JP3458749B2 - エアバッグ装置のカバー体 - Google Patents

エアバッグ装置のカバー体

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JP3458749B2
JP3458749B2 JP06381399A JP6381399A JP3458749B2 JP 3458749 B2 JP3458749 B2 JP 3458749B2 JP 06381399 A JP06381399 A JP 06381399A JP 6381399 A JP6381399 A JP 6381399A JP 3458749 B2 JP3458749 B2 JP 3458749B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はカバー本体の表面
に装飾体を設けたエアバッグ装置のカバー体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のエアバッグ装置のパッド
(カバー体)としては、例えば特開平9−175304
号公報に記載されたものが公知である。
【0003】前記従来のエアバッグ装置のパッドは、エ
アバッグの膨張時に破断予定部を破断させてエアバッグ
を突出させる熱可塑性エラストマー製のパッド本体と、
該パッド本体表面における前記破断予定部から外れた位
置の収納凹部に配置されるとともに、前記パッド本体裏
面側に配置される当て板を利用して、前記パッド本体に
取付固定される装飾部材とを備えて構成され、該装飾部
材は、前記パッド本体の収納凹部に嵌め込まれる装飾板
部と、該装飾板部の裏面から延びて、前記パッド本体の
収納凹部の表裏を貫通する1つの取付孔を経て、前記当
て板に連結される取付脚とより構成している。そして、
前記パッド本体は、前記取付孔から離れた裏面側と前記
当て板の表面側とに、前記当て板のパッド本体裏面に沿
う方向へのずれを防止するための、相互に嵌合する嵌合
部が形成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来のエ
アバッグ装置では、装飾板部より突設された取付け脚の
先端が取付け孔よりエアバッグ側へ突出された構造のた
め、装飾体の全高が高くなって、これを取付けるパッド
本体の厚さが厚くなる。
【0005】また、前記公報では、パッド本体の装飾体
取付け部を薄肉として、この部分に当板を嵌合し、この
当板に取付け脚の先端を係止する構造(公報の図3)も
採用しているが、この構造を採用した場合でも、パッド
本体の薄肉部及び当板の厚さが装飾体取付け部の真の厚
さとなるため、パッド本体の装飾体取付部分の厚さが他
の部分より厚くなってしまう。
【0006】この発明は従来のかかる点に鑑み、装飾体
取付け部を含めたカバー本体の全体の厚さをほぼ均一に
して、エアバッグカバーの展開挙動が常に円滑に行える
ようにしたエアバッグ装置のカバー体を提供することを
目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
請求項1記載の発明は、カバー本体内に、エアバッグモ
ジュールを収納したエアバッグ装置において、前記カバ
ー本体に開口形成した取付け孔に、装飾体の裏面に突設
された固定ピンを、カバー本体表面側より挿入し、かつ
カバー本体の裏側に設けた係止部材のほぼ中央部に、装
飾体側へ突出して上下方向に弾性変形可能な膨出部を形
成すると共に、膨出部の裏面側に凹部を設け、この膨出
部に貫通孔を開口し、膨出部裏面の凹部に前記固定ピン
の先端に突設された係止部が収容され、前記係止部材に
おける前記貫通孔の周縁部に屈曲部を設け、前記屈曲部
先端が前記固定ピンの係止部の上面を係止することによ
り、カバー本体に対し装飾体を固定したものである。
【0008】前記構成により、係止部材の膨出部に開口
形成された貫通孔より固定ピンの係止部が嵌挿され、膨
出部裏面の凹部に収容されるので、装飾体取付け部の厚
さが薄くできる。そのため、カバー本体の全体の厚さを
可能な限り均一化することができる。
【0009】前記目的を達成するため請求項2記載の発
明は、装飾体の裏面のほぼ中央に固定ピンを突設したも
のである。
【0010】前記構成により、エアバッグ装置が作動し
