JP3131192U - 横鉄筋の仮止め用置き金具 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡便な支持具により鉄筋の自重による歪みを解消し確実な結束固定を可能とすることができ、縦鉄筋と横鉄筋の間隔を確実に維持できる横鉄筋の仮止め用置き金具を提供する。
【解決手段】横鉄筋鋼棒を圧着固定する、スライド型逆J型アーム1を、横鉄筋鋼棒受けを目的とするJ型アーム2に押圧する機構として、スライド型逆J型アーム支持鋼棒軸部20に取り付けたバネ付金具10を引き下げることにより、横鉄筋の押圧固定が獲得できる。
【選択図】図1
【解決手段】横鉄筋鋼棒を圧着固定する、スライド型逆J型アーム1を、横鉄筋鋼棒受けを目的とするJ型アーム2に押圧する機構として、スライド型逆J型アーム支持鋼棒軸部20に取り付けたバネ付金具10を引き下げることにより、横鉄筋の押圧固定が獲得できる。
【選択図】図1
Description
本考案は擁壁工事など比較的太くて長く重量のある鉄筋を使用する鉄筋工事において縦鉄筋と横鉄筋の結束および固定を一定の幅で維持、固定する横鉄筋の仮止め用置き金具に関するものである。
従来、擁壁工事など比較的太くて長く重量のある鉄筋を使用する鉄筋工事において、基礎部分から立ち上がる縦鉄筋と、その縦鉄筋に直角に配置する横鉄筋は鉄筋コンクリート構造物における重要な基礎構造部分に相当するが、特に横鉄筋の擁壁工事現場における取り付けおよび結束には多くの労働力を必要とし、多くの時間を費やす工程であるが、そこで様々な規模の擁壁鉄筋工事において対応できる横鉄筋の仮止め用置き金具の設計を提供する。
従来の工法は、縦鉄筋を基礎部分から立ち上げた時点で、4〜5人により所定の間隔で横鉄筋を1本毎、結束固定する方法などが主流であり、多くの労働力を必要とし作業効率も低いものであった。しかも、従来の鉄筋組み立て工法は縦鉄筋と横鉄筋との結束固定に際し、縦鉄筋に横鉄筋の取り付け位置を示すマーキングの設置が必要とする他、鉄筋固定までの工程中に横鉄筋を支持固定する作業員を必要としていた。
また、横鉄筋の自重により下方に弛む現象が避けられず、縦鉄筋と横鉄筋との間隔が不均一になる欠点があった。
また、横鉄筋の自重により下方に弛む現象が避けられず、縦鉄筋と横鉄筋との間隔が不均一になる欠点があった。
しかし、本考案の横鉄筋の仮止め用置き金具により上記欠点を除去し、擁壁工事など比較的太くて長く重量のある鉄筋を使用する鉄筋工事現場において、作業員の労力負担が軽減され、作業人員の削減と作業時間が短縮され、しかも安全な横鉄筋の取り付けが容易になり、縦鉄筋と横鉄筋の間隔を確実に確保し品質を向上することができ、鉄筋コンクリート構造物における高品質な構築物を提供可能とする横鉄筋の仮止め用置き金具を提供するものである。
前記課題を解決するため、本考案に係る横鉄筋の仮止め用置き金具は擁壁工事など比較的太くて長く重量のある鉄筋を使用する鉄筋工事において、縦鉄筋と横鉄筋の結束および固定を一定の幅で維持、固定することを目的とし、横鉄筋の仮止め用置き金具を複数個使用することにより、鉄筋コンクリート構造物の基礎構造材としての鉄筋が容易にしかも確実に組上げられるこができる。
鉄筋の組上げの重要な要素であり、本考案の請求項記載の横鉄筋の仮止め用置き金具は、縦鉄筋柱に対し鉄筋鋼棒受J型アームを等間隔で固定し、この鉄筋鋼棒受J型アームに対して、スライド圧着を目的とする、逆J型アームを持つ構造により、横鉄筋を等間隔で圧着固定できる機能を持つものである。
本考案によると、横鉄筋を丘組みし縦鉄筋に対し多数の横鉄筋を結束固定することを補完することが特徴であり、本考案、横鉄筋の仮止め用置き金具は大きな面積をもつ擁壁鉄筋工事など、鉄筋重量が長大な場合に丘組みされた横鉄筋群をクレーン等により取り付けることを可能とするとともに、工期の短縮および作業員の労力の軽減および削減を可能とすることを特徴とする横鉄筋の仮止め用置き金具である。
また、横鉄筋の仮止め用置き金具は、簡便な支持具により鉄筋の自重による歪みを解消し確実な結束固定を可能とすることができ、縦鉄筋と横鉄筋の間隔を確実に維持できることを特徴とする横鉄筋の仮止め用置き金具である。
以下、本考案の実施一形態を図1、図2、図3を参照して詳細に説明する。図1は本考案の横鉄筋の仮止め用置き金具Xの立面図および側面図であり、a)は側面図、b)は正面図、c)は裏よりの正面図、であり横鉄筋の仮止め用置き金具Xの構造を示すものであり、本考案金具の特徴である、横鉄筋鋼棒を圧着固定する、スライド型逆J型アーム1を、横鉄筋鋼棒受けを目的とするJ型アーム2に押圧する機構として、スライド型逆J型アーム支持鋼棒軸部20に取り付けたバネ付金具10を引き下げることにより、横鉄筋の押圧固定が獲得できる。
本考案の図2において説明すると、横鉄筋の仮止め用置き金具Xに、横鉄筋鋼棒Yを乗せた状態であるが、横鉄筋鋼棒Yを固定固着用バネ付き留金具10を押し下げることにより、本考案横鉄筋の仮止め用置き金具Xは横鉄筋鋼棒Yを固定固着することができる。
図3は擁壁工事における配筋図であり、本考案横鉄筋の仮止め用置き金具Xを用い、横鉄筋鋼棒Yに縦鉄筋鋼棒Zを組み合わせた状態を示すが、擁壁工事に使用される鉄筋は比較的太く、しかも長く重量のある鉄筋を使用するため、縦鉄筋鋼棒Zが基礎部から立ち上げてから、横鉄筋鋼棒Yを固定する作業になる。
従って、基礎部分から立ち上がる、縦鉄筋鋼棒Zに対して、予め本考案横鉄筋の仮止め用置き金具を用い横鉄筋鋼棒Yを固定固着した、横鉄筋構造体を、クレーンにより、横鉄筋の仮止め用置き金具X結束穴部分30本体に結束したワイヤー40により吊り上げ作業を行い、基礎部から立ち上がる、縦鉄筋鋼棒Zに対して縦横鉄筋構造体を仕上げ、基礎施工である鉄筋敷設工事における重要な要素になる。
本考案における、横鉄筋鋼棒Yの仮止め用置き金具は擁壁工事など比較的太くて長く重量のある鉄筋を使用する鉄筋工事において、縦鉄筋鋼棒Zと横鉄筋鋼棒Yの結束および固定固着を一定の幅で維持することが、鉄筋コンクリート構造物の基礎構造材として、鉄筋が確実に等間隔で組上げられているかが重要な要素であることから、確実な鉄筋組上げを、本考案横鉄筋の仮止め用置き金具Xが提供するものである。
X 本考案横鉄筋の仮止め用置き金具
Y 横鉄筋鋼棒
Z 縦鉄筋鋼棒
1 スライド型逆J型アーム
2 横鉄筋鋼棒受けを目的とするJ型アーム
10 固定固着用バネ付き留金具
11 スライド型逆J型アーム開放バネ部
20 スライド型逆J型アーム支持鋼棒軸部
21 横鉄筋鋼棒受けを目的とするJ型アーム支持固定部
30 結束穴部分
40 クレーンから吊り下げ用ワイヤー
Y 横鉄筋鋼棒
Z 縦鉄筋鋼棒
1 スライド型逆J型アーム
2 横鉄筋鋼棒受けを目的とするJ型アーム
10 固定固着用バネ付き留金具
11 スライド型逆J型アーム開放バネ部
20 スライド型逆J型アーム支持鋼棒軸部
21 横鉄筋鋼棒受けを目的とするJ型アーム支持固定部
30 結束穴部分
40 クレーンから吊り下げ用ワイヤー
Claims (1)
- 本体の中心部には滑動自在で、上下にスライドする鋼棒の軸部を有し、鋼棒軸には逆J型アームが複数固定され、バネ部と固定金具により構成され、本体部には鉄筋鋼棒を受ける複数のJ型アームを有し、逆J型アームとJ型アームにより鉄筋鋼棒を圧着固定する構造を特徴とする鉄筋施工工事における横鉄筋の仮止め用置き金具である。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007000918U JP3131192U (ja) | 2007-01-18 | 2007-01-18 | 横鉄筋の仮止め用置き金具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007000918U JP3131192U (ja) | 2007-01-18 | 2007-01-18 | 横鉄筋の仮止め用置き金具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3131192U true JP3131192U (ja) | 2007-04-26 |
Family
ID=43281996
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007000918U Expired - Fee Related JP3131192U (ja) | 2007-01-18 | 2007-01-18 | 横鉄筋の仮止め用置き金具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3131192U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115288187A (zh) * | 2022-07-26 | 2022-11-04 | 中铁六局集团有限公司 | 加筋土挡墙施工装置 |
-
2007
- 2007-01-18 JP JP2007000918U patent/JP3131192U/ja not_active Expired - Fee Related
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