JP2713613B2 - ブラインドシヤツターリンク装置 - Google Patents
ブラインドシヤツターリンク装置Info
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- JP2713613B2 JP2713613B2 JP22114689A JP22114689A JP2713613B2 JP 2713613 B2 JP2713613 B2 JP 2713613B2 JP 22114689 A JP22114689 A JP 22114689A JP 22114689 A JP22114689 A JP 22114689A JP 2713613 B2 JP2713613 B2 JP 2713613B2
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Description
この発明は、建物のシャッター開閉用開口を自動的に
開閉する上下複数段のスラットを連繋して昇降・開閉動
作させるためのブラインドシャッターリンク装置に関す
る。
開閉する上下複数段のスラットを連繋して昇降・開閉動
作させるためのブラインドシャッターリンク装置に関す
る。
従来のブラインドシャッター開閉装置として、シャッ
ター開閉用開口の両側に起立配置された左右一対のガイ
ドレールと、これらのガイドレールに沿って昇降動作さ
せるべく上下複数段に連繋されたスラットとを備え、こ
れらのスラットを自動的に昇降・開閉動作させるように
したものがある。 このような従来のブラインドシャッター開閉装置にあ
っては、上下複数段の各スラットをそれぞれ水平姿勢の
開状態にして昇降動作させ、両ガイドレール間の下降位
置では各スラットの開閉角度を回動調整自在とし、且
つ、上記両ガイドレール間の上昇位置では各スラットを
それぞれ水平姿勢の重畳状態に収納保持するようにして
いる。
ター開閉用開口の両側に起立配置された左右一対のガイ
ドレールと、これらのガイドレールに沿って昇降動作さ
せるべく上下複数段に連繋されたスラットとを備え、こ
れらのスラットを自動的に昇降・開閉動作させるように
したものがある。 このような従来のブラインドシャッター開閉装置にあ
っては、上下複数段の各スラットをそれぞれ水平姿勢の
開状態にして昇降動作させ、両ガイドレール間の下降位
置では各スラットの開閉角度を回動調整自在とし、且
つ、上記両ガイドレール間の上昇位置では各スラットを
それぞれ水平姿勢の重畳状態に収納保持するようにして
いる。
従来のブラインドシャッター開閉装置では、上下複数
段の各スラットをそれぞれ水平姿勢の開状態にして自動
的に昇降動作させると共に、両ガイドレール間の下降位
置で各スラットの開閉角度を自動的に回動調整し、且
つ、各スラットを重畳状態に上昇保持させるための作動
機構や自動的駆動系統の装置構成が非常に複雑化し、こ
れに伴って装置全体が大型化して設置個所が制約される
と共に操作も煩雑化して使い勝手が悪くなるなどの問題
点があった。 この発明は上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、スラットの水平姿勢での昇降動作およびス
ラット下降位置での該スラット開閉角度調整を簡単な一
連のリンク機構によって自動的に円滑かつ確実に行うこ
とができ、もって、装置全体の構成がシンプル化して小
型化することによりコストダウンが図れると共に、設置
個所が制約されるようなこともなく、使い勝手も非常に
良いブラインドシャッターリンク装置を提供することを
目的とする。
段の各スラットをそれぞれ水平姿勢の開状態にして自動
的に昇降動作させると共に、両ガイドレール間の下降位
置で各スラットの開閉角度を自動的に回動調整し、且
つ、各スラットを重畳状態に上昇保持させるための作動
機構や自動的駆動系統の装置構成が非常に複雑化し、こ
れに伴って装置全体が大型化して設置個所が制約される
と共に操作も煩雑化して使い勝手が悪くなるなどの問題
点があった。 この発明は上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、スラットの水平姿勢での昇降動作およびス
ラット下降位置での該スラット開閉角度調整を簡単な一
連のリンク機構によって自動的に円滑かつ確実に行うこ
とができ、もって、装置全体の構成がシンプル化して小
型化することによりコストダウンが図れると共に、設置
個所が制約されるようなこともなく、使い勝手も非常に
良いブラインドシャッターリンク装置を提供することを
目的とする。
この発明に係るブラインドシャッターリンク装置は、
ガイドレール上部のスラット昇降駆動用のスプロケット
に噛合して垂下するチエーンの下端に連結吊持された第
1のアタッチメントと、この第1のアタッチメントに対
し相対的昇降摺動可能に係合保持された第2のアタッチ
メントと、ガイドレールの上部側で上端が定点回動自在
に支持され上記ガイドレールに沿って垂下し、且つ、最
下端部が上記第2のアタッチメントに回動自在に連結さ
れた左右一対のスラット吊持部リンク機構と、上記ガイ
ドレールの上部に回動自在に軸支されてリンク上昇方向
に付勢された可動リンク吊り具に上端が回動自在に連結
吊持されて垂下するスラット開閉用リンク機構とを備
え、上記スラット吊持用リンク機構および上記スラット
開閉用リンク機構は、通常のリンク部材と、該リンク部
材に係脱可能に係合してリンク伸長状態でのリンク屈曲
回動角度を規制する係合爪部が設けられた爪付リンク部
材とを交互に屈曲回動自在に連結して成り、且つ、上記
スラット吊持用リンク機構系統の所定複数個所における
上記リンク部材と上記爪付リンク部材の相互をクランク
のクランク軸でそれぞれ回動自在に連結すると共に、上
記スラット吊持用リンク機構の最下端部にはボトムクラ
ンクのクランク軸を回動自在に連結し、それらの各クラ
ンク軸に上下複数段のスラットの両端を一体的に連結支
承させ、また、上記スラット開閉用リンク機構系統の所
定複数個所における上記リンク部材と上記爪付リンク部
材相互の被連結部を上記各クランクの自由端で回動自在
に連結すると共に、上記ボトムクランクの自由端を上記
スラット開閉用リンク機構の最下端に回動自在に連結
し、そのボトムクランクのクランクアーム中途部を、上
記第2のアタッチメントに設けられた円弧ガイド部に対
し、上記ボトムクランクのクランク軸を回動中心とした
円弧移動可能に係合させたものである。
ガイドレール上部のスラット昇降駆動用のスプロケット
に噛合して垂下するチエーンの下端に連結吊持された第
1のアタッチメントと、この第1のアタッチメントに対
し相対的昇降摺動可能に係合保持された第2のアタッチ
メントと、ガイドレールの上部側で上端が定点回動自在
に支持され上記ガイドレールに沿って垂下し、且つ、最
下端部が上記第2のアタッチメントに回動自在に連結さ
れた左右一対のスラット吊持部リンク機構と、上記ガイ
ドレールの上部に回動自在に軸支されてリンク上昇方向
に付勢された可動リンク吊り具に上端が回動自在に連結
吊持されて垂下するスラット開閉用リンク機構とを備
え、上記スラット吊持用リンク機構および上記スラット
開閉用リンク機構は、通常のリンク部材と、該リンク部
材に係脱可能に係合してリンク伸長状態でのリンク屈曲
回動角度を規制する係合爪部が設けられた爪付リンク部
材とを交互に屈曲回動自在に連結して成り、且つ、上記
スラット吊持用リンク機構系統の所定複数個所における
上記リンク部材と上記爪付リンク部材の相互をクランク
のクランク軸でそれぞれ回動自在に連結すると共に、上
記スラット吊持用リンク機構の最下端部にはボトムクラ
