JP4876963B2 - ブラインド装置 - Google Patents

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本発明は、建物の窓等の開口部に配されて、当該開口部を開閉するためのブラインド装置に関する。
特開平9−21283号公報
この種のブラインド装置では、特許文献1から明らかなように、一般に、開口部の上部に左右の縦枠を橋絡すると共に電動モータ等の作動により回転される回転軸が設けられ、この回転軸にはスプロケットホイールが取付けられ、スプロケットホイールにはチェーンが掛けられ、電動モータ等の作動により回転軸が回転されると、スプロケットホイールが回転されてチェーンが走行され、チェーンの走行により複数の羽根部材が上昇、下降され、而して建物の窓等の開口部を開放、閉鎖すると共に開口部の閉鎖において羽根部材を傾動させて開口部を完全閉鎖するようになっている。
ところで、斯かるブラインド装置は、建物の窓等の開口部の上下方向の長さがそれ程大きくない場合には、全ての羽根部材を重ね合わせて上昇させることが容易に迅速に行い得るが、例えば、開口部の上下方向の長さが10m以上になると、羽根部材の重量が相当のものとなって、電動にしても手動にしても大きな力を必要とする上に、開口部全体を開放したり閉鎖したりするには時間がかかり、しかも、羽根部材の全体の重ね合わせ厚みも大きくなり、開口部の開放感を十分に得ることができない。
本発明は、前記諸点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、建物の窓等の開口部の開放に要する力を分散できる上に、開口部を迅速に開放することができ、しかも、十分な開口部の開放感を得ることができるブラインド装置を提供することにある。
本発明のブラインド装置は、開口部に上下方向に並置された一方の複数の羽根部材と、この一方の複数の羽根部材を互いに連結すると共に一方の複数の羽根部材のうちの最上位の羽根部材を吊り下げ支持する一方、一方の複数の羽根部材の夫々を同期して傾動させる一方の傾動機構と、一方の複数の羽根部材のうちの最下位の羽根部材を昇降させて一方の複数の羽根部材のうち残余の羽根部材を昇降させる一方の昇降手段と、開口部に一方の複数の羽根部材よりも下方であって上下方向に並置された他方の複数の羽根部材と、この他方の複数の羽根部材を互いに連結すると共に他方の複数の羽根部材のうちの最下位の羽根部材を下方に引っ張る一方、他方の複数の羽根部材の夫々を同期して傾動させる他方の傾動機構と、他方の複数の羽根部材のうちの最上位の羽根部材を昇降させて他方の複数の羽根部材のうちの残余の羽根部材を昇降させる他方の昇降手段とを具備している。
本発明のブラインド装置によれば、開口部全体を開放、閉鎖する複数の羽根部材を、一方の複数の羽根部材と、この一方の複数の羽根部材よりも下方に位置する他方の複数の羽根部材とに分けて、一方の昇降手段により一方の複数の羽根部材のうちの最下位の羽根部材を昇降させて一方の複数の羽根部材のうちの残余の羽根部材を昇降させ、他方の昇降手段により他方の複数の羽根部材のうちの最上位の羽根部材を昇降させて他方の複数の羽根部材のうちの残余の羽根部材を昇降させるようになっているために、建物の窓等の開口部の開放に要する力を分散できる上に、一方の複数の羽根部材と他方の複数の羽根部材とを同時的に昇降できるために、開口部を迅速に開放することができ、しかも、開口部の開放においては、一方の複数の羽根部材を開口部最上位に、他方の複数の羽根部材を開口部最下位に夫々分担して重ね合わせて配置することができるので、開口部最上位及び開口部最下位の夫々に配された羽根部材の全体の重ね合わせ厚みも大きくなり、開口部の開放感を十分に得ることができるようになる。
一方の傾動機構は、一方の複数の羽根部材を互いに連結するべく、一方の複数の羽根部材の夫々の前縁側及び後縁側を互いに連結する折り畳み自在な一方の一対の連結機構と、一方の複数の羽根部材のうちの最上位の羽根部材を吊り下げ支持する一方、一方の複数の羽根部材の夫々を同期して傾動させるべく、一方の一対の連結機構の各上端を吊り下げ支持すると共に一方の一対の連結機構に相対的な上下変位を生じさせる一方の上下変位機構とを具備し、他方の傾動機構もまた、同様に、他方の複数の羽根部材を互いに連結するべく、他方の複数の羽根部材の夫々の前縁側及び後縁側を互いに連結する折り畳み自在な他方の一対の連結機構と、他方の複数の羽根部材のうちの最下位の羽根部材を引っ張る一方、他方の複数の羽根部材の夫々を同期して傾動させるべく、他方の一対の連結機構の各下端を引っ張ると共に他方の一対の連結機構に相対的な上下変位を生じさせる他方の上下変位機構とを具備していてもよく、この場合、一方の上下変位機構は、一方の一対の連結機構の各上端に下端で連結された一対の折り畳み自在な吊り下げ部材と、この一対の折り畳み自在な吊り下げ部材の上端に連結された一方の回転部材と、この一方の回転部材を回転させると共に開口部の中央部よりも上方に配された一方の傾動用電動モータとを具備し、他方の上下変位機構は、他方の一対の連結機構の各下端に上端で連結された一対の折り畳み自在な引っ張り部材と、この一対の折り畳み自在な引っ張り部材の下端に連結された他方の回転部材と、この他方の回転部材を回転させると共に開口部の中央部よりも下方に配された他方の傾動用電動モータとを具備していてもよい。
