JP2019037994A - 鉄筋ユニット、鉄筋ユニットの製造方法及び鉄筋配置方法 - Google Patents

鉄筋ユニット、鉄筋ユニットの製造方法及び鉄筋配置方法 Download PDF

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Abstract

【課題】鉄筋の配置をより容易に行う。【解決手段】その長手方向Lが互いに平行になるようにしつつ、その長手方向Lに直交する方向に互いに間隔gを隔てて配置された複数の鉄筋2と、間隔gを隔てて配置された互いに隣接する鉄筋2同士を連結する間隔保持線3と、間隔保持線3により連結された複数の鉄筋2がその周りに巻き付けられた芯材4とを備えた鉄筋ユニット1において、芯材4の周りに巻き付けられた鉄筋2が展開される方向に芯材4が回転可能なように芯材4を軸支するための軸支材8をさらに備えるため、軸支材8を軸支することにより、鉄筋ユニット1の外周面を押して鉄筋ユニットを転がさなくても、芯材4の周りに巻き付けられた鉄筋2を引き出すだけで、芯材4に巻き付けられた鉄筋2を展開することができ、鉄筋2の配置をより容易に行うことができる。【選択図】図2

Description

本発明は、鉄筋ユニット、鉄筋ユニットの製造方法及び鉄筋配置方法に関する。
長手方向が互いに平行になるようにしつつ、その長手方向に直交する方向に互いに間隔を隔てて配置された複数の鉄筋と、間隔を隔てて配置された互いに隣接する鉄筋同士を連結する間隔保持線と、間隔保持線により連結された複数の鉄筋がその周りに巻き付けられた芯材とを備えた鉄筋ユニットが知られている。例えば、特許文献1には、このような鉄筋ユニットの製造方法及び製造装置が開示されている。このような鉄筋ユニットの鉄筋が鉄筋配置面に配置される際には、鉄筋ユニットが鉄筋配置面に配置された後に、芯材に巻き付けられた鉄筋が巻き戻される方向に鉄筋ユニットの外周面を押して鉄筋ユニットを転がすことにより、芯材に巻き付けられた鉄筋が展開され、鉄筋ユニットの鉄筋が鉄筋配置面に配置される。
特許第6040292号公報
ところで、鉄筋ユニットの芯材に巻き付けられた鉄筋が展開される際には、作業員は前かがみになり、鉄筋ユニットの外周面を押さなければならないが、作業員は鉄筋ユニットに視線や意識が集中して下を向いてしまい、鉄筋を所定の位置に配置できているか全体を確認できない。そのため、鉄筋が所定の位置からずれてしまい、設置後に修正作業を行う必要がある。また、複数の作業員により鉄筋ユニットを押す場合には、隣の作業員に対して、鉄筋ユニットを押すことによる鉄筋の展開の速度を同じ程度としなければならないが、お互いを確認しながら鉄筋ユニットを押す作業は困難である。また、例えば、スラブ厚が2m程度ある場合には、周囲に足場を設置し、鉄筋上を歩いて作業を行わなければならないが、歩き難い鉄筋上で鉄筋ユニットを押しながら移動する作業は困難である。
そこで本発明は、鉄筋の配置をより容易に行うことができる鉄筋ユニット、そのような鉄筋ユニットの製造方法及び鉄筋配置方法を提供することを目的とする。
本発明は、その長手方向が互いに平行になるようにしつつ、その長手方向に直交する方向に互いに間隔を隔てて配置された複数の鉄筋と、間隔を隔てて配置された互いに隣接する鉄筋同士を連結する間隔保持線と、間隔保持線により連結された複数の鉄筋がその周りに巻き付けられた芯材と、芯材の周りに巻き付けられた鉄筋が展開される方向に芯材が回転可能なように芯材を軸支するための軸支材とを備えた鉄筋ユニットである。
この構成によれば、その長手方向が互いに平行になるようにしつつ、その長手方向に直交する方向に互いに間隔を隔てて配置された複数の鉄筋と、間隔を隔てて配置された互いに隣接する鉄筋同士を連結する間隔保持線と、間隔保持線により連結された複数の鉄筋がその周りに巻き付けられた芯材とを備えた鉄筋ユニットにおいて、芯材の周りに巻き付けられた鉄筋が展開される方向に芯材が回転可能なように芯材を軸支するための軸支材をさらに備えるため、軸支材を軸支することにより、鉄筋ユニットの外周面を押して鉄筋ユニットを転がさなくても、芯材の周りに巻き付けられた鉄筋を引き出すだけで、芯材に巻き付けられた鉄筋を展開することができ、鉄筋の配置をより容易に行うことができる。
