JPH0348140Y2 - - Google Patents

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JPH0348140Y2
JPH0348140Y2 JP3149987U JP3149987U JPH0348140Y2 JP H0348140 Y2 JPH0348140 Y2 JP H0348140Y2 JP 3149987 U JP3149987 U JP 3149987U JP 3149987 U JP3149987 U JP 3149987U JP H0348140 Y2 JPH0348140 Y2 JP H0348140Y2
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JP
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ceiling
hose
reel
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hose reel
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  • Loading And Unloading Of Fuel Tanks Or Ships (AREA)
  • Storing, Repeated Paying-Out, And Re-Storing Of Elongated Articles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は整備車輌用天井ホースリール昇降装置
に関し、特に大型車輌を点検、整備する整備工場
の天井等に取付けられる整備車輌用天井ホースリ
ール昇降装置に関する。
「従来の技術」 従来、主として大型車輌を点検、整備する車輌
整備場において、点検、整備の作業に必要な電
気、オイル、グリスなどの供給ホースを巻装した
各ホースリール1は、たとえば第6図で示すよう
に大型車輌Vが搬入される各作業ベイ2の境界部
の床面に固定的に立設された支柱3の上部にブラ
ケツト4を介して取付けられていた。そして、前
記作業ベイ2の長手方向の中央部には大型車輌V
の車軸等を受けて持ち上げるリフト5,6が適宜
に対設されている。
前記構成にあつては、作業性、安定性のために
大型車輌Vを作業ベイ2の所望する位置まで正確
に搬入し、しかる後に図示するようにリフト5,
6で一定の高さまで持ち上げる訳であるが、前記
搬入の際大型車輌Vは長さがあるので、一度でリ
フト5,6の所望する上方に乗り込むことができ
ず、何度か切り返しをする必要性が生ずる。しか
して、かような場合前記各ホースリール1から垂
れ下がつている電気、オイルまたはグリス用ガ
ン、空気用ガン等に少しでも打ち当たると、これ
らのガン等が揺れて大型車輌Vのボデーに衝突、
その結果、傷や痕跡が生ずると言う欠点があつ
た。
「本考案が解決しようとする問題点」 本考案は以上のような従来の欠点に鑑み、大型
車輌Vの運転手が自由に切り返しをして容易に作
業ベイに乗り込むことができると共に、該切り返
しによつて供給ホースの電球やガン等に衝突する
こともなく、また作業ベイを有効的に活用するこ
とができるなどの整備車輌用天井ホースリール昇
降装置を得るにある。
「問題点を解決するための手段」 本考案の整備車輌用天井ホースリール昇降装置
は、天井に垂直状態に懸吊されたガイド部材と、
このガイド部材の上部に設けられかつ駆動モータ
によつて回動する巻取りリールと、この巻取りリ
ールに巻装された牽引部材を介して吊り下げられ
かつ前記ガイド部材内を水平状態に上下動する昇
降体と、この昇降体の下端部に取付けられ供給ホ
ースを巻装する天井ホースリールとから成ること
を特徴とする。
「本考案の実施例」 以下、図面に示す実施例により本考案を詳細に
説明する。
第1図ないし第4図の一実施例において、10
は大型車輌Vを点検、整備することができる整備
工場の天井C、たとえば各作業ベイの境界部の上
方に固定的に懸吊された枠状のガイド部材で、こ
のガイド部材10は第1図を基準とした場合左右
に対設された断面軽ミゾ形鋼の所要長さの左右垂
直ガイドアーム11,12と、これらの左右垂直
ガイドアーム11,12の上部に複数の骨材をボ
ツクス状に組み合わせて形状した駆動源取付部1
3と、左右垂直ガイドアーム11,12の下端部
に後述する天井ホースリールを囲繞することがで
きる大きさに折曲形成された環状枠14と、この
環状枠14と前記駆動源取付部13との間におい
て左右垂直ガイドアーム11,12間に水平およ
び斜めに架設された複数個の連結杆15とから構
成されている。16は第2図で示すように下端が
左右垂直ガイドアーム11,12の下端部寄り位
置の外側壁に適宜に取付けられ、一方上端が天井
Cに取付けられた複数個の固定ワイヤーで、これ
らの固定ワイヤー16の上端部にはターンバツク
ル式の調整環16aがそれぞれ設けられいてる。
17は駆動源取付部13内の中央に固設された
駆動モータで、この駆動モータ17の左右には減
速機18等を介し1対の巻取りリール19が適宜
に対向するように軸支されている。20は前記左
右の巻取りリール19,19にそれぞれ巻装され
たロープなどの牽引部材21,21を介して吊り
下げられ、かつ前記ガイド部材10内を水平状態
に上下動する矩形枠状の昇降体で、この昇降体2
0の上端および中央部の外側壁には第1図および
第3図で示すように左右垂直ガイドアーム11,
12の内壁面の底面と滑動する第1の滑車22
と、この第1の滑車と直交しかつ左右垂直ガイド
アーム11,12の内壁面の両側面と滑動する第
2の滑車23とが設けられている。25は昇降体
20の下端にブラケツト等を介し取付けられかつ
ホース26を巻装する複数個の天井ホースリール
で、この天井ホースリール25は、本実施例で
は、第1図で示すように右側から順に先端にエア
ーガン27が取付けられたホースを巻装するエア
ー用天井ホースリール25aと、先端にガン28
が取付けられたホースを巻装するグリース用天井
ホースリール24bと、先端にガン29が取付け
られたホースを巻装するオイル用天井ホースリー
ル25cと、先端にガン30が取付けられたホー
スを巻装する同種あるいは異種類のオイル用天井
ホースリール25dと、先端に網状体で保護され
た電球31を有するホースを巻装する電気用天井
ホースリール25eとから成つている。これら天
井ホースリール25aないし25eの組み合せは
大型車輌V、隣りの作業ベイでの共用などの要素
を考慮し、望ましくは本実施例のように5種類程
設けると良い。32は天井Cに配設され図示しな
い供給源と連結する複数個の供給配管で、これら
の供給配管32の供給口には第2図で示すように
可撓性連結ホース33の上端部がそれぞれ連結さ
れ各可撓性連結ホース33の下端部は昇降体20
に固定的に設けられた各供給ホースあるいは供給
導管34を介し前述した各天井ホースリール25
aないし25dとそれぞれ連結している。34a
は供給導管34と同様に設けられた電気コードで
ある。
なお、特に図示しないが昇降体20の上限およ
び下限位置に相当するガイド部材10の左右垂直
ガイドアーム11,12の上、下部にはリミツト
スイツチが設けられ、また環状枠15の外周部に
は大型車輌Vを作業ベイに搬入する運転手に注意
を喚起することができる黄色などの色彩14aが
施されている。40は点検、整備作業の邪魔にな
らないように壁際など適当な場所に配備された昇
降装置用操作盤で、この操作盤40には昇降体2
0の上昇用ボタン41、停止用ボタン42、下降
用ボタン43などが設けられている。
上記構成にあつては、大型車輌Vを当該作業ベ
イに搬入する場合は、昇降体20を第1図で示す
仮想線の位置に停止させておく、したがつて、昇
降体20および天井ホースリール25はガイド部
材10に納絡された格好となる。
しかして、自由に切り返し等をした大型車輌V
を当該作業ベイの所望する位置まで搬入したなら
ば、作業員は操作盤40の下降用ボタン43を押
し、昇降体20を第1図で示すように下限まで下
降させる。昇降体20は昇降動する際、複数固の
第1および第2の滑車22,23を介してガイド
部材10に案内されるので、左右、前後に揺動し
ないと共に水平状態に昇動する。点検、整備作業
が終つた後または作業中に天井ホースリール25
が邪魔になつた時は操作盤40の上昇用ボタン4
1を押せば左右の巻取りリール19,19は駆動
モータ17の駆動力により回転し、昇降体20は
ガイド部材10に案内されながら牽引部材21に
よつて引き上げられる。
「本考案の異なる実施例」 次に第5図に示す本考案の異なる実施例につき
説明する。なお、該実施例の説明にあたつて前記
本考案の実施例と同一部分には同一の符号を付
し、重複する説明を省略する。
第5図の実施例において前記本考案の実施例と
主に異なる点は、左右の巻取りリール19A,1
9Aに巻装された各牽引部材21A,21Aの下
端部を仲介板44の端部にそれぞれ取付け、該仲
介板44の中央部と昇降体20Aの上方横杆の中
央部とを直接あるいは間接的に連結した点で、こ
のように構成しても前記本考案の実施例と同様な
作用、効果がある。
「本考案の効果」 以上の説明から明らかなように本考案にあつて
は、次に列挙するような効果がある。
(1) 大型車輌の運転手は自由に切り返しをし、当
該業ベイに容易に乗り込むことができる。
(2) 前記(1)の場合天井ホースリール25はガイド
部材内に吊り下げられているので、天井ホース
リール25に取付けられた電球やガンなどと衝
突する心配が全くない。
したがつて、搬入した整備車輌に傷などを付
けることもない。
(3) 点検、整備作業中の天井ホースリール25が
邪魔になつた時はガイド部材10内に収納させ
ることができるので、作業性が良い。
(4) 作業ベイに支柱等を立設しないので、その分
スペースが広くなり、したがつて、作業ベイを
有効的に活用することができる。
(5) 天井吊り下げ式などで、数種類の天井ホース
リールを設けることができる。
(6) ガイド部材の下端部に環状枠が設けられてい
る実施例の場合は、該環状枠に色彩を施し、運
転手に天井ホースリール25の位置について注
意を促すことができる。
(7) 昇降体に第1および第2の滑車が設けられて
いる実施例の場合は、昇降体はガイド部材に水
平状態に案内されスムーズに昇降動する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す正面からの説
明図、第2図は本考案の右側面からの説明図、第
3図は第1図の−線拡大断面図、第4図は本
考案に使用される操作盤の一例を示す説明図、第
5図は本考案と異なる実施例を示す説明図、第6
図は従来の一実施例を示す概略各説明図である。 10…カイド部材、11,12…垂直ガイドア
ーム、14…環状枠、17…駆動モータ、19
A,19A…巻取りリール、20,20A…昇降
体、21,21A…牽引部材、22,23…滑
車、25…天井ホースリール、26…ホース、2
7,28,29,30…ガン、31…電球、32
…供給配管、33…可撓性連結ホース、34…供
給導管、40…操作盤、44…仲介板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 天井に垂直状態に懸吊されたガイド部材と、
    このガイド部材の上部に設けられかつ駆動モー
    タによつて回動する巻取りリールと、この巻取
    りリールに巻装された牽引部材を介して吊り下
    げられかつ前記ガイド部材内を水平状態に上下
    動する昇降体と、この昇降体の下端部に取付け
    られ供給ホースを巻装する天井ホースリールと
    から成る整備車輌用天井ホースリール昇降装
    置。 2 ガイド部材の下端部には天井ホースリールを
    囲繞することができる大きさの環状枠が設けら
    れていることを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の整備車輌用天井ホースリール
    昇降装置。
JP3149987U 1987-03-04 1987-03-04 Expired JPH0348140Y2 (ja)

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JPS63139273U JPS63139273U (ja) 1988-09-13
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JP2567560Y2 (ja) * 1992-03-31 1998-04-02 ダイハツディーゼル株式会社 線条物品の保管装置
JP4512234B2 (ja) * 2000-05-29 2010-07-28 嵯峨電機工業株式会社 リール体用連結カバー具およびこれを利用した多連結型リール装置

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