JPH0326874Y2 - - Google Patents

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JPH0326874Y2
JPH0326874Y2 JP13780785U JP13780785U JPH0326874Y2 JP H0326874 Y2 JPH0326874 Y2 JP H0326874Y2 JP 13780785 U JP13780785 U JP 13780785U JP 13780785 U JP13780785 U JP 13780785U JP H0326874 Y2 JPH0326874 Y2 JP H0326874Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 「産業上の利用分野」 本考案は複数個のスラツトが開口部両側の竪枠
の長手方向の溝中を案内されて伸縮し該開口部を
開閉すると共にスラツトを傾動できるブラインド
の昇降開閉装置に関する。
「従来の技術」 従来この種ブラインドは開口部両側の竪枠によ
り案内される各スラツトを平行に保持し、スラツ
トを上昇、下降せしめ、上昇時には各スラツトを
束ねる昇降装置と各スラツトの回動角度を制御
し、保持する開閉角度保持装置とを有しており、
開口枠の上枠中に設けられた駆動軸に固定された
スプロケツトホイールに係合するチエーンにより
スラツトを上昇、下降する昇降装置を駆動せし
め、上記駆動軸に連結された運動の伝達手段によ
り開閉角度保持装置を駆動せしめるようになつて
いて、上記駆動軸を一方向に回転して昇降装置を
作動させ、その後駆動軸を逆転して開閉角度保持
装置を駆動するようになつているものがある。
この種ブラインドの昇降開閉装置の一例のスイ
ス特許第565935号明細書に記載の発明は駆動軸に
固定されたスプロケツトホイールに係合するチエ
ーンにより昇降装置を介して、スラツトを上昇、
下降せしめる。上記スラツトの上昇の初期或いは
下降の末期において、チエーンに設けた開放板
が、常時駆動軸に固定されたクラツチ箱と係合す
る摩擦クラツチを介して上記駆動軸に枢着された
揺動輪を固定部分に固定する係止手段を解放する
ようなつていて、揺動輪が固定部分から解放され
た時、揺動輪はクラツチ箱と一体(即ちスプロケ
ツトホイールと一体)に回動して、揺動輪に固定
された二本の緊張材を介してスラツトをその中心
に対して回動せしめ、スラツトの開閉角度の設定
を行つている。
「考案が解決しようとする問題点」 上記従来例の発明において、スラツトはチエー
ンによりチエーンを含む昇降装置を上下すること
により行われるため、スラツトは水平方向にしか
配することができない。そのためスプロケツトホ
イール等を納めてある上枠が必ず上方にあるた
め、建屋の窓の上枠に近い距離に庇を配するのが
常である日本家屋のような場合にはブラインド上
枠の下縁が窓の上枠よりも下方に来てしまい、外
側より障子を建込む通常の窓では障子の建込み不
可能でブラインドが設けられない場合が生ずる。
近時ブラインドもスラツトを竪型にしたい場合
も多い。例えば幅の大きな窓の場合にはスラツト
を竪方向に配してその動きを円滑にすることがで
きるがブラインドのスラツトの昇降装置がチエー
ンを媒体とするものである場合にはスラツト竪形
のブラインドを得ることは不可能である。
又、上記従来例では曲面或は多角形の出窓には
用いることができない。
本考案は上記の問題点を解消し、横竪取付を選
択でき曲面にも用いることのできるブラインドの
開閉装置を提供することを目的とする。
〔考案の構成〕
この考案は枠体1によつて形成された開口部を
開放・閉鎖する各スラツト6……6はその両端が
それぞれ枠体1のスラツトに直交する枠4,4の
溝5,5内に嵌合された各連結レバー10……1
0,10′の軸桿13……13,13′に固定され
ているとともに各連結レバー10……10,1
0′はその両端において互に屈折枢着部29を有
するリンク28によつて連結されており、ブライ
ンドの開き端に位置する連結レバー10′はその
軸桿13′が枠体1のスラツトに直交する枠内に
位置する移動体15,15に固定された軸受2
1,21に支持されており、該移動体15,15
はスラツト6……6に平行な枠材に設けられた駆
