JP6955352B2 - 梁筋 - Google Patents

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Description

本発明は、建物の基礎梁や柱同士を繋ぐ梁を構成する梁筋に関するものである。
建物の基礎梁や柱同士を繋ぐ梁を構成する梁筋の配筋に当たり、現場にて梁筋の長手方向に亘ってあばら筋間のピッチを測定しながら複数のあばら筋を配設し、あばら筋を構成する縦筋に横筋(腹筋)を取り付け、あばら筋の上下内側にそれぞれ複数の主筋を接続する作業を効率化するべく、工場等にて少なくともあばら筋と横筋を予め接続してユニット化したものを現場に搬入し、現場にてユニット同士を接続する施工方法がおこなわれることがあり、たとえば特許文献1にユニット化された鉄筋を用いた基礎梁の施工方法が開示されている。
上記するユニットの構成形態は様々あるが、その一例として、上方に開いたコの字状のあばら筋が所定のピッチで配設され、各あばら筋が複数の横筋に接続されて下方ユニットが構成され、一方、下方に開いたコの字状のあばら筋が所定のピッチで配設され、各あばら筋が複数の横筋に接続されて上方ユニットが構成されるユニット形態を挙げることができる。これら上方ユニットと下方ユニットを現場に搬入し、各ユニットで対応するあばら筋同士を所定の重ね継手長さを確保するようにして接続し、あばら筋内に主筋を配設することにより、梁筋が現場にて速やかに構成される。このユニット形態は、矩形枠状のあばら筋を上下に分割した形態のものを現場で矩形枠状に組み付けるものであり、上下のユニットを構成するコの字状のあばら筋同士を接続することにより、矩形枠状のあばら筋が現場で形成される。なお、梁筋の長手方向の長さが長い場合は、このようにして施工された梁筋を当該長手方向に並べ、別途の主筋を介してユニットを構成する主筋に重ね継手接続することにより、長尺の梁筋の施工をおこなうことができる。
特開平11−141134号公報
上記するように上下のコの字状のあばら筋同士を接続するに当たり、各あばら筋ともに端部には90度や135度、180度に曲げ加工されたフックを設けることが規定されており(日本建築学会建築工事標準仕様書(JASS5)2009年、「鉄筋工事」)、したがって、端部にフックを備えたあばら筋同士を所定の重ね継手長さを確保するように相互にラップさせて接続する必要がある。なお、このように端部にフックを備えた鉄筋同士の重ね継手長さは、コンクリートの設計基準強度Fc(Fc=21N/mm2等)と鉄筋の種類(SD295A,B、SD345等)によって決定され、一般に20d〜40d(mm)の間で種々変化する(dは異形鉄筋の呼び名)。
このように、梁筋のユニット化にともなって施工性は向上するものの、現場では、上下のユニットを構成するあばら筋同士の重ね部の重ね継手長さを測定しながら双方の位置決めをおこない、結束線等を用いて双方の接続をおこなっていることから、実際にはかなりの施工手間がかかっており、施工性に改善の余地が多分に残されているのが現状である。
本発明は上記する問題に鑑みてなされたものであり、上下のユニットから構成される梁筋に関し、現場におけるあばら筋同士の重ね部の重ね継手長さの測定を不要にでき、もって施工性に優れた梁筋を提供することを目的としている。
前記目的を達成すべく、本発明による梁筋は、上方に開いたコの字状の第一のあばら筋が所定のピッチで配設され、各第一のあばら筋が第一の横筋に接続されてなる下方ユニットと、下方に開いたコの字状の第二のあばら筋が所定のピッチで配設され、各第二のあばら筋が第二の横筋に接続されてなる上方ユニットと、から構成され、対応する前記第一のあばら筋と前記第二のあばら筋が所定の重ね継手長さでラップして接続され、双方の該あばら筋の内側に主筋が接続されてなる梁筋であって、前記第一の横筋と前記第二の横筋はいずれも双方の前記あばら筋の外側と内側のいずれか一方の同じ側に接続されており、前記第一の横筋と前記第二の横筋のうち、いずれか一方は前記あばら筋の端部に取り付けられ、他方は前記あばら筋の端部から前記重ね継手長さだけ内側に取り付けられており、前記第一の横筋と前記第二の横筋が当接して位置合わせされていることを特徴とするものである。
