JP2015038269A - 鉄筋篭組立用治具架台及びその鉄筋籠横組組立方法 - Google Patents

鉄筋篭組立用治具架台及びその鉄筋籠横組組立方法 Download PDF

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Abstract

【課題】鉄筋篭の組立を狭小構築現場でも可能にする鉄筋籠横組組立方法を提供する。【解決手段】主筋9を主筋架台装置4に、予め載置すると共にフープ筋13及び補強筋14を架台本体ベース2の両端部に配置し、主筋昇降装置3で主筋9の両端部から昇降させて該フープ筋13及び補強筋14を、主筋架台装置4を越して移動させると共に所定位置に配置し、フープ筋13及び補強筋14に主筋9を取付金具又は結束線で格子状に取付けて組立てる方法と、鉄筋篭組立用治具架台1は、主筋昇降装置3で主筋9の端部側から昇降できるように、架台本体ベース2の両端近傍に主筋昇降装置3と、その内側に複数の主筋架台装置4を各配置してそれぞれ着脱可能に設け、また架台本体ベース2にフープ筋13及び補強筋14を所定間隔で保持する横筋支持治具6を設け、また架台本体ベース2の中央近傍で主筋を支持する主筋架台装置4を設けている。【選択図】図1

Description

本発明は、狭小構築現場内で鉄筋篭を組立てる鉄筋籠横組組立方法と、主筋の昇降及びフープ筋と補強筋を各配置支持する鉄筋篭組立用治具架台に関する。
従来、鉄筋篭の組立は、コンクリ−ト構造物の構築場所で組立、それをクレ−ン等で吊り起こし建込み設置することから、その吊り起こし設置における鉄筋篭の変形、崩壊を防ぐため、その建込み近くで横組みされ、その構築現場はスペースが限られ、特に、多くは狭小構築現場で組立てられている。
そして、現状の鉄筋篭の組立は、建込み近くの限られたスペースの構築場所で、柱状に配置した複数の縦主筋と環状または角状のフープ筋(使用要途により所用位置に補強筋を加える)を格子状に組み合わせて、円柱状または角柱状の鉄筋籠を組立治具などで横組みすることが一般的である。
その横組みするとき、予め、組立て治具に所用数の該フープ筋及び補強筋を所定間隔で各配置し、その各配置されたフープ筋及び補強筋の端から主筋を作業員が1本ずつ持ち込み、該フープ筋及び補強筋内で該主筋を格子状に各配置して、取付金具及び結束線で、取付け固定して組立が行われている。
なお、上述した作業員がフープ筋及び補強筋内に、主筋を1本ずつ持ち込む従来作業に関して、主筋を組立治具の端から持ち込むため、構築現場の広さが、その取り回しを含め主筋長さの倍以上の直線距離を必要とし、その一般的に組立てられる鉄筋籠の直径は、800mm〜1200mmの長さ8.5m〜12mで、それに使用されるフープ筋の本数が、45本〜65本位で、そのフープ筋に入れ込む主筋サイズは、鉄筋規格サイズがD32の長さ10mで、一本当たり/62.3kgの重量があり、その使用本数が30本(1869kg)〜50本(3115kg)が最も多く施工される使用例で、さらに大きい鉄筋篭の主筋は、鉄筋規格サイズがD35の長さ10mで、一本当たり/75.1kgの重量であり、このことを踏まえて、主筋重量の62.3kg〜75.1kgのものを30本〜50本を入れ込むには、作業員の過大な負担となり、実質、その主筋の鉄筋規格サイズD32の10mのものを30本入れ込むのに、4人の作業員が約40分位を要し、過大な労働作業を強いられている。
また、鉄筋籠の組立に関連する先行技術として、フープ筋をフープ筋仮置き装置に仮置き支持させ、これらのフープ筋に主筋を通し、主筋両外側端に位置するフープ筋を主筋に固定し、残りのフープ筋を主筋の所定位置に移動させて固定して鉄筋籠が組立されるとする実施例を示す「場所打ちコンクリート杭の鉄筋組立方法」がある。(例えば、特許文献1参照)
さらに、関連する先行技術として、フープ筋12及び補強筋13を横組方向に、各配列すると共に牽引装置またはローラ移送装置18などの引込装置3で、該フープ筋12及び補強筋13内に主筋10を引き込み、その後、該フープ筋12及び補強筋13に主筋10を格子状に横組する横組組立方法と、フープ筋12及び補強筋13を横組方向に各配列し、その配置されたフープ筋12及び補強筋13内に主筋10を引き込む牽引装置またはローラ移送装置18などの引込装置3設けるとする、本願、出願人が出願した「鉄筋籠横組立方法及びその鉄筋引込装置」がある。(例えば、特許文献2参照)
特開平5−51921号公報 特願2012−213136号公報
従来の鉄筋篭の組立は、その資材である主筋と、フープ筋及び補強筋を組立現場に仮置きし、フープ筋、補強筋を組立位置に各配置して、該主筋をその各配置された端から挿入するのが従来一般的な組立方法で、その組立は、端から挿入することから主筋全長の二倍以上のスペースを必要とし、狭小構築現場では、その主筋の二倍以上のスペースの組立て場所が確保できないこともあり、また上記主筋の仮置き場所とそこから組み立て治具までの移動が無駄となり、その場所的課題とその移動作業の課題解決が求められていた。
また、鉄筋篭の組立治具では、フープ筋および補強筋を配置してから主筋をその配置端から挿入する組立方法の治具であるから、組立て治具と、その挿入する主筋長さ分のスペースが必要となり、狭小構築現場では、その組立て場所が確保できず、他の場所で組立て、コンクリ−ト構造物の構築場所へ持ち込むこととなるが、しかし、大型の鉄筋篭は大きく移動させるのが困難であると共にその吊り起こし、建込みによる鉄筋篭の変形により崩壊を招く恐れがあるため、その対策と狭小構築現場での組立が可能な施工方法等とその治具等が求められていた。
また、その組立の際、主筋を一本ずつ二人の作業員でフープ筋及び補強筋内に挿入しているが、前述したように高重量であるためその挿入移動が極めて重労働な作業となり、それは高重量の主筋を数多く、手作業で行うため、少しの移動でもその労働負荷と作業時間が過大となり、その労働環境の改善が求められ、またコスト削減から作業員数の削減も要請もあり、その改善が求められていた。
しかして、先行技術で開示される特許文献1の「場所打ちコンクリート杭の鉄筋組立方法」は、フープ筋をフープ筋仮置き装置に仮置き支持させ、主筋をこのフープ筋に通すことが示され、よってフープ筋の端から挿入するには、その組立に主筋の長さの2倍程度の直線距離を必要とし、狭小構築現場では、主筋の取り回し距離が確保できないことからこの組立方法では組立が行えず、上述課題の狭小構築現場での組立に対応する物でなかった。
