JPH052335U - 車両用灯具のスイツチ構造 - Google Patents

車両用灯具のスイツチ構造

Info

Publication number
JPH052335U
JPH052335U JP4805391U JP4805391U JPH052335U JP H052335 U JPH052335 U JP H052335U JP 4805391 U JP4805391 U JP 4805391U JP 4805391 U JP4805391 U JP 4805391U JP H052335 U JPH052335 U JP H052335U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fixed
contact
terminal
operation lever
fixed terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4805391U
Other languages
English (en)
Inventor
武重 田沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ichikoh Industries Ltd
Original Assignee
Ichikoh Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ichikoh Industries Ltd filed Critical Ichikoh Industries Ltd
Priority to JP4805391U priority Critical patent/JPH052335U/ja
Publication of JPH052335U publication Critical patent/JPH052335U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 スイッチの固定接点と、光源バルブのソケッ
ト端子とを一体に連設した構造の車両用灯具のスイッチ
を改良して、操作の節度感を損わず、耐振性を損わず、
構成部品点数を減少させ、組立作業性を向上させる。 【構成】 操作レバーに切欠8aを設けて空間cを形成
する。操作レバーに取り付けた可動接片11に、半球状
に膨出する可動接点11aを形成する。固定端子9A
に、前記の可動接点に対応する凹球面状の固定接点を形
成するとともに、この固定接点に放射状の切目を入れて
フレキシビリティを与える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車両用灯具の光源バルブの端子に対してスイッチの固定端子を弾性 的に圧接せしめた構造のスイッチに関するものであって、例えばルームランプな どのように運転席の近傍に設置される灯具を点滅操作用のスイッチとして好適で ある。
【0002】
【従来の技術】
図5はこの種のスイッチの従来例を示す平面図であり、そのA−A′断面を図 6に示す。1は配線基板であって3個の位置決め突起1a,1b,1cが設けら れている。2は光源バルブであって固定端子3Aに接触,導通している。上記の 固定端子3Aにはフック状部3aが形成されており、このフック状部3aを前記 の位置決め突起1bに係合し、リベット3cによって基板1に固定されている。 この固定端子3Aは板金加工して構成されており、その一端を折り曲げてバネ片 3dが形成されている。前記光源バルブ2は、その端子を上記バネ片3dに当接 せしめ、該バネ片の弾力によって圧接されている。4は手動式の操作レバーであ って、枢支ピン5により基板1に枢着されている。この手動操作レバー4の一端 には可動接点として作用するボール6が配置され、スプリング7によって押し出 し方向に付勢されている。前記手動操作レバー4を枢支ピン5を中心として回動 させた場合にボール6が描く軌跡円弧に沿い、かつ前記固定端子3Aを介して対 向離間せしめて固定端子3B,3Cが設けられている。これらの固定端子3B, 3Cは、それぞれフック状部3aを位置決め突起1a,1cに係合せしめ、枢支 ピン5を中心として放射状に配列され、リベット3cによって基板1に固定され ている。 上記従来例の車両用灯具のスイッチ構造によれば、図5の状態では固定端子3 Aと同3Bとがボール6を介して導通され、光源バルブ2が固定端子3Bに導通 されている。操作レバー4を図5の左回り(反時計方向)に操作してボール6を 固定端子3Aと同3Cとに接触させると、光源バルブ2の端子は固定端子3Cに 導通される。上記の操作に際してボール6は固定端子3Aを乗り越えて固定端子 3A,3Cの間に落ち込むので、操作者は節度感の有る手応えを受ける。また、 上記の節度力によってスイッチの操作位置(導通状態)が安定に保持され、振動 を受けても安全である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
図5,図6に示した従来例のスイッチ構造によれば、a.光源バルブ2および スイッチ機構のアースを適宜に取ることを前提として、光源バルブとスイッチと の間を電線で接続する必要が無いこと。b.操作者が節度感の有る手応えを受け るので操作フィーリングが良く、誤操作のおそれが無いこと。および、c.耐振 性に優れていること。などの長所を有しているが、ボール6をスプリング7で付 勢している構造であるため構造が複雑で構成部品点数が多く、組立作業が難かし い。特に、組立作業の途中でボール6がスプリング7に弾かれて飛び出し、脱落 したり紛失したりするといったトラブルが有り、熟練した作業員であっても多大 の労力と時間とを要旨、製品の検査合格率が低い。 本考案は上述の事情に鑑みて為されたものであって、a.光源バルブ2および スイッチ機構のアースを適宜に取ることを前提として、 光源バルブとスイッチ との間を電線で接続する必要が無いこと。b.操作者が節度感の有る手応えを受 けるので操作フィーリングが良く、該操作のおそれが無いこと。および、c.耐 振性に優れていること。
【0004】 といった従来例の長所を損ねることなく、構造が簡単で組立作業の容易なスイッ チ構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための構成として本考案に係る車両用灯具のスイッチ構 造は、車両用灯具の光源バルブの端子に圧接,導通されるバネ片に一体連設され た固定端子と、上記固定端子に対向して回動可能に軸支された電気絶縁性材料製 の手動操作レバーと、上記手動操作レバーに取り付けられて上記固定端子に接触 ,導通する可動端子と、上記可動端子の回動軌跡円弧に沿って前記固定端子に隣 接せしめて設置された固定端子とを具備している車両用灯具のスイッチにおいて 、 前記固定端子に凹形半球面状の固定接点を形成するとともに、前記手動操作レ バーが上記半球面状接触部に対向している部分を切り欠いて空間を形成し、上記 と別体に半球面状に膨出した可動接点を有する可動接片を構成するとともに前記 固定接点の凹形半球面に放射状の切目を設けて上記固定接点にフレキシビリティ を与え、前記可動接片を前記の切り欠かれた空間内に位置せしめて操作レバーに 取り付けたことを特徴とする。
【0006】
【作用】
上記の構成によれば、可動接片の凸形可動接点が、固定端子の凹形固定接点に 嵌まり合うので節度感が得られ、かつ、上記の嵌まり合いによって耐振性に優れ ている(振動を受けても導通状態が変化しない)。その上、ボール・スプリング 手段を用いていないので組立作業が容易であり、別段の熟練を要しない。
【0007】
【実施例】
図3は本考案に係る車両用灯具のスイッチ構造の1実施例を示す平面図であっ て、前述の従来例における図5に対応する図である。そのB−B′断面を図4に 示す。1は回路基板、2は光源バルブである。回路基板1に対して電気絶縁性材 料(本例においては合成樹脂)製の操作レバー8が枢支ピン5によって回動自在 に枢着されている。上記操作レバー8が光源バルブ2の方に向いている側の端部 近傍に、基板1に対向する切欠8aを設ける。これにより、図示の空間cが形成 される。 一方、断面L字状の固定端子9Aを構成し、リベット10により基板1に固定 する。L字状の一辺はバネ片9aとして作用し、光源バルブ2の端子に圧接せし められる。上記固定端子9Aを介して、その両側に対向離間せしめて固定端子9 B,9Cが設けられる。図3に示した1d,1eは、前記操作レバー8の回動を 制限しているストッパである。図4に鎖線で囲んで示したD部の拡大図を図1( A)に示すとともに、該部の分解斜視図を図2に示す。固定接点9cは図1(C )に示すような板金製の部材であって、その断面は図1(B)のごとくである。 該固定接点9cは半球面状に成形し、放射状の切目9dが設けられている。これ により上記半球面状の固定接点9cはフレキシビリティを与えられ、図1(B) に仮想線で示した9c′のように撓み得る。図1(A)においては、固定端子9 Aから半球面状凹形の固定接点9cが可動接点11aに当接して撓んでいる。 操作レバー8が切り欠き残された部分8bは、図3に示したストッパ1d,1 eに当接して操作レバー8の回動角度を規制するために必要な強度と剛性とを維 持している。図2に示すように、前記の可動接点11aは半球面状に下方に凸な る形に膨出し、固定接点9cは上方に凹なる半球面状(詳しくは、半球面の一部 を形成する形状)をなしている。上記の可動接点11aが図2の矢印eのように 固定端子9A,9Bに圧接して球面状凹部に当接すると固定接点9A,9Bが導 通される。図2に示した9bは図外の光源バルブの端子に嵌合する孔ないし凹部 であり、これにより該光源バルブの端子が固定端子9A,可動接片11を介して 固定端子9Bに導通される。この状態で、凸形の可動接点11aが凹形の固定接 点9cに嵌合しているので、振動や衝撃を受けても操作レバー8が回動して接触 導通状態が自然に変化するおそれが無い。また、操作レバー8を回すときは可動 接点11aが固定接点9cから外に乗り上げた後、他の固定接点(例えば図2の 9c′)に落ち込むので、操作者は節度感を与えられ、フィーリングが良い。上 述のごとく本実施例は、図6に示した従来例のようなボール・スプリング手段を 用いることなく節度を与えられているので、ボール・スプリング手段に関する組 立作業の困難が無い。
【0008】
【考案の効果】
上述のごとく車両用灯具の光源バルブの端子に圧接,導通されるバネ片に一体 連設された固定端子と、上記固定端子に対向して回動可能に軸支された電気絶縁 性材料製の手動操作レバーと、上記手動操作レバーに取り付けられて上記固定端 子に接触,導通する可動端子と、上記可動端子の回動軌跡円弧に沿って前記固定 端子に隣接せしめて設置された固定端子とを具備している車両用灯具のスイッチ に本考案を適用して、前記固定端子に凹形半球面状の固定接点を形成するととも に、前記手動操作レバーが上記半球面状接触部に対向している部分を切り欠いて 空間を形成し、上記と別体に半球面状に膨出した可動接点を有する可動接片を構 成するとともに前記固定接点の凹形半球面に放射状の切目を設けて上記固定接点 にフレキシビリティを与え、前記可動接片を前記の切り欠かれた空間内に位置せ しめて操作レバーに取り付けると、a.光源バルブ2およびスイッチ機構のアー スを適宜に取ることを前提として、光源バルブとスイッチとの間を電線で接続す る必要が無いこと。b.操作者が節度感の有る手応えを受けるので操作フィーリ ングが良く、該操作のおそれが無いこと。および、c.耐振性に優れていること 。といった従来例の長所を損ねることなく、構造が簡単で組立作業の容易なスイ ッチを構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例における要部断面図
【図2】上記要部の分解斜視図
【図3】前記実施例の平面図
【図4】上記図3のB−B′断面図
【図5】従来例のスイッチ構造の平面図
【図6】上記図5のA−A′断面図
【符号の説明】
1…基板、1a,1b,1c…位置決め突起、1d,1
e…ストッパ、2…光源バルブ、3A,3B,3C…固
定端子、3a…フック状部、3c…リベット、3d…バ
ネ片、4…操作レバー、5…枢支ピン、6…ボール、7
…スプリング、8…操作レバー、8a…切欠、9A,9
B,9C…固定端子、9a…バネ片、9b…切目、9c
…半球状凹形の固定接点、10…リベット、11…可動
接片、11a…可動接点。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 車両用灯具の光源バルブの端子に圧接,
    導通されるバネ片に一体連設された固定端子と、上記固
    定端子に対向して回動可能に軸支された電気絶縁性材料
    製の手動操作レバーと、上記手動操作レバーに取り付け
    られて上記固定端子に接触,導通する可動端子と、上記
    可動端子の回動軌跡円弧に沿って前記固定端子に隣接せ
    しめて設置された固定端子とを具備している車両用灯具
    のスイッチにおいて、前記固定端子に凹形半球面状の固
    定接点を形成するとともに、前記手動操作レバーが上記
    半球面状接触部に対向している部分を切り欠いて空間を
    形成し、上記と別体に半球面状に膨出した可動接点を有
    する可動接片を構成するとともに、前記固定接点の凹形
    半球面に放射状の切目を設けて上記固定接点にフレキシ
    ビリティを与え、かつ前記可動接片を前記の切り欠かれ
    た空間内に位置せしめて操作レバーに取り付けたことを
    特徴とする、車両用灯具のスイッチ構造。
JP4805391U 1991-06-25 1991-06-25 車両用灯具のスイツチ構造 Pending JPH052335U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4805391U JPH052335U (ja) 1991-06-25 1991-06-25 車両用灯具のスイツチ構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4805391U JPH052335U (ja) 1991-06-25 1991-06-25 車両用灯具のスイツチ構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH052335U true JPH052335U (ja) 1993-01-14

Family

ID=12792601

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4805391U Pending JPH052335U (ja) 1991-06-25 1991-06-25 車両用灯具のスイツチ構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH052335U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4891234U (ja) * 1972-02-08 1973-11-02
JPS563890A (en) * 1979-06-20 1981-01-16 Gadelius Kk Rotating heat pipe-regenerator and soot blowing method for it

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4891234U (ja) * 1972-02-08 1973-11-02
JPS563890A (en) * 1979-06-20 1981-01-16 Gadelius Kk Rotating heat pipe-regenerator and soot blowing method for it

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5491311A (en) Multifunction switch
KR100281727B1 (ko) 멈춤부를 갖는 패들 브레이드 스위치 어샘블리
KR960008882A (ko) 회전조작형 스위치 및 다방향입력장치
JPH07307125A (ja) 多方向入力スイッチ
JP2007073261A (ja) ステアリングスイッチ装置
JP4318354B2 (ja) レバースイッチ
US4394555A (en) Switch assembly with pivoted actuator
JPH052335U (ja) 車両用灯具のスイツチ構造
US5742013A (en) Two-way lever switch
JP2500093Y2 (ja) 車両用灯具のスイッチ構造
US6570114B1 (en) Center contact and rocker arrangement for a single pole double-throw switch
JPH089861Y2 (ja) 車両用灯具のスイッチ構造
US5860516A (en) Electric switch assembly
EP1739792B1 (en) Circuit unit device
JP2001524745A (ja) とくにハンドル下方操作
JPH04136841U (ja) 車両用灯具のスイツチ構造
JP2008130497A (ja) スイッチ装置
US4191874A (en) Manually operable switch
US4682830A (en) Switch terminal
JP2005267947A (ja) スイッチ装置
JP3663366B2 (ja) プッシュスイッチ
JPH0739150Y2 (ja) スイッチ
JP2008130498A (ja) スイッチ装置
JPH0715067Y2 (ja) スイッチ
JP2871465B2 (ja) 自動車用ホーンスイッチのコンタクトプレート