JPH0617586A - もち上げカーテン式物品搬出入ドアのバランス装置 - Google Patents
もち上げカーテン式物品搬出入ドアのバランス装置Info
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- JPH0617586A JPH0617586A JP5090683A JP9068393A JPH0617586A JP H0617586 A JPH0617586 A JP H0617586A JP 5090683 A JP5090683 A JP 5090683A JP 9068393 A JP9068393 A JP 9068393A JP H0617586 A JPH0617586 A JP H0617586A
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- 238000004804 winding Methods 0.000 abstract description 16
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 5
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 4
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 239000003351 stiffener Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05D—HINGES OR SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS
- E05D13/00—Accessories for sliding or lifting wings, e.g. pulleys, safety catches
- E05D13/10—Counterbalance devices
- E05D13/14—Counterbalance devices with weights
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E06—DOORS, WINDOWS, SHUTTERS, OR ROLLER BLINDS IN GENERAL; LADDERS
- E06B—FIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
- E06B9/00—Screening or protective devices for wall or similar openings, with or without operating or securing mechanisms; Closures of similar construction
- E06B9/56—Operating, guiding or securing devices or arrangements for roll-type closures; Spring drums; Tape drums; Counterweighting arrangements therefor
- E06B9/62—Counterweighting arrangements
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05Y—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES E05D AND E05F, RELATING TO CONSTRUCTION ELEMENTS, ELECTRIC CONTROL, POWER SUPPLY, POWER SIGNAL OR TRANSMISSION, USER INTERFACES, MOUNTING OR COUPLING, DETAILS, ACCESSORIES, AUXILIARY OPERATIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, APPLICATION THEREOF
- E05Y2900/00—Application of doors, windows, wings or fittings thereof
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05Y—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES E05D AND E05F, RELATING TO CONSTRUCTION ELEMENTS, ELECTRIC CONTROL, POWER SUPPLY, POWER SIGNAL OR TRANSMISSION, USER INTERFACES, MOUNTING OR COUPLING, DETAILS, ACCESSORIES, AUXILIARY OPERATIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, APPLICATION THEREOF
- E05Y2900/00—Application of doors, windows, wings or fittings thereof
- E05Y2900/10—Application of doors, windows, wings or fittings thereof for buildings or parts thereof
- E05Y2900/106—Application of doors, windows, wings or fittings thereof for buildings or parts thereof for garages
-
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- E05Y2900/13—Type of wing
- E05Y2900/132—Doors
-
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- E05Y2900/13—Type of wing
- E05Y2900/146—Shutters
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Architecture (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
- Curtains And Furnishings For Windows Or Doors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 もち上げカーテン式のドアのカウンタウエイ
トの効果を改善すること。 【構成】 長い質量Ｍ6を有する長いカウンタウエイト
（６）が吊り下がっている長いベルト（８）が前記カー
テン（１）の全ストロークに対応する長さを有し、これ
に対して短かい質量Ｍ5を有する短かい他方のカウンタ
ウエイト（５）の短かいベルト（７）が短かい長さであ
って、これが正逆どちらの方向にも巻き取られ得るよう
に対応するドラム（３）に取付けられていること。
トの効果を改善すること。 【構成】 長い質量Ｍ6を有する長いカウンタウエイト
（６）が吊り下がっている長いベルト（８）が前記カー
テン（１）の全ストロークに対応する長さを有し、これ
に対して短かい質量Ｍ5を有する短かい他方のカウンタ
ウエイト（５）の短かいベルト（７）が短かい長さであ
って、これが正逆どちらの方向にも巻き取られ得るよう
に対応するドラム（３）に取付けられていること。
Description
【０００１】本発明はもち上げカーテン式物品搬出入ド
ア用のバランス装置に関する。この種ドアとしては工
場、倉庫、ガレージ、商店などのドアがあげられ、カー
テンまたはカーテン巻き上げのためのストラップを巻き
上げるシャフトを包含する。このシャフトは巻き上げベ
ルトのためのふたつのドラムを有し、これらドラムにふ
たつのカウンタウエイトが吊り下げられており、カーテ
ンは一般にたとえば自動車、トラック、物品運搬車両な
どの車両が通れるように設置した戸口を開閉することを
主に意図するものである。
ア用のバランス装置に関する。この種ドアとしては工
場、倉庫、ガレージ、商店などのドアがあげられ、カー
テンまたはカーテン巻き上げのためのストラップを巻き
上げるシャフトを包含する。このシャフトは巻き上げベ
ルトのためのふたつのドラムを有し、これらドラムにふ
たつのカウンタウエイトが吊り下げられており、カーテ
ンは一般にたとえば自動車、トラック、物品運搬車両な
どの車両が通れるように設置した戸口を開閉することを
主に意図するものである。
【０００２】このようなドアは通常電動機で作動せしめ
られる。
られる。
【０００３】この電動機の駆動力が少なくてすむように
するため、また停電時にドアを開けることを可能とする
ために、このカーテンが上昇する間に下降するカウンタ
ウエイトを設けるのである。このようなカウンタウエイ
トの採用は数多くの例において有効であることが示され
ているが、なお欠点が生ずる場合がある。ことに、或る
場合には、カーテンの吊り下げられている部分の重量が
変化し、カーテンが上昇するに従い軽くなることがあげ
られる。
するため、また停電時にドアを開けることを可能とする
ために、このカーテンが上昇する間に下降するカウンタ
ウエイトを設けるのである。このようなカウンタウエイ
トの採用は数多くの例において有効であることが示され
ているが、なお欠点が生ずる場合がある。ことに、或る
場合には、カーテンの吊り下げられている部分の重量が
変化し、カーテンが上昇するに従い軽くなることがあげ
られる。
【０００４】たとえばカーテンをその頂部にあるシャフ
トに巻き上げる場合、このカーテンの巻き上げた部分は
もはや重力の力を与えることがなく、まだ巻き上げられ
ておらず吊り下がっている部分だけが支持を必要として
いるのである。このカーテンは、スライドウエイの間を
滑動する複数のパネルで構成してもよい。このようなパ
ネルはドアの上方で水平またはほとんど水平に折り畳ま
れ、このため水平のスライドウエイ部分にあるパネルは
もはや重力の力に関与しないようになる。また、ドアの
上方にもち上げられたパネルはもはや重力の力に関与し
ない位置に格納されるドアもある。このような場合以外
の場合ももちろんある。本発明はまた、ドア要素が水平
姿勢へと傾斜しており、ドアもち上げ機構がカウンタウ
エイトベルト巻き上げシャフトと駆動接続関係にあるド
アにも適用される。
トに巻き上げる場合、このカーテンの巻き上げた部分は
もはや重力の力を与えることがなく、まだ巻き上げられ
ておらず吊り下がっている部分だけが支持を必要として
いるのである。このカーテンは、スライドウエイの間を
滑動する複数のパネルで構成してもよい。このようなパ
ネルはドアの上方で水平またはほとんど水平に折り畳ま
れ、このため水平のスライドウエイ部分にあるパネルは
もはや重力の力に関与しないようになる。また、ドアの
上方にもち上げられたパネルはもはや重力の力に関与し
ない位置に格納されるドアもある。このような場合以外
の場合ももちろんある。本発明はまた、ドア要素が水平
姿勢へと傾斜しており、ドアもち上げ機構がカウンタウ
エイトベルト巻き上げシャフトと駆動接続関係にあるド
アにも適用される。
【０００５】カーテンの構造がどうであれ、上述の場合
このカーテンがその上昇ストロークの頂点に達した時、
カーテンはほとんど残りの重力の力を呈することなく、
これに対しカウンタウエイトが呈する力は変化しない。
このようにして、この上昇ストロークの終りにおいて損
傷を与え易い慣性力効果が発生することがある。
このカーテンがその上昇ストロークの頂点に達した時、
カーテンはほとんど残りの重力の力を呈することなく、
これに対しカウンタウエイトが呈する力は変化しない。
このようにして、この上昇ストロークの終りにおいて損
傷を与え易い慣性力効果が発生することがある。
【０００６】このため従来から、複数の質量体を用いこ
れら質量体が下降するにつれてそれぞれ異なる高さ位置
で停止するようにしたカウンタウエイト装置が提案され
ている（米国特許第１，７５０，０４２号明細書および
ソ連特許第６６１，０９８号明細書参照）。
れら質量体が下降するにつれてそれぞれ異なる高さ位置
で停止するようにしたカウンタウエイト装置が提案され
ている（米国特許第１，７５０，０４２号明細書および
ソ連特許第６６１，０９８号明細書参照）。
【０００７】このようなカウンタウエイト装置は一応有
効なものではあるが、すべての適用例において好適とは
いえない。
効なものではあるが、すべての適用例において好適とは
いえない。
【０００８】本発明によれば、ふたつのカウンタウエイ
トを包含し、その一方はカーテンの全移動（巻き上げの
移動または下降の移動）中のこの一方のカウンタウエイ
トのストロークよりも短かいベルトに吊り下げられてお
り、このベルトが巻き上げおよび下降の両方向に好適で
あって、カウンタウエイトが或る距離下降した後、この
カウンタウエイトのベルトが反対方向に巻かれ、一方カ
ーテンは巻き上げられ続けて、前記カウンタウエイトが
上方に移動しこれにより駆動力の代りに対抗する力が作
用するのである。
トを包含し、その一方はカーテンの全移動（巻き上げの
移動または下降の移動）中のこの一方のカウンタウエイ
トのストロークよりも短かいベルトに吊り下げられてお
り、このベルトが巻き上げおよび下降の両方向に好適で
あって、カウンタウエイトが或る距離下降した後、この
カウンタウエイトのベルトが反対方向に巻かれ、一方カ
ーテンは巻き上げられ続けて、前記カウンタウエイトが
上方に移動しこれにより駆動力の代りに対抗する力が作
用するのである。
【０００９】ふたつのカウンタウエイトを用い、それぞ
れを巻き上げシャフトのそれぞれの端部に配設すること
は全く好都合である。しかし、３つまたはそれ以上の数
のカウンタウエイトを用いて一層こまかいバランスをと
るようにするシステムも設計可能であるが、こうすると
機構が複雑なものとなる。
れを巻き上げシャフトのそれぞれの端部に配設すること
は全く好都合である。しかし、３つまたはそれ以上の数
のカウンタウエイトを用いて一層こまかいバランスをと
るようにするシステムも設計可能であるが、こうすると
機構が複雑なものとなる。
【００１０】以下本発明を、添付図面に例示したその好
適なかつ非限定的な実施例について詳述する。
適なかつ非限定的な実施例について詳述する。
【００１１】図１の（ａ）はもち上げカーテン式のドア
の、本発明に関係する要素を示すものである。このドア
はカーテン１を有し、このカーテンはシャフト２に巻き
付けられたり巻きほごされたりできる。シャフト２は所
望により、カーテンの上げ下げの目的のためのドラム２
Ａをそなえるものとする。シャフト２はカーテンの幅よ
り長く、ふたつのドラム３および４はたとえばカーテン
の側部にひとつずつ、巻き上げシャフトに配設してあ
る。ふたつのカウンタウエイト５および６は、ドラムに
巻き取られるに好適としたベルト７および８によって吊
り下げられている。これらのカウンタウエイトは、一部
分を図示してある適宜の通路９および１０内を移動す
る。このドアは一般に、たとえばカーテンの縁部のため
のスライドウエイを包含する垂直の側部直立柱および、
電動機、伝導系統およびストローク端スイッチと共にシ
ャフト２を収容する頂部横部材のような他の要素（図示
してない）を包含している。カーテンは異なった高さ位
置に配置した複数の水平補強棒によって補強するのがよ
い。これらの水平補強棒はカーテンと一緒にシャフト２
に巻き取られる。バラスト棒をカーテンの底端部に設け
ることもできる。
の、本発明に関係する要素を示すものである。このドア
はカーテン１を有し、このカーテンはシャフト２に巻き
付けられたり巻きほごされたりできる。シャフト２は所
望により、カーテンの上げ下げの目的のためのドラム２
Ａをそなえるものとする。シャフト２はカーテンの幅よ
り長く、ふたつのドラム３および４はたとえばカーテン
の側部にひとつずつ、巻き上げシャフトに配設してあ
る。ふたつのカウンタウエイト５および６は、ドラムに
巻き取られるに好適としたベルト７および８によって吊
り下げられている。これらのカウンタウエイトは、一部
分を図示してある適宜の通路９および１０内を移動す
る。このドアは一般に、たとえばカーテンの縁部のため
のスライドウエイを包含する垂直の側部直立柱および、
電動機、伝導系統およびストローク端スイッチと共にシ
ャフト２を収容する頂部横部材のような他の要素（図示
してない）を包含している。カーテンは異なった高さ位
置に配置した複数の水平補強棒によって補強するのがよ
い。これらの水平補強棒はカーテンと一緒にシャフト２
に巻き取られる。バラスト棒をカーテンの底端部に設け
ることもできる。
【００１２】カウンタウエイト６は従来のやり方で配設
されている。カーテンを下げると（一杯に下げると）、
カウンタウエイトは高位置となる。カーテンがもち上げ
られるにつれて、カウンタウエイトは下方に移動する。
カーテンがもち上げられると［図３の（ａ）］、カウン
タウエイトは低位置となる。このカウンタウエイト６の
ストロークはカーテンのストロークと同じか、または異
なるものとすることができる。これは、カーテン巻き上
げシャフトの直径とドラム４の直径とに依存する。カウ
ンタウエイトの質量はこれに従って選定する。この質量
は以下の記述において「長い」質量（「長い」カウンタ
ウエイトの「長い」質量）と称し、カウンタウエイトを
吊り下げるベルトを「長い」ベルトと称することとす
る。
されている。カーテンを下げると（一杯に下げると）、
カウンタウエイトは高位置となる。カーテンがもち上げ
られるにつれて、カウンタウエイトは下方に移動する。
カーテンがもち上げられると［図３の（ａ）］、カウン
タウエイトは低位置となる。このカウンタウエイト６の
ストロークはカーテンのストロークと同じか、または異
なるものとすることができる。これは、カーテン巻き上
げシャフトの直径とドラム４の直径とに依存する。カウ
ンタウエイトの質量はこれに従って選定する。この質量
は以下の記述において「長い」質量（「長い」カウンタ
ウエイトの「長い」質量）と称し、カウンタウエイトを
吊り下げるベルトを「長い」ベルトと称することとす
る。
【００１３】カウンタウエイト５は本発明に従って設置
する。ベルト７は、カーテン１の全ストロークに対応す
るカウンタウエイトストロークよりも短かく、ベルトは
正逆両方向に巻き取られるようなやり方［図１の
（ｂ）、図２の（ｂ）、および図３の（ｂ）参照］でド
ラム３に装架されている。以下の記述においては、この
カウンタウエイトを「短かい」カウンタウエイト、その
質量を「短かい」質量、その吊り下げベルトを「短か
い」ベルトと称することとする。ベルトは様々な異なる
やり方で固定することができる。このようなベルト取付
け法は既知のものである。またベルトに代えケーブルを
用いることも可能である。ドラムはケーブルの規則正し
い巻き付けを容易にする溝を包含するものとすることが
できる。ベルトを用いる場合、ベルトはそれ自体に巻き
付けられるので、巻き取り直径はカウンタウエイトが上
方に移動するにつれて増大する。このようにして、カウ
ンタウエイトは最初、より大きな力を呈し、このこと
は、カーテンの全重量をもち上げる必要のある巻き上げ
開始時に有利なことである。
する。ベルト７は、カーテン１の全ストロークに対応す
るカウンタウエイトストロークよりも短かく、ベルトは
正逆両方向に巻き取られるようなやり方［図１の
（ｂ）、図２の（ｂ）、および図３の（ｂ）参照］でド
ラム３に装架されている。以下の記述においては、この
カウンタウエイトを「短かい」カウンタウエイト、その
質量を「短かい」質量、その吊り下げベルトを「短か
い」ベルトと称することとする。ベルトは様々な異なる
やり方で固定することができる。このようなベルト取付
け法は既知のものである。またベルトに代えケーブルを
用いることも可能である。ドラムはケーブルの規則正し
い巻き付けを容易にする溝を包含するものとすることが
できる。ベルトを用いる場合、ベルトはそれ自体に巻き
付けられるので、巻き取り直径はカウンタウエイトが上
方に移動するにつれて増大する。このようにして、カウ
ンタウエイトは最初、より大きな力を呈し、このこと
は、カーテンの全重量をもち上げる必要のある巻き上げ
開始時に有利なことである。
【００１４】複数のカウンタウエイトは均一なものとし
ても、あるいは異なるものとしてもよい。一般に、カウ
ンタウエイト６は、より重いものである。
ても、あるいは異なるものとしてもよい。一般に、カウ
ンタウエイト６は、より重いものである。
【００１５】このような条件下では、装置は次に述べる
ように作動する。
ように作動する。
【００１６】ドアがその閉鎖位置にある時［図１の
（ａ）および（ｂ）］、カーテンは一杯に下がってお
り、両方のカウンタウエイトは上がっている。カーテン
はブレーキ、一般に電動機と一体になっているブレーキ
によってこの位置に保持されている。ふたつのカウンタ
ウエイトに由来する力を、カーテンをもち上げるに必要
な力よりも大きくするための手段を設けることもでき
る。このような状況の下では、カーテンは単にブレーキ
を釈放するだけでもち上げられ始める。カーテンから来
る対抗する力は、このカーテンの巻きほごされている部
分だけが重力に由来する力を生ずるので、次第に減少す
ることとなる。カーテンのまだ巻き上げられていない部
分の質量だけが作用するのである。
（ａ）および（ｂ）］、カーテンは一杯に下がってお
り、両方のカウンタウエイトは上がっている。カーテン
はブレーキ、一般に電動機と一体になっているブレーキ
によってこの位置に保持されている。ふたつのカウンタ
ウエイトに由来する力を、カーテンをもち上げるに必要
な力よりも大きくするための手段を設けることもでき
る。このような状況の下では、カーテンは単にブレーキ
を釈放するだけでもち上げられ始める。カーテンから来
る対抗する力は、このカーテンの巻きほごされている部
分だけが重力に由来する力を生ずるので、次第に減少す
ることとなる。カーテンのまだ巻き上げられていない部
分の質量だけが作用するのである。
【００１７】動きはカウンタウエイト５がそのストロー
クの底端に達するまで続き、このストロークの底端では
短かいベルト７が一杯に巻きほごされる。この後は、ベ
ルト７は逆の方向に巻き上げられ、カウンタウエイト５
がもち上げられる。このカウンタウエイトによって呈せ
られる力は質量差Ｍ6−Ｍ5の関数である。
クの底端に達するまで続き、このストロークの底端では
短かいベルト７が一杯に巻きほごされる。この後は、ベ
ルト７は逆の方向に巻き上げられ、カウンタウエイト５
がもち上げられる。このカウンタウエイトによって呈せ
られる力は質量差Ｍ6−Ｍ5の関数である。
【００１８】たとえば、この質量差は、カーテンが一杯
に巻き上げられるまで上昇し続けるように、このカーテ
ンの残りの質量を補償するように選定される。
に巻き上げられるまで上昇し続けるように、このカーテ
ンの残りの質量を補償するように選定される。
【００１９】ふたつのカウンタウエイトが等しい質量の
ものであれば（ベルトの巻き上げ直径を考慮に入れて等
しい力を呈するものであれば）、カーテンはこの位置に
おいて停止する。このことは、たとえカウンタウエイト
５がカウンタウエイト６よりも重いとしても当てはま
る。
ものであれば（ベルトの巻き上げ直径を考慮に入れて等
しい力を呈するものであれば）、カーテンはこの位置に
おいて停止する。このことは、たとえカウンタウエイト
５がカウンタウエイト６よりも重いとしても当てはま
る。
【００２０】カウンタウエイトの質量は所望の最初の力
Ｍ6＋Ｍ5を有すると共に、ストロークの第２の部分では
これよりも小さい力Ｍ6−Ｍ5を有するように選定するこ
とができることは明かである。このことは電動機に要求
される最大の力を減少させることを可能としている。も
しもこの質量が充分に大きく、Ｍ6−Ｍ5の値を適宜選定
できれば、カーテンは少なくとも或るカーテン高さま
で、または所望によっては全高にわたって、電動機から
の駆動力なしに（たとえば停電時）、もち上げられる。
Ｍ6＋Ｍ5を有すると共に、ストロークの第２の部分では
これよりも小さい力Ｍ6−Ｍ5を有するように選定するこ
とができることは明かである。このことは電動機に要求
される最大の力を減少させることを可能としている。も
しもこの質量が充分に大きく、Ｍ6−Ｍ5の値を適宜選定
できれば、カーテンは少なくとも或るカーテン高さま
で、または所望によっては全高にわたって、電動機から
の駆動力なしに（たとえば停電時）、もち上げられる。
【００２１】短かいベルトを一杯に巻きほごすと、短か
いカウンタウエイトはその最下方位置にあり、これ以上
下方に動くことができない。この最下方位置は、カーテ
ンの底端のための中間高さに対応する。この高さは、短
かいベルトの長さを適宜選定することによって任意に選
定することができる。中間高さはカーテンの全開高さま
でのおおよそ半分の位置であり、カーテンの非巻き上げ
部分の質量に対するカウンタウエイトの力に合致するよ
うになる。この中間高さは戸口の頂部部分に位置して、
カウンタウエイト間の重量差の力を、カーテン上昇スト
ロークの終りに向けてカーテンの動きを減衰するように
適合させている。
いカウンタウエイトはその最下方位置にあり、これ以上
下方に動くことができない。この最下方位置は、カーテ
ンの底端のための中間高さに対応する。この高さは、短
かいベルトの長さを適宜選定することによって任意に選
定することができる。中間高さはカーテンの全開高さま
でのおおよそ半分の位置であり、カーテンの非巻き上げ
部分の質量に対するカウンタウエイトの力に合致するよ
うになる。この中間高さは戸口の頂部部分に位置して、
カウンタウエイト間の重量差の力を、カーテン上昇スト
ロークの終りに向けてカーテンの動きを減衰するように
適合させている。
【図１】（ａ）は本発明バランス装置を有する物品搬出
入ドアのカーテンを下降させた状態を示す略図的な斜視
図であり、（ｂ）はその巻き上げシャフトのドラムとカ
ウンタウエイト吊り下げベルトを拡大して示す端面図で
ある。
入ドアのカーテンを下降させた状態を示す略図的な斜視
図であり、（ｂ）はその巻き上げシャフトのドラムとカ
ウンタウエイト吊り下げベルトを拡大して示す端面図で
ある。
【図２】（ａ）はカーテンの巻き上げの途中を示す図１
の（ａ）と同様な斜視図であり、（ｂ）はそのドラムと
カウンタウエイト吊り下げベルトの拡大端面図である。
の（ａ）と同様な斜視図であり、（ｂ）はそのドラムと
カウンタウエイト吊り下げベルトの拡大端面図である。
【図３】（ａ）はカーテンを巻き上げた状態を示す図１
の（ａ）と同様な斜視図であり、（ｂ）はそのドラムと
カウンタウエイト吊り下げベルトの拡大端面図である。
の（ａ）と同様な斜視図であり、（ｂ）はそのドラムと
カウンタウエイト吊り下げベルトの拡大端面図である。
１ カーテン ２ シャフト ２Ａ ドラム ３ ドラム ４ ドラム ５ カウンタウエイト ６ カウンタウエイト ７ ベルト ８ ベルト ９ 通路 １０ 通路
Claims (3)
- 【請求項１】カーテン（１）が巻き上げられるかまたは
カーテンもち上げストラップが巻き上げられるシャフト
（２）を包含し、このシャフト（２）がふたつのドラム
（３、４）を担持しており、これらドラム（３、４）に
ベルト（７、８）が巻き付けられていて、これらベルト
（７、８）からふたつのカウンタウエイト（５、６）が
吊り下げられている、もち上げカーテン式物品搬出入ド
アのバランス装置において、長い質量Ｍ6を有する長い
カウンタウエイト（６）が吊り下がっている長いベルト
（８）が前記カーテン（１）の全ストロークに対応する
長さを有し、これに対して短かい質量Ｍ5を有する短か
い他方のカウンタウエイト（５）の短かいベルト（７）
が短かい長さであって、これが正逆どちらの方向にも巻
き取られ得るように対応するドラム（３）に取付けられ
ていることを特徴とするバランス装置。 - 【請求項２】請求項１記載のバランス装置において、前
記長い質量Ｍ6を前記短かい質量Ｍ5よりも大としたこと
を特徴とするバランス装置。 - 【請求項３】請求項２記載のバランス装置において、前
記質量間の差Ｍ6−Ｍ5が、短かいベルト（７）を、一杯
に巻きほごした時に巻き上げられていない前記カーテン
（１）の部分の質量よりも大としたことを特徴とするバ
ランス装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| FR9203706 | 1992-03-27 | ||
| FR9203706A FR2689174A1 (fr) | 1992-03-27 | 1992-03-27 | Dispositif d'équilibrage pour porte de manutention à rideau relevable. |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0617586A true JPH0617586A (ja) | 1994-01-25 |
Family
ID=9428146
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5090683A Withdrawn JPH0617586A (ja) | 1992-03-27 | 1993-03-25 | もち上げカーテン式物品搬出入ドアのバランス装置 |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
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