JP2008235067A - バトン装置および照明装置 - Google Patents

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章徳 今橋
Kunihiro Kayano
邦宏 茅野
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Abstract

【課題】バトン26の位置のセッティングの自由度を高めたバトン装置16を提供する。
【解決手段】昇降機構30により昇降部82とともにバトン26を昇降させる。走行機構27により走行フレーム36とともにバトン26を走行方向に移動させる。横行機構28によりバトン26を走行機構27によるバトン26の走行方向に対して交差する横行方向に移動させる。回転機構29により回転フレーム69とともにバトン26を水平方向に回転させる。走行、横行、回転および昇降の組み合わせによって、バトン26の位置を所望の位置にセッティングできる。
【選択図】図1

Description

本発明は、バトンの移動が可能なバトン装置、およびこのバトン装置を用いた照明装置に関する。
従来、例えばスタジオや舞台などの演出空間の天井には、演出空間を照明する照明器具や、演出空間に配置する舞台セットなどを吊下げるバトン装置が設定されている。
このバトン装置では、バトンを昇降機構によって吊下げ、この昇降機構を回転機構によって回転可能に支持し、この回転機構を走行機構によって水平方向における所定の走行方向に走行可能に支持している。これら昇降、回転および走行の組み合わせによって、バトンとともにこのバトンに取り付けられた照明器具などを所望の位置にセッティングできるようにしている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2006−128004号公報(第5−6頁、図1−4)
上述のように、従来のバトン装置では、昇降、回転および走行の組み合わせによってバトンの位置をセッティングしているが、バトンの水平方向への移動は走行方向に限られているため、演出によってはバトンを走行方向以外の方向に移動させたい要望があっても、それに対応することができず、きめ細やかなバトンの位置のセッティングが困難であった。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、バトンの位置のセッティングの自由度を高めることができるバトン装置および照明装置を提供することを目的とする。
請求項1記載のバトン装置は、バトンと;昇降部を有し、昇降部とともにバトンを昇降させる昇降機構と;水平方向に回転可能な回転フレームを有し、回転フレームとともにバトンを水平方向に回転させる回転機構と;水平方向における所定の走行方向に走行可能な走行フレームを有し、走行フレームとともにバトンを走行方向に移動させる走行機構と;バトンを走行機構によるバトンの走行方向に対して交差する横行方向に移動させる横行機構と;を具備しているものである。
バトンは、例えば、昇降機構の昇降部に水平に支持され、照明器具や舞台セットなどが取り付けられる。
昇降機構の昇降部は、例えば、ワイヤロープによって吊下げられ、このワイヤロープの巻き取りおよび巻き戻しによってバトンとともに昇降され、その昇降は手動操作でも電動でもよい。昇降部には、バトンに取り付けられた照明器具などに給電する場合には、走行機構の走行フレーム側から給電ケーブルが導かれる。
回転機構は、例えば、所定の回転角度の範囲内に規制して回転可能としても、無制限に回転可能としてもよく、その回転は手動操作でも電動でもよい。なお、所定の回転角度の範囲内に規制して回転可能とすることにより回転機構の重さを軽くでき、そのため、横行機構を備えることで重さが増えるが、バトン装置全体として増える重さを軽減できる。
走行機構は、例えば、天井側の構造物に設置された走行用レールに沿って走行フレームが走行され、その走行は手動操作でも電動でもよい。
横行機構は、例えば、走行フレームにその走行方向に対して交差する方向に設置された横行用レールに沿って横行され、その横行は手動操作でも電動でもよい。
これら走行機構、回転機構、昇降機構および横行機構の上下関係は特に限定されるものではない。
そして、昇降、回転、走行および横行の組み合わせによってバトンの位置を所望の位置にセッティングすることができ、バトンの位置のセッティングの自由度が高く、演出の要望にも十分に対応できる。
請求項2記載のバトン装置は、請求項1記載のバトン装置において、走行機構の走行フレームの下部に、横行機構、回転機構および昇降機構の順に上下に配設されているものである。
これにより、他の上下の順とした場合に比べて、横行したときのバランスがよく、構造も簡単にできるとともに、走行フレーム側から昇降部側への配線なども容易にできる。
請求項3記載のバトン装置は、請求項1または2記載のバトン装置において、走行機構の走行フレームには、走行機構、横行機構および回転機構をそれぞれ操作する各ハンドルが設けられているものである。
