JPH073145B2 - パネルシャッターの開閉案内装置 - Google Patents

パネルシャッターの開閉案内装置

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JPH073145B2
JPH073145B2 JP63191304A JP19130488A JPH073145B2 JP H073145 B2 JPH073145 B2 JP H073145B2 JP 63191304 A JP63191304 A JP 63191304A JP 19130488 A JP19130488 A JP 19130488A JP H073145 B2 JPH073145 B2 JP H073145B2
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JP
Japan
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curved
guide
panel
escape
shutter
Prior art date
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JP63191304A
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JPH0243486A (ja
Inventor
寿麿 中谷
Original Assignee
スワン商事株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はパネルシャッターに関し,特にその開閉案内装
置に関する。
〔従来の技術〕
この種パネルシャッターの開閉案内装置として,例えば
実開昭54−20538号が知られている。
これによれば,各内外一対のうち外側にして90゜の回動
範囲を有するパネルの上吊連結部案内用の縦ガイドを湾
曲曲成部を介して内方に延設して上吊ガイドとし,内側
にして同じく90゜の回動範囲を有するパネルの脱出連結
部案内用の縦ガイドを上記湾曲曲成部の下方において解
放するとともに脱出連結部を縦ガイドに導入するように
縦ガイドを同じく内方に湾曲延設するようにした導入用
のガイドを備えたガイドレールを用いるものとされる。
〔発明が解決しようとする課題〕
このパネルシャッターにあっては,垂直伸張状態に閉成
したパネル連結のシャッター本体を開成する場合,上吊
連結部が縦ガイドから湾曲曲成部を経て上吊ガイドに送
り出される一方,脱出連結部は縦ガイドから分岐ガイド
を経て吊下げられ,パネルの蛇腹状折畳み状態での収納
がスムーズに行われることになるが,逆にこの蛇腹状折
畳み状態に開成したシャッターカーテンを閉成する場合
には,閉成のための下方引張力又は湾曲曲成部での縦ガ
イド側への回転力によってシャッター本体が蛇腹状折畳
み状態のまま湾曲曲成部側に引き寄せられる寄りつき現
象が発生し,後続のパネルが先行するパネルの回動を阻
害する結果,パネルの縦ガイドへの送り出しが阻害され
て,スムーズな閉成が得難いという問題点がある。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので,その解決
課題とする処は,蛇腹状折畳み状態のままの寄りつき現
象を解消してスムーズな開閉を行うことができるパネル
シャッターの開閉案内装置を提供するにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は,各内外一対のうち外側にして90゜の回動範囲
を有するパネルの上吊連結部案内用の縦ガイドを,湾曲
曲成部を介して内方に延設して上吊ガイドとし,内側に
して同じく90゜の回動範囲を有するパネルの脱出連結部
案内用の縦ガイドを上記湾曲曲成部の下方において解放
した左右対向配設のガイドレールと,上記湾曲曲成部と
の離隔間隔をパネルの高さ幅に対して可及的に小間隔と
するように間隔規制して該湾曲曲成部の内周側の近傍位
置にこれに沿う湾曲面を形成するように配設し,湾曲曲
成部通過の隣接パネルを可及的に伸張状態とする脱出連
結部下支え状支承誘導用の湾曲ガイドとを備えてなるこ
とを特徴とするパネルシャッターの開閉案内装置に係り
且つこれを発明の要旨として上記課題解決の手段とする
ものである。
〔作用〕
本発明にあっては,シャッター本体の閉成に際して,上
吊連結部を上吊ガイドから湾曲曲成部を介して縦ガイド
に送り出す一方,脱出連結部を湾曲ガイドに下支え状に
強制的に支承誘導して,該脱出連結部を上方に押上げる
ように上吊連結部に遅れを生ぜしめ,湾曲曲成部を通過
する隣接パネルを180゜又はそれ以下の可及的な伸張状
態とし,後続のパネルの寄りつき現象を防止しながら,
順次縦ガイドに送り出すようにしてスムーズな開閉を行
う。
〔実施例〕
以下実施例を示す図面に従って本発明を更に具体的に説
明すれば,1はアルミ製としたパネルシャッター,2はその
シャッター本体,20は該シャッター本体2開閉用に左右
に対向して配設したガイドレールをそれぞれ示す。
