JP4604670B2 - ブラインド装置 - Google Patents

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Description

本発明は、建物の窓に配されて室内を目隠しすると共に遮光するブラインド装置に関する。
特開2004−156289号公報
建物の窓に上下方向に複数の羽根(スラット)を配列して羽根の昇降及び傾動でもって室内を目隠しすると共に自然光又は人工光を遮光するブラインド装置は知られており、斯かるブラインド装置には、羽根の昇降のための昇降装置と、必要に応じて羽根の傾動のための傾動機構(チルト機構)とが設けられる。そして、室内側又は室外側のいずれに設置されるブラインド装置でも、窓を完全開放する場合、通常、相互に重ね合わされて束ねられた複数の羽根は天井側に配される。
ところで、ブラインド装置では、窓の完全開放では窓からの視界を妨げないで必要な場合には十分な採光を得ることができるように相互に重ね合わされて束ねられた複数の羽根は窓の上部を大きく覆うことなしに天井側に配されるのが好ましいのであるが、羽根の昇降装置と羽根の傾動機構との占有空間のために、天井を高くしない限りこれら束ねられた複数の羽根により窓の上部が大きく覆われる虞がある。
またブラインド装置では、一般に、複数の羽根の昇降は、チェーン等の可撓性部材の走行でなされるが、斯かるチェーン等の可撓性部材は、窓の完全開放のために複数の羽根が束ねられて上部に配されると、窓の開口部において外部に露出して室内外からの美観を損ねることになる。
加えて、リンク機構は、通常、複数の羽根を相互に連結する可撓性のリンク部材を有し、斯かるリンク部材の夫々は羽根の横縁部に連結されるのであるが、羽根に意図しない大きな力が加わると、リンク部材の夫々と羽根の横縁部との連結が容易に解除される虞があり、斯かる事態が生じると羽根が垂れ下がってしまい、これによっても室内外からの美観を損ねることになる。
更に、ブラインド装置では、リンク機構により相互に連結された複数の羽根は遮光又は目隠しの際には窓際に垂れ下げられる結果、外部の風又は室内のエアーフローシステムの風により揺らされる虞があり、斯かる羽根の揺れは、リンク機構の寿命を縮める上に、場合により周囲のものを損壊に至らしめることになる。
本発明は、前記諸点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、窓際に垂れ下がった複数の羽根を風等で揺れないように保持できて思わぬ事故等を生じさせない上に、製品寿命を向上できるブラインド装置を提供することにある。
本発明の他の目的とするところは、リンク機構による羽根の相互連結を強固にできて羽根が見苦しく垂れ下がることをなくし得るブラインド装置を提供することにある。
本発明の更に他の目的とするところは、束ねられた複数の羽根を可能な限り天井側に配置できて外部からの視界を妨げないで十分な採光を得ることができる上に、美観に優れたブラインド装置を提供することにある。
本発明のブラインド装置は、枠で囲まれた開口部に上下方向に互いに並置された複数の羽根と、この複数の羽根を相互に連結するリンク機構と、複数の羽根のうちの最下位の羽根から上昇させると共に当該最下位の羽根から下降させる昇降機構と、羽根の水平面内での揺動を防止するように羽根を保持する保持手段とを具備しており、昇降機構は、一端が最下位の羽根に連結されていると共に他端が自由端となっている可撓性部材と、この可撓性部材が巻き掛けられていると共に回転により可撓性部材を移動させる回転部材と、この回転部材を回転させる回転手段とを具備しており、ここで、保持手段は、枠の縦枠に設けられていると共に上下方向に伸びた保持用の突条を有しており、羽根は、その横縁部に保持手段の突条が配される保持用の溝を有している。
斯かる保持手段を具備したブラインド装置によれば、開口部において垂れ下がった複数の羽根を風等で揺れないように保持できて思わぬ事故等を生じさせない上に、製品寿命を向上できる。
好ましい例では、羽根は、長尺の羽根本体と、この羽根本体の横縁部を支持する支持部材とを具備しており、保持用の溝は、支持部材の前縁部と後縁部との間の略中央部に設けられている。
本発明のブラインド装置はまた、羽根の昇降と同期して複数の羽根を傾動させる傾動機構を更に具備していてもよく、この場合、好ましくは、保持用の溝は、羽根の後縁部に向かって延びて羽根の上側の外面で終端している羽根の一方の傾斜面と、羽根の前縁部に向かって延びて羽根の下側の外面で終端している羽根の他方の傾斜面とで規定されており、更には、保持用の溝は、羽根の一方の傾斜面に連接していると共に羽根の下側の外面で終端している羽根の一方の平坦面と、羽根の他方の傾斜面に連接していると共に羽根の上側の外面で終端している羽根の他方の平坦面とで規定されており、一方の平坦面と他方の平坦面とは、互いに平行であって保持用の突条の幅と実質的に同一の間隔をもって配されており、斯かる保持用の溝であると、羽根は、保持用の突条に影響されることなく傾動、昇降されることになる上に、開口部において垂れ下がった複数の羽根は風等で確実に揺れないように保持される。
保持用の溝は、略羽根の傾動中心を通って設けられることが好ましいが、保持用の突条もまた、保持用の溝に対応して枠の縦枠に設けられる。また保持用の突条は、上下方向に完全に連続している必要はなく、途中で断続していてもよい。