て、カバー本体やこれに取付けられた装飾体に過大な応
力が作用し、これらが異なる挙動をしても、装飾体はほ
ぼ中央に突設された1本の固定ピンによりカバー本体に
固定されていることから、その影響は最小ですむ。
【0011】前記目的を達成するため請求項3記載の発
明は、屈曲部が係止部材の膨出部に開口された貫通孔の
周縁を、下方へ断面ほぼU字状、または断面ほぼJ字
状、もしくは断面ほぼ鉤状に屈曲させて構成したもので
ある。
【0012】前記構成により、固定ピンの先端に突設さ
れた係止部を容易に貫通孔へ圧入することができると共
に、圧入後は屈曲部により係止部上面が係止されるた
め、装飾体と係止部材との係止が強固なものとなる。
【0013】前記目的を達成するため請求項4記載の発
明は、膨出部に貫通孔を中心に放射方向に、複数のスリ
ットを形成して弾性変形可能に構成したものである。
【0014】前記構成により、固定ピン先端の係止部を
係止部材の貫通孔に圧入する際、スリットにより屈曲部
が上下方向へ弾性変形するため、係止部の圧入がさらに
容易に行える。
【0015】
【発明の実施の形態】この発明の第1の実施の形態を図
面を参照して詳述する。
【0016】図1はエアバッグ装置の分解斜視図、図2
は装飾体部分の分解斜視図、図3はエアバッグ装置の断
面図、図4は装飾体の変形例を示す説明図である。
【0017】これら図において1は図示しないステアリ
ングホイールに装着するエアバッグモジュールで、樹脂
により成形されたカバー本体2内に収納されている。
【0018】前記エアバッグモジュール1は、ベースプ
レート3の上面側(カバー本体2の裏面側)に、リテイ
ナ4を介して取付けられたエアバッグ5と、前記ベース
プレート3のほぼ中央に下面側より取付けられたインフ
レータ6及びベースプレート3の周囲を囲むように設け
られたベルト7よりなり、前記エアバッグ5が折り畳ま
れた状態で、ベルト7によりカバー本体2内に図3に示
すように取付けられている。
【0019】一方、前記カバー本体2の上面には、ほぼ
中央部に取付け孔2aが開口形成された凹部2bが形成
されていて、この凹部2bにエンブレムなどの装飾体8
が取付けられている。
【0020】前記装飾体8は、熱可塑性樹脂などにより
例えば図4の(イ)や(ロ)、(ハ)に示すように適宜
形状に成形されていて、これら形状に合せて前記カバー
本体2の凹部2bが形成されており、装飾体8の裏面に
は装飾体8をカバー本体2に固定するための固定ピン8
aが装飾体8と一体に突設されている。
【0021】前記固定ピン8aは、先端部から装飾体8
にかけて縦方向に盲孔8bが形成されていると共に、前
記固定ピン8aの先端部には、大径な係止部8cが突設
されていて、この係止部8cに係止部材9がカバー本体
2の裏面側より係止できるようになっている。
【0022】前記係止部材9も装飾体8と同様熱可塑性
樹脂などにより成形されていて、例えば図4の(イ)や
(ハ)に示すように円板状もしくは図4の(ロ)に示す
ように角形状に形成されており、中央部に前記固定ピン
8aの先端が圧入される貫通孔9aが開口されている。
【0023】前記貫通孔9aの周辺部は、上方へほぼテ
ーパ状に膨出する膨出部9bが形成されると共に、膨出
部9bの裏面側に凹部9hが設けられている。この膨出
部9bに、装飾体8の固定ピン8a先端に突設された係
止部8cが圧入可能な前記貫通孔9aが開口形成され、
膨出部9bの裏面の凹部9hに装飾体8の固定ピン8a
先端に突出された係止部8cが収容される。膨出部9b
がこのような形状をしているため、カバー本体2に装飾
体8と係止部材9を取付けたときの厚さを薄くできる。
また、前記貫通孔9aの周縁部は、下方へほぼU字状ま
たはJ字状に屈曲されていて、この屈曲部9cの先端が
図3に示すように係止部8cの上面に係止されることに
より、カバー本体2に対して装飾体8が固定されるよう
になっている。
【0024】また、前記膨出部9bには、貫通孔9aを
中心に放射方向に複数のスリット9dが形成されてい
て、膨出部9bが上下方向に弾性変形しやすくなってお
り、これによって固定ピン8aの係止部8cが貫通孔9
aに容易に圧入できるようになっていると共に、カバー
本体2に形成された凹部2bには、取付け孔2aを挟ん
で対向する位置に、装飾体8の裏面に突設された位置決
め突起8dが嵌入する小孔2cが1個ないし複数個開口
