JPS6329773Y2 - - Google Patents

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JPS6329773Y2
JPS6329773Y2 JP3627180U JP3627180U JPS6329773Y2 JP S6329773 Y2 JPS6329773 Y2 JP S6329773Y2 JP 3627180 U JP3627180 U JP 3627180U JP 3627180 U JP3627180 U JP 3627180U JP S6329773 Y2 JPS6329773 Y2 JP S6329773Y2
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JP
Japan
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curtain
opening
sheet
curtain sheet
running surface
Prior art date
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JP3627180U
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JPS56139718U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、建物の開口部を開閉するカーテンシ
ートの収納装置に関するものである。
一般に、この種カーテンシートの収納は、シー
トを保持する複数のカーテンフレームを順次一列
状に整列させて収納したいたため収納幅が長くな
り、最大開口幅やコンパクトな納まりが規制され
てしまうことから、カーテンフレームを順次ジグ
ザグ状に折りたたんで収納する形式が望ましい。
ところで従来、シヤツター等を折りたたんで収
納するものとして例えば、実開昭和52−154714号
公報に開示される如く、複数の各パネルを折曲可
能に連結して、該連結部を1つおきに突出状態で
折りたたみ収納するようにしたものが知られてい
るが、このものは、追随する後面のパネルがそれ
ぞれ前面のパネルを押圧する力の伝達方式で順次
折りたたみすべく構成されたものであるため、押
圧力の伝達が不可能なカーテンシート(シヤツタ
ー)等に採用することはできない。
しかも、このものは、収納先頭部位のものと収
納後尾部位のものの移動軌跡、あるいは、折りた
たみ開始時から終了時への折曲軌跡が順次変化す
るため折曲側収納部を自由状態にすることによつ
て、初めて折りたたみ収納を可能ならしめるもの
であつて、この種パネル式折りたたみ構造をシー
ト式のものに採用することは事実上不可能であつ
た。
本考案は、上記の如き実状に鑑み創案されたも
のであつて、その目的とするところは、ガイドレ
ールの走行面に案内されて上下方向に移動するカ
ーテンフレームを所定間隔を存して複数個並設
し、その対向間にシート片を張設して開口部を開
閉する帯状カーテンシートを形成し、かつカーテ
ンフレーム群の両端部に対向間隔の異なる内側ガ
イドローラと外側ガイドローラを交互に軸支する
と共に、上記ガイドレールに形成した内側ガイド
ローラ走行面と外側ガイドローラ走行面のいずれ
か一方を開口部の開閉方向下端側で分岐し、両走
行面間に帯状カーテンシートを自動的に折りたた
み可能に収納する収納部を構成したことにより、
開口部を開放して帯状カーテンシートを収納する
にあたつては、単に帯状カーテンシートの開閉移
動を案内するガイドレールをそのまま利用して、
カーテンフレームの両端部に軸支した内側ガイド
ローラと外側ガイドローラに対応して形成した走
行面のいずれか一方を開閉方向下端側で分岐させ
るのみで、帯状カーテンシートを上下方向に自動
的に折りたたみ可能に収納することができ、した
がつて、カーテンシートをコンパクトに収納し得
て、開口幅を最大限に確保することができるカー
テンシートの収納装置を提供しようとするにあ
る。
本考案の構成を、図面に示された一実施例に基
いて説明すれば、1は天文台等に施工した半円形
状のドーム状屋根であつて、該屋根1の周方向全
域にはドーム状開口部2が適当間隔を存して開設
されている。3は上記開口部2を開閉する帯状の
カーテンシートであつて、該カーテンシート3
は、複数のシート片3aをカーテンフレーム4を
介して平板状に連結したものである。即ち、カー
テンシート3はシート片3aの連結側両端縁を折
返し折曲して筒状部3bを形成し、該筒状部3b
