JP3210502U - 鉄筋の仮受けハンガー - Google Patents

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光二 藤原
光二 藤原
孝太郎 矢附
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己知人 冨高
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Abstract

【課題】軽量で且つ安価で取扱が容易で、作業の省力化を図り作業性を大幅に向上させ、設計通りの品質の良い鉄筋の組立てが行なえる仮受けハンガーを提供する。【解決手段】金属棒の一端に半円形状のフック9を形成し、他端を折曲して受け部10を形成し、一端の半円形状のフック9を上側の配力鉄筋2bに吊下げ、他端の受け部10で下側の配力鉄筋2cを支持し、この状態で壁部の鉛直方向の主鉄筋1と、これと直交する下側の配力鉄筋2cを結束線5で結束固定し壁部に格子状に配筋するようにしたものである。【選択図】図3

Description

本考案は、鉄筋を組立てる時に、新たに結束する鉄筋を一時的に保持する鉄筋仮受けハンガーに関するものである。
格子状に組み立てられる事が多い鉄筋組立てにおいて、壁部鉄筋の組立ての手順は、 図7に示すように、鉛直方向の主鉄筋1を平行に複数本組立てた後、水平方向の配力鉄筋2を取付けることが多い。配力鉄筋2の取付け作業においては、主鉄筋1の鉛直方向に沿って配筋ピッチで複数本のマーキング3をしてから両端側を2名の作業者4が人力で支えた状態で中間部の作業者4が結束線で結束固定していた。このため、中間部を順次結束して固定する作業者4と、配力鉄筋2の両側を支える作業者4が2名の計3名必要だった。
また天井部鉄筋組み立ての手順は、上側の鉄筋を躯体、型枠等を利用して固定し組立てた後、下側の鉄筋を取付けることが多い。下側鉄筋の取付けでは、上側鉄筋の配筋ピッチをマーキングし、下側鉄筋の両端部を2名の作業者が人力で支えた状態で、中間部を順次結束して固定しているので、固定する作業者と、下側鉄筋の両側を支える作業者が2名の計3名必要だった。
このため、ヒンジ接合した開脚自在の少なくとも2つのアームと、各アームのヒンジ部位と開脚端のそれぞれに設けられて鉄筋を把持する鉄筋把持具と、前記各アームのうち少なくともいずれかのアームに設けられてこれを伸縮させる伸縮具とを備えた鉄筋ユニットを組立てる治具(特許文献1)が提案されている。
この治具は鉄筋組立て作業の省力化はできるが、重量が重く嵩張る上、構造が複雑で高価であり、また一方のアームの長さが決まっているので、組立てる鉄筋のピッチ間隔に合わせて調整することが面倒で、使い易いものではなかった。
特開2004−150099
本考案は上記問題を改善し、軽量で且つ安価で取扱が容易で、作業の省力化を図り作業性を大幅に向上させ、設計通りの品質の良い鉄筋の組立てが行なえる仮受けハンガーを提供するものである。
本考案の請求項1記載の鉄筋の仮受けハンガーは、金属棒の一端に半円形状のフックを形成し、金属棒の他端に半円形状のフックを前記一端のフックと直交して形成するか、または折曲して受け部を形成して構成され、一端の半円形状のフックを上側鉄筋に吊下げ、他端の半円形状のフックまたは折曲した受け部で下側鉄筋を支持し、この状態で鉄筋同士を結束線で結束固定するようにしたことを特徴とするものである。
本考案の請求項2記載の鉄筋の仮受けハンガーは、請求項1において、金属棒の一端に半円形状のフックを形成し、他端を折曲して受け部を形成して構成され、一端の半円形状のフックを上側鉄筋に吊下げ、他端の受け部で下側鉄筋を支持し、この状態で壁部の鉛直方向の主鉄筋と、これと直交する下側鉄筋を結束線で結束固定し、壁部に格子状に配筋するようにしたこと特徴とするものである。
本考案の請求項3記載の鉄筋の仮受けハンガーは、請求項1において、金属棒の一端に半円形状のフックを形成し、他端に半円形状のフックを前記一端のフックと直交して形成して構成され、一端の半円形状のフックを天井に平行に配置した上側の天井部鉄筋に吊下げ、他端の半円形状のフックで前記天井部鉄筋と直交して配置した下側鉄筋を支持し、天井部鉄筋と直交する下側鉄筋とを結束線で結束固定し、天井部に格子状に配筋するようにしたことを特徴とするものである。
本考案の請求項4記載の鉄筋の仮受けハンガーは、請求項1ないし3の何れか1項において、金属棒として鉄筋を用いたことを特徴とするものである。
本考案に係る請求項1記載の鉄筋の仮受けハンガーによれば、金属棒の一端に半円形状のフックを形成し、金属棒の他端に半円形状のフックを前記一端のフックと直交して形成するか、または折曲して受け部を形成して構成されているので 下側鉄筋の両端側を2名の作業者で支える必要がなく、下側鉄筋を上側鉄筋に支持した状態で鉄筋同士を結束固定できるので、作業者は結束作業に専念できるようになり、作業性を大幅に向上させることができる。また受け部を設けたものは下側鉄筋の配列ピッチも一定となるので設計通りに配筋でき品質も向上させることができる。
また請求項2記載の鉄筋の仮受けハンガーによれば、壁側の上から2番目以降の配力鉄筋は、仮受けハンガーで支持しながら結束するので、従来のように配力鉄筋の両端側を2名の作業者で支える必要がなく、作業者は結束作業に専念できるようになり、作業性を大幅に向上させることができる。また受け部を設けたものは配力鉄筋の配列ピッチも一定となるので設計通りに配筋でき品質も向上させることができる。また受け部はほぼ直角に折曲されているので、外側に回動させることにより、簡単に取外すことができる。またトンネルアーチ部分の側壁部の配筋にも広く適用することができる。
また請求項3記載の鉄筋の仮受けハンガーによれば、上下両端に半円形状のフックを直交した仮受けハンガーで支持しながら天井部の上側の鉄筋と下側の鉄筋を結束するので、従来のように結束作業中に下側の鉄筋の両端側を2名の作業者で支える必要がなく、作業者は結束作業に専念できるようになり、作業性を大幅に向上させることができる。またトンネルの天井のアーチ部分の配筋にも広く適用することができる。
また請求項4記載の鉄筋の仮受けハンガーによれば、金属棒として鉄筋を用いたので安価に製作することができる。
本考案の実施の一形態による鉄筋の仮受けハンガーの側面図である。 図1の鉄筋の仮受けハンガーで配力鉄筋を支持している状態を示す側面図である。 図1の鉄筋の仮受けハンガーを用いて壁部の配力鉄筋を結束している状態を示す斜視図である。 本考案の他の実施の形態による鉄筋の仮受けハンガーの斜視図である。 (A)は図4に示す鉄筋の仮受けハンガーを用いて、下側の鉄筋を支持している状態を示す側面図、(B)は下側の鉄筋を持上げて結束している状態を示す側面図である。 図4の鉄筋の仮受けハンガーを用いて天井部に下側の鉄筋を結束している状態を示す斜視図である。 従来の鉄筋を組立ている状態を示す斜視図である。
以下本考案の実施の一形態を図1ないし図3を参照して詳細に説明する。図において7は壁部に格子状に配筋する鉄筋の仮受けハンガーを示すもので、金属棒8の一端に半円形状のフック9を形成し、他端を折曲して受け部10を形成した構成されている。半円形状のフック9の最上部の内側と、折曲した受け部10に支持された配力鉄筋2cの上面との間の距離Hは、上下に配力鉄筋2b、2cの取付けピッチ間隔に合わせて形成されている。また前記金属棒8としては例えば安価な鉄筋を用いるのが好ましいが、スチールのものでも良い。また金属棒8の他端を折曲して形成した受け部10は直角に折曲したものが好ましい。
次にこの受けハンガー7を用いて壁部に格子状に配筋する場合について説明する。まず図3に示すように壁形成部に沿って予め複数本の主鉄筋1を所定の間隔で平行に立設しておく。次に1番上の配力鉄筋2aの両端側を2名の作業者4で水平に支えて保持し、中間部を他の1名の作業者4で順次横方向に、結束線5で結束して固定する。
このようにして1番上の配力鉄筋2aを固定したら、2番目の配力鉄筋(上側鉄筋)2bの両端側と結束部分に仮受けハンガー7の上部の半円形状のフック9を掛けて吊す。次に2名の作業者4で上から3番目の配力鉄筋(下側鉄筋)2Cの両端側を持って、下端の受け部10の上に乗せて水平に保持する。この後、作業者4が配力鉄筋2cの横方向に沿って順次主鉄筋1に結束線5で結束して固定する。
したがって、上から2番目以降の配力鉄筋2b,2cは、仮受けハンガー7で支持しながら結束するので、従来のように配力鉄筋2b,2cの両端側を支える必要がなく、作業者4は結束作業に専念できるようになり、作業性が大幅に向上させることができる。また配力鉄筋2の配列ピッチも一定となるので設計通りに配筋でき品質も向上させることができる。また仮受けハンガー7の受け部10はほぼ直角に折曲されているので、図2に仮想線で示すように外側に回動させることにより、簡単に取外すことができる。
図4ないし図6は天井部に格子状に配筋する本考案の他の実施の形態を示すもので、図4に示すように金属棒8の一端に半円形状のフック9を形成し、他端に半円形状のフック12を前記半円形状のフック9と直交して形成した、天井部の鉄筋の仮受けハンガー13である。
次にこの受けハンガー13を用いて天井部に格子状に配筋する場合について説明する。天井部鉄筋の上側の鉄筋15は予め支保工や躯体、型枠等から吊り下げて平行に複数本固定しておく。またこれに格子状に取付ける下側の鉄筋16の配筋ピッチに合わせてマーキング3を付けておく。
先ず上側の鉄筋15の両側とマーキング3を付けた場所に仮受けハンガー13の上部の半円形状のフック9を掛ける。次に上側の鉄筋15に直交して下側の鉄筋16の両端側を2名の作業者4で水平に支えて、金属棒8の下部を直角に捩った下部側の半円形状のフック12に下側の鉄筋16を通して保持する。この状態は図5(A)に示すように、上側の鉄筋15と下側の鉄筋16とは直交して配置され、上下の間に隙間Dがある。
マーキング3を付けた場所に吊した仮受けハンガー13の所では作業者4が下側の鉄筋16を、図5(B)に示すように持ち上げて密着させ結束線5で結束して固定する。次に下側の鉄筋16の長手方向に沿って順次結束線5で結束して固定する。このようにして1列目の下側の鉄筋16を固定したら、2列目の下側の鉄筋16を固定して格子状に配筋していく。
したがって、仮受けハンガー13で支持しながら上側の鉄筋15と下側の鉄筋16を結束するので、従来のように結束作業中に下側の鉄筋16の両端側を支える必要がなく、作業者4は結束作業に専念できるようになり、作業性を大幅に向上させることができる。また下側の鉄筋16の配列ピッチも一定となるので設計通りに配筋でき品質も向上させることができる。
またトンネルの天井のアーチ部分に配筋する場合には、予め上側の鉄筋15を、間隔をおいてアーチ状に取付けておき、ここに仮受けハンガー13を掛けて、下部の半円形状のフック12にアーチ状に湾曲した下側の鉄筋16を保持して同様に結束すれば良い。
1 主鉄筋
2a、2b、2c 配力鉄筋
3 マーキング
4 作業者
5 結束線
7 仮受けハンガー
8 金属棒
9 半円形状のフック
10 受け部
12 半円形状のフック
13 仮受けハンガー
15 上側の鉄筋
16 下側の鉄筋

Claims (4)

  1. 金属棒の一端に半円形状のフックを形成し、金属棒の他端に半円形状のフックを前記一端のフックと直交して形成するか、または折曲して受け部を形成して構成され、一端の半円形状のフックを上側鉄筋に吊下げ、他端の半円形状のフックまたは折曲した受け部で下側鉄筋を支持し、この状態で鉄筋同士を結束線で結束固定するようにしたことを特徴とする鉄筋の仮受けハンガー。
  2. 金属棒の一端に半円形状のフックを形成し、他端を折曲して受け部を形成して構成され、一端の半円形状のフックを上側鉄筋に吊下げ、他端の受け部で下側鉄筋を支持し、この状態で壁部の鉛直方向の主鉄筋と、これと直交する下側鉄筋を結束線で結束固定し、壁部に格子状に配筋するようにしたことを特徴とする請求項1記載の鉄筋の仮受けハンガー。
  3. 金属棒の一端に半円形状のフックを形成し、他端に半円形状のフックを前記一端のフックと直交して形成して構成され、一端の半円形状のフックを天井に平行に配置した上側の天井部鉄筋に吊下げ、他端の半円形状のフックで前記天井部鉄筋と直交して配置した下側鉄筋を支持し、天井部鉄筋と直交する下側鉄筋とを結束線で結束固定し、天井部に格子状に配筋するようにしたことを特徴とする請求項1記載の鉄筋の仮受けハンガー。
  4. 金属棒として鉄筋を用いたことを特徴とする請求項1ないし3の何れか1項に記載の鉄筋の仮受けハンガー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN112726966A (zh) * 2021-02-20 2021-04-30 上海宝冶集团有限公司 一种混凝土构件及其浇筑方法

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