ンクのクランク軸を回動自在に連結し、それらの各クラ
ンク軸に上下複数段のスラットの両端を一体的に連結支
承させ、また、上記スラット開閉用リンク機構系統の所
定複数個所における上記リンク部材と上記爪付リンク部
材相互の被連結部を上記各クランクの自由端で回動自在
に連結すると共に、上記ボトムクランクの自由端を上記
スラット開閉用リンク機構の最下端に回動自在に連結
し、そのボトムクランクのクランクアーム中途部を、上
記第2のアタッチメントに設けられた円弧ガイド部に対
し、上記ボトムクランクのクランク軸を回動中心とした
円弧移動可能に係合させたものである。
この発明におけるブラインドシャッターリンク装置で
は、チエーンの下端に吊持された第1のアタッチメント
に第2のアタッチメントが相対的昇降摺動可能に係合保
持され、この第2のアタッチメントにはスラット吊持用
リンク機構とスラット開閉用リンク機構およびスラット
等の荷重が作用しているため、それらの荷重により、上
記第2のアタッチメントは上記第1のアタッチメントに
対して下降位置で係合保持された状態となり、この状態
では、第2のアタッチメントの円弧ガイド部に対するボ
トムクランクアームの中途係合部が上記円弧ガイド部の
上端に係合して各スラットが水平状態に保持される。従
って、スプロケットの正逆回転駆動によるスラットの昇
降動作は、各スラットが水平状態のまま行われる。 そこで、上記スラットの下降方向にスプロケットを回
転駆動させると、チエーンと一体に第1のアタッチメン
トが下降動作し、これに追従して第2のアタッチメント
が下降動作することにより、スラット吊持用リンク機構
およびスラット開閉用リンク機構のそれぞれが伸長下降
動作する。これによって、各スラット相互がそれぞれ水
平姿勢のまま下降離間する。そして、第2のアタッチメ
ントが接地した時点で上記スプロケットを停止させれ
ば、上記各スラットはそれぞれ水平姿勢で所定間隔に離
間した下降状態に保持される。 この下降状態において、上記スプロケットの回転駆動
で第1のアタッチメントを更に下降動作させると、既に
接地状態の第2のアタッチメントに対して上記第1のア
タッチメントが下降動作することとなり、このときの第
1のアタッチメントの下降動作によりボトムクランクア
ームの中途係合部が上記第2のアタッチメントの円弧ガ
イド部に沿って下降動作する。これにより、ボトムクラ
ンクが該クランク軸を中心に回動すると共に、スラット
開閉用リンク機構を介して他のクランクも同様に関連回
動することにより、全てのクランク軸と一体のスラット
が回動し、該スラットの開閉角度が調整される。 また、上記スラット下降状態からスラット上昇方向に
スプロケットを逆回転駆動させると、チエーンを介して
まず第1のアタッチメントが上昇動作し、これを追従し
てボトムクランクアームの中途係合部が第2のアタッチ
メントの円弧ガイド部を上昇動作することにより、各ス
ラットが水平状態に回動する。次いで、第2のアタッチ
メントが上記第1のアタッチメントに追従上昇動作する
ことにより、スラット吊持用リンク機構とスラット開閉
用リンク機構が折畳まれながら上記各スラットがそれぞ
れ水平姿勢のまま接近上昇して重畳状態に保持される。 以上において、上記スラット下降状態では、スラット
吊持用リンク機構およびスラット開閉用リンク機構が、
それぞれの爪付リンク部材の係合爪部による係合作用で
所定のリンク屈曲角度に維持されることにより、上記ス
ラット昇降駆動時における上記スラット吊持用リンク機
構およびスラット開閉用リンク機構の各リンク相互を屈
曲方向乃至伸長方向へ円滑かつ確実に回動動作させるこ
とができ、これによって、スラット下降状態でのスラッ
ト開閉角度調整等を自動的に円滑に遂行させ得る。
は、チエーンの下端に吊持された第1のアタッチメント
に第2のアタッチメントが相対的昇降摺動可能に係合保
持され、この第2のアタッチメントにはスラット吊持用
リンク機構とスラット開閉用リンク機構およびスラット
等の荷重が作用しているため、それらの荷重により、上
記第2のアタッチメントは上記第1のアタッチメントに
対して下降位置で係合保持された状態となり、この状態
では、第2のアタッチメントの円弧ガイド部に対するボ
トムクランクアームの中途係合部が上記円弧ガイド部の
上端に係合して各スラットが水平状態に保持される。従
って、スプロケットの正逆回転駆動によるスラットの昇
降動作は、各スラットが水平状態のまま行われる。 そこで、上記スラットの下降方向にスプロケットを回
転駆動させると、チエーンと一体に第1のアタッチメン
トが下降動作し、これに追従して第2のアタッチメント
が下降動作することにより、スラット吊持用リンク機構
およびスラット開閉用リンク機構のそれぞれが伸長下降
動作する。これによって、各スラット相互がそれぞれ水
平姿勢のまま下降離間する。そして、第2のアタッチメ
ントが接地した時点で上記スプロケットを停止させれ
ば、上記各スラットはそれぞれ水平姿勢で所定間隔に離
間した下降状態に保持される。 この下降状態において、上記スプロケットの回転駆動
で第1のアタッチメントを更に下降動作させると、既に
接地状態の第2のアタッチメントに対して上記第1のア
タッチメントが下降動作することとなり、このときの第
1のアタッチメントの下降動作によりボトムクランクア
ームの中途係合部が上記第2のアタッチメントの円弧ガ
イド部に沿って下降動作する。これにより、ボトムクラ
ンクが該クランク軸を中心に回動すると共に、スラット
開閉用リンク機構を介して他のクランクも同様に関連回
動することにより、全てのクランク軸と一体のスラット
が回動し、該スラットの開閉角度が調整される。 また、上記スラット下降状態からスラット上昇方向に
スプロケットを逆回転駆動させると、チエーンを介して
まず第1のアタッチメントが上昇動作し、これを追従し
てボトムクランクアームの中途係合部が第2のアタッチ
メントの円弧ガイド部を上昇動作することにより、各ス
ラットが水平状態に回動する。次いで、第2のアタッチ
メントが上記第1のアタッチメントに追従上昇動作する
ことにより、スラット吊持用リンク機構とスラット開閉
用リンク機構が折畳まれながら上記各スラットがそれぞ
れ水平姿勢のまま接近上昇して重畳状態に保持される。 以上において、上記スラット下降状態では、スラット
吊持用リンク機構およびスラット開閉用リンク機構が、
それぞれの爪付リンク部材の係合爪部による係合作用で
所定のリンク屈曲角度に維持されることにより、上記ス
ラット昇降駆動時における上記スラット吊持用リンク機
構およびスラット開閉用リンク機構の各リンク相互を屈
曲方向乃至伸長方向へ円滑かつ確実に回動動作させるこ
とができ、これによって、スラット下降状態でのスラッ
ト開閉角度調整等を自動的に円滑に遂行させ得る。
以下、この発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。 第1図〜第4図において、1はブラインドシャッター
開閉用開口の両側に起立配置された左右一対のガイドレ
ールであり、これらのガイドレール1は第5図に示す如
く相互対向面部で縦長に開口するスラットガイド孔部1a
を有する中空柱状部材からなり、そのスラットガイド孔
部1aの開口縁部にはガイドパッド1bが装着されている。 かかるガイドレール1の上部にはスラット駆動系の収
納ボックス2が設けられている。 この収納ボックス2内には、図示省略のスラット開閉
機によって正逆回転駆動されるスラット昇降・開閉用の
左右一対のスプロケット3と、スラット連繋リンク系統
