JPH055930U - 可動屋根 - Google Patents

可動屋根

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JPH055930U
JPH055930U JP6140891U JP6140891U JPH055930U JP H055930 U JPH055930 U JP H055930U JP 6140891 U JP6140891 U JP 6140891U JP 6140891 U JP6140891 U JP 6140891U JP H055930 U JPH055930 U JP H055930U
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guide rail
guide
panels
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英久 井上
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文化シヤツター株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 建物の外側部に設置されるテラスやサンルー
ムなどの屋根部分を開放させ、採光や換気などを行える
ようにするとともに、解放感を得る。 【構成】 建物2の外側部2aに傾斜して固設される一対
のガイドレール4と、両端の上方に軸部24を有し、各軸
部24とともに、両端縁部23a が各ガイドレール4に案内
され両ガイドレール4間を摺動移動する複数のパネル23
と、前記ガイドレール4の一端4aに設けられる巻取部21
と、前記各パネル23の両端上部を連結するとともに、最
上部のパネル23A と巻取部21とを連結するワイヤ25と、
前記ガイドレール4の他端4bに設けられ、前記各パネル
23を両端の軸部24のみで支持した状態で収納する収納部
15と、を具備している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、テラスやサンルーム等の屋根部分を構成する可動屋根に関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
建物の外側部などに設けられるテラスやサンルームなどは、この建物の外側に 屋根部の一端が固定され、他端が建物外側より所定距離をおいて立設される柱に 固定される構造が一般に知られており、従来このようなテラスやサンルームなど の屋根部分はガラス板などの板部材が固定された構造となっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来のテラスやサンルームなどは、屋根部分が固定さ れた構造であるため、開放されていないことから解放感に劣り、居室などと隣接 して設置されている場合に採光を妨げたり、また換気を行うことができないなど の問題がある。
【0004】 そこで本考案は、上記問題点を解消するために、建物の外側部などに設置され るテラスやサンルームなどの屋根部分を開放することができ、採光や換気などを 行うことができるとともに、解放感のある可動屋根を提供することを目的として いる。
【0005】
【課題を解決するための手段】
次に、上記の目的を達成するための手段を、実施例に対応する図1乃至図5を 参照して説明する。 この考案の可動屋根1は、一端4aが他端4bに対して上方に位置して傾斜し て固設される互いに平行な一対のガイドレール4と、両端の上方に突出形成され た軸部24を有し、該軸部24とともに、両端縁部23aが前記ガイドレール4 に案内され両ガイドレール4間を摺動移動する複数のパネル23と、前記ガイド レール4の一端4aに設けられる巻取部21と、前記各パネル23の両端上部を 連結するとともに、最上部のパネル23と前記巻取部21とを連結するワイヤ2 5と、前記ガイドレール4の他端4bに設けられ、前記各パネル23を両端の軸 部24のみで支持した状態で収納する収納部15と、を具備したことを特徴とし ている。
【0006】
【作用】
巻取部21によってワイヤ25が巻き取られると、複数のパネル23は収納部 15から連続して引き上げられ、各パネル23の両端の軸部24とともに、両端 縁部23aが一対のガイドレール4に案内されてこのガイドレール4の一端4a 側へ摺動移動する。そして各パネル23が全て収納部15から引き上げられてガ イドレール4間に移動されると閉鎖となる。 またこの閉鎖状態から巻取部21がワイヤ25を巻き戻すと、各パネル23は 、自重によりガイドレール4間を摺動移動してこのガイドレール4の他端4bに 設けられている収納部15に順次収納される。そして、各パネル23が収納部1 5に収納されると開放となる。
【0007】
【実施例】
本実施例の可動屋根1は、建物2の外側2aに設けられ、この建物の外側面2 aより所定距離隔てた位置に立設された一対の柱3と、建物の外側2aとの間に 固設され、ガイドレール4と、収納部15と、巻取部21と、パネル23と、ワ イヤ25とで構成されている。
【0008】 まず、ガイドレール4は一対で構成され、図2に示すように各一端4aが建物 の外側面2aに固定され、各他端4bは後述する収納部を介してそれぞれ柱3に 固定されているとともに、各ガイドレール4の一端4aが他端4bに対し上方に 位置するように、すなわち傾斜した状態で、かつ互いが平行となって固設されて いる。 これらガイドレール4は、図3に示すように上縁部5と下縁部6と、これら縁 部5,6を連結する垂直な側面部7とで断面略コ字状に形成されるとともに、開 口側に対向する側面部7の内壁中央に開口より小幅のガイド溝8が長手方向に沿 って形成され、各開口が向き合って設置されている。 また、これらガイドレール4の下縁部6には、長手方向に等間隔となってロー ラー9が設けられ、これらローラー9の周面の一部がこの下縁部6の上面に表出 するようになっている。
【0009】 次に、これらガイドレール4の他端4bには、収納部の側面の一部を構成する 導入路部10が連続して一体に形成されている。 この導入路部10は、図2に示すようにガイドレール4の上縁部5と下縁部6 とに連続して、これら縁部5,6の幅より拡幅して案内縁11,12が上下に形 成され、上部案内縁11はガイドレール4と平行に、また、下部案内縁12は下 方へ湾曲して形成されている。そして、これら案内縁11,12を連結する垂直 な側部13は前記ガイドレール4の側面部7と一体であり、内壁面にはガイド溝 8が真直に連続して形成されている。
【0010】 次に、収納部15は、図2に示すように前記導入路部10の上下の案内縁11 ,12を、垂直な縁部16と、この収納部15の底部となる底縁部17とで略矩 形状に連結し、これら縁11,12,16,17を連結する垂直な側面板18で 左右の側部19が構成され、これら両側部19間に中途が折曲した連結板20が 掛け渡されて形成されている。つまり、各ガイドレール4の他端4b側が、連結 板20で連結され、図1に示すようにこれらガイドレール4と連結板20とで略 コ字状に接続している。 そして、この収納部15の側面板18の内壁面にもガイドレール4より連続す るガイド溝8が形成されている。 この収納部15の底縁部17の下面は、建物2の外側2aより所定距離離れて 立設された前記柱3の上端に固定されている。
【0011】 一方、各ガイドレール4の建物外側面2aに固設された一端4aには巻取部2 1が設けられている。 この巻取部21はモーターなどの駆動装置で構成されており、巻取プーリ22 が前述したガイドレール4の端面部分に位置するようになっている。
【0012】 次に、パネル23は、複数枚で構成され、それぞれ矩形な板状で、長手方向両 端の各端面にそれぞれ軸部24が設けられている。この軸部24はパネルの両端 面の上部に水平方向に突出して設けられている。 これらパネル23は、両端の軸部24が一対のワイヤ25によってそれぞれ連 結されているとともに、各パネル23の最上部となるパネル23Aと前述した巻 取部21の巻取プーリ22とが連結されるようになっている。 そして、これらパネル23は、その両軸部24が前述した各ガイドレール4お よび収納部15に形成されたガイド溝8内にそれぞれ嵌入し、このガイド溝8内 を摺動移動するようになっているとともに、各パネル23の両端の縁部23aが ガイドレール4の上下縁部5,6間を摺動移動するようになっている。
【0013】 次に、上述した構成の可動屋根1の動作について説明する。 まず、各パネル23が開放されている状態について説明する。 この状態では、巻取部21によってワイヤ25は巻き取られておらず、すなわ ち、最上部のパネル23Aとのあいだのワイヤ25は伸長した状態で、各パネル 23は収納部15内に収納されている状態である。 各パネル23の収納状態は、図4に示すように各パネル23が両端の軸部24 を収納部15内の両ガイド溝8で支持され、図5に示すように各パネル23が表 裏面を合わせて重なった、垂直な吊下状態となっており、各パネル23を連結す るワイヤ25は図に示すように弛んだ状態となっている。
【0014】 次に、各ガイドレール4間にパネル23を移動させ、屋根を構成させるには、 まず、巻取部21が駆動し、各パネル23の最上部のパネル23Aに接続された ワイヤ25を巻き取る。 ワイヤ25が巻き取られはじめるとこの最上部のパネル23Aが引き上げられ る。 このとき、図6の矢線Aで示すように、パネル23の両端の軸部24がガイド 溝8に案内されてガイドレール4の一端4a側へ移動するとともに、パネル23 の下面となる面側の左右両端縁部23aが導入路部10の湾曲した下部案内縁1 2に案内され、軸部24のみで支持される垂直な吊下状態から両端縁部23aで 支持される状態へと移動する。 そして、さらにワイヤ25が巻き取られると、パネル23はこの導入路部10 よりガイドレール4へと引き上げられる。 ガイドレール4内でのパネル23の両端縁部23aは、下面側がガイドレール 4の下縁部6に設けられたローラー9に支持され,各ガイドレール4間をスムー ズに移動する。
【0015】 また、この最上部のパネル23Aに連結される2枚目のパネル23も同様に収 納部15から導入路部10を通り、ガイドレール4へと引き上げられ、この2枚 目以降のパネル23も順次引き上げられて各ガイドレール4間へ移動し、ガイド レール4の一端4a側へ連続移動する。 なお、各パネル23はパネル23と同等の長さのワイヤ25で連結されている ので各パネル23がガイドレール4間に移動すると、各パネル23同士は上下の 端縁が密着するようになっている。
【0016】 ワイヤ25が巻取部21に全て巻き取られると図7に示すように各パネル23 全てがガイドレール4間に配置され、屋根を完成させる。
【0017】 次に屋根面が形成された閉鎖状態から、開放状態への動作の説明をする。 閉鎖状態から、まず、巻取部21が前述した閉鎖動作と逆に作動し、ワイヤ2 5を巻き戻しはじめる。 すると、各パネル23はガイドレール4が傾斜して設置されていることと、ガ イドレール4内にてローラー9で支持されていることから、自重によってガイド レール4間を収納部方向へ移動する。 パネル23は、図6の矢線Bで示すようにガイドレール4から導入路部10に て、下面側の両端縁部23aがローラー9による移動から湾曲した下部案内縁1 2によってガイド溝8間を軸部24のみの支持に変換され、この軸部24による 吊下状態へと変わり、収納部15に収納される。 そして、巻取部21がワイヤ25を連続して巻き戻すことでパネル23は順次 収納部15へと上記動作を行って収納され、前述したパネル23の開放状態(図 5)となる。
【0018】 従ってこのように構成された可動屋根1では、開閉するパネル板23が設けら れ、この開閉を自在に操作することが可能となったので、建物2の外側部2aな どに設置されるテラスやサンルームなどの屋根部分として設けられるた際に、パ ネル板23を開放すれば採光や換気などを行うことができ、解放感が得られると ともに、季節,気候に応じた利用が行える。
【0019】 なお、本実施例ではこの可動屋根1をテラスやサンルームに使用した例につい て述べたが、これに限るものではない。
【0020】
【考案の効果】
以上説明したように本考案による可動屋根は,建物の外側部などに設置される テラスやサンルームなどの屋根部分として構成させれば、パネルが開閉自在とな っているので、この屋根部分を開放させることができ、これによる採光や換気な どを行うことができるという効果があり、また、このことから解放感を得ること ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による可動屋根の一実施例を示す斜視図
【図2】同実施例による可動屋根の側断面図
【図3】図2における III−III 線断面図
【図4】図2におけるIV−IV線断面図
【図5】同実施例による可動屋根のパネル収納時を示す
一部拡大側断面図
【図6】同実施例による可動屋根のパネル動作時を示す
一部拡大側断面図
【図7】同実施例による可動屋根のパネルの閉鎖状態を
示す一部拡大側断面図
【符号の説明】
1…可動屋根 4…ガイドレール
4a…一端 4b…他端 15…収納部
21…巻取部 23…パネル 23a…端縁部
24…軸部 25…ワイヤ

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 一端が他端に対して上方に位置して傾斜
    して固設される互いに平行な一対のガイドレールと、 両端の上部に水平方向に突出形成された軸部を有し、該
    軸部とともに、両端縁部が前記ガイドレールに案内され
    両ガイドレール間を摺動移動する複数のパネルと、 前記ガイドレールの一端に設けられる巻取部と、 前記各パネルの両端上部を連結するとともに、最上部の
    パネルと前記巻取部とを連結するワイヤと、 前記ガイドレールの他端に設けられ、前記各パネルを両
    端の軸部のみで支持した状態で収納する収納部と、 を具備したことを特徴とする可動屋根。
JP1991061408U 1991-07-10 1991-07-10 可動屋根 Expired - Fee Related JP2564121Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021046112A (ja) * 2019-09-19 2021-03-25 Ihi運搬機械株式会社 ドローンポートシステムとその運転方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63156154A (ja) * 1986-12-18 1988-06-29 株式会社竹中工務店 スライド式開閉屋根装置
JPS6410863A (en) * 1987-06-30 1989-01-13 Toyo Exteria Kk Roof panel opening and closing apparatus
JPH02113699U (ja) * 1989-02-28 1990-09-11

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