シャッター本体2は,それぞれ框組みした枠框4内に透
明ガラス5を嵌着保持してなる矩形横長にして,例えば
高さ幅Lを約20cmとしたパネル3を,隔設交互の上吊連
結部6と脱出連結部7とによって回動自在に垂直伸張と
蛇腹状折畳みを行うように連結したものとし,本例にあ
ってこの連結は,それぞれパネル3との間で,内外交互
に各90゜の回動範囲を有する蝶番9を構成するように連
結蝶番枠8をパネル3間に介設することによって行って
ある。
またシャッター本体2の各上吊連結部6と脱出連結部7
には,前者を外側とし,後者を内側とするようにそれぞ
れ交互に前後に偏位した上吊戸車10と脱出戸車11とを両
側においてこれら各連結部から突出位置を違えて突出配
設してある。
このように構成したシャッター本体2開閉用のガイドレ
ール20は,各内外一対のうち外側にして上記パネル3の
上吊連結部6案内用の縦ガイド21を,湾曲曲成部23を介
して内方に延設して上吊ガイド24とし,内側にして上記
パネル3の脱出連結部7案内用の縦ガイド22を上記湾曲
曲成部23の下方において解放したものとして構成してあ
る。
本例にあってガイドレール20は,長尺のアルミ押出材に
切欠加工や湾曲加工を施して一連一体に縦ガイド21,22
と湾曲曲成部23及び上吊ガイド24を配設したものとし,
上吊ガイド24はこれを縦ガイド21に90゜の角度をなすよ
うに内方に水平に延設したものとしてあり,内外一対の
縦ガイド21,22はそれぞれ隔設交互一方の上吊連結部6
の上吊戸車10及び隔設交互他方の脱出連結部7の脱出戸
車11をそれぞれ受入れ転動することによってこれら連結
部を別個に開閉案内するものとし,上吊戸車10を湾曲曲
成部23を介して上吊ガイド24に至らしめる一方,脱出戸
車11を湾曲曲成部23下方で縦ガイド22から脱出させ,上
吊連結部6を上吊ガイド24に支承した状態で脱出連結部
7を吊下げ状とすることによって該上吊ガイド24におい
てシャッター本体2を蛇腹状折畳み状態に開成収納し,
また逆に上吊戸車10を湾曲曲成部23を介して縦ガイド21
に至らしめ,脱出戸車11を縦ガイド22に至らしめること
によってシャッター本体2を蛇腹状折畳み状態から垂直
伸張状態に閉成降下させるものとしてある。
28はシャッター本体2の開閉をスムーズとするように配
設した湾曲ガイドであり,該湾曲ガイド28は,ガイドレ
ール20の上記湾曲曲成部23との離隔間隔dをパネル3の
高さ幅Lに対して可及的に小間隔とするように間隔規制
して該湾曲曲成部23の内周側の近傍位置にこれに沿う湾
曲面を形成するように配設し,湾曲曲成部23通過の隣接
パネル3を可及的に伸張状態とする脱出連結部7下支え
状支承誘導用のものとしてある。
本例において湾曲ガイド28は,ガイドレール20間幅方向
に両側部を含んで複数とした円盤状にして回転自在のも
のを用いて,シャッター本体2の開閉に伴い,該シャッ
ター本体2と同一方向に回転して,両側部においては脱
出戸車11をその湾曲面に転動させ,その余においては直
接に脱出連結部7を摺接させることによって,縦ガイド
22から脱出した脱出連結部7を下支え状に強制的に支承
誘導するものとしてあり,このとき湾曲ガイド28が脱出
連結部7を上方に押上げることによって,該脱出連結部
7が上吊連結部6の進行に対して遅れを生じて湾曲曲成
部23を通過する隣接パネル3を180゜又はそれ以下の可
及的に伸張状態とした上,上吊ガイド24又は縦ガイド22
方向に該パネル3を順次送り出し,特にシャッター本体
2の閉成に際しては,上記可及的な伸張状態とすること
によって,蛇腹状折畳み状態にある後続のパネル3の寄
りつき現象を防止して,シャッター本体2のスムーズな
開閉を行うようにしてある。
第4図乃至第6図は,湾曲ガイド28設置の態様を示した
もので,第4図にあっては,湾曲ガイド28を,ガイドレ
ール20の湾曲曲成部23と同心円をなす円盤状としてあ
り,該ガイド28と湾曲曲成部23との関係を,湾曲曲成部
23の半径をR1,湾曲ガイド28の半径をR2,パネル3の高さ
幅をL,全面蝶番9の間隔をlとして,R2=SQR{R1
(L+l/2)}により湾曲ガイド28の半径を設定し,
また湾曲曲成部23と湾曲ガイド28の離隔間隔dを,d=R
−R2=R1−SQR{R1−(L+2/l)}により間隔規制
して設定したものとしてある。但しこれはパネル3の肉
厚を無視した計算式であるので,これを加えると実際に
は湾曲ガイド28の半径は,その実線の円に示すとおり上
記によるR2の数値よりやや小径のものとなる。
この計算式による第4図の態様では,図示される如く
に,湾曲ガイド28による脱出連結部7の支承誘導により
隣接パネル3は,湾曲曲成部23において直線状の伸張状
態となってこれを通過する。
第5図の態様は,同じく湾曲ガイド28を,ガイドレール
20の湾曲曲成部23と同心円をなす円盤状とするも,その
半径R2をより小径化して湾曲曲成部23との離隔間隔d
を,パネル3の高さ幅Lに対して可及的に小間隔に間隔
規制した上,第4図の態様におけるより広げるようにし
てあり,この態様にあっては,同じく図示される如く
