JPS644476B2 - - Google Patents

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JPS644476B2
JPS644476B2 JP58002413A JP241383A JPS644476B2 JP S644476 B2 JPS644476 B2 JP S644476B2 JP 58002413 A JP58002413 A JP 58002413A JP 241383 A JP241383 A JP 241383A JP S644476 B2 JPS644476 B2 JP S644476B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piece
slits
dowel
doncho
inner plate
Prior art date
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Expired
Application number
JP58002413A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59129088A (ja
Inventor
Yasuyuki Ko
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON SUPINDORU KENZAI KK
Original Assignee
NIPPON SUPINDORU KENZAI KK
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Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON SUPINDORU KENZAI KK filed Critical NIPPON SUPINDORU KENZAI KK
Priority to JP58002413A priority Critical patent/JPS59129088A/ja
Publication of JPS59129088A publication Critical patent/JPS59129088A/ja
Publication of JPS644476B2 publication Critical patent/JPS644476B2/ja
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  • Wing Frames And Configurations (AREA)
  • Curtains And Furnishings For Windows Or Doors (AREA)
  • Special Wing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は劇場などのどん帳幕の昇降装置に関す
る。
近時、消防法等の規制により、幕は不燃材を用
いることが要求される。そして、高度の不燃材と
なると剛性材となることが避けられない。そのた
め、従来のように巻き上げることができず、上下
数片に分割して各片を同時に吊上げ開幕する構造
のものであつて、しかも閉幕時には同一平面体状
となることが望ましい。併し従来はこのように形
成されたものはなく、可燃性であり消防法上大き
な問題とされていた。
本発明は上記に鑑みなされたもので、昇降が容
易かつ、確実であり、閉幕時には一枚のどん帳状
を呈するような複数の分割片からなるどん帳幕の
昇降装置を提供することを目的とする。
上記目的に鑑み、本発明の要旨は、閉幕状態に
おいて、上から下へ複数の横長矩形の不燃板体か
らなるどん帳片と、これらのどん帳片をその左右
端において昇降案内するような左右一対の柱部
と、前記どん帳片を昇降させる昇降部とを含み、
前記どん帳片はその左右端面の上部および下部か
ら左右方向へ突設された上下案内棒をもち、前記
2本の柱部はそれらの対向側に位置する内板と、
反対向側に位置する外板とを持ち、前記内板には
上下方向に長いスリツトの複数が前後方向に隔置
され、これらのスリツトは前のものから後のもの
まで順にどん帳片の高さに応じて長くされ、か
つ、スリツトは前記どん帳片の上下案内棒を後上
から前下方へ案内する弧状スリツトを持ち、前記
外板には前記内板のスリツトに対応して前記上案
内棒のみを案内するよう、前記内板スリツトより
も夫々各どん帳片の高さに応じて短かくされた複
数のスリツトが前後方向に隔置されたどん帳幕の
昇降装置である。
次に、図面に示す一実施例にもとづいて具体的
に説明する。
第1図において、どん帳幕30は上下方向に沿
つて最上段の第1片31、中段の第2片32およ
び最下段の第3片33からなり、各片には夫々上
案内棒31a,32a,33aおよび下案内棒3
1b,32b,33bが突設される。
左右一対の柱部10,10は夫々、対向鉛直面
たる内板11,11と、反対向面たる外板12,
12とを有し、内板11には第2図示の如く、前
記第1片31の上案内棒31a、下案内棒31b
が直交状態に嵌挿されて摺動する第1スリツト1
11と、第2片32の上下案内棒32a,32b
が嵌挿摺動する第2スリツト112と、第3片3
3の上下案内棒33a,33bが嵌挿摺動する第
3スリツト113とが設けられる。これらのスリ
ツトは第1スリツト111を前側(どん帳幕が舞
台に吊られた際の観客席側)にし、第3スリツト
113を後側にして隔置される。これらのスリツ
ト111,112,113は、閉幕された際、同
一面の幕を形成するよう、どん帳片の第1片31
の下方に第2片32が、また、第2片32の下方
に第3片33が連続状態で垂設されるよう、第2
スリツト112と第3スリツト113とはその下
部が前側へ湾曲する弧状スリツトとなつている。
外板12にも、第1スリツト121、第2スリ
ツト122および第3スリツト123が前後方向
に隔置されるが、第3図示の如く、前記下案内棒
31b,32b,33bは外板12まで達しない
長さとされるので、それぞれ内板11のスリツト
111,112,113に嵌挿摺動されるにとど
まる。一方、上案内棒31a,32a,33aは
内板11の各スリツト111,112,113を
貫通し、外板12の各スリツト121,122,
123に嵌挿されて両スリツトを摺動する。従つ
て、外板12の前記各スリツト121,122,
123は各上案内棒31a,32a,33aのみ
を嵌挿摺動させれば足りる。従つて、これら外板
スリツト121,122,123は、内板スリツ
ト111,112,113よりも各どん帳片の上
下案内棒の上下間隔だけ直線部分が短かく、その
短かい分だけ上方に位置する。
内外板11,12の第2、第3のスリツト11
2,113,122,123における弧状スリツ
トの下端部は第1スリツト111,121の鉛直
下方まで延びている。
第1図の如く、左右柱部10,10の頂部を結
んで梁部20が設けられ、該梁部20にはどん帳
片を吊すワイヤ41の変向プーリ42がとりつけ
られる。
どん帳30の各片は該どん帳幕の閉鎖状態にお
いて、上下に相隣る対向端面が夫々前方へ下る傾
斜面とされる。即ち、第6図示の如く第1片31
の下端面31c、第2片32の上端面32c,3
2dおよび第3片33の上端面33cが何れも上
記の傾斜面とされ、各片が同一鉛直面として吊下
げられたとき、該鉛直面に直交する隙間が生じな
いよう形成される。
また、どん帳片は昇降部40で昇降される。即
ち、第1図の如く、各どん帳片31,32,33
は夫々、これら第1変向プーリ421、第2変向
プーリ422、第3変向プーリ423の各2個を
介し各どん帳片の左右2個所においてその後面側
を第1ワイヤ411、第2ワイヤ412、第3ワ
イヤ413により結着吊持されて昇降自在とされ
る。
昇降部40は、前記ワイヤ41、変向プーリ4
2の他、第1図、第4図および第5図に示される
ようにおもり43、おもり案内棒44、ウインチ
45および位置規正部材46をもつ。おもり43
は昇降ケース40a内の各鉛直ワイヤ部分に設け
られ、上記おもり案内棒44によつて鉛直方向に
昇降可能とされ、各どん帳片の重量より稍軽目と
されてバランスがとられる。また、位置規正部材
46は各ワイヤ411〜413の鉛直部分に対向
し、マイクロスイツチ等による上限、下限ストツ
パ461a,461bと、これらの下方、および
上方に設けられたスローダウンスイツチ462
a,462bとからなる。
ウインチ45は第5図示の如く、螺旋条溝が付
された小径の第1ドラム451、中径の第2ドラ
ム452、大径の第3ドラム453を同軸に組合
わされ、減速機454、チエン伝導部455を介
してモータ456により各ワイヤを巻取り、巻き
戻しするよう構成されている。なお、第5図の4
7はワイヤを寸動させるための手廻し装置であ
る。
以上の構造においてその作動態様を説明する。
幕閉止状態では各どん帳片31,32,33は
恰かも1枚の垂幕のごとく同一鉛直面をなして垂
下されている。幕を上げる際には、モータ456
を駆動することにより第1片31、第2片32、
第3片33は下方のもの程速い速度で各スリツト
に沿い引きあげられ、最後はこれら3者は前後方
向に間隔をおいて停止する。停止は下限ストツパ
461bの作動による。幕を閉じる場合にはモー
タ456を逆回転させれば、各どん帳片の下案内
棒31b,32b,33bは内板11の各スリツ
ト111,112,113内を下降し、上案内棒
31a,32a,33aは内板11の各スリツト
内を外板12の各スリツト121,122,12
3に規正されながら下降する。従つて、各どん帳
片の上下案内棒は夫々のスリツトの湾曲スリツト
に誘導され、どん帳幕30の第2片32が第1片
31の下方に、第3片33が前記第2片32の下
方に垂下され、同一鉛直面を形成するのである。
どん帳幕の各片は、第1片31の昇降完了と同時
に第2片32、第3片33も昇降が完了するよう
ウインチ45のドラムの径が定められている。閉
幕時の停止は上限ストツパ461aの作動によ
る。
本発明は以上の通り構成されるので、どん帳幕
の昇降が容易かつ確実であり、閉幕時には各片が
1枚のどん帳幕状を呈する分割片からなるので、
不燃材料を用いた剛性のどん帳幕の昇降装置に使
用して極めて高い性能を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す全体正面図、
第2図は内板の拡大側面図、第3図は外板の拡大
側面図、第4図は昇降部の要部拡大正面図、第5
図は昇降部の他の要部拡大平面図、第6図は要部
拡大縦断面図である。 10……柱部、11……内板、111,11
2,113……スリツト、12……外板、12
1,122,123……スリツト、20……梁
部、30……どん帳幕、31……第1片、32…
…第2片、33……第3片、31a,32a,3
3a……上案内棒、31b,32b,33b……
下案内棒、40……昇降部、41……ワイヤ、4
5……ウインチ、46……位置規正部材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 閉幕状態において、上から下へ複数の横長矩
    形の不燃板体からなるどん帳片と、これらのどん
    帳片をその左右端において昇降案内するような左
    右一対の柱部と、前記どん帳片を昇降させる昇降
    部とを含み、前記どん帳片はその左右端面の上部
    および下部から左右方向へ突設された上下案内棒
    をもち、前記2本の柱部はそれらの対向側に位置
    する内板と、反対向側に位置する外板とを持ち、
    前記内板には上下方向に長いスリツトの複数が前
    後方向に隔置され、これらのスリツトは前のもの
    から後のものまで順にどん帳片の高さに応じて長
    くされ、かつ、前より第2番目以降のスリツトは
    前記どん帳片の上下案内棒を後上から前下方へ案
    内する弧状スリツトを持ち、前記外板には前記内
    板のスリツトに対応して前記上案内棒を案内する
    よう、前記内板スリツトよりも夫々各どん帳片の
    高さに応じて短かくされた複数のスリツトが前後
    方向に隔置されたことを特徴とするどん帳幕の昇
    降装置。 2 どん帳の閉鎖状態において、相隣るどん帳片
    の対向端面は前方へ下る傾斜面とされ、ワイヤは
    各どん帳片の少なくとも左右2個所においてその
    後面側に結着されている特許請求の範囲第1項記
    載のどん帳幕の昇降装置。 3 昇降部は、各どん帳片の上部で少なくとも左
    右2個所を結着されたものが各どん帳片毎に1本
    にまとめられてなる吊持ワイヤと、これら吊持ワ
    イヤ毎に1個宛設けられて全どん帳片がおおむね
    同一時間内に昇降されるように直径が定められた
    巻付ドラムをもつウインチとを含む特許請求の範
    囲第1項または第2項記載のどん帳幕の昇降装
    置。
JP58002413A 1983-01-10 1983-01-10 どん帳幕の昇降装置 Granted JPS59129088A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58002413A JPS59129088A (ja) 1983-01-10 1983-01-10 どん帳幕の昇降装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP58002413A JPS59129088A (ja) 1983-01-10 1983-01-10 どん帳幕の昇降装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59129088A JPS59129088A (ja) 1984-07-25
JPS644476B2 true JPS644476B2 (ja) 1989-01-25

Family

ID=11528555

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JP58002413A Granted JPS59129088A (ja) 1983-01-10 1983-01-10 どん帳幕の昇降装置

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Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59174182A (ja) * 1983-03-25 1984-10-02 日本スピンドル建材株式会社 どん帳幕の昇降装置
JPH0616016Y2 (ja) * 1988-04-15 1994-04-27 石川島播磨重工業株式会社 密封型昇降ドア装置
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