JP3829760B2 - ブラインド装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、建物、特に事務所ビル、戸建住宅又は集合住宅において窓等の開口部を開放又は遮蔽するためのブラインド装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
この種のブラインド装置は、窓の左右の縦枠又は窓の外側に併設された左右の縦枠等の間に複数のスラットを配し、これら複数のスラットを昇降させて窓等の開口部を開放又は遮蔽している。
【0003】
ところで、斯かるブラインド装置では、通常、開口部の開放においては複数のスラットを開口部の上方に重ね合わせて束ね、開口部の遮蔽においては束ねられた複数のスラットのうちの下方側のスラットを次々と下降させているので、開口部の開放において上方に重ね合わせて束ね合わされた複数のスラットが開口部の視界を遮って、室内の居住者は開口部の開放において十分な開放感を得ることができない。
【0004】
また、開口部の開放において十分な開放感を得るために、複数のスラットのうちの最上位のスラットの昇降に従属させて最上位のスラットに続く下方の他のスラットを昇降させると共に開口部の開放において複数のスラットを開口部内の下方に重ね合わせて束ねるようにすると、開口部内の下方空間を束ね合わされた複数のスラットのために常に空けておかなければならず、開口部内の空間の利用効率が悪いという問題がある。
【0005】
本発明は、前記諸点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、開口部の開放において複数のスラットを下方に重ね合わせて束ね合わせるようにして、開口部の開放においても十分な開放感を得ることができる上に、開口部内の下方を他の構成部材のために効果的に利用できるブラインド装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の第一の態様のブラインド装置は、開口部を画成する縦枠と、開口部外において開口部を遮蔽するスラット本体を夫々有した複数のスラットと、各スラットを連結するリンク機構と、最上位のスラットを回動させるチルト機構と、最上位のスラットを昇降させる昇降機構とを具備しており、ここで、最上位のスラットに続く他のスラットは、昇降機構による最上位のスラットの昇降と共にリンク機構を介して昇降されるようになっていると共に、チルト機構による最上位のスラットの回動と共にリンク機構を介して回動されるようになっている。
【0007】
第一の態様のブラインド装置によれば、昇降機構が最上位のスラットを昇降させるようになっているために、開口部の開放において複数のスラットを下方の床レベル近傍で重ね合わせて束ね合わせることができ、而して、開口部の開放において開口部からの外部への視界がスラットによって遮られることがなくなる結果、開口部の開放において室内の居住者に十分な開放感を与えることができる上に、スラット本体が開口部外において開口部を遮蔽するために、開口部を画成する縦枠間、例えば縦枠間の下方を他の構成部材、例えば昇降機構の電動モータの設置空間として用いることができ、而して、他の構成部材を開口部の上方に設置する必要がなくなるために開口部の上方を十分に広くできる。
【0008】
本発明の第二の態様のブラインド装置では、第一の態様のブラインド装置において、各スラットは、スラット本体の後縁よりも更に後方に伸びたアームを有しており、縦枠は、スラットの昇降において各スラットのアームの後端を直線的に案内する案内路を有している。
【0009】
本発明の第三の態様のブラインド装置では、第一又は第二の態様のブラインド装置において、リンク機構は、開口部外において各スラットを貫通して各スラットを連結する前方のリンクと、開口部内において各スラットの後端を連結する後方のリンクとを具備している。
【0010】
本発明において、リンクは、複数対の長尺板又は細棒からなっていてもよいが、これに代えて可撓性の紐状体であってもよく、要は、開口部が開放される際にはスラット本体の互いの重ね合わせを許容し、開口部が遮蔽される際には最上位のスラットの上昇を後続のスラットに伝達して、次々に後続のスラットを上昇させることができるようになっていればよい。
【0011】
本発明の第四の態様のブラインド装置では、第一から第三のいずれかの態様のブラインド装置において、チルト機構は、最上位のスラットに連結されたチルトアームと、このチルトアームの後端を案内してチルトアームを回動させる案内面とを具備しており、案内面は縦枠に設けられている。