を吊持するリンク吊持手段4とが配置されている。 上記スプロケット3にはチエーン5が噛合しており、
このチエーン5は上記ガイドレール1内に垂下して上記
スプロケット3の正逆回転で昇降動作するようになって
いる。尚、図示例の上記チエーン5は、上記スプロケッ
ト3の外周に沿った方向への屈曲は許容するが、その反
対側へは直線伸長状態以上の屈曲を拘束するプッシュプ
ルチエーンが使用されている。 かかるプッシュプルチエーン3の下端には第1のアタ
ッチメント(昇降板)6が連結されており、このアタッ
チメント6の詳細な構成については後述する。 一方、上記リンク吊持手段4は、上記収納ボックス2
の内側壁に第2図示の如く止着固定された固定側リンク
吊り具4Aと、この固定側リンク吊り具4Aに中途部がピン
(リベット)P1で回動自在に軸支された屈曲レバー状の
可動リンク吊り具4Bとからなっており、これらの詳細な
形状および関連構成は第6図〜第9図に示してある。 そして、上記固定側リンク吊り具4Aには、スラット吊
持用リンク機構7の最上部リンク71の上端部が上記ピン
P1により定点回動自在に連結吊持されている。 ここで、上記スラット吊持用リンク機構7の具体的な
図示例構成について説明する。 このスラット吊持用リンク機構7は、通常のフラット
リンクからなる上記最上部リンク(通常のリンク部材)
71の自由端部に対し、回動角規制用の中継爪付リンク
(爪付リンク部材)72と通常の中継フラットリンク73の
それぞれ複数を順次交互に連結し、且つ、その最下部リ
ンクとして上記中継爪付リンク72と同一形状構成の最下
部爪付リンク74を連結したリンク構成となっている。 更に詳述すると、上記最上部リンク71と次下位の中継
爪付リンク72とはリンクピン(リベット)P2で回動自在
に連結され、且つ、該中継爪付リンク72と次下位の中継
フラットリンク73とが後述するクランク10のクランク軸
10aで回動自在に連結され、以下同様にして順次次下位
の中継爪付リンク72と中継フラットリンク73の相互がリ
ンクピンP2とクランク軸10aとで順次交互に回動自在に
連結されている。 そして、上記複数の各中継爪付リンク72および最下部
爪付リンク74は、第1図〜第3図の状態におけるそれぞ
れの上端部に係合爪72aおよび74aが一体形成されたもの
である。 これらの係合爪72a,74aは、上記スラット吊持用リン
ク機構7が第1図〜第3図に示す如く所定屈曲角度の垂
下伸長状態となったとき、それぞれ上位側の最上部リン
ク71および各中継フラットリンク73の各一側縁部に当接
係合する。 従って、上記各係合爪72a,74aは、上記スラット吊持
用リンク機構7を所定屈曲角度の垂下伸長状態に維持
し、該スラット吊持用リンク機構7がそれ以上垂直方向
に伸長するのを規制するリンク回動規制手段となってい
る。 また、上記最下部爪付リンク74の下端部には第10図お
よび第11図に示す如く後述するボトムクランク11のクラ
ンク軸11aを介してアタッチメント取付板75が連結され
ている。 以上のように構成されたスラット吊持用リンク機構7
において、中継爪付リンク75と中継フラットリンク73と
を屈曲回動自在に連結しているクランク軸10aおよび最
下部爪付リンク74とアタッチメント取付板75とを連結し
ているクランク軸11aには、上下複数段のスラット8の
各両端中間部が一体的に連結されている。 その連結手段について第13図および第14図を参照して
以下に説明する。 上記各スラット8の裏面には、その中央部で平行離間
する一対の横長係合突条部8aが一体突設され、この横長
係合突条部8aの突端は相対方向に屈曲した鉤型形状とな
っている。 そして、上記横長係合突条部8aの突端屈曲片部には、
回転支軸連結用スラットピース12の両側に設けられた係
合溝12aがスライド嵌合されている。 また、上記スラットピース12において、その中央部に
は四角形状の嵌合凸部12bが一体突設され、且つ、上記
係合溝12aの外側壁部には切欠係合部12cが設けられてい
る。 かかるスラットピース12の上記嵌合凸部12bには、ク
ランク軸10aおよび11aと一体の偏平な取付片部13aに設
けられた横長四角形状の角穴13bが嵌込み係合されてい
る。 この状態において、上記スラットピース12には、該ス
ラットピース12との間で上記クランク軸10a,11aの取付
片部13aを挟み込んで固定する押えキャップ14が第14図
に二点鎖線で示す如く着脱可能に取付けられている。 この押えキャップ14は、第15図(A)〜(C)に示す
如く、上下両側に形成された折曲片部14aと、該折曲片
部14aの一端側に切欠形成された係合爪部14bと、この係
合爪部14b側近傍に折曲形成された一端折曲部14cとを有
する形状構成となっている。 かかる押えキャップ14の折曲片部14aを上記スラット
ピース12の係合溝12aにスライド嵌合することにより、
上記係合爪部14bが上記スラットピース12の切欠係合部1
2cに必然的に弾性係合され、また、このとき、上記押え
キャップ14の一端折曲部14cが上記回転支軸13の取付片
部13aの端部に衝合してストッパ機能を奏することによ
り、上記係合爪部14bと上記切欠係合部12cの係合状態が
確実に維持される。 このようにして、上記スラットピース12と上記押えキ
ャップ14とにより、上記スラット8の両端中心部にクラ
ンク軸10aおよび11aが着脱可能に連結固定されている。 そして、上記クランク軸10aの先端には、第2図,第
5図,第17図,第18図に示す如く、中継爪付リンク72と
中継フラットリンク73相互の被連結部を介してクランク
アーム10bが連結されている。この場合、第18図に示す
如く、上記クランク軸10aの先端筒状軸部の内部に連結
ピンP4を圧入することにより、該連結ピンP4で上記中継
爪付リンク72と上記中継フラットリンク73を回動自在に
連結すると共に、クランク軸10aとクランクアーム10bと
を一体連結している。 また、ボトムクランク軸11aにあっては、第10図〜第1
2図示の如く、アタッチメント取付板75の上端部が回動
自在に嵌合連結され、且つ、上記クランク軸10aの場合
と同様に先端筒状軸部の内部には連結ピンP5が圧入され
ている。 この連結ピンP5によって、上記ボトムクランク軸11a
の先端部に最下部爪付リンク74の下端部が回動自在に連
結されると同時に、上記ボトムクランク軸11aとボトム
クランクアーム11bとが一体連結されている。 そして、このボトムクランクアーム11bの中途部に
は、ガイドピンP6が一体的に突設されている。 以上において、上記クランクアーム10b,11bの各自由
端部には、後述するスラット開閉用リンク機構9のリン
クを回動自在に連結するためのクランクピン(リベッ
ト)P7(第2図,第5図,第10図〜第12図,第16図,第
17図参照)が取付けられるようになっている。 一方、上記可動リンク吊り具4Bの一端部には、ピンP3
を介してスラット開閉用リンク機構9の最上部リンク91
が回動自在に連結されている。 また、上記可動リンク吊り具4Bは、スプリング(付勢
手段)Sによって、上記スラット開閉用リンク機構9を
上昇させる方向に付勢されている。 上記スラット開閉用リンク機構9は、上記スラット吊
持用リンク機構7の場合と同じく、通常のフラットリン
クからなる上記最上部リンク91の自由端部に対し、回動
角規制用の中継爪付リンク92と通常の中継フラットリン
ク93のそれぞれ複数を順次交互に連結し、且つ、その最
下部リンクとして上記中継爪付リンク92と同一形状構成
の最下部爪付リンク94を連結したリンク構成となってい
る。 ここで、第1図〜第3図において、上記最上部リンク
