JP2852501B2 - ゴンドラ兼用クレーン装置 - Google Patents

ゴンドラ兼用クレーン装置

Info

Publication number
JP2852501B2
JP2852501B2 JP13836895A JP13836895A JP2852501B2 JP 2852501 B2 JP2852501 B2 JP 2852501B2 JP 13836895 A JP13836895 A JP 13836895A JP 13836895 A JP13836895 A JP 13836895A JP 2852501 B2 JP2852501 B2 JP 2852501B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pulley
arm
hook
wire
wires
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP13836895A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08312127A (ja
Inventor
貞夫 若林
幸雄 野崎
正志 工藤
康信 宮崎
信夫 山本
正 斎藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kajima Corp
Yoshinaga Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kajima Corp
Yoshinaga Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kajima Corp, Yoshinaga Manufacturing Co Ltd filed Critical Kajima Corp
Priority to JP13836895A priority Critical patent/JP2852501B2/ja
Publication of JPH08312127A publication Critical patent/JPH08312127A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2852501B2 publication Critical patent/JP2852501B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Movable Scaffolding (AREA)
  • Jib Cranes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、高層建築物の窓を含
む壁面の清掃および保守点検を行うための作業員が搭乗
するゴンドラのゲージと、吊り下げ用フックを装着でき
るゴンドラ兼用クレーン装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】多層建築物の窓を含む壁面の清掃および
保守点検を行うための作業員が搭乗するゲージは、該ゲ
ージを装設しようとする建築物の屋上にワイヤー昇降装
置を設置し、該ワイヤー昇降装置より2本のワイヤーを
吊り下げ、それぞれのワイヤー下端にゴンドラを繋結
し、該ゴンドラに搭乗する作業員の操作によりワイヤー
昇降装置を操作指令し、上下動ならびに横動の運動がで
きるようにし、当該建築物垂直壁面に沿った所望箇所へ
の移動ならびに停止ができるようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】建築物の形状からくる
難題を解決する手段として、クレーン装置を用いようと
しても2本のワイヤーがそれぞれ異方向に運動するもの
であるため、ケージの安定性が確保できず、さらには安
全基準法にも適合されないものであるので、これらは従
前形態のクレーン装置をコンドラ昇降用には用いること
ができなかった。
【0004】そこでこの発明は、クレーン装置のアーム
先端より垂下させる2本のワイヤーを同一方向、同一速
度等の同一条件をもって動作させ、アーム先端に水平回
動が不可となるように装着した取付部材にゴンドラ用、
クレーン用の必須のアタッチメントに交換できる着脱自
在方式とし、このアタッチメントを経由させた2本のワ
イヤーの各先端をゴンドラのケージまたはフック装置に
繋結できるようにしたことを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成させるための手段として、第1の発明は、操作に
