JP7194074B2 - 形状保持機構、ストランド鉄筋籠の建て込み装置及びストランド鉄筋籠の建て込み方法 - Google Patents
形状保持機構、ストランド鉄筋籠の建て込み装置及びストランド鉄筋籠の建て込み方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7194074B2 JP7194074B2 JP2019089988A JP2019089988A JP7194074B2 JP 7194074 B2 JP7194074 B2 JP 7194074B2 JP 2019089988 A JP2019089988 A JP 2019089988A JP 2019089988 A JP2019089988 A JP 2019089988A JP 7194074 B2 JP7194074 B2 JP 7194074B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bar cage
- reinforcing bar
- strand reinforcing
- strand
- beam member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Piles And Underground Anchors (AREA)
Description
非可動部材と可動部材とを含む外接円の径を縮めれば、ストランド鉄筋籠にフレーム本体を容易に内挿することができる。また、非可動部材と可動部材とを含む外接円の径を広げれば、非可動部材と前記可動部材とでストランド鉄筋籠の断面形状を確実に円形に保持することができる。
このような端部支持機構を用いれば、ストランド鉄筋籠の梁部材から遠い側の端部の回転が妨げられない。
これにより、充分な作業空間を確保できる場所でストランド鉄筋籠を形状保持機構に挿通した後、ストランド鉄筋籠を杭孔近傍に移動させることができる。
2………地盤
3………形状保持機構
5………内挿フレーム
5a………フレーム本体
5b………梁部材
7a………可動部材
7b………非可動部材
7c、13a、13b………ピン
9………支柱
10………支持台
11………ヒンジ部
13………シリンダ
15………ウインチ
17………ワイヤロープ
19a、19b………滑車
21………架台
23………台車
25………車輪
26………吊り治具
27………ストランド鉄筋籠
29………補強鋼材
31………端部支持機構
31a………チェーン固定枠
31b………チェーン
31c………回転治具
33………杭孔
35………チェーン
37………吊鉄筋
39………かんざし
Claims (6)
- 運搬時または建て込み時のストランド鉄筋籠の変形を抑制することが可能な形状保持機構であって、
前記ストランド鉄筋籠は、主筋が帯筋に対して回転可能となるように結合されていて、主筋を螺旋状にすることで縮小され、主筋を直線状にすることで伸展されるものであり、
前記ストランド鉄筋籠に内挿されるフレーム本体と、前記フレーム本体の一端に固定された梁部材とを有する内挿フレームと、
前記フレーム本体の長さ方向に垂直な径方向に、前記フレーム本体からの距離が可変であるように前記フレーム本体に連結される可動部材と、
前記梁部材に一端が連結され、前記ストランド鉄筋籠の前記梁部材から遠い側の端部に他端が着脱可能である端部支持機構と、
を具備し、
前記フレーム本体は、前記梁部材が固定されていない前記フレーム本体の他端から、前記ストランド鉄筋籠の縮小・伸展方向に挿入されて前記ストランド鉄筋籠に内挿され、
前記可動部材を径方向に拡げることで、前記ストランド鉄筋籠の内面側から前記ストランド鉄筋籠の断面形状を円形に保持することが可能であり、
前記端部支持機構によって、前記ストランド鉄筋籠の前記梁部材から遠い側の端部を前記梁部材に連結することで、前記ストランド鉄筋籠を伸展させていく際に、前記ストランド鉄筋籠の重量の一部を前記梁部材に支持させることが可能なことを特徴とする形状保持機構。 - 前記可動部材は、前記ストランド鉄筋籠の挿入方向に平行な部材であり、
前記可動部材を移動させることにより、前記可動部材に平行であり前記フレーム本体の外周側に固定された非可動部材と前記可動部材とを含む外接円の径が拡縮することを特徴とする請求項1記載の形状保持機構。 - 前記端部支持機構が、
前記梁部材から巻き出される線材と、
前記線材の端部に設けられた回転治具と、
前記ストランド鉄筋籠の前記梁部材から遠い側の端部に固定され、前記回転治具に連結された枠材と、
からなることを特徴とする請求項1または請求項2記載の形状保持機構。 - 建て込み時のストランド鉄筋籠の変形を抑制することが可能なストランド鉄筋籠の建て込み装置であって、
前記ストランド鉄筋籠は、主筋が帯筋に対して回転可能となるように結合されていて、主筋を螺旋状にすることで縮小され、主筋を直線状にすることで伸展されるものであり、
ストランド鉄筋籠に内挿されるフレーム本体と、前記フレーム本体の一端に固定された梁部材とを有する内挿フレームと、前記フレーム本体の長さ方向に垂直な径方向に、前記フレーム本体からの距離が可変であるように前記フレーム本体に連結される可動部材と、前記梁部材に一端が連結され、前記ストランド鉄筋籠の前記梁部材から遠い側の端部に他端が着脱可能である端部支持機構とからなる形状保持機構と、
一端が前記梁部材に固定され、他端がヒンジ部を介して台車に連結された支柱と、
前記ヒンジ部を中心として前記支柱を回転させる立て起こし手段と、
を具備し、
前記フレーム本体は、前記梁部材が固定されていない前記フレーム本体の他端から、前記ストランド鉄筋籠の縮小・伸展方向に挿入されて前記ストランド鉄筋籠に内挿され、
前記可動部材を径方向に拡げることで、前記ストランド鉄筋籠の内面側から前記ストランド鉄筋籠の断面形状を円形に保持することが可能であり、
