JPS6134405Y2 - - Google Patents

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JPS6134405Y2
JPS6134405Y2 JP3627280U JP3627280U JPS6134405Y2 JP S6134405 Y2 JPS6134405 Y2 JP S6134405Y2 JP 3627280 U JP3627280 U JP 3627280U JP 3627280 U JP3627280 U JP 3627280U JP S6134405 Y2 JPS6134405 Y2 JP S6134405Y2
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JP
Japan
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curtain
opening
sheet
curtain sheet
storage section
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JP3627280U
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JPS56139719U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、天文台等の半円形状をした屋根等に
開設したドーム状開口部を開閉するカーテンシー
ト装置に関するものである。
従来、この種のカーテンシート装置は、第7図
に示すように、ドーム状開口部例えば屋根aの開
口部一側にカーテンシート巻取装置bを設け、他
側にカーテンシートcの繰出側遊端部と連結した
ワイヤ等の繰出紐体dの紐体巻取装置eを設け、
開口部を閉鎖する場合には、カーテンシート巻取
装置bの巻取ドラムfを自由回転あるいは逆転駆
動せしめると共に、紐体巻取装置eを駆動して繰
出紐体dを巻取ることによりカーテンシートを繰
出して閉鎖しなければならず、一方、開口部を開
放する場合には、紐体巻取装置eを繰出紐体が弛
緩しないように作動しながらカーテンシート巻取
装置bを回転駆動して巻取ドラムfにカーテンシ
ートcを巻取ることにより開放しなければなら
ず、このため、カーテンシート巻取装置bと紐体
巻取装置eとにそれぞれ駆動機構を設けなければ
ならなかつた。又、開口部の開閉操作時には、前
述したように、カーテンシート巻取装置bと紐体
巻取装置eとの複雑な関連操作を必要とするた
め、装置全体が複雑となると共に、面倒な操作を
必要とする欠点があつた。
本考案は、上記の如き実状に鑑み創案されたも
のであつて、半円形状したドーム状開口部にガイ
ドレールを設け、該ガイドレールに案内されて移
動するカーテンフレームを所定間隔を存して複数
個並設し、上記カーテンフレーム間にはシート片
を張設して開口部を開閉する帯状カーテンシート
を形成すると共に、上記開口部の開閉方向一側下
端部にはカーテンシートの収納部を、他側下端部
にはカーテンシートの巻取装置を対設し、上記カ
ーテンシートの収納部側に臨ませて並設したカー
テンフレームを巻取装置側に臨ませて並設したカ
ーテンフレームより重く構成してあることによ
り、開口部を閉鎖する場合には、巻取装置を駆動
して納部からカーテンシートを繰出すだけでよ
く、開口部を開放する場合には、巻取装置のブレ
ーキ開放操作だけで、カーテンシートは自重によ
つて自動的に収納部に収納されることとなり、も
つて、開口部の開閉操作のためには巻取装置にの
み巻取駆動とブレーキ機構を設ければよい許りで
なく、開口部の開閉操作も単に巻取装置の巻取、
及びブレーキ開放操作によつて行うことができ、
全体構成を簡単にすると共に、操作を簡略化した
ドーム状屋根の開口部におけるカーテンシート装
置を提供せんとするものである。
本考案の構成を、図面に示された一実施例に基
いて説明すれば、1は天文台等に施工した半円形
状のドーム状屋根であつて、該屋根1の周方向全
域にはドーム状開口部2が適当間隔を存して開設
されている。3は上記開口部2を開閉する帯状の
カーテンシートであつて、該カーテンシート3
は、複数のシート片3aをカーテンフレーム4を
介して平板状に連結したものである。即ち、シー
ト片3aの連結側両端縁を折返し折曲して筒状部
3bを形成し、該筒状部3bをカーテンフレーム
4に形成された係合孔4aに遊嵌状に嵌合すると
共に、嵌合された筒状部3b内に係合杆体5を抜
き差し自在に挿入することによつて所定間隔を存
して複数個並設したカーテンフレーム4間にシー
ト3aが張設されるようになつている。
6は開口部2の対向した両側縁に装着されたガ
イドレールであつて、該ガイドレール6上を上記
カーテンフレーム4の両端に軸設されたガイドロ
ーラ7,7aが走行し、カーテンフレーム4がガ
イドレール6に案内されて移動するものである。
またガイドレール6のローラ走行面6aにはロー
ラ案内体6bがローラ走行面6a二分しており、
この二分されたローラ走行面6aには、カーテン
フレーム4に交互に軸設された内側ガイドローラ
7と外側ガイドローラ7aとが、走行するように
なつている。そして、ガイドレール6の両基端
部、即ち、ドーム状開口部2の開閉方向一側下端
部にはカーテンシート3の収納部8が形成されて
いるが、該収納部8は、ガイドレール6がそのま
ま延長された収納部主レール8aと、ドーム状屋
根1内側に分岐された収納部補助レール8bとか
ら構成されている。収納部補助レール8bは、そ
の分岐位置から次第に収納部主レール8aから離
間するように傾斜し、隣接するカーテンフレーム
4の対向間隔まで離間した後に収納部主レール8
aと平行となつており、しかも、分岐位置にはガ
イドレール6を走行する外側ガイドローラ7aを
収納部補助レール8b側に案内する案内突起8c
が突設されている。
9はワイヤ、ロープ等からなる繰出紐体であつ
て、該繰出紐体9の一端はカーテンシート3の繰
出側遊端縁に連結され、他端はドーム状屋根1内
に装備された収納部8とは反対側に位置する巻取
装置10に連結されていて、巻取装置10を介し
て繰出紐体9を巻取りあるいは繰出すことによ
り、カーテンシート3は開口部2を開閉するよう
になつている。11は繰出紐体9を支承する支承
杆である。
上記収納部8には、開口部全域を閉鎖し得る長
さのカーテンシート3が収納されているが、この
カーテンシート3を繰出して開口部2を閉鎖した
場合、カーテンシート3の収納部8側に臨ませて
並設したカーテンフレーム4,4……には、それ
ぞれ錘体12が固定されていて、巻取装置10側
に臨ませて並設されたカーテンフレーム4,4…
…より重量が重くなつており、カーテンシート3
には収納部8側に向つて移動しようとする力が作
用するようになつている。
また、シート片3aとガイドレール6とは適間
隔を存するようになつているが、シート片3aの
非連結側両側縁はガイドレール6側に向け折曲形
成されていて、その遊端縁はガイドレール6に当
接するようになつている。
次に、叙上の如く構成された本考案の作用につ
いて説明する。先ず、収納部8に収納されたカー
テンシート3を繰出し、開口部2を閉鎖するに
は、巻取装置10を駆動せしめて繰出紐体9を巻
取れば、巻取装置10とは反対側の収納部8にあ
るカーテンシート3が順次繰出されて開口部2を
閉鎖することができる。この場合、巻取装置10
を途中で停止すれば、カーテンシート3は一部繰
出された状態で開口部2の一部を閉鎖することに
なる。そこで、両側のカーテンシート3を前述の
操作によつていずれも一部繰出せば、開口部2は
両カーテンシート3の繰出側遊端縁間だけ開口し
たままで閉鎖されるから、カーテンシート3の繰
出量を相互に調節すれば、任意の位置に任意の長
さを開口したままで開口部2を閉鎖できるから、
天文台にこれを用いた場合、所定方向以外からの
光をカツトできるから、望遠鏡による観測が容易
となる。このことは、シート片3aの非連結側両
端縁が折曲しており、その遊端部3cはガイドレ
ール6に当接して外からの光をカツトできること
と相俟つて、従来にない精度の高い天文観測を可
能にするものである。
また、一方のカーテンシート3を収納部8に収
納したままで、他方のカーテンシート3を収納部
8から繰出して開口部2を全て閉鎖することもで
きるが、この繰出されたカーテンシート3を収納
部8に収納する時には、巻取装置10のブレーキ
を開放すれば繰出紐体9が順次繰出される。即
ち、収納部8側に臨ませて並設したカーテンフレ
ーム4,4……に、それぞれ錘体12を固定し
て、カーテンシート3には収納部8側に向つて移
動しようとする力が作用しているので、巻取装置
10のブレーキを開放することで繰出紐体9が繰
出されカーテンシート3は自重によつて収納部8
側に自動的に移動していく。そして、移動したカ
ーテンシート3は、カーテンフレーム4のうち内
側ガイドローラ7を軸設したものは、そのままガ
イドレール6のローラ走行面6aから、収納部主
レール8aを走行する一方、外側ガイドローラ7
aを軸設したものは、収納部補助レール8bの分
岐位置に設けた案内突起8cによつて収納部補助
レール8b側に案内されて走行することにより、
ジグザグ状に収納部8に収納されることとなり、
収納部8に動力源を全く必要とせずに、カーテン
シート3を確実に収納することができる。しか
も、収納操作は巻取装置9の巻取駆動だけで行な
われるから、操作も容易である。
また、カーテンシート3は、シート片3aをカ
ーテンフレーム4を介して連結したものである
が、係合杆体5の遊端部3bからの抜き差し操作
によつて簡単に着脱可能となるから、一部のシー
ト片3aのみを交換することができ、従つてシー
ト片3aが破損した場合等において交換作業が簡
単となる許りか、カーテンシート3全体の交換を
必要とせず便利である。
これを要するに、本考案は、半円形状をしたド
ーム状開口部にガイドレールを設け、該ガイドレ
ールに案内されて移動するカーテンフレームを所
定間隔を存して複数個並設し、上記カーテンフレ
ーム間にはシート片を張設して開口部を開閉する
帯状カーテンシートを形成すると共に、上記開口
部の開閉方向一側下端部にはカーテンシートの収
納部を、他側下端部にはカーテンシートの巻取装
置を対設し、上記カーテンシートの収納部側に臨
ませて並設したカーテンフレームを巻取装置側に
臨させて並設したカーテンフレームより重く構成
したことにより、開口部を閉鎖する場合には、巻
取装置を駆動させて収納部からカーテンシートを
繰出すだけでよく、開口部を開放する場合には、
巻取装置のブレーキを開放操作するだけでカーテ
ンフレームで自重によつて収納部に収納されるこ
ととなり、もつて、開口部の開閉操作のためには
巻取装置にのみ巻取駆動及びブレーキ開放機構を
設ければよく、開口部の開閉操作も単に巻取装置
のワンタツチ操作によつて行うことができ、全体
構成を簡単にできると共に、操作を簡略化するこ
とができるのである。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案に係るドーム状開口部における
カーテンシート装置の一実施例を示すものであつ
て、第1図はドーム状屋根の全体斜視図、第2図
は同上縦断面図、第3図、第4図はカーテンフレ
ームの断面図、第5図は要部縦断面図、第6図は
同上斜視図、第7図は従来例である。 図中、1はドーム状屋根、2は開口部、3はカ
ーテンシート、3aはシート片、3bは筒状部、
3cは遊端部、4はカーテンフレーム、4aは係
合孔、5は係合杆体、6はガイドレール、6aは
ローラ走行面、6bはローラ案内体、7は内側ガ
イドローラ、7aは外側ガイドローラ、8は収納
部、8aは収納部主レール、8bは収納部補助レ
ール、8cは案内突起、9は繰出紐体、10は巻
取装置、11は支持杆、12は錘体である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 半円形状をしたドーム状開口部にガイドレール
    を設け、該ガイドレールに案内されて移動するカ
    ーテンフレームを所定間隔を存して複数個並設
    し、上記カーテンフレーム間にはシート片を張設
    して開口部を開閉する帯状カーテンシートを形成
    すると共に、上記開口部の開閉方向一側下端部に
    はカーテンシートの収納部を、他側下端部にはカ
    ーテンシートの巻取装置を対設し、上記カーテン
    シートの収納部側に臨ませて並設したカーテンフ
    レームを巻取装置側に臨ませて並設したカーテン
    フレームより重く構成してあることを特徴とする
    ドーム状開口部におけるカーテンシート装置。
JP3627280U 1980-03-19 1980-03-19 Expired JPS6134405Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP3627280U JPS6134405Y2 (ja) 1980-03-19 1980-03-19

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3627280U JPS6134405Y2 (ja) 1980-03-19 1980-03-19

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Publication Number Publication Date
JPS56139719U JPS56139719U (ja) 1981-10-22
JPS6134405Y2 true JPS6134405Y2 (ja) 1986-10-07

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JP3627280U Expired JPS6134405Y2 (ja) 1980-03-19 1980-03-19

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0684699B2 (ja) * 1987-07-06 1994-10-26 株式会社フジタ シ−ト状屋根の展張装置

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Publication number Publication date
JPS56139719U (ja) 1981-10-22

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