吊り下げ部材及び引っ張り部材としては、紐、帯、ワイヤー等であってもよく、これに代えて、剛性の短冊状の板を互いに回動自在に連結した連結板列であってもよい一方、巻き径の小さなコイルばねのように、折り畳み自在に加えて、弾性的に伸縮自在であってもよく、弾性的に伸縮自在な吊り下げ部材は、最上位の羽根部材を弾性的に吊り下げ支持することになり、弾性的に伸縮自在な引っ張り部材は、最下位の羽根部材に弾性的な引っ張り力を付与することになり、また他方の上下変位機構は、他方の複数の羽根部材のうちの最下位の羽根部材を引っ張る際に、弾性的な引っ張り力を最下位の羽根部材に付与する弾性手段を更に具備していてもよく、斯かる弾性手段は、一対の折り畳み自在な引っ張り部材間に介在させてもよい。
一方の昇降手段は、一方の複数の羽根部材のうちの最下位の羽根部材に連結されている一方の可撓性の走行体と、この一方の走行体を走行させる一方の走行装置と、この一方の走行装置による一方の走行体の走行を案内する一方の案内手段とを具備し、他方の昇降手段も同様に、他方の複数の羽根部材のうちの最上位の羽根部材に連結されている他方の走行体と、この他方の走行体を走行させる他方の走行装置と、この他方の走行装置による他方の走行体の走行を案内する他方の案内手段とを具備していてもよく、この場合には、一方の走行体は、一方のチェーンを具備しており、一方の走行装置は、開口部の中央部よりも上方に配された一方の昇降用電動モータと、この一方の昇降用電動モータの作動により回転されると共に一方のチェーンが掛け回された一方のスプロケットホイールとを具備し、他方の走行体は、他方のチェーンを具備しており、他方の走行装置は、開口部の中央部よりも下方に配された他方の昇降用電動モータと、この他方の昇降用電動モータの作動により回転されると共に他方のチェーンが掛け回されたスプロケットホイールとを具備していてもよい。
本発明において、走行体としては、好ましい例としてチェーンを挙げることができるが、その他の例えばタイミングベルト、ワイヤ等であってもよく、また、走行体が掛け回された回転体としては、走行体にチェーンが用いられる際には、スプロケットホイールを、タイミングベルト、ワイヤ等が用いられる際には、歯付プーリ等を好ましい例として挙げることができる。
一方の昇降手段による一方の複数の羽根部材のうちの最下位の羽根部材の昇降と、他方の昇降手段による他方の複数の羽根部材のうちの最上位の羽根部材の昇降とを全てにおいて同期して行わせることが好ましいが、いずれかを多少前後させて行わせてもよく、同様に、一方の傾動機構による一方の複数の羽根部材の傾動と他方の傾動機構による他方の複数の羽根部材の傾動とを全てにおいて同期して行わせることが好ましいが、いずれかを多少前後させて行わせてもよい一方、有意な時間間隔をもって時間的にずらせて交互に連続的に行わせてもよい。
本発明によれば、建物の窓等の開口部の開放に要する力を分散できる上に、開口部を迅速に開放することができ、しかも、十分な開口部の開放感を得ることができるブラインド装置を提供することができる。
次に本発明を、その実施の形態を示す図に基づいて更に詳細に説明する。なお、本発明はこれらに何等限定されないのである。
図1から図10において本例のブラインド装置1は、中空の縦枠2及び3と、一対の縦枠2及び3の夫々を橋絡した中空の上枠4及び下枠5と、縦枠2及び3並びに上枠4及び下枠5に囲まれる開口部6に上下方向Vに並置された一方の複数の羽根部材7と、複数の羽根部材7を互いに連結すると共に複数の羽根部材7のうちの最上位の羽根部材7aを吊り下げ支持する一方、複数の羽根部材7の夫々を同期して傾動させる一方の傾動機構8と、複数の羽根部材7のうちの最下位の羽根部材7bを昇降させて複数の羽根部材7のうち残余の羽根部材7cを昇降させる一方の昇降手段9と、開口部6に複数の羽根部材7のうちの最下位の羽根部材7bよりも下方であって上下方向Vに並置された他方の複数の羽根部材10と、複数の羽根部材10を互いに連結すると共に複数の羽根部材10のうちの最下位の羽根部材10bを下方に引っ張る一方、他方の複数の羽根部材10の夫々を同期して傾動させる他方の傾動機構11と、複数の羽根部材10のうちの最上位の羽根部材10aを昇降させて複数の羽根部材10の残余の羽根部材10cを昇降させる他方の昇降手段12とを具備している。
縦枠2及び3並びに上枠4及び下枠5は、窓枠であってもよく、これに代えて、窓枠とは別体であって窓枠等に取付けられるブラインド装置1自体の枠であってよく、更には、間仕切り枠若しくは間仕切り窓枠であってよい。
縦枠2側と縦枠3側とは、ほぼ同一に形成されているので、以下、縦枠3側を必要に応じて説明し、縦枠2側について主に説明する。
縦枠2は、前壁部21、後壁部22、外側壁部23及び内側壁部24を有して一体に形成されており、内側壁部24には、上下方向Vに伸びた案内用のスリット25が形成されている。
横方向、即ち、水平方向に伸びた前縁31及び後縁32を有した羽根部材7及び10の夫々は、前縁31側から後縁32側にかけて湾曲された羽根本体33と、羽根本体33の長手方向(水平方向)Hの各端部35に嵌着された取付具36とを具備している。
取付具36は、羽根本体33の前縁31側から後縁32側に向かって伸びたスリット37及び羽根本体33の後縁32側から前縁31側に向かって伸びたスリット38を有した取付具本体39と、取付具本体39に一体的に固着された軸部40と、軸部40に回転自在に装着されていると共にスリット38を規定する内側壁部24の対向端面41及び42に環状溝で上下方向Vに滑り移動自在に接触している円筒駒43とを具備しており、軸部40は、円筒駒43を介してスリット25に上下方向Vに移動自在に配されている。
傾動機構8は、羽根部材7を互いに連結するべく、羽根部材7の夫々の前縁31側及び後縁32側を互いに連結する折り畳み自在な一方の一対の連結機構45及び46と、羽根部材7のうちの最上位の羽根部材7aを吊り下げ支持する一方、羽根部材7の夫々を同期して軸部40を中心として図11から図15に示す状態から図1から図10に示す状態又はその逆に傾動させるべく、連結機構45及び46の各上端47を吊り下げ支持すると共に連結機構45及び46に相対的な上下方向Vの変位、すなわち、上下変位を生じさせる上下変位機構48とを具備している。
連結機構45は、互いに軸51を介して回転自在に連結された一対の剛性の連結部材52の列からなっており、一対の剛性の連結部材52からなる列は、上方の連結部材52の上端で上位の羽根部材7の取付具36のスリット37において取付具本体39に軸53を介して回転自在に連結されている一方、下方の連結部材52の下端で当該上位の羽根部材7に下方で隣接する下位の羽根部材7の取付具36のスリット37において取付具本体39に軸53を介して回転自在に連結されており、下方の連結部材52の夫々は、上方の連結部材52に係合して隣接する一対の連結部材52の折り畳み方向を特定する係合部54を具備している。
連結機構46は、連結機構45と同様に、互いに軸55を介して回転自在に連結された一対の剛性の連結部材56の列からなっており、一対の剛性の連結部材56からなる列は、上方の連結部材56の上端で上位の羽根部材7の取付具36のスリット38において取付具本体39に軸57を介して回転自在に連結されている一方、下方の連結部材56の下端で当該上位の羽根部材7に下方で隣接する下位の羽根部材7の取付具36のスリット38において取付具36に軸57を介して回転自在に連結されており、下方の連結部材56の夫々は、上方の連結部材56に係合して隣接する一対の連結部材56の折り畳み方向を特定する係合部58を具備している。
連結機構45及び46の夫々は、一対の剛性の連結部材52及び56に代えて、折り畳み自在な可撓性の紐、帯、ワイヤー等を具備していてもよい。
上下変位機構48は、連結機構45及び46の各上端47に下端で軸53及び57を介して回転自在に連結された一対の折り畳み自在な吊り下げ部材61及び62と、吊り下げ部材61及び62の上端に軸63及び64を介して回転自在に連結された一方の回転部材65と、回転部材65を回転させると共に開口部6の中央部66よりも上方である上枠4内に配された一方の傾動用電動モータ67を具備している。
吊り下げ部材61は、一対の非伸縮性のワイヤ等からなる可撓性の連結部材71と、一対の連結部材71をその各一端で互いに回転自在に連結する連結具72と、一対の連結部材71において上位の連結部材71の他端を回転部材65の一端に軸63を介して回転自在に連結する連結具73と、一対の連結部材71において下位の連結部材71の他端を最上位の羽根部材7aの取付具36のスリット37において軸53を介して回転自在に連結する連結具74とを具備している。
吊り下げ部材62は、一対の非伸縮性のワイヤ等からなる可撓性の連結部材75と、一対の連結部材75をその各一端で互いに回転自在に連結する連結具76と、一対の連結部材75において上位の連結部材75の他端を回転部材65の他端に軸64を介して回転自在に連結する連結具77と、一対の連結部材75において下位の連結部材75の他端を最上位の羽根部材7aの取付具36のスリット38において軸57を介して回転自在に連結する連結具78とを具備している。
回転部材65は、回転部材本体81と、回転部材本体81の羽根部材7の前縁31側における一端に固着された軸63と、回転部材本体81の羽根部材7の後縁32側における他端に固着された軸64とを具備している。
上枠4に支持された傾動用電動モータ67は出力回転軸82を有しており、出力回転軸82は、傾動用電動モータ67の作動で正転(A方向)及び逆転(B方向)すると共に回転部材本体81が一端83に固着された出力回転軸本体84と、出力回転軸本体84の他端85に一端86で嵌合した中空回転軸87と、中空回転軸87の他端88に嵌合されていると共に上枠4に回転自在に支持された回転軸89と、回転軸89の径大部及び中空回転軸87の他端88の端面間に配されていると共に回転軸89を囲繞するコイルばね90とを具備しており、回転軸89には、縦枠3側の回転部材65の回転部材本体81が固着されている。
出力回転軸82は、コイルばね90をH方向に縮めて中空回転軸87と出力回転軸本体84との嵌合を解除した後、更に中空回転軸87と回転軸89との嵌合を解除することにより、出力回転軸本体84と回転軸89とを連結して傾動用電動モータ67の作動による出力回転軸本体84の回転を回転軸89に伝達する中空回転軸87を出力回転軸本体84と回転軸89との間から取り外すことができ、逆の作業を行うことにより、出力回転軸本体84の回転を回転軸89に伝達することができるように、中空回転軸87を出力回転軸本体84と回転軸89との間に配することができるようになっているので、全体の組み立て性は、極めて優れている。
傾動用電動モータ67は、その作動で出力回転軸本体84をA方向及びB方向に回転させ、一方では、縦枠2側の回転部材本体81を同方向であるA方向及びB方向に回転させ、他方では、中空回転軸87及び回転軸89を介して縦枠3側の回転部材本体81を同方向であるA方向及びB方向に縦枠2側の回転部材本体81の回転と同期して回転させるようになっており、このように傾動用電動モータ67は、縦枠2側の回転部材65と縦枠3側の回転部材65との回転に対して共用されている。
一方の昇降手段9は、一方の複数の羽根部材7のうちの最下位の羽根部材7bに連結されている一方の可撓性の走行体91と、走行体91をC方向及びD方向に走行させる一方の走行装置92と、走行装置92による走行体91のC方向及びD方向の走行を案内する一方の案内手段93とを具備している。
走行体91は、一方の可撓性の有端のチェーン94と、チェーン94の一端部95を羽根部材7bに連結する一方の連結機構96とを具備している。
連結機構96は、チェーン94の一端部95に回転自在に嵌合された軸97と、軸97が固着されていると共に最下位の羽根部材7bの取付具36の軸部40が回転自在に嵌合されて連結されており、しかも、案内手段93に案内されてC方向及びD方向に移動自在である一方の可動台98とを具備している。
走行装置92は、開口部6の中央部66よりも上方である上枠4内に配された一方の昇降用電動モータ100と、昇降用電動モータ100の作動により回転されると共に走行体91のチェーン94が掛け回された一方のスプロケットホイール101とを具備している。
上枠4に支持された昇降用電動モータ100は出力回転軸102を有しており、出力回転軸102は、昇降用電動モータ100の作動で正転(E方向)及び逆転(F方向)すると共に縦枠3側のスプロケットホイール101が一端103に固着された出力回転軸本体104と、出力回転軸本体104の他端105に一端106で嵌合した中空回転軸107と、中空回転軸107の他端108に嵌合されていると共に縦枠2に回転自在に支持された回転軸109と、回転軸109の径大部及び中空回転軸107の他端108の端面間に配されていると共に回転軸109を囲繞するコイルばね110とを具備しており、回転軸109には、縦枠2側のスプロケットホイール101が固着されている。
出力回転軸102は、コイルばね110をH方向に縮めて中空回転軸107と出力回転軸本体104との嵌合を解除した後、更に中空回転軸107と回転軸109との嵌合を解除することにより、出力回転軸本体104と回転軸109とを連結して昇降用電動モータ100の作動による出力回転軸本体104の回転を回転軸109に伝達する中空回転軸107を出力回転軸本体104と回転軸109との間から取り外すことができ、逆の作業を行うことにより、出力回転軸本体104の回転を回転軸109に伝達することができるように、中空回転軸107を出力回転軸本体104と回転軸109との間に配することができるようになっているので、全体の組み立て性は、極めて優れている。
昇降用電動モータ100は、その作動で出力回転軸本体104をE方向及びF方向に回転させ、一方では、縦枠3側のスプロケットホイール101を同方向であるE方向及びF方向に回転させ、他方では、中空回転軸107及び回転軸109を介して縦枠2側のスプロケットホイール101を同方向であるE方向及びF方向に縦枠3側のスプロケットホイール101の回転と同期して回転させるようになっており、このように昇降用電動モータ100は、縦枠2側のスプロケットホイール101と縦枠3側のスプロケットホイール101との回転に対して共用されている。
スプロケットホイール101は、E方向及びF方向の回転でこれに掛け回された走行体91のチェーン94をC方向及びD方向に走行させるようになっている。
案内手段93は、上下方向Vに伸びて縦枠2の外側壁部23に一体的に形成された互いに平行な軌条部115及び116と、スプロケットホイール101の外周面に対面した円弧凹面117を有すると共に外側壁部23に取り付けられた案内部材118とを具備している。
一対の互いに対向して平行に伸びる突起からなる軌条部115には、チェーン94の一端部95側及び可動台98が上下方向Vに移動自在に嵌合しており、軌条部115と同様に一対の互いに対向して平行に伸びる突起からなる軌条部116には、チェーン94の他端部119側が上下方向Vに移動自在に嵌合しており、案内部材118には、一端部95側と他端部119側との間のチェーン94がE方向及びF方向に移動自在に嵌合している。
軌条部115及び116の夫々は、チェーン94が撓まないようにしてチェーン94の上下方向Vの移動を案内し、案内部材118は、スプロケットホイール101と協働してチェーン94が撓まないようにしてチェーン94のE方向及びF方向の移動を案内するようになっている。
傾動機構11は、羽根部材10を互いに連結するべく、羽根部材10の夫々の前縁31側及び後縁32側を互いに連結する折り畳み自在な他方の一対の連結機構125及び126と、羽根部材10のうちの最下位の羽根部材10bを引っ張る一方、羽根部材10の夫々を同期して軸部40を中心として図11から図15に示す状態から図1から図10に示す状態又はその逆に傾動させるべく、連結機構125及び126の各下端127を引っ張ると共に連結機構125及び126に相対的な上下方向Vの変位、すなわち、上下変位を生じさせる上下変位機構128とを具備している。
連結機構125及び126は、連結機構45及び46と同様に形成されており、連結機構125は、互いに軸131を介して回転自在に連結された一対の剛性の連結部材132の列からなっており、一対の剛性の連結部材132からなる列は、上方の連結部材132の上端で上位の羽根部材10の取付具36のスリット37において取付具本体39に軸133を介して回転自在に連結されている一方、下方の連結部材132の下端で当該上位の羽根部材10に下方で隣接する下位の羽根部材10の取付具36のスリット37において取付具本体39に軸133を介して回転自在に連結されており、下方の連結部材132の夫々は、上方の連結部材132に係合して隣接する一対の連結部材132の折り畳み方向を特定する係合部134を具備している。
連結機構126は、連結機構125と同様に、互いに軸135を介して回転自在に連結された一対の剛性の連結部材136の列からなっており、一対の剛性の連結部材136からなる列は、上方の連結部材136の上端で上位の羽根部材10の取付具36のスリット38において取付具本体39に軸137を介して回転自在に連結されている一方、下方の連結部材136の下端で当該上位の羽根部材10に下方で隣接する下位の羽根部材10の取付具36のスリット38において取付具36に軸137を介して回転自在に連結されており、下方の連結部材136の夫々は、上方の連結部材136に係合して隣接する一対の連結部材136の折り畳み方向を特定する係合部138を具備している。
連結機構125及び126の夫々は、連結機構45及び46と同様に、一対の剛性の連結部材132及び136に代えて、折り畳み自在な可撓性の紐、帯、ワイヤー等を具備していてもよい。
上下変位機構128は、連結機構125及び126の各下端127に上端で軸133及び137を介して回転自在に連結された一対の折り畳み自在な引っ張り部材141及び142と、引っ張り部材141及び142の下端に軸143及び144を介して回転自在に連結された他方の回転部材145と、回転部材145を回転させると共に開口部6の中央部66よりも下方である下枠5に配された他方の傾動用電動モータ147と、羽根部材10bを引っ張る際に、弾性的な引っ張り力を羽根部材10bに付与する弾性手段148とを具備している。
引っ張り部材141は、一対の連結部材151及び152と、一対の連結部材151及び152をその各一端で互いに回転自在に連結する連結具153と、一対の連結部材151及び152において非伸縮性であって可撓性のワイヤ等からなる下位の連結部材152の他端を回転部材145の一端に軸143を介して回転自在に連結する連結具155とを具備しており、一対の連結部材151及び152において剛性の板状部材からなる上位の連結部材151の他端は、最下位の羽根部材10bの取付具36のスリット37において軸133を介して回転自在に連結されている。
引っ張り部材142は、一対の連結部材156及び157と、一対の連結部材156及び157をその各一端で互いに回転自在に連結する連結具158と、一対の連結部材156及び157において非伸縮性であって可撓性のワイヤ等からなる下位の連結部材157の他端を回転部材145の他端に軸144を介して回転自在に連結する連結具160とを具備しており、一対の連結部材156及び157において剛性の板状部材からなる上位の連結部材156の他端は、最下位の羽根部材10bの取付具36のスリット38において軸137を介して回転自在に連結されている。
回転部材145は、回転部材本体161と、回転部材本体161の羽根部材10の前縁31側における一端に固着された軸143と、回転部材本体161の羽根部材10の後縁32側における他端に固着された軸144とを具備している。
下枠5に支持された傾動用電動モータ147は出力回転軸162を有しており、出力回転軸162は、傾動用電動モータ147の作動で正転(A方向)及び逆転(B方向)すると共に縦枠3側の回転部材本体161が一端163に固着された出力回転軸本体164と、出力回転軸本体164の他端165に一端166で嵌合した中空回転軸167と、中空回転軸167の他端168に嵌合されていると共に下枠5に回転自在に支持された回転軸169と、回転軸169の径大部及び中空回転軸167の他端168の端面間に配されていると共に回転軸169を囲繞するコイルばね170とを具備しており、回転軸169には、縦枠2側の回転部材145の回転部材本体161が固着されている。
出力回転軸162は、コイルばね170をH方向に縮めて中空回転軸167と出力回転軸本体164との嵌合を解除した後、更に中空回転軸167と回転軸169との嵌合を解除することにより、出力回転軸本体164と回転軸169とを連結して傾動用電動モータ147の作動による出力回転軸本体164の回転を回転軸169に伝達する中空回転軸167を出力回転軸本体164と回転軸169との間から取り外すことができ、逆の作業を行うことにより、出力回転軸本体164の回転を回転軸169に伝達することができるように、中空回転軸167を出力回転軸本体164と回転軸169との間に配することができるようになっているので、全体の組み立て性は、極めて優れている。