動装置に伝導機構及び移動装置を介して連結され
ており、ブラインドの開き端とは反対の端に位置
する連結レバー10,10の両端には該主軸30
の端部に該主軸と同心の主軸30に対して回転自
在な揺動部材に各スラツト6……6を一定角度回
転させるために一端が結ばれた緊張材35,3
5,36,36の他端がそれぞれ連結されてお
り、該軸桿に固定された各スラツト6……6を一
定角度回転させて該開口部を閉鎖するように構成
されたブラインドの開閉装置において、前記移動
体15,15の移動装置は主軸30に固定された
スプロケツト37と、スプロケツト37に係合し
ブラインドの内外部側の面に分れて平行してスラ
ツト6……6に直交して案内されたギヤードケー
ブル38と、該ギヤードケーブルを収容して案内
する一本のレール42と、該一本のレールに設け
られた案内48,48に係合すると共にギヤード
ケーブル38に係合され該移動体15,15に固
定されたランナー16とからなることを特徴とす
るブラインドの開閉装置である。
「作用」 主軸30が回転するとスプロケツト37が回転
しギヤードケーブル38がレール42に案内され
て移動し、ギヤードケーブル38に係合している
ランナー16がレール42に案内されて移動し、
移動体15,15を移動する。移動体15,15
は軸受21,21を介して軸桿13′を移動する
ことにより連結レバー10′を移動する。連結レ
バー10′の移動によりリンク28は屈折枢着部
が折りたたまれ、連結レバー10′は連結レバー
10′に隣接する連結レバー10に重なり、それ
と共に連結レバー10′の軸桿13′に固定されて
いるスラツト6が隣接するスラツト6に重なる。
連結レバー10′と連結レバー10′に隣接する連
結レバー10は重なつて移動体15,15の移動
につれて同様のリンク運動により、連結レバー1
0′と連結レバー10′に隣る連結レバー10は連
結レバー10′に隣る連結レバー10に隣る連結
レバー10に重なり、上記各連結レバー10′,
10,10に固定されているスラツト6,6,6
が重なる。以下同様にしてブラインドは開く、ブ
ラインドを閉じる場合は連結レバー10′,10
……10を連結しているリンク28が逐次伸張し
て上記と逆に動作する。
「実施例」 以下、本考案をその実施例を示す添付図面によ
つて詳細に説明する。
第1図、第2図は本考案の実施例のブラインド
の昇降開閉装置、第3図はスラツトを示し、第1
図は側面断面図、第2図は正面断面図、第3図は
側面図である。
1は枠体であり、該枠体1は上枠2と下枠3と
竪枠4,4とから形成されている。
該竪枠4,4は横断面略方形状をなす中空体か
らなり、該竪枠4,4の相対向する面には長手方
向に沿うスリツトによつて分割されたそれぞれの
分割面を内側に折り曲げて形成した溝5,5が設
けられている。
6は該枠体1で形成された開口部を開放・閉鎖
するスラツト(羽根板)であり、該スラツト6は
水平面部7と該水平面部7の一方の側面に該水平
面部7と連続する湾曲面部8と該水平面部7の他
方の側面に該水平面部7と連続する屈曲面部9と
を備えている。該スラツト6は閉鎖状態におい
て、該湾曲面部8の端部が隣接するスラツト6の
屈曲面部9の端部と重畳するように組付けられて
いる。
10は連結レバーであり、該連結レバー10は
一方の端部に該レバーの板面に対し垂直方向に突
出する突起桿11と他方の端部に該突起桿11と
同方向に突出し、かつ該突起桿よりも短い係合桿
12と該突起桿11と反対側の板面中央部に軸桿
13を備えている。
該連結レバー10の軸桿13端部に前記スラツ
ト6の水平面部7の端部がそれぞれ固定され、該
連結レバー10の軸桿13は前記竪枠4の溝5内
に位置せしめられている。
14は最下端に位置する連結レバー10′を除
く該連結レバー10の軸桿13外周面に嵌合され
た軸受で、該軸受14は該軸桿13の回転を支持
するとともに竪枠4の溝5に該溝に沿つて上・下
方向に移動可能に嵌挿されている。
正面図の第4図、側面図の第5図、平面断面図
の第6図は装置下部の詳細を示す。
15は移動体であり、該移動体15はランナー
16に剛に固定されるランナー支持部17と該ラ
ンナー支持部17の一方の側面に張り出した取付
部18とから形成されている。
19は該移動体15の取付部18に固定された
ピンである。
20は該移動体15の取付部18に形成された
フツク部で、該フツク部20は該ピン19と隣接
している。
21は該移動体15の取付部18板面に固定さ
れ、最下端に位置する連結レバー10′の軸桿1
3′を支持する軸受である。
該軸受21は方形状の基体部22と該基体部2
2の上面に一体に形成された方形状の突出部23
を備えているとともに該基体部22の前後の両側
面には第6図に示すように凹部24,24が設け
られ、該突出部23には該凹部24,24と直交
する方向に貫通孔25が設けてあり、該貫通孔2
5は一方の凹部24側に開口部26が設けてあ
る。
該軸受21は該突出部23の貫通孔25内にそ
の開口部26から嵌合挿入された連結レバー1
0′の軸桿13′を支持し、該基体部23の凹部2
4,24を前記竪枠4の溝5に嵌合させて該竪枠
4の上・下方向に移動可能に配されている。
27は前記移動体取付部18に設けられたピン
19の外周面に嵌挿された捩りばねであり、該捩
りばね27の一端は最下端に位置する連結レバー
10′に係合し、他端は該取付部18に形成され
たフツク部20に係合しており、該捩りばね27
は該連結レバー10′を常時第5図において反時
計回り方向のばね力を付勢している。
28は最下端に位置する連結レバー10′を含
む各連結レバー10の突起桿11同志および係合
桿12同志をそれぞれ連結するリンクであり、該
リンク28は屈折枢着部29を備えており、各連
結レバー10はトツグル機構によつて連結されて
いる。
第2図の上部に示すように、30は前記枠体1
の上枠2内に配された中空の主軸である。主軸3
0の中心孔には回転自在に補助軸34が挿通して
いる。
31は該主軸30の端部が嵌入し、上枠2に支
持される軸受である。
33は該補助軸34端に固定された円板であ
り、回転自在な揺動部材である。
35,36は前記一方の円板33の板面に該円
板33の中心を挟んで相対向して一端を固定され
た緊張材であり、一方の緊張材35の他端は最上
部に位置する連結レバー10の突起桿11に固定
され、他方の緊張材36の他端は同様に該連結レ
バー10の係合桿12に固定されている。
37は主軸30に固定されたスプロケツトであ
る。
38は該スプロケツト37に係合されたギヤー
ドケーブルであり、スプロケツト37の周上の両
側よりブラインドの内外側の両側に垂下してお
り、一方は不図示の取付具で竪枠4に固定された
チユーブ41中を移動自在に挿通し、他方はレー
ル42に固定されたチユーブ43、不図示の取付
具により竪枠4に固定されたレール42、及びレ
ール42の下端に取付けられ且つ下枠3に不図示
の取付具により固定された直角方向に湾曲する部
分を持つチユーブ44中を移動自在に挿通してお
り、チユーブ41,43は主軸30に枢着され、
ギヤードケーブル38の上部湾曲部を含む部分を
蔽うコントロールボツクス45に固定されてい
る。
第7図は第4図のA−A拡大断面図であつて、
ランナー16とレール42の詳細を示す。レール
42は図示断面で上下方向に延在しており、中心
孔46にギヤードケーブル38が移動自在に挿通
している。中心孔46は長手方向に沿つて開口が
設けられ、開口部分でギヤードケーブル38とラ
ンナー16のラツク歯47がかみ合つている。ラ
ンナー16はレール42の角形案内48,48に
滑合している。49はレール42を竪枠4に取付
ける際に用いられる取付フランジである。
第2図に示すように主軸30に固定した歯車5
1にかみ合う小歯車52が上枠2にブラケツト5
3を介して固定された減速電動機54の出力軸端
に固定されている。
補助軸34には図外の室内において操作レバー
が設けられ、適宜回動した位置で保持できるよう
になつている。
つぎに上述した構成からなるブラインドの開閉
装置の作動について説明する。
〈スラツトの上昇による開放作動〉 第1図乃至第2図に示すスラツト6を固定した
連結レバー10が降下し、該スラツト6が開口部
を閉鎖した状態において、手元操作盤(図示せ
ず)の開ボタンを押すことにより、減速電動機5
4が駆動し、軸端に固定された小歯車52は歯車
51を回転し、主軸30に回転力が与えられる。
主軸30が回転するとスプロケツト37は回転
する。第1図はスラツト6が下降した状態を示し
ている。スプロケツト37が第1図において反時
計方向に回転するとギヤードケーブル38はスプ
ロケツト38の外周移動方向に移動し、第1図の
スプロケツト37を間にして右側のギヤードケー
ブル38の部分はチユーブ44、レール42、チ
ユーブ43中を引き上げられ、左側のギヤードケ
ーブル38の部分はチユーブ41中を押し下げら
れる。レール42中のギヤードケーブル38の部
分は係合しているラツク歯47を引き上げるので
ランナー16は案内48,48に案内されて上昇
し、固定してある移動体15が上昇する。
移動体15の上方への移動により、移動体15
の取付部18に固定された軸受21に支持された
最下端に位置する連結レバー10′は軸受21と
ともに軸受21が嵌合された竪枠4の溝5に沿つ
て連結レバー10′,10間に配されたリンク2
8の屈折枢着部29を内側に折りたたみながら第
10図に矢印に示すように上方に移動し、各連結
レバー10も同様に順次作動して開口部を開放す
る。
〈スラツトの降下による閉鎖作動〉 上述した開放状態において、手元操作盤(図示
せず)の閉ボタンを押すことにより、減速電動機
54が駆動して小歯車52、歯車51により主軸
30を逆回転させる。
該主軸30の逆回転により、該主軸30に固定
されたスプロケツト37が回転し、スプロケツト
37を間にして右側のギヤードケーブル38の部
分は下降し、ギヤードケーブル38の該部分にか
み合つているラツク歯47を介してランナー16
を下降させるから、移動体15は竪枠4に沿つて
下方に移動する。
移動体15の下方への移動により、移動体15
の取付部18に固定された軸受21に支持された
最下端に位置する連結レバー10′は軸受21と
ともに軸受21が嵌合された竪枠4の溝5に沿つ
て該連結レバー間に折りたたまれた上部にあるリ
ンク28から順次各リンクを引きのばしながら第
11図の矢印に示すように下方に移動する。
〈スラツトの回転〉 補助軸34を図外の操作部材により回動すると
円板33は回転する。
該円板33の回転(第8図矢印方向(反時計回
り方向))により、該円板33の板面に固定され
た一方の緊張材36に張力が与えられ、該緊張材
36に接続された最上部の連結レバー10は該連
結レバー10の軸桿13まわりに回転すると同時
に連結レバー10′とリンク28で接続された各
連結レバー10,10′もそれぞれ軸桿13,1
3′まわりに回転し、軸桿13,13′に固定され
た各スラツト6を回転させる。
かくして、スラツト6の重なりはなくなり、日
除け、採光の状態となる。
補助軸34を上記と逆に第9図の矢印で示すよ
うに回転すると円板33が逆回転し、円板33に
固定された一方の緊張材35に張力が与えられ、
緊張材35に接続された連結レバー10をその軸
桿13のまわりに回転し、該連結レバー10に固
定された各スラツト6は同様に回転して各スラツ
ト6は垂直姿勢となる。
実施例はスラツトの長手方向が水平方向に向く
ようなブラインドであるがギヤードケーブルが
夫々たるまないように案内のレール、チユーブに
支持されているからスラツトの長手方向が垂直方
向を向くような場合も用いることができる。又ス
ラツトの長手方向が母線と平行となるような曲
面、例えば円弧面に実施例のブラインドを配した
場合も、該円弧面に沿つてギヤードケーブルを配
するようにチユーブ、レールを湾曲すればよいか
ら曲面の窓にも取付け得る。
実施例はスラツト6……6の開閉と、スラツト
6……6の回転を夫々独立しており、スラツト6
……6で枠体1を全部蔽つて閉め、次に補助軸を
回転して円板を回転して緊張材35,35,3
6,36を介して端部連結レバー10,10′を
軸桿13,13′を中心に回動してスラツト6…
…6を回転する必要がある。
第13図はスラツト6……6を束にし或はスラ
ツト6……6を伸張する動作に伴なつてスラツト
6……6を自動で回転する装置の側面図を示す。
最下端の連結レバー10′には枢着されている軸
桿13′より突起桿11′側に一体に設けたアーム
50端にカムローラ55が枢着されており、竪枠
4,4にはカムローラ55が係合するカム溝56
を備えるカム板57が固定されている。このカム
ローラ55とカム溝56の位置関係は第1図又は
第2図でスラツト6……6が水平方向を向き且つ
最下位とすぐその上のスラツト6,6を除きスラ
ツト6……6の重なりがなく枠体1を閉めた状態
においてカムローラ55がカム板57の上部材5
8端を上・下方向に通過し且つカム板57の下部
材59にカムローラ56が当接するように設け
る。
今第2図において移動体15がギヤードケーブ
ル38からランナー16を介して下降させられる
と軸桿13′は下降し、連結レバー10′は連結レ
バー10′とつづく連結レバー10を連結してい
るリンク28を枢着部29で張る角を拡大し乍ら
伸長し、下降する。同時にカムローラ55は下降
し、カムローラ55は符号55a,55bで示す
ようにカム板の上部材58端を通過してカム板の
下部材59に当る。カムローラ55は下降出来な
くなるが、軸桿13′は尚下降するので連結レバ
ー10′は軸桿13′を中心に時計方向に回動し、
カムローラ55はカム溝56の奥に転動して入
り、連結レバー10′の回動により、リンク28
を介して連結レバー10……10は同方向に回動
し、夫々軸桿13′……13に連結しているスラ
ツト6……6を回動して閉める。
ブラインドを開けるときは上記と逆にギヤード
ケーブル38が引き上げられることによりランナ
ー16が上昇して移動体15は上昇する。従つて
軸桿13′は上昇して連結レバー10′は上昇す
る。処がカムローラ55はカム溝56中にあり、
カム板の上部材58に邪げられて上昇できないの
で、カムローラ55はカム溝56の奥から入口側
へ移動する。そして連結レバー10′は軸桿1
3′を中心にして反時計方向に回動し、リンク2
8を介して連動している連結レバー10……10
を同方向に回動し、夫々軸桿13′……13に連
結されているスラツト6……6を回動して日除
け、採光の水平位置となる。更にギヤードケーブ
ル38の上昇により連結レバー10′の上昇では
カムローラ55は障害物がないので第13図の符
号55bの位置でそのまゝ上昇し、スラツト6…
…6の下方は開口する。
このカム溝56の形状を適当に選ぶことにより
閉止時の動作で種々の動作が可能である。
〔考案の効果〕
本考案は枠体1によつて形成された開口部を開
放・閉鎖する各スラツト6……6はその両端がそ
れぞれ枠体1のスラツトに直交する枠4,4の溝
5,5内に嵌合された各連結レバー10……1
0,10′の軸桿13……13,13′に固定され
ているとともに各連結レバー10……10,1
0′はその両端において互に屈折枢着部29を有
するリンク28によつて連結されており、ブライ
ンドの開き端に位置する連結レバー10′はその
軸桿13′が枠体1のスラツトに直交する枠内に
位置する移動体15,15に固定された軸受2
1,21に支持されており、該移動体15,15
はスラツト6……6に平行な枠材に設けられた駆
動装置に伝導機構及び移動装置を介して連結され
ており、ブラインドの開き端とは反対の端に位置
する連結レバー10,10の両端には該主軸30
の端部に該主軸と同心の主軸30に対して回転自
在な揺動部材に各スラツト6……6を一定角度回
転させるために一端が結ばれた緊張材35,3
5,36,36の他端がそれぞれ連結されてお
り、該軸桿に固定された各スラツト6……6を一
定角度回転させて該開口部を閉鎖するように構成
されたブラインドの開閉装置において、前記移動
体15,15の移動装置は主軸30に固定された
スプロケツト37と、スプロケツト37に係合し
ブラインドの内外部側の面に分れて平行してスラ
ツト6……6に直交して案内されたギヤードケー
ブル38と、該ギヤードケーブルを収容して案内
する一本のレール42と、該一本のレールに設け
られた案内48,48に係合すると共にギヤード
ケーブル38に係合され該移動体15,15に固
定されたランナー16とからなることを特徴とす
るブラインドの開閉装置としたから、 (1) スラツトの長手方向が水平方向を向くように
も垂直方向に向くようにも使用できる。
(2) 開口部が曲面の場合にも用いることができ
る。
(3) スラツトはその長手方向が水平方向を向くよ
うに用いると剛性が小さいのでその長さを長く
するとたわむため大きくする限度が小さいがス
ラツトの長手方向を垂直方向に出来るので吊下
げるようにすれば極めて軽量とできる。
(4) スラツトが垂直方向にできるので大きな開口
部例えば幅3.64メートルの開口部であつても容
易に一つのブラインドで蔽うことが可能とな
る。
(5) 通常ブラインドの駆動装置は上枠に配される
ため窓の上枠と底までの距離が小さく取付困難
な場合でも、スラツトを垂直方向にすることに
より、ブラインドの駆動装置を窓の竪枠側に配
置できるので取付容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本考案の実施例のブラインド
の開閉装置、第3図はスラツトを示し、第1図は
側面断面図、第2図は正面断面図、第3図は側面
図、第4図、第5図、第6図は装置下部の詳細図
を示し、第4図は正面図、第5図は側面図、第6
図は平面図、第7図は第4図のA−A断面図、第
8図、第9図は円板の正面図、第10図、第11
図、第12図は夫々が屈曲枢着部、リンク及び連
結レバーの状態を示す正面図、第13図は本考案
の他の実施例の側面図、第14図は本考案の実施
例の斜視図である。 1……枠体、2……上枠、3……下枠、4……
竪枠、5……溝、6……スラツト、7……水平面
部、8……湾曲面部、9……屈曲面部、10,1
0′……連結レバー、11……突起桿、12……
係合桿、13,13′……軸桿、14……軸受、
15……移動体、16……ランナー、17……ラ
ンナー支持部、18……取付部、19……ピン、
20……フツク部、21……軸受、22……基体
部、23……突出部、24……凹部、25……貫
通孔、26……開口部、27……ばね、28……
リンク、29……屈折枢着部、30……主軸、3
1……軸受、33……円板、34……補助軸、3
5,36……緊張材、37……スプロケツト、3
8……ギヤードケーブル、41……チユーブ、4
2……レール、43,44……チユーブ、45…
…コントロールボツクス、46……中心孔、47
……ラツク歯、48……案内、49……取付フラ
ンジ、50……アーム、51……歯車、52……
小歯車、53……ブラケツト、54……減速電動
機、55……カムローラ、56……カム溝、57
……カム板、58……上部材、59……下部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 枠体1によつて形成された開口部を開放・閉鎖
    する各スラツト6……6はその両端がそれぞれ枠
    体1のスラツトに直交する枠4,4の溝5,5内
    に嵌合された各連結レバー10……10,10′
    の軸桿13……13,13′に固定されていると
    ともに各連結レバー10……10,10′はその
    両端において互に屈折枢着部29を有するリンク
    28によつて連結されており、ブラインドの開き
    端に位置する連結レバー10′はその軸桿13′が
    枠体1のスラツトに直交する枠内に位置する移動
    体15,15に固定された軸受21,21に支持
    されており、該移動体15,15はスラツト6…
    …6に平行な枠2に設けられた駆動装置に伝導機
    構及び移動装置を介して連結されており、ブライ
    ンドの開き端とは反対の端に位置する連結レバー
    10,10の両端には回転自在な揺動部材に各ス
    ラツト6……6を一定角度回転させるために一端
    が結ばれた緊張材35,35,36,36の他端
    がそれぞれ連結されており、該軸桿に固定された
    各スラツト6……6を一定角度回転させて該開口
    部を閉鎖するように構成されたブラインドの開閉
    装置において、前記移動体15,15の移動装置
    は主軸30に固定されたスプロケツト37と、ス
    プロケツト37に係合しブラインドの内外部側の
    面に分れて平行してスラツト6……6に直交して
    案内されたギヤードケーブル38と、該ギヤード
    ケーブルを収容して案内する一本のレール42
    と、該一本のレールに設けられた案内48,48
    に係合すると共にギヤードケーブル38に係合さ
    れ該移動体15,15に固定されたランナー16
    とからなることを特徴とするブラインドの開閉装
    置。
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