JP7074445B2 - 鉄筋ユニットおよび鉄筋コンクリート梁 - Google Patents

鉄筋ユニットおよび鉄筋コンクリート梁 Download PDF

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Description

この発明は、鉄筋コンクリート梁の構築に用いる鉄筋を事前に接合してなる鉄筋ユニットおよびこの鉄筋ユニットを用いた鉄筋コンクリート梁に関する。
従来より、床梁や地中梁等の鉄筋コンクリート梁においては、その延設方向に交差するようにあばら筋を一定間隔で配置している。上記あばら筋は矩形状を有しており、その4つの角の内側に4本の主筋が設けられる。また、上記あばら筋をU字状あばら筋と当該U字状あばら筋よりも丈が低いU字状筋(いわゆるキャップタイ)とからなる分離構造としておくことにより、上記U字状あばら筋内への各種鉄筋の組み込み等を容易にすることも行われている。
また、特許文献1には、矩形断面の鉄筋コンクリート梁の四隅部分に位置する2本の上端主筋および2本の下端主筋と、前記上端主筋および前記下端主筋を取り囲む状態で、梁長さ方向に所定の間隔で配置され、これら上端主筋および下端主筋のそれぞれに、全強度溶接により接合されたU字状の第1のあばら筋と、前記下端主筋および前記上端主筋のうち、前記あばら筋が開口する側の主筋の間に、前記第1のあばら筋とは上下逆向きに被せて、これらの主筋に固定されているU字状の第2のあばら筋とを有する鉄筋コンクリート梁の配筋構造が開示されている。
特開2016-29249号公報
従来、上記矩形状のあばら筋或いはU字状あばら筋に予め4本の主筋を固定した鉄筋ユニットを作製して現場に搬送しているが、上記4本の主筋によって鉄筋ユニットが重くなるため、上記鉄筋ユニットを現場で必要箇所に運ぶ作業等が大きな負担となっていた。また、通常、上記鉄筋ユニットを型枠内で直列に複数並べて相互に連結するが、この連結のための重ね継ぎ手は上記4本の主筋について行う必要があるため、鉄筋量の増大を招くという欠点もあった。
この発明は、上記の事情に鑑み、現場での設置において作業者の負担を軽減し、また、鉄筋の使用量を少なくすることを課題とする。
この発明の鉄筋ユニットは、上記の課題を解決するために、鉄筋コンクリート梁の延設方向に交差する略矩形状のあばら筋を構成するU字状あばら筋と当該U字状あばら筋よりも丈が低いキャップタイのうち上記U字状あばら筋を備える鉄筋ユニットであって、上記U字状あばら筋が所定間隔で複数配置され、主筋が上記複数のU字状あばら筋の対向筋部の開口側にのみ固定されていることを特徴とする(以下、この項において第1構成という。)。
上記の構成であれば、上記主筋が複数のU字状あばら筋の対向筋部の開口側にのみ固定されているので、上記U字状あばら筋の4か所に主筋を設けている構造に比べて軽量となる。これにより、上記鉄筋ユニットを現場の必要箇所に運んで設置する作業の負担軽減が図れる。また、個々のU字状あばら筋を現場で配置する場合に比べ、上記U字状あばら筋の配置間隔の精度を高めることが容易になる。
また、この発明の鉄筋ユニットは、鉄筋コンクリート梁の延設方向に交差する略矩形状のあばら筋を構成するU字状あばら筋と当該U字状あばら筋よりも丈が低いキャップタイのうち上記キャップタイを備える鉄筋ユニットであって、上記キャップタイが所定間隔で複数配置され、これら複数のキャップタイの対向筋部の外側部位に、当該複数のキャップタイの配置方向に延びる拘束筋が固定されていることを特徴とする(以下、この項において第2構成という。)。
上記の構成であれば、上記キャップタイの対向筋部の外側部位に、当該複数のキャップタイの配置方向に延びる拘束筋が固定されているので、上記キャップタイを纏めて扱うことができ、個々のキャップタイを扱う場合に比べて作業性の向上が図れる。また、個々のキャップタイを現場で配置する場合に比べ、上記キャップタイの配置間隔の精度を高めることが容易になる。
また、この発明の鉄筋コンクリート梁は、上記第1構成の鉄筋ユニットが上記開口側を上に向けて配置され、各キャップタイが上記主筋上で上記複数のU字状あばら筋の近傍位置に置かれ、上記複数のU字状あばら筋の両側角部の内側部位に他の主筋が固定され、これら鉄筋の周囲にコンクリートが設けられたことを特徴とする。かかる構成であれば、上記キャップタイが上記コンクリートを介して上記U字状あばら筋の開口側に固定された主筋によって拘束されることになるので、上記キャップタイの開き防止が図れる。
また、この発明の鉄筋コンクリート梁は、上記第1構成の鉄筋ユニットが上記開口側を上に向けて配置され、上記第2構成の鉄筋ユニットの各キャップタイが上記主筋上で上記複数のU字状あばら筋の近傍位置に置かれ、上記複数のU字状あばら筋の両側角部の内側部位に他の主筋が固定され、これら鉄筋の周囲にコンクリートが設けられたことを特徴とする。かかる構成であれば、上記第2構成の鉄筋ユニットにおけるキャップタイの対向筋部の外側部位に固定された上記拘束筋によって、上記キャップタイの開き防止が図れる。
また、この発明の鉄筋コンクリート梁は、上記第1構成の鉄筋ユニットが上記開口側を下に向けて配置され、各キャップタイが上記主筋下で上記複数のU字状あばら筋の近傍位置に置かれ、上記複数のU字状あばら筋の両側角部の内側部位に他の主筋が固定され、これら鉄筋の周囲にコンクリートが設けられたことを特徴とする。かかる構成であれば、当該鉄筋コンクリート梁の下側にベース部が存在する場合に、このベース部によって上記キャップタイの開き防止が図れる。
また、この発明の鉄筋コンクリート梁は、上記第1構成の鉄筋ユニットが上記開口側を下に向けて配置され、上記第2構成の鉄筋ユニットの各キャップタイが上記主筋下で上記複数のU字状あばら筋の近傍位置に置かれ、上記複数のU字状あばら筋の両側角部の内側部位に他の主筋が固定され、これら鉄筋の周囲にコンクリートが設けられたことを特徴とする。かかる構成であれば、当該鉄筋コンクリート梁の下側にベース部が存在する場合のこのベース部だけでなく上記第2構成の鉄筋ユニットにおけるキャップタイの対向筋部の外側部位に固定された上記拘束筋によっても上記キャップタイの開き防止が図れる。或いは、当該鉄筋コンクリート梁の下側にベース部が存在しない場合でも、上記第2構成の上記拘束筋によって上記キャップタイの開き防止が図れる。
上記他の主筋は、上記鉄筋ユニットよりも長く、複数の鉄筋ユニットを跨いで配置されて上記複数の鉄筋ユニットを結合するようにしてもよい。これによれば、上記他の主筋の箇所では継ぎ手筋を不要にできるので、鉄筋の使用量を少なくすることができる。
本発明であれば、鉄筋ユニットの軽量化によって現場での当該鉄筋ユニットの設置における作業者の負担を軽減することができる。また、他の主筋が複数の鉄筋ユニットを跨いで配置されることで、鉄筋の使用量を少なくできるという効果を奏する。
本発明の実施形態にかかる鉄筋ユニットを示すとともに施工現場での鉄筋追加形態を示した説明図である。 図1の鉄筋ユニットを用いた本発明の実施形態にかかる鉄筋コンクリート梁の作製を示した説明図である。 図1の鉄筋ユニットを現場で2個直列に接続した状態を示した説明図である。 本発明の他の実施形態にかかる鉄筋ユニットを示すとともに施工現場での鉄筋追加形態を示した説明図である。 図4の鉄筋ユニットを用いた本発明の実施形態にかかる鉄筋コンクリート梁の作製工程を示した説明図である。 本発明の他の実施形態にかかる鉄筋ユニットを示すとともに施工現場での鉄筋追加形態を示した説明図である。 図6の鉄筋ユニットを用いた本発明の実施形態にかかる鉄筋コンクリート梁の作製工程を示した説明図である。 他の実施形態にかかる鉄筋ユニットを示した説明図である。 図8の曲げ部を有するキャップタイを用いた鉄筋ユニットにおける主筋への係合操作を示した説明図である。 図8において仮想線で示した対向筋の長さが異なるキャップタイを用いた鉄筋ユニットにおける主筋への係合操作を示した説明図である。 他の実施形態にかかる鉄筋ユニットを示した説明図である。
以下、この発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。図1および図2に示すように、この実施形態の鉄筋ユニット1を用い、この実施形態の鉄筋コンクリート梁100を現場において作製することができる。上記鉄筋コンクリート梁100は、例えば、住宅用の布基礎とされており、鉛直に立ち上がる立上部51およびその下側で横方向に張り出すベース部52を備えている。
上記鉄筋ユニット1は、上記鉄筋コンクリート梁100の延設方向に交差する略矩形状のあばら筋2を構成するU字状あばら筋21と当該U字状あばら筋21よりも丈が低いU字状のキャップタイ22のうち上記U字状あばら筋21を備えて構成される。上記U字状あばら筋21は、例えば、300mm程度の間隔で4個設けられている。また、上記鉄筋ユニット1は、全長が基準単位長1P(Pは例えば910mm)、1.5P等とされるが、このような基準単位長に限定されるものではない。
そして、上記複数のU字状あばら筋21の対向筋部21aの開口側(端側)にのみ主筋3,3が溶接により固定されている。すなわち、上記鉄筋ユニット1は、工場出荷段階において、複数のU字状あばら筋21と2本の上端筋となる上記主筋3,3とにより構成されたものとなっている。この例では、上記主筋3,3は、上記対向筋部21aの内側となる位置であって、上記対向筋部21aの開口側の端から上記キャップタイ22の略直径分の長さだけ離れた位置に溶接により固定されている。
上記鉄筋ユニット1であれば、主筋3,3が上記U字状あばら筋21の対向筋部21aの開口側にのみ固定されているので、上記U字状あばら筋21に4本の主筋を設けてなるユニットに比べて軽量となる。これにより、上記鉄筋ユニット1を現場の必要箇所に運んで設置する作業の負担軽減が図れる。
また、上記鉄筋コンクリート梁100においては、上記鉄筋ユニット1がその開口側を上に向けて配置されており、これに被される各キャップタイ22は、上記主筋3、3上で上記複数のU字状あばら筋21の近傍位置に置かれる。なお、上記キャップタイ22の対向筋部22aの間隔と上記U字状あばら筋21の上記対向筋部21aとの間隔は一致しており、上記キャップタイ22の両側角の内側の箇所に上記主筋3,3が位置する。また、上記キャップタイ22は上記主筋3上に単に載せ置いただけとしているが、番線等によって上記主筋3,3に括り付けるようにしてもよいものである。
そして、上記鉄筋コンクリート梁100においては、上記複数のU字状あばら筋21の両側角部の内側部位に下端筋となる他の主筋4,4が番線等によって固定されており、これら鉄筋の周囲がコンクリート5によって固められる。このような鉄筋コンクリート梁100であれば、上記キャップタイ22の対向筋部22aが、上記の硬化したコンクリート5を介して、上記U字状あばら筋21に固定された主筋3,3によって拘束されるので、上記対向筋部22aの開き防止が図れる。
また、上記鉄筋コンクリート梁100においては、図3に示すように、重ね継ぎ手となる継ぎ手筋6,6が、隣り合う鉄筋ユニット1,1の上記主筋3,3の近接箇所に配置されている。これらの継ぎ手筋6,6は、例えば、番線等によって主筋3、3に括り付けられる。一方、上記他の主筋4,4は、上記鉄筋ユニット1よりも長くされており、直列に並べられた隣り合う2個の鉄筋ユニット1,1を跨ぐように配置されて上記複数の鉄筋ユニット1,1の下端側同士を結合する。この実施形態では、上記他の主筋4,4の長さは、上記鉄筋ユニット1の長さの略2倍程度とされている。このような他の主筋4,4を備えると、当該他の主筋4,4の箇所(下端側)では継ぎ手筋が不要になり、鉄筋の使用量を少なくすることができる。
次に、他の実施形態について説明していく。図4および図5に示すように、この実施形態の鉄筋ユニット200は、鉄筋コンクリート梁100Aの延設方向に交差する略矩形状のあばら筋2を構成するU字状あばら筋21とキャップタイ22のうち上記キャップタイ22を備えて構成される。そして、この鉄筋ユニット200では、上記キャップタイ22が所定間隔で複数配置され、これら複数のキャップタイ22の対向筋部22aの外側部位に、当該複数のキャップタイ22の配置方向に延びる拘束筋201が溶接により固定されている。これによれば、上記キャップタイ22の対向筋部22aの外側部位に上記拘束筋201が固定されているので、上記キャップタイ22を纏めて扱うことができ、個々のキャップタイ22を扱う場合に比べて作業性の向上が図れる。
そして、この実施形態の鉄筋コンクリート梁100Aにおいては、上記鉄筋ユニット200とともに先述の鉄筋ユニット1がその開口側を上に向けて用いられる。上記鉄筋ユニット200におけるキャップタイ22の配置位置は、上記鉄筋ユニット1のU字状あばら筋21の配置位置に対応しており、上記鉄筋ユニット200を上記鉄筋ユニット1の上側に被せると、対応するU字状あばら筋21とキャップタイ22とが近接して位置し、略矩形状のあばら筋2を形成する。
上記鉄筋ユニット200は、上記鉄筋ユニット1上に単に置かれてもよいし、番線等で上記鉄筋ユニット1の主筋3,3に拘束されてもよい。そして、上記複数のU字状あばら筋21の両側角部の内側部位には、他の主筋4,4が固定され、これら鉄筋の周囲がコンクリート5によって固められる。このような構成であれば、上記鉄筋ユニット200におけるキャップタイ22の対向筋部22aの外側部位に固定された上記拘束筋201によって、上記キャップタイ22における対向筋部22aの開き防止が図れる。
上記鉄筋コンクリート梁100Aにおいても、上記主筋3,3について上記継ぎ手筋6,6(図示せず)が設けられる。
次に、他の実施形態について説明していく。図6および図7に示すように、この実施形態の鉄筋コンクリート梁100Bでは、上記鉄筋ユニット1がその開口側を下に向けて用いられる。また、上記鉄筋ユニット1の下側には、上記キャップタイ22がその開口側を上に向けて配置されている。そして、これら鉄筋の周囲は、コンクリート5によって固められる。このような構成であれば、当該鉄筋コンクリート梁100Bの下側に存在するベース部52によって、上記キャップタイ22における対向筋部22aの開き防止が図れる。なお、上記鉄筋コンクリート梁100Bにおいては、下側に上記継ぎ手筋6,6(図示せず)が設けられる
上記鉄筋コンクリート梁100Bにおいて、個々のキャップタイ22を配置する代わりに、上記鉄筋ユニット200を用いてもよいものである。かかる構成であれば、当該鉄筋コンクリート梁100Bのベース部52だけでなく上記鉄筋ユニット200における上記キャップタイ22の対向筋部22aの外側部位に固定された上記拘束筋201によっても、上記キャップタイ22における対向筋部22aの開き防止が図れることになる。
また、以上の実施形態では、鉄筋コンクリート梁として地中梁を示したが、これに限らず、スラブ床に用いられる床梁等としてもよいものである。なお、このようなスラブ床に用いられる床梁とした場合、キャップタイ22の開き防止の必要性は特に無いものの、上記鉄筋ユニット1,200による軽量化等の利点を得ることができる。
また、図8に示すように、他の例として、キャップタイ22Aを用いることができる。このキャップタイ22Aの各対向筋部22aの先端部は、内側に曲げられて曲げ部22bを有している。上記キャップタイ22Aを鉄筋ユニット1に組み合わされた状態で、上記曲げ部22bは、主筋3から離間して位置し、上記主筋3との間に空間を形成する。上記曲げ部22bを備えることで、打設されるコンクリートと上記キャップタイ22Aとの定着度を高めることができる。上記曲げ部22bは、U字に曲げられていてもよいし、L字に曲げられていてもよいし、レ字に曲げられていてもよい。
上記キャップタイ22Aは、図9に示すように、多少傾けて操作され、直線移動や回動操作が加えられることで、鉄筋ユニット1の主筋3、3に係合させることができるようになっている。このため、上記キャップタイ22Aにおける対向筋部22aの長さは、キャップタイ22に比べて長くされている。また、上記キャップタイ22Aは、図8において仮想線で示したように、対向筋部22aの長さを互いに相違させるようにしてもよい。これによれば、図10に示すように、例えば、長い方の対向筋部22aにおける曲げ部22bを主筋3から遠ざけることができるので、鉄筋ユニット1の主筋3、3に係合させることが容易になる。
同様に、図11に示すように、拘束筋201を有する鉄筋ユニット200についても、キャップタイ22Aを用いることができる。
以上、図面を参照してこの発明の実施形態を説明したが、この発明は、図示した実施形態のものに限定されない。図示した実施形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
1 :鉄筋ユニット
2 :あばら筋
3 :主筋
4 :主筋
5 :コンクリート
6 :継ぎ手筋
21 :U字状あばら筋
21a :対向筋部
22 :キャップタイ
22A :キャップタイ
22a :対向筋部
22b :曲げ部
51 :立上部
52 :ベース部
100 :鉄筋コンクリート梁
100A :鉄筋コンクリート梁
100B :鉄筋コンクリート梁
200 :鉄筋ユニット
201 :拘束筋

Claims (6)

  1. 鉄筋コンクリート梁の延設方向に交差する略矩形状のあばら筋を構成するU字状あばら筋とキャップタイのうち上記キャップタイを備える鉄筋ユニットであって、上記キャップタイが所定間隔で複数配置され、これら複数のキャップタイの対向筋部の外側部位に、当該複数のキャップタイの配置方向に延びる拘束筋が固定されていることを特徴とする鉄筋ユニット。
  2. 鉄筋コンクリート梁の延設方向に交差する略矩形状のあばら筋を構成するU字状あばら筋とキャップタイのうち上記U字状あばら筋を備え、上記U字状あばら筋が所定間隔で複数配置され、主筋が上記複数のU字状あばら筋の対向筋部の開口側にのみ固定されている鉄筋ユニットが上記開口側を上に向けて配置され、請求項1に記載の鉄筋ユニットの各キャップタイが上記主筋上で上記複数のU字状あばら筋の近傍位置に置かれ、上記複数のU字状あばら筋の両側角部の内側部位に他の主筋が固定され、これら鉄筋の周囲にコンクリートが設けられたことを特徴とする鉄筋コンクリート梁。
  3. 鉄筋コンクリート梁の延設方向に交差する略矩形状のあばら筋を構成するU字状あばら筋とキャップタイのうち上記U字状あばら筋を備え、上記U字状あばら筋が所定間隔で複数配置され、主筋が上記複数のU字状あばら筋の対向筋部の開口側にのみ固定されている鉄筋ユニットが上記開口側を下に向けて配置され、請求項1に記載の鉄筋ユニットの各キャップタイが上記主筋下で上記複数のU字状あばら筋の近傍位置に置かれ、上記複数のU字状あばら筋の両側角部の内側部位に他の主筋が固定され、これら鉄筋の周囲にコンクリートが設けられたことを特徴とする鉄筋コンクリート梁。
  4. 鉄筋コンクリート梁の延設方向に交差する略矩形状のあばら筋を構成するU字状あばら筋とキャップタイのうち上記U字状あばら筋を備え、上記U字状あばら筋が所定間隔で複数配置され、主筋が上記複数のU字状あばら筋の対向筋部の開口側にのみ固定されている鉄筋ユニットが上記開口側を上に向けて配置され、上記キャップタイとして、両対向筋部の先端が内側に曲げられた曲げ部を有するキャップタイが上記主筋上で上記複数のU字状あばら筋の近傍位置に置かれ、上記複数のU字状あばら筋の両側角部の内側部位に他の主筋が固定され、これら鉄筋の周囲にコンクリートが設けられたことを特徴とする鉄筋コンクリート梁。
  5. 請求項2~請求項4のいずれか1項に記載の鉄筋コンクリート梁において、上記他の主筋は、上記鉄筋ユニットよりも長く、複数の鉄筋ユニットを跨いで配置されて上記複数の鉄筋ユニットを結合することを特徴とする鉄筋コンクリート梁。
  6. 鉄筋コンクリート梁の延設方向に交差する略矩形状のあばら筋を構成するU字状あばら筋とキャップタイのうち上記U字状あばら筋を備え、上記U字状あばら筋が所定間隔で複数配置され、主筋が上記複数のU字状あばら筋の対向筋部の開口側にのみ固定されている鉄筋ユニットが上記開口側を上または下に向けて配置され、各キャップタイが上記主筋上または上記主筋下で上記複数のU字状あばら筋の近傍位置に置かれ、上記複数のU字状あばら筋の両側角部の内側部位に他の主筋が固定され、これら鉄筋の周囲にコンクリートが設けられており、上記他の主筋は、上記鉄筋ユニットよりも長く、複数の鉄筋ユニットを跨いで配置されて上記複数の鉄筋ユニットを結合し、上記鉄筋ユニットに固定されている主筋同士は、継ぎ手筋で継がれることを特徴とする鉄筋コンクリート梁。
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