また、本願、出願人が、出願した特許文献2の「鉄筋籠横組立方法及びその鉄筋引込装置」は、上記特許文献1と略同様に、フープ筋12及び補強筋13内に主筋10を牽引装置で引き込むことから、上述課題の狭小構築現場での組立に対応する物でなかった。
このような課題に鑑み本発明は、狭小の構築現場に主筋を運び込むとき、予め、該主筋を組み立て治具の主筋架台装置に載置させ、そして該主筋の両端に必要数のフープ筋及び補強筋をそれぞれ鉄筋篭の所定位置に配置し、両端の主筋昇降装置および該内寄りの主筋架台装置により交互に上昇下降させてフープ筋及び補強筋を所定配置位置に移動させてから主筋をフープ筋及び補強筋に取付け組立る鉄筋籠横組組立方法と、その鉄筋篭組立用治具架台で、狭小構築現場での組立に対応し、また高重量の主筋を大きく移動させることなく組立てることで、労働負荷と作業時間の短縮を図り、その労働環境の改善と、時間短縮によるコスト削減で、上述した課題の解決を図ることを目的とする。
本発明は、上記課題を有効に達成するために、第1の解決手段として、主筋長さに対応する架台本体ベースの両端部近傍に、複数の主筋架台装置を着脱可能に設けると共に該架台本体ベースの両端部近傍の片側若しくは両側に該主筋昇降装置を着脱可能に設けた鉄筋篭組立用治具架台を使用して鉄筋篭を組立てる方法において、
先ず初めに、上記複数の主筋架台装置に所用数の主筋を載置し、
第二に、上記架台本体ベースの端部近傍と主筋架台装置との間にフープ筋と補強筋を配置し、
第三に、該主筋昇降装置で主筋の両端部を同時に上昇させ、または片側ずつ交互に該主筋を上昇させて、該主筋架台装置とその載置された主筋との間からフープ筋及び補強筋をそれぞれ移動通過させて各配置して組立前準備とし、
第四に、各主筋をフープ筋及び補強筋に格子状となるような所定位置に、取付金具又は結束線で取付けて鉄筋篭を横組する過程において、上記主筋が主筋架台装置に載置された状態の組立途中で該主筋架台装置を取り除き、または該主筋架台装置を取り除いた後に組立てる組立方法としたことにより、
狭小構築現場での組立に対応するように、該主筋架台装置で支持される主筋を、主筋昇降装置により昇降させて、フープ筋及び補強筋をそれぞれ組立所定位置に移動配置し、所定位置に配置されたフープ筋及び補強筋に該主筋を取付け固定して、鉄筋篭を横組みする鉄筋籠横組組立方法としている。
また、第2の解決手段として、主筋長さに対応する架台本体ベースの両端部より所定距離を持って該主筋を載置する複数の主筋架台装置を着脱可能に設けると共に該架台本体ベースの両端部近傍の片側若しくは両側に該主筋昇降装置を着脱可能に設けたことにより、
狭小構築現場での組立に対応するように、該主筋架台装置で支持する主筋を、主筋昇降装置により主筋を片側若しくは両側で昇降させて、持ち上げられた主筋の下からフープ筋及び補強筋をそれぞれ組立所定位置に移動配置し、所定位置に配置されたフープ筋及び補強筋に、該主筋を取付金具又は結束線で格子状に取付け固定して、鉄筋篭を横組みする鉄筋篭組立用治具架台としている。
また、第3の解決手段として、該架台本体ベースにフープ筋及び補強筋を所定間隔で支持する横筋支持治具体を設けたことにより、
主筋をフープ筋及び補強筋に格子状に取付け固定するとき、横筋支持治具体がフープ筋及び補強筋を所定位置で支持するとしている。
また、第4の解決手段として、該架台本体ベースに設けられた主筋架台装置の略中間位置に、少なくとも長尺主筋に使用する主筋支持架台装置を設けたことにより、
主筋を支持する主筋架台装置の略中間近傍で、該左右の主筋架台装置と共に主筋を支持するとしている。
本発明は、上述したそれぞれの手段によって有効な効果が得られるようにしたもので、特に、第1の解決手段の、主筋長さに対応する架台本体ベースの両端部より所定距離を持って該主筋を載置する複数の主筋架台装置を着脱可能に設けると共に該載置された主筋端部近傍の片側若しくは両側を昇降できるように、該架台本体ベースの両端部近傍の片側若しくは両側に該主筋昇降装置を着脱可能に設けた鉄筋篭組立用治具架台を使用して鉄筋篭を組立てる方法において、
先ず初めに、上記複数の主筋架台装置に所用数の主筋を載置し、
第二に、上記架台本体ベースの端部近傍と、主筋を載置した主筋架台装置との間に、所用数のフープ筋と補強筋を各両端にそれぞれ配置し、
第三に、上記主筋架台装置に載置された主筋の両端部を、該主筋昇降装置で同時に上昇させ、または片側だけに該主筋昇降装置を配置すると共に片側ずつ交互に該主筋を上昇させて、該主筋架台装置と、その載置された主筋との間に、該フープ筋及び補強筋が通過移動できる程度の間隔を設けると共に該間隔からフープ筋及び補強筋を、組み立てられる鉄筋篭に対応する所定位置にそれぞれ移動通過させて各配置して組立前準備とし、
第四に、各主筋をフープ筋及び補強筋に格子状となるような所定位置に、取付金具又は結束線で取付けて鉄筋篭を横組する過程において、上記主筋が主筋架台装置に載置された状態の組立途中で該主筋架台装置を取り除き、または該主筋架台装置を取り除いた後に組立てることにより、
その主筋を構築現場に運搬荷下ろしするとき、主筋架台装置に直接載置することで、その保管場所の確保が必要なく、また従来のように主筋をフープ筋及び補強筋にその端から大きく取り回し持ち込まないので、主筋を移動無く、そのまま直ぐに組立に取り掛かれることから、主筋の移動作業とその時間及び労働負荷の軽減が図れ、さらにその組立スペースが、鉄筋篭組立用治具架台分とその組立作業スペース分あれば鉄筋篭を横組みすることが可能で、究極の狭小構築現場での組立に対応できる。
また、従来のようにフープ筋及び補強筋内に主筋を導入する作業が必要ないことから、従来の引込装置も必要なく、またその主筋を導入する作業の主鉄筋D32の10mを30本入れ込むのに4人の作業員が、実質、約40分位掛かる作業も省け、大幅な時間短縮と、人員削減、それらによるコスト削減が実現できた。
さらに、上記のことから鉄筋籠を横組する組立作業で最も負担の掛かる一番の重労働であった、作業員による直接的な主筋の持ち込み作業が排除でき、また大きく主筋を取り回しすることがないので、作業員の大幅な作業軽減が図れ、労働環境の改善ができた。
しかして、第2の解決手段の、主筋長さに対応する架台本体ベースの両端部より所定距離を持って該主筋を載置する複数の主筋架台装置を着脱可能に設けると共に該載置された主筋端部近傍の片側若しくは両側を昇降できるように、該架台本体ベースの両端部近傍の片側若しくは両側に該主筋昇降装置を着脱可能に設けたことにより、
