JP2721938B2 - 建築物用膜材構造 - Google Patents

建築物用膜材構造

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JP2721938B2 JP3149818A JP14981891A JP2721938B2 JP 2721938 B2 JP2721938 B2 JP 2721938B2 JP 3149818 A JP3149818 A JP 3149818A JP 14981891 A JP14981891 A JP 14981891A JP 2721938 B2 JP2721938 B2 JP 2721938B2
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正彦 沢口
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行雄 曽我
弘樹 山口
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種建築物に用いられ
る建築物用膜材構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より各種建築物において、例えば天
井や揚重リフトの昇降口等必要に応じて開閉する必要が
ある開口部には折畳可能な建築物用膜材が配設されるこ
とがある。そして、このような建築物用膜材では一般
に、折畳時の折り曲げ方向をガイドする構成は採られて
いないのが通常である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように従来の建築物用膜材では折畳時の折り曲げ方向
をガイドする構成が採られていないので、前記天井や揚
重リフトの昇降口等の開口部を開放状態とするために前
記建築物用膜材を折畳んだ場合に、その折り曲げ方向が
一定の方向とならず、折畳んだ状態における膜材の美観
を損ねてしまったり、該折畳んだ膜材の収納部の大きさ
を大きくしなければならないという問題があった。本発
明は前記事情に鑑みてなされたもので、折畳時の折り曲
げ方向が一定の方向となるようにすることができる建築
物用膜材構造を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、矩形状に形成され、互いに対向する一対の
一辺のうちの一方の一辺を静止させておき、他方の一辺
を前記一方の一辺から離れる方向に移動させることで展
開されると共に、他方の一辺を前記一方の一辺に近付く
方向に移動させることで折畳まれる建築物用膜材であっ
て、前記膜材の一方の面で前記一対の一辺の間には、所
定幅の膜材部分が重ね合わせて接合され前記一辺に平行
して延在する重合部分が互いに間隔をおいて複数形成さ
れ、前記隣り合う重合部分の間には前記一辺に平行して
延在しその両端が膜材から突出するロッドが取着されて
いることを特徴とする。
【0005】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面に基づい
て説明する。図1は本発明の一実施例による建築物用膜
材構造を示す正面図、図2は図1のA−A線要部拡大断
面図、図3は図1に示す建築物用膜材を折畳んだ状態を
示す説明図である。図1において10は、揚重リフト
(図示せず)の昇降口であり、該昇降口10には、その
左右縁部の床面11から例えば断面略コ字状の縦枠2
1,21が立設されており、また該縦枠21,21の頂
部間には天井枠22が架設されている。この天井枠22
の下面(天井面)23には複数本の吊ワイヤ30,30
の一端が接続されており、該吊ワイヤ30,30の他端
には上枠41が取り付けられている。該上枠41には、
網状のシートからなる膜材42の上端が取り付けられて
おり、また、前記膜材42の上下方向の中間部分にはロ
ッドとしての複数本の横桟43,44,45が左右方向
に延在するように取り付けられている。これら上枠41
及び横桟43,44,45の両端部は前記断面略コ字状
の縦枠21の開口側から内部に挿通されており、これに
より、前記上枠41及び横桟43,44,45は前記縦
枠21の長手方向、即ち上下方向に移動可能となってい
る。
【0006】前記膜材42は図1に示すように平面略矩
形状に形成されており、隣り合う前記上枠41及び横桟
43,44,45の中間に位置する部分の前記膜材42
には、上枠41及び横桟43,44,45の長手方向と
平行な方向に所定幅の膜材42が重ね合わせて折り曲げ
た状態で接合されて図2に示すような重合部分46が形
成されている。この重合部分46は図2に示すように接
着剤50によって接着されており、また、該重合部分4
6はその下方の膜材42に接着剤51によって接着され
ている。さらに、このような重合部分46が複数箇所形
成された膜材42の両側部には、図1に示すように膜材
42の縁を折り返し例えば糸などにより縫い合わせた縫
合部分47が形成されている。また、前記膜材42の下
端の両側部には巻き上げワイヤ60,60の先端がそれ
ぞれ取り付けられており、この巻き上げワイヤ60は前
記天井枠22上に設けられたガイドローラ24,25,
26に巻架されて、巻取装置としての電動ウィンチ70
によって巻き取り、及び送り出しされるようになってい
る。
【0007】このように構成される本実施例の建築物用
膜材構造では、前記膜材42が図1に示すように昇降口
10の床面11から所定の高さまでの間を閉塞している
状態で、前記電動ウィンチ70を作動させて巻き上げワ
イヤ60の巻き上げを行うと、前記膜材42の下端が吊
り上げられ、続いて下段の横桟45が前記縦枠21の長
手方向に沿って引き上げられる。さらに前記最下方の横
桟45が上動するのに伴って、中段及び上段の横桟4
4,43、そして前記上枠41が順次下段の横桟45に
引き上げられて前記縦枠21の長手方向に沿って上動
し、これによって前記膜材42が折畳まれながら上方へ
繰り上げられて昇降口10が開口される。このとき、前
記重合部分46において前記膜材42は該重合部分46
の折り曲げ方向と同一の方向に折れ曲がり、よって膜材
42の折畳状態は図3に示すように一定の方向に折り曲
げられた格好となる。
【0008】以上のように本実施例の建築物用膜材構造
によれば、前記膜材42を折畳む際にその折り曲げ方向
が前記重合部分46の折り曲げ方向と同一の方向に一定
化するので、折畳んだ状態における膜材の美観を損ねる
ことがなく、折畳んだ膜材42を収納部に収納する場合
にはその収納部の大きさをコンパクトにすることができ
る。また、隣り合う前記重合部分46の間に上枠41及
び横桟43,44,45を配設したので、折畳時におけ
る膜材42の上下方向の幅を一定にして、折畳時の美観
を向上させることができる。尚、本実施例では前記重合
部分46を接着剤50,51で接着する構成について説
明したが、例えば糸等によって縫合する構成としてもよ
く、また、前記縫合部分47は省略してもよい。また、
本実施例では建築物用膜材として網状の膜材42を用い
る構成について説明したが、例えばビニールシート状の
もの等であっても本発明は適用可能であり、さらに本実
施例では揚重リフトの昇降口に配設される遮蔽用の膜材
を例に採って説明したが、例えば天井を開閉式とした運
動用施設、遊戯用施設、及び展示用施設等の建築物に配
設される建築物用膜材についても本発明を適用すること
ができる。
【0009】
【発明の効果】上述したように本発明の建築物用膜材構
造によれば、矩形状に形成され、互いに対向する一対の
一辺のうちの一方の一辺を静止させておき、他方の一辺
を前記一方の一辺から離れる方向に移動させることで展
開されると共に、他方の一辺を前記一方の一辺に近付く
方向に移動させることで折畳まれる建築物用膜材であっ
て、前記膜材の一方の面で前記一対の一辺の間には、所
定幅の膜材部分が重ね合わせて接合され前記一辺に平行
して延在する重合部分が互いに間隔をおいて複数形成さ
れ、前記隣り合う重合部分の間には前記一辺に平行して
延在しその両端が膜材から突出するロッドが取着されて
いる構成とした。そのため、膜材を折畳んだ時の折り曲
げ方向が一定の方向となるようにすることができ、ま
た、折畳んだ状態における膜材の美観を保ち、折畳んだ
膜材を収納部に収納する場合にもその収納部の大きさを
コンパクトにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による建築物用膜材構造を示
す正面図である。
【図2】図1のA−A線要部拡大断面図である。
【図3】図1に示す建築物用膜材を折畳んだ状態を示す
説明図である。
【符号の説明】
41 上枠(ロッド) 42 膜材(遮蔽部材) 43,44,45 横桟(ロッド) 46 重合部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 土方 敬宇 東京都渋谷区千駄ヶ谷4丁目6番15号 株式会社フジタ内 (72)発明者 沢口 正彦 東京都渋谷区千駄ヶ谷4丁目6番15号 株式会社フジタ内 (72)発明者 磯村 渉 東京都渋谷区千駄ヶ谷4丁目6番15号 株式会社フジタ内 (72)発明者 井上 啓 東京都渋谷区千駄ヶ谷4丁目6番15号 株式会社フジタ内 (72)発明者 曽我 行雄 東京都渋谷区千駄ヶ谷4丁目6番15号 株式会社フジタ内 (72)発明者 山口 弘樹 埼玉県入間郡日高町森戸新田59−10 三 成研機株式会社内 (56)参考文献 実開 昭50−81038(JP,U) 実開 昭56−119848(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 矩形状に形成され、互いに対向する一対
    の一辺のうちの一方の一辺を静止させておき、他方の一
    辺を前記一方の一辺から離れる方向に移動させることで
    展開されると共に、他方の一辺を前記一方の一辺に近付
    く方向に移動させることで折畳まれる建築物用膜材であ
    って、 前記膜材の一方の面で前記一対の一辺の間には、所定幅
    の膜材部分が重ね合わせて接合され前記一辺に平行して
    延在する重合部分が互いに間隔をおいて複数形成され、前記隣り合う重合部分の間には前記一辺に平行して延在
    しその両端が膜材から突出するロッドが取着されてい
    る、 ことを特徴とする建築物用膜材構造。
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