従って移動できるクレーンであって、同型で同方向、同
速で回動する2個のワイヤー用ドラムを設置し、該ワイ
ヤー用ドラムのそれぞれに基端を締結した各々のワイヤ
ーをクレーンのアームに沿わせて並設し、かつ、該アー
ムの先端に並列枢支した滑車のそれぞれに係合させて垂
下させるとともに、これとは別に、アームの先端に取付
部材を水平回動を不可にして装着し、該取付部材の下端
にゴンドラ用もしくはフック用のいずれか一方の所望す
る間隙設定部材を着脱自在で、かつ、強固に接続して垂
下させ、前記2本のワイヤーを取付部材に接続した間隙
設定部材を経由させ、その先端をゲージまたはフックの
滑車に係合した短いフック用ワイヤーの両端に繋結して
成るものである。
【0006】第2の発明は、クレーンのアーム先端より
ワイヤー間隙設定部材を水平回動が不可となるように垂
下し、アーム先端に設置した滑車に係合させて垂下した
近接平行する2本のワイヤーのそれぞれを前記のワイヤ
ー間隙設定部材に枢着した2個の横導用滑車と、その両
外側位置に適宜設定距離を介して回転自在に枢支設置し
た垂下導用滑車のそれぞれに係合して離間させて垂下
し、かつ、設定間隙を介して並行垂下した2本のワイヤ
ーの先端をゴンドラにおける長手方向の両端部付近また
はフックの滑車に係合させた短いフック用ワイヤーの先
端に締結して成るものである。
【0007】第3の発明は、垂直材と、横導用滑車なら
びに垂下導用滑車のそれぞれを枢支した水平材とからな
るワイヤーの間隙設定部材にあって、垂直材の下端で、
かつ、該垂直部材の軸線を心とする位置に2本のワイヤ
ーを挿通する管軸継手を固定した垂直材に対し水平材が
水平回転が自在となるように逆T字型に接続形成し、前
記管軸を心として外方から与える駆動力で水平材が水平
回動できるように構成し、アームの先端に水平回動が不
可となるように装着して垂下させた取付部材の下端に前
記垂直材の上端を着脱自在で、かつ、強固に固着して成
るものである。
【0008】第4の発明は、滑車を枢着した軸の両端を
支持し、かつ、前記滑車を挾位置させる枠体の下端部で
フックを軸支したフック軸の両端を定着し、前記の滑車
に係合した短いフック用ワイヤーの両端をクレーンのア
ーム先端の滑車に係合し、かつ、並列して垂下させたワ
イヤーにおけるぞぞれの下端部に接続できるようにし、
アームの先端に水平回動が不可となるように装着して垂
下させた取付部材の下端に前記垂直材の上端を着脱自在
で、かつ、強固に固着して成るものである。
【0009】
【作用】この発明に用いるクレーンの特徴は2本のワイ
ヤーを同時に同方向で、かつ、同速度で繰り出し・捲取
り作業ができるようにしたもので、それには各ワイヤー
専用で、かつ、同型の回転ドラムを用意し、各々の回転
ドラムに対し双方同一条件をもって作動させることによ
って各ワイヤーの端部が常に正同位置となるようにした
ことを第1の条件とし、これによってゴンドラとクレー
ンと双方の兼用装置としている。
【0010】クレーン装置は、屋上の縁に沿って移動で
きるように設置させ、アームの先端は当該建築物におけ
る垂直面の上方延長線よりも外方位置となるように形成
され、該アーム先端に設けられた滑車に係合させた2本
のワイヤーは、アーム先端より取付部材を介して釣下げ
られたワイヤー間隙設定部材に係合されて、吊り下げる
ケージの長さと同等もしくは近似した寸法に拡幅してケ
ージを水平状態となるようにして繋結してある。
【0011】アームに添設する2本のワイヤー元端は、
クレーン装置に設置された同一形状で、かつ、同一条件
で動作する2個のワイヤードラムのそれぞれに締結さ
れ、基本的には、ケージに搭乗する作業員の操作指令に
従って2個のワイヤードラムのそれぞれと、アームの指
向性ならびにクレーン装置の移動および停止等を操縦で
きるようにしてあり、搭乗作業員が所望する位置にゴン
ドラを上下、左右そしてさらに斜方向に移動させること
ができるものである。
【0012】アームは通常、当該建築物の垂直面に対し
直交する方向にクレーン装置より突出させ、該アーム先
端から垂下させた2本のワイヤーの下端にケージを吊り
下げるものである。
【0013】アーム先端の滑車と、ケージとの間の2本
のワイヤーには間隙設定部材が介装されている。この間
隙設定部材に、近接して並列した2本のワイヤーをケー
ジ吊りに適する間隙に変換すると同時に、この吊り下げ
られた2本のワイヤーの水平揺動を抑制させるために設
けられている。
