JP7438727B2 - 梁筋とその配筋方法 - Google Patents

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本発明は、梁筋とその配筋方法に関する。
建物の基礎梁や柱同士を繋ぐ梁を構成する梁筋の配筋に当たり、現場にて梁筋の長手方向に亘ってあばら筋間のピッチを測定しながら複数のあばら筋を配筋し、あばら筋を構成する縦筋に横筋(腹筋)を結束等にて取り付け、あばら筋の上下内側にそれぞれ複数の主筋を接続する作業を効率化するべく、所謂溶接鉄筋を使用する施工方法が適用されることがある。この溶接鉄筋は、工場等にて例えばあばら筋と横筋を予め溶接にてユニット化したものであり、このような溶接鉄筋を現場に搬入し、現場にて例えば上方のユニットと下方のユニットを接続することにより、閉鎖型のあばら筋を配筋する。そして、閉鎖型のあばら筋の上下の内側に上端主筋と下端主筋を配筋し、結束等することにより、梁筋が配筋される。
ここで、複数のあばら筋が上端主筋と下端主筋によりユニット化された下方ユニットに対して、フックを有していないキャップタイを被せて配筋することにより形成される、梁筋の配筋構造と配筋方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2016-29249号公報
しかしながら、特許文献1に記載の梁筋では、キャップタイである上方のあばら筋がフックを有していないことに加えて、下方のあばら筋に対してキャップタイが僅かにラップした状態で配筋されているに過ぎないことから、十分な強度を有している梁筋であるか否かは不明である。尚、鉄筋コンクリート造配筋指針・同解説 2010(日本建築学会)によれば、上記するキャップタイ形式の配筋においては、例えば、下方のあばら筋の上端に135度のフックを設け、この下方のあばら筋とキャップタイを8d(dは異形鉄筋の呼び名)の重ね継手長さで重ねる配筋仕様が記載されている。このような一般仕様に鑑みると、特許文献1に記載のキャップタイ形式の梁筋の強度が十分であるか否か、言い換えれば、上下のあばら筋同士が強度のある態様で閉鎖型の鉄筋を形成しているか否かが不明であると言わざるを得ない。
本発明は上記する問題に鑑みてなされたものであり、高強度で施工性に優れた梁筋とその配筋方法を提供することを目的としている。
前記目的を達成すべく、本発明による梁筋の一態様は、
上方に開いたコの字状を呈し、底筋部と該底筋部の左右端から上方に立ち上がる立ち上がり筋部とを有する第一のあばら筋が所定のピッチで配設され、各第一のあばら筋同士が、対応する左右の前記立ち上がり筋部の上端内側に全強度溶接にて上端主筋に接続されてなる下方ユニットと、
下方に開いたコの字状を呈し、天端筋部と該天端筋部の左右端から下方に垂れる垂れ筋部とを有する第二のあばら筋が所定のピッチで配設され、各第二のあばら筋同士が、対応する左右の前記垂れ筋部の外側の所定位置にて横筋に溶接にて接続され、前記垂れ筋部の端部にフックを有していない上方ユニットと、から構成され、
前記第一のあばら筋を形成する前記底筋部と前記立ち上がり筋部の境界の曲げ部の内側に下端主筋が接続されることにより、梁筋が形成されており、
前記下方ユニットに前記上方ユニットが被せられた状態において、対応する前記第一のあばら筋の前記立ち上がり筋部と前記第二のあばら筋の前記垂れ筋部とがラップし、前記横筋が前記梁筋の高さの中央位置に配設されていることを特徴とする。
本態様によれば、複数の第一のあばら筋が上端主筋にて一体化された下方ユニットの立ち上がり筋部と、複数の第二のあばら筋が横筋にて一体化された上方ユニットの垂れ筋部がラップし、この際に、横筋が梁筋の高さの中央位置に配設されていることにより、高い強度で一体化された梁筋が形成される。横筋は、例えば、垂れ筋部の下端の外側に接続されている。ここで、下方ユニットにおいて第一のあばら筋と上端主筋が接続される「全強度溶接」とは、「全強度鉄筋交差溶接」とも言い、あばら筋のJIS規格降伏点以上の強度を溶接部が有し、鉄筋の伸びも溶接前の鉄筋のJIS規格値以上であり、溶接部のせん断強度があばら筋の短期の許容引張強度以上となるスポット溶接を意味する。尚、通常のスポット溶接は、溶接部が鉄筋のJIS規格降伏点の1/3乃至2/3程度を保証するものである。この全強度溶接は、通常のスポット溶接を二回以上繰り返すものであり、一度のスポット溶接後に溶接部が急冷する前に二度目のスポット溶接を行うことにより焼き鈍す溶接方法である。
尚、下方ユニットに必ずしも含まれない下端主筋が、第一のあばら筋を形成する底筋部と立ち上がり筋部の境界の曲げ部の内側に接続されている。この下端主筋も、第一のあばら筋に対して全強度溶接にて接続されていてもよいし、結束線等で結束されてもよい。この第一のあばら筋に対する下端主筋の接続態様は、後述する配筋方法の相違によって異なってくるものである。
一方、上方ユニットにおいて複数の第二のあばら筋と横筋を接続する「溶接」は、全強度溶接の他、一般のスポット溶接を意味する広義の溶接を意味している。また、上方ユニットにおいて複数の第二のあばら筋に横筋が溶接されていることにより、この溶接された横筋は、第二のあばら筋におけるフック代替筋となる。同様に、下方ユニットにおいて、溶接された上端主筋は、第一のあばら筋におけるフック代替筋となる。このようにフック代替筋である横筋を備えていることにより、第二のあばら筋からはフックを不要にできる。同様に、フック代替筋である上端主筋を備えていることにより、第一のあばら筋からもフックを不要にできる。
本態様においては、対応する第一のあばら筋の立ち上がり筋部と、第二のあばら筋の垂れ筋部がラップするものの、このラップ長が所定の重ね継手長さを満たすことを不要にしており、原則的にラップ長に関する制限は設けていない。例えば、梁成の低い梁において、立ち上がり筋部と垂れ筋部のラップ箇所に対して所定の重ね継手長さを要求すると、垂れ筋部の外側にある横筋が例えば下端主筋の側方に位置したり、横筋が梁の下端からはみ出してしまうことが生じ得る。前者の場合、横筋が側方へのひび割れの起点となりかねない。そこで、本態様では、立ち上がり筋部と垂れ筋部のラップ箇所が所定の重ね継手長さを有していないものの、ラップ箇所のラップ長が梁筋の高さの半分の長さ確保された上で、梁筋の高さの中央位置に横筋が配設されていることにより、対応する第一のあばら筋と第二のあばら筋の一体化を図ることにしている。
また、本発明による梁筋の他の態様は、
上方に開いたコの字状を呈し、底筋部と該底筋部の左右端から上方に立ち上がる立ち上がり筋部とを有する第一のあばら筋が所定のピッチで配設され、各第一のあばら筋同士が、対応する左右の前記立ち上がり筋部の上端内側に全強度溶接にて上端主筋に接続されてなる下方ユニットと、
下方に開いたコの字状を呈し、天端筋部と該天端筋部の左右端から下方に垂れる垂れ筋部とを有する第二のあばら筋が所定のピッチで配設され、各第二のあばら筋同士が、対応する左右の前記垂れ筋部の外側の所定位置にて横筋に溶接にて接続され、前記垂れ筋部の端部にフックを有していない上方ユニットと、から構成され、
前記第一のあばら筋を形成する前記底筋部と前記立ち上がり筋部の境界の曲げ部の内側に下端主筋が接続されることにより、梁筋が形成されており、
前記下方ユニットに前記上方ユニットが被せられた状態において、対応する前記第一のあばら筋の前記立ち上がり筋部と前記第二のあばら筋の前記垂れ筋部とがラップし、前記横筋が、前記梁筋の高さの中央位置よりも下方位置であって、かつ、前記下端主筋を中心として該下端主筋の真かぶりの長さの2倍の長さを一辺とする正方形の範囲に存在しない位置にあることを特徴とする。
本態様によれば、複数の第一のあばら筋が上端主筋にて一体化された下方ユニットの立ち上がり筋部と、複数の第二のあばら筋が横筋にて一体化された上方ユニットの垂れ筋部がラップし、この際に、横筋が、梁筋の高さの中央位置よりも下方位置であって、かつ、下端主筋を中心として該下端主筋の真かぶりの長さの2倍の長さを一辺とする正方形の範囲に存在しない位置にあることにより、高い強度で一体化された梁筋が形成される。一般に主筋の付着強度を検討する際には、主筋の真かぶりcの2倍の2cの範囲を影響範囲とすることから、この影響範囲の外側に横筋を配置することにより、下端主筋の付着強度への影響を無くしながら、対応する第一のあばら筋と第二のあばら筋の一体化を図るものとしている。
また、本発明による梁筋の他の態様は、梁成が500mm以下の梁に適用されることを特徴とする。
本態様によれば、梁成が500mm以下の梁成の低い梁において、立ち上がり筋部と垂れ筋部のラップ箇所が所定の重ね継手長さを有していないものの、ラップ箇所のラップ長が梁筋の高さの半分の長さ確保された上で、梁筋の高さの中央位置に横筋が配設されていることにより、第一のあばら筋と第二のあばら筋の一体化が図られた梁筋を形成することができる。ここで、「柱成が500mm以下の梁」とは、例えば、梁成が400mm以上500mm以下の梁が挙げられる。
また、本発明による梁筋の他の態様は、前記垂れ筋部の外側の所定位置において、前記横筋が全強度溶接にて接続されていることを特徴とする。
本態様によれば、第二のあばら筋と横筋が通常のスポット溶接でなく、全強度溶接にて接続されていることにより、より一層強度の高い梁筋を形成することができる。
また、本発明による梁筋の配筋方法の一態様は、
上方に開いたコの字状を呈し、底筋部と該底筋部の左右端から上方に立ち上がる立ち上がり筋部とを有する第一のあばら筋が所定のピッチで配設され、各第一のあばら筋同士が、対応する左右の前記立ち上がり筋部の上端内側に全強度溶接にて上端主筋に接続されてなる下方ユニットを配筋する、下方ユニット設置工程と、
下方に開いたコの字状を呈し、天端筋部と該天端筋部の左右端から下方に垂れる垂れ筋部とを有する第二のあばら筋が所定のピッチで配設され、各第二のあばら筋同士が、対応する左右の前記垂れ筋部の外側の所定位置にて横筋に溶接にて接続され、前記垂れ筋部の端部にフックを有していない上方ユニットを、前記下方ユニットに被せて配筋し、対応する前記第一のあばら筋の前記立ち上がり筋部と前記第二のあばら筋の前記垂れ筋部とをラップさせ、前記横筋を梁筋の高さの中央位置に配設して接続する、上下ユニット接続工程と、
前記第一のあばら筋を形成する前記底筋部と前記立ち上がり筋部の境界の曲げ部の内側に下端主筋を接続する、下端主筋接続工程と、を有することを特徴とする。
本態様によれば、例えば工場にて製作された上方ユニットと下方ユニットを現場に搬送し、少なくとも第一のあばら筋の立ち上がり筋部と第二のあばら筋の垂れ筋部をラップさせ、上方ユニットの有する横筋を梁筋の高さの中央位置に配設し、対応する立ち上がり筋部と垂れ筋部を結束等にて組み付けることにより、効率的に梁筋を配筋することができる。特に、下方ユニットが上端主筋を有していることにより、上方ユニットを構成する第二のあばら筋を下方ユニットの上方から被せた際に、上端主筋に第二のあばら筋を載置することができ、この載置状態において、横筋を梁筋の高さの中央位置に自動的に配設できる。尚、本態様においては、下方ユニットが下端主筋を有しておらず、従って、上方ユニットと下方ユニットを結束した後、下方ユニットの第一のあばら筋を構成する底筋部と立ち上がり筋部の境界の曲げ部の内側に下端主筋を接続する。この接続は、例えば結束等にて行うことができる。また、本態様によれば、下方ユニットが下端主筋を備えていないことから、下方ユニットが下端主筋を有する場合と比較すると、同程度の重量の下方ユニットを製作する際に、下方ユニットの延長(梁筋の長手方向へのユニット長さ)を長くすることができる。
また、本発明による梁筋の配筋方法の他の態様は、
上方に開いたコの字状を呈し、底筋部と該底筋部の左右端から上方に立ち上がる立ち上がり筋部とを有する第一のあばら筋が所定のピッチで配設され、各第一のあばら筋同士が、対応する左右の前記立ち上がり筋部の上端内側に全強度溶接にて上端主筋に接続され、かつ、前記底筋部と前記立ち上がり筋部の境界の内側に下端主筋が溶接にて接続されてなる下方ユニットを配筋する、下方ユニット設置工程と、
下方に開いたコの字状を呈し、天端筋部と該天端筋部の左右端から下方に垂れる垂れ筋部とを有する第二のあばら筋が所定のピッチで配設され、各第二のあばら筋同士が、対応する左右の前記垂れ筋部の外側の所定位置にて横筋に溶接にて接続され、前記垂れ筋部の端部にフックを有していない上方ユニットを、前記下方ユニットに被せて配筋し、対応する前記第一のあばら筋の前記立ち上がり筋部と前記第二のあばら筋の前記垂れ筋部とをラップさせ、前記横筋を梁筋の高さの中央位置に配設して接続する、もしくは、前記横筋を、前記梁筋の高さの中央位置よりも下方位置であって、かつ、前記下端主筋を中心として該下端主筋の真かぶりの長さの2倍の長さを一辺とする正方形の範囲に存在しない位置に配設して接続する、上下ユニット接続工程と、を有することを特徴とする。
本態様によれば、下方ユニットが第一のあばら筋に対して上端主筋も下端主筋も溶接にて接続された状態で有していることから、下方ユニットに対して上方ユニットを結束等にて組み付けた際に、梁筋の配筋を完成させることができる。すなわち、下方ユニットと上方ユニットの組み付けの後に下端主筋の配筋をさらに行う手間を解消することができる。また、本態様では、上端主筋に第二のあばら筋を載置した際に、横筋を、梁筋の高さの中央位置に自動的に配設でき、あるいは、横筋を、梁筋の高さの中央位置よりも下方位置であって、かつ、下端主筋を中心として該下端主筋の真かぶりの長さの2倍の長さを一辺とする正方形の範囲に存在しない位置に自動的に配設できる。
以上の説明から理解できるように、本発明の梁筋とその配筋方法によれば、高強度で施工性に優れた梁筋を提供することができる。
第1の実施形態に係る梁筋の配筋方法の一例を説明する工程図である。 図1に続いて第1の実施形態に係る梁筋の配筋方法を説明する工程図であって、梁筋中間体の一例を示す図である。 図2に続いて第1の実施形態に係る梁筋の配筋方法を説明する工程図であって、かつ第1の実施形態に係る梁筋の一例を説明する図である。 第2の実施形態に係る梁筋の一例を説明する図である。 第2の実施形態に係る梁筋の配筋方法の一例を説明する工程図である。 図5に続いて第2の実施形態に係る梁筋の配筋方法を説明する工程図であって、かつ第3の実施形態に係る梁筋の一例を説明する図である。
以下、各実施形態に係る梁筋の配筋方法と各配筋方法にて形成された梁筋について、添付の図面を参照しながら説明する。尚、本明細書及び図面において、実質的に同一の構成要素については、同一の符号を付することにより重複した説明を省く場合がある。
[第1の実施形態に係る梁筋の配筋方法と梁筋]
はじめに、図1乃至図3を参照して、第1の実施形態に係る梁筋の配筋方法の一例とこの配筋方法にて形成された梁筋の一例について説明する。ここで、図1乃至図3はこの順に、第1の実施形態に係る梁筋の配筋方法の一例を説明する工程図であり、図3はさらに、第1の実施形態に係る梁筋の一例を説明する図である。図1に示すように、本実施形態に係る梁筋の配筋方法は、工場等にて予め下方ユニット50と上方ユニット60を製作したものを現場搬送し、現場にて下方ユニット50と上方ユニット60を組み付けることにより梁筋の配筋を行うものである。
図1に示すように、下方ユニット50は、上方に開いたコの字状を呈し、底筋部11と、底筋部11の左右端から上方に立ち上がる立ち上がり筋部12と、を有する第一のあばら筋10が、梁筋の長手方向であるZ方向に所定のピッチsで配設され、各第一のあばら筋10同士が、対応する左右の立ち上がり筋部12の上端内側において上端主筋30にて接続されることにより形成されている。
ここで、立ち上がり筋部12と上端主筋30の接続は、全強度溶接にて接続される。この全強度溶接は、通常のスポット溶接を二回以上繰り返す溶接であり、一度のスポット溶接後に溶接部が急冷する前に二度目のスポット溶接を行うことにより、焼き鈍す溶接方法である。この全強度溶接により、第一のあばら筋10と上端主筋30の溶接部が第一のあばら筋10のJIS規格降伏点以上の強度を有し、鉄筋の伸びも溶接前の鉄筋のJIS規格値以上であり、溶接部のせん断強度があばら筋の短期の許容引張強度以上を有することになり、双方の部材が高い接続強度にて接続されている。
図示する所定のピッチsは、150mm、200mm等、コンクリート内における必要鉄筋量等から決定される。また、第一のあばら筋10は例えば異形棒鋼から形成され、直径10mm(D10)、D13等の鉄筋が適用され、これも上記所定のピッチsとの関連で必要鉄筋量等から決定される。
上端主筋30には所定径の異形棒鋼が適用され、図示例の上端主筋30は二本であることから、設計曲げモーメントや設計せん断力等を満たすようにその径が設定される。尚、必要鉄筋量の観点からは、最終的に配筋された状態において、二本の上端主筋30の間に1以上の別途の上端主筋30が配筋されてもよい。例えば、図示例においては、D19、D22等の異形棒鋼を適用できる(以上、下方ユニット設置工程)。
一方、上方ユニット60は、下方に開いたコの字状を呈し、天端筋部21と、天端筋部21の左右端から下方に垂れる垂れ筋部22と、を有する第二のあばら筋20が、第一のあばら筋10と同様に、梁筋の長手方向であるZ方向に所定のピッチsで配設され、各第二のあばら筋20同士が、対応する左右の垂れ筋部22の外側の所定位置にて横筋40に溶接にて接続されることにより形成されている。
ここで、垂れ筋部22における横筋40の取り付け位置は、垂れ筋部22の下端であり、垂れ筋部22の下端に横筋40が溶接により接続されている。この溶接は、通常のスポット溶接でもよいが、下方ユニット50における第一のあばら筋10と上端主筋30の溶接と同様に、全強度溶接にて接続されるのが好ましい。
また、垂れ筋部22の長さLは、図2に示すように梁筋中間体100'が施工された際に、この梁筋中間体100'の高さ2Lの半分の長さを有している。従って、梁筋中間体100'の中央位置に横筋40が配設されるようになっている。
また、第二のあばら筋20の垂れ筋部22の下端はフックを有しておらず、端部に溶接にて横筋40が接続されていることにより、この横筋40がフックに代わるフック代替筋となる。このように、第二のあばら筋20が垂れ筋部22の端部にフックを具備しないものの、横筋40が溶接にて、好ましくは全強度溶接にて接続されていることから、フックに期待される第二のあばら筋20のコンクリート内における良好な定着性が保証される。
また、同様に、下方ユニット50においては、第一のあばら筋10が立ち上がり筋部12の端部にフックを具備しないものの、上端主筋30が溶接にて接続されていることにより、この上端主筋30がフックに代わるフック代替筋となる。このように、第一のあばら筋10の端部に上端主筋30が全強度溶接にて接続されていることから、フックに期待される第一のあばら筋10のコンクリート内における良好な定着性が保証される。
尚、図示例の下方ユニット50と上方ユニット60は、いずれも5本ずつの第一のあばら筋10と第二のあばら筋20を同ピッチsにて有するものであるが、現場への搬送性の他、現場における運搬性等の施工性の観点から、6本以上のあばら筋を有して可能な限りZ方向に長いユニットとしてもよい。
特に、下方ユニット50が主筋として上端主筋30のみを有し、下端主筋を有していないことから、後述する第2の実施形態に係る配筋方法で適用される下方ユニットと比べて下方ユニット50の重量が相対的に軽量になっている。そのため、下端主筋を有する第2の実施形態に係る下方ユニットと比べて、Z方向により一層長い下方ユニット50とすることができる。また、このようにより一層長い下方ユニット50を用意した場合は、上方ユニット60も、この長い下方ユニット50に対応する長さのものが用意される。
次に、図2に示すように、上方ユニット60を下方ユニット50に被せて配筋し、対応する第一のあばら筋10の立ち上がり筋部12と第二のあばら筋20の垂れ筋部22とをラップさせて接続することにより、梁筋中間体100'を施工する(上下ユニット接続工程)。
この上下ユニット接続工程では、下方ユニット50が上端主筋30を有していることにより、上方ユニット60を構成する第二のあばら筋20を下方ユニット50の上方から被せた際に、二条の上端主筋30の上に第二のあばら筋20を載置することができる。
次に、図3に示すように、各第一のあばら筋10を形成する底筋部11と立ち上がり筋部12の境界の曲げ部の内側に下端主筋70を配筋し、接続することにより、第1の実施形態に係る梁筋100が配筋される(下端主筋接続工程)。ここで、第一のあばら筋10に対する下端主筋70の接続は、結束線等による結束にて行われる。
ここで、図示例の梁筋100により形成される梁は、梁成が500mm以下と低い梁を対象としている。より具体的には、図示例の梁筋100は、梁成が400mm以上500mm以下の梁に好適である。そのため、立ち上がり筋部12と垂れ筋部22のラップ箇所(ラップ長は、垂れ筋部22の長さL)の長さは、所定の重ね継手長さ(例えば、垂れ筋部22の径dの25倍の重ね継手長さ)を有していない。
仮に、このように梁成の低い梁に対して、立ち上がり筋部12と垂れ筋部22のラップ箇所に所定の重ね継手長さを要求すると、垂れ筋部22の外側にある横筋40が、例えば下端主筋70の側方に位置し得ることとなり、横筋40が側方へのひび割れの起点となりかねない。
そこで、梁筋100においては、立ち上がり筋部12と垂れ筋部22のラップ箇所が所定の重ね継手長さを有していないものの、ラップ箇所のラップ長が梁筋100の高さ2Lの半分の長さL確保された上で、梁筋100の高さの中央位置に横筋40が配設されていることにより、対応する第一のあばら筋10と第二のあばら筋20を、高い強度で一体化することができる。
また、横筋40を梁筋100の高さ2Lの中央位置に配設したことにより、曲げ破壊先行型の梁を形成することができ、脆性破壊が抑制された梁に供される梁筋100となる。
すなわち、第一のあばら筋10の立ち上がり筋部12と第二のあばら筋20の垂れ筋部22がラップして梁筋100が形成されていることから、このラップ箇所を有する少なくとも梁筋100の高さ上方の領域では、あばら筋がダブルに配置されており、梁筋100の高さ下方の領域に比べて鉄筋量(あばら筋量)が多くなっている。仮に横筋40を梁筋100の高さ中央よりも上方の領域に梁筋すると、上記するようにあばら筋量が多いことに加えて横筋40が鉄筋量に加算され、上側引張りの曲げモーメントが卓越し易い梁の両端部における曲げ耐力が大きくなり過ぎる恐れがあり、せん断破壊先行型の梁となる可能性が高くなる。そこで、図示する梁筋100においては、横筋40を梁筋100の高さ2Lの中央位置に配設することにより、梁の両端部における曲げ耐力を低減し、せん断破壊先行型でなくて曲げ破壊先行型の梁を形成し易くできる。
[第2の実施形態に係る梁筋]
次に、図4を参照して、第2の実施形態に係る梁筋の一例について説明する。ここで、図4は、第2の実施形態に係る梁筋の一例を説明する図である。尚、図4において、一点鎖線により、梁筋100Aを埋設する梁200を示している。
図4に示す梁筋100Aは、上方ユニット60Aを構成する第二のあばら筋20Aの有する垂れ筋部22Aの長さL'が、図1乃至図3に示す第二のあばら筋20の有する垂れ筋部22の長さLよりも長く、従って、垂れ筋部22Aの下端に固定されている横筋40は、梁筋100Aの中央位置よりも下方に配設されている。
より具体的には、横筋40は、梁筋100Aの中央位置よりも下方位置であって、かつ、下端主筋70を中心として下端主筋70の真かぶりcの長さの2倍である2cの長さを一辺とする、下端主筋70を中心とした正方形の範囲に存在しない位置に配設されている。
一般に主筋の付着強度を検討する際には、主筋の真かぶりcの2倍の2cの範囲を影響範囲とすることから、梁筋100Aにおいてもこの影響範囲の外側に横筋40を配置することにより、下端主筋70の付着強度への影響を無くしながら、対応する第一のあばら筋20Aと第二のあばら筋10の一体化を図ることができる。
梁筋100Aにおいても、立ち上がり筋部12と垂れ筋部22Aのラップ箇所は所定の重ね継手長さを充足していない。そのため、梁200が梁成500mm以下と梁成の低い梁であっても、垂れ筋部22Aの外側にある横筋40が、例えば下端主筋70の側方に位置することが解消される。そのため、主筋100と同様に、下端主筋70の側方に横筋40が位置した際に、この横筋40が側方へのひび割れの起点になるといった恐れはない。
また、梁筋100Aにおいては、横筋40を梁筋100の高さ2Lの中央位置よりも下方に配設することにより、梁200の両端部における曲げ耐力を低減し、せん断破壊先行型でなくて曲げ破壊先行型の梁200を形成し易くできる。
[第2の実施形態に係る梁筋の配筋方法、及び、第3の実施形態に係る梁筋]
次に、図5及び図6を参照して、第2の実施形態に係る梁筋の配筋方法の一例と、この配筋方法にて形成された第3の実施形態に係る梁筋の一例について説明する。ここで、図5と図6はこの順に、第2の実施形態に係る梁筋の配筋方法の一例を説明する工程図であり、図6はさらに、第3の実施形態に係る梁筋の一例を説明する図である。図5に示すように、本実施形態に係る梁筋の配筋方法においても、第1の実施形態の配筋方法と同様に、工場等にて予め下方ユニット50Aと上方ユニット60Bを製作したものを現場搬送し、現場にて下方ユニット50Aと上方ユニット60Bを組み付けることにより梁筋の配筋を行うものである。尚、以下の説明では、第1の実施形態の配筋方法との相違点を述べることにより、第2の実施形態の配筋方法や梁筋の構成の理解が容易となることから、図1乃至図3も適宜参照しながら、第2の実施形態の配筋方法と第3の実施形態に係る梁筋について説明する。
図1と図5を比較すると明らかなように、第2の実施形態に係る配筋方法では、下方ユニット50Aが、第一のあばら筋10の左右の立ち上がり筋部12の上端内側に全強度溶接にて上端主筋30を有していることに加えて、底筋部11と立ち上がり筋部12の境界の内側に全強度溶接にて下端主筋70を有している。すなわち、下方ユニット設置工程により、上端主筋30と下端主筋70が同時に配筋されることが特徴である。
尚、第1の実施形態における下方ユニット50と異なり、第2の実施形態における下方ユニット50Aは下端主筋70を有している分だけユニット重量が増加することから、例えば下方ユニット50と同重量の下方ユニット50Aを製作しようとした際に、同程度の施工性を保証するには、梁筋の長手方向であるZ方向の長さを相対的に短くすることを要する。例えば、図1における下方ユニット50が所定間隔sを有した5本の第一のあばら筋10を備えているのに対して、図4における下方ユニット50Aは所定間隔sを有した4本の第一のあばら筋10を備えていて、例えば全体の重量が同程度になっている。尚、上方ユニット60Aも、下方ユニット50Aに応じて、所定間隔sを有した4本の第二のあばら筋20を備えている。
従って、図6に示すように、上方ユニット60Bを下方ユニット50Aに被せて配筋し、対応する第一のあばら筋10の立ち上がり筋部12と第二のあばら筋20の垂れ筋部22とをラップさせて結束等にて接続することにより、自動的に梁筋100Aの配筋が完了する(上下ユニット接続工程)。
この配筋方法によれば、下方ユニット50Aと上方ユニット60Bの組み付けの後に、下端主筋70の配筋をさらに行う手間を解消することができ、より一層高い効率性の下で梁筋の配筋を行うことができる。
そして、形成された梁筋100Bにおいても、横筋40が梁筋100Bの高さ2Lの中央位置に配設されていることにより、梁の両端部における曲げ耐力を低減することができ、曲げ破壊先行型の梁の形成に供される梁筋となっている。
尚、図示を省略するが、第2の実施形態に係る配筋方法により、図4に示す梁筋100Aと同様に、横筋40が、梁筋の中央位置よりも下方位置であって、かつ、下端主筋70を中心として下端主筋70の真かぶりcの長さの2倍である2cの長さを一辺とする、下端主筋70を中心とした正方形の範囲に存在しない位置に配設されている梁筋が施工されてもよい。
上記実施形態に挙げた構成等に対し、その他の構成要素が組み合わされるなどした他の実施形態であってもよく、ここで示した構成に本発明が何等限定されるものではない。この点に関しては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更することが可能であり、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
10:第一のあばら筋
11:底筋部
12:立ち上がり筋部
20,20A:第二のあばら筋
21:天端筋部
22,22A:垂れ筋部
30:上端主筋
40:横筋
50,50A:下方ユニット
60,60A,60B:上方ユニット、
70:下端主筋、
100,100A,100B:梁筋
200:梁

Claims (4)

  1. 上方に開いたコの字状を呈し、底筋部と該底筋部の左右端から上方に立ち上がる立ち上がり筋部とを有する第一のあばら筋が所定のピッチで配設され、各第一のあばら筋同士が、対応する左右の前記立ち上がり筋部の上端内側に全強度溶接にて上端主筋に接続されてなる下方ユニットと、
    下方に開いたコの字状を呈し、天端筋部と該天端筋部の左右端から下方に垂れる垂れ筋部とを有する第二のあばら筋が所定のピッチで配設され、各第二のあばら筋同士が、対応する左右の前記垂れ筋部の外側の所定位置にて横筋に溶接にて接続され、前記垂れ筋部の端部にフックを有していない上方ユニットと、から構成され、
    前記第一のあばら筋を形成する前記底筋部と前記立ち上がり筋部の境界の曲げ部の内側に下端主筋が接続されることにより、梁筋が形成されており、
    前記下方ユニットに前記上方ユニットが被せられた状態において、対応する前記第一のあばら筋の前記立ち上がり筋部と前記第二のあばら筋の前記垂れ筋部とがラップし、前記横筋が前記梁筋の高さの中央位置に配設されていることを特徴とする、梁筋。
  2. 梁成が500mm以下の梁に適用されることを特徴とする、請求項に記載の梁筋。
  3. 前記垂れ筋部の外側の所定位置において、前記横筋が全強度溶接にて接続されていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の梁筋。
  4. 上方に開いたコの字状を呈し、底筋部と該底筋部の左右端から上方に立ち上がる立ち上がり筋部とを有する第一のあばら筋が所定のピッチで配設され、各第一のあばら筋同士が、対応する左右の前記立ち上がり筋部の上端内側に全強度溶接にて上端主筋に接続されてなる下方ユニットを配筋する、下方ユニット設置工程と、
    下方に開いたコの字状を呈し、天端筋部と該天端筋部の左右端から下方に垂れる垂れ筋部とを有する第二のあばら筋が所定のピッチで配設され、各第二のあばら筋同士が、対応する左右の前記垂れ筋部の外側の所定位置にて横筋に溶接にて接続され、前記垂れ筋部の端部にフックを有していない上方ユニットを、前記下方ユニットに被せて配筋し、対応する前記第一のあばら筋の前記立ち上がり筋部と前記第二のあばら筋の前記垂れ筋部とをラップさせ、前記横筋を梁筋の高さの中央位置に配設して接続する、上下ユニット接続工程と、
    前記第一のあばら筋を形成する前記底筋部と前記立ち上がり筋部の境界の曲げ部の内側に下端主筋を接続する、下端主筋接続工程と、を有することを特徴とする、梁筋の配筋方法。
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