ハンドルと各機構との間には、減速機を含む伝達機構が介在され、この伝達機構により各機構を停止位置で保持する機能が兼用される。
そして、ハンドル操作することにより、動力源や電気配線を省いて簡略化でき、バトンを所望の位置にセッティングしやすくできる。
請求項4記載のバトン装置は、請求項3記載のバトン装置において、走行機構の走行フレームには、少なくとも一部のハンドル毎に対応して、各機構毎に予め設定されている報知内容に応じて点灯表示する点灯表示部が設けられているものである。
点灯表示部で点灯表示する報知内容は、例えば、走行機構の場合には昇降部が下降した状態において走行の障害となる場所に近い位置にあるときなどや、回転機構の場合にはバトンの回転位置が所定の原点位置にあるときなどがある。
そして、天井側の暗い場所でも、ハンドルを操作する際に、点灯表示部が点灯して報知内容を確実に知らせることができる。
請求項5記載のバトン装置は、請求項1ないし4いずれか一記載のバトン装置において、回転機構の回転フレームは、昇降機構の昇降部を吊下げ支持するとともに吊下げ支持した昇降部の水平方向の外形より大きく設けられるとともに、その外側面に緩衝材が取り付けられているものである。
これにより、バトンを回転させる際に、昇降部が他の昇降部などと接触する前に緩衝材を取り付けた回転フレームが接触し、昇降部が損傷するのを防止できる。
請求項6記載のバトン装置は、請求項1ないし5いずれか一記載のバトン装置において、昇降機構の昇降部の昇降は電動であり、走行機構の走行フレーム側には昇降機構の昇降部が上方の収納位置から下降位置まで制限無く昇降操作可能とする本体側操作部が設けられ、本体側操作部とは別に、昇降機構の昇降部が上方の収納位置よりも下方の所定の規制高さ位置から下降位置までの範囲内で昇降操作可能とするフロア側操作部が設けられているものである。
昇降部の収納位置とは、例えば、昇降部が最も上昇した位置であって、天井に設置された作業架台などの構造物側に収納される位置とされる。
フロア側操作部は、例えば、フロア上で操作可能な位置に設置される。
そして、本体側操作部では、昇降機構の昇降部が収納位置に上昇するのをその収納位置から近い場所から確認できるため、昇降部の昇降の制限無く操作できるようにし、また、フロア側操作部では、昇降部の収納位置から離れた場所からの遠隔操作であるため、昇降部の収納位置よりも下方の所定の規制高さ位置までに昇降部の上昇操作を規制することにより、昇降部が収納位置に上昇する際にこの昇降部やバトンなどが既に収納位置にある他の昇降部やバトンなどと接触するのを防止できる。
請求項7記載のバトン装置は、請求項1ないし6いずれか一記載のバトン装置において、走行機構の走行フレームが昇降機構の昇降部の下降が規制される下降規制領域に位置するか検知する下降規制領域検知手段と、下降規制領域検知手段で走行機構の走行フレームが下降規制領域に位置することが検知されている場合には、昇降機構による昇降部の下降を規制する下降規制手段とを具備しているものである。
下降規制領域とは、例えば、天井に設置された作業架台などの構造物上の領域や構造物に近い領域など、上昇状態の昇降部を下降させると接触してしまう可能性のある領域を示す。
下降規制領域検知手段は、例えば、走行フレームの走行域における下降規制位置に走行位置検知部材が設置され、走行フレーム側に設けられたスイッチやセンサなどで走行位置検知部材の位置を検知することにより、走行フレームが下降規制領域に位置することが検知される。
そして、走行機構の走行フレームが下降規制領域に位置する場合には、昇降機構による昇降部の下降を規制するため、昇降部やバトンが構造物などに接触するのを防止できる。
請求項8記載のバトン装置は、請求項1ないし7いずれか一記載のバトン装置において、回転機構による昇降部の回転位置が、昇降機構の昇降部を上方の収納位置に上昇可能な回転位置にあるか検知する回転位置検知手段と、回転位置検知手段で回転機構による昇降部の回転位置が昇降機構の昇降部を収納位置に上昇可能な回転位置にあることが検知されていない場合には、昇降機構の昇降部が収納位置に上昇するのを規制する上昇規制手段とを具備しているものである。
回転位置検知手段は、例えば、昇降部が上方の収納位置に上昇可能な回転位置にあるときにオンするスイッチやセンサなどが用いられる。
そして、回転機構による昇降部の回転位置が昇降機構の昇降部を収納位置に上昇可能な回転位置にあることが検知されていない場合には、昇降機構の昇降部が収納位置に上昇するのを規制するため、昇降部が収納位置に上昇する際には回転位置が必ず一定になり、昇降部やバトンなどが既に収納位置にある他の昇降部やバトンなどと接触するのを防止できる。
請求項9記載の照明装置は、請求項1ないし8いずれか一記載のバトン装置と;バトン装置のバトンに取り付けられた照明器具と;を具備しているものである。
請求項1記載のバトン装置によれば、昇降、回転、走行および横行の組み合わせによってバトンの位置を所望の位置にセッティングすることができ、バトンの位置のセッティングの自由度が高く、演出の要望にも十分に対応できる。
請求項2記載のバトン装置によれば、請求項1記載のバトン装置の効果に加えて、走行機構の走行フレームの下部に、横行機構、回転機構および昇降機構の順に上下に配設しているため、他の上下の順とした場合に比べて、横行したときのバランスがよく、構造も簡単にできるとともに、走行フレーム側から昇降部側への配線なども容易にできる。
請求項3記載のバトン装置によれば、請求項1または2記載のバトン装置の効果に加えて、走行機構、横行機構および回転機構をそれぞれハンドルで操作するため、動力源や電気配線を省いて簡略化でき、バトンを所望の位置にセッティングしやすくできる。
請求項4記載のバトン装置によれば、請求項3記載のバトン装置の効果に加えて、少なくとも一部のハンドル毎に対応して設けられた点灯表示部が各機構毎に予め設定されている報知内容に応じて点灯表示するため、天井側の暗い場所でもハンドルを操作する際に報知内容を確実に知らせることができる。
請求項5記載のバトン装置によれば、請求項1ないし4いずれか一記載のバトン装置の効果に加えて、回転フレームの水平方向の外形を吊下げ支持した昇降部の水平方向の外形より大きくし、その外側面に緩衝材を取り付けたため、バトンを回転させる際に、昇降部が他の昇降部などと接触する前に緩衝材を取り付けた回転フレームが接触し、昇降部が損傷するのを防止できる。
請求項6記載のバトン装置によれば、請求項1ないし5いずれか一記載のバトン装置の効果に加えて、本体側操作部では、昇降機構の昇降部が収納位置に上昇するのをその収納位置から近い場所から確認できるため、昇降部の昇降の制限無く操作できるようにし、また、フロア側操作部では、昇降部の収納位置から離れた場所からの遠隔操作であるため、昇降部の収納位置よりも下方の所定の規制高さ位置までに昇降部の上昇操作を規制することにより、昇降部が収納位置に上昇する際にこの昇降部やバトンなどが既に収納位置にある他の昇降部やバトンなどと接触するのを防止できる。
請求項7記載のバトン装置によれば、請求項1ないし6いずれか一記載のバトン装置の効果に加えて、走行機構の走行フレームが例えば天井に設置された作業架台などの構造物がある下降規制領域に位置することが検知されている場合には、昇降機構による昇降部の下降を規制するため、昇降部やバトンが構造物などに接触するのを防止できる。
請求項8記載のバトン装置によれば、請求項1ないし7いずれか一記載のバトン装置の効果に加えて、回転機構による昇降部の回転位置が昇降機構の昇降部を収納位置に上昇可能な回転位置にあることが検知されていない場合には、昇降機構の昇降部が収納位置に上昇するのを規制するため、昇降部が収納位置に上昇する際には回転位置が必ず一定になり、昇降部やバトンなどが既に収納位置にある他の昇降部やバトンなどと接触するのを防止できる。
請求項9記載の照明装置によれば、請求項1ないし8いずれか一記載のバトン装置のバトンに照明器具を取り付けたため、照明器具のセッティングの自由度が高く、照明演出の要望にも十分に対応できる。
以下、本発明の一実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1はバトン装置の正面図、図2はバトン装置の平面図、図3はバトン装置の側面図、図4はバトン装置の走行フレームの本体側操作部を示す側面図、図5はバトン装置の走行機構を示す平面図、図6はバトン装置の横行機構および回転機構を示す平面図、図7はバトン装置の側面図、図8はバトン装置の配置を示す説明図である。
図8において、11は例えば撮影用のスタジオ、あるいは舞台などの演出空間で、この演出空間11の天井には天井構造物12(図1参照)に支持されて組まれたグリッド13(図1参照)が設置されており、このグリッド13に対して作業者が乗って歩いたり作業ができるいわゆるキャットウォークと呼ばれる作業架台14が吊り下げ支持されている。この作業架台14には、演出空間11の所定方向に沿って長い3列の開口領域15が設けられ、これら3列の開口領域15の中間位置を連結するように渡り部分14aが設けられている。3列の開口領域15の位置に沿って、バトンの昇降、水平方向での回転、開口領域15の長手方向に対応した走行方向への走行、および走行方向に対して交差する横行方向への横行が可能な複数のバトン装置16がそれぞれ並設されている。なお、作業架台14の外側にはバトンの昇降可能な複数のバトン装置17およびバトンの昇降と水平移動が可能な複数のバトン装置18が位置され、これらバトン装置16,17,18がグリッド13に吊り下げ支持されている。
次に、図1および図7に、グリッド13、作業架台14およびバトン装置16などを示す。
作業架台14は、作業者が乗って作業する架台部21を有し、この架台部21が複数の吊り部22によりグリッド13に対して吊り下げ支持され、架台部21の両側部に沿って手摺23が設置されている。
図1ないし図3に示すように、バトン装置16は、バトン26、このバトン26を走行方向に移動させる走行機構27、バトン26を横行方向に移動させる横行機構28、バトン26を水平方向に回転させる回転機構29、およびバトン26を昇降させる昇降機構30を備えている。バトン26には照明器具31が吊り下げ支持され、これらバトン装置16と照明器具31とで照明装置32が構成されている。
そして、バトン26は、昇降機構30によって水平に支持される複数本のバトンパイプを有し、これらバトンパイプに照明器具31が吊り下げ支持されている。
また、走行機構27は、グリッド13の上部側に走行方向に沿って取り付けられた一対の走行レール35に沿って走行可能とする走行フレーム36を有している。この走行フレーム36は、走行方向に対して交差する方向に細長い水平部37、およびこの水平部37の長手方向の両端から垂下された側部38により略コ字形に形成されている。水平部37の走行方向に対応した両側には、他の走行フレーム36と接近したときに当接するバンパー39がそれぞれ突設されている。
一側の側部38は他側よりも下方に延設され、この一側の側部38の下部外面側に架台部21上の作業者から操作可能な本体側操作部40が配設されている。図4に示すように、この本体側操作部40には、走行機構27を手動操作するハンドル41、横行機構28を手動操作するハンドル42、回転機構29を手動操作するハンドル43が水平方向に並んで配設されている。
図5に示すように、水平部37上には、各走行レール35上に載って走行方向に回転移動する複数の走行ローラ44が回転可能に配設されているとともに、各走行レール35の外側に当接して走行方向に対して交差する方向の位置をガイドする複数の走行ガイドローラ45が回転可能に配設されている。各走行レール35に載る互いに対向した一対の走行ローラ44は軸46によって一体回転するように連結されている。
水平部37上の一側には例えばウォームギヤなどを用いた減速機47が配設され、この減速機47の入力軸にスプロケット48が連結され、図4に示すように、このスプロケット48とハンドル41に取り付けられたスプロケット49との間にチェーン50が掛け回されている。減速機47の出力軸に連結された軸51が軸46と平行に配設され、この軸51に取り付けられた平歯車52と軸46に取り付けられた平歯車53とが噛合されている。したがって、ハンドル41を回転操作する回転力が、チェーン50、減速機47、平歯車52,53、軸51,46などを介して一対の走行ローラ44に伝達され、これら一対の走行ローラ44が一対の走行レール35上を回転移動し、走行フレーム36が走行方向の一方または他方に走行する。
また、図1、図3および図6に示すように、横行機構28は、走行フレーム36の水平部37の下側に横行方向に沿って取り付けられた一対の横行レール56に沿って横行可能とする横行フレーム57を有している。この横行フレーム57は、走行フレーム36の水平方向の外形よりも小さい四角形枠状に形成され、各横行レール56上に載って横行方向に回転移動する複数の横行ローラ58が回転可能に配設されているとともに、各横行レール56の外側に当接して横行方向に対して交差する方向の位置をガイドする複数の横行ガイドローラ59が回転可能に配設されている。
走行フレーム36の水平部37の下側で横行レール56の両端側には一対のスプロケット60が回転可能に配設され、これらスプロケット60にチェーン61が掛け回れているとともにチェーン61の両端が横行フレーム57に連結されている。横行レール56の一側に位置するスプロケット60は、例えばウォームギヤなどを用いた減速機62の出力軸に取り付けられ、この減速機62の入力軸にはスプロケット63が取り付けられ、図4に示すように、このスプロケット63とハンドル42に取り付けられたスプロケット64とにわたってチェーン65が掛け回されている。したがって、ハンドル42を回転操作する回転力が、チェーン65、減速機62、チェーン61を介して横行フレーム57に伝達され、この横行フレーム57が横行方向の一方または他方に横行する。
また、図1ないし図3に示すように、回転機構29は、横行フレーム57の下側に鉛直方向の回転軸68で水平方向に回転可能に支持された回転フレーム69を有している。この回転フレーム69は、横長に形成され、その長手方向および短手方向の外形とも走行フレーム36の水平部37よりも小さく形成され、走行フレーム36内で回転可能としている。回転フレーム69の外側面には、他の回転フレーム69などと当接した際に緩衝する緩衝材70が取り付けられている。
図6に示すように、横行フレーム57の長手方向に沿って例えば断面六角形の回転伝達軸71が回転可能に配設され、この回転伝達軸71の一側にスプロケット72が取り付けられ、図4に示すように、このスプロケット72とハンドル43に取り付けられたスプロケット73とにチェーン74が掛け回されている。回転伝達軸71には、回転伝達軸71の周面形状と同形状で回転伝達軸71が挿通された孔部を有していて回転伝達軸71の軸方向にはスライド可能とするとともに回転伝達軸71の周方向には一体に回転する伝達部材75が取り付けられている。この伝達部材75は横行フレーム57側に回転可能に取り付けられ、横行フレーム57と一体に横行方向に移動可能としている。伝達部材75の周面には平歯車76が設けられ、この平歯車76に噛合する平歯車77が横行フレーム57に取れ付けられた例えばウォームギヤなどを用いた減速機78の入力軸に取り付けられている。減速機78の出力軸は回転軸68に連結されている。したがって、ハンドル43を回転操作する回転力が、チェーン74、回転伝達軸71、平歯車76,77、減速機78、回転軸68などを介して回転フレーム69に伝達され、回転フレーム69が回転方向の一方または他方に回転する。また、回転フレーム69の回転は、この回転フレーム69の長手方向が走行フレーム36の水平部37の長手方向と平行となって回転フレーム69が走行フレーム36内に収納される位置を回転基準位置(0°位置)とし、この回転基準位置を中心として一方および他方の回転方向にそれぞれ90°ずつの回転角度で図示しないストッパなどにより規制される。
また、図1および図3に示すように、昇降機構30は、回転フレーム69の長手方向の両端にそれぞれ2本ずつ連結された計4本のワイヤロープ81によって吊下げられた昇降部82を有している。この昇降部82は、回転フレーム69の長手方向に沿って横長形状で、回転フレーム69よりも水平方向の外形が小さく形成されている。昇降部82の長手方向の両端からワイヤロープ81が引き出されており、昇降部82内にはワイヤロープ81を巻き取り、巻き戻しする巻取ドラムやこの巻取ドラムを回転駆動する昇降用モータを有する巻取り機構が配設されている。昇降部82の下部には、昇降部82の長手方向と平行にバトン26が取り付けられている。
昇降部82には、走行フレーム36に設けられている端子箱83から、走行フレーム36と横行フレーム57との間に配設されたケーブルベア84、横行フレーム57および回転フレーム69を通じてケーブル85が引き込まれている。このケーブル85は、昇降用モータへの給電線、照明器具31への給電線、およびバトン装置16側と外部に設置されてバトン装置16を制御する図示しない制御装置と通信する通信線などが含まれ、これらを一体とした複合形ケーブルなどが用いられている。ケーブル85は、横行フレーム57と回転フレーム69との間で回転軸68の周囲にたるみが持たされて配置されていて回転フレーム69の回転が許容され、さらに、回転フレーム69と昇降部82との間で昇降部82の下降を許容する長さに形成されている。昇降部82の上部には、昇降部82が上昇する際にケーブル85を折り畳みながら収容するケーブル収容部86が形成されている。昇降部82の下部には、照明器具31を電気的に接続するコンセント部が形成されている。
昇降部82には、巻取ドラムや昇降用モータの回転量などから昇降部82の昇降位置を検知する昇降位置検知手段が設けられている。そして、図7に示すように、昇降部82は、作業架台14内であって走行フレーム36に収納された位置を収納位置とし、走行フレーム36より下方に下降した範囲を使用範囲としており、この使用範囲には下限位置および上限位置が決められている。
また、走行フレーム36の他側の側部38からは端子箱83に接続された照明給電用ケーブル89が引き出されている。この走行フレーム36の他側の側部38に対向する作業架台14の吊り部22に配線ダクト90が配設され、この配線ダクト90からは走行フレーム36の走行領域に沿って所定間隔毎に照明給電用ケーブル91が引き出されている。したがって、走行フレーム36の任意の停止位置で照明給電用ケーブル89と照明給電用ケーブル91とがコネクタ接続されることにより、端子箱83およびケーブル85を通じて照明器具31に給電可能としている。
また、走行フレーム36の他側の側部38からは端子箱83に一端が接続された接続ケーブル92が引き出され、この接続ケーブル92の他端が走行フレーム36の他側の側部38に対向する作業架台14に配設された端子ボックス93に接続されている。接続ケーブル92の長さは走行フレーム36の走行を許容する長さに形成され、接続ケーブル92の中間部は垂れ下がった状態とされる。この接続ケーブル92を通じて、昇降部82の昇降用モータなどを含むバトン装置16側に給電するとともに、バトン装置16側と制御装置側とで通信可能とする。
また、図7に示すように、走行フレーム36が下降規制領域の位置、すなわち作業架台14の渡り部分14aの位置に位置するか検知する下降規制領域検知手段96が設けられている。この下降規制領域検知手段96では、走行フレーム36の上面の2箇所に走行位置検知スイッチ97が設けられ(図5参照)、作業架台14の渡り部分14aの上方域に各走行位置検知スイッチ97をオン動作させる各走行位置検知部材98が設けられている。そして、2つの走行位置検知スイッチ97は、走行フレーム36が作業架台14の渡り部分14aに接近する接近距離が大小異なる2段階でそれぞれ走行位置検知部材98によってオン動作するように構成されている。1段目の走行位置検知スイッチ97では、回転フレーム69が回転基準位置(0°位置)以外の角度の場合、昇降部82が走行フレーム36より走行方向に突出していて作業架台14の渡り部分14aに接触する可能性が高くなるため、走行フレーム36が作業架台14の渡り部分14aから離れた位置で下降規制領域であることを検知するように構成されている。2段目の走行位置検知スイッチ97では、回転フレーム69が回転基準位置(0°位置)の角度の場合、昇降部82が走行フレーム36内に収納されているため、走行フレーム36が作業架台14の渡り部分14aに1段目の位置より接近した位置で下降規制領域であることを検知するように構成されている。