されている。
【0025】前記位置決め突起8dは、カバー本体2に
対して装飾体8の位置決めを行うと同時に、装飾体8を
カバー本体2へ取付けた後、装飾体8が濫りに回転する
のを防止する機能を有していると共に、カバー体2の裏
面側には、係止部材9の周囲を囲むように突条2dが突
設されている。
【0026】なお、図3中2eは、エアバッグ5が膨脹
展開する際破断するテアラインである。
【0027】次に、前記構成されたエアバッグ装置の作
用を説明する。
【0028】カバー本体2内にエアバッグモジュール1
を組立てる前に、装飾体8より突設された固定ピン8a
を、カバー本体2の凹部2bに開口された取付け孔2a
にカバー本体2の表面側より挿入し、カバー本体2の裏
面に位置させた係止部材9の貫通孔9aへ、固定ピン8
a先端の係止部8cを圧入する。
【0029】前記貫通孔9aの開口された膨出部9bに
はスリット9dが形成されていて、膨出部9bが上下方
向に弾性変形しやすくなっているため、係止部8cを貫
通孔9aへ容易に圧入することができる。そして、係止
部8cが貫通孔9aを通過すると、通過時上下方向に弾
性変形されていた屈曲部9cが元の位置へ復帰するの
で、係止部8cの上面が貫通孔9aの周縁に形成された
屈曲部9cに係止され、これによってカバー本体2に対
し装飾体8が固定される。
【0030】この時、装飾体8の固定ピン8aの先端に
突設された係止部8cは、係止部材9の膨出部9bの裏
面側の凹部9hに収容されているので、装飾体8と係止
部材9を取付けたカバー本体の結合部の厚さが見掛け上
薄くなっており、カバー本体の全体の厚さを可能な限り
均一化している。
【0031】一方、前記のようにしてカバー本体2へ装
飾体8を取付けた後、カバー本体2内にエアバッグモジ
ュール1を組込む。カバー本体2内に組込まれたエアバ
ッグモジュール1は図3に示すように、ベルト7により
カバー本体2に固着されたベースプレート3上に、エア
バッグ5が折り畳まれて収納されている。車両の衝突な
どによりインフレータ6よりガスが発生し、このガスに
よりエアバッグ5が膨脹展開することによって、衝突時
の衝撃から乗員を保護するものである。エアバッグ5が
膨脹展開する際、カバー本体2の裏面及びカバー本体2
に取付けられた装飾体8の取付け部には、過大な応力が
作用する。
【0032】特に、装飾体8の固定ピン8aに応力が集
中するが、固定ピン8の先端に突設された係止部8cの
上面に、貫通孔9aの周縁に形成された屈曲部9cが係
止されるため、過大な応力により固定ピン8aが抜け外
れる心配がなく、装飾体8のほぼ中央の1個所に固定ピ
ン8aが突設されているため、カバー本体2と装飾体8
が異なる挙動をしても、その影響は最小となるので、結
合部が外れてカバー本体2より装飾体8が離脱する虞れ
もない。
【0033】なお、図5及び図6は装飾体8に固定ピン
8aと係止爪8eを設けた第2の実施の形態を示すもの
で、次にこれを説明する。
【0034】前記実施の形態では、装飾体8の裏面に、
固定ピン8aと、この固定ピン8aを挟んで対向する位
置に一対の係止爪8eを設けて、これら固定ピン8aと
係止爪8eでカバー本体2に装飾体8を取付けるように
したものである。ただ、装飾体8の裏面に設ける係止爪
8eの数は、装飾体8の形状や大きさによって、適宜増
減してもよい。
【0035】係止爪8eは図6に示すように先端部にフ
ック8fが突設されていて、カバー本体2に開口された
係止孔2fに係止爪8eを挿入し、このフック8fを係
止孔2fの段部2gに係止することにより、装飾体8を
カバー本体2へ取付けるもので、固定ピン8aは前記第
1の実施の形態と同様に、係止部材9を使用してカバー
体2へ固定する。
【0036】この構造によれば、固定ピン8aと一対の
係止爪8eにより装飾体8をカバー本体2へ取付けるこ
とができるため、より確実に取付けられると共に、係止
爪8eが位置決め突起8dを兼ねるため、位置決め突起
8dが不要になる。
【0037】一方、図7ないし図9は係止部材9の変形
例を示すもので、次にこれを説明する。
【0038】図7の(イ)ないし(ハ)は、装飾体8よ
り突設された固定ピン8aの係止部8cを非円形,例え
ば長方体状に形成して、この係止部8cに、係止部材9
を回転させてロックするようにしたものである。係止部