【0014】すなわち、アーム先端より吊り下げられて
いる取付部材は水平動が不可となるように装着され、該
取付部材の下端には着脱自在ではあるが、装着する際に
は前記不動状態が伝達できるように間隙設定部材が強固
に接続されている。
【0015】またアームは、当該建築物の形状的状況か
ら壁面位置に対し直交する方向以外の方向、例えば、ク
レーン装置が屋上の角隅に到達し、それ以上の前進また
は後退もできない場合等、壁面に対し斜状に張り出さざ
るを得ない場合があり、このような状況にあるときは、
壁面と、ケージとの関係が平行状態を破る非所望の形態
となるので、そこで取付部材に対し間隙設定部材が所望
する水平回動の、ある角度が得られるように間隙設定部
材の一部に装着した旋回用モータを作動させて取付部材
と間隙設定部材の接続回動を自在に調整できるように
し、これによってケージは当該建築物の壁面と設定した
離間距離の間隙を介し、いかなる状況時においても平行
状態を形成し、かつ、これを維持できるものである。
【0016】以上はゴンドラ使用の作用について述べた
が、クレーン装置としての使用にあっては、アーム先端
に装着した取付部材に接続固定したゴンドラ用の間隙設
定部材を取外し、これに代替してフック用の間隙設定部
材と交換する。
【0017】交換されたフック用の間隙設定部材の各滑
車には先のワイヤーの2本のそれぞれを所定の形態をも
って係合する。一方、フックの滑車には短いフック用ワ
イヤーを係合し、その両端を前記フック用の間隙設定部
材に係合し、かつ、突出させて垂下したワイヤーのそれ
ぞれの下端部と密に接続するものである。
【0018】なお、フック用の間隙設定部材には、ゴン
ドラ用の間隙設定部材に設けることもある旋回用モータ
は装備しない。これは、フック装置より吊り下げられた
吊り爪自体が回動自在に枢着されているので、該回動部
材は必要としないものである。
【0019】
【発明の実施例】次ぎにこの発明の実施例を説明すれ
ば、ゴンドラ1を設置しようとする多階層の建築物2の
屋上3の縁辺4に沿って移動できるようにしたクレーン
基台5にアーム6を旋回、起伏等がてきるよう基本構成
とする通常で汎用のクレーン装置と同様に構成したもの
を用いる。
【0020】このクレーン装置のクレーン基台5には、
同一構成のワイヤードラムの2基を1動作で同一方向回
転、同一速度等の同一条件でモータを駆動源として設置
し(図示せず)、このワイヤードラムのそれぞれにワイ
ヤー7の元端を締結し、その中間が前記のアーム6に添
設できる位置に設置した滑車に係合させて、僅かな間隙
を介して並行させ、アーム6先端位置に装着した2個の
滑車8に導引するものである。
【0021】前記ワイヤー7を添設するアーム6は前述
のごとく、所望操作に基づき基台5とともに旋回、起伏
が自在に操縦でき、また、必要に応じてアーム6自体を
伸縮自在型とすることもできるが、アーム6先端の前記
滑車8装着位置が当該建築物2の大半を占める垂直面よ
りも外側位置とすることができるようにすることが肝要
である。
【0022】このようにしたアーム6には、その先端よ
り取付部材9を水平動を不可となるように装着する。こ
れをさらに詳しく説明すればアーム6の先端に該アーム
6の長手方向と直交する方向に貫通させたピン9’の突
出した両端のそれぞれに杆状の取付部材9、9の上端を
装着し、各々の取付部材9の下端部に間隙設定部材10
を着脱自在で、かつ、装着時には強固に接続して吊り下
げ、アーム6先端に設けた滑車8、8のそれぞれに係合
した小間隙を介して平行する2本のワイヤー7、7を前
記の間隙設定部材10に係合させてその平行する間隙寸
法を、吊り下げるケージ1のほぼ全長寸法と同寸法を間
隙幅となるように拡幅するものである。
【0023】間隙設定部材9における水平材11に4個
の滑車を並列して枢着する。すなわち、中央の2個はア
ーム6先端の滑車8、8に係合されて垂下したワイヤー
7、7を係合する横導用滑車12、12で、この横導用
滑車12、12との係合によりワイヤー7、7の各々を
外方向に導き、外側に枢着した2個は垂下導用滑車1
3、13を枢着するもので、前記2個の横導用滑車1
2、12の間隙は、小間隙を介して垂下させた2本のワ
イヤー7、7がその状態を維持して垂下状態を支持でき
る程度のものとし、また、ワイヤー7、7の各々を係合
させた前記横導用滑車12、12により方向を変換させ
て横導させたものをさらに縦方向に方向変換させるため
に用いるのが垂下導用滑車13、13で、その間隙幅寸