前記のごとく構成された本発明の梁筋では、第一のあばら筋と第二のあばら筋に対して、第一の横筋と第二の横筋がいずれも双方のあばら筋の外側と内側のいずれか一方の同じ側に接続されていて、さらに、第一の横筋と第二の横筋の一方はあばら筋の端部に取り付けられ、他方はあばら筋の端部から重ね継手長さだけ内側に取り付けられていることにより、第一の横筋と第二の横筋を当接して位置合わせできるとともに、この位置合わせされた際に自動的に重ね継手長さが確保された状態を形成することができる。そのため、現場にて重ね継手長さを測定しながら上下のユニットを構成する複数のあばら筋同士を接続する手間が省け、優れた施工性を享受できる。なお、本発明の梁筋は、基礎梁、柱同士を繋ぐ梁の双方に適用可能である。また、第一のあばら筋と第二のあばら筋に対して、第一の横筋と第二の横筋はいずれも双方のあばら筋の外側と内側のいずれか一方の同じ側に接続されるものであるが、かぶりの確保を勘案すると、横筋があばら筋の内側に接続される形態が好ましい。
また、本発明による梁筋の他の態様において、前記第一のあばら筋と前記第二のあばら筋はいずれも端部にフックを備えておらず、前記あばら筋の端部に取り付けられている前記横筋は位置合わせ用筋であるとともにフック代替筋であり、前記あばら筋の内側に前記横筋が取り付けられている該あばら筋の端部には、該横筋が取り付けられている側と反対側にフック代替筋である別途の横筋が取り付けられていることを特徴としている。
このように構成された梁筋では、第一のあばら筋と第二のあばら筋がいずれもそれらの端部にフックを備えていないことから、あばら筋を構成する縦筋を曲げ加工してフックを形成する手間を省くことができる。また、あばら筋の端部にフックが存在しないことより、上方ユニットをその下方の下方ユニットに真っ直ぐ落とし込んで位置決めする過程で当該位置決めを阻害するものが存在しないことから、第一のあばら筋に対して対応する第二のあばら筋をスムーズに位置決めすることができる。さらに、フックは往々にして現場にて他の部材等に引っ掛かり、あばら筋の現場内搬送や組み付けの際の支障となるものであるが、あばら筋がフックを備えていないことでこれらの問題も生じ得ない。なお、本態様では、フックを省く代わりに、あばら筋の端部に取り付けられる横筋をフック代替筋として適用するものである。フックがコンクリート内における鉄筋の定着性を高める効果を奏することを勘案すると、あばら筋の端部にはフック代替筋である横筋を溶接にて強固に接続する必要がある。これに対し、あばら筋の端部から重ね継手長さだけ内側に取り付けられている位置合わせ用筋である横筋のあばら筋への接続は、結束線による接続、溶接による接続のいずれであってもよい。
また、本発明の梁筋の他の態様において、前記第一のあばら筋と前記第二のあばら筋はいずれも、一方の端部にフックを備えており、かつ他方の端部にフックを備えておらず、端部にフックを備えている側では、該端部から前記重ね継手長さだけ内側に位置合わせ用筋である前記横筋が取り付けられており、端部にフックを備えていない側では、該端部において、位置合わせ用筋であってかつフック代替筋である前記横筋が取り付けられていることを特徴としている。
このように構成された梁筋では、コの字状のあばら筋の二つの端部にフック代替筋を溶接にて接続する態様に比べて、全体の鉄筋重量を少なくできる。また、コの字状のあばら筋の一方の端部にフックが存在することから、上方ユニットをその下方の下方ユニットに対して斜め方向に落とし込むことで、下方ユニットの第一のあばら筋の端部のフックと、上方ユニットの第二のあばら筋の端部の横筋(位置合わせ用筋であってかつフック代替筋である横筋)の干渉を回避しながら双方のあばら筋の位置決めが可能になる。
また、本発明の梁筋の他の態様は、上方に開いたコの字状の第一のあばら筋が所定のピッチで配設され、各第一のあばら筋が第一の横筋に接続されてなる下方ユニットと、下方に開いたコの字状の第二のあばら筋が所定のピッチで配設され、各第二のあばら筋が第二の横筋に接続されてなる上方ユニットと、から構成され、対応する前記第一のあばら筋と前記第二のあばら筋が所定の重ね継手長さでラップして接続され、双方の該あばら筋の内側に主筋が接続されてなる梁筋であって、前記第一の横筋と前記第二の横筋はいずれも双方の前記あばら筋の外側と内側のいずれか一方の同じ側に接続されており、前記第一のあばら筋と前記第二のあばら筋はいずれも端部にフックを備えており、かつ、双方のあばら筋にはいずれも該端部から前記重ね継手長さだけ内側に位置合わせ用筋である前記横筋が取り付けられており、双方の前記あばら筋の前記フックが相互に前記梁筋の長手方向反対側に配向しており、前記第一の横筋と前記第二の横筋が当接して位置合わせされていることを特徴としている。
このように構成された梁筋では、第一のあばら筋と第二のあばら筋がいずれも双方の二つの端部にフックを備えながらも、双方のあばら筋のフックをコの字状の内側でなくて梁筋の長手方向に相互に反対側を向くように配向させたことで、上方ユニットをその下方の下方ユニットに真っ直ぐ落とし込んで位置決めする過程で、一方のあばら筋の端部のフックと他方のあばら筋の横筋が干渉することはなく、第一のあばら筋に対して対応する第二のあばら筋をスムーズに位置決めすることができる。また、コの字状のあばら筋の端部の外側にフック代替筋である別途の横筋を溶接にて接続する態様に比べて、全体の鉄筋重量を少なくできる。
さらに、本発明に係る梁筋の他の態様は、上方に開いたコの字状の第一のあばら筋が所定のピッチで配設され、各第一のあばら筋が第一の横筋に接続されてなる下方ユニットと、下方に開いたコの字状の第二のあばら筋が所定のピッチで配設され、各第二のあばら筋が第二の横筋に接続されてなる上方ユニットと、縦筋が所定のピッチで配設され、各縦筋が第三の横筋に接続されてなり、前記第一のあばら筋と前記第二のあばら筋の間に配設されて双方の該あばら筋を繋ぐ中間ユニットと、から構成され、対応する前記第一のあばら筋と前記縦筋、および対応する前記第二のあばら筋と前記縦筋がいずれも所定の重ね継手長さでラップして接続され、双方の該あばら筋の内側に主筋が接続されてなる梁筋であって、前記第一のあばら筋と前記第二のあばら筋と前記縦筋に対して、前記第一の横筋と前記第二の横筋と前記第三の横筋はいずれも該あばら筋もしくは該縦筋の外側と内側のいずれか一方の同じ側に接続されており、前記第一の横筋と前記第二の横筋は前記あばら筋の端部もしくは該端部から前記重ね継手長さだけ内側に取り付けられており、前記縦筋に取り付けられている前記第三の横筋は、対応する該第一の横筋と該第二の横筋が前記端部に取り付けられている場合は該縦筋の該端部から該重ね継手長さだけ内側に取り付けられ、対応する該第一の横筋と該第二の横筋が該端部から該重ね継手長さだけ内側に取り付けられている場合は該縦筋の該端部に取り付けられており、前記第一の横筋と前記第三の横筋、および前記第二の横筋と前記第三の横筋がそれぞれ当接して位置合わせされていることを特徴としている。
このように構成された梁筋では、下方ユニットと上方ユニットがそれらの間の中間ユニットで繋がれることにより、より一層梁せいの高い梁筋を形成できる。
本発明の梁筋によれば、下方ユニットを構成するあばら筋に対して、上方ユニットを構成するあばら筋を重ね継手長さを測定することなく速やかに重ね継手長さを確保した状態で位置決めし、双方を接続することができ、より一層優れた施工性を享受できる。
本発明の梁筋の実施の形態1を構成する下方ユニットと上方ユニットを説明した斜視図である。 図1で示す下方ユニットと上方ユニットが組み付けられた状態図である。 梁筋の実施の形態1の斜視図である。 本発明の梁筋の実施の形態2を構成する下方ユニットと上方ユニットを説明した斜視図である。 図4で示す下方ユニットと上方ユニットが組み付けられた状態図である。 梁筋の実施の形態2の斜視図である。 本発明の梁筋の実施の形態3を構成する下方ユニットと上方ユニットを説明した斜視図である。 図7で示す下方ユニットと上方ユニットが組み付けられた状態図である。 梁筋の実施の形態3の斜視図である。 本発明の梁筋の実施の形態4を説明した図であって、(a)は梁筋の実施の形態4を構成する下方ユニットと上方ユニットと中間ユニットを説明した模式図であり、(b)は下方ユニットと中間ユニットと上方ユニットが組み付けられた状態を示す模式図であり、(c)は梁筋の実施の形態4の模式図である。
以下、本発明にかかる梁筋の複数の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、図示例は、あばら筋を構成する縦筋の内側に位置合わせ用筋である横筋を接続したものであるが、あばら筋を構成する縦筋の外側に位置合わせ用筋である横筋を接続してもよいことは勿論のことである。また、図示例の上方ユニットと下方ユニットは、五つのあばら筋が所定のピッチで配設されて構成されたものであるが、ユニットを構成するあばら筋の数は図示例以外にも多様に存在することは勿論のことである。さらに、あばら筋の内側には必要に応じて副あばら筋が配設されてもよい。
(梁筋の実施の形態1)
図1は本発明の梁筋の実施の形態1を構成する下方ユニットと上方ユニットを説明した斜視図であり、図2は図1で示す下方ユニットと上方ユニットが組み付けられた状態図であり、図3は梁筋の実施の形態1の斜視図である。
図1で示すように、梁筋は、上下二つのユニットである、下方ユニット10と上方ユニット20から構成されるものであり、言い換えれば、上下に分割された二つのユニットから梁筋が構成される。
下方ユニット10は、上方に開いたコの字状で端部にフックを備えていない第一のあばら筋1Aが、梁筋の長手方向であるZ方向に所定のピッチsで配設され、各第一のあばら筋1Aの二つの端部の内側においてそれぞれ共通の第一の横筋3Aで接続されて図示するユニット姿勢を保持している。所定のピッチsは150mm、200mm等、コンクリート内における必要鉄筋量等から決定される。また、第一のあばら筋1A、第一の横筋3Aともにたとえば異形棒鋼から構成され、D10(直径10mm)、D13等の鉄筋が適用され、これも上記所定のピッチsとの関連で必要鉄筋量等から決定される。
第一の横筋3Aは、第一のあばら筋1Aの端部のフックに代わるフック代替筋である。そして、フック代替筋であることから、第一のあばら筋1Aに対して第一の横筋3Aは溶接にて強固に接続されている。第一のあばら筋1Aは端部にフックを具備しないものの、第一の横筋3Aが溶接にて強固に接続されていることから、フックに期待される第一のあばら筋1Aのコンクリート内における良好な定着性が保証される。
一方、上方ユニット20は、下方に開いたコの字状でやはり端部にフックを備えていない第二のあばら筋2Aが所定のピッチsで配設され、各第二のあばら筋2Aを構成する縦筋同士はそれぞれ、端部から重ね継手長さLだけ上方に位置して第二のあばら筋2Aの内側においてそれぞれ共通の第二の横筋4Aで接続されて図示するユニット姿勢を保持している。そして、上方ユニット20はさらに、各第二のあばら筋2Aの端部の外側において、フック代替筋である別途の横筋5Aが溶接にて接続されている。
このように、下方ユニット10を構成する第一の横筋3Aは第一のあばら筋1Aの内側に取り付けられており、同様に、上方ユニット20を構成する第二の横筋4Aも第二のあばら筋2Aの内側に取り付けられている。その一方で、フック代替筋である別途の横筋5Aは第二のあばら筋2Aの端部の外側に取り付けられている。
図示する下方ユニット10、上方ユニット20ともに工場等で予め製作され、現場に搬送され、クレーン等を介して所定の設置場所に移載される。設置場所においては、まず、下方ユニット10を所定の位置に載置し、次いで、図1で示すように、対応する第一のあばら筋1Aと第二のあばら筋2AがZ方向にあばら筋径分ずれて接触するように上方ユニット20を鉛直下方(X1方向)に落とし込んでいく。
この上方ユニット20の落とし込みに当たり、上方ユニット20を構成する各第二のあばら筋2Aの端部においては、フック代替筋である別途の横筋5Aが第二のあばら筋2Aの端部の外側に取り付けられていることから、下方ユニット10を構成する各第一のあばら筋1Aの端部の内側に取り付けられているフック代替筋である第一の横筋3Aと別途の横筋5Aが干渉することはない。そして、上方ユニット20が第二のあばら筋2Aの端部から重ね継手長さLだけ落とし込まれた際に、下方ユニット10と上方ユニット20を構成する第一の横筋3Aと第二の横筋4Aが図2で示すように当接し、梁筋前駆体100’が形成される。
このように、上方ユニット20を構成する第二の横筋4Aは、下方ユニット10と上方ユニット20を位置合わせするための位置合わせ用筋であるのに対して、下方ユニット10を構成する第一の横筋3Aは、既述するように第一のあばら筋1Aの端部のフックに代わるフック代替筋であるとともに下方ユニット10と上方ユニット20を位置合わせするための位置合わせ用筋でもあり、したがって、位置合わせ用筋兼フック代替筋となる。
ここで、図示を省略しているが、図1の状態において、下方ユニット10に対して上方ユニット20を落とし込む前に、下方ユニット10の内側に予め所定本数の主筋6A,6B(図3参照)を並べておくのがよい。なお、この主筋6A,6Bにも所定径の異形棒鋼が適用され、その本数や径は設計曲げモーメントや設計せん断力等を満たすように設定される。図示例の主筋6A,6Bとしては、たとえばD19をそれぞれ三本適用できる。
図2で示す梁筋前駆体100’が現場にて形成されたら、図3で示すように第二のあばら筋2Aの上方内側に上側の主筋6Aを等ピッチで配設し、第二のあばら筋2Aに結束線等で結束して固定する。同様の方法で、第一のあばら筋1Aの下方内側に下側の主筋6Bを等ピッチで配設し、第一のあばら筋1Aに結束線等で結束して固定することにより、梁筋100が構成される。
図3で示す梁筋100は、その長手方向(Z方向)の長さとして5m程度のものを現場にて速やかに形成できる。仮に延長がより一層長い梁筋を形成したい場合は、長手方向に梁筋100を複数並べ、各梁筋100の主筋6A同士、6B同士を別途の主筋で重ね継手接続すればよい。
図示する梁筋100によれば、工場等で製作された下方ユニット10と上方ユニット20を現場搬入して迅速に組み付けをおこなうことができるため、優れた施工性が奏される。なお、仮に梁筋100のように上下分割でなく、梁筋を長手方向に分割したユニット同士を現場にて組み付ける形態では、隣接するユニット間の接続に当たって主筋同士を重ね継手接続する必要が生じ、この重ね継手に別途の主筋が必要になり、必要鉄筋量が増加することからも、上下に分割されたユニット20,10からなる梁筋100は必要鉄筋量を可及的に抑制できる点において優れている。
さらに、第一の横筋3Aと第二の横筋4Aがいずれも双方のあばら筋1A,2Aの内側(同じ側)に接続されていて、第一のあばら筋1Aにはその端部に位置合わせ用筋兼フック代替筋である第一の横筋3Aが取り付けられ、第二のあばら筋2Aにはその端部から重ね継手長さLだけ内側に位置合わせ用筋である第二の横筋4Aが取り付けられている。この構成により、第一の横筋3Aと第二の横筋4Aを当接させて位置合わせできるとともに、この位置合わせされた際に自動的に重ね継手長さLが確保された状態を形成できる。そのため、現場にて重ね継手長さLを測定しながら上下のユニット20,10を構成する複数のあばら筋2A,1A同士を接続する手間が省け、より一層優れた施工性を享受できる。
なお、実施の形態1にかかる梁筋の変形例として、図1〜3を180度回転させた形態、すなわち、図1で示す下方ユニット10を上方ユニットとし、上方ユニット20を下方ユニットとする形態であってもよい。
(梁筋の実施の形態2)
図4は本発明の梁筋の実施の形態2を構成する下方ユニットと上方ユニットを説明した斜視図であり、図5は図4で示す下方ユニットと上方ユニットが組み付けられた状態図であり、図6は梁筋の実施の形態2の斜視図である。
図示する下方ユニット10Aは、一方の端部にフック1Baを備え、他方の端部にフックを備えていない第一のあばら筋1Bを構成要素とするものである。フック1Baを備えている側では、その端部から重ね継手長さLだけ下方の位置において位置合わせ用筋である第一の横筋3Bが取り付けられている。一方、フックを備えていない側では、端部の内側に位置合わせ用筋兼フック代替筋である第一の横筋3Cが取り付けられている。ここで、フック1Baは第一のあばら筋1Bの内側、すなわち、梁筋の長手方向(Z方向)に直交する方向に配向している。
一方、上方ユニット20Aも同様に、一方の端部にフック2Baを備え、他方の端部にフックを備えていない第二のあばら筋2Bを構成要素とするものであり、図4で示すように、対応する第一のあばら筋1Bと第二のあばら筋2Bとで双方のフック1Ba、2Baの位置が異なっている。上方ユニット20Aでは、第二のあばら筋2Bのうち、フック2Baを備えている側では、その端部から重ね継手長さLだけ上方の位置に位置合わせ用筋である第二の横筋4Cが取り付けられている。一方、フックを備えていない側では、端部の内側に位置合わせ用筋兼フック代替筋である第二の横筋4Bが取り付けられている。フック2Baも同様に、第二のあばら筋2Bの内側、すなわち、梁筋の長手方向(Z方向)に直交する方向に配向している。
下方ユニット10Aに上方ユニット20Aを組み付けるに当たり、第一のあばら筋1Bと第二のあばら筋2Bがいずれもその一方の端部にフック1Ba、2Baを備えていることから、上方ユニット20Aを鉛直下方に落とし込むとフック1Baと第二の横筋4Bが干渉し、フック2Baと第一の横筋3Cが干渉する。そこで、図4で示すように、それらが干渉しないように斜め方向から上方ユニット20Aを下方ユニット10Aを構成する第一のあばら筋1B内に入り込ませることにより、図5で示すように、第一の横筋3Bと第二の横筋4Bが当接して位置合わせされ、同様に第一の横筋3Cと第二の横筋4Cが当接して位置合わせされて、梁筋前駆体100A’が形成される。
図5で示す梁筋前駆体100A’が現場にて形成されたら、図6で示すように、梁筋前駆体100A’の上下内側に主筋6A、6Bを固定することにより、梁筋100Aが構成される。
図示する梁筋100Aによっても、第一の横筋3B,3Cと第二の横筋4B,4Cをそれぞれ当接して位置合わせできるとともに、この位置合わせされた際に自動的に重ね継手長さLが確保された状態を形成できるため、優れた施工性が奏される。また、図3と図6を比較すると分かる通り、梁筋100Aでは、第一のあばら筋1Bと第二のあばら筋2Bがいずれもその一方の端部にフック1Ba、2Baを備えていることから、フックのある箇所には図3で示すフック代替筋である別途の鉄筋5Aに相当するものが不要になるため、梁筋100に比べて鉄筋量を抑制することができる。
(梁筋の実施の形態3)
図7は本発明の梁筋の実施の形態3を構成する下方ユニットと上方ユニットを説明した斜視図であり、図8は図7で示す下方ユニットと上方ユニットが組み付けられた状態図であり、図9は梁筋の実施の形態3の斜視図である。
図示する下方ユニット10Bは、二つの端部にフック1Caを備えている第一のあばら筋1Cを構成要素とするものである。このフック1Caは、梁筋の長手方向(Z方向)に沿う方向に配向しており、図7では右斜め上方(Y2方向)を向いている。また、フック1Caのある端部から重ね継手長さの半分のL/2だけ下方の位置において位置合わせ用筋である第一の横筋3Dが取り付けられている。
一方、上方ユニット20Bも同様に、二つの端部にフック2Caを備えている第二のあばら筋2Cを構成要素とするものである。このフック2Caは、梁筋の長手方向(Z方向)に沿う方向に配向しているが、下方ユニット10Bとの組み付けの際に双方のフック1Ca,2Caが干渉しないように、図7では左斜め下方(Y3方向)を向いており、したがって双方のフック1Ca,2Caは梁筋の長手方向(Z方向)で相互に反対側に配向している。また、フック2Caのある端部から重ね継手長さの半分のL/2だけ上方の位置において、位置合わせ用筋である第二の横筋4Dが取り付けられている。
下方ユニット10Bと上方ユニット20Bの組み付けに当たり、フック1Ca,2Caが梁筋の長手方向(Z方向)で相互に反対側に配向していることから、図7で示すように、対応する第一のあばら筋1Cと第二のあばら筋2CがZ方向にあばら筋径分ずれて接触するように上方ユニット20Bを鉛直下方(X1方向)に落とし込んでいく過程で、フック1Caと横筋4D,およびフック2Caと横筋3Dがそれぞれ干渉することはない。
上方ユニット20Bを鉛直下方に落とし込んでいくことにより、図8で示すように、第一の横筋3Dと第二の横筋4Dが当接して位置合わせされて、梁筋前駆体100B’が形成される。図8で示す梁筋前駆体100B’が現場にて形成されたら、図9で示すように、梁筋前駆体100B’の上下内側に主筋6A、6Bを固定することにより、梁筋100Bが構成される。
図示する梁筋100Bによっても、第一の横筋3Dと第二の横筋4Dをそれぞれ当接して位置合わせできるとともに、この位置合わせされた際に自動的に重ね継手長さLが確保された状態を形成できるため、優れた施工性が奏される。
また、図9と図3を比較すると分かる通り、梁筋100Bでは、第一のあばら筋1Cと第二のあばら筋2Cがいずれもその両端部にフック1Ca,2Caを備えていることから、図3で示すフック代替筋である別途の鉄筋5Aに相当するものが不要になるため、梁筋100に比べて鉄筋量を抑制することができる。
(梁筋の実施の形態4)
図10は本発明の梁筋の実施の形態4を説明した図であり、図10(a)は梁筋の実施の形態4を構成する下方ユニットと上方ユニットと中間ユニットを説明した模式図であり、図10(b)は下方ユニットと中間ユニットと上方ユニットが組み付けられた状態を示す模式図であり、図10(c)は梁筋の実施の形態4の模式図である。なお、図10(a)、(b)ともに正面図であり、たとえば上方ユニット20Cを取り上げると、紙面奥側に複数の第二のあばら筋2Dが所定のピッチ間隔で配設され、横筋4E,5Bで相互に接続されている。
実施の形態4にかかる梁筋100Cは、下方ユニット10Cと上方ユニット20Cが中間ユニット30Cにて繋がれた構成の梁筋である。
下方ユニット10Cでは、第一のあばら筋1Dの端部の内側において、位置合わせ用筋兼フック代替筋である第一の横筋3Eが取り付けられている。また、上方ユニット20Cでは、第二のあばら筋2Dの端部の外側において、フック代替筋である別途の横筋5Bが取り付けられ、さらに、端部から重ね継手長さLだけ上方の位置に位置合わせ用筋である第二の横筋4Eが取り付けられている。
一方、中間ユニット30Cは、左右の縦筋7A(左右とも、紙面奥側に複数の縦筋7Aがある)と、縦筋7Aの上方端部内側に取り付けられた位置合わせ用筋兼フック代替筋である第三の横筋8Aと、縦筋7Aの下方端部外側に取り付けられたフック代替筋である別途の横筋5Cと、下方端部から重ね継手長さLだけ上方の位置において位置合わせ用筋である第三の横筋8Bが取り付けられてその全体が構成されている。
下方ユニット10Cに対して中間ユニット30Cを鉛直下方(X1方向)に落とし込み、さらに、中間ユニット30Cに対して上方ユニット20Cを鉛直下方(X1方向)に落とし込む過程で、相互に干渉する部材が存在しないことから、速やかに梁筋前駆体100C’が形成され(図10(b))、その上方内側と下方内側に主筋6A,6Bを組み付けることで梁筋100Cが形成される(図10(c))。
図示する梁筋100Cでは、第一の横筋3Eと第三の横筋8Bが当接して位置合わせされ、さらに、第三の横筋8Aと第二の横筋4Eが当接して位置合わせされた際に、いずれも自動的に重ね継手長さLが確保された状態を形成できるため、優れた施工性が奏される。また、梁筋100〜100Bにおいては、それらの基本構成があばら筋を上下に分割したものを組み付けてなるものであり、梁せいの高い梁筋を形成し易いものであるが、梁筋100Cでは、中間ユニット30Cを備えていることでより一層梁せいの高い梁筋を形成することができる。
なお、図10で示す梁筋100Cを構成する各ユニットの構成は一例であり、その他、図10を180度回転させた形態があり、さらには、各ユニットにおける、位置合わせ用筋兼フック代替筋や位置合わせ用筋の配設形態を変化させた多様な変形例がある。
以上、本発明の実施の形態について図面を用いて詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計変更等があっても、それらは本発明に含まれるものである。
1A,1B,1C,1D…第一のあばら筋(あばら筋)、2A,2B,2C,2D…第二のあばら筋(あばら筋)、1Ba,1Ca,2Ba、2Ca…フック、3A,3C,3E…第一の横筋(横筋、位置合わせ用筋兼フック代替筋),4B…第二の横筋(横筋、位置合わせ用筋兼フック代替筋)、3B,3D…第一の横筋(横筋、位置合わせ用筋)、4A,4B,4C,4D,4E…第二の横筋(横筋、位置合わせ用筋)、8A…第三の横筋(横筋、位置合わせ用筋兼フック代替筋)、8B…第三の横筋(横筋、位置合わせ用筋)、5A,5B,5C…別途の横筋(横筋、フック代替筋)、6A,6B…主筋、7A…縦筋、10,10A,10B,10C…下方ユニット(ユニット)、20,20A,20B,20C…上方ユニット(ユニット)、100’,100A’,100B’,100C’…梁筋前駆体、100,100A,100B,100C…梁筋、L…重ね継手長さ、s…ピッチ、Z…梁筋長手方向

Claims (7)

  1. 上方に開いたコの字状の第一のあばら筋が所定のピッチで配設され、各第一のあばら筋が第一の横筋に接続されてなる下方ユニットと、
    下方に開いたコの字状の第二のあばら筋が所定のピッチで配設され、各第二のあばら筋が第二の横筋に接続されてなる上方ユニットと、から構成され、
    対応する前記第一のあばら筋と前記第二のあばら筋が所定の重ね継手長さでラップして接続され、双方の該あばら筋の内側に主筋が接続されてなる梁筋であって、
    前記第一の横筋と前記第二の横筋はいずれも双方の前記あばら筋の外側と内側のいずれか一方の同じ側に接続されており、
    前記第一の横筋と前記第二の横筋のうち、いずれか一方は前記あばら筋の端部に取り付けられた端部横筋であり、他方は前記あばら筋の端部から前記重ね継手長さだけ内側に取り付けられた内側横筋であり
    前記第一の横筋と前記第二の横筋は、前記対応する第一のあばら筋と前記第二のあばら筋が前記所定の重ね継手長さでラップする位置で、当接して位置合わせされている、梁筋。
  2. 前記第一のあばら筋と前記第二のあばら筋はいずれも端部にフックを備えておらず、
    前記端部横筋は位置合わせ用筋であるとともにフック代替筋であり、
    前記内側横筋が取り付けられている該あばら筋の端部には、該内側横筋が取り付けられている側と反対側にフック代替筋である別途の端部横筋が取り付けられている、請求項1に記載の梁筋。
  3. 前記第一のあばら筋と前記第二のあばら筋はいずれも、一方の端部にフックを備えており、かつ他方の端部にフックを備えておらず、
    端部にフックを備えている側では、前記内側横筋が取り付けられており、
    端部にフックを備えていない側では、該端部において、位置合わせ用筋であるとともにフック代替筋である前記端部横筋が取り付けられている、請求項1に記載の梁筋。
  4. 上方に開いたコの字状の第一のあばら筋が所定のピッチで配設され、各第一のあばら筋が第一の横筋に接続されてなる下方ユニットと、
    下方に開いたコの字状の第二のあばら筋が所定のピッチで配設され、各第二のあばら筋が第二の横筋に接続されてなる上方ユニットと、から構成され、
    対応する前記第一のあばら筋と前記第二のあばら筋が所定の重ね継手長さでラップして接続され、双方の該あばら筋の内側に主筋が接続されてなる梁筋であって、
    前記第一の横筋と前記第二の横筋はいずれも双方の前記あばら筋の外側と内側のいずれか一方の同じ側に接続されており、
    前記第一のあばら筋と前記第二のあばら筋はいずれも端部にフックを備えており、かつ、双方のあばら筋にはいずれも該端部から前記重ね継手長さだけ内側に位置合わせ用筋である前記第一および第二の横筋が取り付けられており、
    双方の前記あばら筋の前記フックが相互に前記梁筋の長手方向反対側に配向しており、
    前記第一の横筋と前記第二の横筋は、前記対応する第一のあばら筋と前記第二のあばら筋が前記所定の重ね継手長さでラップする位置で、当接して位置合わせされている、梁筋。
  5. 上方に開いたコの字状の第一のあばら筋が所定のピッチで配設され、各第一のあばら筋が第一の横筋に接続されてなる下方ユニットと、
    下方に開いたコの字状の第二のあばら筋が所定のピッチで配設され、各第二のあばら筋が第二の横筋に接続されてなる上方ユニットと、
    縦筋が所定のピッチで配設され、各縦筋が第三の横筋に接続されてなり、前記第一のあばら筋と前記第二のあばら筋の間に配設されて双方の該あばら筋を繋ぐ中間ユニットと、から構成され、
    対応する前記第一のあばら筋と前記縦筋、および対応する前記第二のあばら筋と前記縦筋がいずれも所定の重ね継手長さでラップして接続され、双方の該あばら筋の内側に主筋が接続されてなる梁筋であって、
    前記第一のあばら筋と前記第二のあばら筋と前記縦筋に対して、前記第一の横筋と前記第二の横筋と前記第三の横筋はいずれも該あばら筋もしくは該縦筋の外側と内側のいずれか一方の同じ側に接続されており、
    前記第一の横筋と前記第二の横筋は前記あばら筋の端部もしくは該端部から前記重ね継手長さだけ内側に取り付けられており、
    前記縦筋に取り付けられている前記第三の横筋は、対応する該第一の横筋と該第二の横筋が前記端部に取り付けられている場合は該縦筋の該端部から該重ね継手長さだけ内側に取り付けられ、対応する該第一の横筋と該第二の横筋が該端部から該重ね継手長さだけ内側に取り付けられている場合は該縦筋の該端部に取り付けられており、
    前記第一の横筋と前記第三の横筋、および前記第二の横筋と前記第三の横筋は、前記対応する第一のあばら筋と前記縦筋、および前記対応する第二のあばら筋と前記縦筋がいずれも前記所定の重ね継手長さでラップする位置で、当接して位置合わせされている、梁筋。
  6. 前記対応する第一のあばら筋と前記第二のあばら筋とが、前記梁筋の長手方向においてラップして接続されている、請求項1〜4に記載の梁筋。
  7. 前記対応する第一のあばら筋と前記縦筋、および前記対応する第二のあばら筋と前記縦筋がいずれも、前記梁筋の長手方向においてラップして接続されている、請求項5に記載の梁筋。
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