前記端部支持機構によって、前記ストランド鉄筋籠の前記梁部材から遠い側の端部を前記梁部材に連結することで、前記ストランド鉄筋籠を伸展させていく際に、前記ストランド鉄筋籠の重量の一部を前記梁部材に支持させることが可能なことを特徴とするストランド鉄筋籠の建て込み装置。 - 建て込み時のストランド鉄筋籠の変形を抑制することが可能なストランド鉄筋籠の建て込み方法であって、
前記ストランド鉄筋籠は、主筋が帯筋に対して回転可能となるように結合されていて、主筋を螺旋状にすることで縮小され、主筋を直線状にすることで伸展されるものであり、
ストランド鉄筋籠に内挿されるフレーム本体と、前記フレーム本体の一端に固定された梁部材とを有する内挿フレームと、前記フレーム本体の長さ方向に垂直な径方向に、前記フレーム本体からの距離が可変であるように前記フレーム本体に連結される可動部材と、前記梁部材に一端が連結され、前記ストランド鉄筋籠の前記梁部材から遠い側の端部に他端が着脱可能である端部支持機構とからなる形状保持機構と、
一端が前記梁部材に固定され、他端がヒンジ部を介して台車に連結された支柱と、
前記ヒンジ部を中心として前記支柱を回転させる立て起こし手段と、
を具備し、
前記フレーム本体は、前記梁部材が固定されていない前記フレーム本体の他端から、前記ストランド鉄筋籠の縮小・伸展方向に挿入されて前記ストランド鉄筋籠に内挿され、
前記可動部材を径方向に拡げることで、前記ストランド鉄筋籠の内面側から前記ストランド鉄筋籠の断面形状を円形に保持することが可能であり、
前記端部支持機構によって、前記ストランド鉄筋籠の前記梁部材から遠い側の端部を前記梁部材に連結することで、前記ストランド鉄筋籠を伸展させていく際に、前記ストランド鉄筋籠の重量の一部を前記梁部材に支持させることが可能な建て込み装置を用い、
水平方向に配置された状態の前記フレーム本体を、前記ストランド鉄筋籠に内挿する工程aと、
前記可動部材を前記距離が大きくなるように移動させて前記ストランド鉄筋籠の断面形状を円形に保持し、前記ストランド鉄筋籠の前記梁部材から遠い側の端部に前記端部支持機構の他端を取り付ける工程bと、
前記建て起こし手段で前記支柱を回転させることにより前記フレーム本体を鉛直方向に立て起こして、前記ストランド鉄筋籠を杭孔上に配置する工程cと、
前記ストランド鉄筋籠を前記杭孔内に伸展させ、前記端部支持機構による前記梁部材と前記ストランド鉄筋籠の前記梁部材から遠い側の端部との連結を解除する工程dと、
を具備することを特徴とするストランド鉄筋籠の建て込み方法。 - 前記工程bと前記工程cとの間に、前記台車を前記杭孔近傍に移動させることを特徴とする請求項5記載のストランド鉄筋籠の建て込み方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019089988A JP7194074B2 (ja) | 2019-05-10 | 2019-05-10 | 形状保持機構、ストランド鉄筋籠の建て込み装置及びストランド鉄筋籠の建て込み方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019089988A JP7194074B2 (ja) | 2019-05-10 | 2019-05-10 | 形状保持機構、ストランド鉄筋籠の建て込み装置及びストランド鉄筋籠の建て込み方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020186538A JP2020186538A (ja) | 2020-11-19 |
JP7194074B2 true JP7194074B2 (ja) | 2022-12-21 |
Family
ID=73221444
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019089988A Active JP7194074B2 (ja) | 2019-05-10 | 2019-05-10 | 形状保持機構、ストランド鉄筋籠の建て込み装置及びストランド鉄筋籠の建て込み方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7194074B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114277800B (zh) * | 2021-12-29 | 2023-10-20 | 浙江培华建设集团有限公司 | 一种建筑施工用旋挖桩钢筋笼孔内安放辅助设备 |
CN114673142B (zh) * | 2022-05-05 | 2023-11-07 | 中国建筑科学研究院有限公司 | 预应力后插复合锚索抗拔桩及其现场加载设备 |
CN116122284B (zh) * | 2023-04-20 | 2023-07-07 | 青岛合汇混凝土工程有限公司 | 一种基桩混凝土浇筑装置 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006283286A (ja) | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Kajima Corp | 籠体の建込み装置および籠体の建込み方法 |
CN108411899A (zh) | 2018-05-22 | 2018-08-17 | 高柱福 | 一种建筑物孔桩钢筋混凝土柱的防锈蚀保护结构 |
JP2018172870A (ja) | 2017-03-31 | 2018-11-08 | 東日本旅客鉄道株式会社 | 鉄筋籠及び鉄筋籠の建込方法 |
JP2018172869A (ja) | 2017-03-31 | 2018-11-08 | 東日本旅客鉄道株式会社 | 鉄筋籠と柱用部材の接続構造 |
JP2018172868A (ja) | 2017-03-31 | 2018-11-08 | 東日本旅客鉄道株式会社 | 鉄筋籠の杭頭定着保持構造 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6124768A (ja) * | 1984-07-12 | 1986-02-03 | 株式会社大林組 | 鉄筋籠吊込装置 |
JPH06257142A (ja) * | 1993-03-08 | 1994-09-13 | Mitsui Constr Co Ltd | 鉄筋籠建込装置及び該装置を用いた鉄筋籠の 組立て建込み方法 |
JP3070657B2 (ja) * | 1995-10-31 | 2000-07-31 | 東京電力株式会社 | 鉄筋建て込み装置 |
-
2019
- 2019-05-10 JP JP2019089988A patent/JP7194074B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006283286A (ja) | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Kajima Corp | 籠体の建込み装置および籠体の建込み方法 |
JP2018172870A (ja) | 2017-03-31 | 2018-11-08 | 東日本旅客鉄道株式会社 | 鉄筋籠及び鉄筋籠の建込方法 |
JP2018172869A (ja) | 2017-03-31 | 2018-11-08 | 東日本旅客鉄道株式会社 | 鉄筋籠と柱用部材の接続構造 |
JP2018172868A (ja) | 2017-03-31 | 2018-11-08 | 東日本旅客鉄道株式会社 | 鉄筋籠の杭頭定着保持構造 |
CN108411899A (zh) | 2018-05-22 | 2018-08-17 | 高柱福 | 一种建筑物孔桩钢筋混凝土柱的防锈蚀保护结构 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020186538A (ja) | 2020-11-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7194074B2 (ja) | 形状保持機構、ストランド鉄筋籠の建て込み装置及びストランド鉄筋籠の建て込み方法 | |
KR101756323B1 (ko) | 풍력 발전기용 하이브리드 타워 건설방법 | |
JP6493939B2 (ja) | 地組鉄筋施工方法 | |
JP5508695B2 (ja) | 建材の建て起こし装置、建材の建て起こし方法 | |
JP2018172870A (ja) | 鉄筋籠及び鉄筋籠の建込方法 | |
JP6369870B2 (ja) | 鉄筋地組装置 | |
JP2793933B2 (ja) | 自動折畳み塔式クレーン | |
JP2004346652A (ja) | 嵩上げ鉄塔の構造および工事方法 | |
JP6539718B1 (ja) | 地下構造物の施工方法 | |
JP6577984B2 (ja) | 鉄筋ユニット、鉄筋ユニットの製造方法及び鉄筋配置方法 | |
JP4849371B2 (ja) | 片持架設工法における橋脚上部の施工方法 | |
CN107849853B (zh) | 用于楼层模板的支撑结构的斜向加强件及其安装方法 | |
JP3142819B2 (ja) | 屋根架構の構築方法 | |
KR102251354B1 (ko) | 높이 조절이 가능한 방음벽 | |
JPH10140872A (ja) | 塔状構造物屋根の構築工法 | |
JP4001332B2 (ja) | 煙突解体用足場装置及びその装置を用いた煙突解体方法 | |
JPH08134847A (ja) | 鋼管アーチの架設方法 | |
JP2021139111A (ja) | 吊持装置及び鉄筋かごの建込み方法 | |
JP4352219B2 (ja) | クレーン装置 | |
JP2001055733A (ja) | 地中壁の施工方法及びその地中壁構造 | |
JP4448152B2 (ja) | 開口部の養生柵装置 | |
KR100560841B1 (ko) | 이동식 교량축조공법 | |
JP4914130B2 (ja) | クライミングクレーン | |
JP6522217B1 (ja) | 壁鉄筋の配筋方法、鉄筋材の揚重補助装置及び揚重装置 | |
JPH06257142A (ja) | 鉄筋籠建込装置及び該装置を用いた鉄筋籠の 組立て建込み方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20211203 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220830 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220831 |
|
RD13 | Notification of appointment of power of sub attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7433 Effective date: 20220831 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20220831 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220926 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20221206 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20221209 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7194074 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |