JP4693019B2 - 無方向性電気コネクタ - Google Patents

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    • H01R2105/00Three poles

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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Air Bags (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、1以上の信号路に電気信号を伝送するのに使用されるプラグ及びリセプタクル組立体に関し、とりわけ極性(方向性)を要しない電気コネクタに関する。この電気コネクタは、一方のコネクタ内に軸方向に離間したコンタクトと、嵌合相手コネクタ内に円周方向に離間したコンタクトとを使用し、円周方向に離間したコンタクトは、軸方向に離間した接点を有して相手コネクタ内の軸方向に離間したコンタクトと係合する。また、本発明は、エアバッグ起爆装置すなわちスクイブ用の電気コネクタ等の自動車分野に使用される電気コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
車両のエアバッグシステムは典型的には、事故又は減速の際に乗員を保護するために車両の客室内に取り付けられたエアバッグユニット、又は典型的には膨張式のエアバッグの近傍にない他のセンサを含む。エアバッグを配置するために、エアバッグ起爆装置すなわちスクイブは、センサからの信号に反応して作動する。従来のスクイブユニットは典型的には、電気信号を受けて点火し高圧ガスを素早く放出してエアバッグを膨張させる火薬等の爆薬を含む。従って、スクイブは、エアバッグユニットの一部であるのが典型的である。スクイブ電気コネクタは、センサユニットからの導線又は他の導体を接続するために、エアバッグ起爆装置すなわちスクイブに嵌合するのが通常である。電気コネクタシステムは、エアバッグユニット、センサ又はエアバッグシステムのその他の部分を独立して組み立てることを可能にし、また、サービス又は補修のために、その後の接続及び接続解除を可能にする。
【0003】
従来のスクイブユニットは2個の端子ピンを有するのが典型的であり、これらピンに電流が流れると、スクイブが作動してエアバッグが膨張する。典型的には2個のピンは並んで配置される。スクイブの偶発的な作動を防止するために、通常、これらピンに短絡バーが取り付けられる。スクイブコネクタがピンと嵌合すると、短絡バーはピンの一方から離れるよう強制される。これら従来のスクイブコネクタ組立体はまた、間違ったピンがセンサに接続されエアバッグが偶発的に膨張しないようにし、又は信号を受けてエアバッグが適切に膨張することを保証するように、一般的には方向性が付与されている。ある場合には、外部からの干渉による不要周波数を防止するために、フェライトが相互接続システムに追加される。米国特許第6,029,995号には、車両拘束システムの一部としてエアバッグを膨張させる機構の比較的最新の例を示されている。米国特許第5,435,754号及び米国特許第5,653,606号には、従来のスクイブユニットと共に使用され得る電気コネクタの例が示される。米国特許第5,993,230号は、ピンコネクタを方向性のない方法で取付けをすることができるように、導電性円環状接地プレートと接続された単一ピン接続を使用する別の技法を開示する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
エアバッグ等の車両補助拘束システムの進化により、車両のダッシュボード以外にエアバッグを使用することになった。万一に対して保護する側面クッションエアバッグ及びより小さなエアバッグが提案され且つ導入されてきた。ある場合、エアバッグはより小さなユニットとして組み立てなければならず、このことは、より新しいデバイスを用いるより小さな電気コネクタ組立体に対して需要があることを示す。ある場合、エアバッグは、空間が制限されているドアパネル等の領域に実装されなければならない。このため、エアバッグ組立体が所定領域に嵌め込み、又は過度の労力なく組み立てできるように、電気コネクタの方向性すなわち特定の方向性をなくす必要がある。付加的デバイスに関連するコストをなくす以外に理由がないのなら、短絡クリップ及びフェライトをなくすことも望ましい。新しい賢い(smart)エアバッグシステムの使用を検討する一つの方法は、エアバッグユニット又はエアバッグ起爆装置すなわちスマートスクイブ内に能動集積回路を組み込むことである。この集積回路は、2本又は3本の信号路を使用して外部センサ又はコントローラと通信することができ、スクイブは明確な信号パターンを受信した場合のみ作動する。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の無方向性電気コネクタは、スマートスクイブを含むエアバッグ起爆装置すなわちスクイブを、2本又は3本以上の信号線で外部センサ又はコントローラと接続する手段を提供する。本コネクタ組立体は、フェライトの必要性と共に方向性及び短絡クリップの必要性をなくする。また、コネクタ組立体は、従来のスクイブコネクタよりも小さな収容部内に嵌ることができる。プラグコネクタは、プラグコネクタ及びリセプタクルコネクタの間の嵌合軸に対してどの角度でも位置することができる。リセプタクルコネクタは、エアバッグ起爆装置と嵌合し、スクイブ自体にコネクタ端子を実装する必要性をなくすることができる。また、プラグコネクタは、360°のどの方向でもリセプタクルコネクタにラッチすることができる。また、コネクタ組立体及びリセプタクルコンタクトは、50mAの信号を伝送するのに適当である。本明細書に好適実施形態で示された本発明は、これら目的の各々を達成する電気コネクタ組立体及びリセプタクルコネクタ副組立体であり、他の応用分野及び他の能力に適合可能である。
【0006】
本発明の一側面に従ったリセプタクルコネクタ副組立体は、軸方向に離間したプラグコンタクトを有する嵌合相手プラグをエアバッグ起爆装置すなわちスクイブ等の電子部品副組立体に接続するのに使用される。リセプタクルコネクタ副組立体は、リセプタクルハウジング及び複数の電気コンタクトすなわち端子を有する。ハウジングは、電子部品副組立体のキャビティ内に部分的に挿入可能である。このリセプタクルハウジングは、湾曲面によって区画され且つ嵌合相手プラグを受容するプラグ通路を有する。複数のスロットはプラグ通路の円周方向に離間した位置で湾曲面に沿って軸方向に延び、リセプタクルコンタクトはこれらスロット内に挿入される。各リセプタクルコンタクトは、プラグ通路の一端に隣接した電子部品嵌合部と、各リセプタクルコンタクトの反対側の端により近いプラグ嵌合部とを有する。複数のリセプタクルコンタクトのプラグ嵌合部はプラグ通路の軸方向に異なる位置に配置されるので、各リセプタクルコンタクトは、嵌合相手プラグがリセプタクルハウジングのプラグ通路内に挿入されると、軸方向に離間したプラグコンタクトのうちの整合したプラグコンタクトと係合することができる。相手プラグは、個別のリセプタクルコンタクトに対して円周方向に整合する必要はない。好適実施形態において、プラグのラッチは、プラグ及びリセプタクル間のどの相互角度方向に対してもリセプタクルハウジングのラッチ肩と係合する。リセプタクルは、電子部品すなわちスクイブに対してキーが付与されているので、リセプタクル端子は電子部品のリード又はピンに取り付けることができる。
【0007】
本発明の好適実施形態に使用されるリセプタクルコンタクトは、中央の実装部から一方向に延びる弾性梁を有する。弾性梁の接点は実装部から離間している。実装部はリセプタクルコンタクトをコネクタハウジング内に固定する。また、リセプタクルコンタクトは、中央の実装部から反対方向に延びる部品弾性接触部を有する。部品弾性接触部は、リセプタクルコンタクトの軸方向一端に開放するコンタクトスロットを有する。本発明の好適実施形態において、部品弾性接触部はC溝すなわちクリップの形状を呈する。弾性梁のコンタクトスロット及び接点の両方は、実装部に対して同じ方向に沿ってずれているので、リセプタクルコンタクトがハウジング内に実装される際にハウジングに対して同じ方向に突出する。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して本発明の好適実施形態を説明する。図1は、スクイブ電気コネクタ組立体と、電気コネクタが中心軸の周りのどの角度方向にも嵌合できるエアバッグ起爆装置すなわちスクイブの部品の分解図である。
【0009】
本発明の好適実施形態を構成する電気コネクタ組立体10は、リセプタクルコネクタ副組立体20及びプラグコネクタ副組立体100を具備する。電気コネクタ組立体10は、図1に示されるようなエアバッグ起爆装置すなわちスクイブ2と嵌合することを意図されている。この組立体10は、プラグコネクタ副組立体100が、図1に示される、2個のコネクタ副組立体の嵌合軸に対してどの角度方向にもリセプタクルコネクタ副組立体20に嵌合することを可能にする。このため、プラグコネクタ100は、エアバッグ起爆装置すなわちスクイブ2に対してどの角度方向でも配置可能となる。従って、プラグコネクタ100は、リセプタクルコネクタ20又はスクイブ2のいずれに対しても方向付ける必要はない。コネクタ組立体10は、主にスクイブコネクタとしての使用を意図されているが、自動車分野又は自動車分野とは無関係の他の応用分野のいずれにおいても、他のデバイスと共に使用できる。
【0010】
図2は、電気リセプタクルコネクタが挿入されるキャビティを示すエアバッグ起爆装置ハウジングの平面図である。コネクタ組立体10と共に使用されるエアバッグ起爆装置すなわちスクイブ2(本明細書においては、より一般的に電子部品又は電子部品副組立体と呼ぶ)は、キャビティ5を有するハウジング4を具備する。キャビティ5は、スクイブ副組立体2の露出面すなわち端部からハウジング4内に延びる。3個の電気コンタクトピン6は、図2に示されるようにキャビティ5の軸に対して直交して且つキャビティ5を横切って延びる。これらのピン6は、ハウジング4の露出面に対して窪んでいる。極性(又は方向性)キー7は、筒状キャビティ5の一側に沿って配置される。このスクイブ2は、集積回路部品(図示せず)を組み込んでおり、コネクタ組立体10を介して、又は集積回路部品に永久接続されたピン6を介して、集積回路部品に伝送された信号に応答してエアバッグ起爆装置を作動させるので、スマートスクイブと呼ばれる。図1は、集積回路部品を実装できるハウジング室9を示す。
【0011】
図3は、嵌合状態のプラグコネクタ副組立体及びリセプタクルコネクタ副組立体を示す斜視図である。この図において隠れているリセプタクルコンタクトの部分は、プラグコンタクト領域の位置に関連して線図で示され、リセプタクルコンタクトが軸方向に離間したプラグコンタクトと係合した状態で示される。
【0012】
スクイブ2への電気接続は、2体の電気コネクタ組立体10により提供される。リセプタクルコネクタ副組立体20は、リセプタクルコネクタ副組立体が部分的にキャビティ5内に挿入され配置された状態で、エアバッグ起爆装置すなわちスクイブ2に実装される。外部センサ又は他の信号デバイスをエアバッグ起爆装置すなわちスクイブ2に接続するためには、軸方向に離間した3個のプラグコンタクト102A,102B,102C及び筒状に突出するプラグポスト106を、筒状リセプタクルコネクタハウジング22内に延びる中心プラグ通路すなわち孔38内に挿入することにより、プラグコネクタ副組立体100をリセプタクル副組立体20に嵌合する。図3は、独立したリセプタクルコネクタ副組立体20と嵌合するプラグコネクタ副組立体100を示す。図3は単なる例示を意図しており、この状態において、プラグコネクタ副組立体100はリセプタクルコネクタ副組立体20に嵌合していないことを理解すべきである。実際には、リセプタクルコネクタ副組立体20が最初にエアバッグ起爆装置すなわちスクイブ2に嵌合し、この組合せは車両に実装される。プラグコネクタ副組立体100及びこの副組立体が取り付けられるハーネスワイヤは、後の組立作業、後の補修又はサービス手順の一部として、以前に配置されたリセプタクルコネクタ副組立体20に嵌合するのみである。しかし、図3は、嵌合の際の2個のコネクタ副組立体の相対位置を示し、ラッチ114がリセプタクルハウジング22外側の相手周辺ラッチ肩34と係合すると、プラグコネクタ副組立体100をリセプタクルコネクタ副組立体20及びスマートスクイブ2の両方に固定する、プラグコネクタハウジング104のラッチ114を示す。
【0013】
図4ないし図6は、リセプタクルコネクタ副組立体20の付加的な詳細を示す。リセプタクルコネクタ副組立体20は、成形されたリセプタクルハウジング22と、スロット42に配置された3個のリセプタクルコンタクト50A,50B,50Cとを具備する。スロット42は、外面すなわち端部24及びハウジング内面すなわち端部26間を延びる中央通路すなわち孔38を取り囲む。好適実施形態において、ハウジング22は、高い耐クリープ性を有する従来のポリエーテルイミド(PEI)等のプラスチック材料から一体物として成形される。リセプタクルコンタクトすなわちリセプタクル端子50A,50B,50Cは、接触領域が耐腐食性及び接触安定性のために適切にめっきされた、0.25mmの板厚を有する従来のばね性金属から一体物として各々打抜き加工及び曲げ加工される。本発明の好適実施形態において、これらコンタクト50A,50B,50C全ての厚さは同一である。
【0014】
図4及び図7(A)〜(D)に示された成形されたリセプタクルハウジング22は、筒状外面によって区画された環形状すなわち環状断面と、略筒状の内向き面40によって区画された中央内部通路38とを有する。内向き面40には、一連の軸方向に延びるスロット42が設けられる。中央内部通路38は、プラグコネクタ副組立体100のポスト部106を受容する寸法に設定されているので、電気コネクタは、軸方向に離間した3個のプラグコンタクト102A,102B,102Cがプラグポスト106の周囲に同軸的に延びた状態で製造される。軸方向に延びる3個のスロット42は、筒状面40の半分の円周方向に離間した3つの位置でリセプタクルコンタクト50A,50B,50Cを実装する寸法に設定される。リセプタクルコンタクト50Aはリセプタクルコンタクト50Cから90°の位置に配置され、リセプタクルコンタクト50Cはリセプタクルコンタクト50Bから90°の位置に配置され、リセプタクルコンタクト50Bはリセプタクルコンタクト50Aと対向する。
【0015】
中央プラグ受容通路38は、リセプタクルハウジング22の対向する端面24,26の間に延びる。ハウジング外面24は、リセプタクルコネクタ副組立体20がスクイブ2に嵌合する際に、キャビティ5の基部に隣接して配置される。ハウジング内端面26は、リセプタクルコネクタ副組立体20がスクイブ2と嵌合完了すると、スクイブハウジング4を越えて延びる。方向性切欠き(ノッチ)36は、内端面26に隣接すると共に短いリセプタクルコンタクト50Cが配置されたスロット42の反対側でリセプタクルハウジング22の外部筒状面内に延びる。この方向性ノッチ36はスクイブハウジング4の方向性キー7を受容する。リセプタクルコネクタ副組立体20はエアバッグ起爆装置2に対して方向付けされているので、リセプタクルコンタクト50A,50B,50Cは対応するピン6と整合して適切に配置される。しかし、リセプタクルコネクタ副組立体はスクイブ2に対して方向付けされている、すなわち角度が適切に配置されているが、プラグコネクタ副組立体100は、依然として方向付けされ或いはリセプタクルコネクタ副組立体20又はエアバッグ起爆装置2と整合する必要はないことを理解すべきである。
【0016】
筒状又は環状リセプタクルハウジング22は4個の区域を有しており、これら区域全てが単一の成形された一体の本体を形成する。外面24に隣接して配置された第1すなわち下側ハウジング区域28は、最も大きな寸法を有する。リセプタクルコネクタ副組立体20がスクイブエアバッグ起爆装置2と嵌合し、方向性ノッチ36がこのハウジング区域28内に配置されると、キャビティ5内に受容されるのはこの第1区域である。隣接するハウジング第2区域30は、より小さい外寸法を有し、次に隣接するハウジング第3区域32は最も小さい外寸法を有する。リップすなわちリング34は、ハウジング22の外端24に配置され、隣接する区域32よりも大きな外寸法を有する。このリング34は、プラグコネクタ副組立体100がリセプタクルコネクタ副組立体20に嵌合する際に、プラグラッチ114と係合するラッチ肩として作用する。より小さい区域32はプラグラッチ114のために隙間を提供する。肩すなわちリング34はリセプタクルハウジング22の周囲に延び、プラグラッチ114はどの角度位置でも肩34と係合できるので、プラグコネクタ副組立体は、どの角度方向でも嵌合でき、一旦嵌合すると回転自在である。
【0017】
各リセプタクルコンタクト50A,50B,50Cは、内向き湾曲通路面40に沿って配置されたスロット42内にハウジング内端26から挿入することによって、リセプタクルハウジング22内に配置できる。各スロット42は、湾曲面40に対して窪んでいるので、内向き面40から半径方向外方に延びる。側壁44はスロット42を区画し、壁44のリブ46は、リセプタクルコンタクトがリブ46の背後に挿入された後、リセプタクルコンタクトの移動を制限するよう作用する。各リセプタクルコンタクト50A,50B,50Cは、歯84が対向縁から延びている状態の実装部82を有する。これら歯84は、リセプタクルコンタクトがスロット42内に挿入されると、側壁44と係合してリセプタクルコンタクト50A,50B,50Cをリセプタクルハウジング22内で安定させると共に、リセプタクルコンタクトの引抜きを防止する。各リセプタクルコンタクト50A,50B,50Cは、スロット42内に挿入完了すると、ハウジング22の対向端でハウジング外面24,26間に配置された接点又は接触領域58を有する。各リセプタクルコンタクト50A,50B,50Cの一端に配置された電子部品接触部62は、これら接触部62がプラグ通路38の軸及びエアバッグ起爆装置2のキャビティ5と直交して延びるピン6と係合する所定位置に位置するように、ハウジングリセプタクル内面26を越えて突出する。
【0018】
打抜き加工及び曲げ加工された各コンタクト50A,50B,50Cは、リセプタクルコンタクトの外端に対面する自由端54に向かって中央コンタクト実装部82から延びる弾性片持ち接触ビーム56を有する。換言すると、コンタクトの自由端54は、プラグ通路38内に挿入される際にプラグコンタクトと係合する、コンタクトの第1部分である。隆起した接点又は接触領域58は、自由端54に隣接して配置され、各リセプタクルコンタクト50A,50B,50Cの最内端を構成する。この結果、プラグポストすなわちプラグピン106の周囲に延びる、対応する整合したプラグコンタクト102A,102B,102Cと係合する。接点58がプラグコンタクト102A,102B,102Cと係合すると、片持ち接触ビームは、プラグコンタクト及び対応するリセプタクルコンタクト50A,50B,50C間の信頼性の高い接触を維持するのに十分な接触力を生成するよう撓む。異なるリセプタクルコンタクトの片持ち梁56は異なる長さを有するので、異なるリセプタクルコンタクト50A,50B,50Cの接点58の軸方向位置は、軸方向に沿って相互に離間すなわちオフセットする。このようにして、プラグコネクタ100がリセプタクルコネクタ20と適正に嵌合すると、各リセプタクルコンタクト50A,50B,50Cは、軸方向に沿って離間した異なるプラグコンタクト102A,102B,102Cと係合する。長いリセプタクルコンタクト50Aは最長の片持ち梁56を有する。このため、その接点58はリセプタクルコネクタの外端24に最も接近し、リセプタクルの外端24に最も近い周囲プラグコンタクト102Aと係合する。中間長さのリセプタクルコンタクト50Bはやや短い片持ち梁56を有するので、その接点58は中央プラグコンタクト102Bと係合する。短いリセプタクルコンタクト50Cは最短の片持ち梁56を有するので、2個のコネクタが嵌合すると、第1プラグコンタクト102Cと整列してプラグ通路38内に挿入される。プラグコンタクト102がプラグハウジングの全周に延びるので、対応するコンタクト間で嵌合するのは、軸方向に配置されたプラグコンタクト102A,102B,102C及びリセプタクルコンタクト50A,50B,50Cのみである。
【0019】
3個のリセプタクルコンタクト50A,50B,50Cは、弾性片持ち接触ビーム56から実装部82の反対側に電子部品弾性嵌合部62を各々有する。各部品実装部62は、スクイブ部品2内の平行なピン6のうちの1本と係合するためのC溝又はCクリップを有する。長いリセプタクルコンタクト50A及び中間長さのリセプタクルコンタクト50Bは、対応するピン6が実装部82及び弾性ビーム56に略直交して延びるように配置されるので、同形状のC溝接触部62を有する。これらリセプタクルコンタクト50A,50Bは互いに対向して配置され、短いリセプタクルコンタクト50Cは他の2個のリセプタクルコンタクトの間に配置される。従って、短いリセプタクルコンタクト50Cは、その中央部品ピンが実装部82及びリセプタクルコンタクト50Cの片持ち梁56に略直交して延びるように配置される。各リセプタクルの部品接触部62は、リセプタクルコンタクトの一端に開放しリセプタクルコンタクト及び中央通路すなわち孔38に対して軸方向に延びる少なくとも1個の部品コンタクトスロット66を有する。従って、ピン6は、リセプタクルコンタクトがスクイブ部品2と嵌合する際、対応するスロット66と整合すると共にスロット66に受容される。
【0020】
長いリセプタクルコンタクト50A及び中間長さのリセプタクルコンタクト50Bは、スロットが形成された2個の平坦板部68をそれぞれ有する。これら平坦板部68に形成されたスロット66は、リセプタクルコンタクト50A,50B及び対応するピン6の間に信頼性高い接続が形成できるように、1本のピン6が嵌る窪み部を有する一縁を有する。ピン6のスロット66への挿入及びスロット66からの取外しには力が必要である。2枚の平坦板部68のスロット66は整合し、2個の平坦板部68は、部品接触部62をリセプタクルコンタクト50A,50Bの残りに結合する中央部によって結合される。中央部は実装部82間のオフセット部60に結合されるので、部品接触部62及び接点58は共に、実装部の同じ側上にある。そして、部品接触部62及び片持ち梁接触部58は共に、プラグ通路38内へ湾曲したハウジング壁40に対して内方に延びる。
【0021】
また、短いリセプタクルコンタクト50Cは、中央平坦板部72に対して直角に曲げられた2個の平坦板部74によって形成されU字形状を形成する部品接触部62を有する。しかし、リセプタクルコンタクト50Cの部品スロット66は中央平坦板部72に位置するので、打抜き加工及び曲げ加工された短いリセプタクルコンタクト実装部及び弾性片持ち梁に直交して延びるピンに対して適切な方向を向く。また、中央平坦板部72はオフセット部60に結合されるので、短いリセプタクルコンタクト部品嵌合部62及び弾性接触ビーム56は共に、対応するハウジングスロット42に実装されると、プラグ通路すなわち孔38内に延びるように配置される。
【0022】
プラグコネクタ副組立体100は、ポリエーテルイミド材料から成形されるプラグハウジング104と、プラグハウジングの中央ポスト106に沿って軸方向に離間する3個の周辺プラグコンタクト102A,102B,102Cとを具備する。図8に示されるように、筒状ポスト106は、より大きい直径を有するより大きいプラグキャップ108から延びる。孔110は、プラグポスト106を貫通すると共に、導体すなわち電線(図示せず)がプラグコンタクト102A,102B,102Cにそれぞれ接続できるように個々の電線が挿入可能である3個の導体通路120をする。筒状プラグコンタクト102A,102B,102Cはポスト106の外面に配置される。この位置において、プラグコンタクト102A,102B,102Cは、プラグコネクタ副組立体100がリセプタクルコネクタ副組立体20のプラグ通路38内に挿入完了されると、リセプタクルコンタクト50A,50B,50Cの接点58に接触する。隣接するプラグコンタクト102A,102B,102Cは間隙によって離隔され、最も端に位置するプラグコンタクトは、最初にリセプタクルハウジング22内に入るポストの先端縁112から離間する。
【0023】
成形された2個のプラグラッチ114はプラグキャップ108の周辺から延び、各ラッチ114と小さな外径を有する反対側のプラグポスト106との間に、半径方向の間隙が形成される。各ラッチ114は柔軟なラッチビーム(ラッチ梁)116を有し、内向きのラッチボス118はラッチビーム116の末端に配置される。ラッチ114は、ラッチボス118がリセプタクルコネクタハウジング22の周辺ラッチ肩34と係合してプラグコネクタ副組立体100を相手リセプタクル副組立体20に固定するように構成される。ラッチ及びラッチ肩は、これら2個のコネクタ副組立体の角度方向に関係なく係合する。
【0024】
他の等価な形態の代表である好適なコネクタ組立体10は、単一の雄接続部材すなわちプラグポスト106のみを用いてエアバッグ起爆装置すなわちスクイブ2等の電子部品に、又はその電子部品から、2本又は3本の信号伝送線を供給することができ、電子部品2、リセプタクルコンタクト50A,50B,50C又はリセプタクルコネクタ副組立体20に対してプラグコネクタ組立体100の方向付け、キーイング又は整合を必要としない。このコネクタ組立体には短絡バーを必要としない。本発明の好適実施形態では、長いリセプタクルコンタクト50Aは最上端のプラグコンタクト102Aと嵌合し、この端子対は第1の信号路を構成する。中間長さのリセプタクルコンタクト50Bは中間のプラグコンタクト102Bと嵌合し、この端子対は第2の信号路を構成する。リセプタクルコンタクト50Cは最下端のプラグコンタクト102Cと嵌合し、この端子対は第3の信号路を構成する。もちろん、これら信号路の一つは、接地専用としてもよいし、タイミング信号を供給してもよいし、また、他の目的の路を構成してもよい。好適実施形態において、50mAの信号はこれら信号路上を伝送される。また、このコネクタ組立体は比較的小さな寸法又は外形を有する。例えば、嵌合しているプラグ及びリセプタクルコネクタ組立体は、9.5mmの長さ、6.2mmの最大外径を有する。プラグコネクタ100は引っ掛かることなくリセプタクルコネクタ副組立体20と嵌合でき、コンタクトは優れたフローティング特性を有する。これら特性は、コネクタ組立体10をエアバッグ起爆装置すなわちスクイブのコネクタとしての使用に特に好適にする。しかし、基本的なコネクタシステムは、非自動車分野と同様に他の自動車にも使用できる。また、本発明は、2個又は3個のプラグコンタクト及びリセプタクルコンタクトの使用に限定されず、3個を超えるコンタクトでの使用にも適する。
【0025】
図9ないし図14に、エアバッグ起爆装置すなわちスクイブの組立体に使用される電気コネクタ組立体の第2実施形態が示される。第1実施形態及び第2実施形態の主な相違点は、プラグコンタクト及びリセプタクルコンタクトのそれぞれの方向性にある。第1実施形態において、プラグコンタクトは半径方向外側を向き、リセプタクルコンタクトは半径方向内側を向く。第2実施形態において、プラグコンタクトは半径方向内側を向き、リセプタクルコンタクトは半径方向外側を向く。第2実施形態において、プラグコンタクトは露出しておらず、他の部品又は機器と偶発的に接触する可能性は低い。
【0026】
図9は、別のコネクタプラグ300が別のコネクタリセプタクルすなわちソケット220に嵌合した別の実施形態のエアバッグ起爆装置すなわちスクイブ202を示す。リセプタクル220は他の実施形態と同様にスクイブ202内に実装され、スクイブ部品202は実際にスクイブコネクタの第1実施形態と同様である。プラグ300はラッチ314によってリセプタクル220にラッチされる。
【0027】
図10及び図11は、成形されたリセプタクルハウジング222及び3個のリセプタクルコンタクト250Aないし250Cを有するリセプタクルコネクタ組立体220を示す。成形されたハウジング222は、略筒形状をなし、第1実施形態と同様にスクイブ部品のキャビティ内に挿入される内面224を有する。反対側の外面226は、プラグ300がリセプタクル220と嵌合できるように露出する。
【0028】
リセプタクルハウジング222は、外面226に延びる筒状支持柱230を有する。この支持柱は筒状外面240を有し、環状通路238はハウジング220の中央支持柱230及び外壁との間を延びる。3個の軸方向スロット242が支持柱230に沿って延び、リセプタクルコンタクト250Aないし250Cはこれら軸方向スロット242内に配置される。リセプタクルコンタクト250Aないし250Cは、図10に総体が示されるように、リセプタクルハウジングすなわちソケットハウジング222、及び内面224を貫通する軸方向スロット242に挿入される。
【0029】
3個のリセプタクルコンタクト250Aないし250Cは、リセプタクルコンタクト50A,50B,50Cに類似するが、リセプタクルコンタクト250Aないし250Cが第1実施形態における内向きではなく、筒状面240に沿って外向きになるように構成される。3個のリセプタクルコンタクト250Aないし250Cの各々は、片持ち梁接触部254と、実装部282の対向する両側の嵌合部262とを具備する。片持ち梁は、後述する方法で片持ち梁がプラグコンタクト302Aないし302Cと嵌合する環状溝通路238内に延びる。
【0030】
各リセプタクルコンタクトの嵌合部262は、第1実施形態と同様にスクイブ電子部品の接触ピンとクリップ係合又はスナップ係合できる、少なくとも1本の嵌合溝266を具備する。各リセプタクルコンタクトの実装部282は、対応する軸方向スロット242の側壁と係合してスロット242内に及び支持柱230にコンタクトを固定する複数の歯を具備する。複数の片持ち梁254の長さは異なっており、長いリセプタクルコンタクト250A、中間長さのリセプタクルコンタクト250B及び短いリセプタクルコンタクト250Cを形成する。そして、これら3個のリセプタクルコンタクト250Aないし250Cの接触領域は、第1実施形態と同様に、軸方向に沿って千鳥配列される。
【0031】
図12ないし図14は、本発明の第2実施形態で使用されるプラグコネクタ副組立体300の詳細を示す。プラグ300は、成形されたプラグハウジング304に実装された3個のプラグコンタクト302Aないし302Cを具備する。プラグハウジング304は、プラグハウジングベース326及びプラグハウジングカバー332を具備する。プラグハウジングベース326は、側溝328によって3個の側部を有する。プラグの筒状サイロ306はプラグハウジングの外側部から延び、サイロ孔310はサイロ306を貫通して3個の溝328の各々と連通する。プラグコンタクト302Aないし302Cの一部分は溝328内に位置するが、他の部分はサイロ孔310内に延びる。
【0032】
各プラグコンタクト302Aないし302Cは、プラグコネクタ300がリセプタクルコネクタ220と嵌合する際に、対応するリセプタクル端子すなわちリセプタクルコンタクトと係合する嵌合部をそれぞれ形成する筒状バンド接触部322Aないし322Cを具備する。電線は、プラグコンタクトの圧着部324Aないし324Cによって個々のプラグコンタクト302Aないし302Cに接続される。圧着部324Aないし324Cを筒状バンド322Aないし322Cに結合するプラグコンタクト中間部は異なる長さを有するので、個々の筒状バンド322Aないし322Cはサイロ孔310内で軸方向に千鳥配置することができる。図12に示されるように、筒状バンド322Aないし322Cは軸方向に整合して重ねられ、筒状絶縁リング330A,330Bは隣接する筒状バンド322Aないし322C間に配置される。プラグコンタクト302Aないし302Cが図13に示されるように重ねられた状態で、重ねられたバンド部322Aないし322Cはサイロ孔310内に挿入可能である。そして、プラグコンタクト302Aないし302Cの圧着部324Aないし324Cを含む残りの部分は溝328内に配置され、カバー332はベース326に嵌合することによって完成したプラグ組立体300を形成する。
【0033】
図14は、筒状バンド部322Aないし322Cがサイロ306の内向き筒状面に配置される結果、バンド部322Aないし322Cがサイロ孔310内に露出する状態を示す。プラグ300がリセプタクル220に嵌合すると、サイロ306はリセプタクル環状通路238内に挿入される。すると、リセプタクルの支持柱230及び片持ち梁254がサイロ孔310内に受容されるので、リセプタクルコンタクト250Aないし250Cの片持ち梁254の端部に隣接する接触部は、対応する筒状バンド322Aないし322Cと係合する。相手リセプタクルコンタクト250Aないし250C及びプラグコンタクト302Aないし302Cが軸方向に千鳥配列されるので、リセプタクルすなわちソケットコネクタ220に対するプラグコネクタ300の角度に関係なく、対応するプラグコンタクト302Aないし302Cは、対応するリセプタクルコンタクト250Aないし250Cと係合する。筒状コンタクトバンド322Aないし322Cの連続区域は、どの角度でも嵌合接触できることを保証し、プラグコネクタ300は、必要ならリセプタクルコネクタ220に対して360°のうちのどの角度でも回転できる。コンタクトの相対長さは、プラグコンタクト302Aがリセプタクルコンタクト250Aのみと嵌合し、プラグコンタクト302Bがリセプタクルコンタクト250Bのみと嵌合し、プラグコンタクト302Cがリセプタクルコンタクト250Cのみと嵌合することを保証する。
【0034】
第1実施形態及び第2実施形態は、構造は異なるが、一方のコネクタに対する他方のコネクタの相互角度方向と無関係に嵌合できる無方向性コネクタ組立体をそれぞれ形成する。よって、これら異なるコネクタ組立体は、当業者に理解されるように、同一又は等価の要素を用いる他の構成の代表である。従って、本発明は、本明細書に記載された好適実施形態に限定されないが、その代わり、特許請求の範囲によって定義される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスクイブ電気コネクタ組立体と、電気コネクタが中心軸の周りのどの角度方向にも嵌合できるエアバッグ起爆装置すなわちスクイブの部品の分解図である。
【図2】本発明の電気リセプタクルコネクタが挿入されるキャビティを示すエアバッグ起爆装置ハウジングの平面図である。
【図3】本発明の嵌合状態のプラグコネクタ副組立体及びリセプタクルコネクタ副組立体を示す斜視図である。
【図4】リセプタクルコネクタハウジングに対して3個のリセプタクルコンタクトが分解状態であるリセプタクルコネクタ副組立体を示す斜視図である。
【図5】(A)長いリセプタクルコンタクトの側面図、(B)中間長さのリセプタクルコンタクトの側面図、(C)短いリセプタクルコンタクトの側面図である。
【図6】短いリセプタクルコンタクトの斜視図である。
【図7】(A)リセプタクルハウジングの斜視図、(B)リセプタクルハウジング、(C)リセプタクルハウジングの側面図、(D)リセプタクルハウジングの断面図である。
【図8】プラグコネクタ副組立体の斜視図である。
【図9】コネクタ組立体が使用されるスマートスクイブ電気コネクタ組立体及びスクイブ起爆装置の別の実施形態を示す斜視図であり、スクイブ起爆装置内に配置されたソケットコネクタと、ソケットコネクタと嵌合したプラグコネクタを示す図である。
【図10】ソケットすなわちリセプタクルハウジングの内端に挿入するために配置された3個のソケットコンタクトを示す、別の実施形態のソケットコネクタの分解斜視図である。
【図11】ソケットコンタクトがプラグコネクタと嵌合するために露出したソケットの嵌合端を示す、組立後の図10のソケットコネクタの斜視図である。
【図12】図9の組立体に使用される別の実施形態のプラグコネクタの分解図である。
【図13】部分的に組み立てられた状態の3個のプラグコンタクト及び分離絶縁体を有する別の実施形態のプラグコネクタの分解斜視図である。
【図14】プラグコンタクトがプラグサイロの内部に示される、組立後のプラグコネクタ組立体の斜視図である。
【符号の説明】
2,202 電子部品副組立体(スクイブ)
5,219 キャビティ
6 導体(ピン)
20,220 リセプタクルコネクタ副組立体
22,222 リセプタクルハウジング
26,226 内端面
34,234 ラッチ肩
38,238 プラグ通路
40,230 湾曲面(内向き面)
42,242 スロット
50A,50B,50C,250A,250B,250C リセプタクルコンタクト
54,254 プラグ嵌合部
56,256 片持ち梁
58,258 接点
62,262 電子部品(スクイブ)嵌合部
66,266 C溝
68 平坦板部
82,282 実装部
100,300 プラグコネクタ副組立体
102A,102B,102C,302A,302B,302C プラグコンタクト
106,306 突出部材(ポスト、サイロ)
114,314 ラッチ
304 プラグハウジング
310 内部通路(サイロ孔)
322 筒状バンド接触部
330 絶縁リング

Claims (9)

  1. 軸方向に離間したプラグコンタクトを有する相手プラグを電子部品副組立体に接続するのに使用されるリセプタクルコネクタ副組立体であって、前記電子部品副組立体のキャビティ内に部分的に挿入可能なリセプタクルハウジングと、複数のリセプタクルコンタクトとを具備し、前記リセプタクルハウジングは、湾曲面により区画され相手プラグを受容するための手段を有するプラグ通路と、該プラグ通路に沿って円周方向に離間した位置で、前記湾曲面に沿って軸方向に延びる複数のスロットとを有し、前記複数のリセプタクルコンタクトは、対応する前記スロット内に個別に配置され、前記リセプタクルコンタクトの各々は、中央の前記プラグ通路の一端に隣接した電子部品嵌合部と、前記各リセプタクルコンタクトの反対側の端により近いプラグ嵌合部とを有し、該プラグ嵌合部は前記プラグ通路の軸方向に異なる位置に配置されることにより、前記各リセプタクルコンタクトは、前記相手プラグが前記プラグ通路内に挿入される際に、前記軸方向に離間したプラグコンタクトのうちの整合したプラグコンタクトと係合することができ、前記相手プラグは個別のリセプタクルコンタクトに対して円周方向に整合する必要がなく、
    前記各リセプタクルコンタクトは、前記部品嵌合部及び前記プラグ嵌合部の間に実装部を有し、該実装部は、前記スロットを区画するハウジング内壁と係合するための手段を有し、
    前記プラグ嵌合部は、前記実装部から前記リセプタクルコンタクトの一端に隣接する接触領域まで延びる片持ち梁を有し、
    複数の前記片持ち梁は異なる長さを有することを特徴とするリセプタクルコネクタ副組立体。
  2. 前記リセプタクルコンタクトの前記電子部品嵌合部は、前記プラグ通路が延びる前記リセプタクルハウジングの内端面を超えて突出することを特徴とする請求項1記載のリセプタクルコネクタ副組立体。
  3. 全ての前記リセプタクルコンタクトの前記プラグ嵌合部は、前記プラグ通路の対向する端間に配置されていることを特徴とする請求項2記載のリセプタクルコネクタ副組立体。
  4. 前記リセプタクルハウジングの露出端にラッチ肩が配置され、該ラッチ肩は、前記相手プラグの柔軟なラッチと係合可能な手段を有して前記リセプタクル副組立体に対して前記プラグを嵌合状態に保持することを特徴とする請求項1記載のリセプタクルコネクタ副組立体。
  5. 前記ラッチ肩は、前記リセプタクルハウジング上に連続した周辺面を有することを特徴とする請求項4記載のリセプタクルコネクタ副組立体。
  6. 前記電子部品嵌合部は、前記電子部品副組立体の導体と係合するためのコンタクトスロットを有するクリップを具備することを特徴とする請求項1記載のリセプタクルコネクタ副組立体。
  7. 前記コンタクトスロットは、前記リセプタクルコネクタ副組立体が前記電子部品副組立体のキャビティ内に配置される際に、前記プラグ通路の軸に対して直交する方向に延びる前記導体と係合する方向を向くことを特徴とする請求項6記載のリセプタクルコネクタ副組立体。
  8. 前記プラグ通路は、内向き面により区画された中央プラグ通路を有し、複数の前記リセプタクルコンタクトが前記スロット内に配置されると共に内側を向くことを特徴とする請求項1記載のリセプタクルコネクタ副組立体。
  9. 前記プラグ通路は、中央の筒状支持部の周囲に延びて筒状面を画定する環状通路を有し、前記リセプタクルコンタクトが前記スロット内に配置されると共に外側を向くことを特徴とする請求項1記載のリセプタクルコネクタ副組立体。
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