JPH0616107Y2 - ヘツドボツクス昇降型ブラインド - Google Patents

ヘツドボツクス昇降型ブラインド

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JPH0616107Y2
JPH0616107Y2 JP1196687U JP1196687U JPH0616107Y2 JP H0616107 Y2 JPH0616107 Y2 JP H0616107Y2 JP 1196687 U JP1196687 U JP 1196687U JP 1196687 U JP1196687 U JP 1196687U JP H0616107 Y2 JPH0616107 Y2 JP H0616107Y2
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JP
Japan
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head box
shaft
belt
slat
tilt shaft
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JP1196687U
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JPS63119793U (ja
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耕一 和田
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Tachikawa Corp
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Tachikawa Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 (産業上の利用分野) この考案はヘッドボックスを昇降することによりスラッ
トを昇降するヘッドボックス昇降型ブラインドに関する
ものである。
(従来の技術) 従来、ヘッドボックスを昇降する横型ブラインドとして
例えば特開昭59−96385号公報に記載されたもの
がある。すなわち、二重ガラス障子の縦框内に吊下支持
させる無端状の駆動ベルトでヘッドボックスの一端を支
持し、その駆動ベルトを操作してヘッドボックスを昇降
することによりスラットを昇降可能としている。また、
スラットの角度調節はヘッドボックス一端から取出され
たタイヤを操作することにより行われる。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、上記のようなブラインドでは駆動ベルトが縦
框内に吊下支持された構成であるので、ヘッドボックス
を斜めに昇降する構成に応用することは容易ではない。
また、スラットの角度調節はワイヤを介して行われるの
で、そのワイヤの伸び等で操作が不確実となったり、あ
るいは故障も発生し易いという問題点があった。
考案の構成 (問題点を解決するための手段) この考案は上記問題点を解決するために、枠体2に回転
可能に支持された一対のプーリ3,4間にベルト5を掛
装し、そのベルト5にヘッドボックス9の一端を支持す
るとともに、一方のプーリ3にはそのプーリ3を回転駆
動する駆動装置19を連結し、枠体2には前記ベルト5
と平行にチルトシャフト18を回転可能に支持し、ヘッ
ドボックス9内にスラット角度調節軸11とチルトシャ
フト18とをヘッドボックス9と一体に移動するギヤ機
構16,17で連結してチルトシャフト18の回転にと
もなって角度調節軸11を回転可能とし、そのチルトシ
ャフト18には同チルトシャフトを回転駆動する駆動装
置19を連結した構成としている。
(作用) 上記手段により、駆動装置19でベルト5を移動させれ
ばヘッドボックス9が昇降され、チルトシャフト18を
回転させれば、スラット13が角度調節される。
(実施例) 以下、この考案を具体化した一実施例を図面に従って説
明すると、ブラインド1は四角形状の枠体2に支持され
ている。その枠体2の上枠2a両側と下枠2b両側には
プーリ3,4が回転可能に支持され、そのプーリ3,4
間には無端状のベルト5が掛装されている。そして、下
方のプーリ3周面には等間隔に多数の突起6が形成さ
れ、ベルト5にはその突起に係合する滑り止め孔7が形
成されて、両プーリ3,4の回転に基いて両側の縦枠2
c,2d内を移動するようになっている。なお、第1図
においては一方のベルトのみを示している。
ベルト5の一部にはランナー部材8が固定され、そのラ
ンナー部材8にヘッドボックス9一端が支持されてい
る。従って、ヘッドボックス9はその両端がランナー部
材8を介してベルト5に支持されている。そのランナー
部材8は下端部にローラ10が回転可能に支持され、そ
のローラ10が縦枠2c,2d内面に当接して同ランナ
ー部材8の姿勢を一定に保持している。従って、ベルト
5の移動にともなって、ヘッドボックス9が常に水平方
向に保持された状態で上下動されるようになっている。
ヘッドボックス9内にはスラットの角度調節軸11が回
転可能に支持され、その左右両側部には公知のフック機
構(図示しない)が取着され、そのフック機構からラダ
ーコード12がそれぞれ吊下支持されている。ラダーコ
ード12には上下に多数段のスラット13が支持され、
最下段にはボトムレール14が吊下支持されている。そ
して、角度調節軸11が回転されると、各スラット13
及びボトムレール14が同位相で角度調節され、各スラ
ット13及びボトムレール14が垂直方向に回動された
後にさらに角度調節軸11が回転された場合には、同角
度調節軸11がフック機構に対し空回り状態となってそ