この下降規制領域検知手段96で走行フレーム36が下降規制領域に位置することが検知されている場合には、昇降部82の下降を規制する下降規制手段の機能を、バトン装置16を制御する制御装置が有している。
また、図6に示すように、回転機構29による昇降部82の回転位置がその昇降部82を上方の収納位置に上昇可能な回転位置つまり回転基準位置(0°位置)にあるかを含む回転フレーム69の回転位置を検知する回転位置検知手段101が設けられている。この回転位置検知手段101は、回転フレーム69と一体に回転するスイッチ動作部102が設けられ、回転フレーム69が回転基準位置(0°位置)でスイッチ動作部102で押動されて検知する回転位置検知スイッチ103が設けられている。
この回転位置検知手段101で回転機構29による昇降部82の回転位置が昇降部82を収納位置に上昇可能な回転位置つまり回転基準位置(0°位置)にあることが検知されていない場合には、昇降部82が収納位置に上昇するのを規制する上昇規制手段の機能を、バトン装置16を制御する制御装置が有している。
また、図4に示すように、本体側操作部40には、昇降部82を昇降用モータの駆動によって昇降させる昇降スイッチ106が配設されている。
横行用ハンドル42の中央には、横行フレーム57が横行方向の中央(走行フレーム36の水平部37の中央)に位置する横行基準位置(0mm位置)を中心とした一方および他方の横行方向への横行距離を表示する横行位置表示用メータ107が設けられている。また、回転用ハンドル43の中央には、回転フレーム69の回転基準位置(0°位置)を中心とした一方および他方の回転方向への回転角度を表示する回転位置表示メータ108が設けられている。これら各ハンドル42,43の上部には各メータ107,108を照明する照明部109,110が設けられている。
走行用ハンドル41および回転用ハンドル43のそれぞれの近傍位置には、対応する走行機構27および回転機構29毎に予め設定されている報知内容を点灯表示する点灯表示部111,112が設けられている。点灯表示部111では、報知内容として、走行位置検知スイッチ97がオン動作して走行フレーム36が作業架台14の渡り部分14aに近い位置であって昇降部82の下降が規制される下降規制領域にあることを点灯表示する。点灯表示部112では、報知内容として、回転位置検知スイッチ103がオン動作して回転フレーム69が回転基準位置(0°位置)の角度にあるときに消灯するとともに、回転位置検知スイッチ103がオン動作せず回転フレーム69が回転基準位置(0°位置)の角度以外にあるときに点灯表示する。
また、図7に示すように、フロア側には、フロア上の作業者によりバトン装置16の昇降部82の昇降を操作可能なフロア側操作部115が設置されている。このフロア側操作部115では、昇降機構の昇降部82が上方の収納位置よりも下方の所定の規制高さ位置であって使用範囲内でのみ昇降操作可能としている。
次に、バトン装置16の動作について説明する。
バトン26に取り付けられた照明器具31のセッティング時には、作業架台14の作業者が本体側操作部40を操作することにより、照明器具31の走行方向の位置、横行方向の位置、水平方向の角度、および高さをそれぞれ任意に設定できる。
すなわち、本体側操作部40のハンドル41を手動操作して走行フレーム36を走行方向に走行させ、照明器具31をセッティングしたい任意の位置でハンドル41の手動操作を止めて走行フレーム36を停止させる。このとき、走行フレーム36の位置が作業架台14の渡り部分14aである下降規制領域に無いことが検知されていればハンドル41の近傍位置に配置されている点灯表示部111は消灯しているが、走行フレーム36の位置が下降規制領域に達したことが検知されれば点灯表示部111が点灯する。この点灯表示部111の点灯を確認した作業者は、昇降部82が収納位置にある場合においては、点灯表示部111が消灯するように下降規制領域を避けて走行フレーム36を移動させる。また、昇降部82が下降されている場合においては、作業架台14の渡り部分14aに昇降部82などが接触するおそれがあるため、点灯表示部111の点灯を確認した作業者は、走行フレーム36の走行を停止させる。
本体側操作部40のハンドル42を手動で回転操作して横行フレーム57を横行方向に横行させ、照明器具31をセッティングしたい任意の位置でハンドル42の回転操作を止めて横行フレーム57を停止させる。このとき、作業架台14の作業者からは、実際の照明器具31の横行位置とともに、ハンドル42が備えた横行位置表示メータ107によっても照明器具31の横行位置を確認できる。作業架台14の周辺は暗いが、照明部109の照明によって横行位置表示メータ107を良好に確認できる。
本体側操作部40のハンドル43を手動で回転操作して回転フレーム69を水平方向に回転させ、照明器具31の照射方向をセッティングしたい任意の角度でハンドル43の回転操作を止めて回転フレーム69を停止させる。このとき、作業架台14の作業者からは、実際の照明器具31の回転位置とともに、ハンドル43が備えた回転位置表示メータ108によっても照明器具31の回転位置を確認できる。作業架台14の周辺は暗いが、照明部110の照明によって回転位置表示メータ108を良好に確認できる。さらに、回転フレーム69とともに照明器具31が回転基準位置(0°位置)にあるときは点灯表示部112が点灯しているが、回転フレーム69とともに照明器具31を回転させると点灯表示部112が消灯して回転していることを確認できる。
本体側操作部40の昇降スイッチ106を押動操作し、昇降用モータの駆動により昇降部82を収納位置より下降させ、また、収納位置より下方の使用領域において昇降部82を昇降させ、照明器具31をセッティングしたい任意の高さで昇降スイッチ106の押動操作を止めて昇降部82の昇降を停止させる。このとき、走行フレーム36の位置が下降規制領域にないことが検知されていれば、昇降スイッチ106で下降を操作することにより昇降用モータが駆動されて昇降部82が収納位置から下降されるが、走行フレーム36の位置が下降規制領域にあることが検知されていれば、昇降スイッチ106で下降を操作しても昇降用モータは駆動されず昇降部82の下降が自動的に規制され、照明器具31などが作業架台14の渡り部分14aに接触するのが防止される。
昇降部82の下降および収納位置の下方の使用範囲内での上昇は、フロア側操作部115でも操作である。
なお、バトン装置16による照明器具31の走行、横行、回転および昇降の順番はいずれでもよい。
そして、各ハンドル41,42,43の回転操作を止めた状態では、各ハンドル41,42,43からの回転力を各機構27,28,29に伝達する伝達機構中にウォームを含む減速機47,62,78がそれぞれ介在されているため、ブレーキ効果が得られ、照明器具31の各セッティング状態を保持できる。
また、走行フレーム36を走行させて照明器具31をセッティングしたい任意の位置に移動させた後、走行フレーム36から引き出されている照明給電用ケーブル89と、作業架台14側に配置されている複数の照明給電用ケーブル91のうちの最も近い照明給電用ケーブル91とをコネクタ接続し、照明器具31に給電する。
このように、バトン装置16では、昇降、回転、走行および横行の組み合わせによって照明器具31の位置を所望の位置にセッティングすることができ、照明器具31の位置のセッティングの自由度が高く、照明演出の要望にも十分に対応できる。特に、照明器具31の走行および回転による水平方向の位置のセッティングのみでは、走行方向と交差する方向への照明演出の要望に対応できないような場合であっても、横行を組み合わせることにより照明演出の要望に対応できる。
また、走行機構27の走行フレーム36の下部に、横行機構28、回転機構29および昇降機構30の順に上下に配設しているため、他の上下の順とした場合に比べて、横行したときのバランスがよく、構造も簡単にできるとともに、走行フレーム36側から昇降部82側へのケーブル85の配線も容易にできる。
また、走行機構27、横行機構28および回転機構29をそれぞれハンドル41,42,43で操作するため、動力源や電気配線を省いて簡略化でき、照明器具31を所望の位置にセッティングしやすくできる。しかも、ハンドル41,42に対応して設けられた点灯表示部111,112が各機構毎に予め設定されている報知内容に応じて点灯表示するため、天井側の暗い場所でもハンドル41,42を操作する際に報知内容を確実に知らせることができる。
また、回転フレーム69の水平方向の外形を吊下げ支持した昇降部82の水平方向の外形より大きくし、その外側面に緩衝材70を取り付けたため、バトン26を回転させる際に、昇降部82が近い位置で隣り合う他の昇降部82などと接触する前に緩衝材70を取り付けた回転フレーム69が接触し、昇降部82などが損傷するのを防止できる。
また、本体側操作部40では、昇降部82が収納位置に収納する際でもその収納位置から近い場所から確認できるため、昇降部82の昇降の制限無く操作できる。ただし、昇降部82の回転位置が昇降部82を収納位置に上昇可能な回転位置つまり回転基準位置(0°位置)にあることが検知されていない場合には、昇降スイッチ106を操作しても、昇降部82が収納位置に上昇するのが規制される。そのため、昇降部82が収納位置に上昇する際には回転位置が必ず一定になり、昇降部82やバトン26などが既に収納位置にある他の昇降部82やバトン26などと接触するのを防止できる。
また、フロア側操作部115では、昇降部82の収納位置から離れた場所からの遠隔操作であるため、昇降部82の収納位置よりも下方の所定の規制高さ位置までに昇降部82の上昇操作を規制することにより、昇降部82が収納位置に上昇する昇降部82やバトン26などが既に収納位置にある他の昇降部82やバトン26などと接触するのを防止できる。
なお、走行機構27、横行機構28および回転機構29は、ハンドル41,42,43による手動操作に限らず、電動で駆動してもよく、この場合には本体側操作部40に各スイッチを設ける。
また、接続ケーブル92についても、照明給電用ケーブル89,91と同様に、走行フレーム36側と作業架台14側とで分離するとともに作業架台14側では走行フレーム36の走行領域に沿って所定間隔毎に複数配置し、走行フレーム36の位置に応じた接続ケーブル同士をコネクタ接続するようにしてもよい。
また、バトン装置16のバトン26には、照明器具31に限らず、舞台セットなどを取り付けてもよい。
本発明の一実施の形態を示すバトン装置の正面図である。 同上バトン装置の平面図である。 同上バトン装置の側面図である。 同上バトン装置の走行フレームの本体側操作部を示す側面図である。 同上バトン装置の走行機構を示す平面図である。 同上バトン装置の横行機構および回転機構を示す平面図である。 同上バトン装置の側面図である。 同上バトン装置の配置を示す説明図である。
符号の説明
16 バトン装置
26 バトン
27 走行機構
28 横行機構
29 回転機構
30 昇降機構
31 照明器具
32 照明装置
36 走行フレーム
40 本体側操作部
41,42,43 ハンドル
69 回転フレーム
70 緩衝材
82 昇降部
96 下降規制領域検知手段
101 回転位置検知手段
111,112 点灯表示部
115 フロア側操作部

Claims (9)

  1. バトンと;
    昇降部を有し、昇降部とともにバトンを昇降させる昇降機構と;
    水平方向に回転可能な回転フレームを有し、回転フレームとともにバトンを水平方向に回転させる回転機構と;
    水平方向における所定の走行方向に走行可能な走行フレームを有し、走行フレームとともにバトンを走行方向に移動させる走行機構と;
    バトンを走行機構によるバトンの走行方向に対して交差する横行方向に移動させる横行機構と;
    を具備していることを特徴とするバトン装置。
  2. 走行機構の走行フレームの下部に、横行機構、回転機構および昇降機構の順に上下に配設されている
    ことを特徴とする請求項1記載のバトン装置。
  3. 走行機構の走行フレームには、走行機構、横行機構および回転機構をそれぞれ操作する各ハンドルが設けられている
    ことを特徴とする請求項1または2記載のバトン装置。
  4. 走行機構の走行フレームには、少なくとも一部のハンドル毎に対応して、各機構毎に予め設定されている報知内容に応じて点灯表示する点灯表示部が設けられている
    ことを特徴とする請求項3記載のバトン装置。
  5. 回転機構の回転フレームは、昇降機構の昇降部を吊下げ支持するとともに吊下げ支持した昇降部の水平方向の外形より大きく設けられるとともに、その外側面に緩衝材が取り付けられている
    ことを特徴とする請求項1ないし4いずれか一記載のバトン装置。
  6. 昇降機構の昇降部の昇降は電動であり、
    走行機構の走行フレーム側には昇降機構の昇降部が上方の収納位置から下降位置まで制限無く昇降操作可能とする本体側操作部が設けられ、
    本体側操作部とは別に、昇降機構の昇降部が上方の収納位置よりも下方の所定の規制高さ位置から下降位置までの範囲内で昇降操作可能とするフロア側操作部が設けられている
    ことを特徴とする請求項1ないし5いずれか一記載のバトン装置。
  7. 走行機構の走行フレームが昇降機構の昇降部の下降が規制される下降規制領域に位置するか検知する下降規制領域検知手段と、
    下降規制領域検知手段で走行機構の走行フレームが下降規制領域に位置することが検知されている場合には、昇降機構による昇降部の下降を規制する下降規制手段とを具備している
    ことを特徴とする請求項1ないし6いずれか一記載のバトン装置。
  8. 回転機構による昇降部の回転位置が、昇降機構の昇降部を上方の収納位置に上昇可能な回転位置にあるか検知する回転位置検知手段と、
    回転位置検知手段で回転機構による昇降部の回転位置が昇降機構の昇降部を収納位置に上昇可能な回転位置にあることが検知されていない場合には、昇降機構の昇降部が収納位置に上昇するのを規制する上昇規制手段とを具備している
    ことを特徴とする請求項1ないし7いずれか一記載のバトン装置。
  9. 請求項1ないし8いずれか一記載のバトン装置と;
    バトン装置のバトンに取り付けられた照明器具と;
    を具備していることを特徴とする照明装置。
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