鉄筋篭の主筋を主筋架台装置に直接保管載置でき、また主筋の挿入及びその大きく取り回しせず組み立てられるので、狭小構築現場での組立に対応でき、よって鉄筋篭組立用治具架台分とその組立作業スペース分あれば鉄筋篭を横組みすることが可能で、究極の狭小構築現場での組立に対応できる。
また、従来の引込装置も必要なく、主筋の挿入及び大きく取り回しせず組み立て作業するので、作業員の大幅な作業軽減が図れ、労働環境の改善とコスト削減が実現できた。
しかして、第3の解決手段の、該架台本体ベースにフープ筋及び補強筋を所定間隔で支持する横筋支持治具体を設けたことにより、
組み上がり鉄筋篭に対応する位置に、多くのフープ筋及び補強筋を該横筋支持治具体により容易に位置決め保持できるので、その配置作業が容易に行え、作業上の大きな効果となる。
また、横筋支持治具体でフープ筋及び補強筋を所定位置で位置決め保持しているので、所定の鉄筋篭が正確に組み立てられ、そして主筋をフープ筋及び補強筋に格子状に取付け固定するとき、その保持により容易に取付け作業が行え、作業上の大きな効果となる。
しかして、第4の解決手段の、該架台本体ベースに設けられた主筋架台装置の略中間位置に、少なくとも長尺主筋に使用する主筋支持架台装置を設けたことにより、
鉄筋篭の長尺主筋を主筋架台装置に直接載置しても、主筋支持架台装置で支持するので長尺主筋が撓んで歪むことがなく支持できる。
よって、これらの構成、作用から本発明は、実用上著大な効果を奏する。
本発明の鉄筋篭組立用治具架台1の正面図である。 本発明の鉄筋篭組立用治具架台1の側面図である。 本発明の他の実施例の鉄筋昇降装置の動作を示す正面図である。 本発明の鉄筋篭組立用治具架台1にフープ筋13及び補強筋14の配置状態を示す正面図である。 本発明のフープ筋13及び補強筋14と主筋9の取付け状態を示す要部の斜視図である。 本発明のフープ筋13と主筋9の取付け状態を示す要部の側面図である。 本発明の鉄筋篭23の組み上がり状態を示す一部省略した正面図である。
架台本体ベースの主筋架台装置を着脱可能に配置すると共に該架台本体ベースの両端部近傍に、主筋昇降装置を配置、または一つの該主筋昇降装置を、上記両端部の片側ずつ入れ替えて着脱可能に設けられた鉄筋篭組立用治具架台の該主筋架台装置に所用数の主筋を載置させ、
次に、上記架台本体ベースの端部と主筋架台装置との間にフープ筋及び補強筋を配置し、
次に、上記主筋昇降装置で、載置される該主筋の両端から上昇させ、または片側に配置された該主筋昇降装置で、片側だけをそれぞれ交互に上昇させると共に該主筋と主筋架台装置のとの間を、上記フープ筋及び補強筋が中央側に通過できる程度の間隔を空けさせ、
次に、該間隔からフープ筋及び補強筋を、組み立てられる鉄筋篭に対応する所定位置に移動通過させて配置して、各主筋をフープ筋及び補強筋の所定位置に取付金具又は結束線で格子状に取付けて鉄筋篭を横組する過程において、上記主筋が主筋架台装置に載置された状態の組立途中で該主筋架台装置を取り除き、または該主筋架台装置を取り除いた後に組立てる組立方法と、
また、架台本体ベースに該主筋を載置する主筋架台装置を着脱可能に配置すると共に該架台本体ベースの両端部近傍に主筋昇降装置を配置、または一つの該主筋昇降装置を、上記両端部の片側ずつ入れ替えて着脱可能に設けた鉄筋篭組立用治具架台と、
また、該架台本体ベースにフープ筋及び補強筋を所定間隔で支持する横筋支持治具体を設けた鉄筋篭組立用治具架台と、
また、該架台本体ベースの両端部より所定距離を持って設けられた主筋架台装置の略中間位置に、主筋支持架台装置を設けた鉄筋篭組立用治具架台とで、狭小構築現場での鉄筋篭の組立に対応できる組立方法とその鉄筋篭組立用治具架台の提供を実現させた。
本発明の実施例を図面に基づいて説明すると、図1及び図2において、1は鉄筋篭組立用治具架台で、該鉄筋篭組立用治具架台1は、架台本体ベース2と、該架台本体ベース2の両端部近傍に主筋昇降装置3,3を立設すると共にその中央側に所定間隔を持って主筋架台装置4,4を立設し、また該主筋架台装置4,4との中間近傍に、主筋支持架台装置5を立設すると共に該架台本体ベース2に、横筋支持治具体6を各配置して設けている。
なお、上述実施例では、主筋昇降装置3,3を、該架台本体ベース2の両端部近傍に設けているが、該主筋昇降装置3を片側ずつ入れ替え昇降させるように、単体で主筋昇降装置3を設けて、それぞれ交互に昇降させる装置として、適宜、作業状況とコストなどに合わせて変更して使用しても良いが、図示は省略し、以後の実施例は、特記を除き、上記架台本体ベース2の両端部近傍に設けたものを例示する。
そこで、該鉄筋篭組立用治具架台1の架台本体ベース2は、図2に示すように、鉄筋篭に対応する所定長さの縦ベース7,7,7を長手方向に並設すると共にその下部に所定間隔で配設される横ベース8,8,…を有し、該架台本体ベース2に、上記主筋昇降装置3,3と、主筋架台装置4,4及び主筋支持架台装置5を立設し、また縦ベース7,7,7に沿って横筋支持治具体6を設けている。
そして、該主筋昇降装置3,3、主筋架台装置4,4及び主筋支持架台装置5は、図1及び図2に示すように、主筋9,9,…を載置する主筋載置台10,10,10をそれぞれの上部端に設け、また該主筋昇降装置3,3は、架台本体ベース2の両端部近傍に立設し、主筋架台装置4,4は、該主筋昇降装置3,3の内側の所定位置に立設し、主筋支持架台装置5は、主筋架台装置4,4との略中間近傍に立設して、中央が撓むほどの長尺主筋9の中央部を支持し、該主筋昇降装置3,3、主筋架台装置4,4及び主筋支持架台装置5は、組立過程において適宜、架台本体ベース2より取り外し可能に立設している。
なお、主筋9は、一般的にフープ筋より太い鉄筋を使用し、また該主筋昇降装置3,3、の昇降動作の機能構成については、一般市場で見られる油圧、空気圧を使用し、またギアー等を使用したジャッキなどでも使用可能であり、要は、主筋9を上下させる機能があれば良く、例えば、図3に示す(a)のように、該主筋昇降装置3に変えて、棒状で端面略楕円の棒状カム体11を使用して、該棒状カム体11に主筋9を載置させ、該棒状カム体11を回動させることで、その上部に載置した主筋9を、上下させる構成としても良く、なお、図中(a`)はその上昇させた状態を示す。
また、該横筋支持治具体6は、図2に示すように架台本体ベース2の略中央部に配置する主筋昇降装置3,3、主筋架台装置4,4及び主筋支持架台装置5の左右で、略L状保持部12,12を対向させて縦ベース7,7,7に沿って設け、該略L状保持部12,12に、横筋である、丸棒で環状に形成したフープ筋13と、補強のために数カ所設ける板で環状に形成した補強筋14を配置し、鉄筋篭に組立てるときに、所定間隔で保持させる位置決め保持装置として使用する。
