JPH0750548Y2 - パネルシャッター - Google Patents

パネルシャッター

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Publication number
JPH0750548Y2
JPH0750548Y2 JP711690U JP711690U JPH0750548Y2 JP H0750548 Y2 JPH0750548 Y2 JP H0750548Y2 JP 711690 U JP711690 U JP 711690U JP 711690 U JP711690 U JP 711690U JP H0750548 Y2 JPH0750548 Y2 JP H0750548Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
shutter
roller
sprocket
top panel
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP711690U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0399187U (ja
Inventor
博 岩崎
勝 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanwa Shutter Corp
Original Assignee
Sanwa Shutter Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanwa Shutter Corp filed Critical Sanwa Shutter Corp
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、シャッターカーテンを成す各パネルが左右一
対のローラチェーンに所定間隔で連結されたパネルシャ
ッターに関する。
〔従来の技術〕
この種のパネルシャッターは、第7図及び第8図に示す
ように、シャッターカーテンを成す各パネルP1〜P8の左
右両端に突設される上部ガイドローラ1のローラ軸2を
所定間隔で取り付けた左右一対のローラチェーン3が、
シャッターの開閉方向に回転するスプロケット4で駆動
され、当該スプロケット4をシャッターの開放方向に回
転させてローラチェーン3を巻き上げた時に、各パネル
P1〜P8が順次垂直状態で上昇して、シャッターカーテン
の下端を成すボトムパネルP8を除く各パネルP1〜P7が、
その垂直状態を保ったままスプロケット4を通過して、
上部ガイドローラ1を案内する収納レール5に移行し、
当該レール5に沿って前後に隣接した状態でケーシング
6内に収納されるようになっている。
この際、シャッターカーテンの上端を成すトップパネル
P1をスプロケット4から吊り下げて昇降させる各ローラ
チェーン3の余長部3aは、収納レール5と並行に配され
たチェーンガイド7に沿って滑動する自由端との間に弛
みが生じ、その弛みが、徐々に大きくなって、トップパ
ネルP1が所定の収納位置に達した時には、当該トップパ
ネルP1の左右両端に突設された下部ガイドローラ8より
も低く垂れ下がる。
〔考案が解決しようとする課題〕
このため、余長部3aの弛みが、ケーシング6内に収納レ
ール5を取り付けているブラケット9に向かって外方に
揺動しながら垂れ下がると、その弛みのループ中にトッ
プパネルP1の下部ガイドローラ8が入り込むことがあ
る。
そして、このような状態になると、スプロケット4をシ
ャッターの閉鎖方向に回転させた時に、当該スプロケッ
ト4で駆動されるローラチェーン3の余長部3aが、第9
図に示すように、トップパネルP1の下部ガイドローラ8
に引っ掛かって、当該パネルP1を水平状態に持ち上げ、
シャッターの全閉が不能になると同時に、パネルP1を破
損するおそれがあった。
そこで本考案は、ローラチェーン3の余長部3aがトップ
パネルP1の下部ガイドローラ8に引っ掛からないように
することを技術的課題としている。
〔課題を解決するための手段〕
この課題を解決するために、本考案は、シャッターカー
テンを成す各パネルの左右両端に突設される上部ガイド
ローラのローラ軸を所定間隔で取り付けた左右一対のロ
ーラチェーンが、シャッターの開閉方向に回転するスプ
ロケットで駆動され、当該スプロケットをシャッターの
開放方向に回転させて前記ローラチェーンを巻き上げた
時に、前記各パネルが順次垂直状態で上昇して、シャッ
ターカーテンの下端を成すボトムパネルを除く各パネル
が、垂直状態を保ったまま前記スプロケットを通過して
前記上部ガイドローラを案内する収納レールに移行し、
当該レールに沿って前後に隣接した状態で収納されるパ
ネルシャッターにおいて、シャッターカーテンの上端を
成すトップパネルを前記スプロケットから吊り下げて昇
降させる前記各ローラチェーンの余長部に、前記トップ
パネルの左右両端に突設される上部ガイドローラのロー
ラ軸と一定の間隔を保ってガイドローラのローラ軸が取
り付けられ、当該各ガイドローラが、一端側が前記トッ
プパネルの上部に対して上下回動可能に連結されて当該
トップパネルの移動方向に折り畳み可能に形成された伸
縮部材の他端側に設けた軸受に支持されて、前記収納レ
ールに沿って案内されるように成されていることを特徴
とする。
〔作用〕
本考案によれば、トップパネルが収納レールに移行した
時に、ローラチェーンの余長部が、当該余長部に取り付
けられたガイドローラのローラ軸によって、当該ガイド
ローラを案内する収納レールに吊られた状態となるか
ら、弛みを生じて垂れ下がる長さが非常に短くなる。
したがって、余長部の弛みがトップパネルの下部ガイド
ローラよりも下方に垂れ下がって当該ガイドローラに引
っ掛かることを確実に防止することができる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて具体的に説明す
る。
第1図は本考案によるパネルシャッターの一例を示す側
面図、第2図及び第3図はそれに用いる伸縮部材の正面
図及び側面図である。
なお、第7図乃至第9図に示す従来例との共通部分につ
いては、同一符号を付して詳細説明は省略する。
本例では、ローラチェーン3の余長部3aに、トップパネ
ルP1の左右両端に突設される上部ガイドローラ1のロー
ラ軸2と一定の間隔を保ってガイドローラ10のローラ軸
11が取り付けられている。
そして、各ガイドローラ10が、一端側がトップパネルP1
の上部に対して蝶番12で上下回動可能に連結されて当該
トップパネルP1の移動方向に折り畳み可能に形成された
伸縮部材13の他端側に設けた軸受14に支持されて、収納
レール5に沿って案内されるようになっている。
伸縮部材13は、上端に蝶番12を設けた前板13aと、上端
に軸受14を設けた後板13bとが、その下端同士を蝶番15
によって互いに連結した構造になっている。
しかして、ローラチェーン3をシャッターの開放方向に
駆動させて、トップパネルP1がスプロケット4から収納
レール5に移行すると、ローラチェーン3の余長部3a
が、当該余長部3aに取り付けられて伸縮部材13で収納レ
ール5に案内されるように支持されたガイドローラ10の
ローラ軸11によって中間部分を吊られた状態で、トップ
パネルP1の収納位置に向かって移動する。
これにより、余長部3aの弛みが垂れ下がる長さを短くし
て、その弛みがトップパネルP1の下部ガイドローラ8よ
り下方に垂れ下がらないようにすることができる。
したがって、ローラチェーン3をシャッターの閉鎖方向
に駆動させた時に、その余長部3aの弛みがトップパネル
P1の下部ガイドローラ8に引っ掛かってシャッターが全
閉できなくなったり、トップパネルP1が破損する事故を
確実に防止することができる。
なお、余長部3aが非常に長い時は、第4図に示すよう
に、伸縮部材13を成す前板13a及び後板13bを蝶番16によ
って複数組連設すればよい。
次に、第5図は本考案の他の実施例を示す概略側面図、
第6図はその要部を示す正面図である。
本例においては、トップパネルP1が収納レール5に移行
して各ローラチェーン3の余長部3aが弛みを生じて垂れ
下がる位置に、当該余長部3aがトップパネルP1の左右両
端に突設された下部ガイドローラ8より外方に揺動する
ことを阻止する揺れ止めガイド17に設けられている。
この揺れ止めガイド17は、収納レール5に垂直に吊られ
て移動するトップパネルP1の下部ガイドローラ8よりも
高位置に沿って、ケーシング6の内壁に設けたブラケッ
ト9に取り付けられている。
また、揺れ止めガイド17は、上方から垂れ下がって来る
余長部3aの弛みが当該ガイド17の下方側に円滑に案内さ
れると同時に、その下方側から上昇して行く余長部3aの
弛みが当該ガイド17に引っ掛からないようにするため、
断面く字状に折曲された金属板で成形されている。
しかして、トップパネルP1がスプロケット4から収納レ
ール5に移行して所定の収納位置に向かって移動し、ロ
ーラチェーン3の余長部3aに生ずる弛みがトップパネル
P1の下部ガイドローラ8の近くまで垂れ下がると、その
弛みが、揺れ止めガイド17に案内されて、下部ガイドロ
ーラ8より外方に揺動することを阻止された状態で当該
下部ガイドローラ8より下方に垂れ下がる。
これにより、ローラチェーン3の余長部3aにトップパネ
ルP1の下部ガイドローラ8が引っ掛かるおそれが解消さ
れる。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案によれば、ローラチェーンに
よって連結された各パネルを収納レールに垂直に吊り下
げて収納する時に、当該ローラチェーンの余長部がシャ
ッターカーテンの上端を成すトップパネルの下部ガイド
ローラに引っ掛かって当該トップパネルが破損された
り、シャッターの全閉が不能になったりする事故を確実
に防止することができるという大変優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるパネルシャッターの一例を示す側
面図、第2図及び第3図はそれに用いる伸縮部材の正面
図及び側面図、第4図はその変形例を示す側面図、第5
図は本考案の他の実施例を示す概略側面図、第6図はそ
の要部を示す正面図、第7図は従来例の構成を示す側面
図、第8図はその部分正面図、第9図は従来例の欠点と
なる動作を示す概略側面図である。 符号の説明 P1〜P8……パネル、1……上部ガイドローラ、2……ロ
ーラ軸、3……ローラチェーン、4……スプロケット、
5……収納レール、8……下部ガイドローラ、10……ガ
イドローラ、11……ローラ軸、13……伸縮部材、14……
軸受、17……揺れ止めガイド。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シャッターカーテンを成す各パネル(P1)〜
    (P8)の左右両端に突設される上部ガイドローラ(1)の
    ローラ軸(2)を所定間隔で取り付けた左右一対のロー
    ラチェーン(3)が、シャッターの開閉方向に回転する
    スプロケット(4)で駆動され、当該スプロケット
    (4)をシャッターの開放方向に回転させて前記ローラ
    チェーン(3)を巻き上げた時に、前記各パネル(P1)〜
    (P8)が順次垂直状態で上昇して、シャッターカーテンの
    下端を成すボトムパネル(P8)を除く各パネル(P1)〜(P7)
    が、垂直状態を保ったまま前記スプロケット(4)を通
    過して前記上部ガイドローラ(1)を案内する収納レー
    ル(5)に移行し、当該レール(5)に沿って前後に隣
    接した状態で収納されるパネルシャッターにおいて、シ
    ャッターカーテンの上端を成すトップパネル(P1)を前記
    スプロケット(4)から吊り下げて昇降させる前記各ロ
    ーラチェーン(3)の余長部(3a)に、前記トップパネ
    ル(P1)の左右両端に突設される上部ガイドローラ(1)
    のローラ軸(2)と一定の間隔を保ってガイドローラ
    (10)のローラ軸(11)が取り付けられ、当該各ガイド
    ローラ(10)が、一端側が前記トップパネル(P1)の上部
    に対して上下回動可能に連結されて当該トップパネル(P
    1)の移動方向に折り畳み可能に形成された伸縮部材(1
    3)の他端側に設けた軸受(14)に支持されて、前記収
    納レール(5)に沿って案内されるように成されている
    ことを特徴とするパネルシャッター。
  2. 【請求項2】シャッターカーテンを成す各パネル(P1)〜
    (P8)の左右両端に突設される上部ガイドローラ(1)の
    ローラ軸(2)を所定間隔で取り付けた左右一対のロー
    ラチェーン(3)が、シャッターの開閉方向に回転する
    スプロケット(4)で駆動され、当該スプロケット
    (4)をシャッターの開放方向に回転させて前記ローラ
    チェーン(3)を巻き上げた時に、前記各パネル(P1)〜
    (P8)が順次垂直状態で上昇して、シャッターカーテンの
    下端を成すボトムパネル(P8)を除く各パネル(P1)〜(P7)
    が、垂直状態を保ったまま前記スプロケット(4)を通
    過して前記上部ガイドローラ(1)を案内する収納レー
    ル(5)に移行し、当該レール(5)に沿って前後に隣
    接した状態で収納されるパネルシャッターにおいて、シ
    ャッターカーテンの上端を成すトップパネル(P1)が前記
    収納レール(5)に移行して、当該トップパネル(P1)を
    前記スプロケット(4)から吊り下げて昇降させる前記
    各ローラチェーン(3)の余長部(3a)が弛みを生じて
    垂れ下がる位置に、当該余長部(3a)の弛みが前記トッ
    プパネル(P1)の左右両端に突設された下部ガイドローラ
    (8)より外方に揺動することを阻止する揺れ止めガイ
    ド(17)が設けられていることを特徴とするパネルシャ
    ッター。
JP711690U 1990-01-30 1990-01-30 パネルシャッター Expired - Lifetime JPH0750548Y2 (ja)

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JPH0399187U JPH0399187U (ja) 1991-10-16
JPH0750548Y2 true JPH0750548Y2 (ja) 1995-11-15

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ID=31510776

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