材9には、非円形の係止部8cが挿入自在なほぼ同形の
貫通孔9aが開口されていると共に、係止部材9の外周
部には、複数の凹溝9eが形成されている。
【0039】また、係止部材9の周辺には、係止部材9
をロック位置に回転したときに前記凹溝9eが係合する
係止突起2hが複数個所突設されていて、次のように装
飾体8をロックできるようになっている。
【0040】すなわち、カバー本体2の上面側より装飾
体8の固定ピン8aを取付け孔2aに挿入したら、カバ
ー本体2の裏面に位置させた係止部材9の貫通孔9a
に、図7の(ロ)に示すように固定ピン8aの係止部8
cを嵌合する。
【0041】次に、この状態で係止部材9にあらかじめ
開口された工具孔9fに図示しない回転工具を挿入し
て、係止部材9を図7の(ハ)に示す方向へ回転させ、
係止部材9の凹溝9eを係止突起2hに係合して係止部
材9の回転を係止するものである。係止部材9を回転さ
せることにより、固定ピン8aの係止部8cと貫通孔9
aの位相がほぼ90°ずれるため、係止部8cが係止部
材9にロックされて、カバー本体2に対して装飾体8が
固定される。
【0042】なお、カバー本体2側の係止突起2hはカ
バー本体2側の裏面に突設された突条2dの内周部に突
設してもよい。
【0043】この突条2dは、前記第1の実施の形態で
も設けたもので、係止部材9とテアライン2eの間に、
係止部材9の周囲をほぼ半周するように突設されてい
て、エアバッグ装置が作動してテアライン2eよりカバ
ー本体2が破断され、展開される際、装飾体8に作用す
る遠心力により装飾体8がテアライン2e側へ移動する
のを防止する機能を有している。
【0044】また、図8の(イ)及び(ロ)は、円板状
の係止部材9の外周部に平坦部9gを設けて、この平坦
部9gを突条2dで拘束することにより、係止部材9が
回転するのを防止するようになっている。
【0045】なお、前記実施の形態では、係止部材9の
貫通孔9a周辺に形成した屈曲部9cを図9の(イ)や
(ロ)に示すようにU字状やJ字状としたが、図9の
(ハ)に示すように鉤状にしてもよく、何れの場合も高
さ方向に厚肉となるので強度が上ると共に、中空となっ
ているので、中実にした場合に比べて屈曲部9cの強度
を落さずに、使用する材料の削減が図れる効果がある。
【0046】また、装飾体8は装飾効果を高めるため、
表面に塗装やメッキ、メタライジング、コーティング、
ポッティング、色差しなどの処理を施してもよい。
【0047】
【発明の効果】この発明は以上詳述したように、装飾体
の裏面に突設された固定ピンをカバー本体の取付け孔に
圧入し、カバー本体の裏面より、前記固定ピンの先端に
突設された係止部は、係止部材の膨出部の裏面側の凹部
に収容されているので、カバー本体と装飾体の結合部の
厚さを薄くでき、これによって、カバー本体の全体の厚
さを可能な限り均一化でき、カバー本体に対して装飾体
を容易かつ確実に取付けることができる。
【0048】これによって、エアバッグ装置の作動時、
装飾体の取付け部がエアバッグの挙動を妨げることがな
いので、エアバッグの膨脹展開が円滑に行える。
【0049】また、装飾体の裏面のほぼ中央に固定ピン
を突設したことから、エアバッグ装置が作動して、カバ
ー本体やこれに取付けられた装飾体に過大な応力が作用
し、これらが異なる挙動をしても、装飾体はほぼ中央に
突設された1本の固定ピンによりカバー本体に固定され
ていることから、その影響は最小限となり、これによっ
て装飾体と係止部材との結合をより確実に行なえる。
【0050】さらに、係止部材の膨出部に開口形成され
た貫通孔の周縁を、下方へ断面ほぼU字状、または断面
ほぼJ字状、もしくは断面ほぼ鉤状に屈曲させたことか
ら、固定ピンの先端に突設された係止部を容易に貫通孔
へ圧入することができると共に、圧入後は屈曲部により
係止部上面が係止されるため、エアバッグ装置の作動時
過大な応力が装飾体に作用しても、係合部が抜け外れる
ことがないと共に、屈曲部により貫通孔の周縁が強化さ
れるため、結合強度がさらに向上する。
【0051】しかも、係止部材の貫通孔の周辺に、複数
のスリットを放射状に設けたことから、固定ピン先端の
係止部を係止部材の貫通孔に圧入する際、スリットによ
り屈曲部が上下方向へ弾性変形するため、係止部の圧入