法は後述するケージ1の全長寸法もしくは全長寸法に近
似する間隙幅となるようにして枢着するものである。
【0024】また、前記のように横導用滑車12、12
ならびに枢着した水平材11を前記取付部材9を中心と
して水平回動させるために、水平材11の中央に上下方
向を軸線とし、前記ワイヤー7、7を挿通する管軸14
を貫通し、前記取付部材9の下端に上端を連結固着した
垂直材15の下端を前記の管軸14で回動自在に接続す
るとともに、該管軸14の一部より水平状態をもって張
り出した台板16に旋回用モータ17を装着し、その回
転動を垂直材15に伝達して固定側となる垂直材15に
対し旋回用モータ17に通電指令を付与した際に管軸1
4を介して水平材11が所望する角度の旋回ができるよ
うに形成したものである。
【0025】ケージ1は、通常のケージと同等構成で、
搭乗台となる主部18の4縁辺より安全柵を装備すると
ともに、背面側の両端付近には主部18に固定した吊り
下げ用の支柱19、19を起立し、該支柱19、19の
先端とワイヤー7、7の下端とを強固に繋結するもので
ある。
【0026】このようにしたケージ1の片隅にはコント
ローラ20を設置し、このコントローラー20とクレー
ン装置主部とを電気的に結線するものであるが、本発明
においては、電信線を芯として内蔵されたワイヤー7、
7を使用するものであるが、別途電信ケーブルあるいは
無線方式を採用することも任意であり、さらにはクレー
ン装置主部においても別途手段で任意の指令操作ができ
るようにしてある。
【0027】さらに、ワイヤー7、7の下端には上記の
ケージ1を吊り下げる本来の目的の他に、資材昇降用に
も活用できることを副目的とするものであるが、ケージ
1用が主目的であるので、ワイヤー7、7が2本構成で
あるた装着するフック21の吊り下げ形態を汎用のクレ
ーン用フックの吊り下げ形態と異にする。
【0028】この場合、フック21の構成は汎用フック
と同様である。すなわち、相対向する枠板22で支持し
た回転軸にフック用滑車23を回転自在に軸支するとと
もに、双方の枠板22の最下端部を軸受として吊り爪2
4の上端を貫通挿入した軸25を軸支して成るものであ
る。
【0029】フック21のフック用滑車23には、短い
フック用ワイヤー26を係合するとともに、その両端は
アーム6先端位置より垂下してい2本のワイヤー7、7
のそれぞれの下端に繋結するもので、したがって、フッ
ク21の昇降動作の際にもフック用滑車23はまったく
回転させないものである。
【0030】またさらに、ワイヤー7、7の下端にフッ
ク21を接続させる場合において、アーム6先端より吊
り下げる間隙設定部材10は前記したケージ用とは異な
り、並列するワイヤー7、7の間隙寸法が小であること
から、横導用滑車12と垂下用滑車13とが2段構成と
なるように形成するものである。すなわち、相対向する
枠材27の上方に小間隙をもって水平方向に並列設した
横導用滑車12’、12’の2個と、その下段に前記の
フック用滑車23の直径寸法を互いの外側間寸法とする
垂下導用滑車13’、13’の2個とを各々回転自在に
枢着し、上方で2個並列した横導用滑車12’12’間
に挿入したワイヤー7、7を係合し、これを垂下導用滑
車13’、13’の上方で互いに異方向の外側に導出し
てから該垂下導用滑車13’、13’に係合し、その方
向性を下方に方向変換し、互いのワイヤー7、7の下端
を前記のようにフック用ワイヤー26の各端部と接続す
るものである。
【0031】
【発明の効果】この発明は以上のように、クレーン装置
において、ゴンドラ用とクレーン用とにワイヤーの捲き
取りドラムならびにアームに装着する取付部材に必要種
のアタッチメントの交換装着によりゴンドラ用またはク
レー用と使用分けが可能であり、ゴンドラ用にあって
は、多層階建築物壁面の清掃を主に保守・点検ならびに
補修を行う吊り下げケージの昇降装置において、該建築
物の建設面積よりも屋上面積が小なる所謂異形建築物用
のケージ昇降装置として、吊り下げるケージならびにワ
イヤーが該建築物の垂直面をはじめとする斜面および垂
直面と斜面とを接続させる角部にも一切接触させること
なく、ケージの上・下、左・右動、斜状昇降ができるよ
うにした効果あるものである。
【0032】さらに、ケージの吊り下げ作用以外に、ア
タッチメントとフックとの交換により汎用クレーンと同
様に機材の揚重にも用いることができる効果あるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
