク
ルコンタクト50A,50B,50Cとを具備する。ス
ロット42は、外面すなわち端部24及びハウジング内
面すなわち端部26間を延びる中央通路すなわち孔38
を取り囲む。好適実施形態において、ハウジング22
は、高い耐クリープ性を有する従来のポリエーテルイミ
ド(PEI)等のプラスチック材料から一体物として成
形される。リセプタクルコンタクトすなわちリセプタク
ル端子50A,50B,50Cは、接触領域が耐腐食性
及び接触安定性のために適切にめっきされた、0.25mmの
板厚を有する従来のばね性金属から一体物として各々打
抜き加工及び曲げ加工される。本発明の好適実施形態に
おいて、これらコンタクト50A,50B,50C全て
の厚さは同一である。
【0014】図4及び図7(A)〜(D)に示された成
形されたリセプタクルハウジング22は、筒状外面によ
って区画された環形状すなわち環状断面と、略筒状の内
向き面40によって区画された中央内部通路38とを有
する。内向き面40には、一連の軸方向に延びるスロッ
ト42が設けられる。中央内部通路38は、プラグコネ
クタ副組立体100のポスト部106を受容する寸法に
設定されているので、電気コネクタは、軸方向に離間し
た3個のプラグコンタクト102A,102B,102
Cがプラグポスト106の周囲に同軸的に延びた状態で
製造される。軸方向に延びる3個のスロット42は、筒
状面40の半分の円周方向に離間した3つの位置でリセ
プタクルコンタクト50A,50B,50Cを実装する
寸法に設定される。リセプタクルコンタクト50Aはリ
セプタクルコンタクト50Cから90°の位置に配置さ
れ、リセプタクルコンタクト50Cはリセプタクルコン
タクト50Bから90°の位置に配置され、リセプタク
ルコンタクト50Bはリセプタクルコンタクト50Aと
対向する。
【0015】中央プラグ受容通路38は、リセプタクル
ハウジング22の対向する端面24,26の間に延び
る。ハウジング外面24は、リセプタクルコネクタ副組
立体20がスクイブ2に嵌合する際に、キャビティ5の
基部に隣接して配置される。ハウジング内端面26は、
リセプタクルコネクタ副組立体20がスクイブ2と嵌合
完了すると、スクイブハウジング4を越えて延びる。方
向性切欠き(ノッチ)36は、内端面26に隣接すると
共に短いリセプタクルコンタクト50Cが配置されたス
ロット42の反対側でリセプタクルハウジング22の外
部筒状面内に延びる。この方向性ノッチ36はスクイブ
ハウジング4の方向性キー7を受容する。リセプタクル
コネクタ副組立体20はエアバッグ起爆装置2に対して
方向付けされているので、リセプタクルコンタクト50
A,50B,50Cは対応するピン6と整合して適切に
配置される。しかし、リセプタクルコネクタ副組立体は
スクイブ2に対して方向付けされている、すなわち角度
が適切に配置されているが、プラグコネクタ副組立体1
00は、依然として方向付けされ或いはリセプタクルコ
ネクタ副組立体20又はエアバッグ起爆装置2と整合す
る必要はないことを理解すべきである。
【0016】筒状又は環状リセプタクルハウジング22
は4個の区域を有しており、これら区域全てが単一の成
形された一体の本体を形成する。外面24に隣接して配
置された第1すなわち下側ハウジング区域28は、最も
大きな寸法を有する。リセプタクルコネクタ副組立体2
0がスクイブエアバッグ起爆装置2と嵌合し、方向性ノ
ッチ36がこのハウジング区域28内に配置されると、
キャビティ5内に受容されるのはこの第1区域である。
隣接するハウジング第2区域30は、より小さい外寸法
を有し、次に隣接するハウジング第3区域32は最も小
さい外寸法を有する。リップすなわちリング34は、ハ
ウジング22の外端24に配置され、隣接する区域32
よりも大きな外寸法を有する。このリング34は、プラ
グコネクタ副組立体100がリセプタクルコネクタ副組
立体20に嵌合する際に、プラグラッチ114と係合す
るラッチ肩として作用する。より小さい区域32はプラ
グラッチ114のために隙間を提供する。肩すなわちリ
ング34はリセプタクルハウジング22の周囲に延び、
プラグラッチ114はどの角度位置でも肩34と係合で
きるので、プラグコネクタ副組立体は、どの角度方向で
も嵌合でき、一旦嵌合すると回転自在である。
【0017】各リセプタクルコンタクト50A,50
B,50Cは、内向き湾曲通路面40に沿って配置され
たスロット42内にハウジング内端26から挿入するこ
とによって、リセプタクルハウジング22内に配置でき
る。各スロット42は、湾曲面40に対して窪んでいる
ので、内向き面40から半径方向外方に延びる。側壁4
4はスロット42を区画し、壁44のリブ46は、リセ
プタクルコンタクトがリブ46の背後に挿入された後、
リセプタクルコンタクトの移動を制限するよう作用す
る。各リセプタクルコンタクト50A,50B,50C
は、歯84が対向縁から延びている状態の実装部82を
有する。これら歯84は、リセプタクルコンタクトがス
ロット42内に挿入されると、側壁44と係合してリセ
プタクルコンタクト50A,50B,50Cをリセプタ
クルハウジング22内で安定させると共に、リセプタク