がさらに容易に行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態になるエアバッグ
装置のカバー体を示す分解斜視図である。
【図2】この発明の第1の実施の形態になるエアバッグ
装置のカバー体に設けられた装飾体部分の斜視図であ
る。
【図3】この発明の第1の実施の形態になるエアバッグ
装置のカバー体の断面図である。
【図4】(イ)ないし(ハ)はこの発明の第1の実施の
形態になるエアバッグ装置のカバー体に設けられた装飾
体の変形例を示す説明図である。
【図5】この発明の第2の実施の形態になるエアバッグ
装置のカバー体に使用するカバー本体の裏面図である。
【図6】この発明の第2の実施の形態になるエアバッグ
装置のカバー体の断面図である。
【図7】(イ)ないし(ハ)はこの発明の実施の形態に
なるエアバッグ装置のカバー体に設けられた係止部材の
変形例を示す説明図である。
【図8】(イ)及び(ロ)はこの発明の実施の形態にな
るエアバッグ装置のカバー体に設けられた係止部材の変
形例を示す説明図である。
【図9】(イ)ないし(ハ)はこの発明の実施の形態に
なるエアバッグ装置のカバー体に設けられた係止部材の
屈曲部の変形例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 エアバッグモジュール 2 カバー本体 2a 取付け孔 2b 凹部 2c 小孔 2d 突条 2e テアライン 2f 係止孔 2g 段部 2h 係止突起 3 ベースプレート 4 リティナ 5 エアバッグ 6 インフレータ 7 ベルト 8 装飾体 8a 固定ピン 8b 盲孔 8c 係止部 8d 位置決め突起 8e 係止爪 8f フック 9 係止部材 9a 貫通孔 9b 膨出部 9c 屈曲部 9d スリット 9e 凹溝 9f 工具孔 9g 平坦部 9h 凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−175304(JP,A) 特開 平8−310331(JP,A) 特開 平10−119683(JP,A) 特開 平10−100833(JP,A) 実開 昭49−123476(JP,U) 実開 平1−161153(JP,U) 実公 昭46−6493(JP,Y1) 登録実用新案3031539(JP,U) 特許庁編,技術動向シリーズ,特許か らみた機械要素便覧 固着,日本,社団 法人発明協会,1980年 9月25日,初 版,65頁、94頁、98頁 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 21/20

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カバー本体内に、エアバッグモジュール
    を収納したエアバッグ装置において、前記カバー本体に
    開口形成した取付け孔に装飾体の裏面に突設された固定
    ピンを、カバー本体表面側より挿入し、かつカバー本体
    の裏側に設けた係止部材のほぼ中央部に、装飾体側へ突
    して上下方向に弾性変形可能な膨出部を形成すると共
    に、膨出部の裏面側に凹部を設け、この膨出部に貫通孔
    を開口し、膨出部裏面の凹部に前記固定ピンの先端に突
    設された係止部が収容され、前記係止部材における前記
    貫通孔の周縁部に屈曲部を設け、前記屈曲部先端が前記
    固定ピンの係止部の上面を係止することにより、カバー
    本体に対し装飾体を固定したことを特徴とするエアバッ
    グ装置のカバー体。
  2. 【請求項2】 装飾体の裏面のほぼ中央に固定ピンを突
    設してなる請求項1記載のエアバッグ装置のカバー体。
  3. 【請求項3】 前記屈曲部は、係止部材の膨出部に開口
    された貫通孔の周縁を、下方へ断面ほぼU字状、または
    断面ほぼJ字状、もしくは断面ほぼ鉤状に屈曲させて
    成してなる請求項1記載のエアバッグ装置のカバー体。
  4. 【請求項4】 前記膨出部は、前記貫通孔を中心に放射
    方向に、複数のスリットが形成されて弾性変形可能に構
    成した請求項1または3記載のエアバッグ装置のカバー
    体。
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