本発明では、リンク機構は、複数の羽根の前縁部に連結された前縁リンク部材と、複数の羽根の後縁部に連結された後縁リンク部材とを具備していてもよく、この場合、好ましくは、前縁リンク部材及び後縁リンク部材の夫々は、平坦な可撓性の帯状体と、一定の間隔をもって帯状体に固着されていると共に帯状体でもって互いに連結されている軸部材とを具備しており、軸部材は、略矩形状の軸部材本体と、この軸部材本体の一端部の各側面に一体的に設けられた軸支持部と、この各軸支持部の側面に一体的に設けられた軸部とを具備しており、羽根の支持部材は、当該羽根をリンク機構に支持させるべく、軸部材の軸部を回転自在に受容する完全閉塞受容孔を有している。斯かる羽根の支持部材が完全閉塞受容孔を有していると、リンク機構による羽根の相互連結を強固にできて羽根が見苦しく垂れ下がることをなくし得る。
好ましい例では、複数の羽根のうちの最上位の羽根は、その略中央部で枠に揺動自在に支持されており、傾動機構は、一端で最上位の羽根の前縁部と後縁部との間の中間部に回転自在に連結されていると共に変位自在な変位自在アーム部材と、この変位自在アーム部材を変位させる変位手段とを具備しており、この場合、変位手段は、変位自在アーム部材の他端部に設けられたピン部材と、このピン部材を移動させる移動機構と、このピン部材の一定以上の変位を阻止する阻止機構とを具備し、昇降機構は、最下位の羽根に連結されている可撓性部材と、この可撓性部材が巻き掛けられていると共に回転により可撓性部材を移動させる回転部材と、この回転部材を回転させる回転手段とを具備し、回転手段は、回転動力を発生すると共に発生した回転動力でもって回転する回転軸を有している回転動力源を具備し、移動機構は、ピン部材を変位させるように回転動力源の回転軸の回転を当該ピン部材に伝達する伝達機構を具備し、阻止機構は、ピン部材が配される円弧状の移動規制孔、移動規制凹所又は移動規制切り欠きを有した固定部材を具備し、伝達機構は、移動規制孔、移動規制凹所又は移動規制切り欠きの端部におけるピン部材の固定部材への接触で回転軸の回転負荷が上昇する場合に、回転軸をピン部材に対して空転させる空転機構を具備しているとよく、斯かる空転機構は、回転動力源の回転軸をピン部材に対して空転させるべく滑り機構を具備していてもよい。
回転部材は、開口部の上部において束ねられた複数の羽根に対して水平方向に関して並ぶようにして設けられているとよく、斯かるブラインド装置によれば、複数の羽根を束ねて枠の天井側の横枠に可能な限り隣接して配することができる結果、外部からの視界を妨げないで十分な採光を得ることができる。
可撓性部材は、有端のものであっても無端のものであってもよいが、本発明の他の好ましい例では、可撓性部材は、その一端で最下位の羽根に連結されていると共にその他端が自由端となっており、昇降機構は、可撓性部材が配されていると共に可撓性部材の移動を案内する案内通路を更に具備している。案内通路は、可撓性部材の一端が案内されると共に上下方向に伸びた直線案内通路と、この直線案内通路の上端に接続されていると共に上下方向に対して傾斜して伸びた傾斜案内通路と、この傾斜案内通路の上端に一端で接続されていると共に回転部材の外縁の周りを回って湾曲するように回転部材と協同して形成された湾曲案内通路とを具備していてもよい。
有端の可撓性部材において、回転部材に巻き掛けられた可撓性部材の他端側は、回転部材から単に垂れ下がっていてもよいが、これに代えて、案内通路は、湾曲案内通路の他端に一端で接続されていると共に可撓性部材の他端を案内する他端案内通路を更に具備していてもよく、この場合、他端案内通路は、当該他端案内通路により案内移動される可撓性部材の他端が開口部に露出しないように覆蓋されていると、極めて美観に優れたブラインド装置を提供することができる。
本発明によれば、窓際に垂れ下がった複数の羽根を風等で揺れないように保持できて思わぬ事故等を生じさせない上に、製品寿命を向上でき、リンク機構による羽根の相互連結を強固にできて羽根が見苦しく垂れ下がることをなくし得、加えて、束ねられた複数の羽根を可能な限り天井側に配置できて外部からの視界を妨げないで十分な採光を得ることができる上に、美観に優れたブラインド装置を提供することができる。
次に本発明及びその実施の形態を、図に示す好ましい例に基づいて更に詳細に説明する。なお、本発明はこれら例に何等限定されないのである。
図1から図15において、本例のブラインド装置1は、建物の窓2の遮光及び目隠しをするように窓2の外側、即ち、室外側3に配されるようになっており、枠4で囲まれた開口部5に上下方向、即ち、A及びB方向に互いに並置された複数の羽根6と、複数の羽根6を相互に連結するリンク機構7と、複数の羽根6のうちの最下位の羽根6aからA方向に上昇させると共に当該最下位の羽根6aからB方向に下降させる昇降機構8と、羽根6のA及びB方向の昇降と同期して複数の羽根6をR1方向に傾動させる傾動機構9と、羽根6の水平面内での揺動を防止するように羽根6を保持する保持手段10とを具備している。
窓2は、特に図1及び図2に示すように、上窓11と下窓12とを有しており、上窓11は、窓サッシ13に取り付けられた窓ガラス板14を有しており、下窓12は、同じく窓サッシ15に取り付けられた窓ガラス板16を有しており、上窓11は、枠4内に固定的に取り付けられており、下窓12は、上下動自在に枠4内に取り付けられている。
枠4は、同じく特に図1及び図2に示すように、立設された一対の縦枠17及び18と、一対の縦枠17及び18を橋絡した天井側及び床側の横枠19及び20とを具備している。縦枠17は、縦枠本体21と縦枠本体21に固着された補助縦枠22とを具備しており、縦枠18もまた、図示しないが、縦枠17と同様に、縦枠本体と縦枠本体に固着された補助縦枠とを具備している。
羽根6の夫々は、長尺であって湾曲したアルミ板製の羽根本体25と、接着剤等を介して羽根本体25の横縁部26に取り付けられていると共に羽根本体25の一方の横縁部26を支持する支持部材27とを具備しており、支持部材27は、斯かる接着剤等に代えて、突起及び凹所からなる嵌合手段を介して取り外し自在に羽根本体25の横縁部26に取り付けられていてもよく、また羽根本体25と共に一体的に形成されていてもよい。
夫々合成樹脂から一体形成されていると共に羽根6の横縁部としての支持部材27において、支持部材27は、特に図6及び図8から図10に示すように、湾曲凸面からなる上側の外面31と、湾曲凹面からなる下側の外面32と、羽根本体25の横縁部26に取り付けられる一方の端面33と、保持用の溝34が設けられる他方の端面35と、外面31及び32の夫々に設けられた一対の凹所36及び37と、切り欠き38及び39により二股にされた前縁部40及び後縁部41に設けられていると共に軸挿入用の切り欠きを有しない貫通孔からなる完全閉塞受容孔42と、一対の凹所36及び37を規定すると共に外面31及び32と平行に伸びた一対の薄肉部43と、支持部材27の前縁部40及び後縁部41の間に位置していると共に一対の薄肉部43に一体な略中央部44とを具備している。
支持部材27の前縁部40及び後縁部41の間の略中央部44に設けられている保持用の溝34は、後縁部41に向かって延びて上側の外面31で終端している一方の傾斜面45と、前縁部40に向かって延びて下側の外面32で終端している他方の傾斜面46と、一方の傾斜面45に連接していると共に下側の外面32で終端している一方の平坦面47と、他方の傾斜面46に連接していると共に上側の外面31で終端している他方の平坦面48とで規定されており、一方の平坦面47と他方の平坦面48とは、互いに平行であって間隔Dをもって配されている。
最下位の羽根6aに対する支持部材27aは、特に図7に示すように、前縁部40と後縁部41との間であって端面35に切り欠き50を有しており、切り欠き50により保持用の溝34が省かれている。
最上位の羽根6bに対する支持部材27bは、特に図5に示すように、一対の凹所36及び37と保持用の溝34とが省かれており、代わりに、深い切り欠き38及び39により二股にされた前縁部40及び後縁部41を有すると共に端面35側であって前縁部40と後縁部41との間の略中央部44に軸部材52が取り付けられており、軸部材52は縦枠17の補助縦枠22にR1及びR2方向に回転自在に支持されており、これにより支持部材27bは、軸部材52を中心としてR1及びR2方向に揺動自在となっており、而して、複数の羽根6のうちの最上位の羽根6bは、枠4の縦枠17にその略中央部44でR1及びR2方向に揺動自在に支持されている。
リンク機構7は、特に図15に示すように、最上位の羽根6b及び最下位の羽根6aを含む羽根6の夫々の支持部材27b及び支持部材27aを含む支持部材27の前縁部40に連結された前縁リンク部材61と、当該支持部材27の後縁部41に連結された後縁リンク部材62とを具備している。
前縁リンク部材61及び後縁リンク部材62の夫々は、合成繊維製の平坦な可撓性の帯状体63と、一定の間隔をもって帯状体63に固着されていると共に帯状体63でもって互いに連結されている合成樹脂製の軸部材64とを具備している。
各軸部材64は、特に図11及び図12に示すように、略矩形状の軸部材本体65と、軸部材本体65の一端部の各側面に一体的に設けられた軸支持部66と、各軸支持部66の各側面に一体的に設けられた軸部67とを具備しており、軸部67は、支持部材27の前縁部40及び後縁部41の弾性的可撓性を有する二股部をC方向に広げて完全閉塞受容孔42に挿入されており、これにより各軸部材64は、対応の支持部材27に対してその切り欠き38及び39において軸部67を中心として回転自在となっており、而して、最上位の羽根6bを除く一方、最下位の羽根6aを含む各羽根6の支持部材27aを含む支持部材27において、完全閉塞受容孔42は、当該羽根6をリンク機構7に支持させるべく、軸部材64の軸部67を回転自在に受容するようになっている。
前縁リンク部材61及び後縁リンク部材62では、上下方向に関して隣接する二つの羽根6において下側の羽根6に対して上側の羽根6が上下方向に関して重ね合わされる場合に、上側の羽根6に係る軸部材64の軸支持部66の円弧面を有した下端面68が接触する下側の羽根6に係る軸部材64の軸支持部66の平坦面69は、当該下側の羽根6に係る支持部材27の凹所36及び37を規定する薄肉部43に当該下側の羽根6に係る軸部材64の軸部材本体65が接触して斜めになって凹所36に配される(図17参照)結果、上側の羽根6に係る軸部材本体65は、上側の羽根6の支持部材27の略中央部44に向かって倒れるように、換言すれば上側の羽根6に係る軸部材64は、軸部67を中心としてR3方向に回転されるようになっており、これにより羽根6が互いに重ね合わされる場合に、軸部材64間の帯状体63は、図11に示すように一定の方向を向いて凹所37に配されて折り畳まれる。
帯状体63は、軸部材本体65の内部及び軸支持部66間を通って伸長していると共に軸部材本体65に固着されており、特に図5に示すように、各帯状体63の最上端70は、最上位の羽根6bに対する支持部材27bの前縁部40及び後縁部41の各完全閉塞受容孔42に取り付けられた軸部材としてのピン71に巻き付けて連結されている。
昇降機構8は、特に図3、図4及び図5に示すように、一端74が連結具75を介して最下位の羽根6aに連結されていると共に他端76が自由端となっている可撓性部材としてのチェーン77と、チェーン77の一端74の昇降、即ちA及びB方向の移動を案内する案内部材78と、チェーン77が巻き掛けられて噛み合わされていると共に回転によりチェーン77を走行移動させる回転部材としてのスプロケットホイール79と、スプロケットホイール79を回転させる回転手段80と、スプロケットホイール79が配されていると共にチェーン77の走行移動を案内する案内通路81とを具備している。
連結具75は、特に図7に示すように、一端ではチェーン77の一端74に固定的に、他端では最下位の羽根6aに対する支持部材27aの略中央部44に回転自在にピン、ねじ82等により取り付けられており、案内部材78もまた、チェーン77の一端74に回転自在にピン、ねじ等により取り付けられている。
回転手段80は、回転動力を発生すると共に発生した回転動力でもって回転する回転軸85を有している回転動力源86を具備しており、回転動力源86は、他に設けられた操作スイッチ機構により作動、作動停止されると共に最下位の羽根6aの最上昇位置及び最下降位置を検出する検出器からの検出結果により作動停止される電動モータ87と、電動モータ87の出力回転軸の回転を回転軸85に伝達する減速歯車機構88とを具備するギアードモータからなり、スプロケットホイール79は、回転軸85の回転と共に回転するように回転軸85に固着されている。
電動モータ87及び減速歯車機構88は、補助縦枠22の上部にボルト89を介して取り付けられており、こうして、電動モータ87及び減速歯車機構88並びにスプロケットホイール79は、特に図2及び図3に示すように、開口部5の上部において束ねられた複数の羽根6の上部から外れて当該束ねられた複数の羽根6に対して水平方向Hに関して並ぶようにして設けられている。
補助縦枠22に設けられた案内通路81は、特に図4に示すように、チェーン77の一端74及び案内部材78が案内されると共に上下方向に伸びた直線案内通路91と、直線案内通路91の上端に接続されていると共に上下方向に対して傾斜して伸びた傾斜案内通路92と、傾斜案内通路92の上端に一端で接続されていると共にスプロケットホイール79の外縁の周りを回って湾曲するようにスプロケットホイール79と協同して形成された湾曲案内通路93と、湾曲案内通路93の他端に一端で接続されていると共にチェーン77の他端76が案内される他端案内通路94とを具備しており、他端案内通路94は、湾曲案内通路93の他端に一端で接続されていると共に傾斜案内通路92と同様に上下方向に対して傾斜して伸びた傾斜案内通路95と、傾斜案内通路95の他端に一端で接続されていると共に直線案内通路91と同様に上下方向に伸びた直線案内通路96とを具備している。
直線案内通路91及び傾斜案内通路92は、補助縦枠22に設けられた溝97において当該補助縦枠22の対向する突条101及び102により規定されており、他端案内通路94は、同じく補助縦枠22に設けられた溝97において当該補助縦枠22の対向する突条101及び103により規定されており、湾曲案内通路93は、同じく補助縦枠22に設けられた溝97において突条101及びスプロケットホイール79の外縁で規定されており、チェーン77は、直線案内通路91及び傾斜案内通路92では、突条101及び102に案内され、湾曲案内通路93では、突条101及びスプロケットホイール79の外縁で案内され、そして、他端案内通路94では、突条101及び103に案内されて夫々撓まないようにして走行移動されるようになっている。案内部材78は、突条101及び102に挟まれてチェーン77の一端74と同様に当該突条101及び102に案内されて走行移動されるようになっている。
他端案内通路94の直線案内通路96は、当該直線案内通路96により案内移動されるチェーン77の他端76が開口部5に露出しないように補助縦枠22の蓋部104により全体的に覆蓋されている。
昇降機構8は、電動モータ87の作動による回転軸85の回転でスプロケットホイール79を回転させてチェーン77を走行させ、これによりチェーン77の一端74のA方向の上昇と共に連結具75を介して最下位の羽根6aからA方向に上昇させて最後に図1、図2及び図3等に示すように全部の羽根6を重ね合わせて束ね、これにより開口部5を全開する一方、電動モータ87の作動による回転軸85の回転でスプロケットホイール79を逆回転させてチェーン77の一端74をB方向に下降させて最下位の羽根6aからB方向に下降させて図16に示すように傾動された羽根6を開口部5全体に亘って配設するようになっている。
