JP3202169U - 支柱 - Google Patents

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健吾 木本
健吾 木本
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株式会社トーホー
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Abstract

【課題】格納や搬送及び設置作業の取り扱いが容易になる支柱を提供すること。【解決手段】所定の長さになるように直列状に並べた複数の金属製の分断パイプ1と、下側分断パイプ1に一端側を、上側分断パイプ1に他端側を嵌入する継手パイプ10と、最高所の分断パイプ1の上端と最低所の分断パイプ1の下端とに重ねた端板2と、この両端板2、2に設けてある透孔3に両端を貫通させ突出両端を上記端板2、2に固定した緊張材4と、上記各分断パイプ1内に充填した充填材6と、最高所と最低所の分断パイプ1の端部に被せたキャップ7とからなる支柱A【選択図】図1

Description

この考案は、斜面の崩壊(土砂流下や落石などの)にともなう、或いは雪崩防止用のためのネットの張設用に使用する支柱や、電柱や信号或いは各種道路表示板の取り付けに使用する支柱に関する。
上述のような用途に使用する支柱は、金属製やコンクリート製のもので、一本の長尺(約10m位の長さ)のものである(例えば、特許文献1参照)。
実用新案登録第3145128号公報
ところで、特許文献1の支柱は、一本の長尺な柱状のため、保管場所から設置場所に搬入する場合、所管の警察に搬送の許可を申請した上で搬送する。
このため、手続に手数がかかると共に、長尺なため自動車への積み込み、荷下ろしに多大な労力を要し、そもすれば重機を使用しなければならない問題が発生した。
また、設置に際しても長尺なため、作業が大変であった。
さらに、外力を受けると、屈曲しやすく、特にコンクリート製の場合、外力に弱く、破損(屈曲)しやすい問題があった。
そこで、この考案の目的は、上記の問題を解決して、格納や搬送及び設置作業の取り扱いが容易になる支柱を提供することにある。
上記の課題を解決するために、この考案は、所定の長さになるように直列状に並べた複数の金属製の分断パイプと、下側分断パイプの高所端内に一端側を嵌入して固定すると共に、他端側を上側分断パイプの低所端内に嵌入する継手パイプと、最高所の分断パイプの上端と最低所の上記分断パイプの下端とに重ねた端板と、この両端板に設けてある透孔に上記直列状に並ぶ分断パイプ内に嵌入して両端を貫通させた緊張材と、この緊張材の突出両端を上記端板に固定する固定手段と、上記各分断パイプ内に充填した自硬性の充填材と、上記最高所の分断パイプの上端と最低所の分断パイプの下端とに被せたキャップとからなる構成を採用する。
また、前記緊張材が鋼棒の場合、鋼棒が複数に分断してあり、この分断端を継手を介して接続してある構成を採用する。
以上のように、この考案の支柱によれば、複数の分断パイプを直列状に並べて、分断パイプの対向端を継手パイプにより接続して組み立てるので、使用前は極めて嵩低くなる。
このため、格納しやすく、かつ現場搬入して設置するまで短尺なため、長尺物の搬入のような各種不都合をなくすることができる。
また、高所分断パイプの上端と低所分断パイプの下端とにそれぞれ端板を配し、この両端板に継ぎ足した分断パイプに挿入した緊張材の両端を緊張状態を保って固定してあるので、直列状の分断パイプの強度を大幅にアップして、強靱な支柱になると共に、直列状に並ぶ分断パイプ内に充填してある自硬性充填材で外力に強く、座屈などの不都合をなくすることもできる。その際、緊張材が補強芯材の役目をする。
また、緊張材に鋼棒を用いた場合、複数に分断して、分断端を継ぎ手を介し接続するので、分断パイプと同様の効果がある。
この考案に係る支柱の縦断正面図である。 同上の横断拡大平面図である。 支柱の使用例を示す一部切欠正面図である。
次に、この考案の実施例を添付図面に基づいて説明する。
図1に示すAは、支柱である。
上記支柱Aには、直列状に並べた際、所定の長さになるよう一本の金属製のパイプを複数に分断した分断パイプ1が用いられ、この分断パイプ1を直列状に並べる際、下側分断パイプ1の高所端内に継手パイプ10の一端側を嵌入して固定しておく。
この固定は、溶接やビス止めなどで行う。
すると、継手パイプ10の他端側に上側分断パイプ1の低所端を嵌入して、上下の分断パイプ1の上下端を接続することができる。
また、直列状に並んだ最上側分断パイプ1の上端と、最下側分断パイプ1の下端とにそれぞれ端板2、2を配置して、この両端板2に設けた透孔3に、直列状に並んだ分断パイプ1に挿入した緊張材4の両端部を貫通し、貫通一端側を固定手段5としてのねじ込んだナットを介し透孔3から抜けないように、そして緊張材4の他端側を引っ張り緊張すると共に、緊張状況下に緊張材4の他端を端板2に固定手段5としてのナットをねじ込んで固定する。
上記の緊張材4としては、例えば複数本のピアノ線や、図1、2に示すように図示の1本の鋼棒を(複数本であってもよい)用いた。
そして、緊張材4の緊張作業以前の直列状に並べた分断パイプ1内には、自硬性の充填材6を充填して、支柱Aに外力による変形や座屈を阻止する強度を付与しておく。
上記の充填材6としては、セメントミルクやモルタルなどを使用する。
また、直列状に並ぶ最上側分断パイプ1の上端及び最下側分断パイプ1の下端に金属製などのキャップ7を被せ、このキャップ7内に充填材8を充填しておく。
充填材8として、例えばセメントミルクやモルタル、接着剤などがある。
また、緊張材4が鋼棒の場合、長尺になると取り扱いが困難なため、分断して、分断端をネジ方式の連結用継手11を介し接続するようにしておくと、組み立て前の取り扱いが容易になる等の利点もある。
上記構成した支柱Aは、図3に示すように防護ネットBの支持用として、コンクリート壁Cに支柱Aを埋設する。
勿論、防護ネットBの支持用に限定されず、電柱や信号機や表示板の取付支柱Aとして使用する。
なお、配置端板2の外側に位置するように、分断パイプ1の端部外側に短いパイプを嵌装して、分断パイプ1に前記短いパイプを溶接などで固定(図示省略)しておくと、短いパイプが端板2の移動止めにもなり、かつ充填材8の充填溜まり部となる。
A 支柱
1 分断パイプ
2 端板
3 透孔
4 緊張材
5 固定手段
6 充填材
7 キャップ
8 充填材
10 継手パイプ
11 継手

Claims (2)

  1. 所定の長さになるように直列状に並べた複数の金属製の分断パイプと、下側分断パイプの高所端内に一端側を嵌入して固定すると共に、他端側を上側分断パイプの低所端内に嵌入する継手パイプと、最高所の分断パイプの上端と最低所の上記分断パイプの下端とに重ねた端板と、この両端板に設けてある透孔に上記直列状に並ぶ分断パイプ内に嵌入して両端を貫通させた緊張材と、この緊張材の突出両端を上記端板に固定する固定手段と、上記各分断パイプ内に充填した自硬性の充填材と、上記最高所の分断パイプの上端と最低所の分断パイプの下端とに被せたキャップとからなることを特徴とする支柱。
  2. 前記緊張材が鋼棒の場合、鋼棒が複数に分断してあり、この分断端を継手を介して接続してあることを特徴とする請求項1に記載の支柱。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20210126874A (ko) * 2020-04-13 2021-10-21 주식회사 포스코 합성기둥

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