JP2021095807A - シャッター装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】コスト低減が可能であるとともに容易に設置できるシャッター装置を提供する。【解決手段】門幅方向に延びる棒状をなす横骨2と、門幅方向に交差する鉛直方向に、横骨2と離れて配置された横梁10と、横骨2と横梁10の間に配置される中間骨3と、鉛直方向に延びて、横骨2に第一端が支持された線状部材4と、可撓性を有して横骨2と中間骨3と横梁10との間の隙間を塞ぐように網状部材5と、中間骨3の外周面を覆うとともに網状部材5に接続され、網状部材5を中間骨3に支持させる接続部材6と、第一端とは反対側の線状部材4における第二端を支持し、鉛直方向へ線状部材4を横骨2とともに進退動作させる駆動部7と、を備えている。【選択図】図2
Description
本発明は、シャッター装置に関する。
従来、工事現場、工場、倉庫の通路入口、および建物の入口には、部外者の侵入防止や安全性の確保を目的としてシャッターが設けられている。
シャッターとしては一般に膜状のシートシャッターが知られているが、シートシャッターは破れ易く強度が十分ではないため、部外者の侵入等を防止する機能が十分ではない。さらにシートシャッターは空気を遮断するため、強風時には強い風圧によって破損する可能性があり、特に高所の工事現場等、風の強い場所で使用する際には安全性の不安がある。そこで特許文献1に記載されているように、防犯性や安全性に優れた金網製のシャッターが発明されている。
ここで特許文献1に記載された金網製のシャッターでは、引上ガイド部材の上下に設けた連結軸を金網に挿通させ、引上ガイド部材から延びる腕によって連結軸と引上ガイド部材とを接続することで引上ガイド部材へ金網を支持している。このため特許文献1に記載された金網製のシャッターでは部品点数が多くなってしまい、コストを抑えることが難しいだけでなく、シャッターを設置する現地での作業に手間を要してしまう。
本発明はこのような実情に鑑み、コスト低減が可能であるとともに容易に設置可能なシャッター装置を提供する。
(1)本発明の一態様に係るシャッター装置は、第一方向に延びる棒状をなす横骨と、前記第一方向に交差する第二方向に、前記横骨と離れて配置された横梁と、前記横骨と前記横梁との間に配置されて、前記第一方向に延びる棒状をなす中間骨と、前記第二方向に延びて、前記横骨に第一端が連結されて該横骨を前記第二方向に牽引可能な線状部材と、可撓性を有して前記横骨と前記中間骨と前記横梁との間の隙間を塞ぐように前記横骨、前記中間骨および前記横梁に支持された網状部材と、前記中間骨の外周面を覆うとともに前記網状部材に接続され、前記網状部材を前記中間骨に支持させる接続部材と、前記第一端とは反対側の前記線状部材における第二端を支持し、前記第二方向へ前記線状部材を前記横骨とともに進退動作させる駆動部と、を備えている。
(2)また、前記接続部材は、前記網状部材と同一の材料によって網状に形成された網状シートであってもよい。
(3)また、前記接続部材は、前記線状部材が前記第二方向に通過する位置を除く前記第一方向の複数の領域にそれぞれ配置されることで、前記中間骨を覆っていても良い。
(4)また、前記接続部材の前記第一方向の端縁と、前記網状部材の前記第一方向の端縁とが同じ位置に配置され、前記横骨には、前記接続部材の前記端縁および前記網状部材の前記端縁に第一方向から接触するずれ止め部材が固定されていてもよい。
(5)また、前記接続部材は、前記第一方向から視た場合にU字形状となる部分筒であり、該部分筒の内部に前記中間骨が配置された状態で、該U字形状の一端及び他端のそれぞれが前記網状部材に結合されていても良い。
(6)また、前記中間骨は、前記第二方向から見て前記横骨に重なる位置に設けられ、前記中間骨には前記線状部材が通過可能な貫通孔が形成され、前記線状部材は、前記貫通孔に挿通されて前記中間骨に対して前記第二方向に相対移動可能に設けられてもよい。
(7)また、前記中間骨には、前記貫通孔の孔の軸方向に沿うガイド孔を有するスリーブが設けられていてもよい。
(8)また、前記中間骨は、前記第二方向に並んで複数設けられると共に、前記第二方向に延びるガイドレールをさらに備え、前記中間骨の端部には前記ガイドレールに案内されるとともに、前記中間骨よりも大径のガイドローラが設けられ、前記第二方向に隣接する前記中間骨における前記ガイドローラ同士が、前記第一方向においてずれていてもよい。
(9)また、前記横骨と前記横梁との間で前記第二方向に延びて前記網状部材に設けられ、前記第一方向および前記第二方向に交差する第三方向へ前記網状部材を付勢する力を発生可能な弾性部材が、前記第一方向に間隔をあけて複数設けられていてもよい。
(10)また、前記網状部材は、前記第一方向に複数に分離して設けられた複数の網体と、前記複数の網体同士を前記第一方向に結合する結合部材と、を有してもよい。
(11)また、前記横梁における前記第一方向の端部から前記第二方向に前記横骨側に向かって延びる支柱をさらに備え、前記支柱には、構造物に固定可能なブラケットが設けられていてもよい。
(12)また、前記横梁における前記第一方向の端部から前記第二方向に前記横骨側に向かって延びる支柱をさらに備え、前記支柱には、足場用単管パイプと同径となる設置用柱が設けられていてもよい。
上記態様に係るシャッター装置によれば、コスト低減が可能であるとともに容易に設置可能である。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。図1〜図7は本発明を実施する形態の一例である。シャッター装置100は工場等の通路の開口を閉塞したり開放したりする。
(全体構成)
図1に示すようにシャッター装置100は、枠体1と、枠体1に設けられた横骨2および中間骨3と、横骨2および中間骨3に接続された線状部材4と、横骨2および中間骨3に支持された網状部材5と、網状部材5を横骨2および中間骨3に支持させる接続部材6と、線状部材4を動作させる駆動部7とを備えている。なお、本実施形態では、シャッター装置100の全体の幅方向を「門幅方向」と称し、シャッター装置100の門幅方向と鉛直方向の双方に直交する方向を「門奥行方向」と称する。
図1に示すようにシャッター装置100は、枠体1と、枠体1に設けられた横骨2および中間骨3と、横骨2および中間骨3に接続された線状部材4と、横骨2および中間骨3に支持された網状部材5と、網状部材5を横骨2および中間骨3に支持させる接続部材6と、線状部材4を動作させる駆動部7とを備えている。なお、本実施形態では、シャッター装置100の全体の幅方向を「門幅方向」と称し、シャッター装置100の門幅方向と鉛直方向の双方に直交する方向を「門奥行方向」と称する。
(枠体)
枠体1は、水平面上で門幅方向(第一方向)に延びる横梁10と、横梁10の門幅方向の両端から鉛直方向(第二方向)の下方に延びる支柱11とを有している。すなわち本実施形態では、枠体1は門形になっている。各々の支柱11には例えば円柱状をなす設置用柱15が、鉛直方向に固定されている。この設置用柱15は、足場用の単管パイプと同径となっており、その直径は、JIS G 3444によって規定されており、48.6mmとなっている。従って、この設置用柱15に対して、いわゆる二連クランプとなるブラケット16を設けることで、例えば本実施形態のシャッター装置100が設置される工事現場における仮設の骨組み等の構造物X(例えば単管パイプ)に対して、支柱11(設置用柱15)を固定可能となっている。なお設置用柱15は必ずしも設けられなくともよく、支柱11に対して、足場用の単管パイプを保持可能な単クランプとなるブラケット16を直接設けて、構造物X(例えば単管パイプ)に支柱11を固定してもよい。
枠体1は、水平面上で門幅方向(第一方向)に延びる横梁10と、横梁10の門幅方向の両端から鉛直方向(第二方向)の下方に延びる支柱11とを有している。すなわち本実施形態では、枠体1は門形になっている。各々の支柱11には例えば円柱状をなす設置用柱15が、鉛直方向に固定されている。この設置用柱15は、足場用の単管パイプと同径となっており、その直径は、JIS G 3444によって規定されており、48.6mmとなっている。従って、この設置用柱15に対して、いわゆる二連クランプとなるブラケット16を設けることで、例えば本実施形態のシャッター装置100が設置される工事現場における仮設の骨組み等の構造物X(例えば単管パイプ)に対して、支柱11(設置用柱15)を固定可能となっている。なお設置用柱15は必ずしも設けられなくともよく、支柱11に対して、足場用の単管パイプを保持可能な単クランプとなるブラケット16を直接設けて、構造物X(例えば単管パイプ)に支柱11を固定してもよい。
図3に示すように支柱11の鉛直方向に直交する断面はU字状をなしている。また、図2(A)、図2(B)に示すように、支柱11の内部の下端にはストッパー18が設けられている。このストッパー18は、板状部材の上端から下方に向かって凹むU字状溝18aが下方に向かって形成された部材である。このストッパー18のU字状溝18aへ、後述する横骨2に設けられた係合部25が入り込んだ状態で、ピン19がU字状溝18aの開口を塞ぐことで、横骨2を支柱11の下部に係止する。ピン19は支柱11の下端に設けられたアクチュエータ等を有する駆動装置21によって鉛直方向および門幅方向に交差する門奥行方向(第三方向)に進退可能となっている。
また支柱11内には、鉛直方向に延びて門奥行方向を向くガイド面22aを有するガイドレール22が設けられている。
(横骨)
横骨2は門幅方向に延びる棒状をなしている。横骨2は例えば断面円形状の金属製の中空パイプ等である。図3および図4に示すように横骨2の門幅方向の両端には、横骨2における門幅方向に延びる中心軸線O1を中心として、横骨2に対して相対回転可能なガイドローラ27が設けられている。ガイドローラ27は横骨2の両端から、門幅方向の外側に延びるように設けられた係合部25を介して横骨2に設けられている。係合部25は横骨2と同軸上に設けられ、係合部25の外径は横骨2の外径に比べて小さい。ガイドローラ27は支柱11内のガイドレール22のガイド面22aに接触し、転動可能となっている。これによりガイドローラ27はガイドレール22のガイド面22aによって鉛直方向に案内される。
横骨2は門幅方向に延びる棒状をなしている。横骨2は例えば断面円形状の金属製の中空パイプ等である。図3および図4に示すように横骨2の門幅方向の両端には、横骨2における門幅方向に延びる中心軸線O1を中心として、横骨2に対して相対回転可能なガイドローラ27が設けられている。ガイドローラ27は横骨2の両端から、門幅方向の外側に延びるように設けられた係合部25を介して横骨2に設けられている。係合部25は横骨2と同軸上に設けられ、係合部25の外径は横骨2の外径に比べて小さい。ガイドローラ27は支柱11内のガイドレール22のガイド面22aに接触し、転動可能となっている。これによりガイドローラ27はガイドレール22のガイド面22aによって鉛直方向に案内される。
図4に示すように横骨2には、横骨2の外周面から鉛直方向の上方に突出するスリーブ支持部30と、スリーブ支持部30に支持されたスリーブ31とが設けられている。スリーブ支持部30は例えば金属製の部材であって、横骨2の外周面に溶接等で固定されている。図5および図6に示すように、スリーブ支持部30には鉛直方向に貫通するスリーブ挿入孔30aが設けられている。
スリーブ31は鉛直方向に延びる例えば樹脂製の部材である。スリーブ31はスリーブ支持部30におけるスリーブ挿入孔30aに挿入されてスリーブ支持部30に支持されている。スリーブ31には鉛直方向に貫通するガイド孔31aが形成されている。横骨2には、ガイド孔31aと鉛直方向に並ぶように、鉛直方向に横骨2の外周面を貫通して上方のみに開口する貫通孔2aが形成されている。貫通孔2aの内径は、ガイド孔31aの内径よりも若干大きい。本実施形態では貫通孔2aは横骨2の中心(軸線O1)を通って鉛直方向に延びる仮想線上に配置されている。スリーブ支持部30およびスリーブ31は、門幅方向に間隔をあけて複数が設けられている。例えば本実施形態では、スリーブ支持部30およびスリーブ31は等間隔に三個設けられている。
また横骨2には、ガイドローラ27よりも門幅方向の内側に配置されて、後述する網状部材5における門幅方向の両端縁5a、および接続部材6における門幅方向の両端縁6aに対して門幅方向の外側から接触するずれ止め部材33が設けられている。ずれ止め部材33はリング状をなしており、横骨2を挿通させた状態で横骨2に固定されている。
(中間骨)
図1、図2(A)、および図2(B)に戻って、中間骨3は、横骨2と同様に門幅方向に延びる棒状をなしており、例えば断面円形状の金属製の中空パイプ等である。中間骨3は、横骨2に対して鉛直方向の上方に複数(本実施形態では五本)が配置されている。横骨2および複数の中間骨3は鉛直方向に並んで配置されている。すなわち横骨2および複数の中間骨3は鉛直方向から見て互いに重なる位置に設けられている。
図1、図2(A)、および図2(B)に戻って、中間骨3は、横骨2と同様に門幅方向に延びる棒状をなしており、例えば断面円形状の金属製の中空パイプ等である。中間骨3は、横骨2に対して鉛直方向の上方に複数(本実施形態では五本)が配置されている。横骨2および複数の中間骨3は鉛直方向に並んで配置されている。すなわち横骨2および複数の中間骨3は鉛直方向から見て互いに重なる位置に設けられている。
図2(A)に示すように横骨2が鉛直方向の最も下部に配置されている状態では、横骨2および複数の中間骨3は、鉛直方向に間隔をあけて配置される。本実施形態では横骨2と、この横骨2に隣接する中間骨3との間隔、および、鉛直方向に隣接する中間骨3同士の間隔は、上方に向かって徐々に大きくなっていく。
図3および図4に示すように中間骨3の門幅方向の両端には、中間骨3における門幅方向に延びる中心軸線O2を中心として、中間骨3に対して相対回転可能なガイドローラ27が設けられている。ガイドローラ27は中間骨3の両端から門幅方向の外側に延びるように、中間骨3と一体に、中間骨3と同軸且つ同径で設けられた延長部35を介して、中間骨3に設けられている。
図4に示すように最も下部の中間骨3に設けられたガイドローラ27は、横骨2に設けられたガイドローラ27と門幅方向においてずれた位置に設けられている。具体的には中間骨3のガイドローラ27は、横骨2のガイドローラ27に対して門幅方向の内側に設けられている。よってこれらのガイドローラ27同士が鉛直方向に対向しないように設けられている。
また本実施形態では、中間骨3は鉛直方向に並んで、鉛直方向から見て互いに重なる位置に複数設けられている。そして鉛直方向に隣接する中間骨3におけるガイドローラ27同士が、門幅方向にずれた位置に設けられている。この結果、鉛直方向に隣接するすべてのガイドローラ27同士が鉛直方向に対向せず、門幅方向に互い違いに配置されている。
図4に示すように中間骨3には、横骨2と同様に中間骨の外周面から鉛直方向の上方に突出するスリーブ支持部30と、スリーブ支持部30に支持されたスリーブ31とが設けられている。中間骨3には、ガイド孔31aと鉛直方向に並ぶように、鉛直方向に中間骨3の外周面を貫通して中間骨3の上方および下方に開口する貫通孔3aが形成されている。本実施形態では貫通孔3aは中間骨3の中心(軸線O2)を通って鉛直方向に延びる仮想線上に配置されている。
中間骨3においても、スリーブ支持部30およびスリーブ31は門幅方向に間隔をあけて複数が設けられている。また中間骨3に設けられたスリーブ支持部30およびスリーブ31は、横骨2に設けられたスリーブ支持部30およびスリーブ31と門幅方向に同じ位置に配置され、鉛直方向から見て横骨2に設けられたスリーブ支持部30およびスリーブ31と重なる位置に設けられている。本実施形態では、横骨2の軸線O1およびすべての中間骨3の軸線O2が一直線上に並ぶように横骨2および中間骨3が配置されている。
また各々の中間骨3には、横骨2と同様に、ガイドローラ27よりも門幅方向の内側で、後述する網状部材5における門幅方向の両端縁5aおよび接続部材6における門幅方向の両端縁5aに対して門幅方向の外側から接触するずれ止め部材33が設けられている。ずれ止め部材33は中間骨3を挿通させた状態で中間骨3に固定されている。
(線状部材)
図4から図6に示すように線状部材4は、例えばワイヤーやロープ等である。線状部材4は、本実施形態では門幅方向に間隔をあけて複数(三本)が設けられている。各々の線状部材4はスリーブ31のガイド孔31a、横骨2の貫通孔2a、中間骨3の貫通孔3aを通過して設けられている。よって線状部材4は横骨2の軸線O1、および中間骨の軸線O2を通過する仮想線上に配置されて鉛直方向に延びている。線状部材4の外径は、これらガイド孔31aおよび貫通孔2a、3aの内径よりも若干小さい。
図4から図6に示すように線状部材4は、例えばワイヤーやロープ等である。線状部材4は、本実施形態では門幅方向に間隔をあけて複数(三本)が設けられている。各々の線状部材4はスリーブ31のガイド孔31a、横骨2の貫通孔2a、中間骨3の貫通孔3aを通過して設けられている。よって線状部材4は横骨2の軸線O1、および中間骨の軸線O2を通過する仮想線上に配置されて鉛直方向に延びている。線状部材4の外径は、これらガイド孔31aおよび貫通孔2a、3aの内径よりも若干小さい。
線状部材4の第一端(下端)4aには抜け止め部材40が設けられている。線状部材4が横骨2の貫通孔2aに挿通された状態で、線状部材4の第一端4aが抜け止め部材40によって横骨2に固定されている。例えば横骨2が中空のパイプである場合には、横骨2の内側から線状部材4の第一端4aに抜け止め部材40が設けられることで線状部材4が横骨2に固定される。線状部材4の第二端(上端)4bは、枠体1における横梁10の内部に配置されている。
(駆動部)
図5および図6に示すように駆動部7は、枠体1における横梁10内に設けられている。駆動部7は、線状部材4の第二端4bを支持するとともに線状部材4の第一端4aを鉛直方向に進退させる。例えば本実施形態では駆動部7はドラムを有する電動リールである。線状部材4が上記のドラムに巻き取られることで駆動部7が線状部材4の第一端4aを上昇させ、線状部材4が上記のドラムから引き出されることで駆動部7が線状部材4の第一端4aを下降させる。よって駆動部7は、線状部材4によって横骨2を上昇させたり下降させたりする。
図5および図6に示すように駆動部7は、枠体1における横梁10内に設けられている。駆動部7は、線状部材4の第二端4bを支持するとともに線状部材4の第一端4aを鉛直方向に進退させる。例えば本実施形態では駆動部7はドラムを有する電動リールである。線状部材4が上記のドラムに巻き取られることで駆動部7が線状部材4の第一端4aを上昇させ、線状部材4が上記のドラムから引き出されることで駆動部7が線状部材4の第一端4aを下降させる。よって駆動部7は、線状部材4によって横骨2を上昇させたり下降させたりする。
(網状部材)
図1に戻って網状部材5は、横骨2が最も下部に配置された状態で門幅方向および鉛直方向に広がる平板状をなしている。網状部材5は可撓性を有し、鉛直方向に折り曲げ可能となっている。網状部材5は、横骨2と中間骨3との間、および、中間骨3同士の間の隙間を塞ぐように設けられている。網状部材5における門奥行方向の裏面側に、横骨2および中間骨3が配置されている。なお、ここでは網状部材5において、中間骨3が配置される面を裏面、その反対側を表面と定義するが、反対に定義されても良い。網状部材5の上部は、枠体1における横梁10に設けられた支持部材42を介して横梁10に支持されて吊り下げられている。網状部材5の下部は、横骨2と係合している。従って、網状部材5は、鉛直方向に沿って1枚のシートで構成されており、鉛直方向に複数に分割されていない。以上の構成により、網状部材5と、少なくとも複数の中間骨3は、互いに接触しながらも門奥行方向にオフセットされる。本実施形態では網状部材5は例えば金網であるが、材質は特に限定されるものではなく、樹脂製の網等であってもよい。
図1に戻って網状部材5は、横骨2が最も下部に配置された状態で門幅方向および鉛直方向に広がる平板状をなしている。網状部材5は可撓性を有し、鉛直方向に折り曲げ可能となっている。網状部材5は、横骨2と中間骨3との間、および、中間骨3同士の間の隙間を塞ぐように設けられている。網状部材5における門奥行方向の裏面側に、横骨2および中間骨3が配置されている。なお、ここでは網状部材5において、中間骨3が配置される面を裏面、その反対側を表面と定義するが、反対に定義されても良い。網状部材5の上部は、枠体1における横梁10に設けられた支持部材42を介して横梁10に支持されて吊り下げられている。網状部材5の下部は、横骨2と係合している。従って、網状部材5は、鉛直方向に沿って1枚のシートで構成されており、鉛直方向に複数に分割されていない。以上の構成により、網状部材5と、少なくとも複数の中間骨3は、互いに接触しながらも門奥行方向にオフセットされる。本実施形態では網状部材5は例えば金網であるが、材質は特に限定されるものではなく、樹脂製の網等であってもよい。
また網状部材5には、線状部材4に干渉しない位置で、横骨2と、この横骨2の上方に隣接する中間骨3との間、および上下方向に隣接する一対の中間骨3同士の間に配置された弾性部材43が設けられている。弾性部材43は例えばコイルばね等であって、鉛直方向に延びて網状部材5の内部に編み込まれる(図8(A)の写真参照)。なお、弾性部材43は、網状部材5の表面または裏面に接続(固定)されていても良い。弾性部材43は門奥行方向に網状部材5を付勢する弾性力を発生可能である。従って、図8(B)に示すように、網状部材5が折り畳まれる際に、一緒に曲げられる弾性部材43の抗力(復元力)によって、網状部材5を曲面状に湾曲させることができる。同時に、折り畳まれた後の網状部材5を伸長させる際に、弾性部材43の復元力によって、網状部材5を平面状に復帰させることができる(図8(A)参照)。
(接続部材)
図4に示すように接続部材6は網状シートであって、網状部材5の裏面側に配置されている。図5および図6に示すように接続部材6は、断面U字形状に湾曲して、その内部によって、横骨2および中間骨3の外周面を覆うとともに、横骨2および中間骨3の各々における上方と下方とで網状部材5に接続されている。従って、図9の写真に示すように、中間骨3を覆う接続部材6の上側端縁6aは、中間骨3の上側近傍において門幅方向に延びており、波状に屈曲する連結用の針金材6xによって、網状部材5に対して門幅方向に沿って複数個所で編み込まれる。接続部材6の下側端縁6bは、中間骨3の下側近傍において門幅方向に延びており、連結用の針金材6xによって、網状部材5に対して門幅方向に沿って複数個所で編み込まれる。また接続部材6は、横骨2のスリーブ支持部30およびスリーブ31に干渉しない領域で門幅方向に間隔をあけて複数設けられている。例えば網状部材5が金網である場合には、接続部材6に網状部材と同じ金網を使用してもよいし、針金等で接続部材6を形成してもよい。また接続部材6は網状シートではなく布製のシートであってもよい。なお、本実施形態の接続部材6のように、門幅方向に延びる断面U字形状の部分筒状で構成することで、図9の写真に示すように、網状部材5に対して接続される複数の接点Tの門幅方向の間隔を、5cm以下にすることが好ましく、より望ましくは3cm以下とする。上側端縁6a及び下端縁6bに形成される多数の接点Tによって、そこに作用する負荷を分散させることができるので、折り畳み時における網状部材5の線材の変形を抑制できる。
図4に示すように接続部材6は網状シートであって、網状部材5の裏面側に配置されている。図5および図6に示すように接続部材6は、断面U字形状に湾曲して、その内部によって、横骨2および中間骨3の外周面を覆うとともに、横骨2および中間骨3の各々における上方と下方とで網状部材5に接続されている。従って、図9の写真に示すように、中間骨3を覆う接続部材6の上側端縁6aは、中間骨3の上側近傍において門幅方向に延びており、波状に屈曲する連結用の針金材6xによって、網状部材5に対して門幅方向に沿って複数個所で編み込まれる。接続部材6の下側端縁6bは、中間骨3の下側近傍において門幅方向に延びており、連結用の針金材6xによって、網状部材5に対して門幅方向に沿って複数個所で編み込まれる。また接続部材6は、横骨2のスリーブ支持部30およびスリーブ31に干渉しない領域で門幅方向に間隔をあけて複数設けられている。例えば網状部材5が金網である場合には、接続部材6に網状部材と同じ金網を使用してもよいし、針金等で接続部材6を形成してもよい。また接続部材6は網状シートではなく布製のシートであってもよい。なお、本実施形態の接続部材6のように、門幅方向に延びる断面U字形状の部分筒状で構成することで、図9の写真に示すように、網状部材5に対して接続される複数の接点Tの門幅方向の間隔を、5cm以下にすることが好ましく、より望ましくは3cm以下とする。上側端縁6a及び下端縁6bに形成される多数の接点Tによって、そこに作用する負荷を分散させることができるので、折り畳み時における網状部材5の線材の変形を抑制できる。
(折り畳み方法)
次に図4から図6を参照して網状部材5の折り畳み方法について説明する。
図5に示すように、横骨2が最も下方に配置されて横骨2と複数の中間骨3とが鉛直方向に間隔をあけて並んで配置された状態となると、網状部材5が鉛直方向および門幅方向に広がる平板状となって広げられ、網状部材5が開いた状態(以降、開状態とする)となる。
次に図4から図6を参照して網状部材5の折り畳み方法について説明する。
図5に示すように、横骨2が最も下方に配置されて横骨2と複数の中間骨3とが鉛直方向に間隔をあけて並んで配置された状態となると、網状部材5が鉛直方向および門幅方向に広がる平板状となって広げられ、網状部材5が開いた状態(以降、開状態とする)となる。
その後、駆動部7によって線状部材4を駆動し、線状部材4とともに横骨2を上方に引き上げると、図6に示すように網状部材5が鉛直方向に折り畳まれた状態(以降、収納状態とする)となる。この際、線状部材4と中間骨3とが鉛直方向に相対移動し、横骨2に設けられたスリーブ31が、中間骨3の下方から中間骨3に接触する。また、中間骨3に設けられたスリーブ31は、鉛直方向の上方に隣接する中間骨3に下方から接触する。そして横骨2と中間骨3との間隔、および中間骨3同士の間隔が狭くなる。収納状態となった網状部材5の下端には複数の折り返し部5bが形成される。本実施形態ではこれら複数の折り返し部5bが横骨2の下方で略同じ鉛直方向の位置に配置されるように、横骨2と中間骨3との間隔、中間骨3同士の間隔が設定されている。なお、図6の収納状態における折り返し部5bは、模式的に示したものであり、実際には、弾性部材43が網状部材5の内部に鉛直方向に編み込まれるので、図8(A)の写真に示されるように、折り返し部5bは適度に湾曲した状態となる。さらに、網状部材5が収納状態となると、スリーブ31によって形成される横骨2と中間骨3との間隔、および中間骨3同士の間隔に起因して、網状部材5における折り畳まれた部分同士が、横骨2および中間骨3に接続される基部5cの位置で鉛直方向に隙間Sを空けて配置される。すなわち基部5同士が鉛直方向に直接接触せずに、離れて配置される(図6参照)。
また網状部材5が開状態から収納状態となると、図4に示すように横骨2のガイドローラ27と、中間骨3のガイドローラ27とが近接し、門幅方向から見て各々のガイドローラ27の一部同士が重なった状態となる。また網状部材5が開状態から収納状態となると、隣接する中間骨3のガイドローラ27同士も近接し、門幅方向から見て各々のガイドローラ27の一部同士が重なった状態となる。
(作用効果)
以上説明した上記シャッター装置100では、網状部材5を支持するとともに網状部材5を開状態から収納状態へ動作させるための横骨2および中間骨3が、網状部材5に対して接続部材6によって固定されている。よって横骨2および中間骨3が単なるパイプであっても、横骨2および中間骨3を接続部材6で覆って、接続部材6を網状部材5に引っ掛けるようにして接続するだけで、容易に横骨2および中間骨3によって網状部材5を支持することが可能である。このため、シャッター装置100を現場で容易に設置できる。
以上説明した上記シャッター装置100では、網状部材5を支持するとともに網状部材5を開状態から収納状態へ動作させるための横骨2および中間骨3が、網状部材5に対して接続部材6によって固定されている。よって横骨2および中間骨3が単なるパイプであっても、横骨2および中間骨3を接続部材6で覆って、接続部材6を網状部材5に引っ掛けるようにして接続するだけで、容易に横骨2および中間骨3によって網状部材5を支持することが可能である。このため、シャッター装置100を現場で容易に設置できる。
さらに、接続部材6として網状部材5と同じ材料を用いた網状シートを網状部材5に接続するのみで、横骨2および中間骨3によって網状部材5を支持することができるため、横骨2および中間骨3に網状部材5を固定するための部材を別途、溶接等で設ける必要がなく、製造コストを削減することができる。更に接続部材6が、断面U字形状となる部分筒構造となっており、門幅方向に沿って網状部材5と結合されるので、接続部材6と網状部材5の接点に作用する応力を分散させることで、針金素材の変形を抑制でき、長寿命化を達成できる。
また接続部材6は、線状部材4が横骨2および中間骨3に接続される位置、すなわちスリーブ支持部30およびスリーブ31が設けられた位置を除く領域に設けられているので、線状部材4を横骨2の貫通孔2aおよび中間骨3の貫通孔3aに挿通させる際に、接続部材6が作業の邪魔にならず、シャッター装置100を設置する作業を容易化できる。
また横骨2および中間骨3には、ずれ止め部材33が設けられている。このため、網状部材5と横骨2、および、網状部材5と中間骨3とが門幅方向に相対移動してしまい、網状部材5が折り畳まれる動作に不具合が発生してしまうことを回避できる。
さらに線状部材4は、横骨2の軸線O1および中間骨3の軸線O2を通過する仮想線上に延びている。このため、網状部材5を収納状態とするために線状部材4の第一端4aが引き上げられると、横骨2や、複数の中間骨3が鉛直方向に真っすぐに並び、横骨2とすべての中間骨3とを鉛直方向から見て重なるように配置することができる。したがって網状部材5が収納状態となった際に、シャッター装置100の門奥行方向の寸法を極めてコンパクトにすることができる。すなわち、収納状態において、複数の中間骨3等を門奥行方向に互いにずらす必要がなくなるという利点がある。
また、網状部材5が開状態となった際には、ガイドローラ27同士が門幅方向から見て重なる位置に配置される。したがって、収納状態において横骨2をより高い位置に配置でき、収納状態で、シャッター装置100が設置される通路の開口をより大きく開くことができる。
また、横骨2および中間骨3にはスリーブ31が設けられている。よって線状部材4が繰り返し鉛直方向に進退動作する際に、線状部材4がスリーブ31のガイド孔31aに案内される。このため、スリーブ31が設けられていない場合に比べて横骨2の貫通孔2aおよび中間骨3の貫通孔3aの内面に線状部材4が直接接触してしまう可能性を低減できる。よって、線状部材4の摩耗による損傷を少なくし、耐久性の向上が可能である。
また、網状部材5が、横骨2や中間骨3に対して門奥行方向にオフセットしているので、収納状態となって折り畳まれた際に、網状部材5が、鉛直方向に隣接する中間骨3同士の間に挟まれないで済む。結果、網状部材5の線材の変形を抑制できると共に、中間骨3同士を接近させることができ、コンパクトな収納を実現できる。また、図6に示すように網状部材5が横骨2や中間骨3に対して門奥行方向にオフセットし、かつ網状部材5の基部5c同士の間にはスリーブ31が設けられていることで隙間Sが形成されている。このため、網状部材5の折り畳まれた部分同士が鉛直方向に直接接触せず、収納状態となった際に網状部材5が押し付けられて塑性変形してしまうことを回避できる。更に、収納状態となって折り畳まれた際には、樹脂素材となるスリーブ31が、このスリーブ31の上方にある中間骨3の下部に接触することになる。よって横骨2と中間骨3と、および中間骨3同士が直接接触してしまうことがなくなり、横骨2および中間骨3が直接接触することによる金属同士の接触音や損傷を抑制することができる。
また弾性部材43によって網状部材5を門奥行方向に付勢することができ、網状部材5に対してある程度の剛性を与えることができる。このため開状態にある網状部材5が風等で撓んでしまうことを回避できるとともに、網状部材5が収納状態となった際には、弾性部材43が弾性変形しつつ網状部材5が折り畳まれるため、網状部材5が予期しない形状に折り畳まれることがない。すなわち横骨2と中間骨3との間、および隣接する中間骨3同士の間で、網状部材5が規則正しく折り畳まれる。よって収納状態で、シャッター装置100が設置される通路の開口を大きく開くことができる。
また、枠体1の支柱11には予めブラケット16が設けられているため、シャッター装置100を設置する際には、仮設の骨組み等の構造物Xに対してネジ止め等で、容易に支柱11を固定できる。よってシャッター装置100の設置が容易となる。
〔実施形態の変形例〕
ここで上記実施形態では、図7に示すように網状部材5が門幅方向に複数に分割されて複数の網体50を有していてもよい。また網状部材5は、これら複数の網体50同士を門幅方向に結合する結合部材51をさらに有している。結合部材51は布製のシートであってもよいし、網状部材5と同じ材料で形成された網状シートであってもよく、網体50同士の隙間を埋めるものであれば材質は限定されないが、網体50および結合部材51ともに可撓性を有し、鉛直方向に折り畳み可能となっている。
ここで上記実施形態では、図7に示すように網状部材5が門幅方向に複数に分割されて複数の網体50を有していてもよい。また網状部材5は、これら複数の網体50同士を門幅方向に結合する結合部材51をさらに有している。結合部材51は布製のシートであってもよいし、網状部材5と同じ材料で形成された網状シートであってもよく、網体50同士の隙間を埋めるものであれば材質は限定されないが、網体50および結合部材51ともに可撓性を有し、鉛直方向に折り畳み可能となっている。
本変形例によれば、シャッター装置100を設置する通路の開口が門幅方向に大きな寸法を有していても、シャッター装置100を設置する際には網状部材5を分割して現場へ搬入できる。また、シャッター装置100を撤去する際には網状部材5を分割して現場から搬出できる。よってシャッター装置100の設置作業および撤去作業の容易化が可能である。この際、横梁10や、横骨2および中間骨3等も、門幅方向に複数に分割可能とすることが好ましい。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、上記実施形態おける各構成及びそれらの組み合わせ等は一例であり、本発明の趣旨から逸脱しない範囲内で、構成の付加、省略、置換、およびその他の変更が可能である。また、本発明は実施形態によって限定されることはなく、特許請求の範囲によってのみ限定される
例えば、上記実施形態ではシャッター装置100が鉛直方向に折り畳まれる場合を想定しているが、例えば水平方向に折り畳まれるようにしてもよい。すなわちシャッター装置100が、横骨2および中間骨3が水平方向に移動するような構造になっていてもよい。
また、シャッター装置100は必ずしも中間骨3を有していなくともよい。また網状部材5が折り畳まれて収納状態となった際には、横骨2の軸線O1と中間骨3の軸線O2とが必ずしも一直線上に並ばず、横骨2と中間骨3とが門奥行方向に若干ずれた位置に配置されてもよい。
またスリーブ支持部30およびスリーブ31は必ずしも設けられなくともよい。ガイドローラ27や弾性部材43も必須ではない
本発明のシャッター装置によれば、コスト低減が可能であるとともに容易に設置できる。
1 枠体
2 横骨
3 中間骨
4 線状部材
5 網状部材
6 接続部材
7 駆動部
100 シャッター装置
2 横骨
3 中間骨
4 線状部材
5 網状部材
6 接続部材
7 駆動部
100 シャッター装置
Claims (12)
- 第一方向に延びる棒状をなす横骨と、
前記第一方向に交差する第二方向に、前記横骨と離れて配置された横梁と、
前記横骨と前記横梁との間に配置されて、前記第一方向に延びる棒状をなす中間骨と、
前記第二方向に延びて、前記横骨に第一端が連結されて該横骨を前記第二方向に牽引可能な線状部材と、
可撓性を有して前記横骨と前記中間骨と前記横梁との間の隙間を塞ぐように前記横骨、前記中間骨および前記横梁に支持された網状部材と、
前記中間骨の外周面を覆うとともに前記網状部材に接続され、前記網状部材を前記中間骨に支持させる接続部材と、
前記第一端とは反対側の前記線状部材における第二端を支持し、前記第二方向へ前記線状部材を前記横骨とともに進退動作させる駆動部と、
を備えるシャッター装置。 - 前記接続部材は、前記網状部材と同一の材料によって網状に形成された網状シートである請求項1に記載のシャッター装置。
- 前記接続部材は、前記線状部材が前記第二方向に通過する位置を除く前記第一方向の複数の領域にそれぞれ配置されることで、前記中間骨を覆っている請求項1または2に記載のシャッター装置。
- 前記接続部材の前記第一方向の端縁と、前記網状部材の前記第一方向の端縁とが同じ位置に配置され、
前記横骨には、前記接続部材の前記端縁および前記網状部材の前記端縁に第一方向から接触するずれ止め部材が固定されている請求項1から3のいずれか一項に記載のシャッター装置。 - 前記接続部材は、前記第一方向から視た場合にU字形状となる部分筒であり、該部分筒の内部に前記中間骨が配置された状態で、該U字形状の一端及び他端のそれぞれが前記網状部材に結合される請求項1から4のいずれか一項に記載のシャッター装置。
- 前記中間骨は、前記第二方向から見て前記横骨に重なる位置に設けられ、
前記中間骨には前記線状部材が通過可能な貫通孔が形成され、
前記線状部材は、前記貫通孔に挿通されて前記中間骨に対して前記第二方向に相対移動可能に設けられる請求項1から5のいずれか一項に記載のシャッター装置。 - 前記中間骨には、前記貫通孔の孔の軸方向に沿うガイド孔を有するスリーブが設けられている請求項1から6のいずれか一項に記載のシャッター装置。
- 前記中間骨は、前記第二方向に並んで複数設けられると共に、
前記第二方向に延びるガイドレールをさらに備え、
前記中間骨の端部には前記ガイドレールに案内されるとともに、前記中間骨よりも大径のガイドローラが設けられ、
前記第二方向に隣接する前記中間骨における前記ガイドローラ同士が、前記第一方向においてずれている請求項1から7のいずれか一項に記載のシャッター装置。 - 前記横骨と前記横梁との間で前記第二方向に延びて前記網状部材に設けられ、前記第一方向および前記第二方向に交差する第三方向へ前記網状部材を付勢する力を発生可能な弾性部材が、前記第一方向に間隔をあけて複数設けられている請求項1から8のいずれか一項に記載のシャッター装置。
- 前記網状部材は、
前記第一方向に複数に分離して設けられた複数の網体と、
前記複数の網体同士を前記第一方向に結合する結合部材と、
を有する請求項1から9のいずれか一項に記載のシャッター装置。 - 前記横梁における前記第一方向の端部から前記第二方向に前記横骨側に向かって延びる支柱をさらに備え、
前記支柱には、構造物に固定可能なブラケットが設けられている請求項1から10のいずれか一項に記載のシャッター装置。 - 前記横梁における前記第一方向の端部から前記第二方向に前記横骨側に向かって延びる支柱をさらに備え、
前記支柱には、足場用単管パイプと同径となる設置用柱が設けられている請求項1から11のいずれか一項に記載のシャッター装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Citations (5)
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-
2019
- 2019-12-19 JP JP2019228931A patent/JP2021095807A/ja active Pending
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