図1 建築物の屋上に設置したクレーン装置の正面図 図2 アーム先端部分の拡大正面図 図3 間隙設定部材の正面図 図4 他の実施例の間隙設定部材の正面図 図5 フック構造の正面図 図6 さらに他の実施例の間隙設定部材の正面図 図7 ケージの正面図
【符号の説明】
1 ケージ 2 建築物 3 屋上 4 縁辺 5 クレーン基台 6 アーム 7 ワイヤー 8 滑車 9 取付部材 9’ ピン 10 間隙設定部材 11 水平材 12 横導用滑車 12’ 横導用滑車 13 垂下導用滑車 13’ 垂下導用滑車 14 管軸 15 垂直材 16 台板 17 旋回用モータ 18 主部 19 支柱 20 コントローラー 21 フック 22 枠板 23 フック用滑車 24 吊り爪 25 軸 26 フック用ワイヤー 27 枠材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 工藤 正志 東京都港区元赤坂一丁目3番8号 鹿島 建設株式会社 東京支店内 (72)発明者 宮崎 康信 東京都港区元赤坂一丁目3番8号 鹿島 建設株式会社 東京支店内 (72)発明者 山本 信夫 東京都港区元赤坂一丁目3番8号 鹿島 建設株式会社 東京支店内 (72)発明者 斎藤 正 東京都墨田区緑4丁目4番3号 吉永機 械株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−173437(JP,A) 特開 平3−293470(JP,A) 特開 平1−182459(JP,A) 特開 昭49−48129(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04G 3/10

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作に従って移動できるクレーンであっ
    て、同型で同方向、同速で回動する2個のワイヤー用ド
    ラムを設置し、該ワイヤー用ドラムのそれぞれに基端を
    締結した各々のワイヤーをクレーンのアームに沿わせて
    並設し、かつ、該アームの先端に並列枢支した滑車のそ
    れぞれに係合させて垂下させるとともに、これとは別
    に、アームの先端に取付部材を水平回動を不可にして装
    着し、該取付部材の下端にゴンドラ用もしくはフック用
    のいずれか一方の所望する間隙設定部材を着脱自在で、
    かつ、強固に接続して垂下させ、前記2本のワイヤーを
    取付部材に接続した間隙設定部材を経由させ、その先端
    をゲージまたはフックの滑車に係合した短いフック用ワ
    イヤーの両端に繋結できるように締結して成ることを特
    徴とするゴンドラ兼用クレーン装置。
  2. 【請求項2】 クレーンのアーム先端よりワイヤー間隙
    設定部材を水平回動が不可となるように垂下し、アーム
    先端に設置した滑車に係合させて垂下した近接平行する
    2本のワイヤーのそれぞれを前記のワイヤー間隙設定部
    材に枢着した2個の横導用滑車と、その両外側位置に適
    宜設定距離を介して回転自在に枢支設置した垂下導用滑
    車のそれぞれに係合して離間させて垂下し、かつ、設定
    間隙を介して並行垂下した2本のワイヤーの先端をゴン
    ドラにおける長手方向の両端部付近 またはフックの滑
    車に係合させた短いフック用ワイヤーの先端 に締結し
    て成ることを特徴とする請求項1記載のゴンドラ兼用ク
    レーン装置。
  3. 【請求項3】 垂直材と、横導用滑車ならびに垂下導用
    滑車のそれぞれを枢支した水平材とからなるワイヤーの
    間隙設定部材にあって、垂直材の下端で、かつ、該垂直
    部材の軸線を心とする位置に2本のワイヤーを挿通する
    管軸継手を固定した垂直材に対し水平材が水平回転が自
    在となるように逆T字型に接続形成し、前記管軸を心と
    して外方から与える駆動力で水平材が水平回動できるよ
    うに構成し、アームの先端に水平回動が不可となるよう
    に装着して垂下させた取付部材の下端に前記垂直材の上
    端を着脱自在で、かつ、強固に固着して成ることを特徴
    とする請求項1または2記載のゴンドラ兼用クレーン装
    置。
  4. 【請求項4】 滑車を枢着した軸の両端を支持し、か
    つ、前記滑車を挾位置させる枠体の下端部でフックを軸
    支したフック軸の両端を定着し、前記の滑車に係合した
    短いフック用ワイヤーの両端をクレーンのアーム先端の
    滑車に係合し、かつ、並列して垂下させたワイヤーにお
    けるぞぞれの下端部に接続できるようにし、アームの先
    端に水平回動が不可となるように装着して垂下させた取
    付部材の下端に前記垂直材の上端を着脱自在で、かつ、
    強固に固着して成ることを特徴とする請求項1、2また
    は3記載のゴンドラ兼用クレーン装置。
JP13836895A 1995-05-12 1995-05-12 ゴンドラ兼用クレーン装置 Expired - Fee Related JP2852501B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13836895A JP2852501B2 (ja) 1995-05-12 1995-05-12 ゴンドラ兼用クレーン装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13836895A JP2852501B2 (ja) 1995-05-12 1995-05-12 ゴンドラ兼用クレーン装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08312127A JPH08312127A (ja) 1996-11-26
JP2852501B2 true JP2852501B2 (ja) 1999-02-03

Family

ID=15220307

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13836895A Expired - Fee Related JP2852501B2 (ja) 1995-05-12 1995-05-12 ゴンドラ兼用クレーン装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2852501B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5636556B2 (ja) * 2012-12-11 2014-12-10 日本ビソー株式会社 多機能ゴンドラ装置
CN107420114B (zh) * 2017-09-28 2023-09-05 中铁五局集团有限公司 一种用于隧道施工的多功能高空作业施工装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08312127A (ja) 1996-11-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10662040B2 (en) Rope guidance for second device used on durahoist arm
JP2587684B2 (ja) 構造物壁面の工事装置
JPH055987B2 (ja)
JP2852501B2 (ja) ゴンドラ兼用クレーン装置
JP2004075294A (ja) タワークレーンのジブストラット自力組立方法
JP2855014B2 (ja) 分解型ジブクレーン
JP4453109B1 (ja) 巻取式ウインチを用いたワイヤロープ等の紐状体の移動システム及び移動装置
JP5098389B2 (ja) エレベータの制御ケーブル吊手装置
JPH09278325A (ja) 工事用エレベーターの上昇移動方法及び工事用エレベーター装置
JPH0761773A (ja) ジブクレーン
KR960016782B1 (ko) 케이블 행거장치
JP2019148547A (ja) 建築物の壁面検査装置
JP3686200B2 (ja) 舞台の音響反射板装置
JP6309483B2 (ja) 建物の解体重機とこの解体重機を使用する建物の解体方法
JPH0728179Y2 (ja) 塔架設用クレーンのせり上げ装置
JPH10203751A (ja) 2:1ローピングエレベータの主索交換方法及びその装置
JPH0527769Y2 (ja)
JP3044575B2 (ja) 吊り荷の揺れ防止装置
JP2580436Y2 (ja) 長尺物の乾燥装置
JPH10310340A (ja) エレベータの据付用昇降装置
JP5190868B2 (ja) 吊り装置
JPH0355597Y2 (ja)
JP3093072U (ja) エレベータ装置
JPH023506Y2 (ja)
JPH0527768Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees