JP2016222370A - 機械室レスエレベータ - Google Patents

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Abstract

【課題】従来のエレベータよりも、かご用ガイドレールおよび釣合おもり用ガイドレールの大型化を可能な限り抑制することができる機械室レスエレベータを提供すること。
【解決手段】昇降路20の左側面壁20Lと背面壁20Bとの角に支柱38を立設し、支柱38と左側面壁20Lの前に立設されたかご用ガイドレール26との間に直線状をした第1の高架梁40を掛け渡す。かご12の吊り車24から巻上機74の駆動シーブ76に至る主ロープ78を折り返す第1の返し車44を第1の高架梁40で支持する。支柱38と釣合おもり用ガイドレール34との間に支持梁72を掛け渡し、巻上機74を支持梁72で支持する。
【選択図】図1

Description

本発明は、機械室レスエレベータに関し、特に、巻上機等の支持構造に関する。
昇降路内に巻上機等を設置して、昇降路上方の機械室を廃したエレベータ(機械室レスエレベータ)は、機械室を有するエレベータと比較して、建築物の設計の自由度が向上するなどの理由で、近年、急速に普及している。
機械室レスエレベータでは、昇降路内に立設された一対のかご用ガイドレール、一対の釣合おもり用ガイドレールの上端に、必要に応じて梁(以下、「高架梁」と言う。)が掛け渡されており、この高架梁に主ロープの両端部(第1端部、第2端部)が固定され、下記返し車等が取り付けられている。
高架梁に両端部が固定された主ロープのローピングは、例えば、以下のようになされている。すなわち、前記第1端部から垂下された主ロープは、かごの吊り車に巻き掛けられて上方へと折り返され、折り返された主ロープは、前記高架梁に取り付けられた第1の返し車に巻き掛けられて、下方へ折り返される。下方へ折り返された主ロープは、巻上機の駆動シーブに巻き掛けられて再び上方へ折り返された後、高架梁に取り付けられた第2の返し車に巻き掛けられて、再び下方へ折り返される。下方へ折り返された主ロープは、釣合おもりの吊り車に巻き掛けられて上方へ折り返される。そして、釣合おもりの吊り車で上方へ折り返された主ロープの第2端部が上記高架梁に固定されている。
上記の構成を有するエレベータにおいて、前記巻上機の駆動シーブが回転駆動されると、かごと釣合おもりとは、昇降路内を互いに反対向きに昇降する。
ここで、昇降路を平面視した場合において、出入口が設けられた一側面を除くかごの三側面の内、当該かごの外側から前記出入口に向かって、左側の側面に面する昇降路壁を「左側面壁」、右側の側面に面する昇降路壁を「右側面壁」、出入口とは反対側の側面(背面)に面する昇降路壁を「背面壁」と、それぞれ称することとする。また、同じく昇降路を平面視した場合において、昇降のためにかごが専有する空間と、前記左側面壁との間に存する空間を「左側面スペース」、前記右側面壁との間に存する空間を「右側面スペース」、前記背面壁との間に存する空間を「背面スペース」と、それぞれ称することとする。
左側面スペース、右側面スペース、および背面スペースの三つの総容積を出来るだけ抑制するため、通常、機械室レスエレベータにおいては、巻上機と釣合おもりとは、前記三つのスペースの内の同一のスペースに設けられる。この場合、前記出入口に設けられる扉が片開きで、全開中における扉を収納する戸袋の為に、必然的に、左右の側面スペースのいずれかが大きくなるといった特段の事情がある場合を除いて、一般的に、巻上機と釣合おもりは背面スペースに設けられる。
巻上機と釣合おもりの両方が背面スペースに設けられた構成の機械室レスエレベータが特許文献1の第4図、第5図、およびこれらの図に対応する明細書記載部分に開示されている(以下、この機械室レスエレベータを「従来のエレベータ」と言う。)。
従来のエレベータでは、一対のかご用ガイドレールの一方(第1のかご用ガイドレール)が左側面スペースに立設され、もう一方のかご用ガイドレール(第2のかご用ガイドレール)が右側面スペースに立設されている。釣合おもりを挟んで設けられる一対の釣合おもり用ガイドレールのうち、一方(第1の釣合おもり用ガイドレール)は当該釣合おもりに対して左側面壁側に、もう一方(第2の釣合おもり用ガイドレール)は右側面壁側に、それぞれ立設されている。