しかして、該鉄筋篭組立用治具架台1を使用して鉄筋篭を組み立てるとき、先ず、図1に示すように、搬送された主筋9,9,…を主筋架台装置4,4及び主筋支持架台装置5の主筋載置台10,10,…に載置し、次に、フープ筋13,13,…及び補強筋14,14,…を、主筋9,9,…の左右端近傍である主筋昇降装置3,3と主筋架台装置4,4の間の横筋支持治具体6に仮保持させる。
次に、図4に示すように主筋昇降装置3,3を、上記主筋架台装置4,4及び主筋支持架台装置5より上側に上昇させると共に主筋9,9,…の両端部から該主筋9,9,…を持ち上げ、該持ち上げられた主筋9,9,…と、主筋架台装置4,4及び主筋支持架台装置5のそれぞれの主筋載置台10,10,…との間に、フープ筋13,13,…及び補強筋14,14,…を中央側に移動できる程度の隙間を設ける。
次に、図4に示すように該設けられた隙間からフープ筋13,13,…及び補強筋14,14,…を、中央側の主筋支持架台装置5近傍まで、それぞれ図示するように所定間隔と配列で順次移動させ、該横筋支持治具体6の略L状保持部12,12で保持させる。
そして、上述該フープ筋13,13,…及び補強筋14,14,…を所定間隔と配列で移動させた後、フープ筋13,13,…及び補強筋14,14,…の内側に主筋9を格子状に配置して、図5に示すように、該主筋9と補強筋14の交差部を取付金具15で取付け固定し、またフープ筋13の多くは結束線16で主筋9と結束固定して鉄筋篭を組み立て形成する。なお、該取付金具15は、補強筋14の外側から締め付ける外締め取付金具15を示している。
なお、上述実施例に変えて、主筋昇降装置3を片側に単体で設けて片側ずつ入れ替え昇降させる実施例とする場合、上述主筋9,9,…を主筋架台装置4,4に載置させた状態で、横筋支持治具体6にフープ筋13,13,…及び補強筋14,14,…を仮保持させ、その状態から主筋9,9,…の一方端を該主筋昇降装置3で持ち上げて、上述したように隙間を設けると共にフープ筋13,13,…及び補強筋14,14,…を移動させ、次にその持ち上げられた主筋9,9,…を下降させると共に該主筋昇降装置3を解放させ、次に解放された該主筋昇降装置3を他端側に移動させて、上述と同様にフープ筋13,13,…及び補強筋14,14,…を移動させると共に該横筋支持治具体6の略L状保持部12,12で保持させ、その後主筋昇降装置3を下降させると共に取り外すが、図示は省略した。
また、鉄筋篭を組み立てる過程において、上記主筋9が主筋架台装置4に載置された状態の組立途中で該主筋架台装置4を取り除き、または該主筋架台装置4を取り除いた後に該鉄筋篭を組み立てするなど、組み立て状況に合わせて、該主筋架台装置4及び主筋昇降装置3の取り外しを適宜、変更しても好ましいが、図示は省略した。
さらに、その組立作業の該フープ筋13,13,…及び補強筋14,14,…を横筋支持治具体6に所定間隔と配列で移動させて組立てるとき、該フープ筋13,13,…及び補強筋14,14,…をそれぞれ所定箇所別に主筋9を取り付ながら移動させ、または全て移動させてから主筋9を取り付ける作業としても良い。
しかして、図5に示す取付金具15は、市販の略Uボルト状のような両先端側のネジ部と、他端の基端側が補強筋14の幅に対応する側面略コの字形状で、その両端部双方からそれぞれ起立状に屈曲させると共にその屈曲中央部近傍を主筋径に対応する略U字形状に屈曲させて、それぞれ両先部側のネジ部17,17と略U字形状の交差掛止部18,18が起立屈曲して形成され、またその前記基端側の側面略コの字形状は補強筋14を係止する掛止部19として形成し、そして該取付金具15の取付け固定に使用する取付座金20は、板状で該ネジ部17,17に対応する挿通穴部21,21を開設している。
なお、該取付金具15は、主筋9を内側と補強筋14外側に交差させて、鉄筋篭の外側からナットの締め付けが行われる外締め用取付金具15である。
そして、主筋9と交差する補強筋14の交差部の取付状態は、図5に示すように、まず、取付金具15の掛止部19を補強筋14の外側から係止し、次に交差する主筋9に交差掛止部18,18を内側から係止させると共に該補強筋14を挟むようにネジ部17,17の先端を該補強筋14から外側に突出させ、そして取付座金20の挿通穴部21,21に、その突出する該ネジ部17,17を挿通して補強筋14を押圧するように取付座金20を取付けて、図6で示す他の実施例と同様にナット22,22を螺着して、主筋9と補強筋14を交差状に保持せる。
また、他の実施例として、フープ筋13と主筋9の交差部の取付けを結束線16に変えて取付金具を使用してフープ筋13の内側から取り付けするとき、図6に示すように、内締め用のフープ筋取付金具15aを使用し、該取付金具15aは、フープ筋13の内側から上述と略同様の構成で取り付けられ、その構成と取り付ける相違点において、上記実施例の掛止部19の形状を、フープ筋13の径に対応する略U字形状に形成した掛止部19aとし、該掛止部19aを主筋9に係止すると共に交差掛止部18,18でフープ筋13を係止する。
そして、上述のようにしてフープ筋13及び補強筋14に、主筋9をそれぞれ取付金具15,15aで取付け保持し、また結束線16で結束保持して、図7に示すような鉄筋篭23を組立形成する。
なお、該取付金具15,15a及び結束線16の使用は、適宜変更して取付け、結束され、またその他金具、溶接も合わせて使用可能で、要望される仕様と鉄筋篭23の組み上がり状態により、適宜変更して使用される。
また、主筋架台装置4及び主筋支持架台装置5を、主筋昇降装置3と同様の昇降可能な昇降装置に、適宜、作業状況とコストなどに合わせ、変更して使用しても良いが、図示は省略した。
本発明の鉄筋籠横組組立方法及びその鉄筋篭組立用治具架台は、コンクリ−ト構造物の構築場所が、狭小である構築場所で鉄筋籠を組立てるときに使用できる。
1 鉄筋篭組立用治具架台
2 架台本体ベース
3 主筋昇降装置
4 主筋架台装置
5 主筋支持架台装置
6 横筋支持治具体
9 主筋
13 フープ筋
14 補強筋
15 取付金具
15a フープ筋取付金具
16 結束線
23 鉄筋篭。
本発明は、主筋の昇降及びフープ筋と補強筋を各配置支持する鉄筋篭組立用治具架台と、狭小構築現場内で鉄筋篭を組立てる鉄筋籠横組組立方法に関する。
従来、鉄筋篭の組立は、コンクリ−ト構造物の構築場所で組立、それをクレ−ン等で吊り起こし建込み設置することから、その吊り起こし設置における鉄筋篭の変形、崩壊を防ぐため、その建込み近くで横組みされ、その構築現場はスペースが限られ、特に、多くは狭小構築現場で組立てられている。
そして、現状の鉄筋篭の組立は、建込み近くの限られたスペースの構築場所で、柱状に配置した複数の縦主筋と環状または角状のフープ筋(使用要途により所用位置に補強筋を加える)を格子状に組み合わせて、円柱状または角柱状の鉄筋籠を組立治具などで横組みすることが一般的である。
その横組みするとき、予め、組立て治具に所用数の該フープ筋及び補強筋を所定間隔で各配置し、その各配置されたフープ筋及び補強筋の端から主筋を作業員が1本ずつ持ち込み、該フープ筋及び補強筋内で該主筋を格子状に各配置して、取付金具及び結束線で、取付け固定して組立が行われている。
なお、上述した作業員がフープ筋及び補強筋内に、主筋を1本ずつ持ち込む従来作業に関して、主筋を組立治具の端から持ち込むため、構築現場の広さが、その取り回しを含め主筋長さの倍以上の直線距離を必要とし、その一般的に組立てられる鉄筋籠の直径は、800mm〜1200mmの長さ8.5m〜12mで、それに使用されるフープ筋の本数が、45本〜65本位で、そのフープ筋に入れ込む主筋サイズは、鉄筋規格サイズがD32の長さ10mで、一本当たり/62.3kgの重量があり、その使用本数が30本(1869kg)〜50本(3115kg)が最も多く施工される使用例で、さらに大きい鉄筋篭の主筋は、鉄筋規格サイズがD35の長さ10mで、一本当たり/75.1kgの重量であり、このことを踏まえて、主筋重量の62.3kg〜75.1kgのものを30本〜50本を入れ込むには、作業員の過大な負担となり、実質、その主筋の鉄筋規格サイズD32の10mのものを30本入れ込むのに、4人の作業員が約40分位を要し、過大な労働作業を強いられている。
また、鉄筋籠の組立に関連する先行技術として、フープ筋をフープ筋仮置き装置に仮置き支持させ、これらのフープ筋に主筋を通し、主筋両外側端に位置するフープ筋を主筋に固定し、残りのフープ筋を主筋の所定位置に移動させて固定して鉄筋籠が組立されるとする実施例を示す「場所打ちコンクリート杭の鉄筋組立方法」がある。(例えば、特許文献1参照)
さらに、関連する先行技術として、フープ筋12及び補強筋13を横組方向に、各配列すると共に牽引装置またはローラ移送装置18などの引込装置3で、該フープ筋12及び補強筋13内に主筋10を引き込み、その後、該フープ筋12及び補強筋13に主筋10を格子状に横組する横組組立方法と、フープ筋12及び補強筋13を横組方向に各配列し、その配置されたフープ筋12及び補強筋13内に主筋10を引き込む牽引装置またはローラ移送装置18などの引込装置3設けるとする、本願、出願人が出願した「鉄筋籠横組立方法及びその鉄筋引込装置」がある。(例えば、特許文献2参照)
特開平5−51921号公報 特願2012−213136号公報
従来の鉄筋篭の組立は、その資材である主筋と、フープ筋及び補強筋を組立現場に仮置きし、フープ筋、補強筋を組立位置に各配置して、該主筋をその各配置された端から挿入するのが従来一般的な組立方法で、その組立は、端から挿入することから主筋全長の二倍以上のスペースを必要とし、狭小構築現場では、その主筋の二倍以上のスペースの組立て場所が確保できないこともあり、また上記主筋の仮置き場所とそこから組み立て治具までの移動が無駄となり、その場所的課題とその移動作業の課題解決が求められていた。
また、鉄筋篭の組立治具では、フープ筋および補強筋を配置してから主筋をその配置端から挿入する組立方法の治具であるから、組立て治具と、その挿入する主筋長さ分のスペースが必要となり、狭小構築現場では、その組立て場所が確保できず、他の場所で組立て、コンクリ−ト構造物の構築場所へ持ち込むこととなるが、しかし、大型の鉄筋篭は大きく移動させるのが困難であると共にその吊り起こし、建込みによる鉄筋篭の変形により崩壊を招く恐れがあるため、その対策と狭小構築現場での組立が可能な施工方法等とその治具等が求められていた。
また、その組立の際、主筋を一本ずつ二人の作業員でフープ筋及び補強筋内に挿入しているが、前述したように高重量であるためその挿入移動が極めて重労働な作業となり、それは高重量の主筋を数多く、手作業で行うため、少しの移動でもその労働負荷と作業時間が過大となり、その労働環境の改善が求められ、またコスト削減から作業員数の削減も要請もあり、その改善が求められていた。
しかして、先行技術で開示される特許文献1の「場所打ちコンクリート杭の鉄筋組立方法」は、フープ筋をフープ筋仮置き装置に仮置き支持させ、主筋をこのフープ筋に通すことが示され、よってフープ筋の端から挿入するには、その組立に主筋の長さの2倍程度の直線距離を必要とし、狭小構築現場では、主筋の取り回し距離が確保できないことからこの組立方法では組立が行えず、上述課題の狭小構築現場での組立に対応する物でなかった。
また、本願、出願人が、出願した特許文献2の「鉄筋籠横組立方法及びその鉄筋引込装置」は、上記特許文献1と略同様に、フープ筋12及び補強筋13内に主筋10を牽引装置で引き込むことから、上述課題の狭小構築現場での組立に対応する物でなかった。
このような課題に鑑み本発明は、狭小の構築現場に主筋を運び込むとき、予め、該主筋を組み立て治具の主筋架台装置に載置させ、そして該主筋の両端に必要数のフープ筋及び補強筋をそれぞれ鉄筋篭の所定位置に配置し、両端の主筋昇降装置および該内寄りの主筋架台装置により交互に上昇下降させてフープ筋及び補強筋を所定配置位置に移動させてから主筋をフープ筋及び補強筋に取付け組立る鉄筋籠横組組立方法と、その鉄筋篭組立用治具架台で、狭小構築現場での組立に対応し、また高重量の主筋を大きく移動させることなく組立てることで、労働負荷と作業時間の短縮を図り、その労働環境の改善と、時間短縮によるコスト削減で、上述した課題の解決を図ることを目的とする。
本発明は、上記課題を有効に達成するために、第1の解決手段として、主筋長さに対応する架台本体ベースの両端部より所定距離を持って該主筋を載置する複数の主筋架台装置を着脱可能に設けると共に該架台本体ベースの両端部近傍の片側若しくは両側に該主筋昇降装置を着脱可能に設けたことにより、
狭小構築現場での組立に対応するように、該主筋架台装置で支持する主筋を、主筋昇降装置により主筋を片側若しくは両側で昇降させて、持ち上げられた主筋の下からフープ筋及び補強筋をそれぞれ組立所定位置に移動配置し、所定位置に配置されたフープ筋及び補強筋に、該主筋を取付金具又は結束線で格子状に取付け固定して、鉄筋篭を横組みする鉄筋篭組立用治具架台としている。
また、第2の解決手段として、該架台本体ベースに、フープ筋及び補強筋を所定間隔で支持する横筋支持治具体を設けたことにより、
主筋をフープ筋及び補強筋に格子状に取付け固定するとき、横筋支持治具体がフープ筋及び補強筋を所定位置で支持するとしている。
また、第3の解決手段として、該架台本体ベースに設けられた主筋架台装置の略中間位置に、少なくとも長尺主筋に使用する主筋支持架台装置を設けたことにより、
主筋を支持する主筋架台装置の略中間近傍で、該左右の主筋架台装置と共に主筋を支持するとしている。
また、第4の解決手段として、上記鉄筋篭組立用治具架台を使用して鉄筋篭を組立てる方法において、
初めに、上記複数の主筋架台装置に所用数の主筋を載置し、
第二に、上記架台本体ベースの端部近傍と主筋架台装置との間にフープ筋と補強筋を配置し、
第三に、該主筋昇降装置で主筋の両端部を同時に上昇させ、または片側ずつ交互に該主筋を上昇させて、該主筋架台装置とその載置された主筋との間からフープ筋及び補強筋をそれぞれ移動通過させて各配置して組立前準備とし、
第四に、各主筋をフープ筋及び補強筋に格子状となるような所定位置に、取付金具又は結束線で取付けて鉄筋篭を横組する過程において、上記主筋が主筋架台装置に載置された状態の該主筋の残量状態に合わせて該主筋を該下部に降ろすと共に該主筋架台装置を取り除き、その取り除いた後に鉄筋篭とする残りの部分を組立てる組立方法としたことにより、
狭小構築現場での組立に対応するように、該主筋架台装置で支持される主筋を、主筋昇降装置により昇降させて、フープ筋及び補強筋をそれぞれ組立所定位置に移動配置し、所定位置に配置されたフープ筋及び補強筋に該主筋を取付け固定して、鉄筋篭を横組みする鉄筋籠横組組立方法としている。
本発明は、上述したそれぞれの手段によって有効な効果が得られるようにしたもので、特に、第1の解決手段の、主筋の端部近傍の片側若しくは両側端部を昇降できるように、主筋の長さに対応した架台本体ベースの両端部からそれぞれ所定距離を持って複数の主筋架台装置を設けると共に該主筋架台装置より架台本体ベースの端部側寄りの該端部近傍の片側若しくは両側に主筋昇降装置を着脱可能に設けたことにより、
鉄筋篭の主筋を主筋架台装置に直接保管載置でき、また主筋の挿入及びその大きく取り回しせず組み立てられるので、狭小構築現場での組立に対応でき、よって鉄筋篭組立用治具架台分とその組立作業スペース分あれば鉄筋篭を横組みすることが可能で、究極の狭小構築現場での組立に対応できる。
また、従来の引込装置も必要なく、主筋の挿入及び大きく取り回しせず組み立て作業するので、作業員の大幅な作業軽減が図れ、労働環境の改善とコスト削減が実現できた。
しかして、第2の解決手段の、該架台本体ベースに、フープ筋及び補強筋を所定間隔で支持する横筋支持治具体を設けたことにより、
組み上がり鉄筋篭に対応する位置に、多くのフープ筋及び補強筋を該横筋支持治具体により容易に位置決め保持できるので、その配置作業が容易に行え、作業上の大きな効果となる。
また、横筋支持治具体でフープ筋及び補強筋を所定位置で位置決め保持しているので、所定の鉄筋篭が正確に組み立てられ、そして主筋をフープ筋及び補強筋に格子状に取付け固定するとき、その保持により容易に取付け作業が行え、作業上の大きな効果となる。
しかして、第3の解決手段の、該架台本体ベースに設けられた主筋架台装置の略中間位置に、少なくとも長尺主筋に使用する主筋支持架台装置を設けたことにより、
鉄筋篭の長尺主筋を主筋架台装置に直接載置しても、主筋支持架台装置で支持するので長尺主筋が撓んで歪むことがなく支持できる。
しかして、第4の解決手段の、上記鉄筋篭組立用治具架台を使用して鉄筋篭を組立てる方法において、
初めに、上記複数の主筋架台装置に所用数の主筋を載置し、
第二に主筋を載置した該主筋架台装置と、主筋昇降装置との間に、所用数のフープ筋及び補強筋をそれぞれ配置し、
第三に、上記主筋架台装置に載置された主筋の両端部を該主筋昇降装置で同時に上昇させ、または片側だけに該主筋昇降装置を配置すると共に片側ずつ交互に該主筋を上昇させて、該主筋架台装置と、その載置された主筋との間に該フープ筋及び補強筋が、通過移動できる程度の間隔を設けると共に該間隔からフープ筋及び補強筋を組み立てる鉄筋篭に対応する中央寄りの所定位置にそれぞれ移動させて各配置して組立前準備とし、
第四に、各主筋をフープ筋及び補強筋に格子状となるような所定位置に、取付金具又は結束線で取付けて鉄筋篭を横組する過程において、上記主筋が主筋架台装置に載置された状態の該主筋の残量状態に合わせて該主筋を該下部に降ろすと共に該主筋架台装置を取り除き、その取り除いた後に鉄筋篭とする残りの部分を組立てることにより、
その主筋を構築現場に運搬荷下ろしするとき、主筋架台装置に直接載置することで、その保管場所の確保が必要なく、また従来のように主筋をフープ筋及び補強筋にその端から大きく取り回し持ち込まないので、主筋を移動無く、そのまま直ぐに組立に取り掛かれることから、主筋の移動作業とその時間及び労働負荷の軽減が図れ、さらにその組立スペースが、鉄筋篭組立用治具架台分とその組立作業スペース分あれば鉄筋篭を横組みすることが可能で、究極の狭小構築現場での組立に対応できる。
また、従来のようにフープ筋及び補強筋内に主筋を導入する作業が必要ないことから、従来の引込装置も必要なく、またその主筋を導入する作業の主鉄筋D32の10mを30本入れ込むのに4人の作業員が、実質、約40分位掛かる作業も省け、大幅な時間短縮と、人員削減、それらによるコスト削減が実現できた。
さらに、上記のことから鉄筋籠を横組する組立作業で最も負担の掛かる一番の重労働であった、作業員による直接的な主筋の持ち込み作業が排除でき、また大きく主筋を取り回しすることがないので、作業員の大幅な作業軽減が図れ、労働環境の改善ができた。
よって、これらの構成、作用から本発明は、実用上著大な効果を奏する。
本発明の鉄筋篭組立用治具架台1の正面図である。 本発明の鉄筋篭組立用治具架台1の側面図である。 本発明の他の実施例の鉄筋昇降装置の動作を示す正面図である。 本発明の鉄筋篭組立用治具架台1にフープ筋13及び補強筋14の配置状態を示す正面図である。 本発明のフープ筋13及び補強筋14と主筋9の取付け状態を示す要部の斜視図である。 本発明のフープ筋13と主筋9の取付け状態を示す要部の側面図である。 本発明の鉄筋篭23の組み上がり状態を示す一部省略した正面図である。
鉄筋篭組立用治具架台は、架台本体ベースに該主筋を載置する主筋架台装置を着脱可能に配置すると共に該架台本体ベースの両端部近傍に主筋昇降装置を配置、または一つの該主筋昇降装置を、上記両端部の片側ずつ入れ替えて着脱可能に設け、
また、該架台本体ベースにフープ筋及び補強筋を所定間隔で支持する横筋支持治具体を設け、
また、該架台本体ベースの両端部より所定距離を持って設けられた主筋架台装置の略中間位置に、主筋支持架台装置を設けた鉄筋篭組立用治具架台と、
該鉄筋篭組立用治具架台を使用して鉄筋篭を組立てる方法において、架台本体ベースの主筋架台装置を着脱可能に配置すると共に該架台本体ベースの両端部近傍に、主筋昇降装置を配置、または一つの該主筋昇降装置を、上記両端部の片側ずつ入れ替えて着脱可能に設けられた鉄筋篭組立用治具架台の該主筋架台装置に所用数の主筋を載置させ、
次に、上記架台本体ベースの端部と主筋架台装置との間にフープ筋及び補強筋を配置し、
次に、上記主筋昇降装置で、載置される該主筋の両端から上昇させ、または片側に配置された該主筋昇降装置で、片側だけをそれぞれ交互に上昇させると共に該主筋と主筋架台装置のとの間を、上記フープ筋及び補強筋が中央側に通過できる程度の間隔を空けさせ、
次に、該間隔からフープ筋及び補強筋を、組み立てられる鉄筋篭に対応する所定位置に移動通過させて配置して、各主筋をフープ筋及び補強筋の所定位置に取付金具又は結束線で格子状に取付けて鉄筋篭を横組する過程において、上記主筋が主筋架台装置に載置された状態の該主筋の残量状態に合わせて該主筋を該下部に降ろすと共に該主筋架台装置を取り除き、その取り除いた後に鉄筋篭とする残りの部分を組立てる組立方法により、
狭小構築現場での鉄筋篭の組立に対応できる鉄筋篭組立用治具架台とその組立方法の提供を実現させた。
本発明の実施例を図面に基づいて説明すると、図1及び図2において、1は鉄筋篭組立用治具架台で、該鉄筋篭組立用治具架台1は、架台本体ベース2と、該架台本体ベース2の両端部近傍に主筋昇降装置3,3を立設すると共にその中央側に所定間隔を持って主筋架台装置4,4を立設し、また該主筋架台装置4,4との中間近傍に、主筋支持架台装置5を立設すると共に該架台本体ベース2に、横筋支持治具体6を各配置して設けている。
なお、上述実施例では、主筋昇降装置3,3を、該架台本体ベース2の両端部近傍に設けているが、該主筋昇降装置3を片側ずつ入れ替え昇降させるように、単体で主筋昇降装置3を設けて、それぞれ交互に昇降させる装置として、適宜、作業状況とコストなどに合わせて変更して使用しても良いが、図示は省略し、以後の実施例は、特記を除き、上記架台本体ベース2の両端部近傍に設けたものを例示する。
そこで、該鉄筋篭組立用治具架台1の架台本体ベース2は、図2に示すように、鉄筋篭に対応する所定長さの縦ベース7,7,7を長手方向に並設すると共にその下部に所定間隔で配設される横ベース8,8,…を有し、該架台本体ベース2に、上記主筋昇降装置3,3と、主筋架台装置4,4及び主筋支持架台装置5を立設し、また縦ベース7,7,7に沿って横筋支持治具体6を設けている。
そして、該主筋昇降装置3,3、主筋架台装置4,4及び主筋支持架台装置5は、図1及び図2に示すように、主筋9,9,…を載置する主筋載置台10,10,10をそれぞれの上部端に設け、また該主筋昇降装置3,3は、架台本体ベース2の両端部近傍に立設し、主筋架台装置4,4は、該主筋昇降装置3,3の内側の所定位置に立設し、主筋支持架台装置5は、主筋架台装置4,4との略中間近傍に立設して、中央が撓むほどの長尺主筋9の中央部を支持し、該主筋昇降装置3,3、主筋架台装置4,4及び主筋支持架台装置5は、組立過程において適宜、架台本体ベース2より取り外し可能に立設している。
なお、主筋9は、一般的にフープ筋より太い鉄筋を使用し、また該主筋昇降装置3,3、の昇降動作の機能構成については、一般市場で見られる油圧、空気圧を使用し、またギアー等を使用したジャッキなどでも使用可能であり、要は、主筋9を上下させる機能があれば良く、例えば、図3に示す(a)のように、該主筋昇降装置3に変えて、棒状で端面略楕円の棒状カム体11を使用して、該棒状カム体11に主筋9を載置させ、該棒状カム体11を回動させることで、その上部に載置した主筋9を、上下させる構成としても良く、なお、図中(a`)はその上昇させた状態を示す。
また、該横筋支持治具体6は、図2に示すように架台本体ベース2の略中央部に配置する主筋昇降装置3,3、主筋架台装置4,4及び主筋支持架台装置5の左右で、略L状保持部12,12を対向させて縦ベース7,7,7に沿って設け、該略L状保持部12,12に、横筋である、丸棒で環状に形成したフープ筋13と、補強のために数カ所設ける板で環状に形成した補強筋14を配置し、鉄筋篭に組立てるときに、所定間隔で保持させる位置決め保持装置として使用する。
しかして、該鉄筋篭組立用治具架台1を使用して鉄筋篭を組み立てるとき、先ず、図1に示すように、搬送された主筋9,9,…を主筋架台装置4,4及び主筋支持架台装置5の主筋載置台10,10,…に載置し、次に、フープ筋13,13,…及び補強筋14,14,…を、主筋9,9,…の左右端近傍である主筋昇降装置3,3と主筋架台装置4,4の間の横筋支持治具体6に仮保持させる。
次に、図4に示すように主筋昇降装置3,3を、上記主筋架台装置4,4及び主筋支持架台装置5より上側に上昇させると共に主筋9,9,…の両端部から該主筋9,9,…を持ち上げ、該持ち上げられた主筋9,9,…と、主筋架台装置4,4及び主筋支持架台装置5のそれぞれの主筋載置台10,10,…との間に、フープ筋13,13,…及び補強筋14,14,…を中央側に移動できる程度の隙間を設ける。
次に、図4に示すように該設けられた隙間からフープ筋13,13,…及び補強筋14,14,…を、中央側の主筋支持架台装置5近傍まで、それぞれ図示するように所定間隔と配列で順次移動させ、該横筋支持治具体6の略L状保持部12,12で保持させる。
そして、上述該フープ筋13,13,…及び補強筋14,14,…を所定間隔と配列で移動させた後、フープ筋13,13,…及び補強筋14,14,…の内側に主筋9を格子状に配置して、図5に示すように、該主筋9と補強筋14の交差部を取付金具15で取付け固定し、またフープ筋13の多くは結束線16で主筋9と結束固定して鉄筋篭を組み立て形成する。なお、該取付金具15は、補強筋14の外側から締め付ける外締め取付金具15を示している。
なお、上述実施例に変えて、主筋昇降装置3を片側に単体で設けて片側ずつ入れ替え昇降させる実施例とする場合、上述主筋9,9,…を主筋架台装置4,4に載置させた状態で、横筋支持治具体6にフープ筋13,13,…及び補強筋14,14,…を仮保持させ、その状態から主筋9,9,…の一方端を該主筋昇降装置3で持ち上げて、上述したように隙間を設けると共にフープ筋13,13,…及び補強筋14,14,…を移動させ、次にその持ち上げられた主筋9,9,…を下降させると共に該主筋昇降装置3を解放させ、次に解放された該主筋昇降装置3を他端側に移動させて、上述と同様にフープ筋13,13,…及び補強筋14,14,…を移動させると共に該横筋支持治具体6の略L状保持部12,12で保持させ、その後主筋昇降装置3を下降させると共に取り外すが、図示は省略した。
また、鉄筋篭を組み立てる過程において、上記主筋9が主筋架台装置4に載置された状態の組立途中で該主筋架台装置4を取り除き、または該主筋架台装置4を取り除いた後に該鉄筋篭を組み立てするなど、組み立て状況に合わせて、該主筋架台装置4及び主筋昇降装置3の取り外しを適宜、変更しても好ましいが、図示は省略した。
さらに、その組立作業の該フープ筋13,13,…及び補強筋14,14,…を横筋支持治具体6に所定間隔と配列で移動させて組立てるとき、該フープ筋13,13,…及び補強筋14,14,…をそれぞれ所定箇所別に主筋9を取り付ながら移動させ、または全て移動させてから主筋9を取り付ける作業としても良い。
しかして、図5に示す取付金具15は、市販の略Uボルト状のような両先端側のネジ部と、他端の基端側が補強筋14の幅に対応する側面略コの字形状で、その両端部双方からそれぞれ起立状に屈曲させると共にその屈曲中央部近傍を主筋径に対応する略U字形状に屈曲させて、それぞれ両先部側のネジ部17,17と略U字形状の交差掛止部18,18が起立屈曲して形成され、またその前記基端側の側面略コの字形状は補強筋14を係止する掛止部19として形成し、そして該取付金具15の取付け固定に使用する取付座金20は、板状で該ネジ部17,17に対応する挿通穴部21,21を開設している。
なお、該取付金具15は、主筋9を内側と補強筋14外側に交差させて、鉄筋篭の外側からナットの締め付けが行われる外締め用取付金具15である。
そして、主筋9と交差する補強筋14の交差部の取付状態は、図5に示すように、まず、取付金具15の掛止部19を補強筋14の外側から係止し、次に交差する主筋9に交差掛止部18,18を内側から係止させると共に該補強筋14を挟むようにネジ部17,17の先端を該補強筋14から外側に突出させ、そして取付座金20の挿通穴部21,21に、その突出する該ネジ部17,17を挿通して補強筋14を押圧するように取付座金20を取付けて、図6で示す他の実施例と同様にナット22,22を螺着して、主筋9と補強筋14を交差状に保持させている。
また、他の実施例として、フープ筋13と主筋9の交差部の取付けを結束線16に変えて取付金具を使用してフープ筋13の内側から取り付けするとき、図6に示すように、内締め用のフープ筋取付金具15aを使用し、該取付金具15aは、フープ筋13の内側から上述と略同様の構成で取り付けられ、その構成と取り付ける相違点において、上記実施例の掛止部19の形状を、主筋9の径に対応する略U字形状に形成した掛止部19aとし、該掛止部19aを主筋9に係止すると共に交差掛止部18,18でフープ筋13を係止する。
そして、上述のようにしてフープ筋13及び補強筋14に、主筋9をそれぞれ取付金具15,15aで取付け保持し、また結束線16で結束保持して、図7に示すような鉄筋篭23を組立形成する。
なお、該取付金具15,15a及び結束線16の使用は、適宜変更して取付け、結束され、またその他金具、溶接も合わせて使用可能で、要望される仕様と鉄筋篭23の組み上がり状態により、適宜変更して使用される。
また、主筋架台装置4及び主筋支持架台装置5を、主筋昇降装置3と同様の昇降可能な昇降装置に、適宜、作業状況とコストなどに合わせ、変更して使用しても良いが、図示は省略した。
本発明の鉄筋籠横組組立方法及びその鉄筋篭組立用治具架台は、コンクリ−ト構造物の構築場所が、狭小である構築場所で鉄筋籠を組立てるときに使用できる。
1 鉄筋篭組立用治具架台
2 架台本体ベース
3 主筋昇降装置
4 主筋架台装置
5 主筋支持架台装置
6 横筋支持治具体
9 主筋
13 フープ筋
14 補強筋
15 取付金具
15a フープ筋取付金具
16 結束線
23 鉄筋篭。

Claims (4)

  1. 主筋長さに対応する架台本体ベースの両端部より所定距離を持って該主筋を載置する複数の主筋架台装置を着脱可能に設けると共に該載置された主筋端部近傍の片側若しくは両側を昇降できるように、該架台本体ベースの両端部近傍の片側若しくは両側に該主筋昇降装置を着脱可能に設けた鉄筋篭組立用治具架台を使用して鉄筋篭を組立てる方法において、
    先ず初めに、上記複数の主筋架台装置に所用数の主筋を載置し、
    第二に、上記架台本体ベースの端部近傍と、主筋を載置した主筋架台装置との間に、所用数のフープ筋と補強筋を各両端にそれぞれ配置し、
    第三に、上記主筋架台装置に載置された主筋の両端部を、該主筋昇降装置で同時に上昇させ、または片側だけに該主筋昇降装置を配置すると共に片側ずつ交互に該主筋を上昇させて、該主筋架台装置と、その載置された主筋との間に、該フープ筋及び補強筋が通過移動できる程度の間隔を設けると共に該間隔からフープ筋及び補強筋を、組み立てられる鉄筋篭に対応する所定位置にそれぞれ移動通過させて各配置して組立前準備とし、
    第四に、各主筋をフープ筋及び補強筋に格子状となるような所定位置に、取付金具又は結束線で取付けて鉄筋篭を横組する過程において、上記主筋が主筋架台装置に載置された状態の組立途中で該主筋架台装置を取り除き、または該主筋架台装置を取り除いた後に組立てることを特徴とした鉄筋籠横組組立方法。
  2. 主筋長さに対応する架台本体ベースの両端部より所定距離を持って該主筋を載置する複数の主筋架台装置を着脱可能に設けると共に該載置された主筋端部近傍の片側若しくは両側を昇降できるように、該架台本体ベースの両端部近傍の片側若しくは両側に該主筋昇降装置を着脱可能に設けたことを特徴とする鉄筋篭組立用治具架台。
  3. 該架台本体ベースにフープ筋及び補強筋を所定間隔で支持する横筋支持治具体を設けたことを特徴とする請求項2記載の鉄筋篭組立用治具架台。
  4. 該架台本体ベースに設けられた主筋架台装置の略中間位置に、少なくとも長尺主筋に使用する主筋支持架台装置を設けたことを特徴とする請求項2又は請求項3記載の鉄筋篭組立用治具架台。
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