ルコンタクトの引抜きを防止する。各リセプタクルコン
タクト50A,50B,50Cは、スロット42内に挿
入完了すると、ハウジング22の対向端でハウジング外
面24,26間に配置された接点又は接触領域58を有
する。各リセプタクルコンタクト50A,50B,50
Cの一端に配置された電子部品接触部62は、これら接
触部62がプラグ通路38の軸及びエアバッグ起爆装置
2のキャビティ5と直交して延びるピン6と係合する所
定位置に位置するように、ハウジングリセプタクル内面
26を越えて突出する。
【0018】打抜き加工及び曲げ加工された各コンタク
ト50A,50B,50Cは、リセプタクルコンタクト
の外端に対面する自由端54に向かって中央コンタクト
実装部82から延びる弾性片持ち接触ビーム56を有す
る。換言すると、コンタクトの自由端54は、プラグ通
路38内に挿入される際にプラグコンタクトと係合す
る、コンタクトの第1部分である。隆起した接点又は接
触領域58は、自由端54に隣接して配置され、各リセ
プタクルコンタクト50A,50B,50Cの最内端を
構成する。この結果、プラグポストすなわちプラグピン
106の周囲に延びる、対応する整合したプラグコンタ
クト102A,102B,102Cと係合する。接点5
8がプラグコンタクト102A,102B,102Cと
係合すると、片持ち接触ビームは、プラグコンタクト及
び対応するリセプタクルコンタクト50A,50B,5
0C間の信頼性の高い接触を維持するのに十分な接触力
を生成するよう撓む。異なるリセプタクルコンタクトの
片持ち梁56は異なる長さを有するので、異なるリセプ
タクルコンタクト50A,50B,50Cの接点58の
軸方向位置は、軸方向に沿って相互に離間すなわちオフ
セットする。このようにして、プラグコネクタ100が
リセプタクルコネクタ20と適正に嵌合すると、各リセ
プタクルコンタクト50A,50B,50Cは、軸方向
に沿って離間した異なるプラグコンタクト102A,1
02B,102Cと係合する。長いリセプタクルコンタ
クト50Aは最長の片持ち梁56を有する。このため、
その接点58はリセプタクルコネクタの外端24に最も
接近し、リセプタクルの外端24に最も近い周囲プラグ
コンタクト102Aと係合する。中間長さのリセプタク
ルコンタクト50Bはやや短い片持ち梁56を有するの
で、その接点58は中央プラグコンタクト102Bと係
合する。短いリセプタクルコンタクト50Cは最短の片
持ち梁56を有するので、2個のコネクタが嵌合する
と、第1プラグコンタクト102Cと整列してプラグ通
路38内に挿入される。プラグコンタクト102がプラ
グハウジングの全周に延びるので、対応するコンタクト
間で嵌合するのは、軸方向に配置されたプラグコンタク
ト102A,102B,102C及びリセプタクルコン
タクト50A,50B,50Cのみである。
【0019】3個のリセプタクルコンタクト50A,5
0B,50Cは、弾性片持ち接触ビーム56から実装部
82の反対側に電子部品弾性嵌合部62を各々有する。
各部品実装部62は、スクイブ部品2内の平行なピン6
のうちの1本と係合するためのC溝又はCクリップを有
する。長いリセプタクルコンタクト50A及び中間長さ
のリセプタクルコンタクト50Bは、対応するピン6が
実装部82及び弾性ビーム56に略直交して延びるよう
に配置されるので、同形状のC溝接触部62を有する。
これらリセプタクルコンタクト50A,50Bは互いに
対向して配置され、短いリセプタクルコンタクト50C
は他の2個のリセプタクルコンタクトの間に配置され
る。従って、短いリセプタクルコンタクト50Cは、そ
の中央部品ピンが実装部82及びリセプタクルコンタク
ト50Cの片持ち梁56に略直交して延びるように配置
される。各リセプタクルの部品接触部62は、リセプタ
クルコンタクトの一端に開放しリセプタクルコンタクト
及び中央通路すなわち孔38に対して軸方向に延びる少
なくとも1個の部品コンタクトスロット66を有する。
従って、ピン6は、リセプタクルコンタクトがスクイブ
部品2と嵌合する際、対応するスロット66と整合する
と共にスロット66に受容される。
【0020】長いリセプタクルコンタクト50A及び中
間長さのリセプタクルコンタクト50Bは、スロットが
形成された2個の平坦板部68をそれぞれ有する。これ
ら平坦板部68に形成されたスロット66は、リセプタ
クルコンタクト50A,50B及び対応するピン6の間
に信頼性高い接続が形成できるように、1本のピン6が
嵌る窪み部を有する一縁を有する。ピン6のスロット6
6への挿入及びスロット66からの取外しには力が必要
である。2枚の平坦板部68のスロット66は整合し、
2個の平坦板部68は、部品接触部62をリセプタクル
コンタクト50A,50Bの残りに結合する中央部によ
って結合される。中央部は実装部82間のオフセット部
60に結合されるので、部品接触部62及び接点58は
共に、実装部の同じ側上にある。そして、部品接触部6
2及び片持ち梁接触部58は共に、プラグ通路38内へ
湾曲したハウジング壁40に対して内方に延びる。
【0021】また、短いリセプタクルコンタクト50C
は、中央平坦板部72に対して直角に曲げられた2個の
平坦板部74によって形成されU字形状を形成する部品
接触部62を有する。しかし、リセプタクルコンタクト
50Cの部品スロット66は中央平坦板部72に位置す
るので、打抜き加工及び曲げ加工された短いリセプタク
ルコンタクト実装部及び弾性片持ち梁に直交して延びる
ピンに対して適切な方向を向く。また、中央平坦板部7
2はオフセット部60に結合されるので、短いリセプタ
クルコンタクト部品嵌合部62及び弾性接触ビーム56
は共に、対応するハウジングスロット42に実装される
と、プラグ通路すなわち孔38内に延びるように配置さ
れる。
【0022】プラグコネクタ副組立体100は、ポリエ
ーテルイミド材料から成形されるプラグハウジング10
4と、プラグハウジングの中央ポスト106に沿って軸
方向に離間する3個の周辺プラグコンタクト102A,
102B,102Cとを具備する。図8に示されるよう
に、筒状ポスト106は、より大きい直径を有するより
大きいプラグキャップ108から延びる。孔110は、
プラグポスト106を貫通すると共に、導体すなわち電
線(図示せず)がプラグコンタクト102A,102
B,102Cにそれぞれ接続できるように個々の電線が
挿入可能である3個の導体通路120をする。筒状プラ
グコンタクト102A,102B,102Cはポスト1
06の外面に配置される。この位置において、プラグコ
ンタクト102A,102B,102Cは、プラグコネ
クタ副組立体100がリセプタクルコネクタ副組立体2
0のプラグ通路38内に挿入完了されると、リセプタク
ルコンタクト50A,50B,50Cの接点58に接触
する。隣接するプラグコンタクト102A,102B,
102Cは間隙によって離隔され、最も端に位置するプ
ラグコンタクトは、最初にリセプタクルハウジング22
内に入るポストの先端縁112から離間する。
【0023】成形された2個のプラグラッチ114はプ
ラグキャップ108の周辺から延び、各ラッチ114と
小さな外径を有する反対側のプラグポスト106との間
に、半径方向の間隙が形成される。各ラッチ114は柔
軟なラッチビーム(ラッチ梁)116を有し、内向きの
ラッチボス118はラッチビーム116の末端に配置さ
れる。ラッチ114は、ラッチボス118がリセプタク
ルコネクタハウジング22の周辺ラッチ肩34と係合し
てプラグコネクタ副組立体100を相手リセプタクル副
組立体20に固定するように構成される。ラッチ及びラ
ッチ肩は、これら2個のコネクタ副組立体の角度方向に
関係なく係合する。
【0024】他の等価な形態の代表である好適なコネク
タ組立体10は、単一の雄接続部材すなわちプラグポス
ト106のみを用いてエアバッグ起爆装置すなわちスク
イブ2等の電子部品に、又はその電子部品から、2本又
は3本の信号伝送線を供給することができ、電子部品
2、リセプタクルコンタクト50A,50B,50C又
はリセプタクルコネクタ副組立体20に対してプラグコ
ネクタ組立体100の方向付け、キーイング又は整合を
必要としない。このコネクタ組立体には短絡バーを必要
としない。本発明の好適実施形態では、長いリセプタク
ルコンタクト50Aは最上端のプラグコンタクト102
Aと嵌合し、この端子対は第1の信号路を構成する。中
間長さのリセプタクルコンタクト50Bは中間のプラグ
コンタクト102Bと嵌合し、この端子対は第2の信号
路を構成する。リセプタクルコンタクト50Cは最下端
のプラグコンタクト102Cと嵌合し、この端子対は第
3の信号路を構成する。もちろん、これら信号路の一つ
は、接地専用としてもよいし、タイミング信号を供給し
てもよいし、また、他の目的の路を構成してもよい。好
適実施形態において、50mAの信号はこれら信号路上を伝
送される。また、このコネクタ組立体は比較的小さな寸
法又は外形を有する。例えば、嵌合しているプラグ及び
リセプタクルコネクタ組立体は、9.5mmの長さ、6.2mmの
最大外径を有する。プラグコネクタ100は引っ掛かる
ことなくリセプタクルコネクタ副組立体20と嵌合で
き、コンタクトは優れたフローティング特性を有する。
これら特性は、コネクタ組立体10をエアバッグ起爆装
置すなわちスクイブのコネクタとしての使用に特に好適
にする。しかし、基本的なコネクタシステムは、非自動
車分野と同様に他の自動車にも使用できる。また、本発
明は、2個又は3個のプラグコンタクト及びリセプタク
ルコンタクトの使用に限定されず、3個を超えるコンタ
クトでの使用にも適する。
【0025】図9ないし図14に、エアバッグ起爆装置
すなわちスクイブの組立体に使用される電気コネクタ組
立体の第2実施形態が示される。第1実施形態及び第2
実施形態の主な相違点は、プラグコンタクト及びリセプ
タクルコンタクトのそれぞれの方向性にある。第1実施
形態において、プラグコンタクトは半径方向外側を向
き、リセプタクルコンタクトは半径方向内側を向く。第
2実施形態において、プラグコンタクトは半径方向内側
を向き、リセプタクルコンタクトは半径方向外側を向
く。第2実施形態において、プラグコンタクトは露出し
ておらず、他の部品又は機器と偶発的に接触する可能性
は低い。
【0026】図9は、別のコネクタプラグ300が別の