れ以上の回動が阻止されるようになっている。また、各
スラット13及びボトムレール14の両端には支持ワイ
ヤ15が貫通され、その支持ワイヤ15の上下両端は上
枠2a及び下枠2bにそれぞれ固定されて緊張されてい
る。
前記角度調節軸11の一端は一方の縦枠2c内に突出さ
れ、前記ランナー部材8に回転可能に支持されたウォー
ムホイール16に嵌着されている。そのウォームホイー
ル16には同じくランナー部材8に回転可能に支持され
たウォーム17が噛み合わされている。ウォーム17の
中心部にはチルトシャフト18が嵌挿されている。その
チルトシャフト18は軸方向に数条のスプラインが刻設
され、上下両端が上枠2a及び下枠2bに回転可能に支
持されている。そして、ウォーム17はチルトシャフト
18に沿って移動可能であるとともに、同チルトシャフ
ト18の回転にともなって回転し、ウォームホイール1
6を介して角度調節軸11を回転させるようになってい
る。
下枠2b内にはこのブラインド1のスラット13を昇降
及び角度調節する駆動源としてのモータ19が配設さ
れ、その出力軸20はクラッチ装置21に連結されてい
る。また、出力軸20は歯車22を介して第一の伝達軸
23に連結されている。第一の伝達軸23は下枠2b内
を水平方向に延び、同下枠2b一側でギヤボックス24
の入力軸に連結されている。そのギヤボックス24内に
は傘歯車が内蔵され、その出力軸は上方へ突出されて前
記チルトシャフト18に連結されている。従って、モー
タ19が作動すると歯車22、第一の伝達軸23及びギ
ヤボックス24を介してチルトシャフト18が回転され
るようになっている。
前記クラッチ装置21にはモータ19の出力軸20の反
対側に歯車21aを介して第二の伝達軸25が連結さ
れ、その第二の伝達軸25は下枠2b両側へ延設される
とともに、ユニバーサルジョイント26を介して下枠2
b両側のプーリ3中心部に嵌着されている。第3図に示
すように、クラッチ装置21は下枠2bに固定されてケ
ース27の一側に第一の回転体28が回転可能に支持さ
れ、その第一の回転体28に前記モータ19の出力軸2
0が嵌着されている。ケース27にはその他側から前記
第二の伝達軸25が挿入され、同伝達軸25の先端部に
はケース27内において第二の回転体29が嵌着されて
いる。第一及び第二の回転体28,29の間には捩りコ
イルスプリング30が配設されている。この捩りコイル
スプリング30は常には拡開しようとする付勢力により
ケース27内周面に圧着しており、第4図に示すように
その両端が周方向に近接する位置でケース27の中心に
向かって折曲げられて係合端30a,30bが形成され
ている。
第一の回転体28はそのフランジ部31から第二の回転
体29に向かって第一の係合部32が突出され、第二の
回転体29のフランジ部29aから第一の回転体28に
向かって第二の係合部33が突出されている。そして、
第4図に示すように第二の係合部33は捩りコイルスプ
リング30の両係合端30a,30b間に突出し、第一
の係合部32は両係合端30a,30bの外側に位置し
ている。このような構成により第一の回転体28が回転
して第一の係合部32がいずれか一方の係合端に係合す
ると、捩りコイルスプリング30が縮径されてケース2
7内周面との摩擦が軽減され、第一の回転体28の回転
にともなって捩りコイルスプリング30及び第二の回転
体29が回転する。
従って、モータ19が作動して第一の回転体28が回転
されても第一の係合部32が捩りコイルスプリング30
のいずれか一方の係合端に当接するまでは第二の回転体
29が回転されることはなく、この結果モータ19の回
転力は第一の伝達軸23にのみ伝達される。すなわち、
ヘッドボックス9が昇降されることなく各スラット13
が回動される。そして、モータ19がいずれかの方向に
回転しても第一の係合部32がいずれか一方の係合端に
当接するまでには各スラット13が垂直方向に回動され
て角度調節軸11がフック機構に対し空回り状態となる
ように歯車22、ギヤボックス24及びウォーム機構1
6,17の歯数が設定されている。
また、第二の回転体29が回転して第二の係合部33が
いずれか一方の係合端に係合すると、捩りコイルスプリ
ング30が拡径して摩擦が増大するため、第二の回転体
29の回転が直ちに阻止されるようになっている。
下枠2bの他側には前記モータ19に連なる接続コード
34が導かれ、その先端にコネクタ35が接続されてい
る。そして、そのコネクタ35に操作スイッチ(図示し
ない)に連なる接続コードを接続することにより、同操
作スイッチの操作によりモータ19への電源の供給及び
回転方向を制御可能となっている。
次に、上記のように構成されたブラインドの作用を説明
する。
さて、このブラインド1のスラット13を水平方向に角
度調節した状態では、第4図に実線で示すように第一の
係合部32は両係合端30a,30bから離れて位置す
る。この状態から例えばスラット13を引上げるために
モータ19をスラット引上げ方向に作動させると、第一
の係合部32が捩りコイルスプリング30の係合端に当
接するまでは第二の回転体29が回転することはなく、
モータ19の回転力は第一の伝達軸23、ギヤボックス
24、チルトシャフト18、ウォーム17とウォームホ
イール16を介して角度調節軸11に伝達され、各スラ
ット13が同位相で垂直方向に回動される。そして、第
4図に鎖線で示すように第一の係合部32が捩りコイル
スプリング30の一方の係合端30aに当接した後は第
一及び第二の回転体28,29が一体に回転してモータ
19の回転力が歯車21aを介して第二の伝達軸25に
伝達され、ベルト5が移動される。すると、各スラット
14が垂直方向に支持された状態でヘッドボックス9が