91の下端部と次下位の中継爪付リンク92の上端部とは通
常のピン(リベット)P8で回動自在に連結され、その中
継爪付リンク92の下端部と次下位の中継フラットリンク
93の上端部とは上記クランクアーム10bのクランクピンP
7で回動自在に連結され、以下同様にして、順次下位の
中継フラットリンク93と中継爪付リンク92とがピンP8と
クランクピンP7とで交互に回動自在に連結され、且つ、
最下部爪付リンク94の下端部はボトムクランクアーム11
bの先端にクランクピンP7で回動自在に連結されてい
る。 従って、上記クランク10は、そのクランク軸10aによ
り、スラット吊持用リンク機構7系統の上記スラット8
と中継爪付リンク72および中継フラットリンク73のそれ
ぞれを同軸上で連結し、且つ、クランクアーム10bによ
って、スラット開閉用リンク機構9系統の中継爪付リン
ク92および中継フラットリンク93のそれぞれを回動自在
に連結している。 なお、ボトムクランク11は、スラット吊持用リンク機
構7系統の最下部爪付リンク74とアタッチメント取付板
75およびスラット開閉用リンク機構9系統の最下部爪付
リンク94とを連結している。 また、上記プッシュプルチエーン3の下端部に連結さ
れた第1のアタッチメント6には第2のアタッチメント
(昇降板)16が上下方向へ相互摺動自在に取り付けられ
ている。 そこで、上記第1のアタッチメント6と第2のアタッ
チメント16の関連構成について以下に説明する。 まず、第1のアタッチメント6には、第2のアタッチ
メント16側に突出する上下の昇降用ピン6A,6Bが一体突
設され、且つ、その下部昇降用ピン6Bの近傍には横向き
の切欠係合部6C(第3図および第19図参照)が形成され
ている。 一方、第2のアタッチメント16には、上部縦長ガイド
孔16aと下部縦長ガイド孔16bおよび縦長方向の円弧ガイ
ド孔16cのそれぞれが設けられている。 また、上記第2のアタッチメント16には、上部ローラ
R1と下部ローラR2がそれぞれ回動自在に軸支されてい
る。 そして、第1のアタッチメント6の昇降用ピン6A,6B
が第2のアタッチメント16の上部縦長ガイド孔16aと下
部縦長ガイド孔16bにそれぞれ昇降摺動自在に挿入係合
され、これによって、上記第1のアタッチメント6に対
し第2のアタッチメント16が相対的昇降摺動自在に取り
付けられている。 従って、上記第2のアタッチメント16は、その上部縦
長ガイド孔16aと下部縦長ガイド孔16bの縦長寸法に相等
したストロークL1,L2(第19図参照)分だけ第1のアタ
ッチメント6に対して昇降摺動可能となっている。な
お、上記ストロークL1,L2は、L1=L2の関係にある。 また、第1のアタッチメント6に対して第2のアタッ
チメント16が如何なる昇降位置にあっても、第1のアタ
ッチメント6の切欠係合部6Cと第2のアタッチメント16
の円弧ガイド孔16cとは、常に交差連通する位置関係に
設けられている。 このようにして、第1のアタッチメント6に取り付け
られた第2のアタッチメント16には、第1図,第3図,
第4図,第22図に示す如く、スラット吊持用リンク機構
7系統の最下部のアタッチメント取付板75が取付け固定
されている。 その取付時において、上記スラット吊持用リンク機構
7系統の最下部爪付リンク74とスラット開閉用リンク機
構9系統の最下部爪付リンク94とを連動しているボトム
クランクアーム11bの中途ガイドピンP6が、上記切欠係
合部6Cと上記円弧ガイド孔16c相互の交差連通部に摺動
自在に挿入係合されている。 従って、上記第1のアタッチメント6と第2のアタッ
チメント16との相対的昇降摺動により、上記ガイドピン
P6が上記円弧ガイド孔16cに沿って昇降移動することと
なり、その昇降移動でボトムクランクアーム11bがボト
ムクランク軸11aを中心に回動し、その回動力がスラッ
ト開閉用リンク機構9を介して他の全てのクランク10に
伝達され、それらのクランク軸10aが関連回動する。こ
れによって、全てのスラット8の開閉角度が自動調整さ
れるようになっている。 次に動作について説明する。 まず、第4図に示すブラインドシャッターの上昇開放
状態では、プッシュプルチエーン3で第1のアタッチメ
ント6が吊り上げられ、その上下の昇降用ピン6A,6Bが
第2のアタッチメント16の上下の縦長ガイド孔16a,16b
の上端に係合して第2のアタッチメント16を吊り上げて
いる。これにより、可動リンク吊り具4BはスプリングS
の付勢力で回動変位した状態に保持され、スラット開閉
用リンク機構9とスラット吊持用リンク機構7のそれぞ
れが折畳まれ、各スラット8は水平姿勢の開状態に重畳
保持されている。 かかるブラインドシャッターの上昇開放状態におい
て、スプロケット3を反時計廻り方向に回転駆動させる
と、プッシュプルチエーン3と共に第1のアタッチメン
ト6が下降動作することにより、これに追従して第2の
アタッチメント16が下降動作する。 この第2のアタッチメント16の下降動作により、スラ
ット吊持用リンク機構7とスラット開閉用リンク機構9
が共に追従伸長下降することによって、各スラット8の
それぞれが水平姿勢のまま最下部スラット8から順次下
降離間していき、下部ローラR2が接地することにより、
上記各スラット8は、第3図に示す如く、それぞれが所
定間隔に離間して水平開位置に保持されたブラインドシ
ャッター下降状態となる。この時点で上記スプロケット
3は駆動停止する。 そして、上記ブラインドシャッター下降状態では、可
動リンク吊り具4Bは依然としてスプリングSの付勢力に
よる回動変位状態に保持され、且つ、第1のアタッチメ
ント6の昇降用ピン6A,6Bおよびボトムクランクアーム1
1bのガイドピンP6は、第2のアタッチメント16の上下縦
長ガイド孔16a,16bおよび円弧ガイド孔16cの各上端に係
合したままの状態に保持される。 このような第3図に示すブラインドシャッター下降状
態において、上記スプロケット3を更に反時計廻り方向
に回転駆動させると、プッシュプルチエーン3と共に第
1のアタッチメント6が下降動作する。このとき、第2
のアタッチメント16は下部ローラR2が既に接地している
ことにより、停止している。 従って、上記第1のアタッチメント6と一体の昇降用
ピン6A,6Bが第2のアタッチメント16の上下縦長ガイド
孔16a,16bに沿って下降動作すると同時に、第1のアタ
ッチメント6の切欠係合部6Cに係合されたガイドピンP6
が第2のアタッチメント16の円弧ガイド孔16cに沿って
下降動作する。 このようにして、上記円弧ガイド孔16cに沿って上記
ガイドピンP6が下降動作(下降方向に円弧運動)するこ
とにより、このガイドピンP6を一体的に有するボトムク
ランクアーム11bがクランク軸11aを回動中心として下降
回動する。 このようなボトムクランクアーム11bの下降回動によ
り、スラット開閉用リンク機構9の各リンクが下降方向
に引っ張られることによって、可動リンク吊り具4Bがス
プリングSに抗してピンP1を中心に回動し、もって、上
記スラット開閉用リンク機構9の各リンクが下降動作す
る。 このとき、上記スラット開閉用リンク機構9の各リン
クに追従して他のクランク10が関連回動することによ
り、全てのクランク軸10a,11aが回動する。 もって、上記各クランク軸10a,11aに一体的に連結さ
れた各スラット8が閉動作し、上記ガイドピンP6が上記
円弧ガイド孔16cの最下端に到達すれば、上記各スラッ
ト8は第1図に示す如く全閉状態となる。 従って、上記ブラインドシャッター下降状態で且つ、
第1図に示すスラット8の全閉状態において、上記円弧
ガイド孔16cの適当な位置に上記ガイドピンP6が保持さ
れるように、上記スプロケット3の駆動をスイッチ操作
等で制御することにより、ブラインドシャッター下降状
態での各スラット8の開閉角度調整を行うことができ
る。 また、第1図に示すスラット8全閉状態のブラインド
シャッター下降状態から第4図に示す如く各スラット8
が水平姿勢で重畳したブラインドシャッター上昇状態に
するには、上記スプロケット3を時計廻り方向に回転駆
動させればよい。 即ち、第1図の状態において、スプロケット3を時計
廻り方向に回転駆動させると、まず、プッシュプルチエ
ーン3を介して第1のアタッチメント6が上昇動作す
る。 これにより、第1のアタッチメント6側の昇降用ピン
6A,6Bが第2のアタッチメント16の上下縦長ガイド孔16
a,16bを上昇すると共に、ガイドピンP6が円弧ガイド孔1
6cに沿って上昇することにより、ボトムクランクアーム
11bが上昇回動し、そのボトムクランク11および他のク
ランク10が共に関連上昇回動することによって、まず、
全てのスラット8が第3図に示す如く水平姿勢に開動作
する。 そして、この状態となっても、第1のアタッチメント
6が上昇動作を継続することにより、上記昇降用ピン6
A,6BおよびガイドピンP6が上記上下縦長ガイド孔16a,16
bおよび円弧ガイド孔16cの各上端にそれぞれ係合した状
態となって第2のアタッチメント16を持ち上げる。 もって、上記各スラット8が水平姿勢を維持したまま
スラット吊持用リンク機構7およびスラット開閉用リン
ク機構9が屈曲開動して上昇することにより、上記各ス
ラット8が水平姿勢のまま接近重畳状態となって第4図
に示すブラインドシャッターの上昇開放状態となる。
る。 第1図〜第4図において、1はブラインドシャッター
開閉用開口の両側に起立配置された左右一対のガイドレ
ールであり、これらのガイドレール1は第5図に示す如
く相互対向面部で縦長に開口するスラットガイド孔部1a
を有する中空柱状部材からなり、そのスラットガイド孔
部1aの開口縁部にはガイドパッド1bが装着されている。 かかるガイドレール1の上部にはスラット駆動系の収
納ボックス2が設けられている。 この収納ボックス2内には、図示省略のスラット開閉
機によって正逆回転駆動されるスラット昇降・開閉用の
左右一対のスプロケット3と、スラット連繋リンク系統
を吊持するリンク吊持手段4とが配置されている。 上記スプロケット3にはチエーン5が噛合しており、
このチエーン5は上記ガイドレール1内に垂下して上記
スプロケット3の正逆回転で昇降動作するようになって
いる。尚、図示例の上記チエーン5は、上記スプロケッ
ト3の外周に沿った方向への屈曲は許容するが、その反
対側へは直線伸長状態以上の屈曲を拘束するプッシュプ
ルチエーンが使用されている。 かかるプッシュプルチエーン3の下端には第1のアタ
ッチメント(昇降板)6が連結されており、このアタッ
チメント6の詳細な構成については後述する。 一方、上記リンク吊持手段4は、上記収納ボックス2
の内側壁に第2図示の如く止着固定された固定側リンク
吊り具4Aと、この固定側リンク吊り具4Aに中途部がピン
(リベット)P1で回動自在に軸支された屈曲レバー状の
可動リンク吊り具4Bとからなっており、これらの詳細な
形状および関連構成は第6図〜第9図に示してある。 そして、上記固定側リンク吊り具4Aには、スラット吊
持用リンク機構7の最上部リンク71の上端部が上記ピン
P1により定点回動自在に連結吊持されている。 ここで、上記スラット吊持用リンク機構7の具体的な
図示例構成について説明する。 このスラット吊持用リンク機構7は、通常のフラット
リンクからなる上記最上部リンク(通常のリンク部材)
71の自由端部に対し、回動角規制用の中継爪付リンク
(爪付リンク部材)72と通常の中継フラットリンク73の
それぞれ複数を順次交互に連結し、且つ、その最下部リ
ンクとして上記中継爪付リンク72と同一形状構成の最下
部爪付リンク74を連結したリンク構成となっている。 更に詳述すると、上記最上部リンク71と次下位の中継
爪付リンク72とはリンクピン(リベット)P2で回動自在
に連結され、且つ、該中継爪付リンク72と次下位の中継
フラットリンク73とが後述するクランク10のクランク軸
10aで回動自在に連結され、以下同様にして順次次下位
の中継爪付リンク72と中継フラットリンク73の相互がリ
ンクピンP2とクランク軸10aとで順次交互に回動自在に
連結されている。 そして、上記複数の各中継爪付リンク72および最下部
爪付リンク74は、第1図〜第3図の状態におけるそれぞ
れの上端部に係合爪72aおよび74aが一体形成されたもの
である。 これらの係合爪72a,74aは、上記スラット吊持用リン
ク機構7が第1図〜第3図に示す如く所定屈曲角度の垂
下伸長状態となったとき、それぞれ上位側の最上部リン
ク71および各中継フラットリンク73の各一側縁部に当接
係合する。 従って、上記各係合爪72a,74aは、上記スラット吊持
用リンク機構7を所定屈曲角度の垂下伸長状態に維持
し、該スラット吊持用リンク機構7がそれ以上垂直方向
に伸長するのを規制するリンク回動規制手段となってい
る。 また、上記最下部爪付リンク74の下端部には第10図お
よび第11図に示す如く後述するボトムクランク11のクラ
ンク軸11aを介してアタッチメント取付板75が連結され
ている。 以上のように構成されたスラット吊持用リンク機構7
において、中継爪付リンク75と中継フラットリンク73と
を屈曲回動自在に連結しているクランク軸10aおよび最
下部爪付リンク74とアタッチメント取付板75とを連結し
ているクランク軸11aには、上下複数段のスラット8の
各両端中間部が一体的に連結されている。 その連結手段について第13図および第14図を参照して
以下に説明する。 上記各スラット8の裏面には、その中央部で平行離間
する一対の横長係合突条部8aが一体突設され、この横長
係合突条部8aの突端は相対方向に屈曲した鉤型形状とな
っている。 そして、上記横長係合突条部8aの突端屈曲片部には、
回転支軸連結用スラットピース12の両側に設けられた係
合溝12aがスライド嵌合されている。 また、上記スラットピース12において、その中央部に
は四角形状の嵌合凸部12bが一体突設され、且つ、上記
係合溝12aの外側壁部には切欠係合部12cが設けられてい
る。 かかるスラットピース12の上記嵌合凸部12bには、ク
ランク軸10aおよび11aと一体の偏平な取付片部13aに設
けられた横長四角形状の角穴13bが嵌込み係合されてい
る。 この状態において、上記スラットピース12には、該ス
ラットピース12との間で上記クランク軸10a,11aの取付
片部13aを挟み込んで固定する押えキャップ14が第14図
に二点鎖線で示す如く着脱可能に取付けられている。 この押えキャップ14は、第15図(A)〜(C)に示す
如く、上下両側に形成された折曲片部14aと、該折曲片
部14aの一端側に切欠形成された係合爪部14bと、この係
合爪部14b側近傍に折曲形成された一端折曲部14cとを有
する形状構成となっている。 かかる押えキャップ14の折曲片部14aを上記スラット
ピース12の係合溝12aにスライド嵌合することにより、
上記係合爪部14bが上記スラットピース12の切欠係合部1
2cに必然的に弾性係合され、また、このとき、上記押え
キャップ14の一端折曲部14cが上記回転支軸13の取付片
部13aの端部に衝合してストッパ機能を奏することによ
り、上記係合爪部14bと上記切欠係合部12cの係合状態が
確実に維持される。 このようにして、上記スラットピース12と上記押えキ
ャップ14とにより、上記スラット8の両端中心部にクラ
ンク軸10aおよび11aが着脱可能に連結固定されている。 そして、上記クランク軸10aの先端には、第2図,第
5図,第17図,第18図に示す如く、中継爪付リンク72と
中継フラットリンク73相互の被連結部を介してクランク
アーム10bが連結されている。この場合、第18図に示す
如く、上記クランク軸10aの先端筒状軸部の内部に連結
ピンP4を圧入することにより、該連結ピンP4で上記中継
爪付リンク72と上記中継フラットリンク73を回動自在に
連結すると共に、クランク軸10aとクランクアーム10bと
を一体連結している。 また、ボトムクランク軸11aにあっては、第10図〜第1
2図示の如く、アタッチメント取付板75の上端部が回動
自在に嵌合連結され、且つ、上記クランク軸10aの場合
と同様に先端筒状軸部の内部には連結ピンP5が圧入され
ている。 この連結ピンP5によって、上記ボトムクランク軸11a
の先端部に最下部爪付リンク74の下端部が回動自在に連
結されると同時に、上記ボトムクランク軸11aとボトム
クランクアーム11bとが一体連結されている。 そして、このボトムクランクアーム11bの中途部に
は、ガイドピンP6が一体的に突設されている。 以上において、上記クランクアーム10b,11bの各自由
端部には、後述するスラット開閉用リンク機構9のリン
クを回動自在に連結するためのクランクピン(リベッ
ト)P7(第2図,第5図,第10図〜第12図,第16図,第
17図参照)が取付けられるようになっている。 一方、上記可動リンク吊り具4Bの一端部には、ピンP3
を介してスラット開閉用リンク機構9の最上部リンク91
が回動自在に連結されている。 また、上記可動リンク吊り具4Bは、スプリング(付勢
手段)Sによって、上記スラット開閉用リンク機構9を
上昇させる方向に付勢されている。 上記スラット開閉用リンク機構9は、上記スラット吊
持用リンク機構7の場合と同じく、通常のフラットリン
クからなる上記最上部リンク91の自由端部に対し、回動
角規制用の中継爪付リンク92と通常の中継フラットリン
ク93のそれぞれ複数を順次交互に連結し、且つ、その最
下部リンクとして上記中継爪付リンク92と同一形状構成
の最下部爪付リンク94を連結したリンク構成となってい
る。 ここで、第1図〜第3図において、上記最上部リンク
91の下端部と次下位の中継爪付リンク92の上端部とは通
常のピン(リベット)P8で回動自在に連結され、その中
継爪付リンク92の下端部と次下位の中継フラットリンク
93の上端部とは上記クランクアーム10bのクランクピンP
7で回動自在に連結され、以下同様にして、順次下位の
中継フラットリンク93と中継爪付リンク92とがピンP8と
クランクピンP7とで交互に回動自在に連結され、且つ、
最下部爪付リンク94の下端部はボトムクランクアーム11
bの先端にクランクピンP7で回動自在に連結されてい
る。 従って、上記クランク10は、そのクランク軸10aによ
り、スラット吊持用リンク機構7系統の上記スラット8
と中継爪付リンク72および中継フラットリンク73のそれ
ぞれを同軸上で連結し、且つ、クランクアーム10bによ
って、スラット開閉用リンク機構9系統の中継爪付リン
ク92および中継フラットリンク93のそれぞれを回動自在
に連結している。 なお、ボトムクランク11は、スラット吊持用リンク機
構7系統の最下部爪付リンク74とアタッチメント取付板
75およびスラット開閉用リンク機構9系統の最下部爪付
リンク94とを連結している。 また、上記プッシュプルチエーン3の下端部に連結さ
れた第1のアタッチメント6には第2のアタッチメント
(昇降板)16が上下方向へ相互摺動自在に取り付けられ
ている。 そこで、上記第1のアタッチメント6と第2のアタッ
チメント16の関連構成について以下に説明する。 まず、第1のアタッチメント6には、第2のアタッチ
メント16側に突出する上下の昇降用ピン6A,6Bが一体突
設され、且つ、その下部昇降用ピン6Bの近傍には横向き
の切欠係合部6C(第3図および第19図参照)が形成され
ている。 一方、第2のアタッチメント16には、上部縦長ガイド
孔16aと下部縦長ガイド孔16bおよび縦長方向の円弧ガイ
ド孔16cのそれぞれが設けられている。 また、上記第2のアタッチメント16には、上部ローラ
R1と下部ローラR2がそれぞれ回動自在に軸支されてい
る。 そして、第1のアタッチメント6の昇降用ピン6A,6B
が第2のアタッチメント16の上部縦長ガイド孔16aと下
部縦長ガイド孔16bにそれぞれ昇降摺動自在に挿入係合
され、これによって、上記第1のアタッチメント6に対
し第2のアタッチメント16が相対的昇降摺動自在に取り
付けられている。 従って、上記第2のアタッチメント16は、その上部縦
長ガイド孔16aと下部縦長ガイド孔16bの縦長寸法に相等
したストロークL1,L2(第19図参照)分だけ第1のアタ
ッチメント6に対して昇降摺動可能となっている。な
お、上記ストロークL1,L2は、L1=L2の関係にある。 また、第1のアタッチメント6に対して第2のアタッ
チメント16が如何なる昇降位置にあっても、第1のアタ
ッチメント6の切欠係合部6Cと第2のアタッチメント16
の円弧ガイド孔16cとは、常に交差連通する位置関係に
設けられている。 このようにして、第1のアタッチメント6に取り付け
られた第2のアタッチメント16には、第1図,第3図,
第4図,第22図に示す如く、スラット吊持用リンク機構
7系統の最下部のアタッチメント取付板75が取付け固定
されている。 その取付時において、上記スラット吊持用リンク機構
7系統の最下部爪付リンク74とスラット開閉用リンク機
構9系統の最下部爪付リンク94とを連動しているボトム
クランクアーム11bの中途ガイドピンP6が、上記切欠係
合部6Cと上記円弧ガイド孔16c相互の交差連通部に摺動
自在に挿入係合されている。 従って、上記第1のアタッチメント6と第2のアタッ
チメント16との相対的昇降摺動により、上記ガイドピン
P6が上記円弧ガイド孔16cに沿って昇降移動することと
なり、その昇降移動でボトムクランクアーム11bがボト
ムクランク軸11aを中心に回動し、その回動力がスラッ
ト開閉用リンク機構9を介して他の全てのクランク10に
伝達され、それらのクランク軸10aが関連回動する。こ
れによって、全てのスラット8の開閉角度が自動調整さ
れるようになっている。 次に動作について説明する。 まず、第4図に示すブラインドシャッターの上昇開放
状態では、プッシュプルチエーン3で第1のアタッチメ
ント6が吊り上げられ、その上下の昇降用ピン6A,6Bが
第2のアタッチメント16の上下の縦長ガイド孔16a,16b
の上端に係合して第2のアタッチメント16を吊り上げて
いる。これにより、可動リンク吊り具4BはスプリングS
の付勢力で回動変位した状態に保持され、スラット開閉
用リンク機構9とスラット吊持用リンク機構7のそれぞ
れが折畳まれ、各スラット8は水平姿勢の開状態に重畳
保持されている。 かかるブラインドシャッターの上昇開放状態におい
て、スプロケット3を反時計廻り方向に回転駆動させる
と、プッシュプルチエーン3と共に第1のアタッチメン
ト6が下降動作することにより、これに追従して第2の
アタッチメント16が下降動作する。 この第2のアタッチメント16の下降動作により、スラ
ット吊持用リンク機構7とスラット開閉用リンク機構9
が共に追従伸長下降することによって、各スラット8の
それぞれが水平姿勢のまま最下部スラット8から順次下
降離間していき、下部ローラR2が接地することにより、
上記各スラット8は、第3図に示す如く、それぞれが所
定間隔に離間して水平開位置に保持されたブラインドシ
ャッター下降状態となる。この時点で上記スプロケット
3は駆動停止する。 そして、上記ブラインドシャッター下降状態では、可
動リンク吊り具4Bは依然としてスプリングSの付勢力に
よる回動変位状態に保持され、且つ、第1のアタッチメ
ント6の昇降用ピン6A,6Bおよびボトムクランクアーム1
1bのガイドピンP6は、第2のアタッチメント16の上下縦
長ガイド孔16a,16bおよび円弧ガイド孔16cの各上端に係
合したままの状態に保持される。 このような第3図に示すブラインドシャッター下降状
態において、上記スプロケット3を更に反時計廻り方向
に回転駆動させると、プッシュプルチエーン3と共に第
1のアタッチメント6が下降動作する。このとき、第2
のアタッチメント16は下部ローラR2が既に接地している
ことにより、停止している。 従って、上記第1のアタッチメント6と一体の昇降用
ピン6A,6Bが第2のアタッチメント16の上下縦長ガイド
孔16a,16bに沿って下降動作すると同時に、第1のアタ
ッチメント6の切欠係合部6Cに係合されたガイドピンP6
が第2のアタッチメント16の円弧ガイド孔16cに沿って
下降動作する。 このようにして、上記円弧ガイド孔16cに沿って上記
ガイドピンP6が下降動作(下降方向に円弧運動)するこ
とにより、このガイドピンP6を一体的に有するボトムク
ランクアーム11bがクランク軸11aを回動中心として下降
回動する。 このようなボトムクランクアーム11bの下降回動によ
り、スラット開閉用リンク機構9の各リンクが下降方向
に引っ張られることによって、可動リンク吊り具4Bがス
プリングSに抗してピンP1を中心に回動し、もって、上
記スラット開閉用リンク機構9の各リンクが下降動作す
る。 このとき、上記スラット開閉用リンク機構9の各リン
クに追従して他のクランク10が関連回動することによ
り、全てのクランク軸10a,11aが回動する。 もって、上記各クランク軸10a,11aに一体的に連結さ
れた各スラット8が閉動作し、上記ガイドピンP6が上記
円弧ガイド孔16cの最下端に到達すれば、上記各スラッ
ト8は第1図に示す如く全閉状態となる。 従って、上記ブラインドシャッター下降状態で且つ、
第1図に示すスラット8の全閉状態において、上記円弧
ガイド孔16cの適当な位置に上記ガイドピンP6が保持さ
れるように、上記スプロケット3の駆動をスイッチ操作
等で制御することにより、ブラインドシャッター下降状
態での各スラット8の開閉角度調整を行うことができ
る。 また、第1図に示すスラット8全閉状態のブラインド
シャッター下降状態から第4図に示す如く各スラット8
が水平姿勢で重畳したブラインドシャッター上昇状態に
するには、上記スプロケット3を時計廻り方向に回転駆
動させればよい。 即ち、第1図の状態において、スプロケット3を時計
廻り方向に回転駆動させると、まず、プッシュプルチエ
ーン3を介して第1のアタッチメント6が上昇動作す
る。 これにより、第1のアタッチメント6側の昇降用ピン
6A,6Bが第2のアタッチメント16の上下縦長ガイド孔16
a,16bを上昇すると共に、ガイドピンP6が円弧ガイド孔1
6cに沿って上昇することにより、ボトムクランクアーム
11bが上昇回動し、そのボトムクランク11および他のク
ランク10が共に関連上昇回動することによって、まず、
全てのスラット8が第3図に示す如く水平姿勢に開動作
する。 そして、この状態となっても、第1のアタッチメント
6が上昇動作を継続することにより、上記昇降用ピン6
A,6BおよびガイドピンP6が上記上下縦長ガイド孔16a,16
bおよび円弧ガイド孔16cの各上端にそれぞれ係合した状
態となって第2のアタッチメント16を持ち上げる。 もって、上記各スラット8が水平姿勢を維持したまま
スラット吊持用リンク機構7およびスラット開閉用リン
ク機構9が屈曲開動して上昇することにより、上記各ス
ラット8が水平姿勢のまま接近重畳状態となって第4図
に示すブラインドシャッターの上昇開放状態となる。
以上にように、この発明によれば、スラット吊持用リ
ンク機構とスラット開閉用リンク機構との組合せから成
り、それらの所定複数個所におけるリンク相互を上下複
数個所のクランクとボトムクランクとで連動させ、それ
らのクランク軸に上下複数段のスラットの両端を一体的
に連結支承させると共に、上記ボトムクランクのクラン
クアーム中途部を、スプロケット噛合チエーン下端の第
1のアタッチメントに相対摺動可能に保持された第2の
アタッチメントの円弧ガイド部に昇降移動可能に係合さ
せたので、上記スラット昇降動作時およびスラット下降
状態でのスラット開閉角度調整時などにおける円滑かつ
確実なリンク動作が得られ、しかも、スラット水平状態
でのスラット昇降動作および上記スラット下降状態での
スラット開閉角度調整を、スプロケットの回転制御だけ
で簡単かつ自動的に行わせ得るものでありながら、構成
が簡単で装置全体がシンプル化してコンパクト化が図れ
ることにより、ブラインドシャッターの据付個所が制約
されるようなこともなく、且つ、コストダウンが図れる
などの効果がある。
ンク機構とスラット開閉用リンク機構との組合せから成
り、それらの所定複数個所におけるリンク相互を上下複
数個所のクランクとボトムクランクとで連動させ、それ
らのクランク軸に上下複数段のスラットの両端を一体的
に連結支承させると共に、上記ボトムクランクのクラン
クアーム中途部を、スプロケット噛合チエーン下端の第
1のアタッチメントに相対摺動可能に保持された第2の
アタッチメントの円弧ガイド部に昇降移動可能に係合さ
せたので、上記スラット昇降動作時およびスラット下降
状態でのスラット開閉角度調整時などにおける円滑かつ
確実なリンク動作が得られ、しかも、スラット水平状態
でのスラット昇降動作および上記スラット下降状態での
スラット開閉角度調整を、スプロケットの回転制御だけ
で簡単かつ自動的に行わせ得るものでありながら、構成
が簡単で装置全体がシンプル化してコンパクト化が図れ
ることにより、ブラインドシャッターの据付個所が制約
されるようなこともなく、且つ、コストダウンが図れる
などの効果がある。
第1図はこの発明の一実施例によるブラインドシャッタ
ー開閉装置のスラット下降位置でのスラット閉状態を示
す構成図、第2図は第1図の正面図、第3図は第1図の
スラット下降位置でのスラット開状態を示す動作説明
図、第4図はスラット上昇状態を示す動作説明図、第5
図はガイドレールの横断面図、第6図はリンク吊持手段
の正面図、第7図は第6図の平面図、第8図は第6図の
側面図、第9図は第6図のIX−IX線拡大断面図、第10図
はボトムクランク部分の正面図、第11図は第10図の側面
図、第12図は第11図のXII−XII線拡大断面図、第13図は
スラットの裏面図、第14図は第13図のXIIII−XIIII線断
面図、第15図(A)は押えキャップの裏面図、第15図
(B)は同表面図、第15図(C)は同端面図、第16図は
中間クランク部分の正面図、第17図は第16図の側面図、
第18図は第17図のA−A線拡大断面図、第19図は下部作
動昇降機構部の正面図、第20図は第19図の側面図、第21
図は第19図のB−B線拡大断面図、第22図は第19図の下
部作動昇降機構部にボトムクランクを取付けた状態の正
面図である。 1……ガイドレール、3……スプロケット、4B……可動