第1のかご用ガイドレールの上端部、第1の釣合おもり用ガイドレールの上端部、および第2の釣合おもり用ガイドレールの上端部には、平面視でL字状をした高架梁(以下、「L字高架梁」と言う。)が掛け渡されている。L字高架梁は、左側面壁と背面壁がなす角(かど)の近傍で直角に曲がっている。
L字高架梁において、左側面壁と平行な部分(以下、「第1高架梁部」と言う。)に、前記第1の返し車が取り付けられており、背面壁と平行な部分(以下、「第2高架梁部」と言う。)に前記第2の返し車が取り付けられている。第1の返し車は、第1高架梁部の長手方向における略中央に取り付けられており、第2の返し車は、第1の釣合おもり用ガイドレール上端の略直上に取り付けられている。
巻上機は、第1のかご用ガイドレールと第1の釣合おもり用ガイドレールとの間に、昇降路下部において掛け渡された、平面視でL字状をした支持梁(以下、「L字支持梁」と言う。)に支持されている。L字支持梁は、L字高架梁と同様、左側面壁と背面壁がなす角(かど)の近傍で直角に曲がっている。L字支持梁において、左側面壁と平行な部分を「第1支持梁部」と称し、背面壁と平行な部分を「第2支持梁部」と称することとする。巻上機は、第2支持梁部に取り付けられている。
国際公開第01/42121号 特許第3502270号公報(特開2000−26041号公報) 特許第3438697号公報(特開2000−238976号公報) 特許第3509727号公報(特開2002−87742号公報)
上記の構成からなる従来のエレベータにおいて、L字高架梁の第1高架梁部には、かごを直接的に吊り下げている第1の返し車を介して、かご等の自重による下向きの荷重が掛かる。L字高架梁は、直線状をした単純な梁(以下、「直線梁」と言う。)とは異なり、その形状(L字状)ゆえに、前記荷重により、曲げモーメントに加えてねじりモーメントが発生する。この曲げモーメントとねじりモーメントは、L字高架梁と第1のかごガイドレールとの接合部、およびL字高架梁と第1の釣合おもりガイドレールとの接合部で最大となる。
また、L字支持梁の第2支持梁部には、上向きに引っ張られる主ロープが巻き掛けられた駆動シーブを有する巻上機を介して、上向きの荷重が掛かる。L字支持梁は、L字高架梁と同様、その形状(L字状)ゆえに、前記上向きの荷重により、曲げモーメントに加えてねじりモーメントが発生する。この曲げモーメントとねじりモーメントは、L字支持梁と第1のかごガイドレールとの接合部、およびL字支持梁と第1の釣合おもりガイドレールとの接合部で最大となる。
このように、従来のエレベータでは、第1の返し車を支持する高架梁(L字高架梁)と巻上機を支持する支持梁(L字支持梁)が平面視でL字状をしているため、直線梁では曲げモーメントしか生じないところ、上記したように、曲げモーメントに加えてねじりモーメントが生じる。このため、従来のエレベータでは、これらの梁が接合されている第1のかごレールと第1の釣合おもりレールとをこの2種のモーメントに耐え得る剛性を有するものとする必要がある。
ところで、近年の商業施設の大規模化等に伴い、これらの施設に設置されるエレベータが大容量化している。このため、従来のエレベータにおいて、L字高架梁とL字支持梁に掛かる荷重が増大し、これらの梁を支持するかご用ガイドレールと釣合おもり用ガイドレールの大型化を招来している。
本発明は、上記した課題に鑑み、上記従来のエレベータよりも、かご用ガイドレールおよび釣合おもり用ガイドレールの大型化を可能な限り抑制することができる機械室レスエレベータを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明に係る機械室レスエレベータは、一側面に出入口が設けられ、吊り車が付設されたかごと、平面視で、前記出入口が設けられた側面を除く前記かごの三側面の内、前記出入口の両側に存する側面の各々に面する第1および第2側面壁と、前記出入口とは反対側の側面に面する背面壁とを有する昇降路と、平面視で前記昇降路内における昇降のために前記かごが専有する専有空間と前記第1の側面壁との間に存する第1側面スペースと、前記専有空間と前記第2の側面壁との間に存する第2側面スペースとにそれぞれ立設され、前記かごを上下方向に案内する第1および第2のかご用ガイドレールと、平面視で前記専有空間と前記背面壁との間に存する背面スペースに設けられた、吊り車を有する釣合おもりと、前記釣合おもりと前記第1の側面壁および前記第2の側面壁の間にそれぞれ立設され、当該釣合おもりを上下方向に案内する第1および第2の釣合おもり用ガイドレールと、前記背面スペースにおいて、前記第1の側面壁と前記第1の釣合おもり用ガイドレールとの間に設けられた、駆動シーブを有する巻上機と、前記第1側面スペースの上部に設けられた第1の返し車と、前記背面スペースの上部に設けられた第2の返し車と、第1端部から第2端部に至る間に、前記かごに付設された吊り車、前記第1の返し車、前記駆動シーブ、前記第2の返し車、および前記釣合おもりの吊り車にこの順で掛け渡され、前記第1端部と前記第1の返し車との間で前記かごを吊り下げると共に、前記第2の返し車と前記2端部との間で前記釣合おもりを吊り下げる主ロープと、を有し、前記第1の側面壁と前記背面壁との角に、支柱が立設されており、前記第1の返し車が前記第1のかご用ガイドレールと前記支柱との間に掛け渡された、直線状をした高架梁に支持されていると共に、前記巻上機が前記第1の釣合おもり用ガイドレールと前記支柱との間に掛け渡された、直線状をした支持梁に支持されていることを特徴とする。
また、前記支柱として、前記第1および第2のかご用ガイドレール、前記第1および第2の釣合おもり用ガイドレールと同様の構成のガイドレールが用いられており、当該支柱に用いられたガイドレールは、前記第1および第2のかご用ガイドレール、前記第1および第2の釣合おもり用ガイドレールのいずれよりも小さいサイズであることを特徴とする。
上記の構成を有する機械室レスエレベータによれば、前記第1の返し車を介して前記高架梁には、当該第1返し車と前記第1端部との間で前記主ロープによって吊り下げられた前記かごの自重による下向きの荷重が掛かるが、当該高架梁は直線状をしているため、従来のエレベータにおける前記L字高架梁で問題となるようなねじりモーメントがほとんど発生せず、主として曲げモーメントだけになる。また、巻上機が支持されている支持梁は、第1のかご用ガイドレールに接合しない構成とされている。これにより前記高架梁が掛け渡されている第1のかご用ガイドレールに必要とされる剛性を従来よりも低く抑えることができる。その結果、可能な限り、従来のエレベータよりもかご用ガイドレールの大型化を抑制することができる。
また、前記支持梁には、上記の構成上、上向きに引っ張られる前記主ロープが掛けられた前記駆動シーブを有する前記巻上機を介して、上向きの荷重が掛かるが、当該支持梁は直線状をしているため、従来のエレベータにおける前記L字支持梁で問題となるようなねじりモーメントがほとんど発生せず、主として曲げモーメントだけになる。これにより、前記支持梁が掛け渡されている前記第1の釣合おもり用ガイドレールに必要とされる剛性を従来よりも低く抑えることができる。その結果、可能な限り、従来のエレベータよりも釣合おもり用ガイドレールの大型化を抑制することができる。
実施形態に係る機械室レスエレベータの概略構成を示す斜視図である。 上記機械室レスエレベータの概略構成を示す平面図である。 図1の一部を拡大した図である。
以下、本発明に係る機械室レスエレベータの実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図1は、後述する昇降路20を構成する床面、天井、および四壁面の内、天井と二壁面を除いた状態で表している。また、図2は、前記天井を除いた状態で表した平面であり、後述するかご12の一部を切断している。図2において、当該図を用いてする説明に不要な構成は省略している。
図1、図2に示すように、実施形態に係る機械室レスエレベータ10は、一側面に出入口14が設けられたかご12を有する。出入口14には、中央両開き式のかごドア16が設けられている。なお、図2において符号18で指し示しているのは、乗り場ドアである。
ここで、出入口14が設けられた一側面を除くかご12の三側面の内、かご12の外側から出入口14に向かって、左側に存する側面を左側面12L、右側に存する側面を右側面12R、出入口14とは反対側に存する側面を背面12Bとする。