をカーテンフレーム4に形成された係合孔4aに
遊嵌状に嵌合すると共に、嵌合された筒状部3b
内に係合杆体5を抜き差し自由に挿入することに
よつて所定間隔を存して複数個並設したカーテン
フレーム4間にシート片3aが張設されて構成さ
れている。
6は開口部2の両側縁に装着されたガイドレー
ルであつて、該ガイドレール6にはローラ走行面
6aが形成され、このローラ走行面6aはローラ
案内体6bによつて二分されており、この二分さ
れたローラ走行面6aに、カーテンフレーム4の
両端部に交互に軸支された対向間隔の異る内側ガ
イドローラ7と外側ガイドローラ7aとが走行す
るようになつている。そして、ガイドレール6の
開閉方向下端部側にはカーテンシート3の収納部
8が形成されているが、該収納部8は、ガイドレ
ール6の内側ガイドローラ7の走行面をそのまゝ
下方に延長してなる主収納レール8aと、ガイド
レール6の外側ガイドローラ7aの走行面をドー
ム状屋根1内側に分岐させてなる副収納レール8
bとから構成されている。そして、副収納レール
8bは、その分岐位置から次第に主収納レール8
aから離間するように傾斜し、隣接するカーテン
フレーム4の対向間隔まで離間した後に主収納レ
ール8aと平行となつており、分岐位置にはガイ
ドレール6を走行する外側ガイドローラ7aを副
収納レール8b側に案内する案内突起8cが突設
されている。
9はワイヤ、ロープ等からなる繰出紐体であつ
て、該繰出紐体9の一端はカーテンシート3の繰
出側遊端縁に連結され、他端はドーム状屋根1内
に装備された収納部8とは反対側に位置する巻取
装置10に連結されていて、巻取装置10を介し
て繰出紐体9を巻取りあるいは繰出すことによ
り、カーテンシート3は開口部2を開閉するよう
になつている。11は繰出紐体9を支承する支承
杆である。
一方、上記各収納部8にはそれぞれ開口部全域
を閉鎖し得る長さのカーテンシート3が収納され
ているが、これらカーテンシート3を繰出して開
口部2を閉鎖した場合、閉鎖ししたカーテンシー
ト3の収納部8側に臨ませて並設したカーテンフ
レーム4,4……には、それぞれ錘体12が固定
されていて、収納部8とは反対側の巻取装置10
側に臨ませて並設されたカーテンフレーム4,4
……より重量が重くなつている。
次に、叙上の如く構成された本考案の作用につ
いて説明する。先ず、収納部8に収納されたカー
テンシートを繰出して開口部2を閉鎖するには、
巻取装置10を駆動せしめて繰出紐体9を巻取れ
ばよい。すると、巻取装置10とは反対側の収納
部8にあるカーテンシート3が順次繰出されて開
口部2を閉鎖することができる。そこで両側のカ
ーテンシート3をいずれも一部繰出せば、開口部
2は両カーテンシート3の繰出側遊端縁間だけ開
口したまゝで閉鎖されるから、カーテンシート3
の繰出量を相互に調節すれば、望遠鏡による観測
に必要な位置で、任意の長さに開口したまゝで、
開口部を閉鎖することができる。
一方、繰出されたカーテンシート3を収納部8
に収納するには、巻取装置10のブレーキを開放
すればよい。すると、収納部8に臨むカーテンフ
レーム4,4……が巻取装置10側に臨むカーテ
ンフレーム4より重くなつているから、カーテン
シート3は自重によつて収納部8側に自動的に移
動していく。そして、移動したカーテンシート3
は、カーテンフレーム4のうち、内側ガイドロー
ラ7を軸支したものは、そのまゝガイドレール6
のローラー走行面6aからその下方の主収納レー
ル8aを走行し、外側ガイドローラ7aを軸支し
たものは、副収納レール8bの分岐位置に設けた
案内突起8cによつて副収納レール8b側に案内
されて走行するので、収納部8にはカーテンシー
ト3が折りたたまれた状態で上下方向に積み重ね
状となつて収納される。即ち、カーテンフレーム
4には、内側ガイドローラ7と外側ガイドローラ
7aとが、交互に軸支してあるから、主収納レー
ル8aと副収納レール8bに、カーテンフレーム
4が交互に収納されて、カーテンフレームはジグ
ザグ状となり、さらに副収納レール8bは、主収
納レール8aから次第に離間して隣接するカーテ
ンフレーム4の対向間隔まで離間した後に主収納
レール8aと平行となるから、ジグザグ状となつ
たカーテンシート3は、自動的にシート片3aが
上下方向に互いに重なつた状態で収納部に収納さ
れる。このため、カーテンシート3をコンパクト
に収納し得て、開口幅を最大限に確保することが
できる。
これを要するに、本考案はガイドレールの走行
面に案内されて上下方向に移動するカーテンフレ
ームを所定間隔を存して複数個並設し、その対向
間にシート片を張設して開口部を開閉する帯状カ
ーテンシートを形成し、かつカーテンフレーム群
の両端部に対向間隔の異なる内側ガイドローラと
外側ガイドローラ収納部8互に軸支すると共に、
上記ガイドレールに形成した内側ガイドローラ走
行面と外側ガイドローラ走行面のいずれか一方を
開口部の開閉方向下端側で分岐し、両走行面間に
帯状カーテンシートを自動的に折りたたみ可能に
収納する収納部を構成したから、開口部を開放し
て帯状カーテンシートを収納するにあたつては、
単に帯状カーテンシートの開閉移動を案内するガ
イドレールをそのまま利用して、カーテンフレー
ムの両端部に軸支した内側ガイドローラと外側ガ
イドローラに対応して形成した走行面のいずれか
一方を開閉方向下端側で分岐させるのみで、帯状
カーテンシートを上下方向に自動的に折りたたみ
収納することができ、したがつて、カーテンシー
トをコンパクトに収納し得て、開口幅を最大限に
確保することができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案に係るカーテンシートの収納装
置の一実施例を示すものであつて、第1図はドー
ム状屋根の全体斜視図、第2図は同上縦断面図、
第3図、第4図はカーテンフレームの断面図、第
5図は要部縦断面図、第6図は同上斜視図、第7
図は収納部拡大図である。 図中、1はドーム状屋根、2は開口部、3はカ
ーテンシート、3aはシート片、3bは筒状部、
3cは遊端部、4はカーテンフレーム、4aは係
合孔、5は係合杆体、6はガイドレール、6aは
ローラ走行面、6bはローラ案内体、7は内側ガ
イドローラ、7aは外側ガイドローラ、8は収納
部、8aは主収納レール、8bは副収納レール、
8cは案内突起、9は繰出紐体、10は巻取装
置、11は支承杆、12は錘体である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ガイドレールの走行面に案内されて上下方向に
    移動するカーテンフレームを所定間隔を存して複
    数個並設し、その対向間にシート片を張設して開
    口部を開閉する帯状カーテンシートを形成し、か
    つカーテンフレーム群の両端部に対向間隔の異な
    る内側ガイドローラと外側ガイドローラを交互に
    軸支すると共に、上記ガイドレールに形成した内
    側ガイドローラ走行面と外側ガイドローラ走行面
    のいずれか一方を開口部の開閉方向下端側で分岐
    し、両走行面間に帯状カーテンシートを自動的に
    折りたたみ可能に収納する収納部を構成したこと
    を特徴とするカーテンシートの収納装置。
JP3627180U 1980-03-19 1980-03-19 Expired JPS6329773Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3627180U JPS6329773Y2 (ja) 1980-03-19 1980-03-19

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3627180U JPS6329773Y2 (ja) 1980-03-19 1980-03-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56139718U JPS56139718U (ja) 1981-10-22
JPS6329773Y2 true JPS6329773Y2 (ja) 1988-08-10

Family

ID=29631875

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3627180U Expired JPS6329773Y2 (ja) 1980-03-19 1980-03-19

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JP (1) JPS6329773Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5586931B2 (ja) * 2009-12-10 2014-09-10 大成建設株式会社 シャッター装置

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JPS56139718U (ja) 1981-10-22

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