傾動用電動モータ147は、その作動で出力回転軸本体164をA方向及びB方向に回転させ、一方では、縦枠3側の回転部材本体161を同方向であるA方向及びB方向に回転させ、他方では、中空回転軸167及び回転軸169を介して縦枠2側の回転部材本体161を同方向であるA方向及びB方向に縦枠3側の回転部材本体161の回転と同期して回転させるようになっており、このように傾動用電動モータ147は、縦枠2側の回転部材145と縦枠3側の回転部材145との回転に対して共用されている。
弾性手段148は、一端では連結部材151に、他端では連結部材156に固着されたコイルばね170からなっており、連結部材151及び156を互いに接近するように連結部材151及び156を引っ張って、これにより弾性的な引っ張り力を羽根部材10bに付与すると共に引っ張り部材141及び142の夫々の折り畳み方向を特定している。弾性手段148は、一端では連結部材152又は連結具153若しくは155に、他端では連結部材157又は連結具158若しくは160に固着されたコイルばねからなっていてもよい。
他方の昇降手段12は、他方の複数の羽根部材10のうちの最上位の羽根部材10aに連結されている他方の走行体181と、走行体181をC方向及びD方向に走行させる他方の走行装置182と、走行装置182による走行体181のC方向及びD方向の走行を案内する他方の案内手段183とを具備している。
走行体181は、他方の可撓性の有端のチェーン184と、チェーン184の一端部185を羽根部材10aに連結する一方の連結機構186とを具備している。
連結機構186は、チェーン184の一端部185に回転自在に嵌合された軸187と、軸187が固着されていると共に最上位の羽根部材7aの取付具36の軸部40が回転自在に嵌合されて連結されており、しかも、案内手段183に案内されてC方向及びD方向に移動自在である他方の可動台188とを具備している。
走行装置182は、開口部6の中央部66よりも下方である下枠5内に配された他方の昇降用電動モータ200と、昇降用電動モータ200の作動により回転されると共に走行体181のチェーン184が掛け回された他方のスプロケットホイール201とを具備している。
下枠5に支持された昇降用電動モータ200は出力回転軸202を有しており、出力回転軸202は、昇降用電動モータ200の作動で正転(E方向)及び逆転(F方向)すると共に縦枠2側のスプロケットホイール201が一端203に固着された出力回転軸本体204と、出力回転軸本体204の他端205に一端206で嵌合した中空回転軸207と、中空回転軸207の他端208に嵌合されていると共に下枠5に回転自在に支持された回転軸209と、回転軸209の径大部及び中空回転軸207の他端208の端面間に配されていると共に回転軸209を囲繞するコイルばね210とを具備しており、回転軸209には、縦枠3側のスプロケットホイール201が固着されている。
出力回転軸202は、コイルばね210をH方向に縮めて中空回転軸207と出力回転軸本体204との嵌合を解除した後、更に中空回転軸207と回転軸209との嵌合を解除することにより、出力回転軸本体204と回転軸209とを連結して昇降用電動モータ200の作動による出力回転軸本体204の回転を回転軸209に伝達する中空回転軸207を出力回転軸本体204と回転軸209との間から取り外すことができ、逆の作業を行うことにより、出力回転軸本体204の回転を回転軸209に伝達することができるように、中空回転軸207を出力回転軸本体204と回転軸209との間に配することができるようになっているので、全体の組み立て性は、極めて優れている。
昇降用電動モータ200は、その作動で出力回転軸本体204をE方向及びF方向に回転させ、一方では、縦枠2側のスプロケットホイール101を同方向であるE方向及びF方向に回転させ、他方では、中空回転軸207及び回転軸209を介して縦枠3側のスプロケットホイール201を同方向であるE方向及びF方向に縦枠2側のスプロケットホイール101の回転と同期して回転させるようになっており、このように昇降用電動モータ200は、縦枠2側のスプロケットホイール201と縦枠3側のスプロケットホイール201との回転に対して共用されている。
スプロケットホイール201は、E方向及びF方向の回転でこれに掛け回された走行体91のチェーン184をC方向及びD方向に走行させるようになっている。
案内手段183は、上下方向Vに伸びて縦枠2の外側壁部23に一体的に形成された互いに平行な軌条部115及び116と、スプロケットホイール201の外周面に対面した円弧凹面217を有すると共に外側壁部23に取り付けられた案内部材218と、円弧凹面219及び円弧凸面220でもって円弧溝221を形成すると共に外側壁部23に取り付けられた案内部材222と、軌条部115及び116と共に上下方向Vに伸びて縦枠2の外側壁部23に一体的に形成されていると共に軌条部115及び116に平行に伸びたた軌条部223とを具備している。
軌条部115には、チェーン184の一端部185側及び可動台188が上下方向Vに移動自在に嵌合しており、一対の互いに対向して平行に伸びる突起からなる軌条部223には、チェーン184の他端部224側が上下方向Vに移動自在に嵌合しており、軌条部116には、一端部185と他端部224との間のチェーン184が上下方向Vに移動自在に嵌合しており、案内部材218には、軌条部116と軌条部223との間のチェーン184がE方向及びF方向に移動自在に嵌合しており、案内部材222には、円弧溝221おいて軌条部115と軌条部116との間のチェーン184がE方向及びF方向に移動自在に嵌合している。
軌条部115、116及び223の夫々は、チェーン184が撓まないようにしてチェーン184の上下方向Vの移動を案内し、案内部材218は、スプロケットホイール201と協働してチェーン184が撓まないようにしてチェーン184のE方向及びF方向の移動を案内し、案内部材222は、円弧溝221おいてチェーン184が撓まないようにしてチェーン184の360°の反転移動を案内するようになっている。
案内手段93及び183では、軌条部115及び116を共用しているが、案内手段93の軌条部115及び116と案内手段183の軌条部115及び116とを連続としないで、途中で分断して夫々別々に外側壁部23に一体的に形成されていてもよい。
以上のブラインド装置1では、可動台98が最下降されていると共に可動台188が最上昇され、しかも、回転部材本体81及び161がA方向に最大に回転されていると、図2から図10に示すように、連結機構45及び46、吊り下げ部材61及び62、連結機構125及び126並びに引っ張り部材141及び142の夫々は伸張されて、羽根部材7及び10は開口部6を完全に閉鎖するように下降されて傾動されている。この状態から傾動用電動モータ67及び147が同期して作動されて出力回転軸本体84及び回転軸169がB方向に同期的に回転されると、回転部材本体81及び161が同じくB方向に同期的に回転されて、連結機構45が連結機構46に対して上昇されると共に連結機構125が連結機構126に対して上昇され、更なる傾動用電動モータ67及び147の作動で回転部材本体81及び161がA方向に最大に回転されると、羽根部材7及び10は、図11から図15に示すように羽根本体33の前縁31と後縁32とが水平方向で一致するように傾動される。図11から図15に示すように羽根部材7及び10が傾動されると傾動用電動モータ67及び147の作動が停止される。
傾動用電動モータ67及び147の作動の停止後、昇降用電動モータ100及び200が同期して作動されて回転軸109及び出力回転軸本体204がF方向に同期的に回転されると、チェーン94及び184のD方向の同期的な走行による可動台98の上昇と可動台188の下降とが同期して生じ、連結機構45及び46は下方から折り畳まれ始め、吊り下げ部材61及び62が折り畳まれた後に連結機構125及び126も、下方から折り畳まれ始め、更なる昇降用電動モータ100及び200の作動で、可動台98が最上昇される一方、可動台188が最下降されると、図16から図18に示すように、羽根部材7は、互いに重ね合わされた束となって開口部6の最上位に上昇され、羽根部材10は、同じく互いに重ね合わされた束となって開口部6の最下位に下降される結果、開口部6は開口された状態となる。
傾動用電動モータ67及び147並びに傾動用電動モータ67及び147の作動を前記と逆に作動させることにより、羽根部材7及び10を図16から図18に示す状態から、図12から図15に示す状態に、更に、図12から図15に示す状態から図1から図11に示す状態に夫々下降、上昇及び傾動させることができる。
以上のように本例のブラインド装置1では、開口部6全体を開放、閉鎖する複数の羽根部材7及び10を、複数の羽根部材7と、複数の羽根部材7よりも下方の位置する複数の羽根部材10とに分けて、昇降手段9により複数の羽根部材7のうちの最下位の羽根部材7bを昇降させて複数の羽根部材7のうちの残余の羽根部材7a及び7cを昇降させ、昇降手段12により複数の羽根部材10のうちの最上位の羽根部材10aを昇降させて複数の羽根部材10のうちの残余の羽根部材10c及び10bを昇降させるようになっているために、建物の窓等の開口部6の開放に要する力を分散できる上に、複数の羽根部材7と複数の羽根部材10とを同時的に昇降できるために、開口部6を迅速に開放することができ、しかも、開口部6の開放においては、複数の羽根部材7を開口部6の最上位に、複数の羽根部材10を開口部6の最下位に夫々分担して重ね合わせて配置することができるので、開口部6の最上位及び開口部6の最下位の夫々に配された羽根部材7及び10の全体の重ね合わせ厚みも大きくなり、開口部6の開放感を十分に得ることができるようになる。
本発明の実施の態様の好ましい例の正面図である。 図1に示す例の一方の縦枠側の上部側面断面説明図である。 図1に示す例の一方の縦枠側の中間部側面断面説明図である。 図1に示す例の一方の縦枠側の下部側面断面説明図である。 図1に示す例の上部平面断面説明図である。 図1に示す例の上部平面断面説明図である。 図1に示す例の上部平面断面説明図である。 図1に示す例の下部平面断面説明図である。 図1に示す例の下部平面断面説明図である。 図1に示す例の下部平面断面説明図である。 図1に示す例の動作説明用の正面図である。 図1に示す例の動作説明用の一方の縦枠側の上部側面断面図である。 図1に示す例の動作説明用の一方の縦枠側の中間部側面の説明図である。 図1に示す例の動作説明用の一方の縦枠側の下部側面断面説明図である。 図1に示す例の動作説明用の平面断面説明図である。 図1に示す例の動作説明用の正面図である。 図1に示す例の動作説明用の一方の縦枠側の上部側面断面図である。 図1に示す例の動作説明用の一方の縦枠側の下部側面断面説明図である。
符号の説明
1 ブラインド装置
2、3 縦枠
4 上枠
5 下枠
6 開口部
7、10 羽根部材
8、11 傾動機構
9、12 昇降手段

Claims (10)

  1. 開口部に上下方向に並置された一方の複数の羽根部材と、この一方の複数の羽根部材を互いに連結すると共に一方の複数の羽根部材のうちの最上位の羽根部材を吊り下げ支持する一方、一方の複数の羽根部材の夫々を同期して傾動させる一方の傾動機構と、一方の複数の羽根部材のうちの最下位の羽根部材を昇降させて一方の複数の羽根部材のうち残余の羽根部材を昇降させる一方の昇降手段と、開口部に一方の複数の羽根部材よりも下方であって上下方向に並置された他方の複数の羽根部材と、この他方の複数の羽根部材を互いに連結すると共に他方の複数の羽根部材のうちの最下位の羽根部材を下方に引っ張る一方、他方の複数の羽根部材の夫々を同期して傾動させる他方の傾動機構と、他方の複数の羽根部材のうちの最上位の羽根部材を昇降させて他方の複数の羽根部材のうちの残余の羽根部材を昇降させる他方の昇降手段とを具備しているブラインド装置。
  2. 一方の傾動機構は、一方の複数の羽根部材を互いに連結するべく、一方の複数の羽根部材の夫々の前縁側及び後縁側を互いに連結する折り畳み自在な一方の一対の連結機構と、一方の複数の羽根部材のうちの最上位の羽根部材を吊り下げ支持する一方、一方の複数の羽根部材の夫々を同期して傾動させるべく、一方の一対の連結機構の各上端を吊り下げ支持すると共に一方の一対の連結機構に相対的な上下変位を生じさせる一方の上下変位機構とを具備している請求項1に記載のブラインド装置。
  3. 一方の上下変位機構は、一方の一対の連結機構の各上端に下端で連結された一対の折り畳み自在な吊り下げ部材と、この一対の折り畳み自在な吊り下げ部材の上端に連結された一方の回転部材と、この一方の回転部材を回転させると共に開口部の中央部よりも上方に配された一方の傾動用電動モータとを具備している請求項2に記載のブラインド装置。
  4. 一方の昇降手段は、一方の複数の羽根部材のうちの最下位の羽根部材に連結されている一方の可撓性の走行体と、この一方の走行体を走行させる一方の走行装置と、この一方の走行装置による一方の走行体の走行を案内する一方の案内手段とを具備している請求項1から3のいずれか一項に記載のブラインド装置。
  5. 一方の走行体は、一方のチェーンを具備しており、一方の走行装置は、開口部の中央部よりも上方に配された一方の昇降用電動モータと、この一方の昇降用電動モータの作動により回転されると共に一方のチェーンが掛け回された一方のスプロケットホイールとを具備している請求項4に記載のブラインド装置。
  6. 他方の傾動機構は、他方の複数の羽根部材を互いに連結するべく、他方の複数の羽根部材の夫々の前縁側及び後縁側を互いに連結する折り畳み自在な他方の一対の連結機構と、他方の複数の羽根部材のうちの最下位の羽根部材を引っ張る一方、他方の複数の羽根部材の夫々を同期して傾動させるべく、他方の一対の連結機構の各下端を引っ張ると共に他方の一対の連結機構に相対的な上下変位を生じさせる他方の上下変位機構とを具備している請求項1から5のいずれか一項に記載のブラインド装置。
  7. 他方の上下変位機構は、他方の一対の連結機構の各下端に上端で連結された一対の折り畳み自在な引っ張り部材と、この一対の折り畳み自在な引っ張り部材の下端に連結された他方の回転部材と、この他方の回転部材を回転させると共に開口部の中央部よりも下方に配された他方の傾動用電動モータとを具備している請求項6に記載のブラインド装置。
  8. 他方の上下変位機構は、他方の複数の羽根部材のうちの最下位の羽根部材を引っ張る際に、弾性的な引っ張り力を最下位の羽根部材に付与する弾性手段を更に具備している請求項6又は7に記載のブラインド装置。
  9. 他方の昇降手段は、他方の複数の羽根部材のうちの最上位の羽根部材に連結されている他方の走行体と、この他方の走行体を走行させる他方の走行装置と、この他方の走行装置による他方の走行体の走行を案内する他方の案内手段とを具備している請求項1から8のいずれか一項に記載のブラインド装置。
  10. 他方の走行体は、他方のチェーンを具備しており、他方の走行装置は、開口部の中央部よりも下方に配された他方の昇降用電動モータと、この他方の昇降用電動モータの作動により回転されると共に他方のチェーンが掛け回されたスプロケットホイールとを具備している請求項9に記載のブラインド装置。
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