引上げられる。
ヘッドボックス9を所望位置まで引上げた後には、操作
スイッチによりモータ19を逆方向に回転させると、第
一の係合部32は第4図に鎖線で示す位置から矢印A方
向に向かって移動する。すなわち、第一の回転体28の
回転は第二の回転体29に伝達されないので、ヘッドボ
ックス9を移動させることなくスラット13が角度調節
される。また、この状態からヘッドボックス9を昇降さ
せるためにモータ19をさらに作動させると、上記と同
様にまずスラット13が垂直方向に回動され、その後ヘ
ッドボックス9が昇降される。
以上のようにこのブラインド1ではヘッドボックス9の
昇降はモータ19で駆動されるベルト5で行われ、スラ
ット13の角度調節は同じくモータ19で駆動される各
ギヤ機構及びチルトシャフト18で行なわれる。従っ
て、ワイヤによる操作機構に比べその角度調節操作を確
実に行うことができるとともに、故障の発生も減少させ
ることができ、さらにこのような昇降機構及び角度調節
機構はベルト5及びチルトシャフト18の支持方向を変
更することにより例えばヘッドボックス9を上下方向斜
めに昇降する構成等に応用することも容易である。
また、このブラインド1は一個のモータ19の出力を歯
車21a,22を介して第一及び第二の伝達軸23,2
5に伝達することによりスラット13の昇降及び角度調
節を行うことができる。そして、クラッチ装置21の作
用によりスラット13を垂直方向に回動させた後にヘッ
ドボックス9を昇降させてスラット13を昇降させるこ
とができるので、スラット13の角度調節時にはヘッド
ボックス9を昇降させることはなく、従ってヘッドボッ
クス9を所望位置に保持した状態でスラット13の角度
調節を行うことができる。
考案の効果 以上詳述したように、この考案は一対のプーリ3,4間
を移動するベルト5でヘッドボックス9を昇降すること
ができるとともに、チルトシャフト18の回転にともな
ってギヤ機構16,17を介して角度調節軸を回転させ
ることができるので、角度調節操作を確実に行うことが
できるとともに、故障の発生も減少させることができ、
さらにヘッドボックス9を上下方向斜めに昇降する構成
等に容易に応用することができる優れた効果を発揮す
る。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの考案を具体化したヘッドボックス昇降型ブ
ラインドの正面図、第2図は同じくその側面図、第3図
及び第4図はクラッチ装置の断面図である。 枠体2、プーリ3,4、ベルト5、ヘッドボックス9、
角度調節軸11、スラット13、ウォームホイール1
6、ウォーム17、チルトシャフト18、モータ19。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】枠体(2)に回転可能に支持された一対の
    プーリ(3,4)間にベルト(5)を掛装し、そのベル
    ト(5)にヘッドボックス(9)の一端を支持するとと
    もに、一方のプーリ(3)にはそのプーリ(3)を回転
    駆動する駆動装置(19)を連結し、枠体(2)には前
    記ベルト(5)と平行にチルトシャフト(18)を回転
    可能に支持し、ヘッドボックス(9)内のスラット角度
    調節軸(11)とチルトシャフト(18)とをヘッドボ
    ックス(9)と一体に移動するギヤ機構(16,17)
    で連結してチルトシャフト(18)の回転にともなって
    角度調節軸(11)を回転可能とし、そのチルトシャフ
    ト(18)には同チルトシャフトを回転駆動する駆動装
    置(19)を連結したことを特徴とするヘッドボックス
    昇降型ブラインド。
JP1196687U 1987-01-28 1987-01-28 ヘツドボツクス昇降型ブラインド Expired - Lifetime JPH0616107Y2 (ja)

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JP1196687U JPH0616107Y2 (ja) 1987-01-28 1987-01-28 ヘツドボツクス昇降型ブラインド

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JP1196687U JPH0616107Y2 (ja) 1987-01-28 1987-01-28 ヘツドボツクス昇降型ブラインド

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Publication Number Publication Date
JPS63119793U JPS63119793U (ja) 1988-08-03
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JP1196687U Expired - Lifetime JPH0616107Y2 (ja) 1987-01-28 1987-01-28 ヘツドボツクス昇降型ブラインド

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3574348B2 (ja) * 1999-03-30 2004-10-06 立川ブラインド工業株式会社 横型ブラインドのスラット角度調節装置

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Publication number Publication date
JPS63119793U (ja) 1988-08-03

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