リンク吊り具、5……チエーン、6……第1のアタッチ
メント、7……スラット吊持用リンク機構、8……スラ
ット、9……スラット開閉用リンク機構、10……クラン
ク、10a……クランク軸、11……ボトムクランク、11a…
…ボトムクランク軸、11b……ボトムクランクアーム、1
6……第2のアタッチメント、16c……円弧ガイド孔(円
弧ガイド部)、P6……ガイドピン(クランクアーム中途
部)、71,91……最上部リンク(通常のリンク部材)、7
2,92……中継爪付リンク(爪付リンク部材)、73,93…
…中継フラットリンク(通常のリンク部材)、74,94…
…最下部爪付リンク(爪付リンク部材)、72a,74a……
係合爪部。
ー開閉装置のスラット下降位置でのスラット閉状態を示
す構成図、第2図は第1図の正面図、第3図は第1図の
スラット下降位置でのスラット開状態を示す動作説明
図、第4図はスラット上昇状態を示す動作説明図、第5
図はガイドレールの横断面図、第6図はリンク吊持手段
の正面図、第7図は第6図の平面図、第8図は第6図の
側面図、第9図は第6図のIX−IX線拡大断面図、第10図
はボトムクランク部分の正面図、第11図は第10図の側面
図、第12図は第11図のXII−XII線拡大断面図、第13図は
スラットの裏面図、第14図は第13図のXIIII−XIIII線断
面図、第15図(A)は押えキャップの裏面図、第15図
(B)は同表面図、第15図(C)は同端面図、第16図は
中間クランク部分の正面図、第17図は第16図の側面図、
第18図は第17図のA−A線拡大断面図、第19図は下部作
動昇降機構部の正面図、第20図は第19図の側面図、第21
図は第19図のB−B線拡大断面図、第22図は第19図の下
部作動昇降機構部にボトムクランクを取付けた状態の正
面図である。 1……ガイドレール、3……スプロケット、4B……可動
リンク吊り具、5……チエーン、6……第1のアタッチ
メント、7……スラット吊持用リンク機構、8……スラ
ット、9……スラット開閉用リンク機構、10……クラン
ク、10a……クランク軸、11……ボトムクランク、11a…
…ボトムクランク軸、11b……ボトムクランクアーム、1
6……第2のアタッチメント、16c……円弧ガイド孔(円
弧ガイド部)、P6……ガイドピン(クランクアーム中途
部)、71,91……最上部リンク(通常のリンク部材)、7
2,92……中継爪付リンク(爪付リンク部材)、73,93…
…中継フラットリンク(通常のリンク部材)、74,94…
…最下部爪付リンク(爪付リンク部材)、72a,74a……
係合爪部。
Claims (1)
- 【請求項1】シャッター開閉用開口の両側に起立配置さ
れた左右一対のガイドレールに沿って昇降駆動させる上
下複数段のスラットを連繋支持するブラインドシャッタ
ーリンク装置において、上記ガイドレールの上部に配置
されたスラット昇降駆動用のスプロケットに噛合し、上
記ガイドレールに沿って垂下するチエーンの下端に連結
吊持された第1のアタッチメントと、この第1のアタッ
チメントに対し相対的昇降摺動可能に係合保持された第
2のアタッチメントと、上記ガイドレールの上部側で上
端が定点回動自在に支持され上記ガイドレールに沿って
垂下し、且つ、最下端部が上記第2のアタッチメントに
回動自在に連結された左右一対のスラット吊持用リンク
機構と、上記ガイドレールの上部に回動自在に軸支され
た可動リンク吊り具と、この可動リンク吊り具に上端が
回動自在に連結吊持されて垂下するスラット開閉用リン
ク機構と、このスラット開閉用リンク機構の上昇方向に
上記可動リンク吊り具を付勢する付勢手段とを備え、上
記スラット吊持用リンク機構および上記スラット開閉用
リンク機構は、通常のリンク部材と、該リンク部材に係
脱可能に係合してリンク伸長状態でのリンク屈曲回動角
度を規制する係合爪部が設けられた爪付リンク部材とを
交互に屈曲回動自在に連結して成り、且つ、上記スラッ
ト吊持用リンク機構系統の所定複数個所における上記リ
ンク部材と上記爪付リンク部材の相互をクランクのクラ
ンク軸でそれぞれ回動自在に連結すると共に、上記スラ
ット吊持用リンク機構の最下端部にはボトムクランクの
クランク軸を回動自在に連結し、それらの各クランク軸
に上下複数段のスラットの両端を一体的に連結支承さ
せ、また、上記スラット開閉用リンク機構系統の所定複
数個所における上記リンク部材と上記爪付リンク部材相
互の被連結部を上記各クランクの自由端で回動自在に連
結すると共に、上記ボトムクランクの自由端を上記スラ
ット開閉用リンク機構の最下端に回動自在に連結し、そ
のボトムクランクのクランクアーム中途部を、上記第2
のアタッチメントに設けられた円弧ガイド部に対し、上
記ボトムクランクのクランク軸を回動中心とした円弧移
動可能に係合させたことを特徴とするブラインドシャッ
ターリンク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22114689A JP2713613B2 (ja) | 1989-08-28 | 1989-08-28 | ブラインドシヤツターリンク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22114689A JP2713613B2 (ja) | 1989-08-28 | 1989-08-28 | ブラインドシヤツターリンク装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0384191A JPH0384191A (ja) | 1991-04-09 |
JP2713613B2 true JP2713613B2 (ja) | 1998-02-16 |
Family
ID=16762188
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22114689A Expired - Fee Related JP2713613B2 (ja) | 1989-08-28 | 1989-08-28 | ブラインドシヤツターリンク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2713613B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101917769B1 (ko) * | 2016-12-12 | 2018-11-12 | 썬파크 주식회사 | 전동식 블라인드 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5167666B2 (ja) * | 2007-03-27 | 2013-03-21 | アイシン精機株式会社 | シャッタ装置 |
CN101802339B (zh) * | 2007-08-14 | 2012-04-18 | 奥依列斯Eco株式会社 | 百叶窗帘装置 |
-
1989
- 1989-08-28 JP JP22114689A patent/JP2713613B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101917769B1 (ko) * | 2016-12-12 | 2018-11-12 | 썬파크 주식회사 | 전동식 블라인드 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0384191A (ja) | 1991-04-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |