JP3048248U - シェード開閉装置 - Google Patents

シェード開閉装置

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JP3048248U
JP3048248U JP1997009323U JP932397U JP3048248U JP 3048248 U JP3048248 U JP 3048248U JP 1997009323 U JP1997009323 U JP 1997009323U JP 932397 U JP932397 U JP 932397U JP 3048248 U JP3048248 U JP 3048248U
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陽三 江口
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Metaco Inc
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 採光部が、不等辺の三角形や台形などの特殊
な形状であっても、ワイヤーを目立たせることなく、シ
ェードの開閉を安定して円滑に可能とする。 【解決手段】 頂点もしくは頂部両側端と長辺部両側端
とを結ぶと三角形もしくは台形の平面形状が構成される
採光部に配設させるシェード開閉装置であって、複数の
シェード昇降バー(1)とこれらの相互の間に接続配置
されるシェード(6)とを有し、複数のシェード昇降バ
ー(1)は、各々が平行に、上方のものは下方のものよ
り短いものとして配置され、最上部のシェード昇降バー
(1a)は、昇降駆動ワイヤー(7)に連結されている
とともに、各々のシェード昇降バー(1)は、その中央
部において交差するバランスワイヤー(3)により水平
支持されて昇降スライド自在としている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この出願の考案は、シェード開閉装置に関するものである。さらに詳しくは、 この出願の考案は、採光部が三角形あるいは台形等の特殊形状をした大型窓枠の シェードに特に有用であるシェード開閉装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術とその課題】
従来から、一般家屋、オフィスビル、マンション、コンサートホール、スポー ツホールなどの大型構造物の採光部において、太陽光や各種照明を遮断したり、 または、それらの光量を調整するためのシェード開閉装置が用いられている。 このようなシェード開閉装置として、たとえば図4を示すことができる。この 図4は、シェードが開いて、採光部を遮へいしている状態を示している。この従 来のシェード開閉装置では、スクリーン状のシェード(100)を、複数の水平 シェード昇降バー(101)に取り付け、その最上位もしくは一端のシェード昇 降バー(101a)の両端に昇降駆動ワイヤー(102)に固定し、この昇降駆 動ワイヤー(102)は上下に配置した昇降プーリー(103)を介して駆動手 段により昇降自在としている。
【0003】 そして、シェード昇降バー(101)は、ガイドワイヤー(104)によりス ライド自在に支持されてもいる。 この構造においては、シェード(100)を閉じて採光部を開放する時には、 図5(a)のように、シェード昇降バー(101)を、採光部が垂直もしくは傾 斜している場合にはその下端に、また採光部が水平の場合にはその一端に集めて おき、シェード(100)を閉じて採光を遮断する時には、図5(b)のように 、モーター等の駆動手段により、昇降駆動ワイヤー(102)を動かして、これ に接続されているシェード昇降バー(101a)をガイドワイヤー(104)に 沿ってスライドさせる。隣接するシェード昇降バー(101b)との間のシェー ド(100a)が伸張されると、この隣接するシェード昇降バー(101b)は 、シェード(100a)に引張られてスライドし、順次同様にして他のシェード 昇降バー(101)がスライド移動し、全てのシェード(100)が張設された 状態で、採光部は遮へいされることになる。
【0004】 一方、全てのシェード(100)を閉じて、採光部を開放する時には、図5( c)のように昇降駆動ワイヤー(102)を逆方向に移動させ、シェード昇降バ ー(101a)の移動とともに、採光部が垂直もしくは傾斜している場合には各 々の自重によって他のシェード昇降バー(101)が下端に集まり、シェード( 100)は折り込まれることになる。また、採光部が略水平の場合には、他のシ ェード昇降バー(101)は、シェード昇降バー(101a)に押されて一端部 に集められる。これによってシェード(100)が閉じられて、採光部が開くこ とになる。
【0005】 また、以上のシェード(100)のスライド移動は、所要の位置で停止するこ とで、採光部を部分的に遮へいすることも可能としている。 しかしながら、以上のような従来のシェード開閉装置においては、複数のシェ ード昇降バー(101)が相互に平行に、そして水平になるように配置すること が欠かせないため、図4のように、各々の昇降バー(101)の両側には、ガイ ドワイヤー(104)が配置されるようにして、しかも、各々の昇降バー(10 1)の長さ(W)を等しいものとした、矩形の採光部枠を持つ場合にその適用が 実質的に限られるという問題がある。例外的には、図6に示したように、三角形 や台形の採光部にも適用されるとしても、実際上は左右の側辺部(L)の長さが 等しい形状に限られ、この側辺部(L)の長さが大きく相違する採光部や、たと えこの長さが等しくても大型開口を持つ採光部には適用するのが難しいという問 題があった。
【0006】 その理由は、左右の側辺部(L)の長さが異なる不等辺三角形や台形等の場合 、そして、より大きな採光部の場合にはシェード昇降バー(101)とシェード (100)の重みにより、シェード昇降バー(101)が水平を保つことが困難 となり、シェード(100)も歪み、実質的に昇降によるシェードの開閉ができ なくなるからであった。
【0007】 このため、従来の装置では、採光部の窓枠等の設計、デザインの自由度に制約 があった。 そこでこの出願の考案は、以上のとおりの従来の装置の欠点を解消し、大型開 口としての採光部であっても、そして、不等辺の三角形や台形等の窓枠等からな る採光部においても、シェードの開閉が安定して円滑に行うことができ、簡便な 構造で、施工性も良く、設計自由度も大きな、また、新しいシェード開閉装置を 提供することを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この出願の考案は、上記の課題を解決するものとして、頂点もしくは頂部両側 端と長辺部両側端とを結ぶと三角形もしくは台形の平面形状が構成される採光部 に配設させるシェード開閉装置であって、複数のシェード昇降バーとこれらの相 互の間に接続配置されるシェードとを有し、 複数のシェード昇降バーは、各々が平行に、上方のものは下方のものより短い ものとして配置され、最上部のシェード昇降バーは、昇降駆動ワイヤーに連結さ れているとともに、各々のシェード昇降バーは、その中央部において交差するバ ランスワイヤーにより水平支持されて昇降スライド自在とされていることを特徴 とするシェード開閉装置(請求項1)を提供する。
【0009】 また、この出願の考案は、シェード昇降バーがガイドワイヤーによりスライド 自在に支持されている上記のシェード開閉装置(請求項2)も提供する。
【0010】
【考案の実施の形態】
この出願の考案は、以上のとおりの特徴を持つものであり、各々のシェード昇 降バーにおいて、2本のバランスワイヤーを交差配置することにより、シェード 昇降バーがいかなる位置においても平行が保たれ、したがって、そのシェードに おいてもゆがみが生じないようにしている。
【0011】 以下実施例を示し、さらに詳しくこの出願の考案について説明する。
【0012】
【実施例】
図1および図2は、この考案の一例を示したものである。傾斜した不等辺三角 形ないしは不等辺な台形という平面形状を構成する採光部に対して適用されるシ ェード開閉装置を例示している。 複数のシェード昇降バー(1)とこれの相互の間に変更配置されたシェード( 6)とを有し、複数のシェード昇降バー(1)は、各々が平行、かつ水平に保た れている。そして上方のものは下方のものより短いものとして配置し、最上部の シェード昇降バー(1a)は、昇降駆動ワイヤー(7)に連結されている。
【0013】 また、各々のシェード昇降バー(1)は、ガイドワイヤー(9)により支持さ れている。 昇降駆動ワイヤー(7)は、たとえばモーター(10)という駆動源により正 逆方向に駆動されるようにしている。 さらにまた、各々のシェード昇降バー(1)は、その中央部において交差する バランスワイヤー(3)により水平支持されて昇降スライド自在とされてもいる 。
【0014】 さらに具体的には、図3にバランスワイヤー(3)の要部概要を例示したよう に、各シェード昇降バー(1)の両端の上下面に回転自在なバランスプーリー( 2a)(2b)(2c)(2d)をとりつけ、シェード昇降バー(1)のほぼ中 心でクロスするように、2本のバランスワイヤー(3a)(3b)を配置してい る。
【0015】 この場合、一方のバランスワイヤー(3a)は、たとえば採光部としての窓枠 上部(4)の点(A)に固定し、シェード昇降バー(1)の左上点に設けたバラ ンスプーリー(2a)にかけ、さらに、右下点に設けたバランスプーリー(2d )にかけ、そして、窓枠下部(5)の点(D)に固定する。 もう一方のバランスワイヤー(3b)は、窓枠上部(4)の点(C)に固定し 、シェード昇降バー(1)の右上点に設けたバランスプーリー(2c)にかけ、 さらに、左下点に設けたバランスプーリー(2b)にかけ、そして、窓枠下部( 5)の点(B)に固定する。
【0016】 各々のバランスワイヤー(3a)(3b)とバランスプーリー(2a)(2b )(2c)(2d)との間は、なるべく摩擦が少なくなるようにすることが望ま しい。 こうすることで、シェード昇降バー(1)は水平状態を保ちながら、上下方向 にスムースに昇降することができる。シェード昇降バー(1)を上下昇降させる ための力は、従来と同様に考えることができる。
【0017】 すなわち、シェード(6)が閉じて採光部が開放されている場合は、図2に示 したように、シェード昇降バー(1)は下端部に集まり、シェード(6)は折り たたまれた状態にある。この状態からシェードを開いて、採光部を遮へいしよう とする際には、図2のように、最上部のシェード昇降バー(1a)を、これに連 結する昇降駆動ワイヤー(7)の矢印方向への移動により上方へ移動させる。最 上部のシェード(6a)が伸びて張設されると、このシェード(6a)が次のシ ェード昇降バー(1b)を引張りこれを上方へ移動させる。このようにして順次 全てのシェード昇降バー(1)が設定の距離だけ上方へスライドし、各々のシェ ード(6)が開いた状態となる。
【0018】 最下端のシェード(6x)については、これを適宜に固定しておくことにより 、全てのシェード(6)が採光部をほぼ完全に遮へいすることができる。また固 定しない場合には、採光部の部分的遮へいが意図的に可能とされる。 もちろんこの部分遮へいは、最上部のシェード昇降バー(1a)のスライド位 置を適宜に選択することによっても可能とされる。
【0019】 一方、全てのシェード(6)を閉じて、採光部を開放する時は、昇降駆動ワイ ヤー(7)を上記と逆方向へ移動させることにより、図1の状態から、シェード 昇降バー(1)およびシェード(6)の自重によりこれら各々を下降させるか、 あるいは、最上部のシェード昇降バー(1a)が他のシェード昇降バー(1)を 押して下降させる。
【0020】 最上部のシェード昇降ワイヤー(1a)に対する昇降駆動ワイヤー(7)の連 結は、図1のように、採光部の全体からみて大きく偏った位置にあったとしても 、この考案の場合には、バランスワイヤー(3)による水平支持の機構によって 、各々のシェード昇降バー(1)が偏いたり、シェード(6)が歪むこともなく 、安定し、かつ円滑なシェード開閉が可能とされる。
【0021】 なお、最上部のシェード昇降バー(1)のみは昇降駆動ワイヤー(7)と固定 し、その他のシェード昇降バー(1b)は、昇降駆動ワイヤー(7)には接続し ないが、最上部以外のシェード昇降バー(1)には、たとえばガイドホック等を 設け、ガイドワイヤー(9)をこのガイドボックス内に通すことにより、シェー ド昇降バー(1)の上下移動を自在とし、かつこのガイドホックにより、シェー ド昇降バー(1)が左右にずれることがないようにすることができる。
【0022】 このガイドワイヤー(9)は採光部上下枠に固定することができる。 さらに、昇降駆動ワイヤー(7)は上下2カ所に配置した昇降プーリー(8) の少くとも一方にモーターを配備して回動自在としてもよい。もちろん前記のよ うに巻き取り装置としてのモーター(10)により、上下動するようにしてもよ い。
【0023】 ガイドワイヤー(9)の下方には、ストッパー(11)を設けてもよく、この ストッパー(11)によって、最下位のシェード昇降バー(1x)が重力により 必要以上に下方に位置しないようにすることができる。 そして、以上のようなこの考案は、シェード開閉装置は、傾斜面や垂直の窓枠 等の採光部だけに限られず、水平の採光部であってもよい。
【0024】 もちろん、この考案は、以上の例に何ら限定されることはない。その細部につ いては様々な態様が可能である。
【0025】
【考案の効果】
以上詳しく述べた通り、この発明によって、窓枠が、不等辺の三角形や台形な どの特殊な形状であっても、ワイヤーを目立たせることなく、シェードの開閉を 安定して、かつ円滑に可能とするシェード開閉装置の提供が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の例を示した正面概略図である。
【図2】この考案の例を示した側面図である。
【図3】この発明のバランスワイヤー機構を示した概要
図である。
【図4】従来の開閉装置を示した概略図である。
【図5】従来の開閉装置の開閉動作を示した概略図であ
る。
【図6】別の従来の開閉装置を示した概略図である。
【符号の説明】
1 シェード昇降バー 2a,2b,2c,2d バランスプーリー 3,3a,3b バランスワイヤー 4 窓枠上部 5 窓枠下部 6 シェード 7 昇降駆動ワイヤー 8 昇降プーリー 9 ガイドワイヤー 10 モーター 11 ストッパー

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 頂点もしくは頂部両側端と長辺部両側端
    とを結ぶと三角形もしくは台形の平面形状が構成される
    採光部に配設させるシェード開閉装置であって、複数の
    シェード昇降バーとこれらの相互の間に接続配置される
    シェードとを有し、複数のシェード昇降バーは、各々が
    平行に、上方のものは下方のものより短いものとして配
    置され、最上部のシェード昇降バーは、昇降駆動ワイヤ
    ーに連結されているとともに、各々のシェード昇降バー
    は、その中央部において交差するバランスワイヤーによ
    り水平支持されて昇降スライド自在とされていることを
    特徴とするシェード開閉装置。
  2. 【請求項2】 シェード昇降バーがガイドワイヤーによ
    りスライド自在に支持されている請求項1のシェード開
    閉装置。
JP1997009323U 1997-10-21 1997-10-21 シェード開閉装置 Expired - Lifetime JP3048248U (ja)

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