JPH0343614Y2 - - Google Patents

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JPH0343614Y2
JPH0343614Y2 JP2965487U JP2965487U JPH0343614Y2 JP H0343614 Y2 JPH0343614 Y2 JP H0343614Y2 JP 2965487 U JP2965487 U JP 2965487U JP 2965487 U JP2965487 U JP 2965487U JP H0343614 Y2 JPH0343614 Y2 JP H0343614Y2
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JP
Japan
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mounting base
wire
pulley
wires
hanging
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JP2965487U
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JPS63137412U (ja
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  • Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は劇場あるいは多目的ホールなどの照
明器具やスピーカなどの吊下装置に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
従来の照明器具などの吊下装置はホールなどの
天井枠に設けたマシンのドラムにより巻上げ巻下
しされる左右各2本のワイヤを、取付台の四隅の
上方に取付けた四箇所の吊滑車からそれぞれ垂下
させ、その下端を取付台の四隅に固定するという
四点吊下げ方式が一般的である。
このような四点吊下げ方式の取付台に複数の照
明器具やスピーカなどを取付けて、必要に応じて
昇降させるものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記のような従来の四点吊下げ方式では各ワイ
ヤと吊滑車と取付台により平行四辺形が構成され
るため、震度の低い地震の場合でも揺動しやす
く、揺動が減衰するまでの時間も長くなるという
問題がある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題点を解決するために、この考案は照
明器具などの取付台の四隅をマシンにより操作す
る4本のワイヤにより吊下げた装置において、取
付台の上方後部に設けたマシンのドラムから引出
したワイヤを、取付台の四隅の上方に設けた四箇
所の吊滑車から下方に導いて、取付台上の四隅の
ガイド滑車にかけるとともに、後部のガイド滑車
にかけたワイヤは斜前上方に、前部のガイド滑車
にかけたワイヤは斜後上方に導いてX状に交叉さ
せ、この各ワイヤの上端部を相手ワイヤの吊滑車
付近に固定し、さらに前記の各ドラムとともに回
転する若干大径のドラムから引出した左右一対の
ワイヤは取付台の上方後部の吊滑車を経て左右に
X状に交叉させつつ下方に導いて、取付台の前部
両側に固定したものである。
〔実施例〕
図面に示す〔実施例〕において、1は多目的ホ
ールなどの床面、2はその上方に天井枠で、俗に
ブドー棚などとも称されるものである。この天井
枠2から複数の取付台3を吊下るものであるが、
天井枠2には各取付台3毎にマシン4を設置して
ある。
マシン4はモータや減速機などで構成され、ド
ラム軸5を正逆転させるものである。
上記各ドラム軸5には各一対の小径ドラム7と
大径ドラム8を固定する。また、各小径ドラム7
の前方の天井枠2には前記取付台3の四隅部の直
上に位置する四箇の吊滑車9を配置し、取付台3
の上部四隅にはガイド滑車10をそれぞれ取付け
る。
12,13は各小径ドラム7にそれぞれ巻付け
て端部を固定したワイヤで、このワイヤ12,1
3を各ドラム7から引出し、左右のワイヤ12は
第2図のように前方の吊滑車9にかけて下方に導
き、取付台3の前部両端のガイド滑車10にかけ
て後上方に導き、後部の左右の吊滑車9付近の固
定点14において、天井枠2に固定する。
また、左右のワイヤ13は第2図のように後方
の吊滑車9にかけて下方に導き、取付台3の後端
部両端のガイド滑車にかけて前上方に導き、前部
の左右の吊滑車9付近の固定点15において、天
井枠2に固定する。
また、左右の大径ドラム8に巻付けて端部を固
定した左右のワイヤ17は後方の左右の吊滑車9
の側部に配置した吊滑車18にかけて前下方へ導
きながら右側の吊滑車18からのワイヤ17は取
付台3の前部左側の固定点19に固定し、左側の
吊滑車18からのワイヤ17は取付台3の前部右
側の固定点19に固定して左右のワイヤ17を吊
滑車18と固定点19間においてX状に交叉させ
る。
なお、第1図,第2図の20は取付台3の下側
に取付けた複数の照明器具であるが、その他にス
ピーカなども取付ける場合もあり、取付台3上に
は手摺や各種ケーブルを分けて収納するカゴなど
も設ける。
上記の実施例において、マシン4によりドラム
軸5を巻戻し方向に駆動すると、左右のドラム
7,8からワイヤ12,13,17が繰り出され
るので取付台3は水平のまま下降する。
また、上記の逆にドラム軸5をワイヤ12,1
3,17の巻上方向に駆動すると、各ワイヤ1
2,13,17が各ドラム7,8に巻取られて取
付台3は水平のまま上昇する。
上記の取付台3の上下のさいに取付台3と吊滑
車9間において垂直となつているワイヤ13の巻
上げや繰り出し量は取付台3の昇降量と等しい
が、吊滑車18と固定点19間におけるワイヤ1
7の距離はワイヤ12,13の垂直部の長さより
も長いので、ドラム8の径をドラム7の径よりも
大として取付台3の上昇、下降時にワイヤ17が
弛んだり大きな張力が働いたりしないようにす
る。
〔効果〕
この考案は前記のように取付台の上方後部に設
けたマシンのドラムから引出したワイヤを取付台
の四隅の上方に設けた四箇所の滑車から垂直に導
いて取付台上の四隅のガイド滑車にかけるととも
に、後部のガイド滑車にかけたワイヤは斜前上方
に、前部のガイド滑車にかけたワイヤは斜後上方
に導いてX状に交叉させ、この各ワイヤの上端部
を相手ワイヤの吊滑車付近に固定したものである
から、吊滑車と取付台の間には左右のワイヤによ
つて、一種のトラスが構成される。したがつて前
後方向の揺動が少なくなり、揺動の減衰が速くな
る。
また、前記の各ドラムとともに、回転する若干
大径のドラムから引出した左右一対のワイヤは取
付台の上方後部の吊滑車を径て左右にX状に交叉
させつつ下方に導いて、取付台の前部両側に固定
してあるから、左右方向にも傾斜したトラスが形
成されている。従つて左右方向の揺動も少なく、
揺動の減速速度も速い。さらに、斜の左右方向の
トラスを構成するワイヤの巻取用のドラムは垂直
のトラスを構成するワイヤの巻取用のドラムより
も若干大径となつているから取付台の昇降にさい
して斜のトラスを構成するワイヤが弛んだり、緊
張しすぎて取付台を傾斜させるようなおそれがな
いなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の吊下装置で吊下げた取付台
を備えたホールの一部省略縦断側面図、第2図は
この考案の吊下装置の斜視図、第3図は同上の平
面図である。 3……取付台、4……マシン、5……ドラム
軸、7……小径ドラム、8……大径ドラム、9,
18……吊滑車、10……ガイド滑車、12,1
3,17……ワイヤ、14,15,19……固定
点、20……照明器具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 照明器具などの取付台の四隅をマシンにより操
    作する4本のワイヤにより吊下げた装置におい
    て、取付台の上方後部に設けたマシンのドラムか
    ら引出したワイヤを、取付台の四隅の上方に設け
    た四箇所の吊滑車から下方に導いて、取付台上の
    四隅のガイド滑車にかけるとともに、後部のガイ
    ド滑車にかけたワイヤは斜前上方に、前部のガイ
    ド滑車にかけたワイヤは斜後上方に導いてX状に
    交叉させ、この各ワイヤの上端部を相手ワイヤの
    吊滑車付近に固定し、さらに前記の各ドラムとと
    もに回転する若干大径のドラムから引出した左右
    一対のワイヤは取付台の上方後部の吊滑車を経て
    左右にX状に交叉させつつ下方に導びいて、取付
    台の前部両側に固定した照明器具などの取付台吊
    下装置。
JP2965487U 1987-02-28 1987-02-28 Expired JPH0343614Y2 (ja)

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JP2965487U JPH0343614Y2 (ja) 1987-02-28 1987-02-28

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JP2965487U JPH0343614Y2 (ja) 1987-02-28 1987-02-28

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JPS63137412U JPS63137412U (ja) 1988-09-09
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JP2965487U Expired JPH0343614Y2 (ja) 1987-02-28 1987-02-28

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JPH048567Y2 (ja) * 1988-06-15 1992-03-04

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JPS63137412U (ja) 1988-09-09

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