傾動機構9は、特に図5、図13及び図14に示すように、一端111で最上位の羽根6bに対する支持部材27bの前縁部40と後縁部41との間の中間部に当該中間部に固着されたブラケット112及び軸ピン113を介して回転自在に連結されていると共に変位自在な変位自在アーム部材114と、変位自在アーム部材114を変位させる変位手段115とを具備している。
変位自在アーム部材114は、その押し出し及び引き込みの変位により支持部材27bにR1及びR2方向の回転モーメントを生じさせるように、その一端111でブラケット112及び軸ピン113を介して支持部材27bの中間部に回転自在に連結されている。
変位手段115は、変位自在アーム部材114の他端116に設けられたピン部材117と、ピン部材117を移動させる移動機構118と、ピン部材117の一定以上の変位を阻止する阻止機構119とを具備している。
移動機構118は、ピン部材117を移動させるように回転動力源86の回転軸85の回転を当該ピン部材117に伝達する伝達機構121を具備しており、伝達機構121は、回転軸85の回転と共に回転するように当該回転軸85に固着された円板122と、円板122の外周面に巻き付けられているコイルばね123と、コイルばね123を収容すると共にコイルばね123の一端124及び他端125が配された孔126及び127を有する介在部材128とを具備しており、介在部材128は、回転軸85を中心としてR4及びR5方向に回転自在であってその内周面でコイルばね123の必要以上の拡径を阻止するようになっており、ピン部材117の先端部130は、孔126においてコイルばね123の一端124と孔126を規定する介在部材128の一方の孔壁129との間に配されている(図15参照)。
移動機構118では、回転動力源86の作動による回転軸85の回転で円板122がR4方向に回転されると、円板122の外周面に巻き付けられて円板122の外周面に摩擦接触しているコイルばね123も同方向に回転され、斯かるコイルばね123のR4方向の回転でコイルばね123の一端124がピン部材117の先端部130に接触すると、ピン部材117がコイルばね123の一端124に押されて同じくR4方向に回転移動される一方、回転動力源86の作動による回転軸85の回転で円板122がR5方向に回転されると、コイルばね123も同方向に回転され、斯かるコイルばね123のR5方向の回転でコイルばね123の他端125が孔127を規定する介在部材128の一方の孔壁131(図15参照)に接触すると介在部材128もコイルばね123の他端125に押されて同じくR5方向に回転され、斯かる介在部材128のR5方向の回転で孔壁129がピン部材117の先端部130に接触すると、ピン部材117は、孔壁129に押されて同じくR5方向に回転移動される。こうして移動機構118は、回転動力源86の回転軸85の回転を当該ピン部材117に伝達してピン部材117をR4及びR5方向に移動させるようになっている。
阻止機構119は、ピン部材117が通る円弧状の移動規制孔135を有すると共に補助縦枠22に固着された固定部材136を具備しており、固定部材136は、その一方の環状端部で補助縦枠22に固着された円筒部137と、円筒部137に一体的に設けられていると共に移動規制孔135を有する円環状部138とを具備しており、円環状部138を回転軸85が回転自在に貫通しており、移動規制孔135は、R4方向の一方の端部141と、R5方向の他方の端部142とを有している。
阻止機構119は、ピン部材117のR4方向の移動において、移動規制孔135の一方の端部141におけるピン部材117の円環状部138への接触でピン部材117のR4方向のそれ以上の移動を阻止する一方、ピン部材117のR5方向の移動において、移動規制孔135の他方の端部142におけるピン部材117の円環状部138への接触でピン部材117のR5方向のそれ以上の移動を阻止するようになっている。
コイルばね123は、移動規制孔135の端部141又は142におけるピン部材117の円環状部138への接触でピン部材117のR4又はR5方向のそれ以上の移動が阻止されて回転軸85の回転負荷が上昇する場合に、円板122に巻き付けられた部位が拡径して円板122に対して滑って回転軸85をピン部材117に対して空転させるようになっており、而して、移動規制孔135の端部141又は142におけるピン部材117の固定部材136への接触で回転軸85の回転負荷が上昇する場合に、回転軸85をピン部材117に対して空転させる空転機構及び回転軸85をピン部材117に対して空転させる滑り機構は、コイルばね123により具体化されている。
傾動機構9は、例えば図2、図3、図13及び図14に示すように羽根6の全てが重ね合わされて上方に束ねられた状態で電動モータ87を作動させて、スプロケットホイール79のR4方向の回転によるチェーン77の初期走行に基づく最下位の羽根6aに対する支持部材27aのB方向の若干の下降を伴う回転軸85のR4方向の回転で円板122を介してコイルばね123を同じくR4方向に回転させ、支持部材27aのB方向の若干の下降後に更にR4方向に回転されるコイルばね123の一端124でピン部材117をR4方向に移動させ、ピン部材117のR4方向の移動で変位自在アーム部材114を押し出して支持部材27bをR1方向に揺動させ、これにより後縁リンク部材62を前縁リンク部材61に対して持ち上げ上昇させる一方、前縁リンク部材61を後縁リンク部材62に対して下降させて、スプロケットホイール79のR4方向の回転に伴うチェーン77の同期的な走行による支持部材27aの下降と共に次々に重ね合わせが解除される上方の羽根6にR1方向の傾動を生じさせ、移動規制孔135の端部141におけるピン部材117の円環状部138への接触まで図16に示すように羽根6にR1方向の傾動を生じさせた後、ピン部材117の移動規制孔135の端部141側での円環状部138への接触で円板122に対するコイルばね123の滑りでピン部材117に対して回転軸85を空転させ、これにより支持部材27bのR1方向のそれ以上の揺動を停止するようになっており、而して、ブラインド装置1では、支持部材27bのR1方向の揺動の停止後も、電動モータ87の作動に基づくスプロケットホイール79の回転でチェーン77の走行が継続される結果、傾動機構9により前縁リンク部材61に対して後縁リンク部材62が持ち上げられているリンク機構7でもって次々に重ね合わせが解除される下方の羽根6に傾動が生じ、図16に示すように重ね合わせが解除された全ての羽根6が傾動されて開口部5全体に配されるようになる。
傾動機構9はまた、図16に示すように全ての羽根6が傾動された状態で電動モータ87を前記と逆に作動させると、スプロケットホイール79よるチェーン77の初期走行で最下位の羽根6aに対する支持部材27aが若干A方向に上昇された後、コイルばね123の他端125の孔壁131への押し付けによる介在部材128のR5方向の回転で孔壁129がピン部材117の先端部130に接触して先端部130をR5方向に押し付け、、ピン部材117をR5方向に移動させ、ピン部材117のR4方向の移動で変位自在アーム部材114を引き込んで支持部材27bをR2方向に揺動させ、これにより後縁リンク部材62を前縁リンク部材61に対して下降させる一方、前縁リンク部材61を後縁リンク部材62に対して持ち上げ上昇させて、羽根6にR2方向の復帰傾動を生じさせ、移動規制孔135の端部142におけるピン部材117の円環状部138への接触まで羽根6にR2方向の復帰傾動を生じさせた後、ピン部材117の移動規制孔135の端部142側での円環状部138への接触で円板122に対するコイルばね123の滑りでピン部材117に対して回転軸85を空転させ、これにより支持部材27bのR2方向の復帰揺動を停止するようになっており、支持部材27bの復帰揺動の停止後も、電動モータ87の作動でスプロケットホイール79よるチェーン77の走行が継続される結果、最下位の羽根6aの上昇と共に略水平に配された下方の羽根6から重ね合わされて最後に図2、図3、図13及び図14に示すように全てが重ね合わされて上方に束ねられた状態で羽根6が開口部5の上方に配される。
保持手段10は、縦枠18の補助縦枠22に一体的に設けられていると共に上下方向に伸びた保持用の突条145を有しており、突条145は、羽根6の横縁部、即ち、支持部材27の保持用の溝34に配されており、各支持部材27の溝34において一方の平坦面47と他方の平坦面48とは、当該平坦面47及び48で各支持部材27が突条145に容易に滑り接触移動する程度に突条145の幅Wと実質的に同一の間隔Dを有している。
保持手段10は、突条145が溝34へ遊嵌されているために、風等による羽根6の水平面内での揺れを阻止して羽根6を正規の位置に保持する。
ブラインド装置1では、電動モータ87及び減速歯車機構88を除いて、リンク機構7、昇降機構8、傾動機構9及び保持手段10等と同様のものが縦枠18側にも設けられており、回転軸85は、縦枠18側の昇降機構及び傾動機構に回転動力を供給すべく縦枠18側まで伸びており、而して、縦枠18側の昇降機構及び傾動機構は、縦枠17側の昇降機構8及び傾動機構9と同期して作動するようになっている。
以上のブラインド装置1によれば、チェーン77の走行移動を案内する案内通路81が直線案内通路91の上端に接続されている傾斜案内通路92と、傾斜案内通路92の上端に一端で接続されていると共にスプロケットホイール79と協同して形成された湾曲案内通路93とを有して、しかも、スプロケットホイール79が開口部5の上部において束ねられた複数の羽根6に対して水平方向Hに関して並ぶようにして設けられているために、複数の羽根6を束ねて枠4の天井側の横枠19に可能な限り隣接して配することができる結果、外部からの視界を妨げないで十分な採光を得ることができ、他端案内通路94により案内移動されるチェーン77の他端76を隠して他端76を開口部5に露出させないように他端案内通路94が蓋部104により覆蓋されているために美観に優れたものとなり、保持手段10を具備しているために、開口部5に垂れ下がった複数の羽根6を風等で揺れないように保持できて思わぬ事故等を生じさせない上に、製品寿命を向上できる。
また、ブラインド装置1によれば、図17に示すように、上下方向に関して隣接する二つの羽根6において下側の羽根6に対して上側の羽根6が上下方向に関して重ね合わされる場合に、上側の羽根6に係る軸支持部66の下端面68と接触する下側の羽根6に係る軸支持部66の平坦面69が下側の羽根6の横縁部の略中央部44に向かうにしたがって徐々に高くなるように傾斜するために、帯状体63を上下方向に関して重ね合わされた二つの羽根6の間に配置できるように軸支持部66の回転方向をR3方向に特定できる結果、羽根6の間からの帯状体63の外部への垂れ下がりをなくし得て美観に優れたものでき、軸部材64の軸部67が完全閉塞受容孔42に装着されているために、リンク機構7による羽根6の相互連結を強固にできて羽根6が見苦しく垂れ下がることをなくし得る。
更にブラインド装置1では、保持用の溝34がA及びB方向に伸びる一対の平行な平坦面47に加えて傾斜面45及び46を有するために、突条145に妨げられることなしに羽根6を図18に示す水平方向に略平行な状態から傾動機構9により図19に示すように最大に傾動させることができ、而して、風等で揺れないようにして羽根6の傾動、昇降を行わせることができる。
加えて、ブラインド装置1では、阻止機構119を具備しているために、回転動力源86の誤動作でも複数の羽根6を正規の位置に配置でき、開口部5の完全開放と完全閉鎖とを確実に得ることができる。
以上のブラインド装置1では、スプロケットホイール79を回転させる回転手段80は、回転動力源86として電動モータ87を具備しているが、これに代えて、図20及び図21に示すように、回転動力源として手動の回転駆動源を具備していてもよい。
図20に示す回転手段80は、回転軸85に固着された傘歯車151と、傘歯車151に噛み合っていると共に傘歯車151よりも小径の傘歯車152と、一端が傘歯車152に固着された回転伝達ロッド153と、回転伝達ロッド153の他端に一端が固着された自在継ぎ手機構154と、自在継ぎ手機構154の他端に固着された係合リング155と、傘歯車151及び152を収容すると共に回転伝達ロッド153の一端を回転自在に支持するギアーケース156とを具備しており、自在継ぎ手機構154は、窓サッシ13に回転自在に支持されており、ギアーケース156は、補助縦枠22に固着されている。斯かる回転手段80では、係合リング155に引っ掛け係合させたフック棒を手動により回転させることにより、係合リング155、自在継ぎ手機構154、回転伝達ロッド153並びに傘歯車152及び151を介してフック棒の回転を回転軸85に伝達できる結果、回転手段80を具備したブラインド装置1でも、上記と同様に、複数の羽根6により開口部5を手動により開閉できる上に、複数の羽根6を傾動させることができる。
図21に示す回転手段80は、回転軸85に固着された傘歯車151と、傘歯車151に噛み合っていると共に傘歯車151よりも小径の傘歯車152と、一端が傘歯車152に固着された回転伝達ロッド153と、回転伝達ロッド153の他端に一端が固着された大径歯車161と、大径歯車161に噛み合っていると共に大径歯車161よりも小径の小径歯車162と、小径歯車162の回転軸163に固着された玉チェーンプーリ164と、玉チェーンプーリ164に掛け回された無端の玉チェーン165と、傘歯車151及び152を収容すると共に回転伝達ロッド153の一端を回転自在に支持するギアーケース156と、回転伝達ロッド153の他端及び回転軸163を回転自在に支持すると共に大径歯車161及び小径歯車162を収容するギアーケース166とを具備しており、ギアーケース156及び166は、適宜の部材を介して枠4に固着されている。斯かる回転手段80でも、玉チェーン165を手動により走行させて玉チェーンプーリ164を回転させることにより、小径歯車162、大径歯車161、回転伝達ロッド153並びに傘歯車152及び151を介して玉チェーン165の手動走行を回転軸85に伝達できる結果、回転手段80を具備したブラインド装置1でも、上記と同様に、複数の羽根6により開口部5を手動により開閉できる上に、複数の羽根6を傾動させることができる。
以上のように本ブラインド装置1には、自動の回転手段80を用いても、手動の回転手段80を用いてもよく、更には、自動の回転手段80と手動の回転手段80との両方を具備していてもよいのである。
保持手段10は、上記では、単に略同一幅Wをもって突出した突条145で構成したが、これに代えて、図22に示すように、同じく略同一幅Wをもって突出した突条本体171と、突条本体171に一体的に設けられていると共に突条本体171に対して幅方向において膨出している膨大部172とを有した突条145で構成してもよく、この場合、突条本体171は、前記と同様に支持部材27の保持用の溝34に配されるようになっており、膨大部172は、溝34に連通して支持部材27に設けられていると共に膨大部172と相補的な形状であるが、支持部材27の傾動を許容するように膨大部172の幅よりも広い幅を有した溝173に配されるようになっている。斯かる溝173に配される膨大部172は、突条本体171の溝34からの抜け出しを防止する上に、羽根6の横枠19側の一端と横枠20側の他端とにおいて高低差を生じ難くして羽根6の横方向での傾きを防止し、仮に意図しない横方向での傾きが生じても突条本体171の溝34からの抜け出しを阻止する結果、膨大部172を有した保持手段10は、水平面内での揺動を防止するように羽根6を横枠19及び20間に更に確実に保持できる。
