JP3194497U - コンクリート止めに用いる鉄筋保持具 - Google Patents

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潤一 川田
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【課題】鉄筋の鉄筋下地の溶接が不要なコンクリート止めに用いる鉄筋保持具を提供する。【解決手段】コンクリート止めに用いる鉄筋保持具Aは、幅広の平板に複数の円形穴11を穿設したコ字状の金属柱1と、金属柱1に嵌め込むための連通穴26と、ネジ穴と、挿通部を挿通する太径鉄筋10を固定するための太鉄筋固定ネジ25とを有し、金属柱の上部と下部に配される太径鉄筋固定金具2と、中径鉄筋31を嵌め込んで固定する案内溝を有する1組の側板と、ネジ穴付きの背板とをコ字状に曲げ、背板のネジ穴に螺合する金具固定用の固定ネジ38とを有し、2つの太鉄筋固定金具の2間に複数個、配される中径鉄筋固定金具3とを備える。鉄筋固定金具により、中径鉄筋31および太径鉄筋10を金属柱1に固定するだけで良いので、熟練を要しないとともに、溶接による母材の強度低下を招かない。【選択図】図3

Description

本考案は、コンクリート止めに用いる鉄筋保持具に関する。
従来より、鉄筋用結束線で結束したり、溶接して固定する技術が知られている(特許文献1)。
実用新案登録第3117403号
鉄筋を溶接して固定する方法は、熟練が必要であるとともに、時間もかかる、
本考案の目的は、鉄筋の鉄筋下地の溶接が不要なコンクリート止めに用いる鉄筋保持具の提供にある。
(請求項1について)
金属柱は、幅広の平板に複数の円形穴が穿設され、対向する幅狭の平板と幅広の平板とをコ字状に曲げている。
太径鉄筋固定金具は、金属柱に嵌め込むための断面長方形の連通穴と、金具前面に形成されるネジ穴と、ネジ穴に螺合し、挿通部を挿通する太径鉄筋を固定するための太鉄筋固定ネジとを有し、金属柱の上部と下部に配されている。
中径鉄筋固定金具は、中径鉄筋を嵌め込んで固定する案内溝を有する1組の側板と、ネジ穴付きの背板とをコ字状に曲げ、背板のネジ穴に螺合する金具固定用の固定ネジとを有し、2つの太鉄筋固定金具の間に複数個、配されている。
基礎の上部と下部に太径鉄筋が配され、この2本の太径鉄筋間には、複数本の中径鉄筋が配されている。
基礎の下部と上部の太径鉄筋に、太径鉄筋固定金具の挿通部を挿通し、太鉄筋固定ネジを締めつけ、太径鉄筋固定金具を太径鉄筋に固定する。
各太径鉄筋固定金具の連通穴へ金属柱を嵌め込む。
各中径鉄筋に中径鉄筋固定金具の案内溝を嵌め込み、金具固定ネジを締めつけて中径鉄筋固定金具を金属柱に固定する。
コンクリート止めに用いる鉄筋保持具は、鉄筋固定金具により、中径鉄筋および太径鉄筋を金属柱に固定することができる。このため、従来必要であった、鉄筋の鉄筋下地の溶接が不要である。また、補強筋が不要である。
鉄筋の鉄筋下地の溶接が不要であるので、工期の時間短縮が図れる。
中径鉄筋および太径鉄筋を鉄筋固定金具で金属柱に固定しているので、溶接による母材の強度低下を招かない。
鉄筋固定金具により、中径鉄筋および太径鉄筋を金属柱に固定するだけで良いので、熟練を要しない。
(請求項2について)
コンクリート止めに用いる鉄筋保持具が基礎から所定間隔ごとに立設され、各コンクリート止めに用いるコンクリート止めに用いる鉄筋保持具の金属柱の円形穴に小径鉄筋を挿通している。
各金属柱の円形穴に小径鉄筋を挿通するだけで良いので、作業人の熟練を要しないとともに、鉄筋構造体の強度を高くできる。
本考案の実施例1に係るコンクリート止めに用いる鉄筋保持具を用いて鉄筋構造体を組み付ける際の工程図である。 本考案の実施例1に係るコンクリート止めに用いる鉄筋保持具を用いて鉄筋構造体を組み付ける際の工程図である。 本考案の実施例1に係るコンクリート止めに用いる鉄筋保持具の説明図である。 本考案の実施例1に係るコンクリート止めに用いる鉄筋保持具を用いて鉄筋構造体を組み付ける際の工程図である。 本考案の実施例1に係るコンクリート止めに用いる鉄筋保持具を用いて鉄筋構造体を組み付ける際の工程図である。 本考案の実施例1に係るコンクリート止めに用いる鉄筋保持具を用いて鉄筋構造体を組み付ける際の工程図である。
本考案の実施例1(請求項1、2に対応)を図1〜図6に基づいて説明する。
図に示すコンクリート止めに用いる鉄筋保持具Aは、基礎から所定間隔で立設される金属柱1と、太径鉄筋10を固定するための太径鉄筋固定金具2と、中径鉄筋31を固定するための中径鉄筋固定金具3とを備える。
金属柱1は、幅広の平板に複数の円形穴11が穿設され、対向する幅狭の平板部12、12と幅広の平板部13とをコ字状に曲げて一体に形成している。
なお、金属柱1の下部に太径鉄筋固定金具2が配設できない場合に備え、金属柱1の下端にアンカー板14がネジ止め可能である(図2参照)。
太径鉄筋固定金具2は、対向する金具上板面板21および金具下板面板22と、ネジ穴23を形成した金具前面板24とをコ字状に曲げて一体に形成することにより、太径鉄筋31を挿通する挿通部20を形成している。この太径鉄筋固定金具2は、金属柱1の上部と下部に、1個ずつ配設される(図3参照)。
太径鉄筋固定金具2のネジ穴23には、挿通部20を挿通する太径鉄筋31を固定するための太鉄筋固定ネジ25が螺合されている。
金具上面板21および金具下面板22には、金属柱1を嵌め込むための断面長方形の穴26、26(連通穴)が形成されている(図1参照)。
中径鉄筋固定金具3は、中径鉄筋31を嵌め込んで固定する案内溝32を有する1組の側板33、34と、ネジ穴35付きの背板36とをコ字状に曲げて一体に形成し、背板36のネジ穴37に螺合する金具固定用の固定ネジ38とを有し、2つの太鉄筋固定金具2、2の間に四個、配されている(図2、3参照)。
つぎに、コンクリート止めに用いる鉄筋保持具Aを用いた、コンクリート打ちについて説明する。
(1)図1の(a)に示す如く、基礎4の上部と下部に太径鉄筋10、10が水平に配され、この2本の太径鉄筋10の間には、四本の中径鉄筋31、31、…31が配されている。
基礎4の下部と上部の太径鉄筋10、10に、太径鉄筋固定金具2の挿通部20を挿通させ、太鉄筋固定ネジ25を締めつけ、太径鉄筋固定金具2を太径鉄筋10に固定する{図1の(b)参照}。
(2)図1の(b)、(c)に示す如く、上側の太径鉄筋固定金具2の金具上面・下面板21、22の穴26、26へ金属柱1を、下側の太径鉄筋固定金具2の金具上面・下面板21、22の穴26、26まで貫通する様に嵌め込む。
(3)金属柱1のアンカー板14を基礎4にボルトで固定する{図2の(a)参照}。
なお、金属柱1は、生コンクリートの打ち込み幅90cmに対して30cm毎に使い、合計四本、使用する。
(4)四本の中径鉄筋31、31、…31に、中径鉄筋固定金具3の案内溝32を嵌め込み、固定ネジ38を締めつけて中径鉄筋固定金具3を金属柱1に固定する{図2の(a)、(b)、図3参照}。
(5)四本のコンクリート止めに用いる鉄筋保持具Aの各金属柱1の円形穴11(17個)に小径鉄筋51(17本)を挿通する{図4の(a)、(b)参照}。
(6)打ち込む生コンクリートが所定容積以内になる様に、仕切り用の網6を針金で結束して取り付ける(図6参照)。
(7)網6内の区画へ生コンクリートを流し込む。
本実施例のコンクリート止めに用いる鉄筋保持具Aは、下記の利点を有する。
コンクリート止めに用いる鉄筋保持具Aは、太径鉄筋固定金具2および中径鉄筋固定金具3を用いて、太径鉄筋21および中径鉄筋31を金属柱1に固定している。
このため、鉄筋骨組内への生コンクリートの打ち込み作業の際に、従来必要であった、鉄筋下地への鉄筋の溶接が不要である。また、鉄筋下地への鉄筋の溶接が不要であるので、生コンクリートの打ち込み作業にかかる全工期の時間短縮が図れる。
コンクリート止めに用いる鉄筋保持具Aは、中径鉄筋31および太径鉄筋21を、太径鉄筋固定金具2および中径鉄筋固定金具3を用いて、太径鉄筋21および中径鉄筋31を金属柱1に固定している。このため、コンクリート止めに用いる鉄筋保持具Aを用いて施工した鉄筋構造体は、溶接による母材の強度低下を招かない。
コンクリート止めに用いる鉄筋保持具Aは、太径鉄筋固定金具2および中径鉄筋固定金具3により、太径鉄筋21および中径鉄筋31を金属柱1に固定するだけで良い。このため、鉄筋骨組を施工する際に熟練を要しない。また、補強筋が不要である。
コンクリート止めに用いる鉄筋保持具Aが基礎から所定間隔ごとに立設され、各コンクリート止めに用いるコンクリート止めに用いる鉄筋保持具Aの金属柱1の円形穴11に小径鉄筋51を挿通している。
各金属柱1の円形穴11に小径鉄筋を挿通するだけで良いので、作業人の熟練を要しないとともに、溶接による母材の強度低下を招かない。
A コンクリート止めに用いる鉄筋保持具
1 金属柱
2 太径鉄筋固定金具
3 中径鉄筋固定金具
10 太径鉄筋
11 円形穴
12、13 平板
14 アンカー板
23 ネジ穴
25 太鉄筋固定ネジ
26 連通穴
31 中径鉄筋
32 案内溝
33、34 側板
35 ネジ穴
36 背板
38 固定ネジ
51 小径鉄筋
本考案は、コンクリート止めに用いる鉄筋保持具に関する。
従来より、鉄筋用結束線で結束したり、溶接して固定する技術が知られている(特許文献1)。
実用新案登録第3117403号
鉄筋を溶接して固定する方法は、熟練が必要であるとともに、時間もかかる、
本考案の目的は、鉄筋の鉄筋下地の溶接が不要なコンクリート止めに用いる鉄筋保持具の提供にある。
(請求項1について)
金属柱は、幅広の平板に複数の円形穴が穿設され、対向する幅狭の平板と幅広の平板とをコ字状に曲げている。
太径鉄筋固定金具は、断面長方形の連通穴を形成した対向する金具上板面板および金具下板面板と、ネジ穴を形成した金具前面板とをコ字状に曲げて挿通部を形成し、挿通部を挿通する太径鉄筋を固定するための太鉄筋固定ネジをネジ穴に螺合させ、金属柱の上部と下部に配されている。
中径鉄筋固定金具は、中径鉄筋を嵌め込んで固定する案内溝を有する1組の側板と、ネジ穴付きの背板とをコ字状に曲げ、背板のネジ穴に螺合する金具固定用の固定ネジとを有し、2つの太鉄筋固定金具の間に複数個、配されている。
基礎の上部と下部に太径鉄筋が配され、この2本の太径鉄筋間には、複数本の中径鉄筋が配されている。
基礎の下部と上部の太径鉄筋に、太径鉄筋固定金具の挿通部を挿通し、太鉄筋固定ネジを締めつけ、太径鉄筋固定金具を太径鉄筋に固定する。
各太径鉄筋固定金具の連通穴へ金属柱を嵌め込む。
各中径鉄筋に中径鉄筋固定金具の案内溝を嵌め込み、金具固定ネジを締めつけて中径鉄筋固定金具を金属柱に固定する。
コンクリート止めに用いる鉄筋保持具は、鉄筋固定金具により、中径鉄筋および太径鉄筋を金属柱に固定することができる。このため、従来必要であった、鉄筋の鉄筋下地の溶接が不要である。また、補強筋が不要である。
鉄筋の鉄筋下地の溶接が不要であるので、工期の時間短縮が図れる。
中径鉄筋および太径鉄筋を鉄筋固定金具で金属柱に固定しているので、溶接による母材の強度低下を招かない。
鉄筋固定金具により、中径鉄筋および太径鉄筋を金属柱に固定するだけで良いので、熟練を要しない。
(請求項2について)
コンクリート止めに用いる鉄筋保持具が基礎から所定間隔ごとに立設され、各コンクリート止めに用いる鉄筋保持具の金属柱の円形穴に小径鉄筋を挿通している。
各金属柱の円形穴に小径鉄筋を挿通するだけで良いので、作業人の熟練を要しないとともに、鉄筋構造体の強度を高くできる。
本考案の実施例1に係るコンクリート止めに用いる鉄筋保持具を用いて鉄筋構造体を組み付ける際の工程図である。 本考案の実施例1に係るコンクリート止めに用いる鉄筋保持具を用いて鉄筋構造体を組み付ける際の工程図である。 本考案の実施例1に係るコンクリート止めに用いる鉄筋保持具の説明図である。 本考案の実施例1に係るコンクリート止めに用いる鉄筋保持具を用いて鉄筋構造体を組み付ける際の工程図である。 本考案の実施例1に係るコンクリート止めに用いる鉄筋保持具を用いて鉄筋構造体を組み付ける際の工程図である。 本考案の実施例1に係るコンクリート止めに用いる鉄筋保持具を用いて鉄筋構造体を組み付ける際の工程図である。
本考案の実施例1(請求項1、2に対応)を図1〜図6に基づいて説明する。
図に示すコンクリート止めに用いる鉄筋保持具Aは、基礎から所定間隔で立設される金属柱1と、太径鉄筋10を固定するための太径鉄筋固定金具2と、中径鉄筋31を固定するための中径鉄筋固定金具3とを備える。
金属柱1は、幅広の平板に複数の円形穴11が穿設され、対向する幅狭の平板部12、12と幅広の平板部13とをコ字状に曲げて一体に形成している。
なお、金属柱1の下端に太径鉄筋固定金具2が配設できない場合に備え、金属柱1の下端にアンカー板14がネジ止め可能である(図2参照)。
太径鉄筋固定金具2は、対向する金具上板面板21および金具下板面板22と、ネジ穴23を形成した金具前面板24とをコ字状に曲げて一体に形成することにより、太径鉄筋31を挿通する挿通部20を形成している。この太径鉄筋固定金具2は、金属柱1の上部と下部に、1個ずつ配設置される(図3参照)。
太径鉄筋固定金具2のネジ穴23には、挿通部20を挿通する太径鉄筋31を固定するための太鉄筋固定ネジ25が螺合されている。
金具上面板21および金具下面板22には、金属柱1を嵌め込むための断面長方形の穴26、26(連通穴)が形成されている(図1参照)。
中径鉄筋固定金具3は、中径鉄筋31を嵌め込んで固定する案内溝32を有する1組の側板33、34と、ネジ穴35付きの背板36とをコ字状に曲げて一体に形成し、背板36のネジ穴37に螺合する金具固定用の固定ネジ38とを有し、2つの太鉄筋固定金具2、2の間に四個、配されている(図2、3参照)。
つぎに、コンクリート止めに用いる鉄筋保持具Aを用いた、コンクリート打ちについて説明する。
(1)図1の(a)に示す如く、基礎4の上部と下部に太径鉄筋10、10が水平に配され、この2本の太径鉄筋10の間には、四本の中径鉄筋31、31、…31が配されている。
基礎4の下部と上部の太径鉄筋10、10に、太径鉄筋固定金具2の挿通部20を挿通させ、太鉄筋固定ネジ25を締めつけ、太径鉄筋固定金具2を太径鉄筋10に固定する{図1の(b)参照}。
(2)図1の(b)、(c)に示す如く、上側の太径鉄筋固定金具2の金具上面・下面板21、22の穴26、26へ金属柱1を、下側の太径鉄筋固定金具2の金具上面・下面板21、22の穴26、26まで貫通する様に嵌め込む。
(3)金属柱1のアンカー板14を基礎4にボルトで固定する{図2の(a)参照}。
なお、金属柱1は、生コンクリートの打ち込み幅90cmに対して30cm毎に使い、合計四本、使用する。
(4)四本の中径鉄筋31、31、…31に、中径鉄筋固定金具3の案内溝32を嵌め込み、固定ネジ38を締めつけて中径鉄筋固定金具3を金属柱1に固定する{図2の(a)、(b)、図3参照}。
(5)四本のコンクリート止めに用いる鉄筋保持具Aの各金属柱1の円形穴11(17個)に小径鉄筋51(17本)を挿通する{図4の(a)、(b)参照}。
(6)打ち込む生コンクリートが所定容積以内になる様に、仕切り用の網6を針金で結束して取り付ける(図6参照)。
(7)網6内の区画へ生コンクリートを流し込む。
本実施例のコンクリート止めに用いる鉄筋保持具Aは、下記の利点を有する。
コンクリート止めに用いる鉄筋保持具Aは、太径鉄筋固定金具2および中径鉄筋固定金具3を用いて、太径鉄筋10および中径鉄筋31を金属柱1に固定している。
このため、鉄筋骨組内への生コンクリートの打ち込み作業の際に、従来必要であった、鉄筋下地への鉄筋の溶接が不要である。また、鉄筋下地への鉄筋の溶接が不要であるので、生コンクリートの打ち込み作業にかかる全工期の時間短縮が図れる。
コンクリート止めに用いる鉄筋保持具Aは、中径鉄筋31および太径鉄筋10を、太径鉄筋固定金具2および中径鉄筋固定金具3を用いて、太径鉄筋10および中径鉄筋31を金属柱1に固定している。このため、コンクリート止めに用いる鉄筋保持具Aを用いて施工した鉄筋構造体は、溶接による母材の強度低下を招かない。
コンクリート止めに用いる鉄筋保持具Aは、太径鉄筋固定金具2および中径鉄筋固定金具3により、太径鉄筋10および中径鉄筋31を金属柱1に固定するだけで良い。このため、鉄筋骨組を施工する際に熟練を要しない。また、補強筋が不要である。
コンクリート止めに用いる鉄筋保持具Aが基礎から所定間隔ごとに立設され、各コンクリート止めに用いる鉄筋保持具Aの金属柱1の円形穴11に小径鉄筋51を挿通している。
各金属柱1の円形穴11に小径鉄筋を挿通するだけで良いので、作業人の熟練を要しないとともに、溶接による母材の強度低下を招かない。
A コンクリート止めに用いる鉄筋保持具
1 金属柱
2 太径鉄筋固定金具
3 中径鉄筋固定金具
10 太径鉄筋
11 円形穴
12、13 平板
14 アンカー板
23 ネジ穴
25 太鉄筋固定ネジ
26 連通穴
31 中径鉄筋
32 案内溝
33、34 側板
35 ネジ穴
36 背板
38 固定ネジ
51 小径鉄筋

Claims (2)

  1. 対向する幅狭の平板と幅広の平板とをコ字状に曲げ、前記幅広の平板に複数の円形穴を穿設した金属柱と、
    前記金属柱に嵌め込むための断面長方形の連通穴と、金具前面板に形成されるネジ穴と、該ネジ穴に螺合し、挿通部を挿通する太径鉄筋を固定するための太鉄筋固定ネジとを有し、前記金属柱の上部と下部に配される太径鉄筋固定金具と、
    中径鉄筋を嵌め込んで固定する案内溝を有する1組の側板と、ネジ穴付きの背板とをコ字状に曲げ、前記背板の前記ネジ穴に螺合する金具固定用の固定ネジとを有し、2つの太鉄筋固定金具の間に複数個、配される中径鉄筋固定金具とを備えたコンクリート止めに用いるコンクリート止めに用いる鉄筋保持具。
  2. コンクリート止めに用いる鉄筋保持具は、基礎から所定間隔ごとに立設され、
    小径鉄筋が、各コンクリート止めに用いる鉄筋保持具の前記金属柱の前記円形穴に挿通されることを特徴とする請求項1に記載のコンクリート止めに用いる鉄筋保持具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106320606A (zh) * 2015-07-07 2017-01-11 黄均贤 一种钢板分段加强预应力式混凝土梁预埋钢结构
CN111236541A (zh) * 2020-03-11 2020-06-05 吴祖荣 一种混凝土预制构件连接用全灌浆套筒组件及其施工方法

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