また、本発明は、複数の鉄筋の長手方向が互いに平行になるようにしつつ、複数の鉄筋の長手方向に直交する方向に互いに間隔を隔てて複数の鉄筋を配置する鉄筋配置工程と、鉄筋配置工程で間隔を隔てて配置された互いに隣接する鉄筋同士を間隔保持線により連結する鉄筋連結工程と、鉄筋連結工程で間隔保持線により連結された複数の鉄筋を芯材の周りに巻き付ける鉄筋巻付工程と、芯材の周りに巻き付けられた鉄筋が展開される方向に芯材が回転可能なように芯材を軸支するための軸支材を芯材に挿入する軸支材挿入工程とを備えた鉄筋ユニットの製造方法である。
また、本発明は、複数の鉄筋の長手方向が互いに平行になるようにしつつ、複数の鉄筋の長手方向に直交する方向に互いに間隔を隔てて複数の鉄筋を配置する鉄筋配置工程と、鉄筋配置工程で間隔を隔てて配置された互いに隣接する鉄筋同士を間隔保持線により連結する鉄筋連結工程と、鉄筋連結工程で間隔保持線により連結された複数の鉄筋を芯材の周りに巻き付ける鉄筋巻付工程とを備え、鉄筋巻付工程では、芯材の周りに巻き付けられた鉄筋が展開される方向に芯材が回転可能なように芯材を軸支するための軸支材を有する芯材の周りに鉄筋を巻き付ける鉄筋ユニットの製造方法である。
また、本発明は、その長手方向が互いに平行になるようにしつつ、その長手方向に直交する方向に互いに間隔を隔てて配置された複数の鉄筋と、間隔を隔てて配置された互いに隣接する鉄筋同士を連結する間隔保持線と、間隔保持線により連結された複数の鉄筋がその周りに巻き付けられた芯材と、芯材の周りに巻き付けられた鉄筋が展開される方向に芯材が回転可能なように芯材を軸支するための軸支材とを備えた鉄筋ユニットを用いた鉄筋配置方法であって、軸支材により、芯材の周りに巻き付けられた鉄筋が展開される方向に芯材が回転可能なように芯材を軸支する芯材軸支工程と、芯材軸支工程により軸支された芯材の周りに巻き付けられた鉄筋を芯材から引き出すことにより、鉄筋を鉄筋配置面に展開する鉄筋展開工程とを備えた鉄筋配置方法である。
この場合、芯材の周りに巻き付けられた鉄筋のいずれかを固定する鉄筋固定工程をさらに備え、鉄筋展開工程では、鉄筋固定工程により芯材の周りに巻き付けられた鉄筋のいずれかが固定された後に、芯材軸支工程で芯材を軸支させた軸支材を鉄筋配置面に沿って移動させることにより、鉄筋を鉄筋配置面に展開してもよい。
この構成によれば、鉄筋固定工程で、芯材の周りに巻き付けられた鉄筋のいずれかが固定され、鉄筋展開工程では、鉄筋固定工程により芯材の周りに巻き付けられた鉄筋のいずれかが固定された後に、芯材軸支工程で芯材を軸支させた軸支材を鉄筋配置面に沿って移動させることにより、鉄筋が鉄筋配置面に展開させられるため、鉄筋ユニットの外周面を押して鉄筋ユニットを転がさなくても、芯材に巻き付けられた鉄筋を鉄筋配置面に展開することができ、鉄筋の配置をより容易に行うことができる。
一方、本発明の鉄筋配置方法では、芯材軸支工程で芯材を軸支させた軸支材を固定する軸支材固定工程をさらに備え、鉄筋展開工程では、軸支材固定工程で固定された軸支材により軸支された芯材の周りに巻き付けられた鉄筋を鉄筋配置面に沿って芯材から引き出すことにより、鉄筋を鉄筋配置面に展開してもよい。
この構成によれば、軸支材固定工程で、芯材軸支工程で芯材を軸支させた軸支材が固定され、鉄筋展開工程では、軸支材固定工程で固定された軸支材により軸支された芯材の周りに巻き付けられた鉄筋を鉄筋配置面に沿って芯材から引き出すことにより、鉄筋が鉄筋配置面に展開させられるため、鉄筋ユニットの外周面を押して鉄筋ユニットを転がさなくても、芯材に巻き付けられた鉄筋を鉄筋配置面に展開することができ、鉄筋の配置をより容易に行うことができる。
また、本発明の鉄筋配置方法においては、鉄筋展開工程では、鉄筋を芯材から引き出しつつ、間隔保持線により連結された互いに隣接する鉄筋同士の間に補強材を取付けることが好適である。
この構成によれば、鉄筋展開工程では、鉄筋が芯材から引き出される際に、間隔保持線により連結された互いに隣接する鉄筋同士の間に補強材が取付けるため、例えば、水平から傾斜した方向に鉄筋が引き出されても、鉄筋同士の連結の強度を補強することができる。
本発明の鉄筋ユニット、鉄筋ユニットの製造方法及び鉄筋配置方法によれば、鉄筋の配置をより容易に行うことができる。
実施形態の鉄筋ユニットを示す斜視図である。 実施形態の鉄筋ユニットを示す側面図である。 実施形態の鉄筋ユニットの製造方法の鉄筋配置工程を示す側面図である。 実施形態の鉄筋ユニットの製造方法の鉄筋連結工程を示す側面図である。 実施形態の鉄筋ユニットの製造方法の芯材配置工程を示す側面図である。 実施形態の鉄筋ユニットの製造方法の鉄筋巻付工程を示す側面図である。 実施形態の鉄筋ユニットの製造方法の軸支材挿入工程を示す斜視図である。 実施形態の鉄筋ユニットの製造方法の芯材配置工程の他の態様を示す側面図である。 実施形態の鉄筋ユニットの製造方法の鉄筋巻付工程の他の態様を示す側面図である。 実施形態の鉄筋配置方法の芯材軸支工程を示す斜視図である。 実施形態の鉄筋配置方法の鉄筋固定工程及び鉄筋展開工程を示す斜視図である。 実施形態の鉄筋配置方法の鉄筋固定工程及び鉄筋展開工程の他の態様を示す斜視図である。 実施形態の鉄筋配置方法の鉄筋固定工程及び鉄筋展開工程の他の態様を示す斜視図である。 実施形態の鉄筋配置方法の鉄筋固定工程及び鉄筋展開工程の他の態様を示す斜視図である。 実施形態の鉄筋配置方法の鉄筋固定工程及び鉄筋展開工程の他の態様を示す斜視図である。 実施形態の鉄筋配置方法の鉄筋固定工程及び鉄筋展開工程の他の態様を示す斜視図である。
以下、図面を参照しつつ本発明に係る鉄筋ユニット、鉄筋ユニットの製造方法及び鉄筋配置方法について詳細に説明する。図1及び図2に示すように、本実施形態の鉄筋ユニット1は、鉄筋2、間隔保持線3、芯材4及び軸支材8を備えている。鉄筋2は、その長手方向Lが互いに平行になるようにしつつ、その長手方向Lに直交する方向である幅方向Dに互いに間隔gを隔てて配置されている。
間隔保持線3は、間隔gを隔てて配置された互いに隣接する鉄筋2同士を連結する。本実施形態では、間隔保持線3は、間隔保持線3のキンクのし難さと鉄筋ユニット1の展開のし易さしやすさとを考慮し、硬さや剛性を考慮して決定される。例えば、鉄筋2の径がD10〜D22までは、14番(線径2.0mm)の間隔保持線3が使用される。14番の間隔保持線3は、例えば、線径2.0±0.05mm、引張強さ290〜540N/mm、亜鉛付着量25g/mである。また、例えば、鉄筋2の径がD25〜D32までは、12番(線径2.6mm)の間隔保持線3が使用される。なお、鉄筋2が細径であり、間隔保持線3も細い場合であって、鉄筋2及び間隔保持線3がワイヤーメッシュのようなものである場合には、必ずしも鉄筋2の長手方向と間隔保持線3の長手方向とが直交していなくともよく、鉄筋2及び間隔保持線3が直線状でなくともよい。
芯材4は、間隔保持線3により連結された複数の鉄筋2がその周りに巻き付けられる。芯材4は、鋼製の線材が円柱の側面で螺旋状をなすように湾曲させられることにより形成された螺旋線材5と、鉄筋2が掛けられるフック部6と、芯材4の中心軸に沿って挿入された軸支材8を支持する軸支材受部7とを有する。軸支材受部7は、例えば、螺旋線材5から螺旋線材5により形成される円柱の中心軸に向かって延材する単数又は複数の線材によって当該円柱の中心軸に固定された円環部材であり、円環部材の内周面により軸支材8を支持する。なお、鉄筋ユニット1の鉄筋2の数が少ない、鉄筋2の重量が軽い等の場合には、螺旋線材5により形成される円柱の内周面が軸支材8を支持し、軸支材受部7は省略されてもよい。また、鉄筋ユニット1の鉄筋2の数が少ない、鉄筋2の重量が軽い等の状況に応じて、フック部6は省略されてもよい。
芯材4の径は、例えば、芯材4に最も近い層では鉄筋2の数が3本になるようにし、芯材4に近い順の1〜5、6層目までは各層の鉄筋2が重ならないようにし、その他の層では鉄筋2の重なりは考慮せずに決定してもよい。例えば、鉄筋2の径がD10〜D22までは、芯材4の直径は、例えば、300mmにできる。また、鉄筋2の径がD25〜D32までは、芯材4の直径は、例えば、400mmにできる。なお、鉄筋2が細径であり、間隔保持線3も細い場合であって、鉄筋2及び間隔保持線3がワイヤーメッシュのようなものである場合には、必ずしも芯材4の軸方向に鉄筋2の長手方向Lを平行にして鉄筋2及び間隔保持線3が芯材4に巻き付けられる必要はなく、芯材4の軸方向に間隔保持線3の長手方向を直交させて鉄筋2及び間隔保持線3が芯材4に巻き付けられる必要も無い。
軸支材8は、芯材4の周りに巻き付けられた鉄筋2が展開される方向に芯材4が回転可能なように芯材4を軸支する。軸支材8は、例えば、鋼製の円柱又は円管であり、その長手方向が芯材4の中心軸に沿うように軸支材受部7に挿入される。軸支材受部7に挿入された軸支材8は、芯材4がその中心軸周りに回転可能なように芯材4を軸支する。なお、軸支材受部7が省略される場合には、軸支材8は芯材4の螺旋線材5により形成される円柱の内周側に挿入され、螺旋線材5により形成される円柱の内周面により軸支材8は支持される。あるいは、軸支材受部7にさらに鋼管等の筒材が挿入されて、筒材が軸支材受部7及び芯材4と一体化され、筒材に鋼製の円柱又は円管である軸支材8が回転可能なように挿入されてもよい。
以下、本実施形態の鉄筋ユニット1の製造方法について説明する。図3に示すように、複数の鉄筋2の長手方向Lが互いに平行になるようにしつつ、複数の鉄筋2の長手方向Lに直交する方向である幅方向Dに互いに間隔gを隔てて複数の鉄筋2を配置する鉄筋配置工程が行われる。図4に示すように、鉄筋配置工程で間隔gを隔てて配置された互いに隣接する鉄筋2同士を間隔保持線3により連結する鉄筋連結工程が行われる。
図5に示すように、間隔保持線3により連結された複数の鉄筋2の内の一方の端部の鉄筋2を芯材4のフック部6に掛けることにより、芯材4を配置する芯材配置工程が行われる。なお、鉄筋ユニット1の鉄筋2の数が少ない、鉄筋2の重量が軽い等の状況に応じて、鉄筋2は芯材4のフック部6に掛けられずに、単に芯材4の周りに巻き付けられてもよい。
図6に示すように、鉄筋連結工程で間隔保持線3により連結された複数の鉄筋2を芯材4の周りに巻き付ける鉄筋巻付工程が行われる。なお、鉄筋巻付工程の終了後に、芯材4に巻き付けられた末尾の鉄筋2が固定されてもよい。図7に示すように、芯材4の周りに巻き付けられた鉄筋2が展開される方向に芯材4が回転可能なように芯材4を軸支するための軸支材8を芯材4に挿入する軸支材挿入工程が行われる。芯材4が軸支材受部7を有する場合には、軸支材8は軸支材受部7に挿入される。芯材4が軸支材受部7を有しない場合には、軸支材8は芯材4の螺旋線材5により形成される円柱の内周側に挿入される。
なお、図8に示すように、芯材配置工程では、芯材4の周りに巻き付けられた鉄筋2が展開される方向に芯材4が回転可能なように芯材4を軸支するための軸支材8を予め有する芯材4が配置されてもよい。この場合、図9に示すように、鉄筋巻付工程では、鉄筋巻付工程では、芯材4の周りに巻き付けられた鉄筋2が展開される方向に芯材4が回転可能なように芯材4を軸支するための軸支材8を予め有する芯材4の周りに鉄筋2が巻き付けられてもよい。この場合は、軸支材挿入工程は省略される。
以下、本実施形態の鉄筋配置方法について説明する。図10に示すように、軸支材8により、芯材4の周りに巻き付けられた鉄筋2が展開される方向に芯材4が回転可能なように芯材4を軸支する芯材軸支工程が行われる。芯材軸支工程では、例えば、軸支材8の長手方向の両端部のそれぞれが一対の架台9により支持される。図11に示すように、芯材4の周りに巻き付けられた鉄筋2のいずれかを固定する鉄筋固定工程が行われる。鉄筋固定工程では、例えば、芯材4に巻き付けられた末尾の鉄筋2が鉄筋配置面30に固定される。
図11に示すように、芯材軸支工程により軸支された芯材4の周りに巻き付けられた鉄筋2を芯材4から引き出すことにより、鉄筋2を鉄筋配置面30に展開する鉄筋展開工程が行われる。鉄筋展開工程では、鉄筋固定工程により芯材4の周りに巻き付けられた鉄筋2のいずれかが固定された後に、芯材軸支工程で芯材4を軸支させた軸支材8を水平な鉄筋配置面30に沿って水平方向に移動させることにより、鉄筋2が鉄筋配置面30に展開される。例えば、軸支材8を支持した一対の架台9を架台懸架具10を介してクレーン等により楊重し、架台9を水平方向に移動させることにより、芯材4を軸支させた軸支材8を水平方向に移動させることができる。
以下、本実施形態の鉄筋配置方法の他の態様について説明する。図12に示すように、芯材4の周りに巻き付けられた鉄筋2のいずれかを固定する鉄筋固定工程が行われてもよい。鉄筋固定工程では、例えば、芯材4に巻き付けられた末尾の鉄筋2が水平から傾斜した鉄筋配置面30の下部に固定される。
鉄筋展開工程では、鉄筋固定工程により芯材4の周りに巻き付けられた鉄筋2のいずれかが固定された後に、芯材軸支工程で芯材4を軸支させた軸支材8を水平から傾斜した鉄筋配置面30に沿って水平から傾斜した方向に移動させることにより、鉄筋2が鉄筋配置面30に展開される。鉄筋配置面30が、例えば、水平から30°、45°、60°及び90°のいずれの角度に傾斜した場合においても、本実施形態の鉄筋配置方法を適用することができる。図12の例では、芯材軸支工程で芯材4を軸支させた軸支材8が水平から90°傾斜した垂直な鉄筋配置面30に沿って水平から90°傾斜した垂直な方向に移動させられる。
鉄筋展開工程では、軸支材8を鉄筋配置面30に沿って上方向に移動させることにより、鉄筋2が鉄筋配置面30に展開される。例えば、軸支材8を支持した一対の架台9を架台懸架具10を介してクレーン等により楊重し、架台9を鉄筋配置面30に沿って上方向に移動させることにより、芯材4を軸支させた軸支材8を上方向に移動させることができる。
鉄筋展開工程では、鉄筋2を芯材4から引き出しつつ、間隔保持線3により連結された互いに隣接する鉄筋2同士の間に補強材11を取付けてもよい。補強材11は、例えば、その両端部に鉄筋2を引掛けるための鉤部を含む線材である。間隔保持線3により連結された互いに隣接する鉄筋2のそれぞれに補強材11の両端部の鉤部が引掛けられることにより、互いに隣接する鉄筋2に補強材11が取り付けられる。なお、鉄筋展開工程では、上述したように、鉄筋固定工程により芯材4の周りに巻き付けられた鉄筋2のいずれかが固定された後に、芯材軸支工程で芯材4を軸支させた軸支材8を水平な鉄筋配置面30に沿って水平方向に移動させることにより鉄筋2が鉄筋配置面30に展開される場合においても、鉄筋2を芯材4から引き出しつつ、間隔保持線3により連結された互いに隣接する鉄筋2同士の間に補強材11を取付けてもよい。
また、図13に示すように、鉄筋固定工程では、例えば、芯材4に巻き付けられた末尾の鉄筋2が水平から傾斜した鉄筋配置面30の上部に固定されてもよい。鉄筋展開工程では、軸支材8を鉄筋配置面30に沿って下方向に移動させることにより、鉄筋2が鉄筋配置面30に展開されてもよい。例えば、軸支材8を支持した一対の架台9を架台懸架具10を介してクレーン等により楊重し、架台9を鉄筋配置面30に沿って下方向に移動させることにより、芯材4を軸支させた軸支材8を下方向に移動させることができる。この場合も、鉄筋展開工程では、鉄筋2を芯材4から引き出しつつ、間隔保持線3により連結された互いに隣接する鉄筋2同士の間に補強材11を取付けてもよい。
一方、図14に示すように、鉄筋固定工程は行われずに、芯材軸支工程で芯材4を軸支させた軸支材8を固定する軸支材固定工程が行われてもよい。軸支材固定工程では、例えば、軸支材8を支持した一対の架台9が鉄筋配置面30に固定される。鉄筋展開工程では、軸支材固定工程で固定された軸支材8により軸支された芯材4の周りに巻き付けられた鉄筋2を水平な鉄筋配置面30に沿って芯材4から水平方向に引き出すことにより、鉄筋2が鉄筋配置面30に展開される。例えば、芯材4に巻き付けられた末尾の鉄筋2を吊枠12に固定し、吊枠12を水平方向に移動させることにより、芯材4の周りに巻き付けられた鉄筋2を芯材4から水平方向に引き出すことができる。
また、図15に示すように、芯材軸支工程で芯材4を軸支させた軸支材8を固定する軸支材固定工程が行われてもよい。軸支材固定工程では、例えば、軸支材8を支持した一対の架台9が水平から傾斜した鉄筋配置面30の下部又は鉄筋配置面30の下部の近傍の床面に固定される。
鉄筋展開工程では、軸支材固定工程で固定された軸支材8により軸支された芯材4の周りに巻き付けられた鉄筋2を水平から傾斜した鉄筋配置面30に沿って芯材4から水平から傾斜した方向に引き出すことにより、鉄筋2が鉄筋配置面30に展開される。鉄筋配置面30が、例えば、水平から30°、45°、60°及び90°のいずれの角度に傾斜した場合においても、本実施形態の鉄筋配置方法を適用することができる。図15の例では、軸支材固定工程で固定された軸支材8により軸支された芯材4の周りに巻き付けられた鉄筋2が水平から90°傾斜した垂直な鉄筋配置面30に沿って水平から90°傾斜した垂直な方向に移動させられる。
鉄筋展開工程では、鉄筋2を鉄筋配置面30に沿って芯材4から上方向に引き出すことにより、鉄筋2が鉄筋配置面30に展開される。芯材4に巻き付けられた末尾の鉄筋2を吊枠12に固定し、吊枠12を上方向に移動させることにより、芯材4の周りに巻き付けられた鉄筋2を芯材4から上方向に引き出すことができる。この場合も、鉄筋展開工程では、鉄筋2を芯材4から引き出しつつ、間隔保持線3により連結された互いに隣接する鉄筋2同士の間に補強材11を取付けてもよい。なお、鉄筋展開工程では、上述したように、軸支材固定工程で固定された軸支材8により軸支された芯材4の周りに巻き付けられた鉄筋2を水平な鉄筋配置面30に沿って芯材4から水平方向に引き出すことにより鉄筋2が鉄筋配置面30に展開される場合においても、鉄筋2を芯材4から引き出しつつ、間隔保持線3により連結された互いに隣接する鉄筋2同士の間に補強材11を取付けてもよい。
また、図16に示すように、芯材軸支工程で芯材4を軸支させた軸支材8を固定する軸支材固定工程が行われてもよい。軸支材固定工程では、例えば、軸支材8を支持した一対の架台9を架台懸架具10を介してクレーン等により楊重することにより、芯材4を軸支させた軸支材8が水平から傾斜した鉄筋配置面30の上部又は鉄筋配置面30の上部の近傍の空間に固定される。
鉄筋展開工程では、鉄筋2を鉄筋配置面30に沿って芯材4から下方向に引き出すことにより、鉄筋2が鉄筋配置面30に展開されてもよい。例えば、芯材4に巻き付けられた末尾の鉄筋2を吊枠12に固定し、吊枠12を下方向に移動させることにより、芯材4の周りに巻き付けられた鉄筋2を芯材4から下方向に引き出すことができる。この場合も、鉄筋展開工程では、鉄筋2を芯材4から引き出しつつ、間隔保持線3により連結された互いに隣接する鉄筋2同士の間に補強材11を取付けてもよい。
本実施形態では、その長手方向Lが互いに平行になるようにしつつ、その長手方向Lに直交する方向に互いに間隔gを隔てて配置された複数の鉄筋2と、間隔gを隔てて配置された互いに隣接する鉄筋2同士を連結する間隔保持線3と、間隔保持線3により連結された複数の鉄筋2がその周りに巻き付けられた芯材4とを備えた鉄筋ユニット1において、芯材4の周りに巻き付けられた鉄筋2が展開される方向に芯材4が回転可能なように芯材4を軸支するための軸支材8をさらに備えるため、軸支材8を軸支することにより、鉄筋ユニット1の外周面を押して鉄筋ユニットを転がさなくても、芯材4の周りに巻き付けられた鉄筋2を引き出すだけで、芯材4に巻き付けられた鉄筋2を展開することができ、鉄筋2の配置をより容易に行うことができる。軸支された芯材4から鉄筋2を引き出すことによる鉄筋2の展開は、鉄筋ユニット1を押すことによる鉄筋2の展開よりも、鉄筋2を展開する位置や速度の確認及び調整がし易く、鉄筋ユニット1を押しながら移動する必要も無いため、鉄筋2の配置をより容易に行うことができる。
つまり、鉄筋ユニット1を押すことにより鉄筋2を展開するときのように、作業員は前かがみにならないため、作業姿勢も非常に楽になり身体への負担が減少する。また、作業員は作業場所の全景を見て作業できるため、所定の位置に鉄筋2を配置し易くなる。鉄筋ユニット1の重量が大きいと鉄筋ユニット1を転がし鉄筋2を展開する際に大きな初動力が必要となるが、軸支された芯材4から鉄筋2を引き出す方が鉄筋ユニット1を押すよりも力が入りやすいため、少人数での鉄筋2の展開が可能となる。また、より少人数での鉄筋2の展開の方が鉄筋2を展開する速度を合せ易くなる。さらに、上筋施工時では、鉄筋上を歩いて作業する必要がなくなるため、作業がより容易となる。加えて、足場を設けずに地表面の高さで作業ができるため、足場設置の手間が省け、高所作業も不要となる。さらに、鉄筋ユニット1の外周面を押して鉄筋ユニットを転がすことにより鉄筋2を展開すると、傾斜が大きな場所や鉛直方向には適用できないという問題があるが、本実施形態によれば、鉄筋配置面30が水平に対して傾斜している場合にも、より対応し易くなる。つまり、壁部材の配力筋など、鉛直方向に施工される配筋でも本実施形態の鉄筋ユニット1を適用可能である。また、高所での個々の鉄筋2の運搬、間配り作業を省略することができる。また、鉄筋結束時に鉄筋を支える必要が無いため、本実施形態の鉄筋ユニット1は施工の省人化にも寄与する。
また、本実施形態では、鉄筋固定工程で、芯材4の周りに巻き付けられた鉄筋2のいずれかが固定され、鉄筋展開工程では、鉄筋固定工程により芯材4の周りに巻き付けられた鉄筋2のいずれかが固定された後に、芯材軸支工程で芯材4を軸支させた軸支材8を水平な鉄筋配置面30に沿って水平方向に移動させることにより、鉄筋2が鉄筋配置面30に展開させられるため、鉄筋ユニット1の外周面を押して鉄筋ユニット1を転がさなくても、芯材4に巻き付けられた鉄筋2を水平な鉄筋配置面30に展開することができ、鉄筋2の配置をより容易に行うことができる。
また、本実施形態では、鉄筋固定工程で、芯材4の周りに巻き付けられた鉄筋2のいずれかが固定され、鉄筋展開工程では、鉄筋固定工程により芯材4の周りに巻き付けられた鉄筋2のいずれかが固定された後に、芯材軸支工程で芯材4を軸支させた軸支材8を水平から傾斜した鉄筋配置面30に沿って水平から傾斜した方向に移動させることにより、鉄筋2が鉄筋配置面30に展開させられるため、鉄筋ユニット1の外周面を押して鉄筋ユニット1を転がさなくても、芯材4に巻き付けられた鉄筋2を展開することができ、鉄筋2の配置をより容易に行うことができる。また、水平から傾斜した、例えば、垂直な鉄筋配置面30により容易に鉄筋2を展開することができる。
また、本実施形態では、軸支材固定工程で、芯材軸支工程で芯材4を軸支させた軸支材8が固定され、鉄筋展開工程では、軸支材固定工程で固定された軸支材8により軸支された芯材4の周りに巻き付けられた鉄筋2を水平な鉄筋配置面30に沿って芯材4から水平方向に引き出すことにより、鉄筋2が鉄筋配置面30に展開させられるため、鉄筋ユニット1の外周面を押して鉄筋ユニット1を転がさなくても、芯材4に巻き付けられた鉄筋2を水平な鉄筋配置面30に展開することができ、鉄筋2の配置をより容易に行うことができる。
また、本実施形態では、軸支材固定工程で、芯材軸支工程で芯材4を軸支させた軸支材8が固定され、鉄筋展開工程では、軸支材固定工程で固定された軸支材8により軸支された芯材4の周りに巻き付けられた鉄筋2を水平から傾斜した鉄筋配置面30に沿って芯材4から水平から傾斜した方向に引き出すことにより、鉄筋2が鉄筋配置面30に展開させられるため、鉄筋ユニット1の外周面を押して鉄筋ユニット1を転がさなくても、芯材4に巻き付けられた鉄筋2を展開することができ、鉄筋2の配置をより容易に行うことができる。
また、本実施形態では、鉄筋展開工程では、鉄筋2が芯材4から引き出される際に、間隔保持線3により連結された互いに隣接する鉄筋2同士の間に補強材11が取付けるため、例えば、水平から傾斜した方向に鉄筋2が引き出されても、鉄筋2同士の連結の強度を補強することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されることなく様々な形態で実施される。例えば、鉄筋2を細径にし、間隔保持線3を細いものにして、鉄筋2及び間隔保持線3がワイヤーメッシュのようなものであっても本実施形態の鉄筋ユニット1によれば、鉄筋2をより簡単に展開することができる。
1…鉄筋ユニット、2…鉄筋、3…間隔保持線、4…芯材、5…螺旋線材、6…フック部、7…軸支材受部、8…軸支材、9…架台、10…架台懸架具、11…補強材、12…吊枠、30…鉄筋配置面、L…長手方向、D…幅方向、g…間隔。

Claims (7)

  1. その長手方向が互いに平行になるようにしつつ、その前記長手方向に直交する方向に互いに間隔を隔てて配置された複数の鉄筋と、
    前記間隔を隔てて配置された互いに隣接する前記鉄筋同士を連結する間隔保持線と、
    前記間隔保持線により連結された複数の前記鉄筋がその周りに巻き付けられた芯材と、
    前記芯材の周りに巻き付けられた前記鉄筋が展開される方向に前記芯材が回転可能なように前記芯材を軸支するための軸支材と、
    を備えた鉄筋ユニット。
  2. 複数の鉄筋の長手方向が互いに平行になるようにしつつ、複数の前記鉄筋の前記長手方向に直交する方向に互いに間隔を隔てて複数の前記鉄筋を配置する鉄筋配置工程と、
    前記鉄筋配置工程で前記間隔を隔てて配置された互いに隣接する前記鉄筋同士を間隔保持線により連結する鉄筋連結工程と、
    前記鉄筋連結工程で前記間隔保持線により連結された複数の前記鉄筋を芯材の周りに巻き付ける鉄筋巻付工程と、
    前記芯材の周りに巻き付けられた前記鉄筋が展開される方向に前記芯材が回転可能なように前記芯材を軸支するための軸支材を前記芯材に挿入する軸支材挿入工程と、
    を備えた鉄筋ユニットの製造方法。
  3. 複数の鉄筋の長手方向が互いに平行になるようにしつつ、複数の前記鉄筋の前記長手方向に直交する方向に互いに間隔を隔てて複数の前記鉄筋を配置する鉄筋配置工程と、
    前記鉄筋配置工程で前記間隔を隔てて配置された互いに隣接する前記鉄筋同士を間隔保持線により連結する鉄筋連結工程と、
    前記鉄筋連結工程で前記間隔保持線により連結された複数の前記鉄筋を芯材の周りに巻き付ける鉄筋巻付工程と、
    を備え、
    前記鉄筋巻付工程では、前記芯材の周りに巻き付けられた前記鉄筋が展開される方向に前記芯材が回転可能なように前記芯材を軸支するための軸支材を有する前記芯材の周りに前記鉄筋を巻き付ける、鉄筋ユニットの製造方法。
  4. その長手方向が互いに平行になるようにしつつ、その前記長手方向に直交する方向に互いに間隔を隔てて配置された複数の鉄筋と、
    前記間隔を隔てて配置された互いに隣接する前記鉄筋同士を連結する間隔保持線と、
    前記間隔保持線により連結された複数の前記鉄筋がその周りに巻き付けられた芯材と、
    前記芯材の周りに巻き付けられた前記鉄筋が展開される方向に前記芯材が回転可能なように前記芯材を軸支するための軸支材と、
    を備えた鉄筋ユニットを用いた鉄筋配置方法であって、
    前記軸支材により、前記芯材の周りに巻き付けられた前記鉄筋が展開される方向に前記芯材が回転可能なように前記芯材を軸支する芯材軸支工程と、
    前記芯材軸支工程により軸支された前記芯材の周りに巻き付けられた前記鉄筋を前記芯材から引き出すことにより、前記鉄筋を鉄筋配置面に展開する鉄筋展開工程と、
    を備えた鉄筋配置方法。
  5. 前記芯材の周りに巻き付けられた前記鉄筋のいずれかを固定する鉄筋固定工程をさらに備え、
    前記鉄筋展開工程では、前記鉄筋固定工程により前記芯材の周りに巻き付けられた前記鉄筋のいずれかが固定された後に、前記芯材軸支工程で前記芯材を軸支させた前記軸支材を前記鉄筋配置面に沿って移動させることにより、前記鉄筋を前記鉄筋配置面に展開する、請求項4に記載の鉄筋配置方法。
  6. 前記芯材軸支工程で前記芯材を軸支させた前記軸支材を固定する軸支材固定工程をさらに備え、
    前記鉄筋展開工程では、前記軸支材固定工程で固定された前記軸支材により軸支された前記芯材の周りに巻き付けられた前記鉄筋を前記鉄筋配置面に沿って前記芯材から引き出すことにより、前記鉄筋を前記鉄筋配置面に展開する、請求項4に記載の鉄筋配置方法。
  7. 前記鉄筋展開工程では、前記鉄筋を前記芯材から引き出しつつ、前記間隔保持線により連結された互いに隣接する前記鉄筋同士の間に補強材を取付ける、請求項4〜6のいずれか1項に記載の鉄筋配置方法。
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