本発明の実施の形態の好ましい例の正面説明図である。 図1に示す例の側面断面説明図である。 図1に示す例の上部側面断面詳細説明図である。 図1に示す例の一部を省いた上部及び下部側面断面詳細説明図である。 図1に示す例の一部平面断面詳細説明図である。 図1に示す例の図5と異なる部位における一部平面断面詳細説明図である。 図1に示す例の図5及び図6と異なる部位における一部平面断面詳細説明図である。 図3に示す支持部材の平面説明図である。 図8に示す支持部材の正面図である。 図3に示す支持部材の断面説明図である。 図6に示す軸部材の斜視図である。 図11に示す軸部材の断面図である。 図1に示す例の一部を省いた一部拡大側面断面説明図である。 図1に示す例の一部を省いた一部拡大側面断面説明図である。 図1に示す例の動作説明図である。 図1に示す例の動作説明図である。 図1に示す例の動作説明図である。 図1に示す例の動作説明図である。 図1に示す例の動作説明図である。 本発明の実施の形態の好ましい他の例の一部側面説明図である。 本発明の実施の形態の好ましい更に他の例の一部側面説明図である。 本発明の実施の形態の好ましい更に他の例の説明図である。
符号の説明
1 ブラインド装置
2 窓
3 室外側
4 枠
6 羽根
7 リンク機構
8 昇降機構
9 傾動機構
10 保持手段

Claims (9)

  1. 枠で囲まれた開口部に上下方向に互いに並置された複数の羽根と、この複数の羽根を相互に連結するリンク機構と、複数の羽根のうちの最下位の羽根から上昇させると共に当該最下位の羽根から下降させる昇降機構と、羽根の水平面内での揺動を防止するように羽根を保持する保持手段と、羽根の昇降と同期して複数の羽根を傾動させる傾動機構とを具備しており、保持手段は、枠の縦枠に設けられていると共に上下方向に伸びた保持用の突条を有しており、羽根は、その横縁部に保持用の突条が配される保持用の溝を有しており、この保持用の溝は、羽根の後縁部に向かって延びて羽根の上側の外面で終端している羽根の一方の傾斜面と、羽根の前縁部に向かって延びて羽根の下側の外面で終端している羽根の他方の傾斜面とで規定されているブラインド装置。
  2. 羽根は、長尺の羽根本体と、この羽根本体の横縁部を支持する支持部材とを具備しており、保持用の溝は、支持部材の前縁部と後縁部との間の略中央部に設けられている請求項1に記載のブラインド装置。
  3. 保持用の溝は、羽根の一方の傾斜面に連接していると共に羽根の下側の外面で終端している羽根の一方の平坦面と、羽根の他方の傾斜面に連接していると共に羽根の上側の外面で終端している羽根の他方の平坦面とで更に規定されており、一方の平坦面と他方の平坦面とは、互いに平行であって保持用の突条の幅と実質的に同一の間隔をもって配されている請求項1又は2に記載のブラインド装置。
  4. 羽根は、長尺の羽根本体と、この羽根本体の横縁部を支持する支持部材とを具備しており、リンク機構は、複数の羽根の前縁部に連結された前縁リンク部材と、複数の羽根の後縁部に連結された後縁リンク部材とを具備しており、前縁リンク部材及び後縁リンク部材の夫々は、平坦な可撓性の帯状体と、一定の間隔をもって帯状体に固着されていると共に帯状体でもって互いに連結されている軸部材とを具備しており、軸部材は、略矩形状の軸部材本体と、この軸部材本体の一端部の各側面に一体的に設けられた軸支持部と、この各軸支持部の側面に一体的に設けられた軸部とを具備しており、羽根の支持部材は、当該羽根をリンク機構に支持させるべく、軸部材の軸部を回転自在に受容する完全閉塞受容孔を有している請求項1から3のいずれか一項に記載のブラインド装置。
  5. リンク機構は、複数の羽根の前縁部に連結された前縁リンク部材と、複数の羽根の後縁部に連結された後縁リンク部材とを具備しており、複数の羽根のうちの最上位の羽根は、その略中央部で枠に揺動自在に支持されており、傾動機構は、一端で最上位の羽根の前縁部と後縁部との間の中間部に回転自在に連結されていると共に変位自在な変位自在アーム部材と、この変位自在アーム部材を変位させる変位手段とを具備している請求項1から4のいずれか一項に記載のブラインド装置。
  6. 変位手段は、変位自在アーム部材の他端部に設けられたピン部材と、このピン部材を移動させる移動機構と、このピン部材の一定以上の変位を阻止する阻止機構とを具備している請求項5に記載のブラインド装置。
  7. 昇降機構は、最下位の羽根に連結されている可撓性部材と、この可撓性部材が巻き掛けられていると共に回転により可撓性部材を移動させる回転部材と、この回転部材を回転させる回転手段とを具備しており、回転手段は、回転動力を発生すると共に発生した回転動力でもって回転する回転軸を有している回転動力源を具備しており、移動機構は、ピン部材を変位させるように回転動力源の回転軸の回転を当該ピン部材に伝達する伝達機構を具備しており、阻止機構は、ピン部材が配される円弧状の移動規制孔、移動規制凹所又は移動規制切り欠きを有した固定部材を具備しており、伝達機構は、移動規制孔、移動規制凹所又は移動規制切り欠きの端部におけるピン部材の固定部材への接触で回転軸の回転負荷が上昇する場合に、回転軸をピン部材に対して空転させる空転機構を具備している請求項6に記載のブラインド装置。
  8. 空転機構は、回転動力源の回転軸をピン部材に対して空転させるべく滑り機構を具備している請求項7に記載のブラインド装置。
  9. 回転部材は、開口部の上部において束ねられた複数の羽根に対して水平方向に関して並ぶようにして設けられている請求項7又は8に記載のブラインド装置。
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