JP5931819B2 - 地中梁配筋用上下分離式架台を用いる地中梁配筋方法及びその架台 - Google Patents

地中梁配筋用上下分離式架台を用いる地中梁配筋方法及びその架台 Download PDF

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本発明は、鉄筋コンクリート製の地中梁設置工事において鉄筋と一体でコンクリート中に埋め込まれるものであって、上段部分の高さ調節が容易な地中梁配筋用上下分離式架台を用いて、特別に足場を設置することなくスターラップ筋を含む地中梁の配筋を効率的に行う方法と、当該方法に使用する架台に関するものである。
建築基礎工事において梁を設ける場合、一般に内部に鉄筋を配筋した後にコンクリートを打設した鉄筋コンクリート構造が用いられる。
梁が地上に設置される場合は、別の場所で組立を行った鉄筋を、クレーン等による吊り込み作業によって組み付ける先組工法が通常用いられるが、梁を地中に設置する場合は、作業用足場を設置する必要があるため、大がかりな重機の使用が必要となる先組工法を用いることは困難であることが多く、その場合には、配筋作業は現地での手作業で行われている。
しかしながら、手作業での配筋作業は力仕事が必要であって重労働となるうえ、近年においては鉄筋の本数増加、重量化および梁自体の大型化が進んでおり、人力での配筋作業が困難になってきている。
また作業足場組立及び解体のための日数が必要となり、作業完了までに多くの時間が掛かるという問題点があり、作業の効率化が強く求められている。
相当の高さを隔てて上下二段ずつの配筋を手作業で効率的に行う方法として上下二段に分割された架台を用いて、下段から上段へ順次配筋を行う配筋方法が提案されている(特許文献1参照)
特開2001−227166号公報(請求項1、請求項2)
この先行特許発明における配筋方法を用いた場合、相当程度の高さを隔てた上下二段ずつの鉄筋の配筋を手作業である程度効率的に行えるものであるが、この工法は広い面積の建築物において相応の強度を求められるベタ基礎のためのものであって、上段部分の高さの調節には配慮されておらず、かならずしも一様な平面でない捨てコンクリート表面に架台を配置した場合に必要な鉄筋上端の高さを揃えることが簡単にはできず、相当の精度を要する地中梁の設置方法としては大きな欠点がある。
また、当該方法ではスターラップ筋を取付けるという不可欠な作業が不可能なため、このままでは地中梁の配筋に適用することができない。
本発明は上記従来の方法及び装置の欠点を解消すべく提案するものであって、鉄筋コンクリート製の地中梁設置工事において、上段部分の高さ調節が容易な上下分離式架台を用いて、特別に足場を設置することなくスターラップ筋を含む地中梁の配筋を効率的に行う方法と、当該方法に使用する架台を提案しようとするものである。
本発明の地中梁配筋用上下分離式架台は、表面に雄ねじ構造を持つねじ節鉄筋で形成し、これに上段架台の高さ調節を行うためのナットを螺合し、下端寄りを連結部材で固定すると共に、平行自立させるため下端に土台部を溶接した下段支柱の中間部に、正規配筋位置より高い位置で下筋鉄筋を一時的に支持する下筋鉄筋一時支持棒材を支える下筋鉄筋一時支持棒材支えを設けてなる下段架台と、上記下段支柱を差し入れると共に前記ナットにて支承される筒型部材を下方に設け、中間部どうしを連結部材で固定した2本の平行する上段支柱の上端付近に上筋鉄筋支持部材を渡設すると共に、その上部に1以上の上筋鉄筋支持部材受けを設け、梁高が高く上段支柱長さが所定長さ以上の場合に足場を設置するための単管を差込むフックを支柱の中間部適所に設けた構造を持つ上段架台からなることを特徴とするものである。
しかして、この地中梁配筋用上下分離式架台を用いて地中梁鉄筋の配筋を行う方法は、複数の下段架台を梁設置箇所に沿って前後間隔を開けて配置する工程と、下筋鉄筋一時支持棒材支えに渡した下筋鉄筋一時支持棒材上に、所定の本数の下筋鉄筋を、間隔保持具を間に挟み込む事により一定間隔を保って配置する工程と、上段支柱の筒型部材を下段架台支柱に差入れ、下段架台のナットの位置を調節することで架台上部の高さを調節して上段架台を設置する工程と、梁高が高く上段支柱長さが所定長さ以上になる場合には、支柱中間部に設けたフックに単管を差し入れ、その上に作業用足場を設置する工程と、最下段の上筋鉄筋支持部材上に上筋鉄筋を配筋し、上筋鉄筋を2段以上配筋する場合は、更に上部に設けた上筋鉄筋支持部材受けに上筋鉄筋支持部材を差し渡して固定し、上筋鉄筋を当該支持部材上へ配筋する行程を必要段数だけ繰り返す工程と、上端開放三辺型スターラップ筋を所定の間隔で、下筋鉄筋一時支持棒材上に仮置きされた下筋鉄筋の下側から差し入れて上端上筋鉄筋に掛ける工程と、中子筋をスターラップ筋の近傍に配筋する工程と、下筋鉄筋及び間隔保持具を一時的に吊り上げて下筋鉄筋一時支持棒材を取り外した後、スターラップ筋及び中子筋の下端の高さまで下筋鉄筋を吊り下ろし、正規配筋位置に配筋する工程を順次行うことを特徴とするものである。
この際、下段架台の下筋鉄筋一時支持棒材支え渡した下筋鉄筋一時支持棒材に先に下筋鉄筋を配置することが、架台を安定させ、その後の作業を安全に遂行するために効果的である。
上段架台の高さ調節を行うために下段架台の下段支柱に螺合するナットは、安定して上段架台を保持するために二重に設けておくことが望ましい。
上筋鉄筋は2本以上組み込まれることが通常であり、よって上段架台の上筋鉄筋支持部材は二段以上に設置することが通常必要となるが、最下段の上筋鉄筋支持棒材のみ溶接により固定しておくのが架台の形状安定及び強度保持の観点からは望ましい。
また、支柱の更に上部に溶接等にて固着された上筋鉄筋支持部材受けに上筋鉄筋支持部材を差し渡すことにより設置する構造とすることが作業効率の観点から好適である。
近年の鉄筋の本数増加、重量化および梁自体の大型化が進んで人力での配筋作業が困難になっている地中梁鉄筋組込み作業において、大がかりな重機の使用が困難なために先組工法を適用できない場合においても、本発明によれば別個の作業用足場を設置することなく鉄筋を効率的に配筋することができ、作業用足場を設置および撤去する行程を省略し、結果として労務の大幅な省力化と作業の短期化を同時に実現することができる。
また、かならずしも一様でない凹凸のある捨てコンクリート表面に架台を配置しなければならない場合においても、本発明によれば下段架台の下段支柱に螺合されたナットの位置を上下に回動して変更することにより容易に上段架台の高さを調節することができ、梁鉄筋を所期の高さに正しく合わせて設置して、正確な地中梁の施工をすることができる。
更に、本発明においては、下筋鉄筋を正規配筋位置より高い位置に渡した下筋鉄筋一時支持棒材上に一時的に支持させておくことにより、下筋鉄筋の下方に大きな空間が確保される。よって、その下側を通してスターラップ筋を配筋することが容易に可能になるため、スタラップ筋の配筋が不可欠な地中梁鉄筋組込みの作業を極めて能率的に遂行することができる効果がある。
本発明の地中梁配筋用上下分離式架台の下段架台に下筋鉄筋一時支持棒材を設置した状態を示した正面図及び右側面図である。 本発明の上段架台の正面図及び左側面図である。 下段架台の下筋鉄筋一時支持棒材支えに渡した下筋鉄筋一時支持棒材上に下筋鉄筋と間隔保持具を配置した状態を示した正面図及び左側面図である。 図3の状態から、図2に示す上段架台を差し入れ、作業用足場を設置した状態を示した正面図及び左側面図である。 図4の状態から、最下段の上筋鉄筋及び二段目の上筋鉄筋支持部材と上筋鉄筋とを設置した状態を示した正面図及び左側面図である。 図5の状態から、最上段の上筋鉄筋支持部材と上筋鉄筋とを設置した状態を示した正面図及び左側面図である。 図6の状態から、上端開放三辺型スターラップ筋及び中子筋を配筋した状態を示した正面図及び左側面図である。 図7の状態から、下筋鉄筋一時支持棒材を抜き取り、下筋鉄筋をスターラップ筋及び中子筋下端に配筋した状態を示した正面図及び左側面図である。 図8の状態から、被せ筋を配筋した状態を示した正面図及び左側面図である。 図9の状態から、腹筋鉄筋、幅止め筋を配筋した状態を示した正面図及び左側面図である。
本発明に係る地中梁鉄筋配筋に用いる上下分離式架台(以下、「本発明架台」と言う)を用いた地中梁鉄筋配筋方法(以下、「本発明方法」と言う。)及び本発明架台を図面に示す実施形態に基づいて説明する。
図1乃至図10は、一例として、上筋鉄筋、下筋鉄筋ともに3段の構造を持ち、上段鉄筋20,21,22、下段鉄筋8,10,11を配筋するとともに、スターラップ筋23、中子筋24、被せ筋25、腹筋鉄筋26a,26b、幅止め筋27,28を配筋する場合の、本発明の方法の実施の形態及び本発明架台を示す構成図である。
本発明架台を構成する下段部分である下段架台は、図1に示す如く、表面に雄ねじ構造を持つ2本のねじ節鉄筋で形成された二本の下段支柱2、2の下端寄りに連結部材4を溶接固定し、安定して平行自立させるために当該下段支柱下端に直交して土台部3、3を溶接してなり、当該支柱には上段架台の高さ調節を行うためにのナット6、6を螺合すると共に、下段支柱の中間部の適所に下筋鉄筋一時支持棒材支え5、5を溶接固着してなるものである。
当該下筋鉄筋一時支持棒材支え5、5には正規配筋位置より高い位置で下筋鉄筋を一時的に支持する下筋鉄筋一時支持棒材7を取り外し可能に渡し乗せて支持するために使用する。
なお、ナット6、6は後述の上段架台を安定して支持するために二重に設けることが望ましい。
本発明架台の上段部分である上段架台は、図2に示す如く、安定して前記上記下段架台支柱2、2を差し入れると共に前記ナット6、6に支承する筒型部材13、13を下端に持ち、中間を連結部材14で溶接固定した2本の平行な上段支柱12、12の上端付近に上筋鉄筋支持部材15を渡設すると共に、その上部に二つの上筋鉄筋支持部材受け16a、16bを適宜間隔で設置してなり、更に足場を設置するための単管を差し込むフック17、17を中間部適所に溶接固定してある。
上段架台支持部材は、実施形態においては上段架台支柱2に溶接された上筋鉄筋支持部材受け16、16a、16bに、上筋鉄筋支持部材15、15a、15bを差し入れることにより設置する構造としているが、最下端の上筋鉄筋支持部材15のみは溶接により固定しておくことが上段架台のみならず架台全体の形状安定及び強度保持の観点から望ましい。
なお、これら下段架台及び上段架台は配筋設計に基づく幅寸法および高さ寸法に適合するように予め適宜製作しておくものである。
本発明工法では、図1に示す本発明架台の下段架台を、まず地中梁設置場所に打たれた捨てコンクリート表面1上において地中梁設置位置に沿って、適切な間隔(1,000〜1,500mm)を隔てて、起立状態で平行に配置する。
次に、図3に示す如く、下段架台の下筋鉄筋一時支持棒材支え5に渡し乗せた下筋鉄筋一時支持棒材7に所定本数の最下段の下筋鉄筋8を上から吊り下ろして配置し、次に当該下筋鉄筋8の上に図3に示すように間隔保持具9aを配置し、その上に2段目の下筋鉄筋10を上から吊り下ろし、配置し、同様にその下筋鉄筋10の上に間隔保持具9bを配置し、その上に3段目の下筋鉄筋11を上から吊り下ろし、仮置きする。
これらの作業により各下段架台は鉄筋の重みにより安定する。
次に、図4に示す如く、安定した下段架台の下段支柱2に、図2に示す上段架台の上段支柱12の筒型部材13、13を差込みナット6上に載置する。上段架台の高さの調整は、下段架台の下段支柱2に螺合されたナット6を回動し位置を上下して調節する。
ナットの回動のみで簡単且つ正確に上段架台の高さ位置を調節して設置することができる。
地中梁の高さが高い場合には、上段架台の上段支柱12に取付けた作業用足場設置用フック17に単管18などを差し入れ、その上に足場板を渡し固定して作業用足場19を設置する作業をする。
次に、図5に示す如く、上段架台に取付けられた最下段の上筋鉄筋支持部材15に所定本数の最下段上筋鉄筋20を上から吊り下ろして配筋し、次に 上段支柱2に溶接された上筋鉄筋支持部材受け16aに上筋鉄筋支持部材15aを差入れ、その上に2段目の上筋鉄筋21を上から吊り下ろし配筋する。
次に、図6に示す如く、上筋鉄筋支持部材受け16bに上筋鉄筋支持部材15bを差入れ、その上に最上段の上筋鉄筋22を上から吊り下ろし配筋する。
次に、図7に示す如く、上端開放三辺型でその両端に係止部を持つスターラップ筋23を下筋鉄筋一時支持棒材7上に仮置きされた下筋鉄筋8の下空間を潜らせ、所定の位置で最上段の上筋鉄筋に引っ掛けて取付ける。
この際、下筋鉄筋8は正規配筋位置より高い位置に仮置きされ、下筋鉄筋の下側に広い空間が確保されているため、スターラップ筋23を下空間に潜らせて容易に取り付けることができる。
次いで中子筋24を各スターラップ筋近傍に取付ける。
次に、図8に示す如く、下筋鉄筋8、10、11及び間隔保持具9a、9bをクレーン等を用いて一時的に少し(10cm程度)持ち上げ、下筋鉄筋一時支持棒材7を抜き取る。その後に下筋鉄筋をスターラップ筋及び中子筋下端の高さまで下ろし、正規配筋位置においてスターラップ筋23、中子筋24と結束する。
次に、図9に示す如く、最上段の上筋鉄筋22の上から、各スターラップ筋近傍に被せ筋25を配筋し、被せ筋を上筋鉄筋20、21、22と結束する。
被せ筋25は図9に示す様に下端開放三辺型であり、図9に示されている両端の係止部は省略されることがある。
次に、図10に示す如く、架台の左右両側面から腹筋鉄筋26a、26bを投入し、結束し、次に、当該腹筋鉄筋に両端に係止部を持つ構造の幅止め筋27、28を掛け渡し、結束することにより配筋作業を完成する。
1…捨てコンクリート表面、2…下段支柱、3…土台部、4…連結部材、5…下筋鉄筋一時支持棒材支え、6…ナット、7…下筋鉄筋一時支持棒材、8,10,11…下筋鉄筋、9a,9b…間隔保持具、12…上段支柱、13…筒型部材、14…連結部材、15,15a,15b…上筋鉄筋支持部材、16,16a,16b…上筋鉄筋支持部材受け、17…フック、18…単管、19…足場、20,21,22…上筋鉄筋、23…スターラップ筋、24…中子筋、25…被せ筋、26a,26b…腹筋鉄筋、27,28…幅止め筋

Claims (2)

  1. 表面に雄ねじ構造を持つねじ節鉄筋で形成し、これに上段架台の高さ調節を行うためのナットを螺合し、下端寄りを連結部材で固定すると共に、下端に土台部を溶接することによって平行して自立する下段支柱の中間部に、正規配筋位置より高い位置で下筋鉄筋を一時的に支持する下筋鉄筋一時支持棒材を支える下筋鉄筋一時支持棒材支えを設けてなる下段架台と、前記下段支柱を差し入れると共に前記ナットにて支承される筒型部材を下方に設け、中間部どうしを連結部材で固定した2本の平行する上段支柱の上端付近に上筋鉄筋支持部材を渡設すると共に、その上部に1以上の上筋鉄筋支持部材受けを設け、梁高が高く上段支柱長さが所定長さ以上になる場合に足場を設置するための単管を差込むフックを支柱の中間部適所に設けた構造を持つ上段架台からなる地中梁配筋用上下分離式架台を用いて地中梁鉄筋の配筋を行う方法であって、複数の下段架台を梁設置箇所に沿って前後間隔を開けて配置する工程と、下筋鉄筋一時支持棒材支えに渡した下筋鉄筋一時支持棒材上に、所定の本数の下筋鉄筋を、間隔保持具を間に挟み込む事により一定間隔を保って配置する工程と、上段支柱の筒型部材を下段支柱に差入れ、架台下部のナットの位置を調節することで上段架台上部の高さを調節して上段架台を設置する工程と、梁高が高く上段支柱長さが所定長さ以上になる場合には、上段支柱中間部に設けたフックに単管を差し入れ、その上に作業用足場を設置する工程と、最下段の上筋鉄筋支持部材上に上筋鉄筋を配筋し、上筋鉄筋を2段以上配筋する場合は、更に上部に設けた上筋鉄筋支持部材受けに上筋鉄筋支持部材を差し渡して固定し、上筋鉄筋を当該支持部材上へ配筋する工程を必要段数だけ繰り返す工程と、上端開放三辺型スターラップ筋を所定の間隔で、下筋鉄筋一時支持棒材上に仮置きされた下筋鉄筋の下側から差し入れ上端上筋鉄筋に掛ける工程と、中子筋をスターラップ筋の近傍に配筋する工程と、下筋鉄筋及び間隔保持具を一時的に吊り上げて下筋鉄筋一時支持棒材を取り外した後、スターラップ筋及び中子筋の下端の高さまで下筋鉄筋を吊り下ろし、正規配筋位置に配筋する工程を順次行うことを特徴とする地中梁鉄筋の配筋方法。
  2. 地中梁の鉄筋配筋を行うための架台であって、表面に雄ねじ構造を持つねじ節鉄筋で形成し、これに上段架台の高さ調節を行うためのナットを螺合し、下端寄りを連結部材で固定すると共に、平行自立させるため下端に土台部を溶接した下段支柱の中間部に正規配筋位置より高い位置で下筋鉄筋を一時的に支持する下筋鉄筋一時支持棒材を支える下筋鉄筋一時支持棒材支えを設けてなる下段架台と、前記下段支柱を差し入れると共に前記ナットにて支承される筒型部材を下方に設け、中間部どうしを連結部材で固定した2本の平行する上段支柱の上端付近に上筋鉄筋支持部材を渡設すると共に、その上部に1以上の上筋鉄筋支持部材受けを設け、梁高が高く上段支柱長さが所定長さ以上の場合に足場を設置するための単管を差込むフックを支柱の中間部適所に設けた構造の上段架台からなる地中梁配筋用上下分離式架台。
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