に,湾曲ガイド28による脱出連結部7の支承誘導により
隣接パネル3は,湾曲曲成部23においてV字状をなす如
きにやや傾斜するも可及的な伸張状態となってこれを通
過する。
なおこのとき離隔間隔dを広げすぎると図中aに示すパ
ネル3の前倒れ角度が拡大する結果,脱出連結部7の縦
ガイド22への円滑な係合が損われる可能性を生じるの
で,これを避け,離隔間隔dはこれを可及的に小間隔に
間隔規制して前倒れを防止してパネル3が可及的に伸張
状態となるようにすることが必要である。
第6図の態様は,湾曲曲成部23の半径R1を,湾曲ガイド
28の半径R2を違えて,前者を後者より小径化し,双方の
中心O,Oをずらして配置し,上記離隔間隔dを,d=
L+l/2−{SQR(2)−1}R2とする計算式により間隔
規制して設定することによって,上記第4図におけると
同様に隣接パネル3を湾曲曲成部23において直線状の伸
張状態となってこれを通過するようにしてある。
図中12はシャッター本体2下端の戸当り枠,25は縦ガイ
ド22の解放口,26は脱出戸車11の導入用のガイドブロッ
ク,27はその傾斜面,30はシャッター本体2の吊上げ用ワ
イヤー,31は該ワイヤー30のプーリー,32はシャッタード
ラム,33は本例において上記湾曲ガイド28を固定又は遊
嵌して回動自在としたシャッタードラム32におけるシャ
フト,34はその付勢用コイルスプリングである。
図示した例は以上のとおりとしたが,湾曲曲成部,湾曲
ガイドを楕円状とし,湾曲ガイドを板状乃至枠状とする
こと等を含めて,本発明の実施に当って,パネル上吊連
結部,脱出連結部,ガイドレール,その縦ガイド,湾曲
曲成部,上吊ガイド,湾曲ガイドの各具体的構造,形
状,材質,寸法,径,数量,これらの関係,これらに対
する付加等は,上記発明の要旨に反しない限り,様々に
変更した態様のものとすることができ,以上に図示し説
明したものに殊更限定するには及ばない。
〔発明の効果〕
以上のとおり本発明は,各内外一対のうち外側にして90
゜の回動範囲を有するパネルの上吊連結部案内用の縦ガ
イドを,湾曲曲成部を介して内方に延設して上吊ガイド
とし,内側にして同じく90゜の回動範囲を有するパネル
の脱出連結部案内用の縦ガイドを上記湾曲曲成部の下方
において解放した左右対向配設のガイドレールと,上記
湾曲曲成部との離隔間隔をパネルの高さ幅に対して可及
的に小間隔とするように間隔規制して該湾曲曲成部の内
周側の近傍位置にこれに沿う湾曲面を形成するように配
設し,湾曲曲成部通過の隣接パネルを可及的に伸張状態
とする脱出連結部下支え状支承誘導用の湾曲ガイドとを
備えてなることを特徴とするから,特にシャッター本体
の閉成に際して,湾曲ガイドが湾曲曲成部を通過する隣
接パネルを180゜又はそれ以下の可及的な伸張状態とす
るから,蛇腹状折畳み状態にある後続のパネルの寄りつ
き現象を防止して垂直伸張状態とする閉成を行うことが
でき,垂直伸張状態と蛇腹状折畳み状態との間で双方向
へのシャッター本体の開閉をともにスムーズとするパネ
ルシャッターの開閉案内装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は実施例を示すもので,第1図はパネルシャッター
の斜視図,第2図はパネルの伸張状態を示す縦断面図,
第3図はパネル蛇腹状折畳み状態を示す縦断面図,第4
図乃至第6図はそれぞれ湾曲曲成部と湾曲ガイドとの関
係を模式的に示した態様の各側面図である。 1…パネルシャッター、21…縦ガイド 2…シャッター本体、22…縦ガイド 3…パネル、23…湾曲曲成部 6…上吊連結部、24…上吊ガイド 7…脱出連結部、28…湾曲ガイド 20…ガイドレール

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各内外一対のうち外側にして90゜の回動範
    囲を有するパネルの上吊連結部案内用の縦ガイドを,湾
    曲曲成部を介して内方に延設して上吊ガイドとし,内側
    にして同じく90゜の回動範囲を有するパネルの脱出連結
    部案内用の縦ガイドを上記湾曲曲成部の下方において解
    放した左右対向配設のガイドレールと,上記湾曲曲成部
    との離隔間隔をパネルの高さ幅に対して可及的に小間隔
    とするように間隔規制して該湾曲曲成部の内周側の近傍
    位置にこれに沿う湾曲面を形成するように配設し,湾曲
    曲成部通過の隣接パネルを可及的に伸張状態とする脱出
    連結部下支え状支承誘導用の湾曲ガイドとを備えてなる
    ことを特徴とするパネルシャッターの開閉案内装置。
JP63191304A 1988-07-31 1988-07-31 パネルシャッターの開閉案内装置 Expired - Lifetime JPH073145B2 (ja)

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JPH0243486A JPH0243486A (ja) 1990-02-14
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