また、昇降路20を平面視した場合において、かご12の左側面12Lに面する昇降路壁を左側面壁20L、右側面12Rに面する昇降路壁を右側面壁20R、背面12Bに面する昇降路壁を背面壁20Bと称することとする。
同じく、昇降路20を平面視した場合において、昇降のためにかご12が専有する空間(以下、「専有空間」と言う。専有空間は、上下方向に長い略直方体状をした仮想空間である。)と左側面壁20Lとの間に存する空間を左側面スペースLS、右側面壁20Rとの間に存する空間を右側面スペースRS、背面壁との間に存する空間を背面スペースBSと、それぞれ称することとする。
かご12には、その外底部に一対の滑車24a,24bからなる吊り車24が付設されている。
昇降路20における左側面スペースLSと右側面スペースRSには、それぞれ、かご用ガイドレール26,28が立設されている。かご用ガイドレール26,28の各々は、昇降路20の床面20Fから天井(不図示)近傍まで敷設されており、かご12を上下方向に案内する。
昇降路20の背面スペースBSには、吊り車32を有する釣合おもり30が設けられている。
釣合おもり30と左側面壁20Lおよび右側面壁20Rの間に、それぞれ、釣合おもり用ガイドレール34,36が立設されている。釣合おもり用ガイドレール34は、図2で背面スペースBSの左右方向における中程に立設されている。釣合おもり用ガイドレール36は、背面壁20Bと右側面壁20Rとの角(かど)に立設されている。釣合おもり用ガイドレール34,36は、かご用ガイドレール26,28と同様、昇降路20の床面20Fから天井(不図示)近傍まで敷設されており、釣合おもり30を上下方向に案内する。
かご用ガイドレール26,28、釣合おもり用ガイドレール34,36は、いずれも、横断面が「T」字形をした形鋼材(以下、「ガイドレール材」と言う。)が複数本、連結されてなるものである(当該連結の様子については図示していない。)。
左側面壁20Lと背面壁20Bとの角(かど)には、支柱38が立設されている。支柱38は、かご用ガイドレール26,28、釣合おもり用ガイドレール34,36と略同じ長さを有し、昇降路20の床面20Fから天井(不図示)近傍まで敷設されている。支柱38は、例えば、かご用ガイドレール26,28や釣合おもり用ガイドレール34,36と同様の構成のものとすることができる。すなわち、支柱38として、横断面が「T」字形をした形鋼材(ガイドレール材)が複数本、連結されてなるガイドレールを用いることができる。この場合に、後述する理由により、支柱38を構成するガイドレールは、かご用ガイドレール26,28や釣合おもり用ガイドレール34,36よりも小さいサイズのものとすることができる。
かご用ガイドレール26の上端部と支柱38の上端部との間には、直線状をした第1の高架梁40が掛け渡されている。第1の高架梁40の両端部は、ボルト・ナット(不図示)等の締結具で、かご用ガイドレール26と支柱38にそれぞれ接合されている。図3に示すように、支柱38の上端部には、L字アングル材からなるブラケット42の一端部側が、不図示のボルト・ナットによって接合されている。なお、図3において、後述する第1の返し車44の図示は省略している。第1の高架梁40の支柱38側の端部は、図示するように、ブラケット42の他端部側に載置された状態で、支柱38に接合されている。
図1に戻り、第1の高架梁40には、一対の滑車44a,44bからなる第1の返し車44が支持されている。
支柱38の上端部、釣合おもり用ガイドレール34の上端、および釣合おもり用ガイドレール36の上端部の間には、全体的に直線状をした第2の高架梁50が掛け渡されている。
図3に示すように、第2の高架梁50は、間隙Gを空けて対向する2枚の細長い板材52,54と、板材52,54の両端部にそれぞれ接合された方形の板材56,58とからなる。板材52,54と板材56,58とは、例えば、隅肉溶接(溶接ビードは不図示)によって接合されている。
第2の高架梁50の釣合おもり用ガイドレール36側端部は、不図示のブラケットを介して、釣合おもり用ガイドレール36の上端部に固定されている。
第2の高架梁50の長手方向における中央部には、図示のように、L字アングル材からなるブラケット60の一端部側が隅肉溶接(溶接ビードは不図示)によって接合されている。そして、ブラケット60の前記一端部側に釣合おもり用ガイドレール34の先端が当接された状態で、ブラケット60の他端部側が不図示のボルト・ナットによって釣合おもり用ガイドレール34に接合されている。