コネクタリセプタクルすなわちソケット220に嵌合し
た別の実施形態のエアバッグ起爆装置すなわちスクイブ
202を示す。リセプタクル220は他の実施形態と同
様にスクイブ202内に実装され、スクイブ部品202
は実際にスクイブコネクタの第1実施形態と同様であ
る。プラグ300はラッチ314によってリセプタクル
220にラッチされる。
【0027】図10及び図11は、成形されたリセプタ
クルハウジング222及び3個のリセプタクルコンタク
ト250Aないし250Cを有するリセプタクルコネク
タ組立体220を示す。成形されたハウジング222
は、略筒形状をなし、第1実施形態と同様にスクイブ部
品のキャビティ内に挿入される内面224を有する。反
対側の外面226は、プラグ300がリセプタクル22
0と嵌合できるように露出する。
【0028】リセプタクルハウジング222は、外面2
26に延びる筒状支持柱230を有する。この支持柱は
筒状外面240を有し、環状通路238はハウジング2
20の中央支持柱230及び外壁との間を延びる。3個
の軸方向スロット242が支持柱230に沿って延び、
リセプタクルコンタクト250Aないし250Cはこれ
ら軸方向スロット242内に配置される。リセプタクル
コンタクト250Aないし250Cは、図10に総体が
示されるように、リセプタクルハウジングすなわちソケ
ットハウジング222、及び内面224を貫通する軸方
向スロット242に挿入される。
【0029】3個のリセプタクルコンタクト250Aな
いし250Cは、リセプタクルコンタクト50A,50
B,50Cに類似するが、リセプタクルコンタクト25
0Aないし250Cが第1実施形態における内向きでは
なく、筒状面240に沿って外向きになるように構成さ
れる。3個のリセプタクルコンタクト250Aないし2
50Cの各々は、片持ち梁接触部254と、実装部28
2の対向する両側の嵌合部262とを具備する。片持ち
梁は、後述する方法で片持ち梁がプラグコンタクト30
2Aないし302Cと嵌合する環状溝通路238内に延
びる。
【0030】各リセプタクルコンタクトの嵌合部262
は、第1実施形態と同様にスクイブ電子部品の接触ピン
とクリップ係合又はスナップ係合できる、少なくとも1
本の嵌合溝266を具備する。各リセプタクルコンタク
トの実装部282は、対応する軸方向スロット242の
側壁と係合してスロット242内に及び支持柱230に
コンタクトを固定する複数の歯を具備する。複数の片持
ち梁254の長さは異なっており、長いリセプタクルコ
ンタクト250A、中間長さのリセプタクルコンタクト
250B及び短いリセプタクルコンタクト250Cを形
成する。そして、これら3個のリセプタクルコンタクト
250Aないし250Cの接触領域は、第1実施形態と
同様に、軸方向に沿って千鳥配列される。
【0031】図12ないし図14は、本発明の第2実施
形態で使用されるプラグコネクタ副組立体300の詳細
を示す。プラグ300は、成形されたプラグハウジング
304に実装された3個のプラグコンタクト302Aな
いし302Cを具備する。プラグハウジング304は、
プラグハウジングベース326及びプラグハウジングカ
バー332を具備する。プラグハウジングベース326
は、側溝328によって3個の側部を有する。プラグの
筒状サイロ306はプラグハウジングの外側部から延
び、サイロ孔310はサイロ306を貫通して3個の溝
328の各々と連通する。プラグコンタクト302Aな
いし302Cの一部分は溝328内に位置するが、他の
部分はサイロ孔310内に延びる。
【0032】各プラグコンタクト302Aないし302
Cは、プラグコネクタ300がリセプタクルコネクタ2
20と嵌合する際に、対応するリセプタクル端子すなわ
ちリセプタクルコンタクトと係合する嵌合部をそれぞれ
形成する筒状バンド接触部322Aないし322Cを具
備する。電線は、プラグコンタクトの圧着部324Aな
いし324Cによって個々のプラグコンタクト302A
ないし302Cに接続される。圧着部324Aないし3
24Cを筒状バンド322Aないし322Cに結合する
プラグコンタクト中間部は異なる長さを有するので、個
々の筒状バンド322Aないし322Cはサイロ孔31
0内で軸方向に千鳥配置することができる。図12に示
されるように、筒状バンド322Aないし322Cは軸
方向に整合して重ねられ、筒状絶縁リング330A,3
30Bは隣接する筒状バンド322Aないし322C間
に配置される。プラグコンタクト302Aないし302
Cが図13に示されるように重ねられた状態で、重ねら
れたバンド部322Aないし322Cはサイロ孔310
内に挿入可能である。そして、プラグコンタクト302
Aないし302Cの圧着部324Aないし324Cを含
む残りの部分は溝328内に配置され、カバー332は
ベース326に嵌合することによって完成したプラグ組
立体300を形成する。
【0033】図14は、筒状バンド部322Aないし3
22Cがサイロ306の内向き筒状面に配置される結
果、バンド部322Aないし322Cがサイロ孔310
内に露出する状態を示す。プラグ300がリセプタクル
220に嵌合すると、サイロ306はリセプタクル環状
通路238内に挿入される。すると、リセプタクルの支
持柱230及び片持ち梁254がサイロ孔310内に受
容されるので、リセプタクルコンタクト250Aないし
250Cの片持ち梁254の端部に隣接する接触部は、
対応する筒状バンド322Aないし322Cと係合す
る。相手リセプタクルコンタクト250Aないし250
C及びプラグコンタクト302Aないし302Cが軸方
向に千鳥配列されるので、リセプタクルすなわちソケッ
トコネクタ220に対するプラグコネクタ300の角度
に関係なく、対応するプラグコンタクト302Aないし
302Cは、対応するリセプタクルコンタクト250A
ないし250Cと係合する。筒状コンタクトバンド32
2Aないし322Cの連続区域は、どの角度でも嵌合接
触できることを保証し、プラグコネクタ300は、必要
ならリセプタクルコネクタ220に対して360°のう
ちのどの角度でも回転できる。コンタクトの相対長さ
は、プラグコンタクト302Aがリセプタクルコンタク
ト250Aのみと嵌合し、プラグコンタクト302Bが
リセプタクルコンタクト250Bのみと嵌合し、プラグ
コンタクト302Cがリセプタクルコンタクト250C
のみと嵌合することを保証する。
【0034】第1実施形態及び第2実施形態は、構造は
異なるが、一方のコネクタに対する他方のコネクタの相
互角度方向と無関係に嵌合できる無方向性コネクタ組立
体をそれぞれ形成する。よって、これら異なるコネクタ
組立体は、当業者に理解されるように、同一又は等価の
要素を用いる他の構成の代表である。従って、本発明
は、本明細書に記載された好適実施形態に限定されない
が、その代わり、特許請求の範囲によって定義される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスクイブ電気コネクタ組立体と、電気
コネクタが中心軸の周りのどの角度方向にも嵌合できる
エアバッグ起爆装置すなわちスクイブの部品の分解図で
ある。
【図2】本発明の電気リセプタクルコネクタが挿入され
るキャビティを示すエアバッグ起爆装置ハウジングの平
面図である。
【図3】本発明の嵌合状態のプラグコネクタ副組立体及
びリセプタクルコネクタ副組立体を示す斜視図である。
【図4】リセプタクルコネクタハウジングに対して3個
のリセプタクルコンタクトが分解状態であるリセプタク
ルコネクタ副組立体を示す斜視図である。
【図5】(A)長いリセプタクルコンタクトの側面図、
(B)中間長さのリセプタクルコンタクトの側面図、
(C)短いリセプタクルコンタクトの側面図である。
【図6】短いリセプタクルコンタクトの斜視図である。
【図7】(A)リセプタクルハウジングの斜視図、
(B)リセプタクルハウジング、(C)リセプタクルハ
ウジングの側面図、(D)リセプタクルハウジングの断
面図である。
【図8】プラグコネクタ副組立体の斜視図である。
【図9】コネクタ組立体が使用されるスマートスクイブ
電気コネクタ組立体及びスクイブ起爆装置の別の実施形
態を示す斜視図であり、スクイブ起爆装置内に配置され
たソケットコネクタと、ソケットコネクタと嵌合したプ
ラグコネクタを示す図である。
【図10】ソケットすなわちリセプタクルハウジングの
内端に挿入するために配置された3個のソケットコンタ
クトを示す、別の実施形態のソケットコネクタの分解斜
視図である。
【図11】ソケットコンタクトがプラグコネクタと嵌合
するために露出したソケットの嵌合端を示す、組立後の
図10のソケットコネクタの斜視図である。
【図12】図9の組立体に使用される別の実施形態のプ
ラグコネクタの分解図である。
【図13】部分的に組み立てられた状態の3個のプラグ
コンタクト及び分離絶縁体を有する別の実施形態のプラ
グコネクタの分解斜視図である。
【図14】プラグコンタクトがプラグサイロの内部に示
される、組立後のプラグコネクタ組立体の斜視図であ
る。
【符号の説明】
2,202 電子部品副組立体(スクイブ) 5,219 キャビティ 6 導体(ピン) 20,220 リセプタクルコネクタ副組立体 22,222 リセプタクルハウジング 26,226 内端面 34,234 ラッチ肩 38,238 プラグ通路 40,230 湾曲面(内向き面) 42,242 スロット 50A,50B,50C,250A,250B,250
C リセプタクルコンタクト 54,254 プラグ嵌合部 56,256 片持ち梁 58,258 接点 62,262 電子部品(スクイブ)嵌合部 66,266 C溝 68 平坦板部 82,282 実装部 100,300 プラグコネクタ副組立体 102A,102B,102C,302A,302B,
302C プラグコンタクト 106,306 突出部材(ポスト、サイロ) 114,314 ラッチ 304 プラグハウジング 310 内部通路(サイロ孔) 322 筒状バンド接触部 330 絶縁リング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マイケル ヘンリー バーナス アメリカ合衆国 27284 ノーカロライナ 州 カナーズビル ブリッタニーリッジド ライブ 1713 (72)発明者 デービッド ジェー ライン アメリカ合衆国 48041 ミシガン州 メ ンフィス ラムズロード 11068 Fターム(参考) 5E021 FA04 FA08 FA14 FA16 FB20 FC40 HC09 5E023 AA03 BB02 BB12 BB13 DD29 EE06 EE10 HH01 HH20

Claims (37)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸方向に離間したプラグコンタクトを有す
    る相手プラグを電子部品副組立体に接続するのに使用さ
    れるリセプタクルコネクタ副組立体であって、 前記電子部品副組立体のキャビティ内に部分的に挿入可
    能なリセプタクルハウジングと、複数のリセプタクルコ
    ンタクトとを具備し、 前記リセプタクルハウジングは、湾曲面により区画され
    相手プラグを受容するための手段を有するプラグ通路
    と、該プラグ通路に沿って円周方向に離間した位置で、
    前記湾曲面に沿って軸方向に延びる複数のスロットとを
    有し、 前記複数のリセプタクルコンタクトは、対応する前記ス
    ロット内に個別に配置され、 前記リセプタクルコンタクトの各々は、中央の前記プラ
    グ通路の一端に隣接した電子部品嵌合部と、前記各リセ
    プタクルコンタクトの反対側の端により近いプラグ嵌合
    部とを有し、 該プラグ嵌合部は前記プラグ通路の軸方向に異なる位置
    に配置されることにより、前記各リセプタクルコンタク
    トは、前記相手プラグが前記プラグ通路内に挿入される
    際に、前記軸方向に離間したプラグコンタクトのうちの
    整合したプラグコンタクトと係合することができ、前記
    相手プラグは個別のリセプタクルコンタクトに対して円
    周方向に整合する必要がないことを特徴とするリセプタ
    クルコネクタ副組立体。
  2. 【請求項2】前記リセプタクルコンタクトの前記電子部
    品嵌合部は、前記プラグ通路が延びる前記リセプタクル
    ハウジングの内端面を超えて突出することを特徴とする
    請求項1記載のリセプタクルコネクタ副組立体。
  3. 【請求項3】全ての前記リセプタクルコンタクトの前記
    プラグ嵌合部は、前記プラグ通路の対向する端間に配置
    されていることを特徴とする請求項2記載のリセプタク
    ルコネクタ副組立体。
  4. 【請求項4】前記リセプタクルハウジングの露出端にラ
    ッチ肩が配置され、 該ラッチ肩は、前記相手プラグの柔軟なラッチと係合可
    能な手段を有して前記リセプタクル副組立体に対して前
    記プラグを嵌合状態に保持することを特徴とする請求項
    1記載のリセプタクルコネクタ副組立体。
  5. 【請求項5】前記ラッチ肩は、前記リセプタクルハウジ
    ング上に連続した周辺面を有することを特徴とする請求
    項4記載のリセプタクルコネクタ副組立体。
  6. 【請求項6】前記各リセプタクルコンタクトは、前記部
    品嵌合部及び前記プラグ嵌合部の間に実装部を有し、 該実装部は、前記スロットを区画するハウジング内壁と
    係合するための手段を有することを特徴とする請求項1
    記載のリセプタクルコネクタ副組立体。
  7. 【請求項7】前記プラグ嵌合部は、前記実装部から前記
    リセプタクルコンタクトの一端に隣接する接触領域まで
    延びる片持ち梁を有することを特徴とする請求項6記載
    のリセプタクルコネクタ副組立体。
  8. 【請求項8】複数の前記片持ち梁は異なる長さを有する
    ことを特徴とする請求項7記載のリセプタクルコネクタ
    副組立体。
  9. 【請求項9】前記電子部品嵌合部は、前記電子部品副組
    立体の導体と係合するためのコンタクトスロットを有す
    るクリップを具備することを特徴とする請求項1記載の
    リセプタクルコネクタ副組立体。
  10. 【請求項10】前記コンタクトスロットは、前記リセプ
    タクルコネクタ副組立体が前記電子部品副組立体のキャ
    ビティ内に配置される際に、前記プラグ通路の軸に対し
    て直交する方向に延びる前記導体と係合する方向を向く
    ことを特徴とする請求項9記載のリセプタクルコネクタ
    副組立体。
  11. 【請求項11】前記プラグ通路は、内向き面により区画
    された中央プラグ通路を有し、複数の前記リセプタクル
    コンタクトが前記スロット内に配置されると共に内側を
    向くことを特徴とする請求項1記載のリセプタクルコネ
    クタ副組立体。
  12. 【請求項12】前記プラグ通路は、中央の筒状支持部の
    周囲に延びて筒状面を画定する環状通路を有し、前記リ
    セプタクルコンタクトが前記スロット内に配置されると
    共に外側を向くことを特徴とする請求項1記載のリセプ
    タクルコネクタ副組立体。
  13. 【請求項13】電子部品に、及び該電子部品から少なく
    とも2本の信号線の電気信号を伝送するのに使用され、
    プラグコネクタ副組立体及びリセプタクルコネクタ副組
    立体を具備する無極性電気コネクタであって、 前記プラグコネクタ副組立体は、前記リセプタクルコネ
    クタ副組立体と嵌合状態になるよう嵌合軸に沿って挿入
    可能であり、単一の突出部材上で軸方向に離間したプラ
    グコンタクトを有し、 前記リセプタクルコネクタ副組立体は、前記電子部品と
    嵌合状態になるよう挿入可能であるリセプタクルハウジ
    ングを具備し、 該リセプタクルハウジングは、前記電子部品に対して前
    記リセプタクルハウジングを方向付けるための手段を有
    し、 前記リセプタクルコネクタ副組立体は、前記リセプタク
    ルハウジングの円周方向に離間したリセプタクルコンタ
    クトを有し、 該リセプタクルコンタクトが軸方向に相互にオフセット
    する接点を有することにより、前記リセプタクルコネク
    タ副組立体及び前記電子部品に対して前記プラグコネク
    タ副組立体がどの角度を向いても、前記プラグコネクタ
    副組立体が前記リセプタクルコネクタ副組立体に嵌合可
    能であることを特徴とする無極性電気コネクタ。
  14. 【請求項14】前記プラグコネクタ副組立体は、該副組
    立体を前記リセプタクルコネクタ副組立体に固定するた
    めに、前記リセプタクルハウジングのラッチ面に取り付
    け可能なラッチを有することを特徴とする請求項13記
    載の無極性電気コネクタ。
  15. 【請求項15】前記ラッチ面が連続した環状肩を有する
    ことにより、前記プラグコネクタ副組立体は、どの円周
    上の位置でも前記リセプタクルコネクタ副組立体に嵌合
    可能であることを特徴とする請求項14記載の無極性電
    気コネクタ。
  16. 【請求項16】前記突出部材がポストを有し、該ポスト
    の外面に前記プラグコンタクトが配置されていることを
    特徴とする請求項13記載の無極性電気コネクタ。
  17. 【請求項17】前記突出部材が環状サイロを有し、該サ
    イロの内面に前記プラグコンタクトが配置されているこ
    とを特徴とする請求項13記載の無極性電気コネクタ。
  18. 【請求項18】エアバッグ起爆装置に使用され、プラグ
    コネクタ副組立体及びリセプタクルコネクタ副組立体を
    具備するスクイブ用無極性電気コネクタ組立体であっ
    て、 前記プラグコネクタ副組立体は、前記リセプタクルコネ
    クタ副組立体と嵌合状態になるよう嵌合軸に沿って挿入
    可能であり、単一の突出部材上で軸方向に離間したプラ
    グコンタクトを有し、 前記リセプタクルコネクタ副組立体は、リセプタクルハ
    ウジングと、該リセプタクルハウジングの円周方向に離
    間したリセプタクルコンタクトを有し、 該リセプタクルコンタクトが軸方向に相互にオフセット
    する接点を有し、前記リセプタクル副組立体が前記エア
    バッグ起爆装置と嵌合可能であることにより、前記プラ
    グコネクタ副組立体は、前記嵌合軸に対してどの角度を
    向いても、前記リセプタクルコネクタ副組立体に嵌合可
    能であることを特徴とするスクイブ用無極性電気コネク
    タ組立体。
  19. 【請求項19】前記プラグコネクタ副組立体は、該副組
    立体を前記リセプタクルコネクタ副組立体に固定するた
    めに、前記リセプタクルハウジングのラッチ面に取り付
    け可能なラッチを有することを特徴とする請求項18記
    載のスクイブ用無極性電気コネクタ組立体。
  20. 【請求項20】エアバッグ起爆装置と共に使用されるた
    めのスクイブ用無極性電気コネクタ組立体であって、プ
    ラグコネクタ及び複数のリセプタクルコンタクトを具備
    し、 前記プラグコネクタは、単一の突出部材上で軸方向に離
    間したプラグコンタクトと、前記プラグコネクタを前記
    エアバッグ起爆装置に対して固定するためのラッチとを
    有し、 前記リセプタクルコンタクトは、他のリセプタクルコン
    タクトに対して円周方向に離間し、 個々の前記リセプタクルコンタクトは、他のリセプタク
    ルコンタクトの接点に対して軸方向に離間する接点を有
    し、 前記リセプタクルコンタクトが前記エアバッグ記バンク
    装置と嵌合可能であることにより、前記プラグコネクタ
    がどの角度方向でも前記リセプタクルコンタクトに嵌合
    可能であることを特徴とするスクイブ用無極性電気コネ
    クタ組立体。
  21. 【請求項21】エアバッグ起爆装置と共に使用されるた
    めのスクイブ用電気コネクタ副組立体であって、筒状リ
    セプタクルハウジング及び複数のリセプタクルコンタク
    トを具備し、 前記リセプタクルハウジングは、該ハウジングの外端か
    ら内方に延び且つ筒状面により区画される筒状通路と、
    前記リセプタクルハウジングの反対側の内端から前記筒
    状通路に沿って軸方向に延びるスロットとを有し、 前記リセプタクルコンタクトは、前記リセプタクルハウ
    ジングの第2端から前記スロット内に挿入可能であり、 各々の前記リセプタクルコンタクトは弾性梁を有し、該
    弾性梁上の接点が前記筒状通路内に延びることを特徴と
    するスクイブ用電気コネクタ副組立体。
  22. 【請求項22】前記リセプタクルハウジングは、該リセ
    プタクルハウジングの前記外端に隣接するラッチ面を有
    することを特徴とする請求項21記載のスクイブ用電気
    コネクタ副組立体。
  23. 【請求項23】前記筒状通路は、前記筒状リセプタクル
    ハウジングの前記外端及び前記内端間を延びることを特
    徴とする請求項22記載のスクイブ用電気コネクタ副組
    立体。
  24. 【請求項24】前記リセプタクルコンタクトの各々は、
    前記弾性梁から反対側の接触端にスクイブ接触部を有す
    ることを特徴とする請求項21記載のスクイブ用電気コ
    ネクタ副組立体。
  25. 【請求項25】前記スクイブ接触部は弾性接触部を有す
    ることを特徴とする請求項24記載のスクイブ用電気コ
    ネクタ副組立体。
  26. 【請求項26】前記スクイブ接触部はC溝コンタクトを
    有することを特徴とする請求項25記載のスクイブ用電
    気コネクタ副組立体。
  27. 【請求項27】前記C溝コンタクトは、平坦板の一端か
    ら該平坦板内に延びるコンタクトスロットを具備するこ
    とを特徴とする請求項26記載のスクイブ用電気コネク
    タ副組立体。
  28. 【請求項28】前記コンタクトスロットは、リセプタク
    ルコンタクト軸方向に延びることを特徴とする請求項2
    7記載のスクイブ用電気コネクタ副組立体。
  29. 【請求項29】前記スクイブ接触部は前記リセプタクル
    ハウジングの内端を超えて延びることを特徴とする請求
    項24記載のスクイブ用電気コネクタ副組立体。
  30. 【請求項30】各前記リセプタクルコンタクトの前記接
    点は、他のリセプタクルコンタクトの接点に対して軸方
    向にオフセットすることを特徴とする請求項21記載の
    スクイブ用電気コネクタ副組立体。
  31. 【請求項31】プラグコネクタと嵌合可能なハウジング
    内で使用され、弾性梁及び実装部を有するリセプタクル
    コンタクトであって、 前記弾性梁は、中央の前記実装部から一方向に延びると
    共に、該実装部から離間した接点を有し、 前記実装部は、前記リセプタクルコンタクトを前記ハウ
    ジング内に取り付けるための手段を有し、 前記弾性梁は、前記プラグへ電気接続するための手段を
    有し、 前記リセプタクルコンタクトは、前記実装部から反対方
    向に延びる弾性を有する部品接触部を有し、 該部品接触部は、前記リセプタクルコンタクトの軸方向
    一端に開放するコンタクトスロットを有し、 前記弾性梁の前記接点及び前記コンタクトスロットの両
    方は、前記実装部に対して同一方向にオフセットしてい
    ることにより、前記リセプタクルコンタクトが前記ハウ
    ジングに実装される際に、該ハウジングに対して同一方
    向に突出することを特徴とするリセプタクルコンタク
    ト。
  32. 【請求項32】前記部品接触部は、前記リセプタクルコ
    ンタクトに直交して延びるピンに電気コネクタを接続す
    る主酸を有するC溝クリップを具備することを特徴とす
    る請求項31記載のリセプタクルコンタクト。
  33. 【請求項33】前記部品接触部は、コンタクトスロット
    をそれぞれ有する2個の平行な平坦板部を具備し、 該平行な平坦板部の前記コンタクトスロットが整合して
    いることを特徴とする請求項32記載のリセプタクルコ
    ンタクト。
  34. 【請求項34】前記部品接触部は、横方向に折り曲げら
    れる中央部を有するU字状部を具備し、 前記コンタクトスロットは前記中央部内に延びることを
    特徴とする請求項32記載のリセプタクルコンタクト。
  35. 【請求項35】前記リセプタクルコンタクトは、打抜き
    加工及び曲げ加工された一体部材であることを特徴とす
    る請求項31記載のリセプタクルコンタクト。
  36. 【請求項36】スクイブ用リセプタクルコネクタ組立体
    と嵌合可能なスクイブ用無極性プラグコネクタ組立体で
    あって、 内部通路を有するサイロを有するプラグハウジングと、
    前記内部通路内に配置された3個プラグコンタクトとを
    具備し、 該プラグコンタクトの各々は筒状バンド接触部を有し、 該筒状バンド接触部が前記内部通路内で軸方向に離間し
    て重ねされることにより、前記プラグコンタクトが前記
    サイロによって保護され、前記スクイブ用プラグコネク
    タ組立体が前記スクイブ用リセプタクルコネクタ組立体
    に嵌合可能になることを特徴とするスクイブ用無極性プ
    ラグコネクタ組立体。
  37. 【請求項37】隣接する前記筒状バンド接触部は絶縁リ
    ングにより分離されていることを特徴とする請求項36
    記載のスクイブ用無極性プラグコネクタ組立体。
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