【0012】
本発明の第五の態様のブラインド装置は、第一から第四のいずれかの態様のブラインド装置において、スラットの回動を規制する規制手段を更に具備している。
【0013】
規制手段は、好ましくは本発明の第六の態様のブラインド装置のように、チルト機構に設けられた円弧溝と、昇降機構に設けられていると共に円弧溝に係合した係合部材とを具備している。
【0014】
本発明の第七の態様のブラインド装置では、第一から第六のいずれかの態様のブラインド装置において、昇降機構は、一端部で最上位のスラットに連結されたチェーンと、このチェーンに掛け回されたスプロケットホイールと、チェーンを走行させる電動モータとを具備しており、縦枠は、チェーンを直線的に案内する案内路を有している。
【0015】
本発明の第八の態様のブラインド装置では、第七の態様のブラインド装置において、チェーンは他端部で自由端となっており、スプロケットホイールは一対からなり、一方のスプロケットホイールは、最上位のスラットに連結された一端部から上方に伸びるチェーンを下方に伸びるように転向させており、他方のスプロケットホイールは、一方のスプロケットホイールによって転向させられたチェーンを上方に伸びるように転向させており、電動モータは、チェーンを走行させるべく、他方のスプロケットホイールを回転させるようになっている。
【0016】
次に本発明及びその実施の形態を、図に示す好ましい例に基づいて更に詳細に説明する。なお、本発明はこれら例に何等限定されないのである。
【0017】
【発明の実施の形態】
図1から図5において、本例のブラインド装置1は、窓の開口部2を画成する左右の縦枠3と、開口部2外であって外部141において開口部2を簾状に遮蔽するスラット本体4を夫々有した複数のスラット5と、各スラット5を連結するリンク機構6と、最上位のスラット5を回動させるチルト機構7と、最上位のスラット5を昇降させる昇降機構8と、スラット4のR1方向の回動を規制する規制手段9とを具備している。
【0018】
縦枠3の上端面には庇部材10が配されており、縦枠3の上方前面にはカバー部材11が固着されている。縦枠3、リンク機構6、チルト機構7、昇降機構8及び規制手段9の夫々は、昇降機構8の電動モータ12の配置を除いて左右の縦枠3側において互いに実質的に同様に構成されているので、以下、左の縦枠3側について主に説明する。
【0019】
縦枠3は、複層の窓ガラス15を支持する縦枠本体16と、縦枠本体16にねじなどにより固定された中空のガイド枠17とを具備しており、ガイド枠17は、左側壁部18、右側壁部19及び後壁部20を有しており、左側壁部18及び後壁部20には、夫々一対からなるチェーン案内用の突起21、22及び23並びにローラ案内用の突起24が一体的に形成されており、右側壁部19には、傾斜したローラ案内溝25を形成する突起26が一体的に形成されている。
【0020】
縦枠3は、一対の突起21、22及び23の夫々で規定された案内路31並びにチェーン案内路32及び33を具備すると共に一対の突起24で規定されていると共にスラット5の昇降においてチェーン91の一端部95(図10参照)を案内路31と協働して直線的に案内する案内路36を有している。
【0021】
複数のスラット5において、最上位のスラット5は、特に図6に詳細に示すように、長手方向に直交する断面において湾曲した形状を有するスラット本体4に加えて、スラット本体4の左右両端にねじ等により固着されているスラットホルダ41を具備しており、各スラットホルダ41は、スラット本体4の一端にねじ等により固着されているホルダ本体42と、ホルダ本体42に一体成形されていると共にスラット本体4の後縁43よりも更に後方に伸びたアーム35とを有している。本例では、ホルダ本体42にアーム35と同様に一体成形されてスラット本体4に連結されていると共にアーム35と同様にスラット本体4の後縁43よりも更に後方に伸びたチルトアーム45がアーム35と一体となるように形成されており、チルトアーム45の後端には、ローラ46が回転自在に取り付けられている。ホルダ本体42の下面側には、各スラット5を連結する前方のリンク51において、最上位のリンク部材52の上端部53が回転自在に連結される軸ピン54が取り付けられている。
【0022】
最上位のスラット5を除く他のスラット5の夫々は、特に図7に詳細に示すように、長手方向に直交する断面において湾曲した形状を有するスラット本体4に加えて、スラット本体4の左右両端にねじ等により固着されているスラットホルダ61を具備しており、各スラットホルダ61は、スラット本体4の一端にねじ等により固着されているホルダ本体62と、ホルダ本体62に一体成形されていると共にスラット本体4の後縁43よりも更に後方に伸びたアーム35と、アーム35の後端に軸ピン76を介して回転自在に取り付けられたローラ63とを有しており、ホルダ本体62には、リンク51が貫通する矩形状の孔64が形成されており、孔64においてホルダ本体62には、リンク51のリンク部材52の端部が回転自在に連結される軸ピン65が取り付けられており、ローラ63は、案内路31に配されている。
【0023】
案内路31は、チェーン91の走行によるスラット5の昇降においてチェーン91の一端部95及びローラ63を直線的に案内する結果、各スラット5のアーム35の後端を直線的に案内するようになっている。
【0024】
最下位のスラット5のホルダ本体62の側面には、一端が左側壁部18の下端に固着された固定部材67の他端が固着されており、これにより最下位のスラット5は、リンク機構6を介する他のスラット5の上昇においても上昇されないようになっている。
【0025】
リンク機構6は、開口部2外の外部141において孔64を介して各スラット5のホルダ本体62を貫通して各スラット5を連結する前方のリンク51と、開口部2内において各スラット5の後縁部であるアーム35の後端部を連結する後方のリンク71とを具備している。
【0026】
リンク51は、特に図8(a)に詳細に示すように、軸ピン65に加えて軸ピン72により互いに回動自在に連結されていると共に夫々が並置された一対の板部材からなっている複数のリンク部材52を具備しており、最上位のリンク部材52は、その上端部53で最上位のホルダ本体42の下面に軸ピン54を介して回転自在に連結されており、最上位のリンク部材52を除く他のリンク部材52は、その上端部及び下端部で軸ピン65を介してホルダ本体62に回転自在に連結されている。リンク51は、その折り畳みにおいて、各スラット5がほぼ隙間なしに互いに重ね合わされるように、ホルダ本体42及び62の下面に収容されるようになっている。
【0027】
リンク71は、特に図8(b)に詳細に示すように、軸ピン75及び76により互いに回動自在に連結されていると共に夫々が並置された一対の板部材からなっている複数のリンク部材77を具備しており、最上位のリンク部材77は、その上端部78で最上位のアーム35の後端部の孔79に嵌着された軸ピン80を介して最上位のアーム35の後端部に回動自在に連結されており、最上位のリンク部材77を除く他のリンク部材77は、その上端部及び下端部で軸ピン76を介して最上位のアーム35を除く他のアーム35の後端部に回動自在に連結されている。
【0028】
リンク51及び71においてその折り畳み方向を特定するために、一つおきのリンク部材52及び77の夫々には、規制片81及び82が一体的に設けられている。斯かる規制片81及び82は、全てのリンク部材52及び77に設けてもよい。
【0029】
チルト機構7は、ホルダ本体42に一体成形されてスラット本体4に連結されているチルトアーム45と、チルトアーム45の後端に回転自在に取り付けられたローラ46と、ローラ46を介してチルトアーム45の後端を案内してチルトアーム45を回動させる案内面85とを具備している。
【0030】
案内面85は、特に図9に示すように、ローラ案内溝25を形成する突起26の内面で構成されており、案内面85はこうして縦枠3に設けられている。
【0031】
昇降機構8は、チェーン91と、チェーン91に掛け回された一対のスプロケットホイール92及び93と、チェーン91を走行させる電動モータ12とを具備している。
【0032】
チェーン91は、特に図10に詳細に示すように、一端部95で軸ピン80を介して最上位のアーム35の後端部に相対的に回転自在に連結されており、こうしてチェーン91は、一端部95で軸ピン80、アーム35を介して最上位のスラット5に連結されている。他端部100で自由端となっているチェーン91の一端部95には、軸ピン80及び96を介して連結板97が取り付けられており、連結板97には、軸ピン98を介して一対のローラ99が回転自在に装着されている。
【0033】
チェーン91は、縦枠3の案内路31並びにチェーン案内路32及び33に配されて、案内路31並びにチェーン案内路32及び33により直線的に案内されるようになっており、一対のローラ99もまた案内路36に配されており、これにより、スラット5の昇降においてチェーン91の一端部95は、案内路36により直線的に案内されるようになっている。