第2の高架梁50の支柱38側端部は、ブラケット42の上に載置されているだけで、支柱38(ブラケット42)とは、接合されていない。
ブラケット60を介して釣合おもり用ガイドレール34に接合された第2の高架梁50における、釣合おもり用ガイドレール34端部の直上には、単一の滑車からなる第2の返し車62が支持されている。第2の高架梁50を構成する板材52,54に、図示のように、L字アングル材からなる一対のブラケット64,66が接合されている。両ブラケット64,66には、シャフト68が固定されていて、第2の返し車62は、シャフト68に回転自在に軸支されている。
図1に戻り、釣合おもり用ガイドレール36の上端部とかご用ガイドレール28の上端部との間には、直線状をした第3の高架梁70が掛け渡されている。第3の高架梁70の両端部は、釣合おもり用ガイドレール36とかご用ガイドレール28の各々に不図示のボルト・ナットによって接合されている。
昇降路20の下部において、支柱38と釣合おもり用ガイドレール34との間には、直線状をした支持梁72が掛け渡されている。支持梁72の両端部は、ボルト・ナット等の締結具(不図示)によって、支柱38と釣合おもり用ガイドレール34とに接合されている。
駆動シーブ76を有する巻上機74が、支持梁72によって支持されている。これにより巻上機74は、昇降路20を平面視した場合における背面スペースBSに設置されていることとなる。昇降路20の上下方向における巻上機74の設置位置は、例えば、巻上機74のメンテナンスのし易さを考慮すると、図示例のように、一点鎖線で範囲を示すピットPTの直上が好ましい。
機械室レスエレベータ10は、かご12の吊り車24、第1の返し車44、巻上機74の駆動シーブ76、第2の返し車62、および釣合おもりの吊り車32にこの順で掛け渡された主ロープ78を有する。図1に示すように、主ロープ78の第1端部78aは、第3の高架梁70に取り付けられ、第2端部78bは、第2の高架梁50に取り付けられている。なお、主ロープ78は、複数本の(本例では、4本の)ワイヤーロープで構成されているが、便宜上、1本の線で図示することとする。
第3の高架梁70に固定された第1端部78aから垂下された主ロープ78は、かご12の吊り車24に巻き掛けられて上方へと折り返され、折り返された主ロープ78は、第1の高架梁40で支持された第1の返し車44に巻き掛けられて下方へ折り返される。下方へ折り返された主ロープ78は、巻上機74の駆動シーブ76に巻き掛けられて再び上方へ折り返された後、第2の高架梁50で支持された第2の返し車62に巻き掛けられて、再び下方へ折り返される。下方へ折り返された主ロープ78は、釣合おもり30の吊り車32に巻き掛けられて上方へ折り返される。そして、吊り車32で上方へ折り返された主ロープ78の第2端部78bが第2の高架梁50に固定されている。なお、第2の返し車62の前後において主ロープ78は、第2の高架梁50における板材52と板材54との間の間隙Gを通過している(図3)。
上記のローピングから明らかなように、主ロープ78は、第1端部78aと第1の返し車44との間でかご12を吊り下げると共に、第2の返し車62と第2端部78bとの間で釣合おもり30を吊り下げている。
また、巻上機74を駆動するためのインバータ盤80が、巻上機74近傍の背面壁20Bに取り付けられており、インバータ盤80やかごドア16の開閉等を制御して、機械室レスエレベータ10の円滑な運転を実現する制御盤82がピットPT近傍の左側面壁20Lに取り付けられている。
上記の構成からなる機械室レスエレベータ10において、巻上機74が駆動されて駆動シーブ76が矢印Aの向きに回転されると、第1端部78aから第1の返し車44に至る主ロープ78部分で引き上げられて、かご12が上昇すると共に、釣合おもり30はその自重等によって下降する。これとは反対に駆動シーブ76が矢印Bの向きに回転されると、第2の返し車62から第2端部78bに至る主ロープ78部分で引き上げられて、釣合おもり30が上昇すると共に、かご12はその自重等によって下降する。
この場合に、かご12の停止中も含め、第1の高架梁40には、かご12を直接的に吊り下げている第1の返し車44を介して、かご12等の自重による下向きの荷重が掛かるが、第1の高架梁40は、直線状をした梁のため、従来のエレベータにおける前記L字高架梁で問題となったようなねじりモーメントがほとんど発生せず、主として曲げモーメントだけになる。また、巻上機74を支持している支持梁72はかご用ガイドレール26に接合しない構成とした。これにより、第1の高架梁40が接合されているかご用ガイドレール26に必要とされる剛性を従来よりも低く抑えることができる。その結果、可能な限り、従来のエレベータよりもかご用ガイドレールの大型化(大サイズ化)を抑制することができる。
また、支持梁72には、上向きに引っ張られる主ロープ78が巻き掛けられた駆動シーブ76を有する巻上機74を介して、上向きの荷重が掛かるが、支持梁72は、直線状をした梁のため、従来のエレベータにおける前記L字支持梁で問題となったようなねじりモーメントがほとんど発生せず、主として曲げモーメントだけになる。これにより、支持梁72が接合されている釣合おもり用ガイドレール34に必要とされる剛性を従来よりも低く抑えることができる。その結果、可能な限り、従来のエレベータよりも釣合おもり用ガイドレールの大型化(大サイズ化)を抑制することができる。
従来のエレベータの構成で搬送容量が増大すると、前記L字高架梁と前記L字支持梁が接合されているかご用ガイドレールが大型化(サイズアップ)し、前記L字支持梁が接合されている釣合おもり用ガイドレールが大型化(サイズアップ)するのであった。この場合、前記L字高架梁や前記L字支持梁が接合されているガイドレールのみならず、これと対をなしている他方のガイドレールのサイズアップが余儀なくされる。すなわち、従来のエレベータでは、4本のガイドレール全てがサイズアップされることとなる。
これに対し、本実施形態に係る機械室レスエレベータ10によれば、そのようなサイズアップを可能な限り抑制できる。尤も、機械室レスエレベータ10では、昇降路20内に支柱38が追加される構成となるが、支柱38は、背面壁20Bと左側面壁20Lの角に立設されるため、昇降路20内に配される他の部材や機器の配置に悪影響を及ぼすことはない。
また、支柱38は、かご用ガイドレール26,28や釣合おもり用ガイドレール34,36よりも小さいサイズのもので足りるため、支柱38を追加したとしても、4本のガイドレール全てをサイズアップするのと比較して、経済的にも大きな問題は生じない。
支柱38がかご用ガイドレール26,28や釣合おもり用ガイドレール34,36よりも小さいサイズのもので足りる理由は、以下の通りである。すなわち、かご用ガイドレール26,28や釣合おもり用ガイドレール34,36では、例えば、地震等が発生し、かご12や釣合おもり30に横揺れが生じた場合、この横揺れに伴って、かご12や釣合おもり30から受ける荷重に耐え得るものとすることを考慮する必要があるのに対し、支柱38はそのようなことを考慮する必要が無い分、小さいサイズで足りるのである。
以上、本発明に係る機械室レスエレベータを実施形態に基づいて説明してきたが、本発明は、上記した形態に限らないことは勿論であり、例えば、以下の形態としても構わない。
(1)上記実施形態では、支柱38として、かご用ガイドレール26,28、釣合おもり用ガイドレール34,36と同様の構成のガイドレールを用いた。すなわち、支柱38を、横断面が「T」字形をした形鋼材で構成したが、これに限らず、例えば、H形鋼材を用いても構わない。
(2)昇降路内における、かご12以外の構成要素の配置を、かご12の出入口14に向かって、左右対称に入れ替えた構成としても構わない。すなわち、主要な構成要素について説明すると、支柱を背面壁20Bと右側面壁20Rの角に立設させる。右側面スペースRSに立設されたかご用ガイドレールと前記支柱との間に第1の高架梁を掛け渡し、当該第1の高架梁で第1の返し車を支持する。背面スペースBSにおける、巻上機と釣合おもりの左右方向の配置を入れ替える。これに伴い、一対のかご用ガイドレールの左側のガイドレールが背面壁20Bと左側面壁20Lの角に立設される。一対のガイドレールの右側のガイドレールと支柱との間に支持梁を掛け渡し、当該支持梁で巻上機を支持する。
(3)上記実施形態の第2の高架梁50において、ブラケット60が接合された箇所(当該箇所は含まない)から、支柱38側の部分は無くしても構わない。当該部分が無くても、主ロープ78の第2端部78bと第2の返し車62の支持に支障がないからである。
(4)上記実施形態では、昇降路20内での上下方向における巻上機74の配置位置をピットPT近傍としたが、これに限らず、昇降路20の中程としても構わないし、中程よりも天井(不図示)寄りの位置としても構わない。
(5)上記実施形態では、第1の返し車44を2個の滑車で構成したが、1個で構成しても、あるいは3個以上で構成しても構わない。また、上記実施形態では、第2の返し車62を1個の滑車で構成したが、これに限らず、2個以上で構成しても構わない。
(6)上記実施形態では、かご12の吊り車24をかご12の外底面に付設したが、これに限らず、かご12の上面に付設しても構わない。また、吊り車24を構成する滑車の個数は、2個に限らず、1個または3個以上でも良い。
(7)上記実施形態では、釣合おもり30の吊り車32を1個の滑車で構成したが、2個以上で構成しても構わない。
本発明は、例えば、大容量の機械室レスエレベータに好適に利用可能である。
10 機械室レスエレベータ
12 かご
12L 左側面
12R 右側面
12B 背面
14 出入口
20 昇降路
20L 左側面壁
20R 右側面壁
20B 背面壁
24 吊り車
26,28 かご用ガイドレール
30 釣合おもり
32 吊り車
34,36 釣合おもり用ガイドレール
38 支柱
40 第1の高架梁
44 第1の返し車
62 第2の返し車
72 支持梁
74 巻上機
76 駆動シーブ
78 主ロープ
78a 第1端部
78b 第2端部
LS 左側面スペース
RS 右側面スペース
BS 背面スペース

Claims (2)

  1. 一側面に出入口が設けられ、吊り車が付設されたかごと、
    平面視で、前記出入口が設けられた側面を除く前記かごの三側面の内、前記出入口の両側に存する側面の各々に面する第1および第2側面壁と、前記出入口とは反対側の側面に面する背面壁とを有する昇降路と、
    平面視で前記昇降路内における昇降のために前記かごが専有する専有空間と前記第1の側面壁との間に存する第1側面スペースと、前記専有空間と前記第2の側面壁との間に存する第2側面スペースとにそれぞれ立設され、前記かごを上下方向に案内する第1および第2のかご用ガイドレールと、
    平面視で前記専有空間と前記背面壁との間に存する背面スペースに設けられた、吊り車を有する釣合おもりと、
    前記釣合おもりと前記第1の側面壁および前記第2の側面壁の間にそれぞれ立設され、当該釣合おもりを上下方向に案内する第1および第2の釣合おもり用ガイドレールと、
    前記背面スペースにおいて、前記第1の側面壁と前記第1の釣合おもり用ガイドレールとの間に設けられた、駆動シーブを有する巻上機と、
    前記第1側面スペースの上部に設けられた第1の返し車と、
    前記背面スペースの上部に設けられた第2の返し車と、
    第1端部から第2端部に至る間に、前記かごに付設された吊り車、前記第1の返し車、前記駆動シーブ、前記第2の返し車、および前記釣合おもりの吊り車にこの順で掛け渡され、前記第1端部と前記第1の返し車との間で前記かごを吊り下げると共に、前記第2の返し車と前記2端部との間で前記釣合おもりを吊り下げる主ロープと、
    を有し、
    前記第1の側面壁と前記背面壁との角に、支柱が立設されており、
    前記第1の返し車が前記第1のかご用ガイドレールと前記支柱との間に掛け渡された、直線状をした高架梁に支持されていると共に、
    前記巻上機が前記第1の釣合おもり用ガイドレールと前記支柱との間に掛け渡された、直線状をした支持梁に支持されていることを特徴とする機械室レスエレベータ。
  2. 前記支柱として、前記第1および第2のかご用ガイドレール、前記第1および第2の釣合おもり用ガイドレールと同様の構成のガイドレールが用いられており、当該支柱に用いられたガイドレールは、前記第1および第2のかご用ガイドレール、前記第1および第2の釣合おもり用ガイドレールのいずれよりも小さいサイズであることを特徴とする請求項1に記載の機械室レスエレベータ。
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