JP3194497U - コンクリート止めに用いる鉄筋保持具 - Google Patents
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Abstract
Description
本考案の目的は、鉄筋の鉄筋下地の溶接が不要なコンクリート止めに用いる鉄筋保持具の提供にある。
金属柱は、幅広の平板に複数の円形穴が穿設され、対向する幅狭の平板と幅広の平板とをコ字状に曲げている。
基礎の下部と上部の太径鉄筋に、太径鉄筋固定金具の挿通部を挿通し、太鉄筋固定ネジを締めつけ、太径鉄筋固定金具を太径鉄筋に固定する。
各太径鉄筋固定金具の連通穴へ金属柱を嵌め込む。
各中径鉄筋に中径鉄筋固定金具の案内溝を嵌め込み、金具固定ネジを締めつけて中径鉄筋固定金具を金属柱に固定する。
鉄筋の鉄筋下地の溶接が不要であるので、工期の時間短縮が図れる。
中径鉄筋および太径鉄筋を鉄筋固定金具で金属柱に固定しているので、溶接による母材の強度低下を招かない。
鉄筋固定金具により、中径鉄筋および太径鉄筋を金属柱に固定するだけで良いので、熟練を要しない。
コンクリート止めに用いる鉄筋保持具が基礎から所定間隔ごとに立設され、各コンクリート止めに用いるコンクリート止めに用いる鉄筋保持具の金属柱の円形穴に小径鉄筋を挿通している。
各金属柱の円形穴に小径鉄筋を挿通するだけで良いので、作業人の熟練を要しないとともに、鉄筋構造体の強度を高くできる。
図に示すコンクリート止めに用いる鉄筋保持具Aは、基礎から所定間隔で立設される金属柱1と、太径鉄筋10を固定するための太径鉄筋固定金具2と、中径鉄筋31を固定するための中径鉄筋固定金具3とを備える。
なお、金属柱1の下部に太径鉄筋固定金具2が配設できない場合に備え、金属柱1の下端にアンカー板14がネジ止め可能である(図2参照)。
金具上面板21および金具下面板22には、金属柱1を嵌め込むための断面長方形の穴26、26(連通穴)が形成されている(図1参照)。
(1)図1の(a)に示す如く、基礎4の上部と下部に太径鉄筋10、10が水平に配され、この2本の太径鉄筋10の間には、四本の中径鉄筋31、31、…31が配されている。
基礎4の下部と上部の太径鉄筋10、10に、太径鉄筋固定金具2の挿通部20を挿通させ、太鉄筋固定ネジ25を締めつけ、太径鉄筋固定金具2を太径鉄筋10に固定する{図1の(b)参照}。
なお、金属柱1は、生コンクリートの打ち込み幅90cmに対して30cm毎に使い、合計四本、使用する。
(7)網6内の区画へ生コンクリートを流し込む。
コンクリート止めに用いる鉄筋保持具Aは、太径鉄筋固定金具2および中径鉄筋固定金具3を用いて、太径鉄筋21および中径鉄筋31を金属柱1に固定している。
このため、鉄筋骨組内への生コンクリートの打ち込み作業の際に、従来必要であった、鉄筋下地への鉄筋の溶接が不要である。また、鉄筋下地への鉄筋の溶接が不要であるので、生コンクリートの打ち込み作業にかかる全工期の時間短縮が図れる。
各金属柱1の円形穴11に小径鉄筋を挿通するだけで良いので、作業人の熟練を要しないとともに、溶接による母材の強度低下を招かない。
1 金属柱
2 太径鉄筋固定金具
3 中径鉄筋固定金具
10 太径鉄筋
11 円形穴
12、13 平板
14 アンカー板
23 ネジ穴
25 太鉄筋固定ネジ
26 連通穴
31 中径鉄筋
32 案内溝
33、34 側板
35 ネジ穴
36 背板
38 固定ネジ
51 小径鉄筋
本考案の目的は、鉄筋の鉄筋下地の溶接が不要なコンクリート止めに用いる鉄筋保持具の提供にある。
金属柱は、幅広の平板に複数の円形穴が穿設され、対向する幅狭の平板と幅広の平板とをコ字状に曲げている。
基礎の下部と上部の太径鉄筋に、太径鉄筋固定金具の挿通部を挿通し、太鉄筋固定ネジを締めつけ、太径鉄筋固定金具を太径鉄筋に固定する。
各太径鉄筋固定金具の連通穴へ金属柱を嵌め込む。
各中径鉄筋に中径鉄筋固定金具の案内溝を嵌め込み、金具固定ネジを締めつけて中径鉄筋固定金具を金属柱に固定する。
鉄筋の鉄筋下地の溶接が不要であるので、工期の時間短縮が図れる。
中径鉄筋および太径鉄筋を鉄筋固定金具で金属柱に固定しているので、溶接による母材の強度低下を招かない。
鉄筋固定金具により、中径鉄筋および太径鉄筋を金属柱に固定するだけで良いので、熟練を要しない。
コンクリート止めに用いる鉄筋保持具が基礎から所定間隔ごとに立設され、各コンクリート止めに用いる鉄筋保持具の金属柱の円形穴に小径鉄筋を挿通している。
各金属柱の円形穴に小径鉄筋を挿通するだけで良いので、作業人の熟練を要しないとともに、鉄筋構造体の強度を高くできる。
図に示すコンクリート止めに用いる鉄筋保持具Aは、基礎から所定間隔で立設される金属柱1と、太径鉄筋10を固定するための太径鉄筋固定金具2と、中径鉄筋31を固定するための中径鉄筋固定金具3とを備える。
なお、金属柱1の下端に太径鉄筋固定金具2が配設できない場合に備え、金属柱1の下端にアンカー板14がネジ止め可能である(図2参照)。
金具上面板21および金具下面板22には、金属柱1を嵌め込むための断面長方形の穴26、26(連通穴)が形成されている(図1参照)。
(1)図1の(a)に示す如く、基礎4の上部と下部に太径鉄筋10、10が水平に配され、この2本の太径鉄筋10の間には、四本の中径鉄筋31、31、…31が配されている。
基礎4の下部と上部の太径鉄筋10、10に、太径鉄筋固定金具2の挿通部20を挿通させ、太鉄筋固定ネジ25を締めつけ、太径鉄筋固定金具2を太径鉄筋10に固定する{図1の(b)参照}。
なお、金属柱1は、生コンクリートの打ち込み幅90cmに対して30cm毎に使い、合計四本、使用する。
(7)網6内の区画へ生コンクリートを流し込む。
コンクリート止めに用いる鉄筋保持具Aは、太径鉄筋固定金具2および中径鉄筋固定金具3を用いて、太径鉄筋10および中径鉄筋31を金属柱1に固定している。
このため、鉄筋骨組内への生コンクリートの打ち込み作業の際に、従来必要であった、鉄筋下地への鉄筋の溶接が不要である。また、鉄筋下地への鉄筋の溶接が不要であるので、生コンクリートの打ち込み作業にかかる全工期の時間短縮が図れる。
各金属柱1の円形穴11に小径鉄筋を挿通するだけで良いので、作業人の熟練を要しないとともに、溶接による母材の強度低下を招かない。
1 金属柱
2 太径鉄筋固定金具
3 中径鉄筋固定金具
10 太径鉄筋
11 円形穴
12、13 平板
14 アンカー板
23 ネジ穴
25 太鉄筋固定ネジ
26 連通穴
31 中径鉄筋
32 案内溝
33、34 側板
35 ネジ穴
36 背板
38 固定ネジ
51 小径鉄筋
Claims (2)
- 対向する幅狭の平板と幅広の平板とをコ字状に曲げ、前記幅広の平板に複数の円形穴を穿設した金属柱と、
前記金属柱に嵌め込むための断面長方形の連通穴と、金具前面板に形成されるネジ穴と、該ネジ穴に螺合し、挿通部を挿通する太径鉄筋を固定するための太鉄筋固定ネジとを有し、前記金属柱の上部と下部に配される太径鉄筋固定金具と、
中径鉄筋を嵌め込んで固定する案内溝を有する1組の側板と、ネジ穴付きの背板とをコ字状に曲げ、前記背板の前記ネジ穴に螺合する金具固定用の固定ネジとを有し、2つの太鉄筋固定金具の間に複数個、配される中径鉄筋固定金具とを備えたコンクリート止めに用いるコンクリート止めに用いる鉄筋保持具。 - コンクリート止めに用いる鉄筋保持具は、基礎から所定間隔ごとに立設され、
小径鉄筋が、各コンクリート止めに用いる鉄筋保持具の前記金属柱の前記円形穴に挿通されることを特徴とする請求項1に記載のコンクリート止めに用いる鉄筋保持具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014004503U JP3194497U (ja) | 2014-08-25 | 2014-08-25 | コンクリート止めに用いる鉄筋保持具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014004503U JP3194497U (ja) | 2014-08-25 | 2014-08-25 | コンクリート止めに用いる鉄筋保持具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3194497U true JP3194497U (ja) | 2014-11-27 |
Family
ID=52145374
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014004503U Expired - Lifetime JP3194497U (ja) | 2014-08-25 | 2014-08-25 | コンクリート止めに用いる鉄筋保持具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3194497U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106320606A (zh) * | 2015-07-07 | 2017-01-11 | 黄均贤 | 一种钢板分段加强预应力式混凝土梁预埋钢结构 |
CN111236541A (zh) * | 2020-03-11 | 2020-06-05 | 吴祖荣 | 一种混凝土预制构件连接用全灌浆套筒组件及其施工方法 |
-
2014
- 2014-08-25 JP JP2014004503U patent/JP3194497U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106320606A (zh) * | 2015-07-07 | 2017-01-11 | 黄均贤 | 一种钢板分段加强预应力式混凝土梁预埋钢结构 |
CN111236541A (zh) * | 2020-03-11 | 2020-06-05 | 吴祖荣 | 一种混凝土预制构件连接用全灌浆套筒组件及其施工方法 |
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