【0034】
スプロケットホイール92は回転軸111に固着されており、回転軸111は、その両端で左右のガイド枠17の上方部に夫々回転自在に支持されている。スプロケットホイール93は回転軸112に固着されており、回転軸112は、その両端で左右のガイド枠17の下方部に夫々回転自在に支持されている。スプロケットホイール92は、最上位のスラット5から上方に伸びるチェーン91を下方に伸びるように転向させており、スプロケットホイール93は、スプロケットホイール92によって転向させられたチェーン91を上方に伸びるように転向させている。スプロケットホイール93の周りには、チェーン91の垂れ下がりを防止するチェーン案内部材113が左側壁部18に固着されて設けられている。なお、チェーン案内部材113と同等のチェーン案内部材であってチェーンの持ち上がりを防止するチェーン案内部材をスプロケットホイール92の周りに左側壁部18に固着して設けてもよい。
【0035】
縦枠3が立設された底板121にブラケット122を介して左右の縦枠3間の下方において固着された電動モータ12は、その出力回転軸が図示しない減速歯車機構を介して回転軸112に連結されており、その作動でチェーン91を走行させるべく、スプロケットホイール93を回転させるようになっている。
【0036】
電動モータ12及び回転軸112は、図11に示すように、左右の縦枠3間に配された上カバー125及び前カバー126で覆われており、上カバー125及び前カバー126により電動モータ12及び回転軸112は外部141から見えないようになっている。
【0037】
規制手段9は、チルトアーム45に設けられた円弧溝131と、昇降機構8のチェーン91に設けられていると共に円弧溝131に係合した係合部材としての軸ピン96とを具備しており、円弧溝131の一端132でのチルトアーム45への軸ピン96の当接でチルトアーム45のR1方向の回動を禁止してスラット5の同方向の回動を規制するようになっている。
【0038】
以上のブラインド装置1では、最上位のスラット5が完全に降下されている場合には、リンク51及び71は互いに折り畳まれて、各スラット5は図11に示すように重ね合わされており、これにより、開口部2は開放された状態となっている。
【0039】
この状態で、電動モータ12が作動されてスプロケットホイール93が回転されると、チェーン91は、最上位のスラット5を上昇させるように回転される。最上位のスラット5が上昇され始めるとリンク51及び71は伸ばされ始め、リンク51及び71の伸長で最上位のスラット5に続く下位のスラット5がリンク51及び71に引っ張られて上昇され始める。最上位のスラット5の上昇では、当該最上位のスラット5は、軸ピン96が円弧溝131の一端132に当接するまで最上位のスラット5に続く下位のスラット5等の重量によりR1方向に回動されて、図9に示すように傾斜された状態となり、最上位のスラット5に続く下位のスラット5もまた、最上位のスラット5の傾斜状態に対応して傾斜されて上昇される。
【0040】
最下位のスラット5を除く他の全てのスラット5が傾斜状態で上昇されると、チルトアーム45の後端のローラ46が図9に示すようにローラ案内溝25の始端に配され、この状態で更に最上位のスラット5が上昇されると、ローラ46が案内面85を転動しながら案内面85に案内されてローラ案内溝25に沿って上昇される。ローラ46のローラ案内溝25に沿う上昇により、チルトアーム45は、軸ピン80を中心としてR2方向に回転される結果、図12に示すようにスラット5の傾斜状態は解消されてスラット5はほぼ水平状態にされる。こうして、開口部2は、図1及び図2に示すように、ほぼ水平状態にされたスラット5でもって簾状に遮蔽されることになる。その後、チェーン91の一端部95の所定位置への上昇を検出する検出器からの検出信号でもって電動モータ12の作動が停止される。
【0041】
図1及び図2に示すスラット5による開口部2の遮蔽状態で、電動モータ12が前記と逆に作動されて、チェーン91が最上位のスラット5を下降させるように走行されると、スラット5、リンク6、チルトアーム45等は上記と逆に動作されて、最後に、開口部2は、図11に示すように開放された状態なる。
【0042】
最上位のスラット5に続く他のスラット5が昇降機構8による最上位のスラット5の昇降と共にリンク機構6を介して昇降されるようになっていると共に、チルト機構7による最上位のスラット5の回動と共にリンク機構6を介して回動されるようになっている以上のブラインド装置1では、昇降機構8が最上位のスラット5を昇降させるようになっているために、開口部2の開放において複数のスラット5を図11に示すように下方の床レベル近傍で重ね合わせて束ね合わせることができ、而して、開口部2の開放において開口部2からの外部141への視界がスラット5によって遮られることがなくなる結果、開口部2の開放において室内142の居住者に十分な開放感を与えることができる上に、スラット本体4が開口部2外の外部141において開口部2を遮蔽するために、開口部2を画成する縦枠3間、例えば縦枠3間の下方を他の構成部材、例えば図3に示すように昇降機構8の電動モータ12の設置空間として用いることができ、而して、昇降機構8の電動モータ12を開口部2の上方に設置する必要がなくなり、開口部2の上方を十分に広くできる。
【0043】
【発明の効果】
本発明によれば、開口部の開放において複数のスラットを下方に重ね合わせて束ね合わせるようにして、開口部の開放においても十分な開放感を得ることができる上に、開口部内の下方を他の構成部材のために効果的に利用できるブラインド装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の好ましい一例の上方部に斜視図である。
【図2】図1に示す例の下方部に斜視図である。
【図3】図1に示す例の縦断面図である。
【図4】図3に示すIV−IV線矢視断面図である。
【図5】図3に示すV−V線矢視断面図である。
【図6】図1に示す例の最上位のスラット等の斜視図である。
【図7】図1に示す例の最上位のスラットに続く他のスラットの斜視図である。
【図8】図1に示す例のリンクの詳細説明図である。
【図9】図1に示す例の一部の説明図である。
【図10】図1に示す例の一部の説明図である。
【図11】図1に示す例の動作説明図である。
【図12】図1に示す例の動作説明図である。
【符号の説明】
1 ブラインド装置
2 開口部
3 縦枠
4 スラット本体
5 スラット
6 リンク機構
7 チルト機構
8 昇降機構
Claims (7)
- 開口部を画成する縦枠と、開口部外において開口部を遮蔽するスラット本体を夫々有した複数のスラットと、各スラットを連結するリンク機構と、最上位のスラットを回動させるチルト機構と、最上位のスラットを昇降させる昇降機構とを具備しており、最上位のスラットに続く他のスラットは、昇降機構による最上位のスラットの昇降と共にリンク機構を介して昇降されるようになっていると共に、チルト機構による最上位のスラットの回動と共にリンク機構を介して回動されるようになっており、リンク機構は、開口部外において各スラットを貫通して各スラットを連結する前方のリンクと、開口部内において各スラットの後端を連結する後方のリンクとを具備しているブラインド装置。
- 各スラットは、スラット本体の後縁よりも更に後方に伸びたアームを有しており、縦枠は、スラットの昇降において各スラットのアームの後端を直線的に案内する案内路を有している請求項1に記載のブラインド装置。
- チルト機構は、最上位のスラットに連結されたチルトアームと、このチルトアームの後端を案内してチルトアームを回動させる案内面とを具備しており、案内面は縦枠に設けられている請求項1又は2に記載のブラインド装置。
- スラットの回動を規制する規制手段を更に具備している請求項1から3のいずれか一項に記載のブラインド装置。
- 規制手段は、チルト機構に設けられた円弧溝と、昇降機構に設けられていると共に円弧溝に係合した係合部材とを具備している請求項4に記載のブラインド装置。
- 昇降機構は、一端部で最上位のスラットに連結されたチェーンと、このチェーンに掛け回されたスプロケットホイールと、チェーンを走行させる電動モータとを具備しており、縦枠は、チェーンを直線的に案内する案内路を有している請求項1から5のいずれか一項に記載のブラインド装置。
- チェーンは他端部で自由端となっており、スプロケットホイールは一対からなり、一方のスプロケットホイールは、最上位のスラットに連結された一端部から上方に伸びるチェーンを下方に伸びるように転向させており、他方のスプロケットホイールは、一方のスプロケットホイールによって転向させられたチェーンを上方に伸びるように転向させており、電動モータは、チェーンを走行させるべく、他方のスプロケットホイールを回転させるようになっている請求項6に記載のブラインド装置。
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